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ご当地サウナ委員会ライターのはせがわです。本日は、長野県松本市にやってきております!
お目当てはこちら!創業22年の『林檎の湯屋おぶ〜』。
ここ、おぶ〜は『ニフティ温泉年間ランキング2023』の長野県エリア堂々の第1位を獲得した施設。
2024年4月には男性浴室に、県内初セルフロウリュ可能なサウナ室ができたり……
北アルプスの伏流水をそのまま飲める水風呂ができたり……
男女ともに超パワフルなオートロウリュサウナに入れたり……。
創業22年とは思えないほど、サウナにアグレッシブ!!
というわけで、そんな林檎の湯屋おぶ〜の魅力をみなさんにお伝えします。
目次
東京・新宿駅→松本駅→おぶ〜へのアクセス方法
今回、都内から公共交通機関を使って「おぶ〜」へ向かいました。アクセスもシンプルだったので行きやすかったです。
JR「新宿」駅から特急あずさに乗り、松本駅までおよそ2時間30分。
松本駅からは「松本バスターミナル」で路線バスへ乗り換えます。
5番乗り場から「空港今井線」に乗車し、バス停「野溝口」へ。所要時間は15分ほど。
バス停からおぶ〜までは徒歩5分ほどで到着です!
まるで温泉旅館。おぶ〜に到着!
「林檎の湯屋おぶ〜」へ到着しました!まるで温泉旅館に来たような、そんな風情を感じる外観です。
入り口では、おぶ〜でサブマネージャーを務める中山さんが迎えてくれました。
中山さん、本日はよろしくお願いします!
最近男性サウナと水風呂が新しくなったんですよね。かなりサウナに力を入れている印象があるのですが、なにか理由があるんでしょうか?
マネージャーが大のサウナ好きということも大きいですが、もうひとつはコロナ禍がきっかけです。
コロナ禍の温浴業界はどこも厳しかったと思うんですが、当店はコロナ禍でも比較的サウナに通ってくださるお客さまがいて、とても助けられました。
今回、男性側に新しく導入したサウナはそんな「感謝」の想いが込められたサウナになっています。
感謝がテーマのサウナ!これは期待が高まります。
【男性サウナ】4月にリニューアルしたばかり!男湯「ありがとうSAUNA」
15分に一度のオートロウリュ!アツアツ「オートロウリュサウナ」
男性浴室にやってきました!
メインサウナは30名ほど収容できる「オートロウリュサウナ」。5段のタワー型サウナです。
オートロウリュは15分に一度のハイペース!ガスストーブとロウリュストーブ、合計3基を搭載したパワフルな熱と蒸気がたのしめます。
温度設定は94度ほどですが、もっと熱く感じる……!
サウナへの感謝がつまる場所「ありがとうSAUNA」
そして、4月にリニューアルしたのがこちらの「ありがとうSAUNA」。
もともとスチームサウナだったスペースを改装し、長野県初の「セルフロウリュ」を導入!
セルフロウリュは、5分に一度のペースでOK。サウナストーブにパッと照明が当たるタイミングが「ロウリュOK」の合図なんだとか。超わかりやすい!
この「ありがとうSAUNA」がコロナ禍きっかけで生まれたサウナなんですね。
コロナ禍も現在は少しずつ落ち着いて、以前のようにサウナに行ける方も増えてきたと思います。コロナ禍を経験したからこそ、当たり前にサウナに入れる日常に感謝したいよね、という想いから生まれました。
本当にそうですよね……。ありがとうSAUNAを作るにあたってこだわったポイントはありますか?
熱と蒸気がしっかり回るようあえて天井は低く設計したことと、やはりセルフロウリュを導入したことですね。
「歓談OK」のオートロウリュサウナと差別化を図るため、シックで落ち着いた「黙浴空間」に仕上げたのもこだわりです。
こだわりが伝わってきます!入っていると本当に、サウナに「ありがとう」の気持ちが芽生えますね。いいサウナだな〜
サウナー歓喜!北アルプスの伏流水が飲める水風呂
ありがとうSAUNAで蒸されたあとは、露天スペースの「ひとり水(みず)」へ。こちらも2024年4月に新設されたばかり!
こちらのひとり水、北アルプスの伏流水がかけ流しで使用されており、なんとそのまま飲むことができます!!すごすぎ。
水風呂に浸かりながらごくごく飲んでみると、口当たりのなめらかさに驚かされる……!
周りを気にせずどぽんっと、水風呂をひとり占めできて、しかもそのまま飲んでもいいなんて最高すぎます……!
「ひとり水」はどういったきっかけで誕生したんですか?
ありがとうSAUNAからの動線を考え、サウナから近い位置に
せっかくなら都心のサウナでは体験できないような特別な水風呂を作ろうと思い、露天の景観をくずさない「壺湯」を新設しました。
確かに違和感なく露天スペースに溶け込んでいますね。飲めちゃうくらい水質のいい水風呂に浸かれるなんて、アルプスに近い長野らしいサウナ体験でうれしいです!
【女性サウナ】スチーム×塩×泥パックで全身つるつる「うるおいSAUNA」
続いて、女性浴室にやってきました。
男湯と同じく、女湯にもオートロウリュサウナ完備!
温度は85度ほど。1段目でも申し分ないくらい、すっごくいい湿度が保たれたサウナでした。ずっと座っていられる……。
最近女性浴室に登場したのが、こちらの「うるおいSAUNA」。2024年2月にリニューアルされたばかり!
体に浸透しやすい「ナノ水」を使ったスチームを浴びながら、スチーム×塩×泥パックが楽しめるという、まさに女性にうれしいことだらけのサウナ!
室内は50度~60度ほどで、湿度高め。熱すぎるサウナが苦手な人でもじっくり身体を温められる設定です。塩と泥パックでもう全身すべっすべ。
サウナ後は、北アルプス伏流水が使われた「備長炭水風呂」へ!
設定温度は17度ほどですが、体感もう少し冷たく感じました。広さも深さも十分。長野はほんとに水がいい!
仕上げは外気浴スペースへ!
寝転べるベッドタイプ、深めに座れるととのいイス、ベンチ、畳スペースと、種類も豊富!
ベッドタイプも気持ちよかったですが、個人的No.1は畳のごろ寝スペース!
ふわっと抜けるそよ風を全身で感じて、時間を忘れて没頭できるスポットでした。
【湯船】炭酸・水素・酸素の湯?!豊富な湯船も必見
サウナもすごいですが、湯船の豊富さもおぶ〜の魅力!
水風呂を入れて、なんと男性は15種、女性は14種類の湯船が楽しめます。
種類が多くてどれに入ればいいか迷いますね……!おすすめのお風呂ってありますか?
ほかの施設ではなかなか入れない「水素の湯」「酸素の湯」「湯もみの湯」、この3つはぜひ入ってもらいたいです!
水素の湯はアンチエイジング効果、酸素の湯は疲労回復効果が期待できると言われています。
特に、湯もみ(低周波電流が流れる)されながら炭酸泉の効果が味わえる「湯もみの湯」はとても人気です。ぜひサウナと湯船の相乗効果を楽しんでください!
【サウナ飯】仕上げはレストランでサウナ飯!
サウナと湯船でぽっかぽかになったあとは、レストラン「ナチュラルダイニング ZEN」でサウナ飯をいただきます!
定食メニューやおつまみ、サウナ飯などなど、種類豊富。「地産地消」にもこだわっていて、長野県内で作られた食材を中心に使わっているそうです。
わたしは今回中山さんにおすすめしてもらった「ハンバーグ」を注文!シェフが直々に仕込みをするこだわりのハンバーグだそうで、売り切れが出る日もあるとか。プレミア感!
食後は、施設内にあるジェラートショップ「ソダテル」でジェラートもいただきました!
ジェラートは施設内で毎日手作り。濃厚でおいしいジェラートはサウナ後にぴったりでした!おいしかった〜。
サウナにお風呂、ご飯にジェラートまで大満足です!ありがとうございました。
最後に読者にメッセージをいただけますか?
不定期ですが「男女入れ替えDAY」も開催しているので、どちらのサウナも体験しに来てもらえたらうれしいですね!
県外から来てくださる方も増えてきたので、松本に寄った際はぜひおぶ〜に立ち寄ってもらえたらと思っています!
【松本観光】松本駅周辺でご飯を食べるなら
松本駅周辺は、徒歩で行ける観光スポットが点在しているので、週末の限られた時間で「サウナ」も「観光」も楽しみたい方にとてもおすすめ。
そして旅といえば食も外せない。というわけで松本駅周辺でサウナ飯が食べたい方におすすめのお店を2つご紹介します。
松本駅から徒歩6分の場所にあるお蕎麦屋さん『そばきり みよ田』。
ひとりでもふらりと入りやすいお店で、おいしいお蕎麦をいただきました!季節のかき揚げも最高でした。
続いて、長野の友人におすすめしてもらったラーメン屋さん『小麦そば池』。松本駅から徒歩6分。自家製麺×塩そばが絶品みたいです!
どちらもぜひ行ってみてください!
サウナへの感謝でと愛であふれる「林檎の湯屋おぶ〜」。
サウナへの感謝から新しいサウナ室ができたり、都心では決して体験できない水風呂体験が待っていたり。
創業22年ながら、新しいチャレンジをくり返す姿勢は本当にかっこよかったです。この姿勢こそが長野県NO.1なんだなと!
ぜひみなさんも「林檎の湯屋おぶ〜」で豊かな水と空気、そして感謝のサ活を体感してきてください!
林檎の湯屋おぶ〜 施設情報
公式HP:http://www.orchard.co.jp/obu/
Instagram:@matsumotostyle_sauna
X:https://twitter.com/obu_apple_bath
住所:〒399-0007 長野県松本市石芝3丁目9−44
アクセス:中央自動車道「八王子」〜約2時間半/松本駅「松本バスターミナル」よりバスでおよそ17分
営業時間:9:00~23:00(最終入場時間22:30)
利用料金:【平日】800円 /【土日祝】900円【繁忙期】1,000円※年末年始・ゴールデンウィーク・お盆期間
アメニティ:レンタルタオル・アメニティなし/浴用タオル200円/プチバスタオル480円/アメニティ販売あり
取材・執筆:はせがわみき