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サヲトメ(@saunawotome)です。
ひんやりした外気に、秋の訪れを感じる今日この頃。
南国の開放的な雰囲気に、思いをはせている方もいらっしゃることでしょう。そんな時は……
愛知県にあるキャナル・リゾートが癒やしてくれますよーっ（大声）！
「都会に出現した心も体も悦ぶ究極の楽園」をコンセプトにしたキャナルリゾートは、オリジナリティあふれる施設づくりで多くの人をとりこにしている大人気の施設なんです。
今年5月にサウナと潜れる炭酸水風呂（最深2m）がリニューアルオープンし、サウナ好きをざわつかせていたキャナル・リゾート。
その興奮も覚めやらぬ8月、今度は泳げる水風呂が登場したという情報を聞きつけ取材にやってまいりました！
店長の川口真仁さんにいろいろ教えてもらいましたよ！
川口さん、本日はよろしくお願いします。キャナル・リゾートはどんな温浴施設なんですか？
名古屋市という大都市にありながら、都心の喧騒から離れリゾート気分を味わえる大型温浴施設です。リゾートと名前につく通り、お客様には解放感や非日常を味わってほしいと考えています。そのため、通常であれば常識的にNGなことも、キャナルリゾートでは出来るようにしたり、ちょっと攻めている温浴施設かもしれませんね。
いろいろと気を付けなければならないことが多い世の中だからこそ、息抜きできる場所の重要性を再認識しますよね。
ルールやマナーももちろん大切ですが、お客様にはキャナルリゾートならではの楽しみ方をしていただけたら嬉しいです。
私も早速、解放感を味わってきますね！
目次
高温フィンランド式ロウリュサウナ
洗体をすませたら、今年5月にリニューアルされた高温フィンランド式ロウリュサウナへ。
土日にはサウナ待ちが発生していたことから、サウナに隣接していた露天スペースを利用して規模を拡張。男性30人、女性20人ほどのキャパシティだったサウナがそれぞれ2倍の広さになったんですよ、すごい！
イズネスストーブ
リニューアル前は乾式ストーブとイズネスストーブの2台体制で、30分に1度イズネスストーブのオートロウリュが楽しめました。
イズネスのオートロウリュはそのままに、広いスペースに対応するため中央にikiストーブを2台配置。10分ごとのアロマオートロウリュで、サウナ内をパワフルに熱しています。
室内が広く熱源が3種類あることで、座る位置によって異なる熱を感じられるのも魅力的。テレビも２台あり、それぞれが違うチャンネル設定になっているのも斬新で楽しい！
若い世代、人生の大先輩世代、どの世代でもサウナハットをかぶっている人が多い印象を受けました。あらゆる年代のサウナ好きに支持されているんですね。
もともとはご高齢の常連様に支えられてきた施設。リニューアル後も、昔からの常連さんが引き続き楽しんでくださっているようで、私たちも嬉しく思っています。
迷えるぜいたく・3種の水風呂
まずはこちら！ 8月にできたばかりの【泳げる水風呂】。
全長6m、露天エリアで抜群の存在感を放っています。しっかり水深もあり、こりゃもう完全にプールです。
水温は15℃以下にセットされているそうで、たかが6ｍと思うことなかれ。サッと往復するだけでも十分すぎるクールダウンが可能です。
スイスイ泳いでいると、なにやらとっても好奇心をそそられるボタンを発見。ボンバーって書いてあるぞ……？
こういうのは基本的に押すの一択です。えいやっ（押）
うぉぉぉぉーーーっ！
頭上高くから、結構な水圧がドバーッと降り注ぎます。油断してると首が持っていかれそうなくらいの威力です。
かわ、川口さんっ！ 水圧の設定、これであってますか？
あってます(笑)。いろいろと試して、その水圧に落ち着きました。ボンバーボタンを押してから、水が落ちてくるまでに少し間があるので、覚悟してお待ちください。
気軽にボタン押して、こんな強烈な一撃をくらったら、一人で遊びに来ていたとしても爆笑しちゃいますね。滝行を疑似体験したみたいで楽しいです！
お次は5月にリニューアルされた【潜れる炭酸水風呂】へ。日本一深い炭酸水風呂、最深部はなんと2m！
水温は男性11℃、女性14℃とかなりの冷たさ。「PROサウナー専用」の注意書きに、私はプロサウナーなのだろうかと自問自答しながらも、湧き上がる好奇心には逆らえないので入・水！
炭酸泡がパチパチ弾ける水風呂にもぐってみると、思った以上の深さと冷たさでドキドキします。シュワシュワ泡が刺激的で、まるで強炭酸飲料に飛び込んだような気分。
パンチの強い水風呂2連発にハラハラしているサウナ初心者の皆様、ご安心ください。
サウナ室すぐ隣には、一人用の【五右衛門水風呂】が３つ並んでいます。約15℃の「キンキン」、20℃の「やや冷たい」の2種類があるので、優しめ水風呂がお好きな方はこちらへどうぞ。
外気浴スペースは泳げる水風呂の目の前に。外気浴をお楽しみ中の皆様におかれましては、おこぼれボンバーの可能性も大いにあるということをご理解いただければと思います。
むしろご褒美みたいなものですので、私はおこぼれボンバーを積極的に浴びたい所存です。（キリッ）
48.8℃の源泉お風呂紹介
流れの湯
【手前】壺湯【奥】美泡壺湯
キャナル・リゾートはお風呂もスゴイんですよ！ 露天エリアにあるお風呂はすべて温泉。泉質は「ナトリウム-塩化物泉」で、名古屋市南部地域では大変貴重なのだそう。
「温まりの湯」「熱の湯」とも呼ばれる保温効果の高い温泉なので、冷たい水風呂との相性抜群です。
腰掛湯
内湯では炭酸泉や電気風呂、ジェット風呂などが楽しめるのですが、この日ひときわ輝いていたのが「鬼ころし風呂」。そうです、あの清洲桜醸造の辛口日本酒・鬼ころしのお風呂です！
1日4回鬼ころしをぜいたくに投入したお湯は、日本酒のふわっとした香りと肌触り。思わず「くぅーっ！」と声が出てしまいそう。アンチエイジング効果が期待できるそうなので、体験してみたい方はぜひ水曜日にキャナル・リゾートを訪れてみてくださいね。
6種類の本格岩盤浴エリア
岩盤浴エリアにもキャナル・リゾートらしさがあふれています。
お部屋全体で岩盤浴を楽しむことができる「森てらす」は、ハンモックや大きな木が特徴的なエリア。ハチの巣状にわかれた個室タイプの「讃てらす」や、玉砂利の温床と落ち着いた照明に癒やされる「光てらす」など、6種類の岩盤浴と休憩スペースでのんびり寛げます。
「はなび」の絶品台湾まぜそばはサウナ飯にピッタリ！
サウナ飯にぜひお薦めしたいのが、麺屋はなびの元祖台湾まぜそば。名古屋名物の台湾まぜそばは、ニンニクが効いたピリ辛の台湾ミンチと、ニラやネギ、魚粉などを絡めていただく汁なし麺。
鼻に抜けるニンニクの香りと、魚粉のうまみ。ミンチと卵黄・麺が良くからみ、大量発汗して失われた塩分が補われていきます。
フードメニューがとにかく豊富で、和・洋・中からスイーツまで、あらゆるジャンルを楽しめるのも魅力的。
名古屋の名店とのコラボレーションメニューにも力を入れていて、キャナル・リゾートは人気店を味わい尽くすことのできる、とっておきスポットかもしれませんね！
今後のキャナルリゾートから目が離せない！
いやあ、楽しかったぁ……。今後取り組みたい事はありますか？
お客様に喜んでもらうことが第一だと考えています。新しいものを求める方、ゆっくりお風呂につかってリラックスしたい方、どちらにも喜んでいただけるような施設を追求していきたいと思っています。
気になるお知らせも発表されましたね！
キャナルは英語で「運河」を意味します。施設名は、運河に隣接していることに由来しています。埋め立てた土地を利用して、新たなものの展開を予定していると聞いていました。サウナ好きの皆様にさらにご満足いただける施設となるよう、準備を進めています。
2023年の春、サウナ界に激震が走りそうな予感ですね。本日は素晴らしい非日常体験をありがとうございました！
キャナル・リゾート 施設概要
住所:愛知県 名古屋市 中川区玉川町4-1
アクセス：こちらよりご確認ください
（※無料シャトルバス有）
【営業時間】
（月～木曜）9時00分～深夜1時00分
（金・祝前日）9時00分～深夜2時00分
（土曜）8時00分～深夜2時00分
（日・祝）8時00分～深夜1時00分
【利用料金】
入泉料：大人平日850円 土日祝950円
岩盤浴料金：大人平日850円 土日祝950円
レンタルタオル：300円（バスタオル＋フェイスタオル）
Twitter:@canalresort
Instagram:＠canalresort
取材・執筆:サヲトメ(@saunawotome)
