※酸ヶ湯温泉にサウナはありませんが、是非サウナーの方に回っていただきたい温泉ですので、紹介させていただきます。

日本有数の豪雪地帯であり、よく積雪量のニュースでも取り上げられる「酸ヶ湯(すかゆ)」。
ここにある酸ヶ湯温泉は、湯治場としても有名なお宿で、昭和29年に国民保養温泉地の第一号として選ばれた場所です!
(国民保養温泉地は今では日本各地に100以上あります。https://www.env.go.jp/nature/onsen/area/pdf/2-3_p_30.pdf)

宿泊施設も備えておりますが、日帰りでの利用も可能です(タオル付きで1,000円)

酸ヶ湯温泉といえば、こちらのヒバ千人風呂!たくさんの人が入れるほど広いという意味でつけられた名前だそう。
特別に許可を得て撮影させていただいたのですが、色々な地方から来てるお客さんがとても暖かく迎えてくれました!

浴室内は心地よい湯気が広がっており、全てヒバでできた柱のない空間は、少し異世界に来たように感じるほどです。広さは約160畳。

ここ、千人風呂の大きな特徴が2点。

通常、温泉って浴室に注いでいる形がほとんどだと思うのですが、この手前に見えますヒバ千人風呂の「熱の湯」は、なんと浴槽内下から湧き上がっております。なので、一度も空気に触れることない源泉を楽しむことができるとのこと。

また、この千人風呂は混浴です!
とはいえ、女性用のスペースや、女性専用の浴室用の着衣等もあるため、気になる方はそちらを利用することも可能です!

(酸ヶ湯温泉にはヒバ千人風呂以外にも、男女別の玉の湯というお風呂があります)

酸ヶ湯温泉の高田さん。サウナはないけど湯治で心もととのえるとお話ししておりました。

蛇口から出てくるのは八甲田の天然水。「この冷水を中心部に掛けると元気が出ます」という看板がありましたが、ととのうの原点が古くから存在していたんだなという気持ちになります。

レトロな場所のようにも感じますが、館内はこのようにとても広くて綺麗な木を生かした空間になっており、本当に心もととのうような気持ちになりました。

旅館・湯治利用に

2019年にリニューアルしたベッド付の洋室や、昔ながらの和室等、様々なお部屋があります。

温泉旅館として楽しむのももちろん出来ますし、湯治のための長期滞在用プランとしての簡素なお部屋もあります。

食事付きプランもありますが、長く滞在し湯治する方のためにこのような調理場も完備しており、自分の過ごし方に合わせて様々なプランを選ぶことができます。

左 : 大西さん 右 : 高田さん

取材中、スタッフの方々がお客様との会話を楽しむ様子も多く見られ、とても優しい空間に感じられました。

心もととのいたい方は、是非湯治でも訪れてみてください!

酸ヶ湯温泉 施設情報


日帰り入浴営業時間:
千人風呂7:00~16:00(閉館17:00、8:00~9:00は女性専用)
玉の湯9:00~16:00(閉館17:00)
日帰り入浴料金 : 1,000円 (タオル込み)
住所:青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地
TEL:017-738-6400
公式HP:https://sukayu.jp/

 

\青森のサ旅はこちらから/
 

 

この記事をシェアする
B!
おすすめ記事