【広島旅行お供に】地元民が選ぶ、お好み焼きの隠れ名店3選

広島のソウルフードといえばお好み焼き！

広島のお好み焼き店の数は全国一なので、県外の方はどのお店に行ったらいいのか正直迷ってしまいますよね。

ガイドブックに紹介されている店舗ももちろんおいしいですが、今回は広島県民である私が利用するお好み焼き店を紹介！

3店舗ともタイプの違うお好み焼き店なので、ぜひハシゴして食べ比べてみてください。

 

冷めてもおいしいお好み焼き「だいち」

私のイチ押しのお好み焼き店が、広島の飲み屋街に位置する「だいち」です。

立地的に夜のみの営業ですが、いつも常連客で賑わっており、時間帯によっては入れないことも多々あります。

店内はカウンター席のみで、目の前で焼いてくれるスタイル。この光景は、広島のお好み焼き店ではお馴染みなんです。

たっぷりのキャベツをしんなりするまで蒸し焼きに。

今回、私が注文したのは「肉玉そばネギ入り」です。広島のお好み焼きはそばかうどんが入るので、ボリューム満点。

たっぷりのネギと胡椒が、お好み焼きの味を引き立たせてくれます。

 

そして、持ち帰りで食べてもおいしい！飲んだ後に、テイクアウトで持って帰り、翌日冷めたまま食べても味の質が落ちていません。

また電子レンジで温めると、多くのお好み焼きはベチャッとなりますが「だいち」のお好み焼きはベチャッとならないのもおいしさの秘訣。

素人にはわからない、焼き方の秘訣が隠されているのかもしれませんね。

ちなみに「だいち」で使われているソースは、オタフクソースとカープソースの2種類。注文時に希望のソースをお願いできるので、お好きな方を選んでみてください。

大将は元和食料理人とあって、鉄板料理もバラエティーに富んでいます。

広島でしか食べられない「コウネ」はメニューとして出しているお店も少ないので、鉄板メニューも一緒に注文してみてください。

だいち
広島県広島市中区胡町2−12　広栄ビル
営業時間 18:00～29:00
参考リンク：食べログ「だいち」

ふっくら＆ジューシーの「蔵屋」

オフィス街に店を構えている「蔵屋」は、和をモチーフにした店内で落ち着く雰囲気です。

ランチ時は会社員の人で賑わっており、予約しないと入店できないこともあります。

「蔵屋」で注文したのは「肉玉そばカイワレ入り」です。実はカイワレのトッピングは初めて食べましたが、カイワレ大根のほのかな辛みがお好みソースの甘みと相性抜群！

さっぱり食べられるので、夏にいただくにはおすすめです。

「蔵屋」のお好み焼きの特徴は、キャベツが半生のシャキシャキ感が残っていること。キャベツの歯ごたえを感じられるので、満腹中枢を刺激してくれそうです。

また食べてビックリしたのは、豚肉がとてもジューシー。広島風お好み焼きは、豚肉自体を軽く焼いて載せていますが「蔵屋」は豚肉を蒸し焼きのように火を通しているイメージです。

「蔵屋」で使われているソースはカープソースです。

カープソースはオタフクソースに比べると辛口。お好み焼きのキャベツは火を通すと甘くなるので、ちょうどいいバランスで食べられます。

「蔵屋」の店内はカウンター席もありますが、個室を設けているのも他のお好み焼き店とは違います。

また、実は「蔵屋」には、芸能人が多く食べに来ているんです。店内にはたくさんの色紙が飾られていますので、お気に入りの芸能人の色紙がないか探してみてください。

蔵屋
広島市中区大手町3－8－4　1F
082-545-2242
月～金: 11:30～14:00、17:00～翌0:00　土、祝日、祝前日: 17:00～翌0:00
公式サイト　https://kuraya-otemachi.owst.jp/
参考サイト　食べログ「蔵屋」

パリパリ皮がたまらない「麗ちゃん」

広島の老舗お好み焼き店のひとつでもある「麗ちゃん」は、創業当時から広島駅ビルで営業している店舗です。

「麗ちゃん」は広島駅にあるため、観光客もお好み焼きを食べ忘れた！という方にもおすすめのお店。

「麗ちゃん」では「肉玉そばシソ入り」を注文しました。

他の2店舗と違うところは、小ぶりで女性でも食べやすい量であるということ。また、皮がパリパリしているのも特徴です。

広島人でも、皮はしっとり派とパリパリ派にわかれるので、皮のタイプでお好み焼き店を選んでみるのもいいかもしれません。

そして「麗ちゃん」では、オリジナルソースも提供しています。私は食べている途中にこのソースの存在に気づいたため、定番のオタフクソースで食べましたが、ソースのこだわりを追及したい方は、ぜひ注文時にお願いしてみてください。

麗ちゃん
広島県広島市南区松原町1−2
082-286-2382
11:00～22:00
公式サイト　https://www.o-reichan.jp/
参考サイト　食べログ「麗ちゃん」

広島のお好み焼きに関する豆知識

最後に、広島のお好み焼きがもっとおいしくなる豆知識を紹介したいと思います。県外の方からすると、意外に思うこともあるかもしれません。

10万人あたりの店舗数は全国一

お好み焼きというと、広島と大阪がいつも競っているように思います。広島と大阪のお好み焼きはタイプが違うので、好みでわかれますよね。

広島に住んでいると『お好み焼き店が多いなぁ』と感じていましたが、それも納得！

調べてみると、10万人あたりの店舗数が断トツ全国一だったのです。店舗数だけに絞ると大阪には負けていましたが、人口の割合だと広島が一番でした。

ソースは「オタフクソース」と「カープソース」に二分

広島のお好み焼きで使われているソースは数種類ありますが、中でも王道なのが「オタフクソース」と「カープソース」です。

「オタフクソース」は全国でのお馴染みのソースなのでご存じの方も多いと思います。甘みがあるのが特徴で「オタフクソース」だけでもさまざまな種類が出ています。

一方「カープソース」ですが、どちらかというと辛口なのが特徴です。

広島人の飲みの〆はお好み焼き⁈

飲んだ後の〆は何を食べますか？

実は、広島人は〆のメニューとしてお好み焼きを食べる方が多くいます。私もその一人。

お好み焼きは量が多いと思いがちですが、ソースの香りが食欲を掻き立てるので、飲んだ後でもペロッと食べられます。

食べきれなかったものは、どのお店もテイクアウト可能なので、一度〆のメニューに選んでみてください。

 

お店によって特徴が違う広島のお好み焼きを探してみよう

広島のお好み焼きは、どのお店もこだわりを持って提供しています。実際に食べ比べてみると、まったく違う料理に感じてしまうほどです。

有名なお店もおいしいと思いますが、ガイドブックに載っていないようなお好み焼き店も負けていません。

『ソースは何を使っているのか？焼き方は？』
こんな特徴を調べるだけでも、新しいお店を発見できますよ。