南房総のグランピング施設『グランブルー』はユルくて最高な癒やされスポットでした

千葉県の南房総にあるグランピング施設グランブルーは、海もコンビニも温泉もスーパーもあって便利に過ごせるゆったりとした施設。街から程よい距離にあり、静けさと安心感が両立したグランピングで、身も心も癒されます。

関東で「癒やし」を求めている皆さん、千葉でグランピングをして、少し日常から解放されてみるのはいかがでしょう。

房総半島の南端、白浜にある『鵜山リゾート グランブルー』は今年5月にリニューアルしたばかりのグランピング施設です。町から程よい距離にあるので、静かで、海が近く、買い物は便利という完璧なバランス。

手ぶらで気軽に、キャンプの癒やし体験を満喫することができます。

ですが9月の台風直撃で設備がこんなことに……

復旧コストに加え、台風の影響でキャンセルも出るなど大ダメージでした。

そこで、グランブルーがひとまずの復旧を果たしたタイミングで応援グランピングイベントを開催! SPOT読者の皆さんとのんびりまったり、ユルい一日を過ごしました。

SPOT編集部たのうえも一緒にグランピングを体験!

白浜での一日を振り返りながら、『鵜山リゾート グランブルー』の、心がゆるゆるとリラックスできるポイントを紹介します!

アクセスは「電車&バス」か「車」で

グランブルーがある千葉県南房総市白浜町へのアクセスは、電車とバスの乗り継ぎか、車移動が主です。

都内からの所要時間は2時間から3時間程度。海ほたるや道の駅など寄り道スポットが沢山あるので、意外とあっという間に移動できます。

出迎え準備万端のスタッフ田畑さん

グランブルーのチェックイン可能時間は15時からです

早めに来てくつろぐも良し、周辺の散策を済ませてギリギリに到着するのも自由。実際、15時ちょうどに到着する人から、20時に来てのんびりバーベキューを始める人までバラバラでした。

日々追いかけてくる都会の時間から解き放たれる、グランピングはチェックイン前から始まっているんですね。

日中、何をして過ごすも自由

受付開始の15時、参加者がちらほらと集まってきました。

皆さんの移動手段は車と電車で半々くらい。便利なのは車ですが、館山駅からバスを乗り継いでくるのもスローライフを感じて楽しいという感想をもらいました。

さて、到着した皆さんが何をしていたかというと……

とりあえず徒歩5分の海岸に釣りに行ってみたり、

グランピングのオシャレ写真を撮ったり、

ハンモックにゆられながらず〜っとお喋りしたり、それぞれの過ごし方を見つけているようでした。

他にも、到着早々ビールで乾杯したり、寝たり、散歩しに行ったり。ご飯食べてテントで寝るくらいしか予定が無いので、慌ただしさゼロの空間が広がっていました。

これぞ、キャンプの幸せですね。

お腹がすいたらバーベキュー準備

空が暗くなり始めてライトがついたたら、バーベキューの準備を始めましょう。

グリルだけでなく、トングやフライパン、紙皿に割り箸まで、バーベキューに必要なものは全て備え付けられています

車で7分ほどの距離にスーパーがあるので、食材調達も便利。参加者の皆さんは、チェックイン前に食材を買ってから来たという人が多数派でした。

効率的ですね。SPOT編集部に事前購入の発想はなかったので勉強になりました。

道具が揃っていても初心者に火起こしは難しかったりするのですが、困ったらスタッフのおじさんがサッと近寄って一瞬で着火してくれます

ほんとに一瞬で着火してくれるので写真を撮れませんでした。

それぞれのバーベキューを楽しむ

夜、屋外で、電球の光のもとバーベキューをやるのって、どうしてこんなに豊かな気持ちになるんでしょう。編集部たのうえも、肉を前にこの日一番の笑顔。

それぞれのテントで繰り広げられるそれぞれのバーベキュー。夜のグランピング場も雰囲気がガラッと変わって美しいですね。

テントの間隔は、明かりは見えても会話の声は届かないくらい。「あっちも楽しそうだな〜」というゆるい繋がりを感じながら、しっかりプライベートな空間を満喫できました。

大きいスイカを切って、各テントにおすそ分けして下さるお父さんも。心があったかくなりました。

みんなで食べるスイカは一番美味しい。ありがとうございました!

近くの温泉に入って寝たら完璧な休日

バーベキューが終わったらいよいよ本格的に1日が終了です。

グリルの炭は、消火したらそのまま放置で大丈夫。翌朝グランブルー側で片付けてくれます。

美味しいものを沢山食べて片付けも簡単。最高すぎて脳みそが溶けました。

あとはシャワーを浴びて寝るだけ……

グランブルーには、基本的にいつでも使える綺麗なシャワーがあります。でも、どうせなら温泉とかに入れたら完璧ですよね

実は、車で15分前後の距離に2軒の日帰り温泉が。当日はお酒を飲んでいる人も多かったので、お客さん同士で相乗りして温泉に行きました。

たてやま温泉 千里の風

グランブルーからの距離も近い、田畑さんイチ押しの温泉です。

2014年末にリニューアルオープンしたホテルで、目玉の展望温泉は日帰り入浴が可能。評判通りの良い眺めと、炭酸水素温泉のポカポカ感に皆さん大満足でした。

たてやま温泉 千里の風

住所:千葉県館山市藤原1495−1
電話:0470-28-2211
入浴時間:11〜15時、18〜21時
料金:平日1000円、土日祝日1300円(※2〜6才の幼児は半額)
詳細:https://www.senrinokaze.jp/spa/

南総城山温泉 里見の湯

こちらはスーパー銭湯的な営業形態の温泉です。魅力はやっぱり高濃度炭酸泉やジェットバスや庭園露天風呂などの多彩な湯船

しかも夜23時まで営業しているので、真っ暗になるまでバーベキューをしていたい人にはこちらがオススメです。

庭園露天風呂の入り口にある足つぼマッサージ石が超痛いのでご注意下さい。

南総城山温泉 里見の湯

住所:千葉県館山市下真倉305−1
電話:0470-25-1126
営業時間:10~23時
料金:平日1,080 円(小人500 円)土日祝日1,480 円(小人500 円)
※料金に含まれるもの:貸館内遊着・貸タオル・貸バスタオル・ シャンプー・ボディソープ
詳細:https://www.satominoyu.com/

美味しいごはんを食べて、温泉にも入って、山や海の音が静かに聞こえるようになってきたらもう寝ましょう。キャンプの夜は静かで心が落ち着きます。

テントで軽く飲みながらボードゲームをして寝たというグループや、朝までガールズトークをしていたというグループも。

徒歩5分圏に24時間営業のコンビニもあるので、お酒やおつまみ、歯ブラシなどなどは随時補充可能です。

22時以降は静かに過ごしてもらうよう説明もあるので、通常営業時も「隣のテントがうるさくて眠れなかった」という事態はまず起きないそうです。

明るくなったら起きて帰る

翌朝、気が向いたら目覚めて11時までにチェックアウトです。暗くなったら寝て、明るくなったら起きるのって、精神的に凄く良さそうですよね。

この日は夜明け前くらいに大雨が降ったので、凄い雨音で一回目が覚めたという人もいました。

その影響なのか、編集部たのうえもチェックアウトギリギリまで二度寝していました。

グランピングといえども同じ「キャンプ」。自然の息づかいを感じられるのも魅力です。

グランブルーは、備品だけしっかり片付ければチェックアウト手続き無しでそのまま帰って良いシステム。幸い雨もあがり、皆さんそれぞれのタイミングでスーッと帰られました。

「今日はディズニーランドに行きます!」と言って5時に出発したグループもいました。体力が半端ない。

ありがとうございました

最後は晴れました!

こんな感じで、1泊2日のグランピング体験は終了。キャンプ初体験の人や子どもたちからは、屋外でテントで眠る非日常感や、自然の中で過ごすのんびり感が楽しかったという感想を頂きました。

キャンプ経験者も、お隣さんと楽しい雰囲気を共有しながらスローな時間を楽しむ、グランピングならではの良さが気に入ったとのことでした。

編集部も実際に宿泊してみて、

・街から程よい距離にあって静けさと安心感が両立。
・海もコンビニも温泉もスーパーもあって意外と便利。
・とにかくユルくて自由。

こんなグランブルーの良さにすっかり癒やされてしまいました。

田畑さんによるとグランブルーは街明かりがほとんど届かないので、快晴ならば星が綺麗に見えてもっともっと最高なんだとか。ぜひまた訪れたいグランピング場です!

東京からもアクセスしやすいので、日々の仕事に疲れてしまったときは、南房総まで脚を伸ばして、現実を忘れて癒やされてみてはいかがでしょうか。

鵜山リゾート・グランブルー

住所:千葉県南房総市白浜町滝口5580-6

電話:03-6805-1386

詳細:https://uyamaresort.com/granblue/

また来てね!