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こんにちは、JALサ旅ユニットです。
サウナーのみなさん、いま話題の「過熱水蒸気」と「飽和水蒸気」の違いって分かりますか?
理屈は分かりますけど、実際どう違うのかってなかなか体感しにくいですよね。

でもここでなら、ひとつのサウナ室でふたつの水蒸気を体感することができます。
鎌倉駅から徒歩約3分の「御成桑拿(おなりさうな)」は、座る位置によって熱と蒸気の質が変わるコミュニティサウナです。

左右のストーブ上から発生しているのは、性質の異なる「過熱水蒸気」と「飽和水蒸気」。

そこに大量の新鮮な空気や、サウナ室内で水を浴びる「ヒューマンロウリュ」、

鎌倉の空を仰ぐ屋上外気浴が加わって、最高の時間を過ごせちゃいます。

同じ室温のサウナ室内でふたつの水蒸気を体験し、座る場所によって好みのコンディションでととのえる。

水着着用なので男女グループでも訪れられますし、おしゃれで居心地良い空間のおかげで、一緒に入った人との距離まで自然に近づいていく。
JALサ旅ユニットで実際に体験させていただいた際の写真を見ながら、御成桑拿の魅力をご紹介します。
目次
鎌倉駅西口から徒歩3分。広い空の下に生まれた「御成桑拿」

御成桑拿があるのは、鎌倉駅西口から歩いて約3分の御成町です(駅から近い!)。
観光客でにぎわう東口の小町通りとは空気が変わり、個性的な店と地域の暮らしが並ぶ、落ち着いたエリアです。
白い暖簾と、土を思わせる落ち着いた色の建物は、鎌倉の街並みに馴染みながら、どこか現代的。目立ちすぎないのに、思わず足を止めたくなります。

2025年10月13日に開業した御成桑拿は、水着を着て男女一緒に利用できるコミュニティサウナです。
通常利用は予約不要で、ふと思い立ったときに立ち寄れます。
シャワー付きの更衣室は男女別、2階の浴室とサウナ、屋上の外気浴スペースは男女共用です。
水着は持参のほか館内でレンタルでき、バスタオルとフェイスタオルは利用料金に含まれています。鎌倉観光の途中で予定を変えても、比較的立ち寄りやすいのが嬉しいところです。

内外装を手がけたのは、建築家の谷尻誠さんと吉田愛さんが率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」。
洗練されているのにリラックスできる、鎌倉の街の続きのような空間です。
一段に約10人、三段で最大30人。広いサウナ室は「座る場所」ごとに違う設定

シャワーで体を洗い、サウナマットを手にしてサウナ室へ。

扉の先には、左右に大きく広がる三段のベンチと、その両端に鎮座する2台のストーブ。
約25平方メートル、一段に10人ほど、最大30人が入れる広さです。
現役医師を含むアカデミックサウナレーベル「madsaunist(マッドサウニスト)」が監修したサウナ室の最大の特徴は、ひとつのサウナ室で性質の異なる2種類の蒸気を発生させていることです。

ベンチに座って左手側は飽和水蒸気のエリアです。
一般的なサウナと同じく、オートロウリュで水蒸気が発生しています。しっとりとした蒸気感があり、湿潤な熱が肌を包みます。
しっかり湿度を感じる、安心安定ないつものサウナといった感じ。

座って右手側は、電気式スチームジェネレーター「MAD ENGINE」が生む過熱水蒸気が充満しています。

こちらがMAD ENGINEの出力ノズル。
過熱水蒸気は、飽和水蒸気をさらに加熱した、ほとんど透明で高温の蒸気です。
体にはっきりと熱が伝わってくる一方で、喉にまとわりつくような重さが少ないのが印象的。しっかり熱いのに、深く息を吸いやすい不思議な感覚になります。

そして左右の蒸気が混ざる中央は、いわばMIXゾーン。片側だけとも違う、厚みのある熱を感じられます。
右、左、中央で体感が変わり、さらに下段・中段・上段でも熱さが変わる。
御成桑拿では、座る場所そのものがサウナの設定になるのです。

私たちも位置を入れ替えながら、それぞれ好みの場所を探してみました。
過熱水蒸気の鋭い熱が好きな人、飽和水蒸気の包まれる感覚が落ち着く人、中央で両方を味わいたい人。同じタイミングで同じ部屋へ入っても、選ぶ場所によって感想が変わります。
ただ座って時間が過ぎるのを待つのではなく、自分で動き、その日の体調や好みに合う熱を探す。その探索自体が、御成桑拿の楽しさです。
サウナに慣れていない人は、最初に中央の下段へ座り、体調を見ながら左右や上段を試すと、無理なく違いを感じやすいかもしれません。
熱いのに、深呼吸できる。呼吸しやすさを生む吸排気設計
さて、過熱水蒸気は通常の水蒸気よりも高温なので、体にははっきり熱が伝わってきます。
熱い上級者向けサウナでは、鼻や喉の熱、呼吸の浅さで苦しくなって退出を決意することがよくあります。
ところが御成桑拿では、その感覚がずいぶん少なく感じられました。その理由は、2種類の蒸気だけではありません。

サウナ室には独自の吸排気システムが備えられ、大きな給気口から新鮮な空気をたっぷり取り込んでいます。
なんと一般的なサウナで想定される量の約4倍にあたる空気を取り込んでいるんだとか。
息苦しさに耐えて体を温めるのではなく、自然に呼吸を続けているうちに、汗がしっかり出てきます。
呼吸が楽だと、心にも余裕が生まれます。

黙々と自分の限界と向き合うサウナも好きですが、知人友人と行った時はお互いの表情を見たり、体感の違いを短い言葉で確かめ合ったりできる余裕があるとより楽しいですよね。
御成桑拿の呼吸しやすさは、快適さだけでなく、人と人のコミュニケーションにもつながっていました。
もちろん、呼吸がしやすくても無理な長居は禁物です。時間だけを基準にせず、熱さや体調、体の違和感を優先して楽しみましょう。
サウナ室で水を浴びる「ヒューマンロウリュ」を体験!

楽な呼吸でいつもより長時間サウナに入り体が熱くなってきたら、中央に置かれた水瓶の出番です。この水は、ストーブへかけるためのものではありません。
自分の頭や肩、体へかけるための水です。
madsaunistが提案する「クナイプ」または「ヒューマンロウリュ」は、皮膚が熱くなってサウナ室を出たくなる少し手前で冷水を浴び、皮膚表面を一時的に冷やしてから、無理のない範囲でもう一度蒸気を浴びる入浴法です。
どういうことかと言うと……

十分に温まったところで、

桶の水を頭からざばり。
「サウナ室の中で、水を!?」という背徳感まで含めて爽快です。
熱を持った頭や肩がすっと軽くなり、肌のヒリつきも落ち着きます。

サ室内の排水も完璧なので、どの席で水をかぶってもOKです。
水を浴びてまた座った時の「まだまだ入れる無敵感」はぜひ体験してほしいところ。
いつもよりしっかり、芯から体を温めることができます。
サウナ内に、「座る」「出入りする」以外の動作が加わると一気に活発な雰囲気になって新鮮でした。
取材時は約18℃の水風呂から、鎌倉の空が広がる屋上外気浴へ

サウナ室を出たら、シャワーで汗を流して水風呂へ。
取材時の水温は約18℃。キンキンの冷たさで一気に締めるタイプではなく、呼吸を整えながらゆっくり体を冷やせる水温でした。

隣には、取材時約40℃の温浴槽もあります。サウナの前に体を温めたい人はもちろん、セットの最後に温かいお湯へ戻りたい人にも嬉しい存在です。

水着着用の男女共用施設で、誰かが水風呂、誰かが温浴槽へ入っても、または隣でドリンクを飲んだり内気浴をしていても、オシャレな空間を一緒に過ごすことができます。テルマエってこういう雰囲気だったのかなと思ったり。

そして水風呂を出たら、体の水滴をよく拭き、階段を上って屋上へ向かいます。

視界が開けた瞬間、目の前に広がるのは約48平方メートルのウッドデッキと、鎌倉の大きな空です。
周囲に高い建物が少なく、空が広いです。

鎌倉の山や街の気配、季節ごとに変わる風を感じながら、椅子に座るだけでなく、ウッドデッキへ寝転んで休むこともできます。ウッドデッキって本当に気持ち良い。
建築家の谷尻誠さんは、この屋上を設計する際、『ドラえもん』でのび太が屋根の上に寝転ぶ姿を思い浮かべたそうです。

私たちも実際に横になってみると、その感覚がよくわかりました。
視界の大半を空が占め、体の緊張がほどけていく。サウナ室の緻密な科学から、最後は空と風に身を任せる。その対比まで含めて、御成桑拿の体験なのだと思います。
天候や気温によっては、無理なく2階の内気浴スペースで休むこともできます。季節に合わせて休憩場所を選びましょう。
一緒に入れるから体験を言葉にできる。そして水着が脱水機ですごく乾く

御成桑拿が掲げるコンセプトは、「まちと人が“ととのう”サウナ」です。
その意味は、水着着用で男女一緒に入れることだけではありません。
ひとつのサウナ室に、過熱水蒸気、飽和水蒸気、両方が混ざる中央があり、三段の高さがあり、さらに、ヒューマンロウリュという見たことのない入り方がある。
体験にいくつもの選択肢があるからこそ、自分が感じたことを誰かに伝えたくなります。
私たちもセットの合間に、座った場所による熱の違いや、ヒューマンロウリュの感覚を自然に確かめ合っていました。

ちなみに、持参した水着は更衣室にある専用の脱水機を使えば濡れたまま持ち歩かずに済みます。

公営プールとかでは気付きませんでしたけど、これ本当に天才的な発明品ですね。嘘みたいに乾くので、すべての水着サウナ施設に設置してほしいです。濡れた水着が全く邪魔にならないので、自慢の水着を持ってる人はぜひぜひ気軽に持参してください。
そしてサウナ前後はゆっくり鎌倉観光を。駅から近いからこそ、旅の目的地にも、観光の途中の立ち寄り先にもなれる。
御成桑拿は建物の中だけで完結せず、鎌倉の街とゆるやかにつながっているサウナでした。
サウナと人と街をつなぐ「御成桑拿」施設概要

公式サイト:https://onari-sauna.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/onari_sauna/住所:神奈川県鎌倉市御成町10-24
アクセス:JR・江ノ島電鉄「鎌倉駅」西口から徒歩約3分営業時間:平日11:00〜22:00、土日祝9:00〜22:00(最終受付21:00)
定休日:不定休
入浴形態:男女共用・水着着用予約:通常利用は予約不要
料金:平日60分2,000円/90分2,400円/120分2,700円、
土日祝60分2,300円/90分2,700円/120分3,000円
水着レンタル:550円
JALサ旅ユニットみんなで体験してみて、御成桑拿は体をととのえるだけでなく、人と人の距離、そして訪れた人と鎌倉の街との距離まで心地よくととのえてくれるサウナだと感じました。
鎌倉を訪れるときは、寺社や海、グルメと一緒に「サウナ」も旅の目的へ加えてみてはいかがでしょうか。

あと、しつこいようですがヒューマンロウリュが楽しすぎるので、関東圏のサウナーはぜひ体験しに行ってみてください。
おわり



