北海道はサウナーにとって外気温も涼しく最高のロケーションで、札幌や十勝、釧路、知床のほうなんかは有名なサウナがぼっこぼっこあるのですが、人気観光地の1つでもあります「函館」はどうなっているのか…
そんな迷えるサウナーの方々のために、この記事では、函館観光を楽しみつつ、サウナも楽しむルートをご紹介させていただきます!
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対象施設:北海道の全宿泊施設
対象予約期間:2025年1月14日~2025年3月30日(先着100名様限定!なくなり次第終了)
対象出発期間:2025年1月15日~2025年3月31日
函館といえども広い。魅力あふれるエリアごとの楽しみ方
函館を代表する史跡を中心に、歴史と文化を感じられる、五稜郭周辺エリア。
異国情緒溢れる街並みや函館山&海だけでなく、多種多様なおいしいグルメを楽しむことができる函館駅〜函館港周辺エリア。
「函館の奥座敷」としても知られる歴史ある名湯、湯の川温泉エリア。
そして、自然に溢れ、函館のローカルな暮らしを感じることができる美原・桔梗エリア。
函館は、史跡と異国情緒、そして美味しい食事に温泉など、観光に求める全てがある街です。海や山の自然も四季折々の表情を見せる鉄板観光地ですが、特に冬にはその魅力が一層引き立ちます。
静けさの中に息づく歴史と風情を感じながら美味しいグルメを堪能する、心も体も満たされる冬旅行をしたいならぴったりの旅先です。エリアごとに観光スポットがコンパクトにまとまっているので、手ぶらで巡るのにもぴったり。
ということでサウナーにおすすめの観光方法は、
「函館の各エリアを満喫したらサウナで温まって、サ飯を食べて次のエリアに進む」という楽しみ方です。
実は函館は、市内各所に良いサウナ施設が点在しています。観光して体が冷えるたびにサウナに入ることで、雪国生まれの人に匹敵する寒さ耐性を得て冬の函館を堪能できます。
慣れない雪道でレンタカー等を運転する必要もありません。便利な公共交通機関も多く、バスや電車を使って効率的に移動できます。特に1月から2月は、関東以南の寒がりな人たちが来ないので、人の少ない函館をサウナーだけで独占する絶好のチャンスです。
そんなわけで今回は、JALサ旅事業ユニットのたはらってぃとだーしまが現地社員からの情報をもとに函館のサウナとサ飯を徹底調査!
各エリアごとにご当地サウナ委員会がオススメする施設を一挙にご紹介します。
寒さを味方に! 函館のエリアごとに贅沢なひとときを楽しもう!
1. 函館港周辺エリア(函館駅~元町~ベイエリア)
函館港周辺エリアは、函館駅を中心にベイエリアや元町を含む観光の中心地。異国情緒溢れる街並みや日本三大夜景の一つとして有名な函館山夜景が楽しめます。
ショッピングやグルメ、歴史を感じる観光地が集まるこのエリアでは、歩いて回れるアクセスの良さも魅力です。
今回はサウナー目線でひとつにまとめてしまいましたが、観光地が数え切れないほどあるので、観光ガイドなどでは更に「 函館駅前・大門エリア」「ベイエリア」「元町・函館山」と細分化して紹介されることが多いでね。
有名な八幡坂などの魅力的な坂や、日本三大夜景のひとつを楽しむ函館山と函館山ロープウェイ、ショッピングやカフェが楽しめるレトロな赤レンガ倉庫群、そして新鮮な魚介類が揃う函館朝市などが有名です。
ザ・函館といった趣のエリアで、有名観光地はまだまだ書き切れません。駅から近く特別な交通手段を必要としないので、行ったことがある人も多い拠点エリアです。まずは定番をおさえたい人、お腹がすいている人はここからスタートしてみましょう。
サウナ①:センチュリーマリーナ函館
まずは函館を代表するホテルのサウナから。
センチュリーマリーナ函館は、朝食バイキングで覇を競う「函館3大ホテル」と呼ばれる人気ホテルの一角です。
函館駅からもシャトルバス出ており、海と山を臨む好立地。函館港に着く船の船底をイメージしたロビーの内装など、オシャレな建築デザインも特徴です。
そんなセンチュリーマリーナ函館の15階にある「天空露天風呂インフィニティ スパステラデッキ」は、ガラス張りの高層階から赤レンガ倉庫や、海と山の景色が見られるパノラマが魅力。上にガラスもないので非常に開放的です。
このようなオシャレでハイクラス感あるホテルには珍しく日帰り入浴ができるので、弾丸サウナ旅にぜひ組み込みたい施設となっています。
サウナーの皆さんは14階の「天然温泉 スパ ステラ」のサウナへどうぞ。男性サウナは窓からは港の景色を眺められる85度前後のフィンランド式サウナです。
オートロウリュが1時間に2回起動するのでサウナーも大満足。
女湯のアロマミストサウナには塩も設置されています。
リファ、ミラブルのシャワーヘッドやダイソンとリファ、パナソニックのドライヤーなど、嬉しい設備も整っているので、サウナーではない友人も誘いやすいですよね。
宿泊できる人は早朝風呂で日の出を眺める贅沢もぜひ楽しんでください。
センチュリーマリーナ函館
公式サイト:https://www.centurymarina.com/
住所:〒040-0064 北海道函館市大手町22番13号
TEL:0138-23-2121
サウナ②:谷地頭温泉
さて、打って変わって超ローカルなサウナの紹介です。
ベイエリアから更に南下した函館山のふもとあたりにある谷地頭温泉は、バスやタクシーでアクセスできる温浴施設です。
地域住民から愛される、知る人ぞ知るこの施設の特徴はとにかく広くて大きいこと。
源泉掛け流しの天然温泉で、広々とした大浴場や露天風呂、サウナなどの設備が充実しています。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で泉質も素晴らしいのですが、五稜郭の形をした露天風呂のご当地感が最高です。
五稜郭の各頂点に人が1人ずつ入浴するとお互い干渉し合わなくてとても良いです。
90℃ある遠赤外線サウナは昔ながらのストイックなサウナですが、サウナマットが大きい倍サイズのボードタイプなのがとても嬉しい工夫に感じました。水風呂もしっかり冷たくて最高です。
ととのい場所も多く、広い脱衣所、広い洗い場、広い湯船のいたるところで地元の方がととのっています。ローカル感を肌で感じる旅をしたい人には最高の環境なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
谷地頭温泉
住所: 〒040-0046 北海道函館市谷地頭町20−7
TEL:0138-22-8371
サ飯①:センチュリーマリーナ函館
さて、サ飯を食べにセンチュリーマリーナ函館に戻ってきました。
ビジターの場合は「朝食ビュッフェ付き日帰り温泉入浴プラン」で、函館を代表する朝食バイキングを堪能することができちゃいます。
函館の朝食といえば海鮮ですよね。
ぷちぷちのイクラからあま〜いスイーツまで、種類が豊富で楽しい!
楽しくなりすぎて全種類食べようと思いましたが、このテーブル上に写っている全部を合わせても全体の7割くらい。
期間限定のフェアメニューもあるので全種類制覇するには1回では足りないですね。
ご飯ひとつずつがおひつに盛られており、上に海鮮をのせてホカホカ絶品海鮮丼を作ることも出来ます。
とにかくどれも美味しくて見栄えも良いので、腹ぺこサウナーは絶対に立ち寄るべきサ飯スポットです。日帰り入浴&朝食バイキングがビジター利用できるなんてほんとに良いとこ取りすぎるますので。ぜひ!
センチュリーマリーナ函館
公式サイト:https://www.centurymarina.com/
住所:〒040-0064 北海道函館市大手町22番13号
TEL:0138-23-2121
サ飯②:きくよ食堂
朝市のほうにやってきました。ここも函館駅から徒歩圏内の定番グルメ&お土産スポットです。
きくよ食堂は昭和31年から70年近く続く老舗で、函館の新鮮な海鮮を贅沢に味わえる海鮮丼が名物。
ウニやイクラをたっぷり使った満足度にリピーターが絶えないお店です。
30年ほど前、朝市のお客さんに炭窯で炊いたご飯を提供していたところ、たまたま来店した市役所の方の要望にこたえて海鮮丼を作ったことが、人気メニュー誕生のきっかけだったそう。
その時から変わらない看板メニューがこちらの「元祖函館巴丼」です。
函館市の市章にある巴になぞらえて、ウニ、イクラ、ホタテが敷きつめられた三色丼で、当時と変わらぬ味をこだわって守っています。
ご飯は今も炭で炊いていて、出汁も当初から変えていません。
しかもすごいのが、どんなに大変でも丼の大きさは変えず、ご飯が隠れるように具材を敷きつめることを曲げない点。たしかに、イメージしていた海鮮丼よりも横にもギッシリ、深さもミッチリ詰まっています。
取材に対応してくださった専務の戸澤さん曰く「いつの間にかどんぶりで有名になっちゃったので、リピーターのお客さんにまた喜んでもらうために味は落とせないんです」とのこと。
具材の高騰で値上げをせざるを得ないこともありましたが、それでも質をたもっていることで、子供時代から自分が親になるまでリピートしてくれるお客さんもいるそうです。
実際にいただいたところ、確かに米が粒立って香ばしさもあるので、ただでさえ美味しい海鮮が更に引き立てられていました。
いくらの粒は大きくてはじけるし、ウニは優しい味でホタテも柔らかく、とにかく全部おいしかったです。せっかく函館に来て海鮮を食べるなら、一度はこのきくよ食堂で食べてもらいたい! 素晴らしい海鮮丼でした。
ちなみに、巴丼を食べたことがある人に次にオススメなのはうに・いくら・えびの三種丼だそう。甘エビではなくボタンエビを使っているので食べ応えに自信ありでした。
味処 きくよ食堂 朝市本店
公式サイト:https://www.centurymarina.com/
住所:〒040-0063 北海道函館市若松町11−15
TEL::0138-22-3732
サ飯③:うにむらかみ
朝市でもうひとつ絶対に行きたいお店がこちら、うにむらかみです。
その名の通り、美味しすぎるウニの丼で有名なお店です。
美味しさの秘密は生ウニの加工会社が直営するウニ料理専門店だということ。
普通我々が入手できるウニにほぼ必ず使われているミョウバンの保存料を使用せず、ウニを最大限新鮮なまま提供しているすごいお店です。
こちらが「無添加生うに丼」です。新鮮なウニの美味しさに感動しますよ〜!
水揚げされて日が経つと内臓の臭みが出てきてしまうそうなのですが、こちらのお店は水揚げから加工、お店で提供するまでの期間が早いので、新鮮さをはっきりと認識できるくらい味が違うんです。
優しくふわっととろけ、ウニ本来の甘さが口の中に広がります。
元々ウニが好きでよく食べるというたはらってぃも「人生で食べてきたウニのイメージが全て覆されちゃいました!」と興奮していました。
卵焼きとかホイップクリームとか、そういったフワフワ系の料理でしか味わったことのない食感と繊細な甘み、それでいてしっかりした食感と味わいに本当に驚きます。
時期によって使用するウニの産地も味も変わるそうで、来店するたびに新しいウニの味を発見できるお店であることに誇りを持っているとのことでした。リピート必至ですね。
一年を通して無添加のウニが食べられる、すごいお店うにむらかみ。
ウニ好きはもちろん、ウニが苦手な人にこそ食べてほしい、今までのウニのイメージがかわるお店です。
うにむらかみ 函館本店
公式サイト:https://www.uni-murakami.com/hakodate/
〒040-0064 北海道函館市大手町22ー1住所:
TEL::0138-26-8821
サ飯④:CALIFORNIA BABY
さあ、今度はベイエリアにあるCALIFORNIA BABYにやって来ました。
異国情緒あるエリアにぴったりなオシャレな店内。1976年からスタイルを変えずに営業を続けており、地元では「カリベビ」として親しまれています。
このアメリカンスタイルのカフェで提供される名物「シスコライス」は地元民ならみんな知っている必食のローカルグルメです。
バターピラフにミートソースとフランクフルトをのせたボリューム満点のメニュー、シスコライスです。
これはサウナ後にぴったりの豊かな味!
ミートソースにパンチがあるぶん、バターライスはさっぱりしていてどんどん食べられます。函館市民に愛されるソウルフードだというのも納得。
タクシーの運転手さんや地元の方も「カリベビ行ったの!? わかってるね〜〜!」という反応をくれたので、函館のローカル感を語れるようになりたい方、そして濃い味が好きなサウナーの方はぜひここを選んでください。
CALIFORNIA BABY
住所: 〒040-0053 北海道函館市末広町23−15
TEL: 0138-22-0643
サ飯 番外編①:ハセガワストア ベイエリア店
カリフォルニアベイビーのすぐ近くには、函館名物のハセガワストアがあり、もちろんあの有名なやきとり弁当を購入可能。函館に来たからには絶対に食べておきたいですよね。
ここ以外でも函館市内にはハセガワストアは10店舗ありますが、この巨大やきとり弁当と一緒に写真を撮れるのはベイエリア店と中道店だけ! 忘れずに立ち寄っておきましょう。
ハセガワストア ベイエリア店
公式サイト:https://www.hasesuto.co.jp/
住所:〒040-0053 北海道函館市末広町23−5
TEL:0138-24-0024
サ飯 番外編②:大門横丁
函館駅のすぐ近くにある大門横丁は、夜のサウナ後に立ち寄りたいグルメスポットです。
美味しい料理を出してくれる居酒屋さんが立ち並ぶ飲食店街で、お店の数はなんと26店舗。たとえ平日だとしても陽気な人で賑わっています。地元の皆さんとも交流したいサウナーはぜひお酒を飲みにくり出してみてください。
大門横丁
公式サイト:https://www.hakodate-yatai.com/
住所: 〒040-0035 北海道函館市松風町7−5
2. 五稜郭周辺エリア
函館の代名詞と言っても過言ではない特別史跡「五稜郭跡」を中心に、歴史と文化が息づくエリアです。
美しい星形の五稜郭を一望できるタワーや、地元民に愛されるラーメン店が揃っており、冬の雪景色と五稜郭の組み合わせは格別。静かな雰囲気の中での散策も楽しめます。
もちろん代表的な観光地は、五稜郭と五稜郭タワーですね。若干函館駅から離れているので、交通機関を使わずにここまで来ることはあまりないと思いますが、もちろん定番の人気エリアです。2024年は名探偵コナンの映画でもフィーチャーされていました。
でも、五稜郭だけ見て帰るのはもったいない!
全て徒歩で、という距離感ではないのですが、ここまで来たからにはもう少しだけ足を伸ばして立ち寄ってほしい施設が沢山あるのでご紹介します。
サウナ③:花園温泉
昭和時代の趣を残しつつもかなり快適なオススメ施設、花園温泉です。
なんと言ってもその特徴は、男湯と女湯が2つずつあるところ。
昔のサウナブーム時、イヤなお客さんがいても移動できるように2つの浴室を作ったそう。解決策が豪快すぎる。
お客様がいる最中に取材させて頂いたので全体像は撮れていませんが、2つも浴場があるのにどちらも洗い場が広く快適。温泉も高温かつ泉質が良くて最高です。
内湯から直接、湯船につかったまま露天風呂に移動できる扉もあり、若いお客さんが増えているというのも納得。
更に、強力かつ湿度もしっかりある遠赤外線サウナの広さは函館屈指で、消防法ギリギリまで広くしたそうです。やっぱり豪快ですね。
広いのに高温なサウナと地下水を使った水風呂の冷たさが評判で、実際かなりしっかりととのうことができました。最近サウナにハマっているたはらってぃも大満足でした。
広いロビーでは地元の農家さんの野菜や漬け物を売ったりと「お風呂の道の駅」を志している花園温泉。
もうひとつ欠かせない魅力が、館内から直通で入店できるパーラーはなぐるまです。
こちらは若いお客さんが増えている理由でもある、パーラーはなぐるまの季節のパフェ。
11〜6月のイチゴパフェの他に、春は桜パフェ、夏はブルーハワイ、秋はモンブランと、工夫を凝らした贅沢なスイーツをいただけます。
イチゴはシャキシャキ新鮮で甘く、アイスも牛乳にこだわった高品質なアイスです。
なんとイチゴを1パック以上使っているそうで、カリカリのお菓子などでかさを増すようなごまかしゾーンもなく、実際ほとんど赤字レベルのサービスパフェになっています。お客さん目線としては「花園温泉に行ったら絶対食べなきゃ損!」というレベルです。
それでも「なんとか地域の温泉として続けていくために痩せ我慢してやっている」という、愛のあるとても良い温浴施設なのでぜひ足を伸ばして立ち寄ってみてください。
花園温泉
住所:〒041-0843 北海道函館市花園町40−34
TEL::0138-51-1310
サウナ④:にしき温泉
こちらも五稜郭からタクシー県内のオススメ施設、成分が濃い源泉が自慢のにしき温泉です。
泡風呂、ジャグジー、薬湯と浴槽の種類もあり洗い場の数も多め。
ドライサウナは90℃、ミストサウナは70℃と本格的なサウナに入ることができます。
「サウナが別料金じゃないから大変なんです」と語りながらも地域の銭湯としての愛と責任感でクオリティをたもち愛されているにしき温泉。
7年前に温泉も含めてリニューアルし、少人数スタッフながらも2時間おきに脱衣所を掃除するなど清潔さにとてもこだわっています。
近所にキャンピングカー専門のパーキングがあるため旅行者や若いお客さんも多いそう。安く、綺麗にバリエーション豊かな湯船とサウナを楽しめる高コスパ銭湯なので、気軽に旅程に組み込むべき施設です。
にしき温泉
住所:〒042-0941 北海道函館市深堀町13−2
TEL::0138-51-2100
サウナ⑤:函館乃木温泉なごみ
湯量豊富な7種の浴槽と2種類のサウナと、バラエティ豊かな入浴が楽しめる函館乃木温泉なごみです。
湯船の数が多いだけでなく湯量も豊富なのが本当に贅沢。函館に住んでいる人が羨ましくなります。
お風呂が広いだけでなく、サウナも4段あるためどこも開放感がありリラックスしてくつろげます。
ちなみに女湯には岩盤浴もあり、特に追加料金は必要ありません。
館内のお食事処では、地元の食材を活かした豊富なメニューが揃っています。入浴とお食事がセットになったお得なチケットを売っているのがとても面白く、近所に住んでいたら毎日通いたくなるような場所でした。
函館乃木温泉なごみ
公式サイト:https://nagomi-onsen.jp/hakodate/
住所:〒042-0943 北海道函館市乃木町4−4−25
TEL:0138-86-7531
サ飯⑤:麺厨房あじさい
さて、また五稜郭タワーのふもとまで戻ってグルメをチェックしましょう。
五稜郭の最寄りで美味しい超有名ラーメンがこちら、麺厨房あじさいです。
創業80年を超える函館のラーメン界を代表する名店で、クリアな味わいの特製塩スープはは道外からもファンが訪れるほどの人気ということ。まず見た目が美しすぎますね! スープの透明さ、美しさにこだわっています。
また、お麩がのっているのも函館ラーメンのユニークなポイントです。
ひとくち食べた瞬間から、特注の中細ソフトウェーブ麺に地元産昆布をベースにこだわって作られた透明なスープがよくからんで最高。さっぱりしているので1人でするすると食べられます。
函館駅前などにも店舗がある人気店ですが、店舗ごとに違うメニューもあるとのこと。サウナの後はラーメン一択という方は、麺厨房あじさい一択なので必ず立ち寄ってください。
函館麺厨房あじさい本店
公式サイト:https://nagomi-onsen.jp/hakodate/
住所:〒040-0001 北海道函館市五稜郭町29−22
TEL:0138-51-8373
サ飯 番外編③:ラッキーピエロ 本通店
また、花園温泉の近くには函館名物のラッキーピエロもございます。
これは改めてご説明するまでもありませんね。函館全域にあるこのハンバーガーの名店ですが、ベイエリアなど人気観光スポットの店舗は非常に混雑するので、こういった穴場を狙うのも良いかもしれません。
一番人気のチャイニーズチキンバーガーは安定のおいしさでした!
どこかの店舗には絶対に立ち寄りたいですね。
ラッキーピエロ 本通店
公式サイト:https://luckypierrot.jp/
住所: 〒041-0851 北海道函館市本通4丁目17−32
TEL:0138-53-8080
3. 湯の川温泉エリア
湯の川エリアは、「函館の奥座敷」としても知られる函館を代表する温泉地です。このあたりは路面電車が多いので、移動もしやすいですし見ていて楽しいですね。
津軽海峡を臨む海沿いのリゾート地ならではの開放感と、伝統的な温泉街の情緒が調和しています。温泉だけでなく、ユニークな観光地やグルメも楽しめるため、癒しとエンターテイメントが詰まっています。
函館市熱帯植物園も有名、冬でも温かい温室とサル山温泉が楽しめる楽しいスポットになっています。
函館空港もこのエリアにあるので、飛行機で函館を訪れた際に最速でアクセスできる観光地です。
サウナ⑥:花びしホテル
花びしホテルは湯の川温泉を代表するリラックス効果抜群の温泉を持つホテルです。
湯の川温泉の中でも大きな大浴場は、内湯も外湯も充実しており館内で湯めぐり気分を楽しむことができます。
さらに数年前から社長がサウナにはまり始め、2024年の4月からストーブを刷新して90℃のオートロウリュサウナが稼働中。設備を増強したり、ととのいスペースを拡張したりと日々改良に取り組んでいます。
女湯も男湯もオートロウリュでしっかりアツアツ。サウナーのリピーターも増えており、特に女性サウナーが多い点も大きな特徴です。
食事に力を入れたり子供連れに優しい工夫をしたりと心配りが徹底しており、サウナー以外の地元のお客さんも女性リピーターが多いそう。
浴衣のデザインがかわいい点も評判とのことなので、女性サウナーはビジター利用だけでなく宿泊先に選ぶのもオススメです。
花びしホテル
公式サイト:https://www.hanabishihotel.com/
住所: 〒042-0932 北海道函館市湯川町1丁目16番18号
TEL:0138-57-0131
サウナ⑦:ホテル万惣
湯の川温泉エリアでは、ホテル万惣のお風呂も評判です。
オリックス系列の旅館コレクションとしてリブランドを行い、温泉もかなりオシャレ空間になっています。
大人に人気のお風呂の中でも源泉かけ流しの壺湯が特に評判で、リピーターも多いそう。
2つの浴場どちらも、内湯外湯ともに建築デザインに工夫があり、あまり他に似たお風呂を見たことがない楽しい空間になっています。
サウナは、ミストは40度、ドライは90度ほどの設定になっています。
特徴はやはり、少しレアなボナサウナが導入されており、座面の下から温めてくれる点。
サウナをきっかけに若いお客さんも増えていて、ヘビーサウナーからも高評価を得ているそうです。
広い湯上がりスペースにも力を入れており、ハスカップ水やアイスなどを無料で楽しめるので、しっかりととのった後もここでゆっくり過ごせます。
ハスカップ水もおいしい!
やはり普通の銭湯やホテルの日帰り入浴だと休憩スペースに長時間滞在しづらいので、サウナ後はだらだら過ごしたいという人にはホテル万惣がオススメです。
ちなみに、ホテル万惣は夕食バイキングにも力を入れており、特にお寿司の種類が豊富で味にもこだわっているそう。寿司の近くの席にしてくれと頼むリピーターもいるほどとのことなので、お寿司好きは宿泊もぜひ検討してみてください。
ホテル万惣
公式サイト:https://banso.orixhotelsandresorts.com/
住所: 〒042-0932 北海道函館市湯川町1丁目15−3
TEL:0138-57-5061
サウナ⑧:湯元啄木亭
函館湯の川温泉 湯元 啄木亭は、函館市湯川町に位置する温泉宿。歴史ある老舗旅館でありながら、現代的な設備とサービスを兼ね備えたくつろぎの時間を提供しています。
地上30m、最上階11階にある空中大浴殿「雲海」や露天岩風呂「いさりび」からは、函館の夜景や函館山、夜の漁船の明かりを一望できます。
サウナ室も景観が魅力。
テレビも設置されていないため、函館の美しい景色に集中し、日常を忘れてリラックスできます。サウナでしっかり温まったら、男湯は樽型、女湯は壺湯タイプの水風呂に肩までしっかりつかって熱を冷ますことができます。かけ流しタイプの水風呂って気持ち良いですよね。
旅行先のお風呂で大事なのはやっぱり景観! という人にオススメの施設です。
湯元啄木亭
公式サイト:https://www.takubokutei.com/
住所: 〒042-0932 函館市湯川町1丁目18番15号
TEL:0570-026573
サ飯 番外編④:函館あかちょうちん
湯の川温泉はホテルでご飯を食べる人も多いですが、街なかにも美味しいお店が点在しています。
その中でも取材中なんども名前を聞いた「スターが来る店」をご紹介しておきます。
函館市電「湯の川駅」から徒歩1分の好立地にある函館あかちょうちん湯川店は、地元の人々や観光客に愛される居酒屋です。新鮮な海の幸や多彩な居酒屋メニューが豊富に揃い、温かみのある雰囲気でくつろげます。
なんと、函館出身の大スターGLAYが訪れることでも有名な居酒屋さん。湯の川でオススメの居酒屋を聞いたら必ず候補にあがる人気店です。湯の川温泉に滞在して、夜に地元魚介を堪能しながらお酒を飲みたい方はぜひ立ち寄ってみてください。
函館あかちょうちん 湯川店
公式サイト:https://h948100.gorp.jp/
住所: 〒042-0932 北海道函館市湯川町1丁目27−2
電話番号: 050-5485-5330
4. 美原・桔梗エリア
美原・桔梗エリアは、地元密着型の施設や自然が楽しめる、落ち着いた雰囲気のエリア。観光地の中心部から少し離れて地域の人々の暮らしを感じられるため、静かに過ごしたい方におすすめです。
隠れ家的な温泉や伝統的な和菓子店が点在し、地元の魅力をじっくり堪能できます。
このエリアには五稜郭ならぬ史跡四稜郭 や道南四季の杜公園、笹流ダムなど自然も感じられる観光地が多いので、サウナ後のととのい散歩におとずれるのもありですね。
サウナ⑨:湯元 花の湯
美原・桔梗エリアは広いので、他のエリアよりも多少アクセスが手間ですが、それでも行きたい魅力的なサウナ施設がこの花の湯です。
ここまでご紹介した施設とはまた違う、スーパー銭湯のような内装。
でも、こんなに大きいのにあくまで銭湯なので安いんです。
「お客様に健康になってもらうこと」を一番の目標に、静かで自然豊かな広い土地に大きな露天風呂とたくさんのサウナを作り、札幌からも車移動のリピーターが来る人気施設になりました。
造園会社が運営しているため露天風呂のクオリティが自慢。
せっかく遠くから来てくれる方にはとにかく、温泉、サウナ、野外の水風呂で函館の自然を堪能しながら入ってもらいたいと、四季を感じられるようイルミネーションや春夏の花を入れ替えています。
男湯と女湯は1週間ごとに入れ替え制です。
左の湯には明るいサウナが3種、右の湯には暗いサウナが2種類と、サウナ自体も工夫が詰まっています。左のサウナでは1時間に1回の強烈な熱波も行っているそうなので、アツアツが好きな人はそれを狙って行くのもあり。
サウナ自体も良いですし、ととのいスペースには多種多様なととのい椅子があるなど、とにかくホスポタリティというかサービス精神溢れる銭湯です。誰でも絶対に楽しめる場所なので、次の旅程に必ず入れたくなりました。
ちなみにこちらのキャラクターはあのタナカカツキ先生がデザインしたハナコちゃん。かわいいし等身大ぬいぐるみ作っちゃうのすごい!
サウナーや、元お客さんも多いというスタッフさん達も和気藹々としていて楽しい雰囲気の大きな銭湯でした。
湯元花の湯
公式サイト:https://e-hananoyu.com/
住所: 〒041-0801 北海道函館市桔梗町418−414
TEL:0138-34-2683
サウナ⑩:東前温泉 しんわの湯
こちらは、地元サウナー達から「サウナの体感温度がこのあたりで一番高い」と評判の東前温泉 しんわの湯です。
平成元年に開業し、潤沢な源泉を贅沢に使った多彩な湯船が特徴です。
その数なんと7種類の温泉と3種のサウナ。泉質もナトリウム泉とアルカリ泉の2種類があり、温泉が好きならぜひ立ち寄りたい施設になっています。
特に道南ではアルカリ泉が珍しいため地元のリピーターも多いそう。
また、道南で唯一だという歩き湯もとても面白いので必見。
全国にもあんまりない気がするお湯のトラックでグルグル歩きながらととのう体験は他ではできません。
そして、高温を求める地元サウナーに支持されるサウナも信頼のクオリティ。
男性サウナの高温は100℃以上、低温サウナも80℃出ていました。
ドライサウナだけでなくミストサウナもかなり体感温度が高く、たはらってぃもミストサウナでしっかり体の芯まで温まりつつ、髪の毛は一瞬で爆発したそうです。素晴らしいミストサウナですね。
また、ホテルと食事処も併設しており、寿司カウンターやレストラン、居酒屋スペースもあるためお風呂上がりに飲んだり食べたりと、全てできる施設になっています。
朝5時から22時まで営業しているため、旅程に組み込みやすいのも良いところ。レアな温泉が好きな人にとてもオススメです。
東前温泉 しんわの湯
公式サイト:https://www.shinwanoyu.com/
住所: 〒041-1214 北海道北斗市東前85−5
TEL: 0138-77-8000
サウナ⑪:昭和温泉
昭和温泉は住宅街に佇む源泉かけ流しの温泉銭湯です。
広々とした浴室には、高温・低温の浴槽、ジャグジー、水風呂、露天風呂、サウナなど多彩な設備が整っています。露天風呂の横には鯉が泳ぐ池があり、季節によっては葡萄が実る風情ある景色も楽しめます。
地元の家族連れにも人気で、アットホームな雰囲気でくつろげるのも魅力。お食事処も併設されており、入浴後に皆さん食事を楽しんでいました。
20周年の際に改装を行ったというサウナもとても清潔。
動線も良く洗い場がたくさんあるのも快適だったので、函館の冬の寒さを和らげるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。。
昭和温泉
住所:〒041-0812 北海道函館市昭和2丁目39−1
TEL: 0138-42-4126
函館の冬を満喫するサウナ旅を計画しよう(※冬以外ももちろん良いですが)
函館はエリア間の移動が比較的容易で、観光地間のアクセスが良好です。
今回ご紹介した4つのエリア間は10〜20分あれば移動できるので、各エリアから2施設ずつくらいピックアップすれば、頑張れば1日で、1泊2日あれば余裕をもって観光しきれます。
寒さに強いサウナーにとって、函館の魅力を体験するには冬が絶好のタイミングです。
人の少ない1月から2月に(もちろん他の季節にも)、混雑を避けてゆったりとサウナで温まり、美味しいグルメを満喫する特別な旅を計画しませんか?
地図の距離感を参考に、自分だけの函館旅を計画してみてください!
そして帰りの函館空港でクラフトビール飲み比べをしたら完璧な旅の完成。
以下のリンクからお得な航空券や旅行プランをチェックして、あなたの理想の冬旅を実現してください!
航空券 + ホテル + サ旅手形(オプション)
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また、今回ご紹介した以外にも道南エリアには魅力的なサウナがあるので、下記サイトも合わせて確認してみてください。
さらに、函館を含む“渡島半島”は、道南に位置し、三方を海に囲まれた特徴的な地形から、四季折々の自然美、豊かな海産物や地元食材などに溢れた魅力的な地域です。
太平洋と日本海の海流が交わる恵まれた漁業を持ち、新鮮な海の幸を堪能できるほか、温泉やローカル文化に触れることができるスポットが点在しています。
日本航空では、半島特設サイト「彩あふれる、冒険の旅半島彩発見」にて、日本国内23半島の魅力をご紹介しています。
この機会にぜひ、渡島半島の魅力を体験しに、足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
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