東京都

YANMAR TOKYO(ヤンマー東京)

2023年1月13日、東京・八重洲に複合施設「YANMAR TOKYO」がオープン。農業機械などを扱う産業機械メーカーのヤンマーが運営する体験型ギャラリーに、お米と楽しむレストラン、ショップなど魅力的な施設が多数入っております。食べて、見て、感じてお米の魅力がぎゅっと詰まった施設です。

東京駅前に「YANMAR TOKYO」がオープン!お米の魅力を味わってきた

2023年1月13日にオープンした「YANMAR TOKYO」。こだわりのお米を軸にしたイタリアンレストランでランチをいただき、体験型ギャラリーでお米について楽しく学んできました。


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全国から集まった食材をお米と楽しむ、おしゃれなイタリアンレストランに、

特別栽培米のコシヒカリを羽釜で炊いて作った、シンプルで美味しいお弁当屋さん、

そして、とろける旨さの日本酒アイスクリーム専門店。

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これら絶品“お米”グルメが集まっている、JR東京駅八重洲口すぐの新スポット「YANMAR TOKYO(ヤンマー東京)」

農業機械などで有名な産業機械メーカーのヤンマーが、2023年1月13日にオープンしたばかりの複合施設です!

東京駅地下直結という素晴らしい立地なので、雨の日でもアクセスは楽々。

B1Fから入ってすぐの休憩スペースは、3層吹き抜けのキラキラした空間になっています。自由に利用できるので写真スポットとしても賑わいそう!

お米を味わうだけでなく、様々な楽しい体験もできるという注目施設「ヤンマー東京」がどんな場所なのか、早速取材してきました!

お米と楽しむイタリアンレストラン「ASTERISCO(アステリスコ)」へ!

まず訪れたのはレストランと物販店が並ぶ2階の複合店舗『YANMAR MARCHÉ TOKYO(ヤンマーマルシェトーキョー)』。

吹き抜けを上から見下ろすことができてとても開放的です。

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店内は天井が高く、広々とした空間です。

レストランの名前「ASTERISCO(アステリスコ)」はイタリア語で「※米印」「大事なもの」という意味。ヤンマーが創業時より関わってきた大事な「米」をテーマにしています。

ランチメニューは3種類のコースを用意。

どれも美味しそうで迷いましたが……私はPiccolo 3dishesコースのパスタを選んでみました!

前菜のウェルCOMEサラダに、さっそくお米が使われています。

マグロの頬肉とお米が組み合わさり、あっさりとしたおかゆのような味わいで美味しい!

メインのパスタは米粉を使ったものに変更できるということなので、変更してもらいました。モチッとした米粉のパスタがソースと絡み合っていてとても濃厚です!

編集部スタッフはリゾットを選択。濃厚な牡蠣のうまみに、柚子胡椒が程よいアクセントになっていて美味しかったとのことです!

本日のドルチェは「ギリギリのパンナコッタ」その名の通り、溶ける寸前、ギリギリの柔らかさです!

なめらかで美味~!

セットドリンクでホッと一息。

対話型サービスを特徴としており、お料理提供の際にスタッフの方が料理について説明をしてくださるので、楽しく食事ができました!

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ディナーは四季折々の旬の食材を活用したメニューがヤムチャのようなスタイルでいただけます。

こちらも、スタッフの方がワゴンで席をまわりながら、食材の魅力や生産者の方のストーリーについて説明してくれます。

3名以上の席も多いほか、一枚板のテーブルがある贅沢な個室も!

デートでも、女子会でも楽しく利用できるイタリアンレストランでした。

レストラン横の物販「TOCHI-DOCHI」

レストランの横には各地の名産品を購入できる店舗「TOCHI-DOCHI」が展開されており、期間ごとに特定の地域を特集した商品が集まります。

現在はdancyuとのコラボ企画で、読者が選んだ「ごはんのおとも」を紹介。

お米好きにはたまらないですよね。

中でも人気は、ふりかけの「にしきごま」とのこと!

お米が欲しくなる〜!!

地域の特産品も沢山ならんでいます。

どれも近くのスーパーでは見かけないものばかりで、ワクワクしました。

こちらにはキッチンもあるので、今後は有名シェフを呼び料理教室や食に関するワークショップなどのイベントも開催を考えているそうです。

「SAKEICE Tokyo Shop」で日本酒アイスを堪能

YANMAR TOKYOは、1階の屋外側にも魅力的な“お米”グルメ店が揃っています。

日本で初めての「日本酒アイスクリーム専門店」SAKEICEがヤンマー東京にも登場!こちらのSAKEICE Tokyo Shopでは、イートインやテイクアウトで日本酒アイスを楽しめます。

おおー! いろいろな種類の日本酒アイスがあって迷います!

お酒が得意ではない方でも、アルコール度数の低いものやノンアルコールのアイスがあるので安心です。

私は1番人気の日本酒アイスを選んでみました。

滑らかな口あたりでミルクの甘みもあるのに、日本酒の旨みが感じられて不思議!

さっぱりと食べやすい味のなかに日本酒をハッキリと感じる大人のアイスでした。

持ち帰りができるカップアイスも販売中です。

東京駅すぐなので、お酒好きの友達へのお土産にもオススメです。

「KOME-SHIN」でお米をワインのように楽しむ?!

同じく屋外1階に、面白そうなお店を発見しました。

こちらの「KOME-SHIN(米心)」は、こだわりのお米の販売や、お米を楽しむテイクアウト商品を提供するお店です。

ずらりと綺麗に並べられたボトルに入っているのは……お米!

「ワインのようにお米を楽しむ」をコンセプトに、日本各地の多様なお米を瓶詰めで販売している「RICE TERROIR(ライス テロワール)」という商品です。

ワインのようなラベルには、それぞれのお米の「粒・歯触り・食感・粘り・味わい」が見て分かるようになっていて特別感があります。

お米の味の奥深さも感じられ、お土産にも面白いKOME-SHIN。「ポークたまごおむすび」といったテイクアウト商品もあるので、気軽に立ち寄ってみてください。

「海苔弁 八重八」米にこだわる海苔弁当のテイクアウト店

地下1階にはお米にこだわるヤンマー直営の、海苔弁当のテイクアウト店があります。

店構えがもう、美味しいお弁当を売っていそうですよね。

特別栽培米のコシヒカリを店内の羽釜で炊いています。

お米へのこだわりを感じます!

もちろんお米以外の具材にもこだわっており、種類も豊富です。

やはり東京駅直通という立地が便利なので、新幹線に乗る際は駅弁として購入しに来ようと決めました。

体験型ギャラリー施設で遊んでみた!

ヤンマー東京にあるのはグルメだけではありません。

たっぷり食べて楽しんだ後は(食べる前でも)、お米の魅力を発信する体験型ギャラリーで、見て、触って、考えて、楽しむことができます!

1階の入り口を入るとすぐに大きなお米のモニュメント!

係の方もカッコイイ作業着を着ていてなんだかアトラクションの中へ入った雰囲気です。

ヤンマーのトラクターが展示されていました。実物を近くで見ると迫力がすごいですね。

頭上のロゴは職人さんの手作業で稲わらから作られているとのこと。ここにも拘りを感じます。

館内には多数のインタラクティブな展示があり、楽しい体験を通してお米のことを知ることができます。

というわけでさっそく「お米の性格診断」をやってみました。

お米で? 性格を?? と思いましたが、面白いんです!

質問に「はい」「いいえ」で答えていくだけで性格にあったお⽶の品種を診断してくれます。私はミルキークィーンタイプでした。笑 なんだか上品そうなお米で嬉しい!

お米の特徴や育て方なども同時に解説が入るので、知らない間にお米に詳しくなることができます。

こちらは「お米づくりの知恵」。

農家さんが米作りをする過程で起こる様々な困難が表示され、解決方法を考えるゲームです。

「台風」という困難には……「田んぼの水抜き」!

キューブをモニターに置くだけで気軽に遊べます。モニターに表示され、次々と移り変わっていく⽥園⾵景もとても綺麗で見応えがありました。

こちらは「お米づくりの発展」。

⼿作りの道具で稲作を行っていた1900年代から、徐々に機械が導入され、大変な作業が軽減していく進歩の流れが分かるアニメーション展示です。

昔の作業の大変さは計り知れないですね。

個人的にこのアニメーションの絵も親しみがあって好きでしたが、ナレーションの声が明るく、物語を楽しく聞くことができ特に好きでした!

こちらは「お⽶の料理MAP」は、世界で食べられているお米料理について知ることのできるコンテンツです!

マイクに向かって好きな国のお米料理を口に出すと、モニターが反応しレシピ動画が見られるようになっています。最後はQRコードもゲットできるので、お家に帰って実践ができます。

どの展示も面白く、夢中になっているうちに、いつの間にか勉強になっていました。子供の食育にももちろん良さそうですし、大人にとっても身近な“お米”のことを知れて楽しい場所なので、お米グルメを楽しんだ後は(前でも)ぜひぜひ立ち寄ってみて下さい!

HANASAKA STANDでハナサカを体感

最後に、地下1階にある展示エリア「HANASAKA STAND」について、今回ご案内いただいた広報担当の坂田さんにお話を伺いました。


HANASAKA STANDとはどういったコーナーですか?


こちらではヤンマーの価値観であるHANASAKA(ハナサカ)を具体的に映像や展示物を通して感じていただけるコーナーです。


HANASAKAとはどういう価値観なのですか?


HANASAKAはヤンマーの出発点で、全ての活動の基盤になっていて、人の可能性を信じ、人の挑戦を後押しすることで未来を育むということです。その為にヤンマーでは様々な活動を行っています。


有名なスポーツ選手のサインがあります!


ヤンマーはスポーツ分野や芸術、学生などのサポートも行っています。


挑戦を後押ししているんですね。

HANASAKA STANDでは、「HANASAKA」の考えを知ってもらうインタビュー映像を流しています。


この映像を観させていただいたのですが、すごく感動しました。


いいですよね! ここ東京駅の目の前という立地を生かして、HANASAKAの輪が広がる拠点のひとつにできればと思っています。

「YANMAR TOKYO」はお米を味わうのはもちろん、人が集まり楽しく食事をし、新しい発見や・体験をする場所でした。

また私も友達とディナーにお邪魔したいと思います!

YANMAR TOKYO 施設詳細・アクセス

公式サイト:https://www.yanmar.com/jp/yanmar_tokyo/

所在地:東京都中央区八重洲二丁目1番1号

アクセス

JR各線 東京駅 徒歩2分
丸の内線 地下鉄東京駅 徒歩7分
東西線、銀座線、都営浅草線 地下鉄日本橋駅 徒歩7分
銀座線 地下鉄京橋駅 徒歩7分

営業時間

2F
ASTERISCO
ランチ11:30〜15:30(L.O 14:30)ディナー17:30〜22:30(L.O21:30)

TOCHI-DOCHI
10:00〜20:00

1F
ヤンマー米ギャラリー
10:00〜17:00

KOME-SHIN(米心)
11:00〜20:00

SAKEICE Tokyo Shop
11:00〜20:00

B1F
海苔弁 八重八
11:00〜20:00

 

取材・執筆:くりぞー