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サウナライターのはせがわです!
本日は、サウナーたちを唸らすとんでもない巨大タワー型サウナが登場したということで、茨城・水戸にやってきました。
その名も「SPA&ごはん ゆるうむ」!
ゆるうむは、2021年に閉店したスーパー銭湯を改修し、あたらしく生まれ変わる形で2023年11月にオープンした温浴施設。
4室のサウナに、水風呂は3種類と、とにかくサウナーからの期待値が高い!!!
いったいどんな体験ができる施設なのか、その全貌をすみずみまでレポートしていきたいと思います!
目次
巨大タワーサウナに強力スチーム、癒し系も!趣向が異なる4つのサウナ
1.高低差2.5メートル!超巨大な8段タワー型サウナ
ゆるうむの名物、それは……!
8段タワーサウナ!!
温度90度、収容人数50名、サウナマットは110枚超えという、超巨大なサウナ室。
以前のスーパー銭湯で使用していたサウナ室を受けつぎ、改修して再起動させたそうです。こんなサウナ見たことないよ……。
下段から上段の高低差はなんと2.5メートルも。
上段から撮った写真を見ると、高低差のすごさがお分かりいただけるはず。(サウナストーブがあんなに小さく見えるよ……)
熱源は前方に2つ。遠赤外線ストーブと、オートロウリュ可能なHARVIAのタワーストーブのハイブリッド型です。
オートロウリュは15分おきに作動し(1時間で4回)、その度に左右の送風機からブォ〜〜ッと熱波が発生します!パワフル〜
上段にはサウナ室の中にサウナ室?!と思わずツッコミたくなる”Lの字型”の座面があったり、
中段にはTHEタワー型の座面があったり、
下段には、足が伸ばせるスペースがあったり。とにかくバラエティ豊富!
個人的に、足が伸ばせる下段のスペースが大優勝。上段はアッチアチに仕上がってましたが、下段は比較的マイルドで居心地も最高でした。
自分好みの温度感を選べるので、サウナ初心者から上級者までしっかり満足できるはず!
サウナ室の外には氷水やサンダルの用意もあるので、やけど対策もバッチリです。
2.ハーブの香りと焚き火で癒し効果ばつぐん「ハーブサウナ」
続いてやってきたのが、浴室内にあるハーブサウナ。80度ほどの中温サウナです。
わたしが訪れた日のハーブはラベンダー。オートロウリュが作動すると蒸気とともにハーブの香りが室内に充満!
ぱちぱちと音を奏でる焚き火映像も流れており、香りと音の癒し系サウナに仕上がっていました。ほかのハーブの香りも体験してみたい。
3.セルフロウリュできる「ソルトサウナ」
続いては、ソルトサウナ。温度計は70度あたりを指しているのですが……温度で判断すると痛い目見る系の塩サウナなので要注意!
塩サウナではめずらしいセルフロウリュが可能で、大きめのサウナストーンからの放熱がすごいのなんの。
座面もアッチアチで、冷えやすい下半身もしっかりあたたまれます。っていうか、ものすっごく熱い!
「塩サウナって物足りなくね?」って思ってる人にこそ、このソルトサウナ体験してほしい。
4.将来はここでウィスキングも?ハーブスチームサウナ
まだまだあります!ラストは露天にあるハーブスチームサウナへ。
強力なスチームで包まれた室内は50度ほど。
スチームの噴出口にはハーブが置かれていて、全身でハーブの香りときめ細やかなスチームを浴びられます!体中の毛穴が喜んでいる気がする……
将来的にはここでウィスキングを実施する予定もあるんだとか。今後が楽しみすぎますね。
キンキン、ぬるめ、浮遊感…3種の天然地下水風呂
水風呂が3種類もあるって本当にうれしい。
まずは、タワーサウナのすぐそばにある冷水風呂へ!
水温15度ほどですが、バイブラが効いているので体感よりも冷たく感じます。しっかり冷やされる!
2つめは、30〜34度に設定されたぬるめの水風呂。
水風呂が苦手という方や、サウナ前に体を冷やしておく「水通し」に使うのにおすすめしたい。
そして個人的に推したいのが、この寝湯水風呂!
30〜34度の絶妙な温度も相まって、冷やされているのか、いないのか……ふわふわした不思議な感覚になれる水風呂でした。
水風呂でととのっちゃいそうになるの、はじめて。
趣向の異なる水風呂がここまで揃っていると、セットごとにサウナとの組み合わせを変えられるので、いつまでも入れてしまう……。
水風呂だけでなく、湯船もバラエティ豊富!
広めのジェットバスに、リラクゼーションバス、高濃度炭酸泉、そしてここでもハーブを使ったハーブ湯が体験できます。風呂好きにもたまらんラインナップだ〜!
ととのい難民なんて無縁かも?ほぼ外気浴スペースの露天エリア
昨今のサウナブームの影響から「ととのいスペースの充実度」ってめちゃくちゃ気になりますよね?
でもゆるうむなら安心。なんてったって、露天スペースがほぼととのいスペースになっちゃっているんだから!
フラットに寝転べるベッドチェアもしっかり揃っているし、
座り心地ばつぐんのアンディロックチェアもずらり。
中央の深湯を中心に、多種多様のととのいチェアが並べられた露天スペースは、サウナーにとってまさに天国のような空間。ついつい、どれにしようかな〜と迷ってしまう……。
「自分、内気浴派なんですけど」って方もご安心を。浴室には半個室タイプのととのいスポットが。
ひとつ一つにシャワーが備え付けられているので、かけ水を探しに行く手間もなし。場所ごとでちがったハーブの写真を眺めながら自分だけの時間をたっぷり過ごせます。
ボタニカルでリフレッシュ!充実のくつろぎスペースとハーブガーデン
サウナを満喫したあとは、2階フロアにやってきました!
1万冊以上のマンガが読み放題だったり、ハンモックでリラックスタイムが過ごせたり、半個室スペースやワークスペースがあったりと、とにかく、くつろぎスペースが充実しすぎている!
個人的にお気に入りだったのが畳スペース。モフモフでかわいい館内着も着心地ばつぐんで、ついうたた寝。
同じく2階には、眺めているだけで癒しをくれるハーブガーデンもあります。
思い返せば、サウナもお風呂もハーブがよく使われていたなぁ……ということで、支配人の小河原さんにくわしいお話を聞いてみました。
小河原さん、さまざまなハーブを使うのには何か意味があるんでしょうか?
ゆるうむは、大きなコンセプトに「ボタニカル」を掲げています。ハーブや植物のもつ癒しの力をお客さまの美と健康に活かしてほしい、心身ともにリフレッシュしてほしい、そんな想いがあります。
だからサウナもお風呂にもハーブがたくさん使われていたんですね。床や壁など、施設のあちこちにグリーンが使われているのも納得です!
「ゆるうむ」というお店の名前もハーブに関係あるのでしょうか?
水戸市を代表する植物といえば「梅」なんです。サウナの本場であるフィンランドで梅は「Luumu(るうむ)」と呼ばれていることから、「湯」や「ゆるく」を組み合わせて「ゆるうむ」と名付けました。
このハーブガーデンをつくられたのも、そういった背景があったからですか?
そうですね。ここで育てたハーブは今後サウナでも使う予定なんですよ。ゆくゆくは、植物に関連するワークショップイベントも企画したいなと思っています。
自家栽培ハーブをサウナで!植物に関するイベントも施設らしさを感じられて、とっても楽しみです。
ハーブの力で癒された後はおいしいご飯を食べてもらいたいと、レストランメニューも豊富に取りそろえています。ぜひ食べて帰ってください。
ありがとうございます!ぜひ堪能させていただきます。
ボタニカル、ご当地、ガッツリメニューまで!充実メニューのレストランでサ飯
レストランもくつろぎスペースに負けじと充実の席数で広々!ボタニカルな装飾がいい感じ。
メニューにも、野菜がたっぷり使われたプレートやサラダ、ピクルス、などなど……ボタニカルなごはんが充実。
他県サウナーにはうれしいご当地メニューもありました!
サウナ飯は、石焼海鮮あんかけチャーハンや麻婆チャーハン、もつ鍋など、アツアツメニュー揃い。
注文した海鮮チャーハンは、目の前であんかけをドバッとかけてくれる演出もあって、見て、食べて2度楽しいメニューでした!おいしかった〜
今回は紹介できませんでしたが、ゆるうむの敷地内には、宿泊棟が10棟も用意されており宿泊も可能です。
個室サウナ付きのお部屋もあるので、仲間と気兼ねなくサウナを満喫したい人にとてもおすすめ!(サウナ合宿とか良さそう)
施設内にはオリジナルビールが楽しめるクラフトビール醸造所がオープン予定で、まだまだ進化が止まらない様子。すごすぎんか。
全国にはまだまだ魅力的なサウナがたくさんありますね!今後もSPA &ごはん ゆるうむから目が離せません!
SPA &ごはん ゆるうむ 施設情報
HP:https://yuluumu.co.jp/
住所:〒310-0914 茨城県水戸市小吹町2624-1
アクセス:水戸駅より関東鉄道バス6番乗り場乗車「六番団地前」下車徒歩10分
営業時間: 10:00〜翌日9:00
料金:
【ゆるうむコース※特典付き※くわしくはホームページより】
平日:1,780円/土日祝特定日:1,880円
タオル館内着セット込み
【フリータイム】
平日:1,750円/土日祝特定日:1,850円
タオル館内着セット込み
【銭湯コース120】時間制限:120分
平日:1,280円/土日祝特定日:1,380円
タオル館内着セット別途料金
【深夜料金】深夜1:00 – 朝5:00に利用※料金上乗せ
平日:+2,000円/土日祝特定日:+2,2o0円
※深夜1時~朝5時は入浴不可
【宿泊棟】受付16:00 – 翌日9:00
平日:15,000円/土日祝特定日:16,000円
※1棟につき4名まで
※追加料金なしでゆるうむ利用可能
※その他料金表はホームページより※
取材・執筆:はせがわみき(@hamigaki_write)