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こんにちは。ヨッピーです。本日はサウナに入るために北海道の十勝・帯広エリアに来ております。
僕はサウナに入ることを主目的に、飛行機に乗って全国各地のサウナ施設に突撃したりするのですが、その話を知人にすると、
「え?サウナに入るために?わざわざ飛行機に乗るの?」
などと言われまくるので完全にブチ切れております。
「温泉に行くために飛行機に乗るなら!!サウナに入るために!!飛行機に乗ったってええやろがい!!!」
そんな風に荒ぶる毎日を送っていたのですが、いよいよ時代が僕に追いついて参りました。
なにせJAL×サウナのサ旅プロジェクトもはじまってますからね!
JALサ旅
サ旅御朱印帳やお得な日帰りサウナ利用券「サ旅手形」の購入も可能な航空券付き宿泊ツアー。
https://www.jal.co.jp/domtour/jaldp/satabi/
そして、後述しますが今、十勝にはハイクオリティなフィンランドサウナがボッコボコ出来ております!
更に、北海道・十勝ならではのグルメもたくさん!
これはもう、十勝へのサ旅に出かけるしか無いのではないでしょうか!
十勝にサウナが爆誕しまくる理由
十勝のサウナはのちほどじっくり紹介することにしつつ、「十勝サウナ協和国プロジェクト」を推進する方々にお話を聞きました!
なんで十勝・帯広にボッコボコ良い感じのサウナが爆誕してるのか聞いても良いでしょうか?
正直、十勝の色んなところに行って「 サウナを作れ!」ってハッパをかけてるのは僕なんですが、僕は元々、サウナが好きじゃなかったんですよ。大浴場についてたらちょっと入るぐらい。それが、ととのえ親方※と一緒にフィンランドに行って、サウナの入り方を教えてもらいながら入ったらもう一発でハマったんです。「これはすごい!」って。
※ととのえ親方
世界各地のサウナを渡り歩いているサウナ界のレジェンド。
おー、フィンランドでサウナに目覚めるってめっちゃ贅沢なやつですね。
でしょう。で、サウナにハマると同時に、「フィンランドと十勝って、同じじゃん」とも思ったんですよ。
同じでは無いと思いますけど。
いや同じなんですって!十勝はフィンランドと同じく農業と畜産が盛んだし、白樺だってあちこちに生えてて美しい自然もあるじゃないですか。
まあ、確かに……。
「こりゃもう十勝はフィンランドだな!」って思って、ホテルの経営者とか色んな人に「フィンランドサウナを作ろう!」ってわーっと。
ちなみに両隣にいる「しんむら牧場」を経営するしんむらさん、十勝ガーデンズホテル支配人後藤さんも林さんに言われてサウナを作ったクチらしい。
反響はどうです?
もちろんお客さんはすごく増えたんですが、大事なのは、面で盛り上げることなんですよ。すっごい良いサウナが出来ても、施設がひとつだけなら地域経済に与える効果は限定的なんですよね。
おお……、良くそこに気付きましたね……!
なんで上から目線……? 実は、十勝には「千年の森」っていう世界一のガーデンがあるんですよ。2012年に世界的なコンクールで優勝し、「21世紀最良のガーデン」っていう誉め言葉まで頂いて。
十勝 千年の森
http://www.tmf.jp/
このガーデン、世界的に著名なデザイナーの方に作って頂いたし、ン十億円っていうすごいお金をかけて作ったんですけど、世界一になって「これで世界中からお客さんがたくさん来るぞ!」って喜んでたら思ったよりお客さんが来なくて大コケしたんです。
まあ、お庭を見るためだけにわざわざ来る人ってそんなにいないですよね……。
そうなんですよ。それでひとつの施設で出来る事は限定的なんだな、と思って。行きたい所がひとつだと点でしかないし、これがふたつになると線になる。みっつ以上だと面になるんですよね。
目当てがひとつだと「日帰りでいいか」ってなりますもんね。
そう。でも2つだと「道中になんか無いかな」って探すでしょうし、3つになると「じゃあ泊まってくか」ってなるでしょう。泊まってくなら地元のホテルに泊まって、屋台村でお酒も飲むでしょうし、それが大事なんですよ。そこで、北海道には千年の森以外にも素敵なガーデンがたくさんあるから、「北海道ガーデン街道」っていうプロジェクトを立ち上げて、大雪、旭川、十勝の8つのガーデンを結んでガーデン街道って名付けたんです。そしたらどんどんお客さんが来るようになった。
なるほどー。その成功体験があるんですね。
元々、十勝には温泉の文化もありますしね。死ぬほど土地もあるし、ほぼフィンランドですしね。こんなにサウナと相性が良い場所は無いと思ってますよ。
わかりました。おっさんの能書きにもだいぶ飽きて来たので、さっそくサウナに入りましょう!
十勝サウナをけん引する「北海道ホテル」のサウナ
そんなわけで今からご紹介するこの、北海道ホテルのサウナを代表例として、十勝・帯広エリアのサウナの特色を書いておきます。
1.モール温泉
十勝・帯広エリアで広く見られるのがこの茶色く濁ったモール温泉なのですが、世界的には珍しい泉質で植物性の有機物を多く含むのが特徴!お肌に良いらしいぞ!
2.フィンランドサウナ
そしてセルフロウリュ可能なフィンランドサウナ!
温度は低め、湿度は高め、というセッティングでじんわり柔らかく暖めてくれるぞ!そしてテレビを設置していない所が多いため自分自身と向き合う瞑想向けのセッティングとも言える!
3.ウォーリュ
そしてこちらも十勝・帯広エリアの特色である、紹介したモール泉を壁にかけて蒸発させるウォーリュ、もしくはモーリュであります。サウナストーンにかけて一気に蒸発させるパターンも良いけど、このウォーリュのパターンではジワジワ湿度があがってく感じがあって体への負担は少ない気がする!
4.天然水の水風呂
そして天然水の水風呂!北海道ホテルは札内川という清流日本一にも輝いた事がある清流の伏流水を水風呂に使っているそうです!地下水のため年間通してそこまで温度が上下しないらしい。
5.外気浴
そして外気浴!冬場は氷点下になることもあるんだとか!
そんなわけで、
モール温泉×ロウリュ(ウォーリュ)×天然水の水風呂の掛け合わせが十勝・帯広エリア独特のサウナ文化のコアになっているのだ!
いやー、サウナだけじゃなくて温泉も楽しめるのは最高だな~~~!
牧場だからこそのサ飯と景色!「しんむら牧場」のミルクサウナ
そして今度はちょっと変わったサウナに、ということで十勝しんむら牧場にやって参りました!
マジの牧場です!牛が放牧されてる!
「なんで牧場にサウナが?」「サウナなんて本当にあるの?」などと思っていたら……、
バッチリありました!
牧場のオーナーである新村さんが、作ったサウナ小屋がこちら。
古コンテナを改造して作ったそうです。
こちらの、BBQも出来るリビングスペースとセットになっていて、現在は宿泊者のみこのサウナを利用出来るそうだ。
入っても良いですか?
どうぞ!
ほお~~~。なるほどね~~~!
なるほどなるほど~~~~!
ちなみにロウリュに使うヴィヒタも十勝産のものだそうです!
ヴィヒタは業者さんから仕入れるんですか?
その辺に生えてるやつを使ってるよ。
敷地内に白樺の木があちこちに生えてるそうです。羨ましい。
なるほどなるほどなるほどぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!これはヤバい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!これはヤバいぞおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」
「ととのい殺されるぅぅうううううううううううううううううううう!!!!」
※整う……サウナ→水風呂→外気浴のルーチンを繰り返し、深くリラックスした状態になること
※無事に整いました。
最高ですね。風がめっちゃ気持ち良い……。
はい、僕も毎日のように入ってるんですが、最高です。
水風呂も天然水ですよねこれ。
地下水を使ってるんですけど、冬はこの辺、氷点下になるんで水風呂の表面が凍ったりします。
ちなみに新村さん、顔が怖いくせに「サウナモンスター」という可愛いロゴのサウナグッズも展開中。十勝のサウナ施設のあちこちで売ってる!お土産に買って帰ろう!
↑可愛いサウナハットが並ぶ、サウナモンスターのInstagramアカウント(https://www.instagram.com/sauna_monster/)
ちなみにしんむら牧場ではサウナ上りに特製の牛乳を推奨しているんですが、これが美味いのなんの!
バニラを一切使ってない、牛乳そのまんまの美味しさが詰まったソフトクリームも激ウマで鬼ヤバでした。しょっぱなからヤバい!
地元に愛される「ひまわり温泉」のサウナ
そしてホテルサウナ、アウトドアサウナに続いてやってきたのがこちら。地元民からも愛される「ひまわり温泉」。
2年ほど前に新しい会社が施設を買い取り、サウナをフィンランド式に改装したらしい。
ビビってしまうのがその値段の安さ!一般客は450円、大学生以下は300円、保護者と一緒なら中学生は無料で65歳以上はなんと200円!毎日通える!
中はこんな感じの広々とした食堂や、コワーキングスペースなんかもあって一日過ごせる作りになっている。値段が安いこともあって毎日通うお客さんも多いんだとか。
そんなひまわり温泉の吉田さんと熱波師の後藤さんにお話を聞きました。
ここも、北海道ホテルの林さんに言われてフィンランド式に改装したクチですか?
そうですそうです。元々はテレビも設置してある、普通のドライサウナだったんですけど、思い切ってテレビを撤去してセルフロウリュも出来るようにして。
常連さんが怒りませんでした?「なんでテレビ無くすんだよ!」って。
怒られました。
やはり。
とはいえ、怒ってた人も「テレビ無いならもう来ねぇよ!」なんて言ってたくせに、今でもお越し頂いていますね。
笑う。まあ安いですもんね。ちょっと常軌を逸した安さ。
この値段で熱波のサービスまでしてるのってひまわり温泉ぐらいじゃないかなって思ってます。
大赤字とかじゃないですよね……?
いえ、おかげさまでなんとか持ちこたえてます!やはりコロナの影響がかなりあって、以前なら毎日のように来てた高齢者の方なんかも減ってしまってるんですが、その苦しい状況をサウナブームで来てくれるようになった若いお客さんが支えてくれているようなイメージです。 サウナブームがなかったら本当に潰れていたかもしれません。
そんなひまわり温泉のサウナ室がこちら。セルフロウリュ可、ヴィヒタもあるフィンランド式でかなり広い!
良かったら、熱波のサービスを受けてください!
おお、是非お願いします!
ではちょっと、 準備をしてきますね。
「おまたせしましたーー」
「今日は遠いところから良く来てくれたな!お返しに熱波という、俺の責務を全うする!では、炎の呼吸、壱ノ型!!」
あーーーー
ダメなやつだ。
えっ、ダメですか?
たぶんダメです。
じゃあドラ〇ンボールに着替えてきましょうか?
それもダメなやつです。
そっか……
しかしながら心意気は買いたい。このあときっちり玖ノ型(くのかた)までやって頂きました。
心意気は買いますよ。立派だと思います。
少しでもお客さんに喜んで欲しくて……
まあね、わかりますよその気持ちは。
そして水風呂!十勝・帯広のサウナ施設はだいたいそうなのですが、こちらのひまわり温泉も天然水で日高山系の伏流水だそうです。
そしてととのい椅子完備の外気浴スペース!
あ
リスじゃん。
十勝はわりと街にリスが居て、もう人間に慣れてて逃げもしないんですよね。
十勝すげえな。
十勝に来たら絶対に食べよう。とん田のぶた丼
そして「そろそろ腹が減ったぞ」という事でやってきたのが帯広名物ぶた丼の名店「とん田」であります。
これがもう、絶句するぐらいに美味いです!
ちなみに、十勝と言えば食料自給率が驚きの1240%、農業や酪農が盛んなので野菜や乳製品、そしてお肉が当然美味いのである。
あまりにも美味しかったのでついついタレを買ってしまった。皆さんも十勝に来たら絶対に食べに来てください。
お酒を飲むなら屋台村へ
そしていい感じに日が暮れて、帯広でお酒を飲むなら「北の屋台」に行こう!
この狭いエリアに20店舗がひしめき合っていて、たくさんのお客でにぎわっている!
しゃー!テンションあがるわーーー!!
お邪魔したのはアイヌの民族料理が食べられる「ポンチセ」
こちらは「ポネオハウ」という豚の骨と野菜を一緒に煮込んだアイヌの家庭料理だそうだ。野性みがすごいけど味は優しい感じで酔っぱらった時には最高!
そしてこちらは͡琥羊(こひつじ)!十勝の牧場や農場と直接取引をしていて、地元民からも「ここは間違いない!」と太鼓判を押される人気店なんだそうだ。
「ラム肉のタタキ」を頂いたんですが、臭みがまったくなくて「文句なし!」って感じです!
絶対乗ってみて欲しい 馬車Bar
更に紹介したいのがこちらの馬車Barであります!
帯広と言えば ばんえい競馬なわけですが、そのばん馬が曳く馬車に乗って帯広の街をゆっくり見ながらお酒が飲めるのであります!
こんな感じでお酒とチーズなど帯広の特産品のオツマミが一緒についてくるぞ。
カッポカッポという馬のひづめの音を聞きつつ、お酒を飲みながら巡るのはここでしか出来ない最高の体験であります。
基本的に優しくて大人しい馬なんだそうですが、
ニンジンに食らいつく時の顔は怖かったです。
いやーー、 十勝すごいな。自然もあるし飯も美味いしサウナも温泉もあるしで、むしろフィンランドより良いのでは……。
いやー、本当にそうなんです!サウナも良い!メシも美味い!自然もたくさん!となったらマジでサ旅の第一候補として文句無しでは!
他にも色々!十勝・帯広のホテルサウナ
湖を望む温泉宿「くったり温泉レイクイン」
しかし!まだまだ他にもたくさんあるのです!
こちらはくったり温泉レイクインに併設されている、湖畔の薪サウナ!
もちろん水風呂も天然水だし、湖を見ながら外気浴が出来るのダ!
ちなみにこの湖、冬には凍結するらしく、こんな感じで穴を開けて飛び込むファンキーなイベントも開催されるそうです!冬にまた来た~い!
もちろんホテルの大浴場に併設されてるサウナもフィンランド式!(テレビはあるけど)
そしてお馴染み天然水の水風呂と、こちらは珍しい不感の湯。
体温くらいのぬるめの温度で、入った事がある人にはわかると思うのだけど、
水風呂に入った後にこの不感の湯に入るとめっちゃリラックスして急激に眠くなるよね。
寝る前に入りたい……。
案内してくれた後藤さん。
いやー、良いですね。
十勝って観光のメインは夏なんですよね。冬はやっぱりお客さんが減るのでどうしようか悩んでいる中でサウナに活路を見出しまして……。
でも、こんなスピードでばんばんサウナが出来るのってすごいですね。僕、色んな所で「サウナ作れー!今なら良いサウナさえあれば全国から人が来るぞ~!」ってわーわー言うてるんですけど、意外と増えない。
十勝って、元々温泉があるからサウナと相性が良いっていうのと、あとは土地も大自然もいくらでもありますし、それに十勝には お金持ちが多いんですよ。
えっ、そうなんだ!
豪農って言うんですけど、十勝の農家は広大な土地を重機使って効率良く経営しているので。農家やりながら外車5台乗り回してる人とかいますよ。
なるほど……。そういう人が有り余る土地を使ってボッコボコサウナを作るわけですね……!
そういうことです。たぶん今後ももっともっと増えていくんじゃないですかね。
また呼んでくださいねマジで……。凍った湖に飛び込んでみたい……。
帯広駅すぐ近くビジネスホテルでもこのクオリティ!「プレミアホテル-CABIN- 帯広」のサウナ
続いてはこちら!プレミアホテル-CABIN-のサウナ!
帯広駅から歩いてすぐでこのクオリティ!
モール温泉×フィンランドサウナ×天然水の水風呂という十勝のコア要素を抑えつつ、珍しいのがなんとこちらのホテルのサウナには水風呂が温度違いで2種類あるのです!
冷たい水風呂→ぬるめの水風呂のコンボ、最高!
ちなみに総支配人山本さん、副支配人鈴木さんのお二人にもお話を聞いたのですが、案の定北海道ホテルの林社長にそそのかされてサウナを改装したクチだそうです。
いやー、おかげさまで自分自身もすっかりサウナにハマってしまいまして。
実際、お客さん増えました?
ええ、 増えました!それに、サウナに力を入れ始めるとあちこちから「実は俺もサウナが好きで……!」みたいな人が沸いてきたんですよ。
隠れサウナーだ。隠れキリシタンみたいな感じで迫害されてたのかな。
それでみんなすっごい語るんですよね。
あーわかる。サウナーの人って……、
「やっぱり水風呂は天然水で~~~~、湿度はこんぐらいで~~~~」
って、完全にキマった目でしゃべりだしますよね。
(笑)そんな感じです。でも嬉しい誤算なのは、地元のお客さんがすごく増えた事なんですよ。ウチは日帰り入浴のお客様も多いのですが、地元の方が本当に増えました。
あーー。いい話ですね。僕、十勝に来て感心したんですけど、こういうPOPがあちこちに貼ってあるんですよ。
こういうの!これを見たら、「やってみようかな?」ってやってみてハマる人も絶対いると思うんですよね。
ぜひとも我がサウナでハマって頂きたいです!
十勝川のほとりに佇む宿「十勝川温泉 観月苑」
そしてこちらは老舗ホテル「観月苑」のサウナ。
もちろんモール温泉もあるし、露天スペースからは十勝川が見える!
こちらは案内して頂いた副支配人の束原さん。冬場はこの露天スペースに雪が積もるため、たまに人型の跡がついていたりするらしい。
なるほど~~。サウナ後に雪に飛び込むのってサウナーなら人生に一度はやってみたいやつじゃん……。
更に、最近は犬と一緒に泊まれるお部屋にも力を入れている!
そんな束原さんですが、これまた北海道ホテルの林社長にそそのかされてサウナにハマったのに、忙しい時期にサウナに行けなくなるのが逆にストレスなんだそうです。中毒じゃん。
朝食が自慢!帯広駅前のホテル「十勝ガーデンズホテル」
こちらも帯広駅前という好立地のホテルですが、サウナ×温泉×天然水の水風呂をバッチリ完備!
そして十勝ガーデンズホテル自慢の朝食!
良いホテルサウナが多すぎて泊まる所に悩んじゃうね!
地域密着型のローカルサウナ
家族やカップルでも貸切でサウナが楽しめる「ローマの泉」
そして今度は地域密着型のローカルサウナをご紹介!
こちらの「ローマの泉」は昭和51年創業の老舗のサウナ施設だ!
昭和感あふれる施設だけど、特筆すべきがこちらのファミリーサウナ!
個室内に温泉、サウナ、水風呂が揃っているのであります。
これならじっくり楽しめる!
自家源泉のかけ流し「アサヒ湯」
こちらはサウナ・水風呂・温泉のシンプルな大浴場ですが、
温泉の表面に、細かい気泡が弾けてるのが見えるでしょうか?
このアサヒ湯は自家源泉のかけ流しで、その泉質は帯広市内でもピカイチなんだそうだ。
帯広に来たら必ず来よう!
水産会社が運営する喫茶店にもサウナ?!「ベイラウンジコーヒー」
そして帯広市内からはちょっと離れるけど、「旅館を買い取って喫茶店とサウナにした」という変わり種のベイラウンジコーヒー!
このベイラウンジコーヒー、元々は旅館だったそうなのですが、こちらを運営する水産会社が「海に出たあとにお風呂に入りたい」「サーフィンのあとにお風呂に入れるところが欲しい」と思い、大浴場を改装してサウナに仕立て上げたんだそうだ。ちなみにサウナは激熱です。
こちらがベイラウンジコーヒーを運営する池下さん。
この併設されたカフェも「コーヒーが飲めるところが欲しい」と思って作ることにしたらしい。
俳優の坂口憲二さんが焙煎する「The RIsing Sunコーヒー」が飲めるぞ。
エスプレッソマシンもめちゃくちゃ高い本格派のものを使ってるそうだ。完全に趣味が派生しとる。
ここは港町なんですが、だいぶ人口が減ってしまって、お店もどんどん無くなってすごく不便だから、「じゃあ自分達でやるか」という気持ちでやってます!
ちなみに、ベイラウンジコーヒーは水産会社直営という事もあって、運が良ければこんな豪華なマグロ丼が880円で食べられるらしい。
だいたい土曜日はこういうのを出してますね。この港で水揚げされた良い海鮮って、現地で消費されずに札幌や東京に行っちゃうんですよ。地元にこういうのが食べられるお店が無くなっちゃったんで。だからこれも「じゃあ僕らが出すか」っていう。
そんなベイラウンジコーヒー、お邪魔したらサウナあがりにコーヒーを飲みつつ「海鮮丼はありますか?」って聞いてみよう!
十勝グルメ
煮込みジンギスカンの大阪屋
十勝・帯広と言えばもちろんジンギスカンが美味いわけですが、こちらの「大阪屋」は珍しい煮込みジンギスカンのお店!ご飯がモリモリ進む&お酒が飲みたくなるのでハンドルキーパーは殴り合いで決めよう!
インデアンカレー
そして帯広のソウルフード「インデアン」のカレー!
462円というワンコインでおつりが来る価格ながら、スパイスが効いた本格的なうまいカレーが食べられる!帯広に来たら絶対食べてくれー!
六花亭の出来立てバターサンド
そして、みんな大好きマルセイバターサンドを製造する「六花亭」は実は帯広の会社なのだ。
その六花亭が運営する「六’cafe」ならなんと出来立てのバターサンドが食べられる!
お土産で貰うバターサンドは「しっとり」「ふんわり」って感じだけど、出来立てのバターサンドは「からっと」「さくさく」って感じなので新しい!これも帯広に来たら絶対に食べよう!
美しい自然あれこれ
いやーーー、十勝・帯広めっちゃ良いですね。めちゃくちゃ気に入ってしまった……。アヴァント目的でまた冬に来たい……。
でしょう?サウナもグルメも自然も、全部十勝にありますからね。そりゃもう来るしかないでしょう。
でも僕、けっこう色んな地域で「サウナは面で盛り上げるべきやぞ!」って言ってるんですよ。某九州の名サウナの社長にも「ここだけだともったいないから、もう1個作るか、周りにもサウナ流行らせてください!そしたら地域全体で盛り上がる!」って騒いだんですけどなかなかそう簡単には増えない。
十勝はね、農業やってる人が多いでしょう。農業ってみんなで色んな作業を手分けしてやるんですよ。小麦の収穫の時なんかはコンバインを貸し借りしながら24時間ずーっと収穫したり。そうやってみんなで手分けして色んな事をやってるので、みんな仲が良いんですよね。そういうコミュニティが元々あるんです。
そっかー。コミュニティがあって、元々温泉があって、お金持ちが多くて、土地もたくさんある、っていう前提条件が色々揃ってるのか……。
だから色んなところが今サウナを盛り上げようとやってますけど、そうそう負けませんよ!
いやー、よくわかりました。
サウナ、グルメ、大自然と三拍子そろった十勝に、皆さんも是非来てくださいね~~~!