「ご当地サウナ委員会」は"サ旅"を盛り上げるべく様々なイベン…
目次
ニコニコ超会議にサウナエリアが登場!
大空のもとに全国から集まった様々なサウナとサウナー達!
4月29日と30日の2日間にわたり、ニコニコ超会議2023にて『超サウナ』が開催されました!
『超サウナ』は、サウナ×エンタメの融合イベントとしての新企画です。
会場である幕張メッセの一角には、サウナには欠かせない水風呂も設置。
外気浴スペースでは有名温浴施設の館内着貸し出しがあるなど、ニコニコ超会議らしい様々なコラボレーションが行われ大いに盛り上がりました。現地の様子をレポートします!
全国からテントサウナや館内着が集まりました
会場には日本全国からテントサウナブランドが多数集結。
TOTAL STEAM DIRECTION / DESIGNとしてあのmadsaunistさんを迎え入れ、参加チケット購入者はセッティングにこだわったテントサウナに入浴することができる夢のイベントです。
また、ニコニコ超会議ついでに立ち寄った人達もテントサウナのアツさを体験したりグッズを購入するなど楽しんでいました。
もちろん私達もJALサ旅グッズを販売しましたよ〜!
コスプレイヤーさんが立ち寄ってくれる、ニコニコ超会議ならではの場面も!
また、テルマー湯、湯らっくす、庭の湯など、人気サウナ施設とのコラボも注目ポイントでした。
人気サウナの館内着やタオルや備品を幕張メッセで使うという、なんだか不思議な体験ができました。
見慣れた館内着も、外で見ると新鮮!
サウナ就活開催! 〜サウナOB訪問〜
コロナ禍の影響でOB訪問が思うようにできなかったという就活生や転職者の方も多いのではないでしょうか。
ということで超サウナでは、服も肩書きも脱いだ様々な企業の社員の話を聞ける「企業サウナ部と話そう!サウナOB訪問」を提案、実施しました。
サウナOB訪問……なにそれ?
こういうことでした。
超サウナでは、JAL、コクヨ、そしてニコニコ超会議主催のドワンゴの3社の社員と一緒にサウナに入り、就活の相談や仕事内容についてなど、様々な会話を楽しむことができました。写真はJALの回。学生はもちろん、どんな方でも大歓迎となっています。
1回につき20分の設定でしたが……会話に夢中でみんなぜんぜん出てきませんでした。
さぞ就活トークが盛り上がったんでしょうね!
「いや〜、ずっとサウナの話してました笑」
それもいいですよね。超サウナだもんね。
こちらはコクヨチーム。
企業連合JAPAN SAUNA-BU ALLIANCEには約160社が加盟しています。サウナOB訪問の輪が広がっていったら、色々な企業の社風が見えて面白そうですね。
一緒に水風呂に入って、ととのいながらまたトーク。
サウナを通じて企業人と学生の距離が縮まりました☆
サウナ著名人による対談などの生配信
イベント中は、会場のレポートやサウナ好きな著名人による対談などの配信が行われました。
MCはマグ万平さん(写真右)。
JALサ旅ユニットのもーくも出演!
1日中、著名人や各企業のサウナ部員の対談が行われました。
また、プログラムが無い間は会場のサウナ内を映す定点放送も行われていました。
定点カメラが入っていたのはラスボスでお馴染み、小林幸子さんプロデュースのテントサウナです。
その名も小林幸子健康ランド! 小林幸子仕様にカスタマイズされたテントサウナということで、これもニコニコ超会議ならではのコラボレーションでした!
他にも特別なコラボが多数!
まだまだこんなもんじゃありません。超サウナでは、サウナーにとって熱いコラボがこれでもかというくらい行われました。
本当によくこんなに集結したなと驚いたので、その一部をご紹介します。
熊本県 湯らっくすコラボ
熊本県「サウナと天然温泉」の「湯らっくす」から、名物の「MADMAXボタン」が幕張メッセにやってきました。
風呂桶を持ったマッチョだ!
今回は、MADMAXボタンを「マッチョMAXボタン」に魔改造し水風呂に設置。ボタンを押すとマッチョなDDTプロレスリング所属プロレスラーが水を思いっきりかけてくれる仕様となりました。
そんなマッチョMAXボタンには大人気の行列が!
すごい水圧で一気に体を冷やせる最高のボタンに皆さん大興奮でした。
テクノ法要ブースコラボサウナ
マッチョと打って変わってこちらは、お坊さんのいるサウナ。
羽釜のサウナ(HAGAMA2.0)と防水の畳を準備し、お香が香る中、お坊さんのお経(テクノ)が流れます。シュール。
こちらは「塗るお香」。ご焼香のような、とても落ち着く香りでした。時間によってはお坊さんと一緒に入ることができる、とにかく不思議なサウナ空間でした。
サバスとのコラボ
こちらも超有名どころ。あのサバスがやって来ました!
本物の路線バスの車両をサウナに改造した移動型サウナ「サバス」です。後ろ半分がサウナになっていて、蒸気降りますボタンを押すとロウリュができる優れもの。多くの人が入浴していました。
珍しいということで、見物&記念撮影の人も大勢。大人気でした。
超サウナ後援の「フィンランド政府観光局」ブースも
サウナの本場フィンランドの文化を体感できるエリアも登場。
サウナでととのった人や子供達がモルックを体験していました。
サ飯の提供も行われ、フィンランドパンケーキやマッカラ、ベリーソーダなどフィンランドの料理が好評でした。
プロデューサーに聞きました
さて、そんな面白いコラボ満載のサウナイベント超サウナをプロデュースした、ドワンゴの橋口 雄樹(ゆーき)さんにお話を聞きました。
『超サウナ』開催のきっかけを教えてください!
僕たちは、人が遊びのために集まるニコニコ動画というネットのプラットフォームを作っています。そのネット上で集まっている人たちがオフラインのサウナというプラットフォームに集まったら面白いな、ということは考えていました。
とはいえ、ただサウナをやるだけだとちょっとつまらないので、今回はJAPAN SAUNA-BU ALLIANCEという僕の仲間たちとコラボレーションを行い、サウナOB訪問などを企画しました。更に、サウナにエンタメを掛け合わせるとどうなるのかも見てみたくて実験した部分も多々あります。
例えば照恩寺さんの仏教芸術エンターテインメント「テクノ法要」とサウナを掛け合わせたらどうなるのかとか、「ニコニコ超会議」とゆかりの深い小林幸子さんにサウナをプロデュースして頂いて楽曲も作ってみたりとか。何かそういった試みを通して、新しい反応を得られたらいいなと思って取り組みました。
その想いに呼応して、今日は皆さん面白い人たちが集まっていますね。
はい。やっぱサウナをやっている人たちってすごいポジティブでかつ面白いことを考える人が多いんですよね。当日を迎えて、この超サウナエリアに最初思い描いていたような景色が広がったので本当に嬉しいです。僕もですけど、いろんな方々がすごく楽しんでいらっしゃるので、やって良かったなとめちゃくちゃ思います。なんかすごく、本当に素敵だなと。
今回の反響次第では第2弾もありますか?
やりたいですね。初めてのブースなのでチャレンジングではあったんですけど、社内でもかなり話題になってます。実際に見た人達もなんだこれと驚いていて。ただ、内容は良くても各所の調整や予算的に大変な部分があるのも確かなので、応援してくださるスポンサーさんもお待ちしています!
社内やお客さんの反響を見て本当にやって良かったなと思っているので、次に向けてこれからも応援お願いします!
ありがとうございます、お疲れ様でした!
熱量の高い人達や面白いサービスがこんなに集まれる「サウナ」というプラットフォームの強さをたしかに感じるイベントでした。アニメやゲームなどのカルチャーを求めて来た、少し違うジャンルの人達とサウナーが交錯するのもニコニコ超会議ならではの面白さですし、ぜひ第2弾、第3弾と続いて欲しいですね!
あと、「次回は我が社もサウナOB訪問実施したい!」という方は、JAPAN SAUNA-BU ALLIANCEの新規加盟申請受付けも再開しているのでぜひ参加してみると面白いかもしれません。→ JSA公式サイト: https://sauna-bu-alliance.themedia.jp/
以上『超サウナ』のイベントレポートでした。
おわり
取材・執筆:勝山ケイ素