日本初!?建設用3Dプリンタで作られたサウナ施設「サウナメラ…
2024年4月3日「青森ねぶた祭」をテーマにした「青森ねぶたサウナ」が『星野リゾート 青森屋』に誕生しました!
コンセプトサウナ「青森ねぶたサウナ」を中心に、オリジナルのサウナグッズや、サ飯で青森屋でしかできないサウナ滞在が満喫できます。
1.随所に青森らしさを感じる「青森ねぶたサウナ」とは?
①青森ねぶたサウナの特徴
注目の青森ねぶたサウナは、第7代ねぶた名人の竹浪比呂央(たけなみ ひろお)氏が主宰する「竹浪比呂央ねぶた研究所」に依頼した「ねぶた」を使用。題材の「龍王」は、水や雨を司る神として知られ、青森ねぶた祭でも用いられています。
山車に用いられる津軽藩の家紋、牡丹の花のデザインのサウナマットや、祭りの盛り上げ役「跳人(はねと)」が跳ねまわる12分計、ねぶたの武者や青森の夏の風物詩「金魚ねぷた」をモチーフにしたサウナストーンなど、室内は、まさに青森ねぶた祭尽くし
サウナ内には、祭囃子(まつりばやし)が流れており、音量の盛り上がりに合わせたオートロウリュで青森ねぶた祭さながらの熱気を体感できます。
②青森ねぶたサウナの制作背景
星野リゾート 青森屋は、「のれそれ(※2)青森 ~ひとものがたり~」をコンセプトに、祭りや温泉、食、方言などの青森の文化を伝えてきました。
なかでも青森の文化を伝える上で欠かせない「青森ねぶた祭」は、日本を代表する火祭りであり、迫力がある山車(だし)の運行や祭囃子の演奏が魅力です。
また、青森県は人口10万人あたりの公衆浴場数が全国1位(※3)で、温泉文化も盛んな地域。多くの公衆浴場にはサウナがついており、温泉とともにサウナも親しまれてきた歴史があります。
そんな青森の2つの文化を掛け合わせ、「熱気」という共通点を表現し誕生したのが「青森ねぶたサウナ」です。
より青森らしさ満喫できるよう、オリジナルサウナグッズも企画されました。
※2 ⻘森の方言で目一杯の意味。
※3 厚生労働省「令和2年度衛生行政報告例」、総務省「令和2年国勢調査」より
③そもそもねぶた祭って?
ねぶた祭りとは、毎年8月2日から7日まで⻘森市で行われる夏祭りのこと。
期間中は、幅9メートル、奥行き7メートル、高さ5メートルの大きさの大型ねぶた約20台が街を練り歩き、頭に花笠(はながさ)をかぶり、白い浴衣に赤やピンクのたすきを身に着けて跳ねる「跳人(はねと)」が祭りを盛り上げます。
「ラッセラー」というかけ声と祭り囃子(はやし)が響きわたり、街中が、青森の短い夏を楽しむような「熱気」に包まれるイベントです。
2.青森ならではのサ飯とサドリも魅力
青森の郷土料理が楽しめるビュッフェレストラン「のれそれ食堂」にも注目です!
夕食時には、にんにく醤油に漬け込んだ鮪をご飯の上に乗せた一品「鮪の漬けまんま(※4)」を提供。さっぱりと食べられる鮪はサ飯にぴったりで、にんにくの風味がサウナ後の体に染みわたります。
朝ウナの後には、お好みの海鮮丼がつくれる「うめじゃ(※5)丼」がおすすめ。
青森には、早朝の漁後に朝風呂に浸かる文化があることから、朝風呂が定着している地域。朝ウナからの海鮮丼で、青森文化を五感で体感してみてください
サウナドリンクには、「りんごジュースが出る蛇口」でりんごジュースが楽しめます。
サウナドリンクの定番であるオロナミンCを売店で購入し、りんごジュースを組み合わせれば「オロりん」を作ることも。
サウナ後の乾いた体に、炭酸の爽快感とりんごの甘酸っぱい風味をぜひ味わってみてください。
※4 青森の方言でご飯の意味
※5 青森の方言で美味しいの意味
3.祭り気分がさらに高まるオリジナルサウナハット
オリジナルサウナハットにも「青森ねぶたサウナ」をより楽しめる工夫が。
ねぶたの武者や青森の夏の風物詩である「金魚ねぷた」をモチーフとしたサウナハットや、跳人が被る花笠をモチーフにしたユニークなデザインの2種類が用意されています。
真っ赤な色合いが目を引く「金魚ねぷたサウナハット」は、大きなヒレと目が可愛らしく、ポリエステルで肌触りの良い仕上がり。「花笠のサウナハット」は、青森の寒い気候で育った丈夫なウール素材でできており、花の鮮やかな色合いと、チャームポイントの小さな鳩まで再現されています!
青森ねぶた祭尽くしの空間にピッタリのサウナハットをかぶれば、より祭り気分が高まるはず!
星野リゾート 青森屋 施設概要
公式HP:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/
住所:〒033-0044 青森県三沢市字古間木山56
電話:050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
アクセス:青い森鉄道三沢駅より徒歩約15分、三沢空港より車で約20分
ライター:青井千夏