【超穴場】まだ知らない大阪の魅力がここに!阪南市の観光スポットを巡った
大阪府阪南市のおすすめ観光スポット&グルメをご紹介。創業300年を超える老舗酒蔵・浪花酒造や最強コスパで海鮮を堪能できる英進丸など魅力が盛りだくさん!阪南市へ訪れた際はこちらの記事を参考に巡ってみてください。
はじめまして。兵庫生まれの京都在住ライター、おかんと申します。
京都に住むまではもっぱら遊ぶ場所といえば大阪でした。もちろん今でも頻繁に遊びます。
さて、みなさんは大阪といえば、何を想像しますか?
フリー写真素材ぱくたそ(photo:Yukillow)
新世界や通天閣?それとも道頓堀?HEP FIVEや海遊館と答える人もいるかもしれませんね。
さて「大阪の観光スポットはどこも人でゴミゴミしていて、自然にめぐまれない」と思っている人も多いのではないでしょうか。
……そんなことはありません!
難波や天王寺などの市街地から電車でたった1時間の場所に、美しい海に新鮮な海産物、渓谷の桜に創業300年の地酒などなど、豊かな自然と歴史に育まれた町があると聞き、一路行ってまいりました。
大阪府で最も南にある市・阪南市まで。
目次
阪南市の魅力を市役所の方に聞いてみた
阪南市は大阪府の南部・泉州地方に位置し、和歌山市と隣接する大阪で最も南にある市です。
まずは、阪南市とはどんな町なのか、どんな特徴を持つ町なのか、市役所の方にお話をおうかがいしました。お話を聞いたのは、阪南市役所市民部、まちの活力創造課の紺谷さん。
正直、阪南市って記憶の片隅で「聞いたことがある」くらいで、場所のイメージも全然ありませんでした。
無理もありません。近隣の泉佐野市には大きなアウトレットがありますし、そこが大阪観光の南限になっちゃってるんですよね。もっと遠出となると、阪南市を飛び越えて和歌山に行ってしまう。
あぁ〜、わかります。私は兵庫県の南東出身で、いま京都市在住なんですけど、大阪府の南側って未開の土地でした。買い物は梅田&難波・京都・神戸、海は和歌山か兵庫県北部。関西でもけっこう、そういう人って多いんじゃないでしょうか。
そうなんですよね、でも、おかんさん……。
今日からその認識は大きく変わりますよ!いや、変えていきましょう!
強気ィ〜
美しい海とおいしい海鮮に恵まれた街
まず、阪南市の魅力はどんなところですか?
ひとつは美しい海ですね。「大阪の海は汚い」と思われがちですが、阪南市ではかねてから大阪湾の再生に取り組んできた市町村。その証拠に、過去にはイルカの一種、スナメリが発見されたこともあります。
イルカが大阪に出るんですか!?大阪の海って淀みがちなイメージがあっただけにすごい。
また、水質のいい海でしか育たない「アマモ」という海藻があるんですが、阪南市の海はアマモが豊富に育ちます。それだけ、阪南市の海は綺麗なんです。
アマモって魚たちの住処になる海藻ですよね。さぞ海鮮もおいしいんだろうな〜。
はい!肉質が柔らかで甘い「泉タコ」をはじめ、四季折々の魚が水揚げされます。冬場には地元の漁師さんたちが牡蠣小屋を開かれるんですよ。
最高じゃないですか。おいしい牡蠣を食べようとすると遠出しなきゃいけないのに、難波から1時間というアクセスで牡蠣小屋にありつけるなんて……!
荘厳で勇ましい「やぐらパレード」も必見
また、阪南市の総土地面積のうち半分以上は山野。春には立派な桜並木が楽しめます。秋には「やぐらパレード」どいう大型の山車が登場する秋祭りがあるんですよ。
大阪南部一帯は、だんじりなど大型の山車(だし)が祭りに使われる文化がありますもんね。「やぐら」って「だんじり」と何が違うんですか?
「やぐら」は「だんじり」と違い2輪の山車なんです。坂が多い阪南市の地形に合わせて、走行しやすいよう2輪になったといわれていますね。
お伝えした通り、阪南市には春夏秋冬さまざまな観光コンテンツがあります。まだまだ知名度は低いかもしれませんが、ぜひ魅力を感じていただいて、多くの人に足を運んでもらいたいですね。
ありがとうございます!さっそく阪南市の観光スポットを巡ってきます〜!!
絶景海岸「ぴちぴちビーチ」で潮干狩りBBQ&海水浴
ごっつ天気悪いやんけ。
なにはなくとも海!ということで阪南市の西側、大阪湾に面する「ぴちぴちビーチ」にやってきました。しかし取材した日(2018年5月後半)はあいにく晴れたり雨が降ったり不安定な天候。
だから「晴れてる日の参考画像で済ませましょうよ」って言ったのに……。「それでも一応撮ってください」ってなんなんだよ編集部……。
駐車場のオッちゃんに「正気か?」って目されたやん〜〜〜。
(※編集部註:まさかビーチが封鎖されるほど天気が悪いとは思わなんだ…。謹んでお詫び申し上げます)
ちなみに晴れてる日のぴちぴちビーチはこんな感じ!
「ぴちぴちビーチ」は阪南市が誇る大きな浜で、阪南市・岬町にまたがる「せんなん里海公園」の中にあります。潮干狩りでとった貝類を新しい貝と交換してその場で焼けるBBQや、美しい海での海水浴が楽しめます。
魅力はなんといっても海の綺麗さ。このマリンブルーを実際の取材でお届けできなかったのが悔やまれる。
そして抜群のロケーションにも注目です!
晴れた日には、海の向こうに明石海峡大橋と淡路島、さらに遠くに四国を望み、手前には関西国際空港に離着陸する飛行機を眺めながら泳ぐことができるんです。
駐車場から浜までの距離が近いので小さいお子さんがいるファミリー層も安心。電車利用の人に向け、最寄駅からはシャトルバスも出ています。
難波でクラフトビールとええアテ&調味料買って、ビーチで潮干狩りと海水浴。夕方に戻って難波で飲んで帰る……なんて郊外と街のいいとこ取りな旅もできるよね!
「貝類とホワイトエール合う〜!」とか「クレソルとバターでホイル焼きにしよ〜!」みたいなね、オシャレなこと言うてみたりしてね……!!くそっ、なんでこんな妄想しながら曇天の浜でBBQごっこせなアカンのや!
あまりのお天気運のなさに心が荒んできましたが、晴れた日のビーチはそれはもう最高です!来年の夏にリベンジしに行くぞ〜!!
ぴちぴちビーチ(箱作海水浴場[海水浴]/せんなん海浜公園[潮干狩り、BBQ])
住所:大阪府阪南市箱作3346先周辺
営業日:7月1日〜8月31日(年ごとに変動あり)
電話番号:072-476-3319 (箱作海水浴場管理組合)/072-471-5678(阪南市役所 まちの活力創造課)/072-494-2626(せんなん里海公園管理事務所)
備考:南海電鉄南海線箱作駅から徒歩15分(特定日に無料シャトルバスの運行あり)
最強コスパで漁師獲りたての海鮮を堪能「漁師の家めし 英進丸 名倉」
阪南市でのランチでぜひ行きたいのが「漁師の家めし 英進丸 名倉」さん。ぴちぴちビーチ最寄の箱作駅から1駅、鳥取ノ荘駅から海に向かって徒歩3分くらいにある定食屋&居酒屋さんです。
出迎えてくれた女将さん。こちらは漁師のご家族が営むお店で、旦那さんたちが獲った新鮮な海産物を使い、一家のお嫁さんたちがお料理を提供しています。
女将さんはこの若々しさでなんと5人のおばあちゃん!海の男の種の強さハンパないな。それにしても怒涛の肌ツヤは新鮮なお魚を毎日食べているからだろうか。
本日のおまかせ定食 1,000円
人気の日替わり定食はマスト!その日ごとオススメの魚を煮付けや塩焼きにしたメインに、天ぷらと副菜3種、ご飯に汁物、箸休め、デザートまでついてなんと1,000円ポッキリ!
取材した日のイチオシは小鯛の煮付け。肉厚な小鯛が一匹まるごと丁寧に調理されています。副菜も出来合いのものは一切なし!ポテトサラダに南蛮漬け……などなど、すべてお嫁さんたちの手づくり。
このボリュームで全て手づくりで、1,000円はちょっと安すぎませんかね…。
うっっっっっっっっま!!!
甘みがあってホックホクの鯛に染み込む上品なタレ!サックサクの天ぷら!甘辛酸っぱいのバランスが取れた副菜!煮付けのタレをワンバウンドさせた炊きたてご飯を頬張って漬物噛んで味噌汁すすって最高of最高〜〜〜〜〜!!!
「うちは家族経営だからお魚の仕入れも楽だし、そのぶんお安く食べて欲しいので」と女将さん。獲れたて・つくりたて・ボリューム満点の3つを兼ね備えてコスパも最強なんて、お店周辺に住まう人たちが羨ましすぎる。
海鮮丼1,500円
海鮮系のゴハン屋さんといえばやっぱり外せない丼モノ。文鎮かな?と思うくらい大ぶりに切られた魚介類がドドーンと乗っています。
新鮮なお魚は歯ごたえが全然違う!サックリ歯切れのいいマグロに、ムチっと柔らかなタコ、身の締まった鯛はネットリと甘くて……。こちらにもしっかり副菜や汁物がついています。
生しらす丼1,500円
「これもオススメです!」というのが季節限定の生しらす丼。生しらすってめちゃくちゃ足が速くて、獲れたてのものじゃないとエグみが出て身がドロドロになっちゃうんですが、こちらの生しらすは本当に新鮮でピッカピカ!!
贅沢に盛られたたくさんのしらす……。
“命をいただいている感”がすごい。こんなに一度に生命を摂取してしまう贅沢に見合うだけ立派な人間になろう……。
目の前の厨房では、女将さんをはじめお嫁さんたちがテキパキと働いています。声をかけあいながら和気あいあいとお仕事をされる姿を見ながら食べるご飯は至福の時。
夜は居酒屋営業&2階ではお座敷があるので、お刺身を肴に晩酌するもよし、大人数でいろいろ頼んで分け合うもよし。いろんな状況に応じて気軽に楽しめる隠れた名店です!
漁師の家めし 英進丸 名倉
住所:大阪府阪南市鳥取701-9
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜22:00
電話番号:090-3273-4690
定休日:不定休
国の有形文化財を見学&日本酒の試飲!「浪花酒造」と「成子家住宅」
「漁師の家めし 英進丸 名倉」さんを後にし、電車でひと駅北上しました。尾崎駅から徒歩5分ほどのところにあるのが、阪南市唯一の酒蔵「浪花酒造」さんです。
こちらの浪花酒造さんは、創業300年を超える大阪府のなかで最古クラスの老舗酒蔵。その歴史が垣間見える酒蔵と、酒蔵の隣に建てられた「成子家住宅」を見学することができるんです。
もちろん、酒蔵では試飲も!
おいしいランチを食べたら、おいしいお酒が飲みたくなってきますよね〜〜!!?
300年超の歴史を守り続ける10代目・成子社長みずからが案内してくれました。
まずは酒蔵の横に併設された「成子家住宅」から。
大正5(1916)年に建てられた平屋の建物は、住宅兼母屋と来賓者を招くための離れが一緒になっていて、予約をすれば5名から離れを見学することが可能です。
両側の庭から明るい光が差し込む座敷。酒蔵見学の際にビデオを鑑賞したり、新酒を味わう会の会場になるなどさまざまな用途で使われています。
広々とした庭には新緑が繁り、池には立派な鯉が泳いでいました。
また、宅内には立派な洋室が。ペルシャの人々や動物が描かれたゴージャスなタペストリーに、丁寧に刺繍が施されたソファ。豪華でハイカラな空間は、応接室のように使われていたそう。
下を進んださらに奥にはなんと茶室まで!さすが老舗の酒蔵。離れひとつにおいても、和洋折衷さまざまなしつらえで見学者を楽しませてくれます。
住宅見学の後はいよいよ酒蔵の見学へ。蔵の中は現代の機械が入っていますが、建物自体は享保の頃、1716年に建てられた創業時と変わらないままなんです。
蔵のなかに入ってすぐ、目を引くのが巨大な井戸。
堅牢な石造りの井戸、一体何mあるんだ……!こんな深い井戸、落ちたら貞子でも上がってこれない。
「創業時から枯れたことのない、自慢の井戸です。うちでつくる日本酒は、全てこの井戸から汲み上げた水を使用しています」と成子社長。和泉山脈から湧き出た水は、海に近いこの土地の地層を通ることで、ほどよくミネラルを含んだ中硬水になるのだとか。
蔵の2階は蒸しあげたお米を広げる空間。大きな梁が張り巡らされています。トラックもクレーンもない時代に、こんな立派な木材をどうやって運んでどうやって建てたのか、先人たちの技術や知恵にはただただ感心するばかり。
醸造タンクが並ぶ部屋も見せていただきました。取材時は酒造りのシーズン外だったため空でしたが、繁忙期になると日本酒が満たされ、とてもいい香りに包まれるんだとか。
住宅と酒蔵の見学後は、待ちに待ったお酒の試飲です!
看板商品は画像右手の「浪花正宗 大吟醸」。そしてその年ごとに最も出来栄えのいい純米大吟醸を圧搾せず、重力の優しい重みで絞った「無我無心」。
「浪花正宗 大吟醸」ですが、大吟醸特有のフルーティーな香りはあるもののキレがあって辛口ですね。”アル添”されてるからですかね?
おお、イケるクチですね!近年はどうしても「純米酒」の人気が高いんですが、醸造アルコールが添加されている=お酒の等級が低いというイメージは完全に誤りです。安定した品質とシャープなキレを生むアル添の技術は、杜氏の技術の見せ所ですので。
でも純米大吟醸もやっぱりおいしい!「無我無心」、ふくよかな米の旨味のなかにに瑞々しい爽やかさが凝縮されてます。めちゃくちゃウマい……。
無圧搾でじっくり絞った日本酒は、いわば日本酒のなかの一番出汁。日本酒のなかでもっとも澄み切った部分を丁寧にとりわけ、冷蔵庫で2年冷蔵熟成されています。ウチで最も人気なのがこの商品ですね。
お酒お好きなんですね〜!!といろんなお酒をドバドバ飲ませてくれる社長、いい人すぎる。
「前代未聞」というお酒は、山田錦を19%まで磨きに磨きまくった純米大吟醸をなんと10年冷蔵熟成させたという、浪花酒造の技術の結晶。琥珀色がかったお酒はトロリと濃厚で、贅沢の極みのような飲み口。
っか〜〜!!うめえ〜〜!!今日はこのまま終わりたい!!
ありがとうございます。
あの……日本酒好きの方ならご存知かと思いますが、うちは2013年……問題を起こしてしまいまして。
ああ、記憶にあります。醸造アルコールを加えたお酒を「純米酒」表示で販売されていたんですよね。
ええ。決して「儲かればいい」と思ってやったわけではないのですが、食品メーカーとして言語道断の間違いを犯したことは事実です。浪花酒造を愛してくれていたお客様すべてに、誠に申し訳ないことをいたしました。顧客の8割を失うことになったのは弊社の自業自得ですが、あの事件後「アル添=悪」というイメージを業界全体に対して広げてしまったのは、本当に心苦しいところでして。
たしかに、先ほどおっしゃったように「アル添は杜氏の腕の見せどころ」なわけですけど、不祥事があるとマイナスイメージがこびりつくものですしね…。
事件後、法令順守や品質・衛生管理を徹底して、会社全体でイチから酒造りのスタートを切りました。さきほど紹介した「浪花正宗 大吟醸」は、今年の「全国新酒鑑評会」で金賞をいただきました。これは、生まれ変わった浪花酒造が少しずつ認知されてきたと同時に「もっと精進しろ」という酒造業界からの叱咤激励なのかなと。
300年以上ののれんを守り続ける重圧は、計り知れないものだと思います。やってしまったことは消えませんけど、ただひとつ言えるのは、アル添されたものも、純米酒も、浪花酒造さんのお酒はとってもおいしいということです!
ひとりでも多く、リスタートを切った我が社のお酒を知って・飲んでいただきたい。蔵開きや新酒の試飲会など、定期的に一般公開する機会も増やしているので、ぜひとも気軽にお越しいいただけると嬉しいですね。
浪花酒造
住所:大阪府阪南市尾崎町3-13-6
営業時間:平日10:00〜17:00 、土・日曜、祝日10:00〜16:00
電話番号:072-472-0032
定休日:不定休
お土産に!昔ながらのおかきに夢中「辻茂製菓」
浪花酒造さんから徒歩7分程度、こちらも尾崎駅が最寄りの「辻茂製菓」さんで、おいしいおかきはいかがでしょうか!
創業約80年になる老舗のおかき専門店で、さまざまなオリジナルおかきを販売しています。
看板商品は創業当時から続く「田舎焼」。佐賀県産のもち米をたっぷりの水蒸気で蒸しあげ、杵でついて餅に。それを低温で数日間寝かせて切断したのち、専用の釜で焼き上げたというシンプルで素朴な昔ながらのおやつ。
噛めばじんわりと米の甘みがやってくる逸品。長年のファンも多く、お婆ちゃんからお孫さんまで親子三代に渡って買いに来るリピーターさんも多いのだとか。
もうひとつの人気は、泉ダコやちりめんなど、泉州の素材を使ったおかき。地産地消に取り組みつつ、現代人の味覚にあった商品も充実しています。
ちょっと濃いめの味がおつまみにピッタリ!ビールのお供に最高な味わいです。いろんなお菓子が気軽に手に入る世の中ですけど、こういう素朴なおかきって、なかなかコンビニでは買えないですよね。
なかには「みかんおかき」なる、ザラメをまぶした甘めのおかきに、ドライみかんを加えた創作おかきも。甘じょっぱい独特の味わいに、夢中になる人も多いんだとか。
辻茂製菓 本店
住所:大阪府阪南市下出728-1
営業時間:月〜土曜9:00〜19:00 、日曜、祝日10:00〜18:00
電話番号:072-471-4545
定休日:年末年始
桜×駅×川が織りなすノスタルジックな風景「山中溪」
最後に紹介するのは、阪南市市街地から車で15分ほどのところにある「山中溪(やまなかだに)」周辺!今回は代表して山中渓駅を紹介します。
JR西日本阪和線の最南端にあたる駅で、なんと大阪府で唯一の無人駅!国鉄時代を忍ばせる手書きの丸ゴシック駅名看板が素晴らしい!
新緑が繁る初夏の季節ももちろんですが……。
桜の季節はまさに絶景!
ソメイヨシノやヤマザクラなど約1,000本の桜たちが咲き、ローカル駅と川沿いに並ぶ満開の桜が織りなすノスタルジックで美しい風景に出会えます。
見頃は3月下旬〜4月中で、期間中はライトアップもあり多くの人が訪れます。
また、山中渓駅からすぐの位置にある市営の公園「わんぱく王国」では桜祭りなどのイベントも多数開催。こちらはファミリー層に人気のお花見スポット。
山中渓駅はJR阪和線で天王寺駅から約1時間程度。大阪駅からも定期的に紀州路快速が運行していてアクセスも良好です。来年の春は少し南に足を伸ばして、山中渓の桜を見に行ってはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
国内外から多くの人が訪れる大都市・大阪。華やかで賑やかな街での遊びも楽しいけれど、ふとそれらに食傷気味になったとき、阪南市がみなさんを迎えてくれます。
豊かな自然に、それらが身近にあってこそいただけるグルメの数々。リゾート感あふれる町なのに、大阪ミナミの市街地から1時間程度で行くことができるという好立地。
夏には台風21号の影響で尾崎駅が全焼したり、電柱が折れ曲がったりするなど、広範囲にわたって被害を受けた阪南市。
さまざまな方の尽力により復旧・復興しておりますので、ぜひこの秋も冬も来春も来夏も!阪南市へお出かけして、まだ知られていない町の魅力をあなた自身が見つけてみてください!