東大阪「花園温泉sauna kukka」すべてレポートします！15のサウナがある超豪華サウナ施設

大事件です。

2023年7月26日、東大阪エリアにとんでもないサウナ施設がオープンしました。

その名も、花園温泉sauna kukka（サウナクッカ）。

男湯、女湯ともに40名ほど入れる巨大なサウナ室をはじめ、

とんでもない大きなサウナストーブがあるサウナ室に、

まさかのバレルサウナ、

まさかまさかの、8つの「個室サウナ」を完備！　

ここサウナクッカは、7タイプ・15のサウナ室をかねそなえたサウナ特化型の温浴施設なんです。

すごくない？豪華すぎない？

店舗内は、1階がレストランとリラクゼーション、2階が男女浴室、3階が有料のサウナ専用フロアの3部構成。

何通りもの過ごし方ができることから、お風呂・サウナの新たな遊びを提供する場所を目指したとか。　

どんな施設なのか、もっとくわしく知りたいですよね？

というわけで、サウナクッカを隅から隅まで体験してきましたので、その様子をみなさんにじっくりレポートしていきます！

男女浴室は3タイプのサウナと巨大水風呂完備

1.【男性浴室】激アツ！オートロウリュ＆オート熱波「サウナハナゾノ」

まずは男湯の「サウナハナゾノ」。コの字型でかなりの広さがあります。収容人数は40名！　

毎時00分・30分には、オートロウリュ&オート熱波が発動し、アツアツ”欲張り”な時間を過ごせるのが目玉。

オート熱波がとにかく熱いとのことで、関西サウナーたちを唸らせまくっているらしいです。

サウナクッカ支配人の椿さんいわく、オート熱波が発動した途端、その熱さに驚いた男性陣がぞくぞくとサウナ室から脱出してくるとか。

熱のひみつは、背面に仕込まれたボナサウナストーブ。サウナクッカは、タワー型のサウナストーブとボナサウナのW熱源仕様！　

正面にはサウナストーンがしっかり積まれたサウナストーブからの熱、背中からはボナサウナの熱が押しよせてくるため、逃げ場がなく、まさに熱！熱！熱！でアツアツに蒸されることができます。

2.【男性浴室】瞑想にぴったり！セルフロウリュサウナ

「セルフロウリュサウナ」は、瞑想にぴったり。

熱のパワフルパレードがたのしめる「サウナハナゾノ」とは対照的に、こちらは蒸気をしっかり楽しめるタイプです。

サウナ室の大きさ以上のパワーがありそうなサウナストーブは、セルフロウリュが可能。

浴室内に「ジリジリ&アツアツ」なサウナと、「じっくり&ジュワジュワ」なサウナ、熱の違いを肌と汗で感じられる2種類のサウナがあるのがいいですよね！

【女性浴室】サウナハナゾノ

女湯にも、男湯と同じサイズの「サウナハナゾノ」があります。

こちらも40名ほどが入れるサイズで、熱源も同じくサウナストーブとボナサウナのWパワーです！うれしい。

実際にオートロウリュ&熱波を体験しましたが、パワフルさの中にしっかり熱を楽しめる心地よさがありました！

とはいっても、熱いことは熱いので、ロウリュに合わせて滞在時間をうまく調整しておくことをおすすめします！笑

3.【女性浴室】ミストサウナ

女湯にもうひとつあるのが、42度前後のミストサウナ。

ミストがとっても細かくて、蒸気の中に包まれてるような心地よさを感じられました！

なんでも”すこぶるいいナノミスト”が出る機械を取り入れているそうで、美容効果も期待できるとか。

サウナハナゾノで「熱」を楽しんだあとは、ミストサウナで「保湿」なんて入り方をぜひおすすめしたい。

巨大水風呂&充実のととのいスペース

女性水風呂

サウナだけでなく、水風呂も超ビックサイズ！

男湯、女湯ともに同じサイズの水風呂が「サウナハナゾノ」の目の前にあります。

一番深い部分は水深が120センチで、深さも広さも十分楽しめる水風呂です。水温は18度ほど。

男湯ととのいスペース

女湯ととのいスペース

ととのいスペースには、頑丈な樹脂製のアディロンダック チェアが贅沢にずらーっと。

すぐ近くの山（生駒山）から自然の風がふわ〜〜っとおりてくるようで、外気浴がめちゃくちゃ気持ちいい！　

地下1000メートルから湧き出す天然温泉にも注目

女性内湯/あつ湯とぬく湯の2種類ともに温泉

女性露天風呂/露天岩風呂（温泉）・炭酸泉&電気風呂

ここサウナクッカは「花園温泉」と名前がつくように、天然温泉にも大注目。

美肌効果の高い泉質の温泉らしいのですが、お湯のなめらかさが格別なんです。

実際に入ってみると「なんかこの温泉すごいぞ！」と、絶対にその良さに気づけるはずなので、サウナクッカに来た際はサウナだけでなく、温泉にもしっかり浸かってから帰ってくださいね！　

サウナ専用エリアへ！プライベートサウナ「oma（オマ）」

脱衣所で水着とポンチョに着替えたら、一度脱衣所を出て、3階のプライベートサウナ「oma」へ！

「oma」は男女共用フロアの有料スペース。

利用の際は、受付後にこの専用ポンチョをゲットできます。

水着は基本持ち込みスタイルですが、レンタルも用意あるので安心！

階段をのぼると、そこには開放感たっぷりの空間が広がっていました！

手前にあるのがジャグジー、奥には予約制のバレルサウナ、ととのいスペースも見えますね〜。

4.巨大サウナストーブ「sauna kukka」

「oma」エリア、目玉は巨大サウナストーブがある「サウナクッカ」。

80名ほど収容できる超ビックサイズのサウナ室で、アウフグースのイベントなどもこちらで開催されるそうです！　

サウナストーンの量がすっごいことになっているのも注目ですが……

生駒山

窓の外の景色を望むことができるのも魅力です。

75度に設定された低温の熱を、景色とともにじっくりじっくり感じることができます。

平日の日中に利用したのですが、カップルでサウナを楽しんでいる方が多くてびっくりしました！新たなデートスポットとしても注目されているそうですよ。

5.貸切のバレルサウナ

この場で組み立ててもらったというバレルサウナは、完全予約制です。

定員MAX6名まで利用できるので、家族や友人とよりワイワイサウナを楽しみたい時にぴったり。

ストーブには、薪で温度を調整する薪ストーブを採用していて、利用者は実際に薪でサウナ室の温度を調整できるそうです。

バレルサウナ＝ちょっと遠方に行かないと体験できない特別なサウナというイメージを、見事にくつがえしてくれたサウナクッカ。恐るべし！

2種類の水風呂&ジャグジー

サウナの後は、18度設定の水風呂か、

15度設定、120センチの深さのある水風呂、お好みをチョイスできるのもうれしいところ。

水風呂が苦手な方は、30度前後に設定されたジャグジーもあるので、安心。

自分に合った入り方を探せるのも、サウナクッカが提唱する「遊び方」のひとつかもしれません。

温浴施設の中にまさかの個室サウナ！

バレルサウナやジャグジーのあるフロアから奥に進むと、何やらずらりと個室が並ぶフロアを発見。

そうプライベートサウナ「oma」では、巨大サウナ「サウナクッカ」、「バレルサウナ」、そして「個室サウナ」が体験できるんです……もうなんでもあるのよ、ここには。

個室サウナの種類は大きく分けて２つ。

6.男女一緒にOK！個室サウナ

水風呂なし・2人用個室

全8室の個室サウナは、①水風呂なしタイプ（5ルーム）②水風呂ありタイプ（3ルーム）の大きく2種類。

①水風呂なしタイプは、個室空間にシャワーブースが備えられており、ソロタイプと2名まで利用できるタイプの個室があります。

水着着用なので、もちろん男女での利用もOK！

よりプライベート感を楽しみたい方におすすめだとか。

7.3室限定！日本にここだけしかない「サウナ大使」のアイデアを形にした個室サウナ

利用する際はこの案内書を持って個室サウナフロアへ。スタッフの方が案内してくれます

続いては、②水風呂ありタイプの個室「大使のサ室」をご紹介。

ドアを開けると、かけ流しタイプの水風呂と、大きめの休憩ベンチがありました！贅沢〜

なぜここが「大使のサ室」と名付けられているのかというと、「マンガ サ道」の原作者タナカカツキさんのアイデアを元に作られたサウナ室があるからです！

ここ東大阪がタナカカツキさんの出身地だったご縁もあり、サウナ室のアイデアを出してもらったとか。

タナカカツキさんのアイデアを形にした個室サウナは、全国でここだけなので、もうそれだけでも来る価値ありです！　

そして、実際のサウナ室がこちら。

ここ「Levätä（レバタ）」は、フィンランド語で「ひと休み」を意味する言葉。

落ち着いたダークなカラーが特徴的で、瞑想にぴったりです。

このサウナ室以外にも、光を意味する「valo（ヴァロ）」のサウナ室は明るめに、

ぬくもりを意味する「lämpö （ランプ）」のサウナ室は、暖炉のようなあたたかい雰囲気を感じるサウナ室に仕上がってます。

部屋によってちがった雰囲気を体験できるのが「さすが」というところ。

もちろん全個室、セルフロウリュ可能。

天井がバレルサウナのようにアーチを描いていることもあり、蒸気をしっかり感じられるサウナ室でした。

水風呂でしっかり冷やされた後は、大きなベンチでゆっくり休憩。

浴室の外気浴スペースと同じく、生駒山からの風がここにもしっかり抜けるので本当に気持ちのいい外気浴が体験できます。ととのいます、しっかりと。

温浴施設の中に「個室サウナ」ってどうなの？と最初は思っていましたが、個室内に一歩入れば施設の中にいることを忘れてしまう静かで驚きました。

大使のサ室はやっぱり予約が埋まりやすいそうなので、余裕を持って予約しておくのがおすすめです！

サウナー専用エリアカフェ&レストルームが贅沢すぎた

まだまだあります！サウナ専用フロア「oma」の魅力。

まずは「oma」専用のカフェエリア「cafe 37℃」。

ドリンクから軽食までそろっているので、ちょっと小腹が空いた時にふらっと立ち寄れるのがうれしい。

オロポもありました！

ちょっと奥まったフロアになっているので、ととのいスペースとして活用している人も多かったです。

続いては、レストルーム。

なんとここ、ポンチョを着用していれば水着のまま利用できるスペースなんです。新しい……！！　

マンガはほとんど置かれておらず、写真集や雑誌など、書籍をメインに集めているのが特徴的。

カウンター席では電源も確保されているので、パソコンを持ち込んで作業している人も多いとか！

ごろっと寝転べるスペースもあるので、ちょっと昼寝したい……なんて方にもおすすめ。

仕事に疲れたらサウナ入ったり、カフェでお茶したり、本をパラパラと読んだり、昼寝したり……と無限にいられてしまう魅惑の空間です。時間制限もないみたいですよ！すごすぎる。

充実のサウナ飯！おすすめはこれ

最後はサウナ飯を食べに、1階の食堂「花園食堂」へやってきました！

メニューが多くて迷ったのですが、人気メニューのひとつ「明太子クリームのおうどん」（1,000円）と「串カツ」（280円）を注文。

しっかり食べ応えがあって、最高のサウナ飯でした。クリームが濃厚だった……

うどんメニューだけでなく、全国のご当地のラーメンがずらりと並んでいたのも気になりました！

幅広いメニューが取りそろえられていたので、「これ食べたい」が必ず見つかるはず。

サウナクッカに行ってきた感想

何時間でもいてしまう、自分次第で何通りもの過ごし方ができるサウナクッカ。

サウナ初心者から上級者まで、どんな人でも自分なりのサウナの楽しみ方を追求できる場所だなと感じさせられました！

関西の方でまだサウナクッカに行けていない方はもちろんのこと、大阪サウナ旅を計画中の方はぜひ「サウナクッカDAY」を1日確保して旅行プランを立てて欲しいです！　

花園温泉sauna kukka 施設概要

公式HP：https://sauna-kukka.jp/
インスタグラム：https://www.instagram.com/hanazono_onsen/
X：https://twitter.com/KukkaSauna

取材・執筆:はせがわみき(@hamigaki_write)