サウナライター・サヲトメ(@saunawotome)です。

今回の舞台は、東東京を代表する繁華街・錦糸町。

スパ&カプセル ニューウイング」。

錦糸町駅から徒歩3分という好アクセスな立地にあり、ストレスを抱えた多くの男性を癒してきた錦糸町のオアシス。

細やかな温度管理で、常時極上のセッティングが保たれた2種類のサウナや

誰もが思わず童心にかえる泳げる水風呂「冷水プール」を筆頭に、大人をワクワクさせる仕掛けがてんこもりの施設。

そんな大人の楽園・ニューウイングに、サウナが新設されたのです。しかもレディースデーにこけら落とししてくださるとのことで、突撃してきました。

サウナセッティングのプロフェッショナル・吉田支配人のお話を交えながらご紹介します。

本日はよろしくお願いします。ひとまずウチのサウナ体験してきてください。

ありがとうございます、行ってきます!

小躍りしながら2階浴室へ

ということで、館内着に着替えていそいそと2階浴室へ。ふむふむ、ここで脱衣するのか……ん?

荷物棚に地名が割り振られてるっ! 入り口からちょっとワクワクしながら故郷である秋田にINしました。

後になって思えば、既にこの時から童心スイッチを押されていたのです……。

充実しすぎのアメニティ

まずは洗体、と洗い場に視線を送り思考停止。「あれ、視力バグ起こしたかな?」と混乱するほどアメニティが沢山置かれていました。

更に驚いたことに、ヘア用品は各洗い場に2種類ずつ置いてあるだけでなく

浴場内に特設コーナーまで設けられてるのです! こんなに豊富なラインナップ見たことない。

選べるということは、ちょっと贅沢で幸せな気分にしてくれますよね。

湿度×高温 【ボナサームサウナ】

まずはボナサームサウナに入ってみます。

扉を開けて最初に感じるのは、グリーン系のいい香り。香りを堪能すべく深呼吸してみると、呼吸のしやすさに驚きます。

93℃と高温ながらも適度な湿度が保たれており、体への負担を感じさせないのは吉田支配人の細やかなセッティングのなせる業。

ストーブがベンチ内に格納されている(ボナサウナ)ため、腰かけると背中・腰に感じる熱がなんとも気持ちいい!

高い室温と体に当たる熱の相乗効果で、体の芯までほっかほかに温まりました。

セルフロウリュOK!【テルマーレ改】

お次はお隣の【テルマーレ改】へ。

入り口に掲げられた「スナックよしだ」のポスターが非常に気になるところです。

ドキドキしながらドアを開けると、ボナサームサウナよりも湿度が高めで、室温はマイルドな印象です。

テルマーレ改ではセルフロウリュが可能です。天井との距離が近いので、ロウリュしてから熱々の蒸気を感じるまでの時間が早い!

BGMは吉田支配人がチョイスした邦楽。思いがけない曲と触れ合える場、「スナックよしだ」とは言い得て妙です。

新サウナお目見え!【からからジール】

いよいよ新設された【からからジール】へ。ボナサームサウナの左隣に位置しています。

正面2段のステップの先にジールヒーター、両サイドには2段の座面が並びます。

アバチというヒノキ系の木材が使用されており、97℃の室内には真新しい木の香りが漂う至福空間。

肘や膝、体の先端部分に覚えるヒリっとした感覚は、銭湯サウナの昭和ストロングスタイルとよく似ていますが、息苦しさは不思議と感じられません。

右奥には唯一の三段目にして半個室風スペース。傾斜がついた背もたれに体重を預ければ、サウナを独り占めしているような王様感覚を楽しめます。

 

ジールサウナ誕生のエピソードを教えてください!

第一に土日の入場規制を緩和したかったんです。浴室内の人を分散させるためにも、もう一つサウナを作ろうという話になり、アカスリを移動しました。

そこから、どんなサウナ作るかが一番難しくて。悪手を打ったら全体的にダメになる。三つで一つのようなサウナにしないとダメだと思っていました。

そんな時友人に、もう一個サウナ作る話をしたら、「からから(した熱さ)だな。そしたら3つの熱を手に入れられるよ、ニューウイングは」と。

ご友人の一声がヒントだったんですね! 2つも湿度がしっかりしたサウナがあり最高だったんですが、カラッとした熱さが欲しい時もありますよね。

どんな熱が欲しいのか、どうすればその熱になるかを逆算して部屋の形を決めました。費用もかかる事なので、もし失敗しても熱波やアウフグースができる空間と、ロウリュサービスができる水をかけても大丈夫なヒーターにしようと。

理想を追求しつつ、リスクヘッジなさっているとは……。勉強になります。

15名程が入ることができ、扉が開いても熱が下がらず、息苦しくない。それでいて熱も強力なサウナをイメージしました。そこにMETOS社(サウナストーブのパイオニア企業)の営業担当さんの知見が加わってできたサウナです。

確かに、出入りの際の冷気を感じにくい気がしました。

入ってきた空気がジールヒーターを通って換気されるように計算して作っています。冷気が温まって空気中を漂うので、室温が下がりにくいんですよ。


奥の王様スペースは?

遊び要素です。アカスリコーナー時代に倉庫として使用していたスペースで。潰しても良かったけど、ニューウイングだったらこの遊び方は許されるってMETOSの担当さんが言ってくれて。だったら一番高いところにつくろう、王の席みたいにしようぜって。担当さんが僕のビジョンを理解して色々提案してくれたからこそできたサウナです。

冷水プールとミスト水風呂、幸せな選択

いよいよ水風呂ですが、贅沢な2択「泳ぐか、泳がないか」をチョイスしましょう。

泳ぎたい派のアナタには冷水プール。

シャワーで頭からしっかりと汗を流したら準備OK。15~18℃としっかり冷たいので、スイスイっと往復したらクールダウン完了です。

ぷかーっと浮かぶのも最高に気持ちいいですよ!

ゆっくり水風呂を堪能したい派はこちら。

プールより少し高めの18~20℃で、いつまでも入っていたくなる心地よい温度。

こちらの【mist maxボタン】をポチっとしますと、1分間ミストが降り注いでびしょ濡れに。

ワクワクする仕掛けがあちこちにあるニューウイングは、大人の夢が詰まった秘密基地のようです。

色にヒミツあり!休憩スペース

通路に並べられたととのいイスで休憩しましょう。

青・白・茶に色分けされ、色ごとに違った休憩ができるようになっています。

青いイスではミストと風を、白いイスでは送風機の風を、茶色いイスは無風で内気浴を楽しめるように色分けされているんです。 

全部座ってみましたが、私は茶色(無風)がお気に入り! 体が冷えすぎないので、ゆっくり休憩時間を堪能することができました。

二股カルシウム温泉とまんまるジャグジー

浴槽は2種類。二股カルシウム温泉は、爽快な熱さの44℃にセットされています。

熱いのはちょっと苦手、という方はお隣のジャグジーへ。円周に沿って座れるスペースがあるので、無理のない体勢で無理のない温度のお湯を楽しめますよ。

温度や湿度、体感の違いを選ばせてくれるニューウイング。豊富なバリエーションがあるからこそ、誰もが自分好みの過ごし方を見つけられると思います。

大人になった少年たちの楽園、ニューウイングへぜひお越しください。

【必見】吉田支配人のインタビュー全貌

今回の記事に収まりきらなかった、吉田支配人の2時間にわたるインタビュー。あまりにも面白過ぎたので、形に残したい!

というのも、支配人の考え方や行動の仕方が社会人として参考になる事ばかりで、大げさではなく有料セミナー級なのです。

私一人だけにとどめておくのは非常に勿体ないので、全サウナ好き・全社会人に届けるべく、こちらで番外編・吉田支配人インタビュー全貌を公開しております。

ぜひ、本記事と併せてお楽しみ下さい。

【ご当地サウナ委員会】錦糸町ニューウイング・吉田支配人へのインタビュー【番外編】

 

最後にプレゼントキャンペーンのお知らせです!

ご当地サウナ委員会のTwitterアカウント(@gotochi_sauna)をフォロー&こちらのツイートをリツイートで、非売品ニューウィングオリジナルタオルケットを抽選で1名様にプレゼント!

応募期間:2022年7月20日迄

下記のフォームからご応募ください。
https://forms.gle/p7kNScP6nsBp14GA9

スパ&カプセル ニューウイング 」施設概要

ホームページ:http://spa.new-wing.com/

Twitterアカウント:@newwing2012

住所:東京都墨田区江東橋2-6-11

アクセス
JR総武線・東京メトロ半蔵門線線「錦糸町駅」南口 徒歩3分

利用料金:こちらよりご確認ください

取材・執筆:サヲトメ(@saunawotome

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