夏の定番アニメ映画『サマーウォーズ』 東京国立博物館で上映へ
東京国立博物館は、移動映画館キノ・イグルーと共催で『博物館で野外シネマ』を開催します。今回上映される作品は『サマーウォーズ』(2009年 監督:細田守)。開催日は2018年9月21日(金)、22日(土)です。
2014(平成26)年に始まった『博物館で野外シネマ』は、東京国立博物館に「まだ行ったことがない」「なかなか行く機会がない」という方に、映画を見ながら博物館の雰囲気を味わっていただこうと企画されたイベントです。
過去には『ももへの手紙』(2012年 監督:沖浦啓之)、『秒速5センチメートル』(2006年 監督:新海誠)、『銀河鉄道の夜』(1985年 監督:杉井ギサブロー)など、さまざまなアニメ映画を放映してきた『博物館で野外シネマ』。
今回上映されるのは、7月20日公開の新作『未来のミライ』(監督・脚本・原作:細田守/スタジオ地図作品)の公開も控えている細田守監督の初の長編オリジナル作品『サマーウォーズ』(2009年 監督:細田守)です。
『サマーウォーズ』といえば、近年はすっかり夏の定番アニメとして定着した人気アニメ作品。
とあるきっかけで田舎の大家族と夏休みを過ごすことになった17歳の高校生・健二が、仮想世界に端を発した世界崩壊の危機に立ち向かうアクション家族映画です。
映画は本館前に設置されたスクリーンに投影されます。
こちらは昨年開催された際の会場の様子。
会場には1,000席程度のイスが用意されているほか、レジャーシートを芝生などに敷いて鑑賞することもできます。
敷地内には屋台も出店し、フードやドリンクの販売が行われる予定です。
ちなみに昨年は9月23日(22日は雨天中止)一日のみの上映となりましたが、2,800人を超える来場があったとのこと。大盛況だ…!
なお、イベント当日は22時までの特別夜間開館が実施されます。
上映日当日は、「日本インドネシア国交樹立60周年 博物館でアジアの旅 海の道 ジャランジャラン」と題し、東洋館にてインドネシアをテーマに、
ワヤン・クリ(人形を用いた影絵芝居)や、
インドネシアに流通した貿易陶磁器のほか、クリス(短剣)、バティック(ロウケツ染)などを紹介しています。
まだまだ残暑が厳しい時期に催される『博物館で野外シネマ』。
屋外で『サマーウォーズ』を鑑賞しながら、じきにやってくる夏の終わりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【開催概要】
日時:9月21日(金)、22日(土)19:00~(上映時間:120分程度)
※当日は22:00まで特別夜間開館(入館は閉館の30分前、21:30まで)
上映作品:『サマーウォーズ』(2009年 監督:細田守)
会場:東京国立博物館(上野公園) 本館前
※雨天時は中止(中止時は、当日朝10:00までにTwitter等で告知)
共催:キノ・イグルー
料金:無料(ただし当日の入館料が必要)
※総合文化展観覧券(入館料)はローソンチケットでも販売(Lコード:32431)
参加方法:事前の申込は不要です。当日会場にお集まりください。
※雨天時は中止(中止時は、当日朝10:00までにTwitter等で告知)
開催場所東京国立博物館(上野公園)本館前
住所東京都台東区上野公園13-9