こんにちは!JALサ旅事業ユニットの佐藤と申し…
全国旅するサウナーのみなさまこんにちは!

ご当地サウナ委員会ライターのはせがわです。
いつもは東京都内を中心にサ活に励んでいる私ですが、本日は熊本県にやってきています!

熊本県は『水の国』と呼ばれ、蛇口をひねればミネラルウォーターが出てくる豊かな水源を有する場所。


そんなの、絶対に「いい水風呂」に出会えるサ旅ができるじゃないですか!
というわけで、今回は、熊本市内を中心にサウナ・観光・グルメを楽しむサ旅をみなさんにお届けします!


旅をナビゲートしてくれるのは、JALサ旅チームで熊本エリアを担当しているおみつさんです。

熊本にはサウナだけでなく、心を沈めてゆとりを生み出す、美しい場所が点在しています。ぜひサウナと一緒にめぐっていきましょう!

よろしくお願いします!


それでは、心ゆるまる1泊2日のくまもとサ旅、スタートです!
目次
- 【1日目】10:00|阿蘇くまもと空港着!
- 11:30|パワースポット「雲巌禅寺・霊巌洞」へ
- 12:30|ご当地グルメ!くまもとラーメン「大黒」
- 13:30|由緒正しき名水を。くまもと水の迎賓館「お手水の森」
- 15:00|3種のサウナ×冷泉水風呂!100年以上の歴史ある銭湯「大福湯」
- 16:00|日本三名城「熊本城」へ
- 17:30|城下町「桜の小路」でぷち食べ歩き
- 19:00|馬刺し&郷土料理に舌鼓
- 【2日目】10:00|湯のテーマパーク「あがんなっせ」へ
- 12:00|サ飯にぴったりなご当地グルメ「太平燕」
- 13:00|阿蘇の伏流水が湧き出る400年の歴史「水前寺成趣園」
- 14:00|水と和。心ほぐれる「湯屋水禅」へ
- 16:00|ここだけは外せない!西の聖地「湯らっくす」へ
- 19:00|再び阿蘇くまもと空港へ
【1日目】10:00|阿蘇くまもと空港着!


8:00羽田発の飛行機で、阿蘇くまもと空港に到着。
フライト時間は約1時間45分。あっという間でした!


空港の敷地内には、くまモンと一緒に写真が撮れるスポットをはじめ、

引用元:阿蘇くまモン空港公式サイト
大人気マンガ「ONE PIECE」の巨大イラストもありました!
なんでも熊本は、作者である尾田栄一郎先生の出身地ということで、ファンにとっては「聖地」になっているとか。知らなかった〜。
レンタカーカウンターで車を借りたら、さっそく出発です!

まだ午前中ですし、少し車を走らせて「パワースポット」を目指しますね。

パワースポット?それは楽しみです!
11:30|パワースポット「雲巌禅寺・霊巌洞」へ


空港から車を走らせることおよそ1時間。「金峰山(きんぽうざん)」の麓までやってきました。
金峰山は、あの阿蘇山と並んで「東の阿蘇、西の金峰」と呼ばれるほど、市民のみなさんから愛されているシンボル的山なんだそう!


そんな金峰山の麓にあるのが、「雲巌禅寺(うんがんぜんじ)」。南北朝時代に日本に渡来した禅僧が建立した、由緒正しき歴史ある禅寺です。


境内の右手には、名水に指定されている湧水がありました!心がパリッとするので、ぜひ手や口を清めましょう。


拝観料を支払い、奥へ進むと、圧巻の「五百羅漢(ごひゃくらかん)」が現れます。


羅漢とは、仏教で悟りを開いた弟子たちを安置したもの。
仏教の教えがあらゆる人に対して平等であることを表すため、座る姿や顔の表情がすべて異なる羅漢が奉納されています。


樹木に覆われた道をさらに進むと……


目的地だった「霊巌洞(れいがんどう)」に到着です!



晩年の5年間を熊本で過ごしたとされる剣豪・宮本武蔵が、この洞窟にこもって兵法書『五輪書(ごりんのしょ)』を書き上げたと言われているんですよ。

宮本武蔵といえば「生涯無敗」という伝説から「勝ち運」があると言われる人物。なるほど、まさにパワースポットですね!


©熊本県観光連盟
あの有名な「五輪書」がこの場所で。神秘的なパワーをもらえるスポットでした。
◾️雲巌禅寺・霊巌洞(れいがんどう)
住所:熊本県熊本市西区松尾町平山589(雲巌禅寺内)
アクセス:熊本駅から車で30分程度/産交バス「岩戸観音入口」下車後 徒歩約20分
営業時間:8:00~17:00
料金:大人300円
12:30|ご当地グルメ!くまもとラーメン「大黒」
熊本に来たら”おいしいくまもとラーメン”が食べたい!


そこでやってきたのが、昭和55年創業『大黒ラーメン』。
雲巌禅寺からは車で30分程度、熊本駅からは15分程度です!


テーブル席、カウンター席が用意された落ち着いた店内には、著名人のサインがズラーっと並んでいて、人気店なのが伺えます!


定番のとんこつラーメンは、コクのあるスープに、熊本ラーメンの特徴である「こがしニンニク」をブレンド。くさみが一切なく、飲み干したくなるほどおいしくてあっという間に完食!


黒マー油を使用した真っ黒スープ「くろまるラーメン」もパンチがあっておすすめです!※麺2倍なのでボリュームも!


お土産用のラーメンも販売されているので、自宅でも食べたい方は必見ですよ〜!
◾️大黒ラーメン
参考サイト:https://kumamoto-guide.jp/ramen_navi/detail/34
住所:熊本県熊本市北区高平1丁目1-14
営業時間:10:30~20:00(木曜定休※祝日は営業)
料金:ラーメン700円/くろまるラーメン900円
13:30|由緒正しき名水を。くまもと水の迎賓館「お手水の森」

お腹もいっぱいになったし、ちょっと休憩したらサウナに……?

サウナの前にもう一ヶ所だけ、連れていきたいところがあるんです!


おみつさんに案内してもらったのは、くまもと水の迎賓館「お手水の森」。


約3,000坪の敷地には、湧き続ける豊かな水と自然があふれています。森林浴気分が味わえる癒しのスポットです!


熊本の発展に尽力し、熊本発展の礎を築いた戦国武将・加藤清正がのどを潤した言い伝えられている「お手水(ちょうず)の御滝」もパワースポット!



お手水の森は、太古から水が沸き続けていたと言い伝えがあり、熊本を象徴する「名水」が楽しめる場所として親しまれているスポットです。
サウナに入る前に、熊本の水の豊かさを五感で味わうならここだなと!



触っただけで、水のやわらかさが伝わります!こういう水が市内の至るところで沸いていると思うと、まさしく「水の国」ですね〜。


釣り堀や流しそうめん(夏場限定)体験ができるスポットもあり、釣ったニジマスは天ぷら、塩焼き、お刺身にしてもらうこともできます!


ニジマスの炭火焼きを注文



豊かな水で育ったニジマスだからか、臭みが一切ないですね……。う、うまい。





食事所のお部屋の雰囲気もすごく良くて、ランチに立ち寄るのも良さそうですね。デザートのアイスもおいしかったです!
◾️くまもと水の迎賓館「お手水の森」
公式HP:https://nijimasu.jp/
住所:熊本市西区花園7丁目1626
料金:入園無料/ニジマスの塩焼き(750円)/アイスクリーム350円
15:00|3種のサウナ×冷泉水風呂!100年以上の歴史ある銭湯「大福湯」


さぁ、大本命の熊本の水風呂を求めて、やってきたのは『坪井温泉 大福湯』。


熊本駅・熊本城から車で10分ほどの場所にある老舗の銭湯で、記録が残っているだけでも100年以上の歴史が分かっているそうです!すごい!


高温サウナ/提供:大福湯


中温サウナ/提供:大福湯
「大福湯」では、カラッと100度近くの「高温サウナ」、90度前後でじわじわゆっくり汗が出てくる「中温サウナ」と、温度ちがいの2種のサウナはしごが楽しめて、
浴室と脱衣所の間には、-5度の「冷凍サウナ」の用意もあります!
水風呂が苦手な方、水風呂からの”追い冷やし”を楽しみたい方におすすめです。


提供:大福湯
最大の魅力である水風呂は、深め・浅めの2種類。どちらも、地下深くからポンプで汲み上げた「冷泉」が使用されていて、水温はチラー(冷却機)なしの20度前後。
沸かして使用するなら、持ち帰りもOK!おいしいコーヒーとお茶が楽しめるそうですよ〜!


提供:大福湯
ジェット、寝湯、電気、薬湯、ナノ湯など、お風呂の種類もバラエティ豊かです。

冷泉の水風呂、どうでしたか?

浸かった瞬間、身体がやさしい膜に覆われているような感覚で、気持ち良すぎてびっくりしました。サウナだけじゃなくてお風呂も良かったです。近所に住んでたら絶対に毎日通いたくなっちゃいます!




アイスやドリンクもあります!


「お風呂もサウナも、その人なりの入り方で自由に楽しんでほしい」と語るご主人の野村さんは、「銭湯ならではの独自ルールは一切設けてないので、遠方からお越しの方もお気軽に立ち寄ってください」とのことでした。
こういう言葉をもらえると、安心して立ち寄れますよね。熊本に来たときは、また絶対に来ようと思います!
◾️坪井温泉 大福湯
住所:熊本市中央区坪井2-5-28大福マンション
営業時間:13:00-23:00(定休日:火曜)
料金:入浴料(450円)/サウナ利用(100円)※冷凍サウナは無料
16:00|日本三名城「熊本城」へ


写真提供:熊本城総合事務所
サウナとお風呂でさっぱりした後に向かったのは、熊本のシンボル「熊本城」。


写真提供:熊本城総合事務所
熊本城は、加藤清正によって築かれた名城で、日本三名城の一つにも数えられます。


天守閣内部展示(地下1階 小天守入口)/写真提供:熊本城総合事務所
入園料(大人800円〜)を払えば、天守閣内部の展示を見学することも。築城の歴史や「不屈の城」と呼ばれる独自の防御構造など、歴史ファンでなくても楽しめる見ごたえたっぷりの内容です!


天守閣内部展示(6階展望フロア・内部)/写真提供:熊本城総合事務所
熊本市内を一望できる最上階の展望フロアも必見。午前中に訪れた「金峰山」や「阿蘇山」まで見渡すことができ、旅の余韻に浸るスポットとしてもぴったりです。


熊本城は、2016年の熊本地震の影響で、現在も復旧工事の真っ最中(完全復旧は2052年予定)。最上階からは、復旧・復興が進む熊本城の様子を感じ取ることも。


“再建の途中”という今しか見られない姿もまた、貴重な見どころのひとつです。
熊本の歴史と底力を肌で感じられて、まさに「熊本に来たら外せない」スポットだなと思いました!




熊本城内の「加藤神社」もぜひ足を運んでほしい場所。
熊本城を築いた加藤清正を祀る神社であることから、「勝負運」や「出世・成功」などのご利益があると言われるスポットです!


境内からは熊本城を望むこともできるので、熊本城の見学時間に間に合わなかった……という方は、ぜひ立ち寄ってみてください!


武将姿のスペシャルなくまモンにも会えますよ〜!
◾️熊本城
公式HP:https://castle.kumamoto-guide.jp/
住所:熊本市中央区本丸1-1
営業時間:9:00〜17:00(最終入園16:00)
料金:大人800円
17:30|城下町「桜の小路」でぷち食べ歩き

サウナとお城見学で、ちょっぴり小腹が空きました……

だったら「桜の小路」で食べ歩きがおすすめです!




熊本城の真下にある観光施設「城彩苑」内にある、「桜の小路」。
江戸時代の城下町を再現した街並みが特徴で、タイムスリップした気分に浸れるスポットです!




食事やお土産処が23軒密集しているので、食べ歩きやお土産探しにぴったり!




サめしにもぴったり。ジューシーで食べ応えばっちりな「馬肉メンチカツ」や……


輪切りしたサツマイモ・餡を包んだ熊本名菓「いきなり団子」、


熊本を代表とする伝統グルメのひとつ「からし蓮根」を堪能しました!

熊本グルメ食べ歩き、満足できました?

からし蓮根、意外と辛くなくて食べやすいです。こうやってグルメが密集していると、急足の旅でも立ち寄りやすくていいですね!


各店営業時間は18時までですが、日が落ちてライトアップされた雰囲気もすごく良かったです!
熊本城後は、一緒に「桜の小路」に立ち寄ることを強くおすすめします〜!
◾️桜の小路
公式HP:https://1592.jp/
住所:熊本市中央区二の丸1−1−2
営業時間:お土産処 9:00~18:00/お食事処 11:00~18:00
19:00|馬刺し&郷土料理に舌鼓
熊本県は「馬肉の生産量」が全国1位!


ということで、晩御飯はホテル近くで馬刺しに舌鼓。「熊本は何を食べてもおいしいよ〜」と噂には聞いてましたが、本当に何を食べてもおいしい。


馬刺し以外に印象的だったのが、郷土料理のひとつ「一文字ぐるぐる」。熊本で栽培される独特の「ひともじ」というわけぎの一種を、さっとゆでて葉の部分を根元に巻きつけ、辛子酢味噌で食べる料理!
これがまたクセになる味付けでした。ぜひ食べてほしい!
【2日目】10:00|湯のテーマパーク「あがんなっせ」へ




2日目の朝は、熊本市北区にある『おんせんカフェ あがんなっせ』へ。
JR熊本駅から車で約25分・最寄りの「上熊本」駅からは約20分の場所にある、複合温浴施設です!


提供:あがんなっせ
大浴場では、「美人の湯」と称される炭酸水素塩泉の天然温泉が楽しめるほか、


提供:あがんなっせ
じわじわ〜〜と心地よく汗が吹き出す、低中温設定の「ロウリュサウナ」が男女ともに体験できたり、


提供:あがんなっせ
地下から汲み上げた井戸水を全身で堪能できたり、


提供:あがんなっせ
開放感たっぷりの外気浴が用意されていたりと、大大大充実。
しかもこの充実っぷりで、入浴料がたったの800円(平日/2時間制)なんですよ……。コスパが良すぎる!!


提供:あがんなっせ
大浴場内で、「貸切のバレルサウナ」(別途料金/予約制)が体験できるのも魅力的!


提供:あがんなっせ
湯上がりには、暖炉スペースやハンモック、ソファ席、


ワークデスクなどが用意された「くつろぎエリア」でのんびり仕事をしたり、ボードゲームを楽しむこともできますし、


フルーツがゴロゴロ入ったデトックスウォーターが無料で飲み放題なのも、すごく良かったです!


提供:あがんなっせ
なかでも人気を博しているのが、韓国式低温サウナ「チムジルバン」。
男女一緒にアウフグースに参加できる貴重なスポットになっているので、カップル・パートナーとサ旅を計画中の方にはおすすめですね!


提供:あがんなっせ/家族風呂
短時間から長時間利用までOK、貸切バレルサウナや家族風呂までそろっていて、利用シーンの幅広さに驚かされました。
これは、ニフティ2024熊本県1位を獲得したのも、納得!



完全に仕上がりましたね〜!あがんなっせ、どうでした?

ここは”熊本の湯テーマパーク”ですね!
サウナもお風呂も満足感が高すぎて、サ旅していることを忘れてついつい長居したくなっちゃいました。
◾️あがんなっせ(菊南温泉スパリゾート)
住所:熊本県熊本市北区鶴羽田3丁目10-1
アクセス:JR熊本駅から車で約25分/上熊本駅から約20分
営業時間::10:00~24:00(最終受付 23:00)
料金:
【入浴のみ2時間】平日:800円〜※岩盤浴付きや全館利用プランもあり(料金表)
【貸切バレルサウナ】平日:800円/土日祝:1,000円※別途入館料が必要
12:00|サ飯にぴったりなご当地グルメ「太平燕」


あがんなっせでサ飯を食べてのんびりするのも最高なのですが、「ほかの施設も周りたい」「ご当地グルメを堪能したい」と思っている方には、ぜひとも人気老舗中華店『紅蘭亭(こうらんてい)』の太平燕(タイピーエン)をおすすめしたいです。
あがんなっせからは車で20分、熊本城から徒歩10分程度と、観光中に訪れやすいグルメスポットのひとつ。
お昼時は待ちが発生するほど人気のあるお店なので、ランチタイムの訪問には時間の余裕をもっておくのがおすすめです!


太平燕は、明治時代に中国から伝わった郷土料理を日本風にアレンジした料理。
たっぷりの野菜に、エビやイカなどの海鮮類、豚肉、そして春雨を合わせた、熊本のご当地グルメです。紅蘭亭では、キクラゲ、タマネギ、素揚げしたゆで卵も入っています!



あっさりしていると思いきや、スープもコクがあっておいしい!春雨だからヘルシーだし、罪悪感なく食べられてうれしいです!

案外ボリュームもあって食べ応えがありますよね。サウナ後だと素材それぞれの味がより一層おいしく感じるな〜。
◾️紅蘭亭 下通本店
公式HP:https://www.kourantei.com/
住所:熊本市中央区安政町5−26(熊本市の繁華街 下通アーケード内)
アクセス:熊本城から徒歩10分/JR熊本駅から車で約10分
営業時間:11:00 – 21:00 (ラストオーダー 20:00)
料金:太平燕 (1,080円)
13:00|阿蘇の伏流水が湧き出る400年の歴史「水前寺成趣園」

お腹いっぱいです!

では、次のサウナに備えて、熊本市の「オアシス」をお散歩しましょうか!


やってきたのは、情緒あふれる熊本市民のオアシス「水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)」。


熊本三代目藩主・細川綱利が、現在とほぼ同じの規模に作庭し、その姿が現在まで美しく継承されていることから貴重な名勝・史跡とされています。
その歴史は、熊本城と同じく400年以上!


細川家が代々祀られている「出水神社」には、ミネラルが豊富に含まれた阿蘇山系の硬水をそのまま飲める・神水「長寿の水」がありました。






口当たりが想像以上にやわらかい!湧水をそのまま飲めちゃうなんて、水の国・熊本だからこそできる体験ですね。


古今伝授とは、師から弟子へと重要な秘伝を伝えること。大正元年に京都から移築。実際に「伝授」が行われた空間として現存するのは、日本でここだけ。
庭園美をより堪能したい方は、ぜひ「古今伝授の間」へ。熊本県の重要文化財に指定されている建物です。風情があるな〜




お菓子とお茶を注文した方は、庭園を一望できるお座敷で風情ある時間を過ごせます。


黄色い玉子餡が印象的なのは、知る人ぞ知る熊本の人気菓子「望月」。
口に入れるとジュワッと溶けるような卵白の皮と、玉子餡の組み合わせが絶妙で、お茶との相性も抜群でした!




心が洗われる場所ですねぇ……

オアシスです。
◾️水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)
公式HP:https://www.suizenji.or.jp/
住所:熊本市中央区水前寺公園8-1
アクセス:JR熊本駅から車で約15分/JR「新水前寺駅前」徒歩12分/熊本市電 「水前寺公園」徒歩5分
営業時間::8:30 〜 17:00(最終入園 16:30)
料金:大人400円
14:00|水と和。心ほぐれる「湯屋水禅」へ



次に紹介するのはわたしイチオシのサウナ施設です!


次にやってきたのが、水前寺成趣園から徒歩5分の場所にある『湯屋 水禅 Luxury Sauna & Spa』。
くまもとの水・禅の心・サウナをテーマに、日本人の心や和に想いを馳せて、心と体をととのえられるサウナ施設です。


男湯


提供:湯屋水禅/「泰勝寺」から譲り受けた手水鉢(ちょうずばち)。施設内には「和」を感じるこだわりの装飾が散りばめられています
大浴場「大湯」は、「水前寺成趣園」の回遊式庭園をイメージ。
内風呂→サウナ→水風呂→休憩と、庭園を周遊するような気持ちで、ここならではの「湯道」が体験できます。


熊本自慢のミネラルウォーターを汲み上げた「人工ラジウム温泉」で身体を温めたら、


男湯
天然「ひのき」が使用されたロウリュサウナへ。


溶岩石を使用したサウナストーン
精油を使用したオリジナルアロマのセルフロウリュを楽しんで……




男湯限定の「氷箱」。自由に投入して水温を調整できます。
水風呂へ。水前寺の水脈を通った「阿蘇の伏流水」で心地よくクールダウンしたら……




庭園を周遊するように、独立した休憩スペースへ。
静かに流れる空気を五感で感じて、心身をリフレッシュ。これは、大人のサウナだ……。


提供:湯屋水禅/(左)2つのヒノキ風呂は、水風呂と湯船を用意(右)茶室を模したサウナ室。入り口が低い(=にじり口)のが特徴
大浴場だけでなく、旅館の客室のようにくつろげる「プライベートサウナ」も完備。
男女利用できるので、カップルやファミリーの利用にもおすすめです。


提供:湯屋水禅/畳で休憩できるのもうれしい!


提供:湯屋水禅
阿蘇山の噴火による溶岩でできたサウナストーンの一部は、禅の心を表す「⚪︎△◻︎」の形に。
湯具や畳、天然木、装飾など、空間の一つひとつにこだわりを感じ取れます。


ラウンジに飾られた絵画(複製)は江戸時代に描かれた水前寺成趣園の様子。現在とほぼ同じ風景になっているそうです。


ラウンジ用のドリンク
湯上がりには、サウナ利用者専用のラウンジでゆったり過ごしたり、


コワーキングスペース「会所」
コーワーキングスペースで仕事や作業したり。
コワーキングの利用だけでも大歓迎で、実際に、出張前後で利用される方が多いそうです。フライト前の時間をここで過ごすなんて方も。仕事捗りそう……。

随所に散りばめられた「和の心」に包まれて、心も体も仕事もととのう。湯屋水禅は、静かに豊かな時間を過ごすのにぴったりな大人のサ旅スポットなんです。
最初に伺ったときは、利用者が心地よく過ごせる配慮と、ホスピタリティの高さに驚かされました。ゆっくり時間をかけて楽しんでほしい施設のひとつですね。


ラウンジに冷やしてある天然水100%の「くまもとの水」。

ドリンク類の充実も「おもてなし」のひとつですね!非日常的な空間に旅らしい時間が過ごせましたし、和の心に触れて、なんだか生まれ変わった気分を味わえました。
◾️湯屋水禅
公式HP:https://www.matsuyahonkan.com/suizen/
住所:熊本市中央区水前寺5丁目5−1 松屋別館 2F
アクセス:熊本駅から車で約20分/JR「水前寺駅」徒歩12分
営業時間:6:00〜11:00/12:00〜24:00(日帰入浴最終受付21:30)
料金:
【一般】平日:3,000円/150分|土日祝:3,000円/120分
【宿泊者】2,500円〜
※中学生以上の利用限定
16:00|ここだけは外せない!西の聖地「湯らっくす」へ


1泊2日のくまもとサ旅。ここは絶対に外せない施設といえば、西の聖地「湯らっくす」です!


提供:湯らっくす
全国のサウナファンが湯らっくすを「一度は訪れるべき」と崇める理由のひとつは、やはり水風呂。
男湯には水深171センチ、女湯には水深153センチと、「日本一深い水風呂」が用意されています。



提供:湯らっくす
サウナでアチアチに蒸された状態で、阿蘇の伏流水へどぽんっと入水。
筆者は162センチ(女)なので、一番深いところまで入ると顔がギリギリ出るくらい。こんなギリギリを攻めた水風呂体験も、湯らっくすならでは(笑)
仕上げに、うわさの「MAD MAXボタン」を押せば、大量の水が脳天を直撃!
深くてしっかり冷えた水風呂も、頭上から降り注ぐ大量の水も、不思議と痛さを感じないのは、きっと水質の良さがあってこそ……!


提供:湯らっくす/男湯「クラシックサウナ」(アウフグース開催)
もちろん、サウナの質も一級品!


提供:湯らっくす/男湯「大阿蘇大噴火瞑想サウナ」


提供:湯らっくす/男湯「メディテーションサウナ」
アウフグースが開催される「クラシックサウナ」に、本場のサウナ小屋に迷い込んだ気分に浸れる「メディテーションサウナ」、スチームもくもく「大阿蘇大噴火瞑想サウナ」まで。
どのサウナも心地よく汗がかけて、心がゆるゆる〜っとほぐされます……。


提供:湯らっくす/女湯


提供:湯らっくす/女湯「人肌の湯」
サウナだけでなく、天然温泉にも注目です。加水なしの100%天然温泉は、湯冷めしにくい 泉質で足元までぽかぽか、湯あたりも大変やさしいです!
大人気の湯らっくす。混雑状況が気になるところですが、社長の西生さんから「朝一番(10時〜)と深夜の時間帯は落ち着いてるので穴場ですよ」と耳寄り情報をいただきました!
宿泊も可能なので、サ旅の拠点としても活用もおすすめ。
深夜の時間帯のサウナとお風呂はシーンと静まっているらしいので、たっぷり聖地を満喫できるかも。




サ飯は「麻婆麺」や「麻婆豆腐」など、スパイシーなメニューが人気とのことなんですが……




「社長おすすめ」の文字を読んで思わず「ナチョス」を注文!
チーズとトマト、そしてハラペーニョの相性がばつぐん。お酒のお供にもぴったりだと思います!


ラストは入り口で「MAD MAX」ボタンも押せて大満足!

湯らっくすは「聖地」の名にふさわしいサウナと水風呂がそろってますね。絶対にまた来たい……!

旅の締めにふさわしいサウナでしたね!
◾️湯らっくす
公式HP:https://www.yulax.info/
住所:熊本市中央区本荘町722
アクセス:JR豊肥本線「平成駅」から徒歩約5分/熊本駅から車で10分程
営業時間:365日24時間営業(※8~10時は清掃のため入浴不可)
料金:
【入浴のみ】
大人: 平日 900円/土日祝 1,000円
【フリーコース】
大人:1,650円〜2,000円※曜日によって変動あり
※入浴・タオル・館内着・2階有料スペース・レストラン利用
【深夜料金】朝5時〜25時
大人:1,650円〜2,000円※曜日によって変動あり
【宿泊】※要予約
4,800円〜
※ドミトリー宿泊+入浴・タオル・館内着・2階有料スペース・レストラン利用
19:00|再び阿蘇くまもと空港へ



くまもとサ旅、どうでしたか?



提供:湯らっくす

サウナーからしてみれば、熊本はもはや「水の国」というか「水風呂大国」です。
どの施設に行っても水風呂のレベルの高さとすばらしさに圧倒されましたし、この水が自然と湧き出るなんて……と、もはや「水」への感謝が生まれるほどでした。

すっかり心がほぐれてますね。




それと、熊本城や霊巌洞、水前寺成趣園など、時代の面影を感じるスポットが多くて、ノスタルジーな気分に浸る時間が多かったですね。
「水」と「時」、この2つに想いを馳せる瞬間が度々あって、心身ともに浄化されるサ旅でした!アテンドありがとうございます。

こちらこそ!まだまだ熊本の魅力は語り尽くせてないので、またぜひ遊びに来てください!


おみつさん、ありがとうございました!湯らっくすの館内着でパシャリ
清らかな水に包まれる極上のサウナ体験、おいしいグルメ、歴史に文化、さまざまな魅力にあふれている熊本。
「次のサ旅はどこに行こう?」と思っている方は、今すぐJALで熊本へ!ぜったい後悔しないので、ぜひ「くまもとサ旅」計画してみてください!
取材・執筆・撮影:はせがわみき








