刺身で食べられる干物、ノロ対策済みの養殖カキ!佐世保市を支える人に会ってきました

佐世保市(させぼし)ってどんなところ?

佐世保市に足を運んで楽しむ、休日にぴったりのお礼の品も!

おでかけ体験型メディア「SPOT」の人気ライターが、既存の観光メディアでは紹介しきれない、地域の魅力を深堀りして紹介します。

はじめまして。Webライターの長橋涼(ながはしりょう)です。今回は長崎県の佐世保市にやってきました。さて、記事をお読みの皆さんは、佐世保市のことをどのくらいご存知でしょうか? 僕が、佐世保について知っていることといえば……

佐世保バーガーと

ハウステンボス。

この2つしか、頭に浮かびません。しかし「佐世保の魅力はこれ以外にもたくさんある」と、佐世保市・ふるさと納税推進課の岡さんは言います。



【目次】
市役所の方に「佐世保市」のことを聞きました
ノロウイルスの心配ナシ!マルモ水産の九十九島カキ
鮮度抜群!刺身で食べられる干物をつくる山口水産
佐世保市ソウルフードの一つ!蜂の家のレモンステーキ
世界に一台しかない超豪華バスで佐世保市内を観光した
遊覧船&パールシーリゾート水族館で九十九島の海を体感
佐世保市の今後の発展のカギはふるさと納税!?

市役所の方に「佐世保市」のことを聞きました

今回のツアーには、市の職員である岡さんに同行してもらいます

岡さん:
ようこそ佐世保市へ。佐世保市は、全国の皆さまからふるさと納税を通じてたくさん寄付をいただいています。お礼の品は、佐世保の特産品や観光プラン、宿泊に利用できるチケットもあるんですよ。今日は佐世保市を取材してもらえるということで、幾つかのお礼の品と、その生産者さんをご紹介したいと思っています。

長橋:
とても楽しみです!正直、佐世保市で思い浮かぶのは「ハウステンボス」と「佐世保バーガー」だけで。

岡さん:
はい、もちろんその二つも素晴らしいですが、他にもおすすめはたくさんあります!まずは佐世保市を簡単にご紹介しますね。大きくいうと佐世保市は「三つの顔」を持つところでして。

長橋:
三つの顔?

岡さん:
はい。一つめは、大小の島々がある「九十九島(くじゅうくしま)」。ここは佐世保港から北へ約25kmに渡って島々が点在する海域のことで、島の密度は日本一ともいわれています。潮の流れや海の環境が多彩だから、ここで育つ海産物は本当においしいんです。

長橋:
確かに地図を見ると、島が99あるように見えますねー。

岡さん:
九十九(くじゅうく)とは数がたくさんあるという意味で使われる例え言葉で、実際の島の数は「208」あるんですよ。

長橋:
…勉強になります。

岡さん:
二つめは、港町の顔です。佐世保市は明治になって日本海軍の鎮守府(ちんじゅふ)が開庁し、近代的な海軍都市として発展しました。戦後はアメリカ文化に触発されながらも佐世保らしい文化を育み、他の地域にはないハイカラな町として賑わったのです。

長橋:
そういえば、僕がやっていたゲームにも佐世保市が出てきましたよ。

岡さん:
そうですね。「艦これ」や「アズレン」のゲームユーザーにとっては‟聖地”のようですね。そして最後の三つめの顔は、観光地としての佐世保です。長橋さんが最初に挙げられたハウステンボスはもちろんですが、九十九島パールシーリゾートや多くの日本遺産など、市内にはたくさんの観光スポットが点在しているんです。

長橋:
ありがとうございます。この三つの顔が佐世保を構築しているのですね。

岡さん:
はい!長橋さんが佐世保市にお越しいただいた理由の一つでもある、ふるさと納税のお礼の品にも深い関係があるんですよ。佐世保のお礼の品は「食・文化・観光」の三つがメインです。今からご案内させていただきますね。

長橋:
わあ、楽しみだな。ただ、最初にお聞きするべきだったのですが、なぜ今僕たちは、岩場にいるのでしょう?

岡さん:
確かに最初にお伝えすべきでしたね。

長橋:
はい。すごく気になっています。

岡さん:
この島は、九十九島の四つの有人島のうちの一つ「黒島」という島です。黒島は2018年の今年、世界遺産登録を目指している「潜伏キリシタン関連遺産」構成資産の一つで、とても注目されているんです。

せっかく佐世保市に来ていただいているので、ぜひこの島もご覧いただきたいなあと思い、今回のスタート地点にさせてもらいました。

岡さん:
それでは、フェリーで相浦(あいのうら)港に戻りますよ!

長橋:
黒島はとても良い島です。こちらの記事でお届けしております。

ノロウイルスの心配ナシ!マルモ水産の九十九島カキ

岡さん:
“これぞ佐世保のグルメ”というものを味わってもらおうと思います。最初はこちら、マルモ水産さんのカキです!

長橋:
カキは宮城や広島が有名ですが、佐世保市もカキ…ですか?

岡さん:
そうなんですよ。佐世保市を代表する景観といえば「九十九島」ですが、同時においしい魚介の宝庫でもあるんです。マルモ水産さんが提供しているカキは「九十九島かき」といって、佐世保の名物なんです。

長橋:
岡さん、なんだかうれしそうですね。

岡さん:
はい。私、カキが大好物なので!

この方がマルモ水産の末竹社長。一代で会社を築き上げたそう。九十九島のカキの生産に大いに尽力されています


長橋:
早速ですが、なぜ社長はここでカキを養殖しようと思われたのでしょうか?

末竹社長:
まあ、いろいろあったんだけどさ、僕のことより、まずはカキを食べてからにしようよ。

長橋:
おお!

長橋:
見るからに、ぷりっぷりですね。おいしそう!

末竹社長:
さあ、どうぞ。まずは何も付けないで食べてみてね。

長橋:
なんだこれ!びっくりするほどおいしいです。

岡さん:
いつ食べても、絶品です。

末竹社長:
でしょ、でしょ。

岡さん:
長橋さん、さっきちらっと「宮城や広島が有名だけど」と言っていましたが、味の違いが分かりますか?

長橋:
普段食べているカキと比べて、ちょっと塩けが強いかも?でも単純な塩辛さではなくて、旨みが凝縮された塩けというか。でも、どんどんお替りしたくなります。

末竹社長:
お!よく分かるね。カキの味は育った環境によって大きく変わるんだ。要するに、九十九島で育ったカキしか、この味・このおいしさが出せないってこと。この辺の海は対馬海流という暖流があって、海水温度が高いから水分が蒸発して、塩分が濃くなる。反対に広島のカキは、山や河川からの淡水が海に混じって、塩けは薄まるんだよ。

長橋:
味の秘密には、ちゃんと理由があるんですね。そしてもう一つ感じたのですが、マルモ水産さんのカキって、少し小さめじゃないですか?

末竹社長:
そうなんだよ。全国的に見ても少し小さめなんだ。これには幾つかの理由があるんだけど。最も大きな理由は、年間の海水温度差が非常に大きいからなんだ。温度差があることで身が引き締まり小さくなるんだけど、それに伴って濃厚でコクのあるカキが育つんだよ。

長橋:
大きいからおいしいってわけじゃないですよね。知らないことばかりだなー。

岡さん:
マルモ水産さんのカキは、ふるさと納税のお礼の品としても本当に大人気でして、全国から応募が殺到するんです。

長橋:
カキといえば、ノロウイルスを気にする人もいますよね。対策ってあるんですか?

末竹社長:
カキでノロウイルスに当たるのって、今の時代は10,000個に1個くらいなんだよ。よく「カキはノロウイルスが危ない」と聞くけれど、当たる確率は本当に低いものなんだ。

長橋:
そうなんですか。知らなかった。

末竹社長:
でも、ウチではその10,000個に1個の“当たり”も許したくないから、万全の体制を敷いている。世界の海洋気象に目を光らせている。ラニーニャ現象やエルニーニョ現象の状況だって、毎日チェックしているんだよ。そのための投資もしっかりしてね。

長橋:
ノロウィルスを防ぐためには、そこまで見ないといけないんですか。でも生産者側で対策ってできるんですね。

末竹社長:
月に一度は必ず、大掛かりな水質検査をしているんだ。そのためだけに年間200万円ほどを投資しています。個人でここまで徹底しているところは少ないと思うよ。

長橋:
すごい。カキが大好きな人にとって、これはうれしいポイントですよ!

末竹社長:
安心して食べてほしいからね。

長橋:
ありがとうございました。家に帰ったら、ふるさと納税で寄付をして、お礼の品にカキを選びます!

末竹社長:
毎年待ってるよ!

※このお礼の品は受付を終了しております

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鮮度抜群!刺身で食べられる干物をつくる山口水産

長橋:
今度はどこに連れて行ってくれるんですか?

岡さん:
はい。お次はこちら、山口水産(やまぐちすいさん)さんです!

岡さん:
山口水産さんが提供してくださるお礼の品は、先ほどのマルモ水産さんと同じく、かなりの人気です。今回は山口水産の深町さん(写真左端)が工場の中を案内してくださいます。

長橋:
本当に佐世保は海の幸が豊富なんですね。ここではどのような魚介類を扱っているのですか?

深町さん:
実際にご覧いただいた方が早いかもしれません。どうぞ、着替えてください!

長橋:
え?

深町さん:
お似合いですね。さあ、入ってみましょう。

山口水産さんは「総合衛生管理HACCP認証」を受けられています


長橋:
こういうのすごくワクワクしますね。入室する前にエアシャワーを浴びて、微細なほこりもここで落とします。

深町さん:
ここがうちの工場です。箱に入っている魚は何か分かりますか?

長橋:
すみません。分かりません。

深町さん:
これ、全部アカムツ。通称“ノドグロ”と呼ばれる魚です。

長橋:
え、世界ランク上位の日本男子テニスプレーヤーが大好物ということで話題になった、あのノドグロですか?

深町さん:
はい。すごいでしょ。

長橋:
すごいです。なんでこんな高級魚が山のようにあるんですか? 

深町さん:
一つ理由を挙げるなら、私たちは卸業者でもあり、片や漁師でもあるからです。

長橋:
漁師?

深町さん:
魚屋さんって魚を売ることに徹しているじゃないですか。そして漁師さんは魚を取ることに徹している。僕らはそれを両立しているので、鮮度の良い魚を安価で卸すことができるのです。

長橋:
なるほど。でもなぜ他の漁師さんは、そうしないのでしょうか?

深町さん:
たぶん面倒くさいからじゃないですかね(笑)。個人で漁をしている方が販売までしていたら、次の日の漁に支障が出るでしょうし。


深町さん:
また、うちでは市場に出ないようなレアな魚も扱っていまして、これもふるさと納税のお礼の品として人気があるんです。ありがたいことに。

長橋:
レアな魚。これも一般の卸業者はやらないものなんですか?

深町さん:
レアな魚って市場価値が曖昧なので。正直な話、値段が付けられないんですよ。だから他の業者はやらないことが多くて。でも味は間違いなく良いから、干物にして、まとめてお礼の品にしています。

長橋:
わが家の冷蔵庫には入りきらない。

岡さん:
そういえば「お礼の品が入りきれないので、新しく大きな冷蔵庫を買ったんです」という声もありましたよ。佐世保市の干物は鮮度が良いと、とても喜ばれているんです。

長橋:
冷蔵庫を買い替えしてまで食べたいなんて、すごい話ですよね。とはいえ、干物に新鮮さなんて関係ないものと思っていました。

深町さん:
いえいえ。うちの干物は、刺身で食べられるレベルのものを送っているんですよ。

長橋:
刺身で食べられる干物?

深町さん:
これを見てください。

長橋:
え、なんですかこれは?

深町さん:
ウチでは「3Dフリーザー」と呼ばれる、急速冷却冷凍装置を導入しているんです。これが刺身でも食べられる干物の秘密です。鮮度抜群の干物を全国に送れるんですよ。

長橋:
なんと!?

深町さん:
この冷凍庫で凍らせた食品は、解凍時に出る「ドリップ(水分)」がほとんど出ないんです。だから味も食感も落ちにくいんですよ。

長橋:
あ、確かにわが家の冷凍庫では解凍すると、トレーに水分が溜まっちゃいますね。あれって、おいしさが逃げているんですか。

深町さん:
取ってきた魚をその日のうちに加工して、すぐに急速冷凍して発送します。これができるのって、今のところ日本でも5社くらいしかないんですよ。

長橋:
あー食べてみたい。東京に帰ったらふるさと納税をして、お礼の品から選びます。

深町さん:
よろしくお願いしますね!

急いで次の場所に向かいます。ノドグロの干物、おいしそうだったなー

※このお礼の品は受付を終了しております

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佐世保市ソウルフードの一つ!蜂の家のレモンステーキ

長橋:
今度はどこに向かっているのでしょう?

岡さん:
長橋さん、新鮮な魚介の次は、おいしいお肉、ステーキです!

長橋:
うれしいな。

岡さん:
ということで、着きましたよ。佐世保で食べるステーキといえば、これです!

長橋:
ここは?

田渕社長:
ようこそ。蜂の家(はちのや)へ。

長橋
えっと、すみません。どなたでしょうか。

岡さん:
佐世保名物「レモンステーキ」の名店、蜂の家さんの社長・田渕さんですよ。

長橋:
レ、レモンステーキ?社長!?

田渕社長:
レモンステーキは、佐世保発祥のステーキです。アメリカ海軍の影響で流行したステーキを日本人が食べやすいようにと、牛肉を薄切りにして、しょうゆベースの特製ソースで焼き上げたのが始まりなんですよ。

長橋:
冒頭で岡さんがおっしゃっていた「ハイカラな文化」ならではの食べものですね。

岡さん
そうなんです。そして蜂の家さんの商品も、ふるさと納税のお礼の品として受け取ることができるんですよ。

田渕社長
まあ、説明は後にして、まずは食べてみてください。

長橋:
これがレモンステーキか。本当にステーキの上にレモンが乗っているんですね。では、遠慮なくいただきます。
うまい!今まで食べたことがない味です。レモン汁が掛かっただけのステーキだと思ったら大間違いでした。これは確かに日本人好みの味ですね!本当においしい。

田渕さん:
肉は「長崎和牛」を使っていますしね。

岡さん:
何度食べてもおいしくて感動しています。

長橋:
地元の人も感動するレベルでおいしいって、すごいですね本当。でも確かに、これを食べるためだけに佐世保市に行こうと思いますね。でも、佐世保名物ってことは他にもお店があると思うんですけど。なにか違いはあるんですか?

レモンステーキ以外ではシュークリームやカレーも名物。これもここでしか食べられないそう


田渕社長:
言うなれば、昔ながらの味を守っているってところですかね。

長橋:
と言いますと?

田渕社長:
このステーキは、私が子どもの頃に食べていたステーキの味なんですよ。両親に連れて行ってもらった思い出の味。私以外にも、このレモンステーキの味を思い出の味として食べている人は多いと思います。今の子どもたちが大人になったとき、このレモンステーキが思い出の味として記憶に残ってくれればと。だから私はこの味を守らなければならないんですよ。

長橋:
たとえ都会に出て行っても、帰ってくると食べたくなる、安心する味ということですね。確かに新しい取り組みは大事かもしれませんが、絶対に守らなければならないものってありますものね。

「海軍さんの街のビーフシチュー」は、旧海軍佐世保鎮守府の司令官・東郷平八郎が愛したビーフシチューをレトロな味わいに再現した逸品。こちらも蜂の家さんの名物!


田渕社長:
レモンステーキをお礼の品として提供したい理由もそこにありまして、佐世保市から離れて住んでいても好きなときに食べられるように、と思ってそうしたんです。もちろん、わざわざ食べに来てくれるのはうれしいのですが、難しい場合もありますから。

長橋:
おいしさの理由、ちゃんと伝わりました。ふるさと納税も行いますが、とりあえずレトルトのカレーとレモンステーキのソースを買って帰ろうかと思います。

田渕社長:
ありがとうございます!思いが伝わってうれしいです。

岡さん:
私、お昼ご飯に、毎日通いたい。

長橋:
死ぬほどうらやましい。

※このお礼の品は受付を終了しております

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世界に一台しかない超豪華バスで佐世保市内を観光した

岡さん:
ふるさと納税の生産者さんを巡るツアー、そろそろラストです。

長橋:
もう最後ですか! まだまだ佐世保に居たいのに。

岡さん:
あ、長橋さん。バスが来ましたよ。

長橋:
え?

長橋:
こちらのきれいな方はどなたですか?

岡さん:
今からこのツアーを案内してくれるアテンダーさんです。

アテンダーさん:
よろしくお願いします。

長橋:
はい!ってここは?

長橋:
なんなんですか、このバスは?

岡さん:
これに乗って、今回は市内を観光しようと思います!豪華クルーザーをイメージしたオリジナルの観光バスで、九十九島など佐世保の名所を巡り、佐世保の歴史や象徴的な景観を車窓からお楽しみいただけますよ。

長橋:
まさか、これも?

アテンダーさん:
はい。このバスツアーは、ふるさと納税のお礼の品として選ぶことができます。ちなみにこのバスは、全席本革張りで「フェラーリのデザイナーに作ってもらった世界に一台しかないオリジナルのバス」なんです。

長橋:
いろいろあるんだな、お礼の品って。

ツアーでは、港街らしい、海軍さんをイメージした制服を着たアテンダーさんが案内してくれます


アテンダーさん:
このバスツアーには幾つかのコースがあるのですが、今回は九十九島を望むことができる「展海峰(てんかいほう)」に登るコースをご案内します。

それでは出発!

アテンダーさん:
到着しました!

長橋:
まだ向かっている途中のはずですが?

アテンダーさん:
佐世保は、重工業で栄えた港町。山に行く前に、その雰囲気を味わっていただきたいと思いますので、ぜひ降車してください。

長橋:
でっか!

アテンダーさん:
クレーン大きいでしょ!緑の屋根に白い影の建物は全て米軍の施設です。佐世保には、米軍関係者が大勢暮らしているんですよ。

長橋:
レンガづくりがカッコイイ!

アテンダーさん:
でしょ、でしょ!佐世保が好きになりましたか?

長橋:
はい。まだ半日しかいませんが、かなり好きになりました。

その他にも、いろいろなものを見させてもらえます。船カッコイイ


アテンダーさん:
さて、バスはいよいよ展海峰へ参ります!

長橋:
お、これは!

アテンダーさん:
どうでしょう!これが九十九島を一望できる展海峰からの景色です。とてもきれいでしょう。

長橋:
すごくきれいです。真っ青な海に島々が点々として、入り江の一つひとつと、その他の島の縁の海の色がみんな違うんですね。

長橋:
景色全部がインスタ映えしていますよ。これからもっと注目される、話題になりそうな眺めです。春夏秋冬、全部の時期に来てみたいな。佐世保市に来たら、このツアーは外せませんね。

※このお礼の品は受付を終了しております

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遊覧船&パールシーリゾート水族館で九十九島の海を体感

アテンダーさん:
バスツアー、お楽しみいただけましたでしょうか。

長橋:
アテンダーさんのおかげで、心から楽しめました。ありがとうございます。

アテンダーさん:
それではバスはここで停車。パールシーリゾートに到着です。

長橋:
パールシーリゾート?

岡さん:
「九十九島パールシーリゾート」は水族館や遊覧船、土産屋などが集まった、佐世保が誇る複合施設です。
そして、こちらも……

長橋:
お礼の品なんですね。

岡さん:
はい。その通りです!まずは九十九島を巡る、遊覧船を乗りに行きましょう。

長橋:
遊覧船に乗る前に記念撮影をしました。

岡さん:
船は、未来に向かって海を走るという思いが込められた「海賊遊覧船みらい」と

岡さん:
白い帆船風の遊覧船「パールクィーン」から選ぶことができます。今回はこのパールクィーンに乗船して遊覧することにしましょう。

長橋:
船酔いしないか心配です。

岡さん:
船は大きいので大丈夫!安心してください。

長橋:
あまり揺れなきゃ良いなぁ。

長橋:
では、行ってきます。

長橋:
九十九島、きっときれいなんだろうなと、来る前から思っていました。実際に足を運んでみると、想像をはるかに超えていましたね。展海峰からの眺めも絶景なら、船からの眺めもこれまた絶景です。

古川さん:
ご乗船ありがとうございます。

長橋:
え、どなたでしょうか?

古川さん:
九十九島パールシーリゾートの古川です。今回は長橋さんにパールシーリゾートにある遊覧船や水族館をご案内させていただこうと思いまして。

長橋:
そうなんですね!佐世保は優しい人が多いな。

VIPルームを利用できるプランも用意されています。超豪華!


古川さん:
この船のことをご説明いたしますと、パールクィーンは海の女王をイメージして造船した優雅な遊覧船です。全長は約35mで、一度に280人も乗り込める大きさなんですよ。広い船内はバリアフリーになっていて、さまざまな方が乗船できる構造になっています。GWと8~10月の週末限定で「サンセットクルーズ」を開催します。九十九島に沈む夕日、オレンジ色に染まる海と島々の眺めは格別ですよ。

遊覧船でのクルージングだけではなく、九十九島パールシーリゾートには水族館がありますから、船を降りたら行ってみましょう!

古川さん:
「西海国立公園九十九島水族館 海きらら」は、水族館としての規模や魚の種類は大きな水族館には及びませんが、その代わりに他では見られないこだわりがあるんです。

長橋:
と言いますと。

古川さん:
この水族館にいる多くの生き物たちは、全て九十九島に住んでいるのです。つまり、海きららの中でもこの「九十九島湾大水槽」は、今クルージングしてきた海そのものなのです。

屋外型の九十九島湾大水槽。屋外型は国内でも珍しいのです


長橋:
なるほど。九十九島を遊覧船で巡った後に、実際に九十九島の海の中で生きている魚をここで観察する、ってことですね。

古川さん:
そういうことです!

長橋:
あ、イルカショーもあるんですね。

古川さん:
はい。「イルカのプログラム」という名称で毎日開催していますよ。野生のイルカたちは、実際に九十九島の海にやってきているんです。海きららにイルカは2頭しかいませんが、楽しい毎日を過ごすことができるようにと、常に新しいことに挑戦しています。

長橋:
イルカとの距離が近いですし、なんだか親しみが持てます。

古川さん:
ありがとうございます!ちなみにこのイルカたちは、名前を「ニーハ」と「ナミ」というのですが、2頭とも人工授精で妊娠中なんです。

長橋:
では近々、イルカの数が増えるんですね。

パールシーリゾート、めっちゃ楽しかった


古川さん:
そうですね。人工授精の取り組みについては公式サイトに掲載しているので、ぜひ見てみてください。水族館は以上となりますが、九十九島を存分にお楽しみいただけましたか。

長橋:
もちろんです!水族館に関心が低い方にも来てほしいですね。ここは本当に楽しめますし、遊覧船もおすすめです。

※このお礼の品は受付を終了しております

※このお礼の品は受付を終了しております

佐世保市の今後の発展のカギはふるさと納税!?

いかがでしたでしょうか。
今回、お礼の品に関わりの深い場所を幾つか回ってみて、自分なりに気付いたことがありました。

「皆さん、誇りを持って、そして本当に良いものをお礼の品として提供している」ということです。

ふるさと納税のお礼の品であれば、他都道府県の方に広く名産品として知ってもらえる機会になります。いわば、お礼の品は「地域の顔」なのです!だから事業者も自治体の方々も「本当に良い物を届けたい」との熱い気持ちに満ちていました。

そんなふるさと納税、佐世保市の使い道はというと。

岡さん:
今日はありがとうございました!みなさんからの寄付は、快適で安定した地域作り、人々の教育や健康などを支えること、佐世保の自然や文化を守り生かすこと。この三つに今は力を入れています。長橋さんがまた佐世保に訪れることがありましたら、そのときはもっと佐世保は暮らしやすく、元気になっていると思いますよ。


自分のふるさとでなくても、応援したい自治体に寄付ができる「ふるさと納税」。たとえ知らない地域だとしても、そこを好きになって、そしてその地域が豊かになれば、これほど良いことはありません。

ふるさと納税をする際、「お礼の品から選ぶ」だけではなく、「地域から選ぶ」「寄付の使い道から選ぶ」という選び方をするのも良いかもしれませんね。

▼佐世保市のふるさと納税・お礼の品の一覧ページはここをクリック

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