サウナライターのはせがわです。

突然ですがみなさん、サウナ砂漠地帯と呼ばれる江東区・東陽町に”オアシス”的サウナが誕生したのをご存知でしょうか？

その名も「sauna&bath NiHITARU」。自分だけの何かに「HITARU（ひたる）」空間をコンセプトとし、2023年10月にオープンした男性専用施設です。

普段、女性は利用できないのですが……12月に開催されたレディースデーに今回潜入してきました！（うれしい〜）

心と体に潤いを求めるみなさんへ、NiHITARUの内部をしっかりレポートしたいと思います。

サウナ砂漠、東陽町にサウナをオープンさせた理由

建物の中に入ると、NiHITARUの代表である水上さんにお出迎えいただきました！水上さんは、なんと会社員をしながらこのNiHITARUをオープンさせた方です！すごい！　

水上さん、本日はよろしくお願いします！まずは、なぜここ東陽町にサウナをオープンすることになったのか教えてください。

 

よろしくお願いします！　

ここ東陽町は、企業のオフィスが集まる「オフィス街」として、多くのサラリーマンが行き交う街です。飲食店はとても充実している一方、仕事後に疲れを癒せるようなリラクゼーション的施設が少なくて。この街にはサウナが必要なんじゃないか、と思ったことが大きなきっかけになっています。

オフィス街東陽町だからこそ「サウナ」だったんですね。”ひたる”というコンセプトもステキだなと思いました。ぜひNiHITARUの世界を体験させてください！　

エントランス

NiHITARUの利用は、受付での前払い制。60分・90分・120分・フリータイムと利用時間に合わせて料金を支払います。数多くキャッシュレス決済にも対応していたので、突発的に行ってみたいな〜と思った時にふらっと立ち寄りやすいですよ！　

ストレスフリー！脱衣所から感じるこだわり

受付を済ませたらさっそく脱衣所へ。もっとコンパクトな作りかと思っていたのですが、想像以上に広くて驚き……！　

ロッカーもビックサイズ！大きめのリュック、アウターも余裕で入りました！これはありがたい……。

脱衣所もロッカーも絶対に広い方がいい！脱衣所には、そんなわたしのこだわりを詰めこみました。

サウナに入る前からテンションが上がる脱衣所ですね！洗面台もおしゃれでかわいいです。

レディースデーには、クレンジングの用意も


アメニティは、レディースデーに関わらず常備されているんですか？

男性利用日でも化粧水・乳液を常備するようにしています。何も考えず感覚的に利用してほしいという想いがあったので、必要なものはしっかりと揃えるようにしています。

料金にタオルセットが含まれているのも、とてもうれしいなと思いました。突発的に立ちよりたくなった時にも利用しやすいですね。

アースカラーで統一された浴室&サウナ

浴室に入ると、すぐに洗い場があります。こちらのアメニティもこの充実っぷり！男性利用日でも洗顔まで常備しているそうです。

シャンプーもボディーソープもとってもいい香りで自然と気分が上がります！

浴室奥に進むと、広々とした浴槽と休憩スペースが出現！空や土などを連想させるアースカラーで全体が統一されていて、とてもリラックスできる雰囲気。

浴槽のひとつは42度の湯船、もうひとつが水風呂になってました！　

水風呂もそうですが、こんな広々とした湯船にも入れるなんてうれしすぎます……！　

よかったです！何度も足を運んでもらう施設を目指すなら、湯船は絶対に必要だなと。利用者のみなさんには、サウナだけでなくぜひ湯船にも浸ってほしいですね。

湯船の奥には寝湯スタイルになれるスペースも確保されていて、天井に映る水面のきらめきをぼ〜っと見つめながら「ひたる」時間を過ごせます。

日頃から「サウナと水風呂だけあれば十分」と思っている筆者も、やはり湯船で感じる幸福感には抗えないなぁと思いました。　

蒸気に”ひたる”サウナ室

湯船にゆったり浸った後は、お待ちかねサウナ室へやってきました。

一度に11人ほど収容可能なサウナ室は、下段・中段・上段の3段タイプです。

上段はまさに「特等席」！

最上段から見えるサウナストーブ

壁で囲まれた状態でサウナストーブの熱が直撃することから、正面だけでなく背中からもジリジリっとした熱を感じます。

一方で下段は、蒸気がとっても心地よい癒し系タイプ。ゆっくり、ゆっくり時間をかけて全身が温まる感覚があって、最高に気持ちよかったです！　

やさしめの熱がすきな方は下段を、ジリジリ系の熱が好きな方にはぜひ最上段をオススメしたい。

ちなみにサウナ室の温度設定は、100度。8分一度のペースでオートロウリュが作動するため湿度も十分で、蒸気に浸れるサウナ室でした。

スタッフによるアウフグースも開催しているとのことなので、男性陣は要チェックですよ〜〜！！　

水と風と音に”ひたる”水風呂&休憩スペース

水風呂は、15〜16度の設定。湯船の入り口が広い&手前・奥側と好みの場所にザップーンとつかれるのがうれしい！　

水風呂は当初、16〜17度設定だったのですが、利用者の方から「もう少し温度を下げてもいいかもね」とお声をいただき改善しました。15度〜16度だと冷たすぎず、水風呂を気持ちいいと感じられる温度設定だと思うので、水風呂初心者でもチャレンジしやすいと思います。

水風呂にも気持ちよく浸れました！入る部分によって、周りの人とちょっとした距離をあけることができるのもうれしかったです。

※営業時間中は目隠しあり

休憩スペースも充実！外気浴と内気浴合わせて一度に11名ほど休憩できる席が確保されています。室内に流れるやさしい音楽に身体をあずければ、風と音、両方に浸る至福のひとときへ……。

※イメージ※

音楽に耳を傾けながら目を閉じると、大自然のなかで外気浴しているような気分になれます……。

休憩スペースで流れている音楽は、アンビエントミュージックと呼ばれる環境音楽です。リラックスしながら没入できる、サウナ浴にぴったりな音楽だと思います。ぜひ音楽にも浸ってください＾＾

 

一番のこだわりは空間設計！考えずに利用できる施設を目指した理由

ストレスを感じることなく、あっという間にこの空間に浸れました……。NiHITARUを作る上で一番こだわった部分はどこですか？

限られた空間に、どうやったらストレスなく浸れる場所をつくれるか「空間設計」にはかなりこだわりました。サウナ室もアウフグースができる広さにしたかったですし、脱衣所も広さがほしい、湯船も入れたい……妥協せずなんども図面を見直して、必要なものがしっかりそろう施設を目指しました。

動線がシンプルで、とにかくストレスを感じることなく利用できる施設だなと思いました。

利用者に考えさせない、感覚的に利用できる場所にすることがNiHITARUのテーマです。

世の中、選択肢も情報量もとにかく多い。でもこの中にきたら、何も考えずにただただ空間に浸れる……そんな場所を目指してます。

具体的にこだわったポイントはありますか？

動線、アメニティ類の常備、音楽、アースカラーの空間を採用したことはもちろんですが、施設内に文字表記をなるべく減らすこともこだわりのひとつです。

水風呂はブルーのタイルで色で認識してもらえるよう工夫したり、サウナ室内にも砂時計を導入したりと、なるべく感覚的に、”ひたる”時間を邪魔しないものをセレクトしました。

細部にまでこだわりを感じますね……！今後チャレンジしたいことはありますか？

NiHITARUは、サウナにあまり入ったことがない方にも「ちょっと入ってみようかな」と思える施設にしたいと思っていて、そのうち「サウナ初心者DAY」も開催したいです。サウナの入り方はもちろんのこと、ひとりひとり自由に浸ってもらえればそれでいいんだってことも、ぜひお伝えしたいですね。

まさに、NiHITARUらしいイベントですね！たのしみです！　

初心者、ビギナーの方でも気軽に利用しやすい環境がととのっているので、サウナ好きの方は、ぜひ初心者のご友人や同僚の方を連れてきてください。一緒に”ひたる”時間を楽しんでもらえたらと思います。

わたしも今度、サウナ初心者の友人を連れてきます！本日はありがとうございました。

砂漠のオアシスここにあり！湯上がりの一杯が気軽に楽しめるバーカウンター

オロポセット550円

湯上がりに、オロポやアルコールなどをバーカウンターで楽しめるのも、NiHITARUの特徴。今後はさらにメニューの充実が予定されているとか。
わたしも今日の体験に浸りながら、至福の一杯を楽しみました！　

 

周辺にはたくさんの飲食店がそろっているので、サウナ後そのまま近くの飲食店で「サウナ飯」を堪能する……なんて楽しみ方もできちゃいます！　

蒸気に浸り、湯に浸り、水に浸り、音楽に浸り、自分だけの時間にゆっくりと確実に浸れるNiHITARU。乾いた心と体に潤いと活力を与えてくれる、そんなオアシスでした！　

ただゆっくりと”ひたる”時間を必要としている方はぜひ、東陽町NiHITARUへ！　

sauna&bath NiHITARU 施設概要

HP：https://nihitaru.com/
Instagram：https://www.instagram.com/sauna_nihitaru/
X：https://twitter.com/sauna_NiHITARU

住所：東京都江東区東陽4丁目5番9号

営業時間：【平日】13：30 〜 23：30　【土日祝】11：00 〜 23：00

料金：

【オープン期間限定価格】※2023年12月31日まで
・60分／1,350円
・90分／1,750円
・120分／2,100円
・フリータイム／2,500円

※延長料金30分/500円

【通常料金】※2024年1月1日〜

・60分／1,500円
・90分／1,900円
・120分／2,250円
・フリータイム／2,500円

※延長料金30分/550円
※全て税込料金

※通常は、男性専用施設
※レディースデーの開催日・詳細はホームページ、SNSをご確認ください

取材・執筆:はせがわみき(@hamigaki_write)

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