お年玉はいくらあげるの?何に使ってる?調べてみた
お年玉の使い道や、年齢別にいくらあげているか、いつからあげているかなど金額をアンケート調査しました。666円を渡すお年玉の使い方、使い道などこのお年玉を渡すタイミングをきっかけに、お子さんと話してみてはいかがでしょうか?
こんにちは、あや郎です。
新年あけましておめでとうございます!!!
ところで……、
みなさん、お年玉って あげていますか?
親戚で集まったとき、その場に子どもがいればポチ袋に入れて「大事に使うんだぞ」なんて言いながら、お年玉を渡すのが恒例行事となっている方も多いかと思います。
でも実際のところ、そのお年玉って子どもたちはどんな風に使っているのでしょうか?
自分の家庭の子どもの使い道はなんとなく理解しているのですが、他の家庭はどうなの!?と思ったので調べてみました!
目次
Twitterで聞いてみる
【切実】今の子供たちが、お年玉をどのように使っているかを調べています!【教えて】
お年玉を子供にあげている人に質問なのですが、
子供たちは、お年玉を何に使っていますか?
・お菓子やゲーム
・親が管理
・貯金などなど…!
リプライで教えてください🙏— あや郎 (@Ayaro_oniku) December 26, 2019
まずはTwitterで聞いてみました。
「子供名義の口座に貯金」しているという親御さんが多かった印象です。子ども用の証券口座を作って、12分割して日米のインデックスファンドに毎月積み立てているという猛者の方もいました。マネーリテラシーが高い!
子ども用の証券口座を作って、12分割して日米のインデックスファンドに毎月積み立ててます。将来的には日経平均やダウ平均にも興味持ってもらえるといいなと。
— smartnewstorage (@smartnewstorage) December 26, 2019
一部は子供の貯金にして、
一部は本人に直接渡しています。本人達もそれを貯めていて、
上の子はお金を貯めることが目的になっているところもあります。ちなみにお金の使い方や流れは話したりしていて、子供達が何に使うのか楽しみです。
— ココユキ@育児と絵と地域活性化 (@yukinoko2020) December 26, 2019
また、お子さんが大きくなってくると、欲しい物を買ったり、貯金をしたり、お出かけの資金にしたりなど、子供自身が管理しているというご家庭も多い様です。
みんな、えらい……!
私が子供の頃はお年玉をもらったら「やったー!大金だー!これで当分遊び放題!」なんて思いつつ一目散にガチャガチャやオモチャに全額ブチ込み、お正月過ぎて2週間もすれば全額を失って途方に暮れてたのに……。
長男(19) かなり貯めていて、たまに大きな買い物をします
次男(17) 少しだけ貯めて、手元に殆ど置いておき、日々の交際費や趣味のもの(トレーディングカードゲームや、ゲーム機)に使います
長女(14) 貯めていましたがほぼ全額注ぎ込み先日うさぎをお迎え(購入)しました— はるの (@mizuho20021026) December 26, 2019
お年玉は、基本的には貯蓄など親が管理していて、子供が大きくなるにつれて、本人に手渡される額が大きくなる傾向がある様です。
あとは知人のママ友にも聞いてみましたが、やはり小さい内は親が預かるケースが多いようです。
子どものお年玉を勝手に使い込むと、一生恨まれるので注意してくださいね。
年齢別 お年玉の相場
私がお年玉をあげる立場になって、まず気になったのが「お年玉の相場」意外と迷いませんか?
地域によっても異なるそうですが、ネットでのリサーチと、周りの友達家族や親族、計23人から聞いたものから親、祖父母、親戚に分けて平均的な額を計算してみました。
乳幼児 0歳〜2歳にあげるケース
親から 500円〜1,000円
祖父母 から 1,000円〜5,000円
親戚から 1,000円〜2,000円
まだ子供も幼く、お金の価値がよくわからない時期なので、親から「お年玉」として子供に何をしてあげたら良いのか迷いますよね。実際、お年玉は全額貯金!という意見も多かったです。
我が家でも、「ついこないだクリスマスプレゼントもあげているし」…ということで、特にお年玉で何か買うことは無く、子供の口座に全額貯金していました。
大丈夫です。勝手に使い込んだりしてません。
未就学児 3歳〜6歳にあげるケース
親 から 500円〜2,000円
祖父母から 1,000円〜5,000円
親戚から 1,000円〜2,000円
自分で欲しいものが言えるようになってくるこの時期は、お年玉をお金で手渡されるというより、お年玉のかわりに欲しいものを親に買ってもらうというパターンも多いようです。
あと全体的に、祖父母は孫に甘いです。金額がいつも一番高い。
小学校低学年 7歳〜9歳にあげるケース
親から 1,000円〜5,000円
祖父母から 3,000円〜5,000円
親族から 2,000円
金額の上限は未就学児と変わらず、下限が少し上がったくらいの印象。しかし、親から子へ手渡される額は1,000円から、上限は5,000円まであがった。
この5,000円という数字には理由があって、この頃になるとゲームを覚えはじめる子が増えるので…。「欲しいゲームソフトを買うために必要な金額が5,000円前後だから」だそうです。なるほど。
わかりますわかります。私も昔お年玉を握りしめて、欲しいゲームソフトを買いにいきました。あのウキウキ感といったら、たまりません。
それで買ったゲームが微妙だった時の絶望感たるや……。
小学校高学年 10歳〜12歳にあげるケース
親 3,000円〜10,000円
祖父母 3,000円〜10,000円
親戚 3,000円
小学校高学年くらいになってくると、あげる額もかなり大きくなってきます。でも一万円って多すぎません!?
じいじ、ばぁばの負担もどんどん大きくなっていきますね。本当に頭が上がりません。
老後の貯蓄には、孫のお年玉やプレゼントの費用まで考えておかないといけないのか……。
中学生にあげるケース
親 5,000円〜10,000円
祖父母 5,000円〜10,000円
親戚 3,000円
この位の年齢になってくると、全額子供が自ら管理するケースが増えます。
私は中学生の頃は、CDや洋服を買っていたな〜。今の子どもなら証券口座作ったりするのでしょうか……。
高校生(大学生)にあげるケース
親 5,000円〜10,000円
祖父母 5,000円〜10,000円
親戚 3,000円〜5,000円
「お年玉をあげる時期」は、家庭によって高校生まで、成人するまで、大学生まで、結婚するまでなど、様々なルールがありますが、最終的にこれくらいの額で落ち着くようです。年齢が上がるたびにこれ以上どんどん金額も上がっていったら、大変ですよね。ちなみに編集長のヨッピーさん(39)は「今でも帰省するとお年玉くれる」だそうです。いい加減にしろ!
お年玉で何を買う?
改めて自分の親に「私、子どもの頃はお年玉何に使ってた?」と確認してみると小さい頃のお年玉は、私の場合「ほぼ貯金」との事でした。
何に使われているんだろう…?
自分の周りやTwitterでの情報だと、お年玉の使い道(貯蓄以外)で多かったのは、「小額のおもちゃ」「絵本」「有料イベントの参加費(子供向けコンサートなど)」「お菓子」でした!
子どもが小さいうちは意外と「高額なおもちゃの購入」という意見は少なく、身近なもので「ちょっと特別感のある買い物」に使用されることが多いようです。
未就学児がお年玉で買えるもの
ちなみにですが、未就学児のお年玉の相場である500円〜2,000円前後で買える「ちょっと特別感のある買い物」をいくつかピックアップしてみました。
【お菓子】
ジーティープランニング バニープラン ガムボールマシーン 35g×12個
例えば、こちらの商品はAmazonのリンクだと12個で4925円ですが、単品だと410円です。普段のお買い物で毎回は買ってもらえない、ちょっとお高めだけど、お子さんが気に入っているというお菓子を買うのも良さそうですね。
【絵本】
一緒に新しい絵本を買いに行くのも楽しそうですね。画像は「わたしのワンピース」。私の小さい頃のお気に入りで、娘にも読み聞かせています。
【おもちゃ】
仮面ライダーゼロワン DXシャイニングホッパープログライズキー
ベイブレードバースト B-155 スターター マスターディアボロス.Gn
画像はトイザらスのオンラインストア売り上げランキング/キャラクタートイ(ボーイズ)部門の1位と2位です。
なるほど…本体はもっと高額だったりしますが、パーツだけなら未就学児のもらえるお年玉でも買えますね!
積み木やブロックも良さそう…!
ガールズ部門でランクインしていて、お年玉で買えそうな商品はこんな感じです。
2,000円以内で探しても、意外と色々買えますね…!
「666円」のお年玉で初めてのお買い物
そんなお年玉ですが、年末に参加した忘年会で小さな子どもに渡すお年玉の額を「666円」にするという話を聞きました。
ゾロ目でおめでたいからかな?と思ったのですが、もっと深い意味があり……。
666円には1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉と、日本で流通している硬貨をすべて合わせると666円になるんです。
なので、「666円をお年玉やお小遣いであげる」ことは、小さな子どもがお金の使い方やありがたみについて考える、良い機会になるかもしれませんね。
この話を聞いて、さっそく我が子(4歳児)と一緒に実践してみました。
娘にお金の使い方を教える
日頃からお金の大切さについては結構口酸っぱく言っているのですが、まだ具体的に金額の価値については詳しく教えていません。
なので、お店やさんごっこをしていて娘が店員さんになると、「ハンバーグ5,000円」など価格設定が強気すぎてビビる事があります。
1万円のコーンフレークや1,000円の高級にんじんが店頭に並んだかと思えば、新品の炊飯器が5円で売られていたりします。
デフレとインフレが凄まじい…。
という事でまずは、日本には1円玉〜500円玉まで、こんなに沢山の硬貨があるんだよ!
「ガチャガチャは100円玉2枚、うまい棒は10円玉1枚、100円ショップは100円玉1枚、ケーキ屋さんのケーキ一切れは500円玉で少しお釣りがもらえるよ」といった感じで身近なものを例に挙げて説明しました。
実際に「666円」で買い物してみた!
翌日、娘(4歳)と2人で近所のスーパーへ買い物に出かけました。666円を握りしめて…!
(お正月感ぜんぜん無いですが、娘が欲しいという物を買いに行きました)
①バスボール
まずは、バスボール(中からマスコットが出てくるボール状の入浴剤)が欲しいとの事で、薬局へ。プリキュアのバスボールを選び、値段を確認してからレジへ。
会計では娘自ら500円玉を出しました。
娘:「お母さんみたいに、本物のお金を使えて嬉しい!」
たまに「自分でお金を出したい!」という要望に応えてお会計の時にお金を出させることはありましたが、あらかじめ決まった額のお金を自分で持って、ここまで具体的に自分の意思で買い物をしたのは初めてでした。
1つテーマができるだけで、「こんなに娘の見る世界は変わるのか」と、少し感動しながら、娘に手を引かれて次の場所へ…
②ガチャガチャ
次に訪れたのはガチャガチャコーナー。
ここでは、アンパンマンの家具に模したキャラクターのガチャガチャをやりたいとの事。
「ここで200円使っちゃったら、もうほとんどお金無くなっちゃうよ?」
と確認したところ、「それでも良い!」と言うので、手持ちの50円玉2枚を逆両替で私の100円玉と交換してあげて、いざガチャガチャ。
…ドキンちゃんのアイロンが出たよ!
「やったー!」
と喜びつつ、「最後にお菓子を買う!」と言うので食料品コーナーへ。
ちなみにこの時点で残金は48円。
「大好きなドーナツを買うんだ〜♪」
と、スキップルンルンの娘ですが、いつも買っているこのスーパーのドーナツは108円。どう頑張っても48円では買えません。
その事を伝えると、みるみる表情は曇っていき…。
「えーーーーーー。。。」と、大ブーイング。
普段ならここで、娘:「買って!」私:「今日はもう買いすぎだから買わない」の攻防が繰り広げられるのですが、この日は
私:「48円で何が買えるか探しに行こうよ」
と言ってみると
娘:「いいね!いいね!行こう!」
と、再び機嫌を取り戻しお菓子コーナーへ。
…聞き分けが良すぎて驚き……!
③お菓子
この間ずっと「よんじゅうはちえんで買えるものは何かな〜!」と大きめの声で連呼するので若干の恥ずかしさはありましたが、一緒にお菓子を探します。
まず、こっちの棚は…どれも100円前後なので、今日の手持ちでは買えません。
「えー。なんにも買えないじゃん!」
と、嘆く娘。
そこで、駄菓子系のお菓子が並ぶ棚へ。
ここには10円〜買えるお菓子が沢山あります。
「これは?」「10円だよ」「これは?」「20円だよ」「これでおしまい?」「あと1つ買えるよ」「ええーーー!!!すごい!3つも!?!?」
駄菓子3つでこんなに興奮してくれて、私は嬉しいよ。。
3つもお菓子を買える事で、すっかり上機嫌になった娘はスキップしながらレジへ。
買い物を終えて、娘が最初に発した言葉は
「お金って、すぐになくなっちゃうんだね」
残金は5円。
「お金がすぐになくなっちゃった」
五円玉を見つめて落ち込む娘、4歳。
私:「お買い物って、けっこう大変でしょ?」
娘:「うん。お金ってすぐなくなっちゃうから、大事に使わないといけないね」
帰宅後、夫に娘は「今日はお母さんからお金をもらって自分で買い物したよ!無駄遣いすると、お金はすぐになくなっちゃって、欲しいものが買えなくなっちゃうの。だから、よく考えて買わないといけないんだ」と話していました。圧倒的、成長……!
「またやりたい!」と言われたので、
「666円は、たまーにの、特別ね」と約束。
今後はお菓子を買うときなど、小さい額で日ごろから実践してみようと思います。
この日以降、一緒に食料品などを買いに行くと、
「無駄遣いしたらダメだよ!」
「コレも買って大丈夫なの?」
「今日は◯◯ちゃん、お菓子いらない!」
「これは、高い?」
と、娘みずから確認してくる様になりました。
圧倒的、成長……!
今までは、その場その場の思いつきで「欲しい!欲しい!」と言っていて、娘の中では恐らくいかにオネダリして買ってもらうかという所がありましたが、最近では闇雲に何か買ってもらったら、この後本当の本当に欲しいものが出てきたときに買えなくなるかもしれないと思うらしく、これはいらない。これはやらない。と言う事が増えました。
でも、本当に欲しい物はやっぱりオネダリしてきます。
その辺の選別がしっかりできる様になってきたのが嬉しいです。
子供が小さいうちは、ついお金の事はすべて親が管理してしまいますが、今年のお正月はお年玉の使い方、使い道など(少額からでも…)このお年玉を渡すタイミングをきっかけに、お子さんと話してみてはいかがでしょうか?
それでは、今年も良い一年になりますように〜!