※この記事は「まもレール」の提供でお届けいたします。
子どもが電車通学をしていたり、塾などの習い事をするようになると、「ちゃんと塾に行ったかな」「まだ帰って来ないな」と気になりますよね。
かと言ってGPSで常時監視するのは子どもが成長するとともに「見張られてるみたいで嫌だ!」って思ったりもするんじゃないでしょうか。ぶっちゃけ僕が子どもだったらめっちゃ嫌です。
そんな、「子どもの安全は気になるけど、子どものプライバシーも尊重したい」と思っている親御さんにピッタリのサービスがあるのでご紹介します。
JR東日本、都営交通、東京メトロの3社局とセントラル警備保障が共同で提供している「まもレール」というサービスです。
まもレールってどんなサービス?
まもレールとは、JR東日本、都営交通、東京メトロの改札を使った見守りサービス。
子どもがSuicaまたはPASMOで自動改札機を通過すると、保護者に「通過時刻・利用駅・チャージ残額」がメールのプッシュ通知で届きます。
プッシュ通知なのでしょっちゅうアプリを起動して確認する、みたいな手間もありませんし、「あ、今学校近くの駅を通ったな」というのがわかればだいたいの帰宅時間も把握できます。
僕には小学校3年生と5年生の息子がいますが、最近行動範囲がどんどん拡がっていて、週末は友達と一緒に色んなところに遊びにいってるみたいなんだけど、そのうち電車にも乗るようになるでしょう。もしかしたら電車に乗って私立の中学校とかもあるかもしれません。
そんな時に「どこに居るか連絡しろよ~」と言ってもまあ、遊んでたら忘れますよね。だって、僕がそうだったから。メールで「どこの駅を通過した」とお知らせしてくれるだけでも安心出来ます。
もちろん最近だとGPS監視サービスなんてのもあって、親にとっては常に子どもの場所把握できればまぁ安心っていうのもあるのですが、逐一場所をチェックされているのは子どもとしても「監視されてんの嫌だな」と思う気持ちもあるでしょう。そういった点では「駅通過したときだけ通知」というのは子どもの自尊心と親の心配する気持ちをちょうどいい塩梅に加味したサービスのように思います。
今回はそんな活動範囲拡大中の息子二人に協力をしてもらって、まもレールって実際どんな感じなのか使ってみました!
まもレールの登録方法
というわけで実際に登録して使ってみました!
①対象駅かどうかをチェック
まず、自宅から塾や学校の最寄り駅までのルートを確認しましょう。
対象駅は首都圏の主要路線であるJR東日本、東京メトロ、都営地下鉄です。
ここ(https://www.mamorail.jp/line/)に最寄り駅と行き先を入力すればすぐにわかります。
こんな感じで結果が出ます!
もちろん上記で入力した駅以外でも、まもレール利用可能駅であればどこの駅でも通知が届きますので、部活動等でいつもと違う場所に行く時や、間違えて降りてしまった時なんかも安心です。
②書類を準備する
必要なものは、
・保護者の身分証明書(健康保険証、住民票、運転免許証のいずれか)
・子どもの身分証明書(健康保険証、住民票のどちらか)
・子どものSuicaもしくはPASMO
・保護者のクレジットカード
・通知を受信するためのメールアドレス
以上の5点です。全て撮影もしくはスキャンデータでOKなので郵送する必要はありません。
ちょっと面倒臭く感じるかもしれませんが、プライバシーや防犯に関わる事なのであまり簡単すぎてもこわい。
③申込み
ここ (https://www.mamorail.jp/preentry)から仮申し込みをして、届いたフォームに②で用意した書類などをアップロードすれば申込は完了です!
こんな感じで写真、もしくはスキャンデータを登録するので、郵送するっていう手間はありません。全部インターネットで完結!
まもレールの料金について
ちなみに入会金不要で初月は無料です!
料金は子ども1人につき月額550円で、通知先を1件増やすごとに110円かかります。
我が家のように、親がふたり、子どもがふたりの世帯でそれぞれに通知が届くように設定すると月額1,320円になります。
まもレールを実際に使ってみた!!
ということでまもレールを実際に使ってみましょう。
写真の二人は「好きなスケボーの板、どれでも買ってきていいよ」という父から提案を受けて前日にめちゃくちゃテンションが上がっている息子たちです。
実は息子たちだけで電車でお出かけをするのは今回が初めてなのでリアルはじめておつかい。次男は少し緊張しているみたいです。
今回のお目当てのお店は原宿。旅のしおりも用意して、乗り換えのシミュレーションを前日からしっかりやりました。
さっそく父に見送られながら中野駅の改札を通って、いよいよはじめてのおつかいスタートです。息子たちは無事原宿のスケボーショップまでたどり着いて、帰ってくることができるのでしょうか。
ちなみに2人の様子は知人のライターさんがこっそり後ろからついていって確認しています。息子たちはこのライターさんに良く遊んで貰っているのでバレないように変装もしっかり。
息子たちを見送るとまもレールからさっそくメールが届きました。
事前に登録しておいたメールアドレスに息子たちの入場記録の通知が届きます。
ちなみに、サービス開始後に、アプリ(JR東日本アプリ)による通知を選ぶこともできます。アプリ通知では、子どもの改札通過情報の履歴が一覧で参照できますので、アプリのほうがいいよーという方はそちらもおすすめです。
無事に電車に乗って、しおりを見ながら原宿までの乗り換えを確認している様子。普段は兄弟喧嘩ばかりしているふたりですが、今日はスケボーのために一致団結しているようです。
新宿で乗り換え。緊張した顔つきの次男。いつもは外出するとすぐに「疲れた〜」とわがままを言う次男も、文句を言わずに長男に従っています。
そして目的地である原宿駅に到着!
スマホで子どもを見守る父親の図。「無事についてよかった……!」
大混雑の竹下通り。はじめてのおつかいにしてはハードルが高かったかもしれない。
そして目的のお店へ!
30分間吟味をしてお会計。
満足そうな顔をして店から出てきました。吟味している時間が長かったので「大丈夫かな」と心配になっていたのですが、
通知が届いてひと安心!
原宿駅入場の通知を見て、中野駅まで息子たちを迎えに行きます!
改札から息子たちが出てきました!
ほっとしたのか息子たちから笑顔が溢れる。
はじめてのおつかいは1時間30分のちょっとした電車でのお出かけだったが、息子たちの成長を感じることができるとても良い体験だった。
二人とも、気に入ったスケボーをゲットしてとても満足そう。
長男は「これでいつでも一人で原宿にスケボーを買いに行ける!」と自信をつけていました。可愛い子には旅をさせろと言いますが、成長するたびに少しずつ色んなところに自分で行くようになるのかもしれませんね。
まもレールを使ってみた感想
駅を通過した時にプッシュ通知が届く、という仕組みがシンプルに良いですね。
GPSで常時監視は息子たちが絶対に嫌がるだろうし、かと言って現在地をいちいち報告させるのも面倒臭がってやらなくなるだろうし。
たとえば通学で電車を使うお子さんがいる場合は「今、電車に乗ったんだな〜」とか「帰りの電車に乗ったんだな、じゃあこのくらいには帰ってくるかな」と親御さんは安心出来ますよね。ご飯を温める準備も出来る。
また中高生になると通学や通塾で電車を利用する機会も増えたり、部活や塾で帰りの時間が遅くなることも多くなりますし、親にとっては心配事が増えると思うのですが、そんな子どもの成長をちょうど良い距離感で見守るサービスとしてまもレールはいいんじゃないかと思います。
おしまい。
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