JALが「奄美群島」をサウナでも盛り上げていくらしいから行ってきた

この記事で紹介する施設マップはこちら

ヨッピーです。突然ですが不眠になりました。ウケる。

最近はだいたいこんな感じです。3～4時間しか寝れんし、めちゃめちゃ眠りが浅いのでしょっちゅう夢を見る。
そして夢の中ではサラリーマン時代の上司に怒られるか、原稿の締め切りを落として担当にキレられる。
もうちょっとマシな夢を見てくれ。

実を言うと不眠で悩むのはこれが二回目でして、1度目は新型コロナウイルスがばばんと出てきたころの話です。
緊急事態宣言が出たのはまあ良いのですが、僕は取材とかお出かけとかイベント系の仕事が多いので、そういった仕事の数々が全部中止もしくは延期になるわけですよ。
被害総額ン百マン!

まあ普通なら「どうしよう……!仕事がなくなった……!これからどうすれば……!」って落ち込むかと思うのですが、僕の場合は、

「やった!!!!仕事が全部なくなった!!!!!!!明日から自由だ!!!!!!!!!!」

みたいなテンションになるじゃないですか。「お仕事が無くなったら生活どうするん?」みたいな論もありますけど、まあ後の事は後の僕が考えれば済む話なのでね。今の僕には関係ないし。

なので「よっしゃー!海外でも行くぞー!」とか思ったんですけど、

あ、コロナで海外旅行はいけないか。じゃあ国内旅行……もダメか。じゃあ友達を誘って酒を……え!?酒もダメ!?え!?銭湯も自宅にお風呂がある人は自粛!?えー!?

みたいなノリで、もう何にもやる事ないしひたすら家でNetflixを見る日々を送ったら見事に眠れなくなりましてね。昼夜逆転、とかじゃなくただただ寝れない。あとは「やたらと胸がつかえるぞ。食道系のヤバい病気かも」と思って病院行ったらなんだかんだ検査のあと「ストレスやね」って言われました。ウケる～～～。

「これはもう完全無欠の体調不良なんだから、銭湯通いは僕にとって不要不急ではない」と判断し、銭湯通いを元気よく再開したり、Netflix漬けをの生活をやめて毎日家で運動したりしてる内に治ったのですが、その後可愛い可愛い息子氏が爆誕し、せっせとお世話をしているうちにまた眠れなくなりました。

息子氏は帝王切開で生まれたので爆誕から一か月、奥さんの身体が回復するまで「ワシが面倒を見るんや!」ということで夜から翌朝まで僕が担当してせっせと育児をしていたのですが、そのおかげか息子氏の声にめちゃ敏感に反応してしまうようになりましてですね。

息子氏が5カ月になった今でも、当番の日に隣で寝ていると、息子が寝ながら「ウーン」とか「アー」とか寝言を言うたびに目が覚めてしまうようになりまして。そのせいか離れた寝室で寝ても眠りが浅いのなんの!

日中の仕事にも影響が出るし「これは良くないな～」と悩んでいたところ、

JALさんから「奄美群島でサウナ旅のプラン作るから奄美行きませんか」って話を頂きましてね?

ナヌ!?サウナ!?奄美大島!?

でも子どもが小さいからな～～。

とか悩みつつ、「行ってもいい……?」って奥さんに聞いたら神様のようなお言葉を頂きました。

「子どもから離れて、のんびりしてきたら?」

え、良いの!?

じゃん!

というわけで遊び半分で奄美大島にやって参りました。
空がひろーい!そして2月なのに暖かーい!

実を言うと奄美大島にはこれまで何度も来ております。

人生で初めて奄美大島に来た時の僕。はしゃぎすぎ。

4年ほど前、「フォロ割」というフォロワーが多いと宿泊費を値引きしてくれるホテルを見つけて速攻で予約、1番乗りをしたのですが、

急に決めたので、宿は安くなったけど航空券がヤバい値段になって全然お得じゃなくなった。

SNSのフォロワーが多いと高級ホテルに安く泊まれる「フォロ割」に一番乗りしてきた – ヨッピーのブログ
https://yoppymodel.hatenablog.com/entry/2017/12/26/185438

まぁそんなこんなで初めて奄美に来て以来「奄美大島、めちゃめちゃ良いな?」と思って都合4回くらいは訪問している気がします。特に冬場、「のんびりしよう」みたいな目的で来るのは最適ではないかと思ってる次第であります。

しかしながら、

奄美のサウナを紹介するためにきたのに、実は奄美群島ってあんまりサウナ施設がないんですよね。

「無いものをどうやって紹介するんや」ってJALにキレそうになったのですが、多分世の中のみなさんが思っている以上にJALはサウナについて本気だそうでして、

「奄美ほとんどサウナ施設ないなー」

「奄美って星空とかめちゃくちゃ綺麗だから、アウトドアサウナ体験が出来ると良いんだけどなー」

「じゃあテントサウナを支給して奄美でもサウナを流行らせよう!」

みたいなテンションでテントサウナを奄美の宿泊施設にせっせと送り始め、なんなら施設と一緒に保健所の申請まで行ったそうです。笑う。

まずはそんな奄美の良いところを紹介していくぞー!

奄美の良いとこ
大事なのは「まるっと手放すこと」
奄美群島でサ旅!!
奄美群島の宿泊施設とサ旅プラン
奄美群島のいろいろ

奄美の良いとこ

・暖かい

これ見て頂ければわかるんですが、2月なのにゴリゴリの半袖ですからね。寒い時期に暖かいところに行くのはマジで至高。

・空広い

高い建物が無いので空が広い!

・海綺麗

海も夕焼けも綺麗!シュノーケリングやダイビングも出来る!

・あんまり観光地化していない

もちろん「南の暖かい島」と言えば沖縄も大好きなんですけど、沖縄って割となんでもあるし、あちこちが「観光地!」って感じに開発されてるじゃないですか。それを巡るのももちろん好きで楽しいのですが、沖縄に行くと「よーし!遊ぶぞ～～!」みたいにスイッチが「ON」になっちゃうんですよね。なので今回みたいに「のんびりするかぁ」みたいな時は、逆に「OFF」になる奄美が良いのかなぁって感じで使い分けております!

・マングローブカヌー楽しい

これ、マジで良いんですよ……!
原生林の中をカヌーで抜けていくんですが、静かな空気の中、オールが水面を叩く音しかしなくてマジで癒されるんですわ……。脳みそが整ってゆく……。マジ最高……。家にこういう庭欲しい……。

・メシ美味い

そしてメシが美味い!

そんなわけで朝ヨガをしたり、

安くて美味くてヘルシーなご飯を堪能したり、

カヌーに乗ったり、

海岸でたわむれたり(これは与論島。奄美大島から飛行機もしくはフェリーで行ける)(心を落ち着かせるには最高の場所)(エモすぎ)(青すぎ)

そして、そんな環境の中でサウナ→水風呂を往復してたら滞在中は死ぬほど爆睡出来ました。本当にありがとうございます。

自分の話なのに大げさに言うのはちょっとアレなんですが、体力的な疲れとかは多少溜まったところで別になんとも無いんですけど、不眠が続くのはけっこうヤバい気がします。

特に小さい子供が居ると睡眠不足気味になる人も多いので定期的にリフレッシュしたりガス抜きするのは大事だな～と思うのですが、この「育児中のガス抜き」について思った事を少し書こうと思います!(完全なる余談なので、興味ない方はまるっと下にスクロールをお願いいたします!)

大事なのは「まるっと手放すこと」

子どもはとんでもなく可愛いのだけど。

実際に育児をやってみて思うのは、「育児中に発生するタスクのひとつひとつ、実は全然たいしたことない」という事です。

・オムツを替える
・授乳する
・ご飯を食べさせる
・お風呂に入れる
・寝かしつける
・泣いてる子をあやす

みたいなタスク、このへんは本当に大した事が無くてパパっと出来ちゃうんですけど、育児の大変さって、「これらのタスクがいつ発生するかわからず、24時間『待機モード』を継続する必要がある」という側面にあるのではないかと思っております。つまりはずーっと気が抜けないんですよね。

なので、専業主婦(夫)が疲れている時にパートナーが「オムツ替えは僕(私)がするよ～」とか「僕(私)がお風呂入れるよ～」って申し出るのは、「確かに助かるんだけど、タスクをちょっと消化してくれるぐらいだと『待機モード』を解除できないからそこまで休まらないんだよな～」みたいな事になるのかなと思っています。

なので、「休ませてあげたい」と思うのであれば「〇〇を僕がやるよ!」と言うのではなく、「これから3時間、僕(私)が面倒見るから休んでて!」とか「今日1日は僕(私)が見るから好きにしてて!」みたいに時間を切って『待機モード』をまるっと解除してあげるのが良いのではないかと思います。3時間あったら昼寝出来るしね。1日あればスーパー銭湯でサウナ入って酒飲んでダラダラ出来る。

とは言え、ここで難しいのが「普段面倒見てない人に、まるっと預けるなんて心配!無理!」みたいなケースもザラにある事です。

これを避けるためには先ほどの

・オムツを替える
・授乳する
・ご飯を食べさせる
・お風呂に入れる
・寝かしつける
・泣いてる子をあやす

これらのタスクを普段からすんなり出来ている事はもちろん、「何かあった時の母子手帳、そしてミルクやオムツの在庫がどこにあるか全て把握してる」「掃除洗濯も同時進行で出来る」「ちゃんと子供をご機嫌にあやせる」みたいな事までちゃんと出来てないと、たぶん「じゃあ任せるね～」って手放せないんですよね。「見ておくよ～」とか言いながら、確かに子供の面倒は見てたとしても、家事を放置して洗濯物も洗い物も溜めまくったら「結局あとでやらなきゃじゃん!」ってなります。

「自分の服の洗濯も食事も、家事は全部専業主婦(夫)任せ」っていうスタンスの人だと「僕(私)が見てるから休んでなよ!」とか言ったところで「いやあなたには無理でしょ!?」って反感買うだけになる気がします。「オムツどこだっけ!?」「なんか泣き止まないよ!?」みたいなLINEを連発してたら休まるものも休まらないですからね。

なので、そのためには「まるっと1日担当変更」みたいな日を訓練がてら定期的に取り入れておくのがリスク回避にもなって良いんじゃないかなぁと思った次第です。子どもの面倒見てた側がダウンした時にめちゃめちゃ困るだろうからね。ただし訓練中は「あれどこだっけ?」みたいなLINEにも怒らず対応してあげるのが良いかと思います。

以上。完全なる余談ですけど。

奄美群島でサ旅!!

奄美群島

そんなわけで改めて。奄美群島は奄美大島、徳之島、与論島、加計呂麻島など8つの有人島から成る島々で、鹿児島県に所属、とは言え緯度的には沖縄とそれほど変わらず、「ザ・南国!」みたいな感じがすごい。ちなみに奄美大島と徳之島は世界自然遺産にも指定された世界遺産の島であります。

奄美大島のサウナ

そして奄美群島にほとんどないとは言ったものの、奄美群島の中でも一番人口の多い奄美大島にはいくつかサウナ施設は存在します!まずはこちらをご紹介!

ふれ愛の湯

奄美群島からもう少し南の沖縄まで行くと、もともと湯舟に入る文化が無かったりするので存在する温浴施設は割と観光客向けっぽい感じなのだけど、奄美大島のサウナはゴリゴリのローカルで地域に根付いてる感がすごい。そのうちの一つがこの「ふれ愛の湯」。

サウナ室はしっかり熱く、島の人々でにぎわう。
コロナ禍の真っ最中なので今はおしゃべり禁止なのだけど、普段なら島の言葉が乱れ飛んで異国情緒に浸れる。
おじいちゃん同士の会話とかマジで何言ってるかわかんないからな。

水風呂は一人用って感じなのですが、ちゃんと冷えてて気持ち良いです!

浴槽はこう!
サウナ代込みで520円!外気浴スペースもあるよ!ちょっとボロいけど!
まあそれも味ってことで!

奄美体験交流館

営業中に訪れたため、中の写真が撮影できてなくて申し訳ありません!

奄美体験交流館のサウナはドライサウナと塩サウナの男女入れ替え制なので、ドライサウナが目当てなら事前に確認してから行こう!

こちらのサウナはかっつり熱く、水風呂も深くて冷えてるし、ととのい椅子完備の外気浴スペースもあるので大満足!特筆すべきは薬草湯で、サウナ無しでもがっつり汗をかけて交互浴がはかどります!なのでドライサウナが無い日でも交互浴でじゅうぶんととのう～!

ちなみにこちらも島の人でにぎわってるので、ローカル感にどっぷり浸れるぞ～～!

ただし、どちらの施設も新型コロナウイルスの状況次第では島の人しか入れないタイミングがあったりするので要確認!

奄美群島の宿泊施設とサ旅プラン

与論島 : プリシアリゾート

奄美大島に行くなら、ついでに与論島など他の島に行くのも楽しいです!特にこの「与論島」はサンゴの島とも呼ばれ、幻のビーチとも言われる「百合が浜」があったりと、最近メディアにも取り上げられ人気急上昇中。海がとにかく綺麗で、更に非日常を体験できる。

こちらはそんな与論島のホテル、「プリシアリゾート」ですが、

JALが送り届けたテントサウナによって、テントサウナ貸し出しサービスがはじまりました!
ヤッP～～～!

ジャグジーに水を張れば水風呂もばっちり!

天気は生憎の曇り空でしたが、海風が気持ちよくて最高!

お部屋はこれまたオーシャンビュー!

もちろん、このテントサウナはJALのサ旅プランについてくるよ!
https://www.jal.co.jp/domtour/jaldp/satabi/kyushu/#sec6

奄美大島 : アマテラス (サ旅でサウナプラン調整中)

そしてこちらは奄美空港近くにあるゲストハウスの「アマテラス」

がっつり滞在してダイビングなどを楽しむ若者なんかに人気の施設だそうです!

そしてこのアマテラスから徒歩10分程度で「あやまる岬」という公園に到着するのですが、この絶景!

このあやまる岬には街灯がなく、周囲に大きな建物も無いので奄美大島屈指の星空スポットなのであります。

奄美は天気が良ければ一年中「天の川」が見られるのだ!

そんなあやまる岬近くの「アマテラス」ですが、現在離れ的に使っているこのスペースを利用して、新しくサウナを建設予定だそうです!
そしてそのサウナの完成までは、これまたJALがテントサウナを送り届ける予定ということで、星空サウナ体験が後程可能になるとの事!

刮目して待て!!

奄美大島 : アマミホシゾラビレッジヤドリ浜(サ旅でサウナプラン調整中)

お次はこちら!先ほどのTHE SCENEのすぐ隣にあるホシゾラヴィレッジです!

ホシゾラヴィレッジはトレーラーハウスを客室にした珍しいタイプのコテージであります。

中はこんな感じになっていて1部屋4人まで!トイレ・シャワー付き!

そしてこのコテージに付随しているレストランがめちゃめちゃ良い雰囲気なのです!
料理上手な素敵なママさんがもてなしてくれます!

更に、楽器がフルセット揃ってるんですよね。これらはお借りして演奏しても良いらしい。
音楽好きのグループで来たらテンション上がるだろうな～～～!

奄美大島 : THE SCENE

こちらは冒頭にも紹介した「フォロ割」の時にお邪魔したホテルです!
奄美大島最南端にあって、目の前が砂浜!

なので夕暮れ時なんかが最高なんですよね……。

お部屋はこんな感じで全室バカでかい窓のオーシャンビューです!

当然ご飯も美味い!

露天風呂もあり、「映える!」と若者に人気のホテルで予約も取りづらそうなのだけど、今みたいに冬場の閑散期なら予約も取りやすいので、ぜひ一度泊まってみるべし!(お値段は割と高価格帯ですが!)

そしてTEH SCENEでは海を見ながらテントサウナを体験できるプログラムも!

そして、このTHE SCENE及び先ほどのホシゾラヴィレッジはすぐお隣なんですよね!
なのでどちらの施設も星空が綺麗!!

ちなみに5月からホシゾラヴィレッジにはトレーラータイプのサウナが設置されるらしいので、外気浴中に星が見れるようになるぞ～～!最高～～!
JALのサ旅でも、この新しいサウナに入れるプランを準備中!

奄美群島のいろいろ

そして、奄美に来た時にぜひやって欲しい事をツラツラ書いておきます!

・星を見る

南に位置していて赤道が近く、その上都市化もそこまでされていないので街から少し走れば真っ暗な天体観測スポットにたどり着くのダ!天気がよければ一年中天の川が観測できる。星を見る時は新月前後の日を狙って行こう!

・カヌーに乗る

原生林をカヌーでかき分けていこう!
この、「マングローブをカヌーで抜ける」みたいな体験って「人生で1回くらいはやりたいこと」に入ってくると思うのですが、カヌーのツアーって別の地域だと事前にツアー会社に予約して集合場所に行ってって感じで段取りがちょっとややこしかったりするのですが、奄美大島のマングローブパークなら事前予約無しでふらっと手ぶらで行っても大丈夫!しかも料金が大人ひとり1時間2,000円と格安!奄美大島に来たら絶対に体験して欲しい!

・けい飯を食べる