東京都

アクアシティお台場

人気観光地、お台場にある大型エンターテインメントショッピングモール。レインボーブリッジと東京湾を臨む絶好のロケーションで、ショッピングやグルメ、スポーツや映画など幅広い遊びが楽しめます。

アクアシティお台場で遊び尽くした!最先端ARスポーツにドローンも

大型ショッピングセンター「アクアシティお台場」がこの春、「東京ラーメン国技館 舞」を中心に館内をリニューアル。新店舗が続々とオープンし、楽しみ方の幅がぐんと広がりました!


お台場海浜公園に隣接する「アクアシティお台場」は、約60店が集まるショッピングゾーンや臨海地区最大のグルメゾーンなどが魅力の大型複合ショッピングセンターです。

編集部では、そんな「アクアシティお台場」が今春からパワーアップしたとの噂を入手!

たとえば、最先端のAR技術とスポーツが融合したARスポーツ「HADO(ハドー)」でバトルできたり……

ドローンのスクールで本格的な技術が学べたり……

個性的なラーメン店が集まる「東京ラーメン国技館 舞」に新メニューが登場したりと、ますます貴重な“お台場体験”ができるように。

館内では、アクアシティお台場20周年記念に誕生したキャラクター「アクピー」がお出迎え。

お出かけシーズン真っ盛りの今、行かない手はない! ということで、進化した「アクアシティお台場」で遊び尽くしてきました。

最先端のARスポーツ「HADO」で白熱バトル!

最初に訪れたのは、最先端テクノロジーとスポーツが融合した新しいスポーツ「HADO」を体験できる「HADO ARENA お台場店」。同館の東エリア5階に今年4月オープンしました。

「HADO ARENA お台場店」店長の坪井さん。

店長の坪井さんにレクチャーしてもらいながら、実際に「HADO」を体験してみることに。

いきなりですが、「HADO」ってどんなスポーツなんでしょうか。

「HADO」は現実世界にバーチャルが入るAR(拡張現実)技術を使い、自分の手からエナジーボールやシールドを放つことで白熱バトルができる最先端のスポーツです。

「HADO」のイメージ画像。迫力満点です!

まるで漫画やアニメの世界みたいですね!

「HADO」の対戦はこちらの専用コートで行います。さっそく体験してみましょう!

まずは坪井さんが「HADO」がどんなスポーツなのかを説明してくれました。

映像で体の動かし方などがわかるのは初心者にうれしいポイント。

次に、映像を見ながらどのように技を出すのか、点を取るかなどのルールを覚えます。

ちなみに筆者は複雑なルールのゲームやスポーツが大の苦手。ちゃんと覚えられるか不安だったのですが……

基本的なルールは「手から放たれるエナジーボールで攻撃」「体を動かして相手からの攻撃を回避」「シールドを使って防御」の3点。相手プレーヤーが持っている4つのライフを破壊したら1点を獲得し、終了時にスコアが高い方のチームが勝ちとのこと。

ふむふむ、思ったよりも簡単そうで一安心!

ルールを頭に入れたらいよいよバトルに挑戦です。ARを体感するために、頭にはヘッドマウントディスプレイ、腕にはアームセンサーを装着します。

すべて装着したら、まずはエナジーボールを放つ練習からスタート。

エナジーボールを放つためには腕を「ガッツポーズ」のように曲げてエナジーをチャージし、エナジーがたまったら腕を相手のライフに目がけてまっすぐに伸ばします。

エナジーボールを放つ瞬間は、プレーヤーの目線で見るとこんな感じ! 本当に自分の手からエナジーボールを放っているみたいですよね!? 初めて技を放ったときはなんとも言えない感動が起こります。この感覚は一度経験したらハマってしまう~っ!

その後も相手のライフにエナジーボールを当てる練習、相手からのエナジーボールを避ける練習、シールド(相手の攻撃を防ぐ盾)を出す練習をしてからバトル開始!

バトル中はとにかく夢中! 自分がどんな格好をしているのか気にしている余裕はありません(笑)。

1試合の時間は80秒。その間はフィールド内を自由に動いてOK! 初心者は数多くエナジーボールを打った方が当たりやすいこと、攻撃を避けるためには体ではなく頭を動かすことがバトルに勝つコツです。

バトルの間はスタッフさんが実況で盛り上げてくれるから、気分も高まります!

休憩をはさみながら3試合ほど体験してみましたが、しっかりと汗もかくし息も切れる! 最初は「攻撃しなきゃ」「ボールを避けなきゃ」と必死ですが、慣れてくると「次はシールドを使ってみよう」「こっちに避けながら攻撃しよう」など作戦を考えられるので、すごく没頭できました!

ちなみに、腕にはめているアームセンサーでは試合前に「技を出すスピード」や「シールドを出せる枚数」など、自分の能力の数値を振り分けることができるんです。チームでバトルをするときは、この能力を上手く振り分けることで「アタッカー」「ディフェンダー」「テクニッカー」などそれぞれの役割を決めることができます。

この「作戦を立てる」ところが「HADO」の一番の魅力! チームで作戦を立てて、賢くバトルを勝ち抜きたいですね。

バトルお疲れさまでした! どうでしたか?

スポーツをしたあとの心地よい疲労感が残っています! 体験するまではもっと「ゲームっぽいのかな?」と思っていたんですが、正真正銘、本格的な「スポーツ」ですね。

スポーツが苦手な方でも、年齢や性別、体力に関係なく遊べるのが「HADO」の魅力です。新しい趣味としてはもちろん、日々の運動不足解消として気軽に参加していただきたいです。

「グランドステージ」では、「HADO」の公式大会やAR技術を使った視聴者参加型のイベントなども開かれます。

また、「HADO ARENAお台場店」は最大232名収容可能な「グランドステージ」や個室空間の「プレミアムルーム」を含む全部で4面のコートを備えています。国内最大規模なので、大人数でのバトルも楽しめますよ。

エントランスでは多彩なオリジナルグッズを販売。バトル用のウェアやシューズはレンタル(別途追加料金)もあるので、手ぶらでの参加が可能です!

仲間を集めて大人数で、作戦を立ててバトルしたら盛り上がりそう~! 新しいお台場の楽しみを見つけちゃいました。ありがとうございました!

最後は「HADOポーズ」で記念撮影!

本格スクールでドローンの操縦をマスター

続いて訪れたのが、「HADO ARENA お台場店」と同じく今年4月に同館3階にオープンした「ドローンスクールお台場」。ドローンの知識を基礎から学べ、資格取得まで行えるスクールです。ここではドローンの操縦を体験してみました!

こちらはどのようなスクールなんでしょうか。

一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)が発行する、「ドローン操縦士回転翼3級」というドローン資格を取得できるスクールです。最短3日で取得できるので、短期集中でドローンの操縦が学べます。ほとんどが初心者の方で、ビジネスから趣味まで幅広い目的の方が通っていますよ。

スクール内はドローンを操縦する実技用のエリアと、座学用のエリアに分かれています。

そもそも、ドローンを操縦するのに資格って必要なんでしょうか?

現在は必須ではないのですが、ドローンを飛ばす場所によっては航空法などの法律や、条例で制限されている場合があります。トラブルなどを防ぐためにも法律や条例の把握、操縦技術を身につける必要があるんです。

今年の12月からは日本でもドローンの国家資格がスタートする予定なので、これからますます知識やスキルが必要になると思います。

なるほど、安心して操縦するためには必要なスキルなんですね!

ドローンの操縦を学ぶときには、講師用のリモコンとつながったリモコンで操作をしていただきます。自動車の教習車についている、教官が踏むための補助ブレーキのようなイメージです。

2つのリモコンがつながっている! これは初めてでも安心感がありますね。

それでは実際に操縦してみましょう。

筆者はもちろんドローンの操縦は初めて。はじめての操作にドキドキ!

リモコンのレバーを上に倒すとドローンが上昇、下に倒すと下降し、右に倒すと右、左に倒すと左に移動します。やってみてください!

“ヴーン”と大きな音をたてて飛ぶドローン。

わぁ~ちゃんと浮いてる! なんだかうれしい。

ドローンは、たとえば前方に移動したいときは上にレバーを傾ければよいのですが、ブレーキをかけたいときは下にちょっとだけレバーを動かして止めるんです。また、ドローン本体の向きが変わるとレバーを傾ける方向もドローンに合わせて変えなければいけない。こういった力加減や、方向感覚をつかむのが意外と難しいんですよ。

力を微調整してキュッとブレーキ。油断するとどんどん進んでいっちゃうから難しい……!

たしかに力加減が絶妙ですね。ドローンの向きが変わると一気に操作がわからなくなるし、けっこう難しいよ~。でも講師の方が隣にいてくれるから心強いです。

当スクールでは、こうした操縦技術を講師がマンツーマンでお教えします。忙しい方は自分のペースで通えるVR操縦のコースや、「まずは体験してみたい」という方は無料の操縦体験・説明会を毎日開催(要予約)しているのでお越しください。

ビジネスや趣味でもドローンがどんどん活躍する時代。いまのうちに技術を学んでおいたら重宝しそう!

新登場したお台場限定ラーメンに注目!

HADOとドローンを体験し、ほどよくお腹が空いたタイミングでリニューアルオープンした5階の「東京ラーメン国技館 舞」にやってきました。

「東京ラーメン国技館 舞」は、全国各地を代表する6つのラーメン店が集まるグルメエリアです。今回のリニューアルでは「三代目 博多だるま」と「手打ち中華 玉」の新業態店舗、塩ラーメン専門店「ひるがお」が新たにオープンするほか、ここでしか食べられない“お台場限定ラーメン”が全店リニューアルしました。

今回はリニューアルした3店舗のうちの「ひるがお」に行ってみました!

「ひるがお」の限定ラーメン「特選和牛チャーシュー白湯麵(1600円)」。大きなチャーシューが映える~!

「ひるがお」のお台場限定ラーメン「特選和牛チャーシュー白湯麵」は、濃厚な白湯スープのラーメンに、器からはみ出すほど大判の霜降り和牛ロースのチャーシューがのった贅沢感あふれる一品。

ボリューミーな見た目ですが、塩ベースなので思いのほかさっぱりと食べられます!

この日はあいにくの雨でしたが、晴れた日は景色を一望しながらラーメンを堪能できます。

注文したラーメンは各店舗の店内のほか、テラス席で食べることも可能です。仲間と一緒に来たら、それぞれ食べたいお店のラーメンを持ち寄ってテラスで一緒に食べるのもいいですね。

マストで行きたい!館内のおすすめスポット

3階「アクアアリーナ」

リニューアルした店舗以外にも「アクアシティお台場」にはまだまだ見どころがいっぱい! 3階のメインフロアに位置する「アクアアリーナ」には、柱をぐるりと一周する水槽があり、大きな窓からはお台場の絶景を眺めることができます。クリスマスなどシーズンごとに装いが変化するのも見どころです。

7階屋上「アクアシティお台場神社」

また、パワースポットがあるのをご存じでしたか? 7階の屋上にある「アクアシティお台場神社」は、東京十大神社のひとつで古くから“関東のお伊勢さま”と親しまれている「芝大神宮」から御神霊を分けてもらったのだそう。「7つの願いが叶う」と言われるほどパワーがあるスポットなので、同館に来たら忘れず立ち寄りたいですね!

同じ階の館内には「おみくじ」もありました。

自由の女神やレインボーブリッジを間近に望むフォトスポット

提供写真

お台場らしい景色を望める絶好のロケーションも、同館の大きな特徴。海側にあるデッキは散歩道になっていて、景色を見ながらゆったりと散歩できます。

提供写真

レインボーブリッジや自由の女神など、お台場を象徴する絶景はいつ見てもキレイ!

 

デッキには「お台場に来たらコレ!」と言いたくなる「LOVE」の文字をかたどった定番のフォトスポットも。

提供写真

夜になると、館内の窓やデッキ、レストランのテラス席からお台場の美しい夜景を望めます。一日中たっぷりと遊んだあとは、美しい夜景でしっぽりと締めるのもいいですね。

お出かけにぴったりの季節、パワーアップした「アクアシティお台場」で遊び尽くしてみてください!

「アクアシティお台場」施設概要

公式HPhttps://www.aquacity.jp/

所在地
東京都港区台場1-7-1

アクセス
ゆりかもめ「台場駅」より徒歩1分
りんかい線「東京テレポート駅」徒歩6分

※各店舗やフロアの営業時間、駐車場の情報は公式HPからご確認ください。

 

取材・執筆:稲垣恵美