歴史と銭湯の町。「そうだ 京都、行こう。」禅と湯 ととのう京都

京の寺院で日本庭園を眺めながらいただく精進料理、なんて心穏やかな休日なんだろう。

 

みなさん、JR東海「そうだ 京都、行こう。」禅と湯 ととのう京都のキャンペーンが開始しています!

最近のコロナの感染状況から今は自粛が必要だと思いますが、コロナが落ち着きましたら、ぜひ京都へ行って頂きたい。

さて、既に「ととのう」というフレーズでピンときた方も多いかと思いますが、今回はサウナがメインテーマの1つです!

世間ではサウナブームが巻き起こっており、「サウナー」と呼ばれるファンが急増中。

京都は豊富な地下水が湧き出る地。沢山の個性豊かで歴史的な銭湯が市中に立ち並んでいるサウナーの地。

 

また今回は、「禅」と湯です。銭湯、「サウナでととのう」だけでなく、京の寺院をめぐり「心を整える」がもう一つのメインテーマ

雪降り積もる京の寺院での静寂なひと時は、慌ただしい日々で乱れた心を整え、自分と向き合う貴重な時間を生み出します。

更に、せっかく京都に行くなら、京都でしか体験できないイベントをもっと沢山体験したい!

そんな希望にあわせて現地オプションも盛りだくさん!

JR東海ツアーズの現地オプションより、坐禅体験や抹茶のお香作り等の京都ならではの体験を楽しめます!

今回は「そうだ 京都、行こう。」禅と湯 ととのう京都 を通していくつかの現地オプションも体験してきました!

※取材は感染拡大前に行われております。また、取材時はマスクの着用を徹底し、3密に配慮し取材をおこなっています。

「そうだ 京都、行こう。」禅と湯 ととのう京都 とは

京都で銭湯や寺院巡りを更に楽しくさせるお得なセット【ととのうセット】を販売し、

ととのうセットを通して冬の京都の新しい発見や心落ち着く時間を過ごして頂くキャンペーンになっております。

●ととのうセットの内容(税込 2,000円)

・対象寺院の参拝整理券
・京都府浴場組合加盟店の入浴券
・ととのうMAP (社寺・銭湯だけでなく、飲食店や観光スポットが掲載された便利なマップ)
・「ととのう京都」オリジナル銭湯タオル(オーガニックコットン100%の高級タオル)

ネットからの購入はもちろん、京都駅のJR東海ツアーズで予約していなくても購入可能です(数量限りあり)
安価で気軽に購入できるので、京都旅行のお供にオススメ!

中でも特にタオルは「京都の老舗タオルメーカーの銭湯タオルで、本当に上質」とのこと。端の方と真ん中あたりの織り方が違うので、かなり便利です。

まるでジブリな外観「船岡温泉」

早速、ととのうセットについている入浴券を使って「船岡温泉」にやってきました。

外観がまるでジブリ映画のような、レトロで風情あふれる銭湯。

中に入れば、今度は大正ロマンあふれる空間。

どこか懐かしく、どこか侘しい、そんな心も身体も温まる銭湯です。

歴史的な建造物ならではの、装飾がすごい……。

また、浴場は多様な種類のお湯が楽しめる本格銭湯。日本で初めて電気風呂を導入したとか。

露天風呂やサウナもあり、水風呂(露天)は地下水を使っている為、天然地下水の水風呂に浸かることができます!

 

地下水かけ流しとか、やっぱりいい水を使った水風呂って、温度計では測れない気持ち良さがある!

ちなみに京都は冬の時季、東京よりも基本的に気温が低いので外気浴もけっこう効きます!

取材日の京都の気温は、最低0℃。東京と比べると5℃ほど低くかなり寒かったです。

外が寒ければ寒いほど、露天が最高に気持ちいいし、ととのう~!

 

銭湯を改装したレトロカフェ さらさ西陣

船岡温泉から徒歩でアクセスできる距離に、歴史ある銭湯を居抜きして作った情緒あるカフェ「さらさ西陣」があります。

ところどころに、銭湯だったころの面影をしっかりと残し、なんとも味わい深い店内になっています。


なんだか銭湯にイスとテーブルがあるみたいで、不思議な感じがするな~。

人気No.1のキャラメルチーズケーキはまったりと濃厚で、少しほろ苦な皆に愛される素朴なケーキ。

銭湯に入った後に、銭湯居ぬきのカフェでコーヒー飲むってなんか不思議な感じ。落ち着く。

大人の京都の夜の過ごし方「閑臥庵」

 

京の夜は「閑臥庵」(かんがあん)に行こう!

このライトアップが美しい壮大なお寺、ここで「普茶料理」(ふちゃりょうり)をいただくことができます。

※普茶料理は、中国伝来の精進料理で、動物を食べること(殺生)が禁じられていたので、動物性食品が一切使われない料理

※写真は四人前 。その時季の食材の仕入れによりメニュー内容が変更します。

京都の夜の締めくくりに、お寺で普茶料理を頂くなんて最高すぎませんか。

説明の通り、普茶料理に動物は使えないんですが、

あれ、右側にマグロっぽいものが!

いいえ。この右側の赤いやつは、マグロっぽい見た目にした赤こんにゃくです。

じゃあ、真ん中のカマボコは!?

カマボコっぽく切った長芋ですよ。

おお、、、動物性食品が無い、、、!

 

絶対に動物性食品を使えないので、見た目も似せて楽しんでいたのでしょうか。

ちなみに、これは栗もどき。栗っぽいけど栗じゃない。

中には、サツマイモのきんとんが入っています。

栗は……使ってもいいのでは……?

 

全てのお料理に繊細なこだわり、配慮、遊び心があり、美しい食事の時間でした。

「閑臥庵」はデートにも、使えちゃう!

なんと……

閑臥庵には食事の前や後に利用できるサロンもあるんですよ!

日本庭園を見ながら、暗めなムードある店内で肩を並べて飲むカクテルは、上品な大人の一時。

どこを切り取っても絵になりますね。

歴史を身近に感じる「萬福寺」

さて翌日は「萬福寺」にやってきました。

もちろん、ととのうセットの参拝整理券で入ることができます!

随所に龍をイメージした造りになっていることが特徴のこのお寺。

この石の道は、龍の背中を模しており、

お寺の屋根は、龍の蛇腹のお腹を模しているなど、ユニークな要素が多いお寺です。

ここでは、お寺の和尚様のお話を聞いたり、坐禅体験ができます。

和尚様のお話を聞きながら、といっても、歴史に詳しくないと楽しめないのではと思っていたのですが、

めちゃくちゃ面白いから大丈夫でした。本当に話を聞いてほしい!

このお寺、隠元(いんげん)禅師が開かれたお寺です。隠元禅師、みなさんも馴染みがあるのですが知っていますか?

馴染み?聞いたことないし、絶対ないはず……

実は、いんげん豆を日本に持ってきたお方なんです。

めちゃくちゃ馴染みあった(笑)

次にこの模様、少し前から若者たちがよく使う”マンジ”という文字です

実はマンジは、インドの神様の胸毛を意味しているんです。

む、胸毛!?

そうです、ありがたい胸毛なのです。

ありがたい胸毛だったのか……。

これは開梛(かいぱん)です。
食事のときなどにお腹を叩いて鳴らします。

あ、なんかドラマとかで見たことあるかも!

寝るときも止まらない、目を開けて寝るなど、不眠不休の象徴であり、不眠不休で修行せよとの意味があり、
また咥えている玉は煩悩の玉。煩悩をはきださせるためにも叩いています。

おー!かわいい見た目してるけど、厳しい修行の象徴だったのか。

 

こんな感じで歴史に詳しくない私にも優しく、聞いてて楽しいお話をたくさんしてくださいます。

ほかにも、萬福寺は から揚げ発祥の地だったり、木魚発祥の地だったり、和尚様の説明とともに拝観したら思い出に強く残るお寺でした。

次に坐禅体験を行います。

和尚様の一糸乱れぬ完璧な姿勢を見て、同じ姿勢を取り瞑想します。

姿勢が崩れていたり、心が乱れていると、すぐにばれて、

こうなります!

叩かれたく無い人は姿勢をしっかりと真面目に取り組みましょう。

 

最後に萬福寺の御朱印やお土産売り場にいきました。全体的に可愛くて素敵。

私のお気に入りの開梛(かいぱん)もお土産になっておりましたので、すぐに購入しました。めっちゃ嬉しい!

宇治十二景の鐘楼「興聖寺」でのお香作り体験

お次に宇治にある「興聖寺」にやってきました。

興聖寺は、宇治駅から宇治川沿いをのんびり散歩し、風景を楽しみながら向かいます。

この情緒あふれる景色……。

宇治川の散歩は本当に気持ちいいんですよ!

そして、京都宇治といえばやはり「抹茶」

ここ 興聖寺のお寺の中で抹茶のお香作り体験ができます。

「そうだ 京都、行こう。」オリジナル木枠を使って作る抹茶のお香。

宇治ならではの特別な体験!

早速、お香づくり講師の後藤さんに教えてもらいながら作っていきます!

まず、今回のお香は、火をつけるお香と違って温めて香らせるお香の印香(いんこう)の一種です。

お香って色んなパターンがあるんですね

ええ、印香は煙もでませんし、使った後も作ったお香の形がそのまま残るお香なんです!

なるほど!お土産や思い出にも嬉しいですね。

はい、宇治の抹茶の香りが優しく広がりますよ。

 

では作っていきます!

 

 

粉をいれ、

水をいれ

練って

木枠につめて、

完成!!!

かわいい~、まるでお菓子みたい!このままでも、抹茶のいい香りがする!

なんて、なんて上品な体験なんだ、、、、!

心と体をととのえる冬の京都で、上質な旅を

秋は紅葉、春は桜と大変人気なハイシーズンはもちろん、雪降り積もる京の旅は、静かで落ち着いた、まさに”ととのう京都”

みなさんも、コロナが落ち着いた際には、ぜひ新幹線で冬の京都に行ってみてはいかがでしょうか。

新幹線の窓から見える雪景色も素敵でした。

※こちらの取材は、コロナ感染拡大前に実施されております。

「そうだ 京都、行こう。」禅と湯 ととのう京都 イベント詳細

詳細は公式サイトをご確認ください。

そうだ 京都、行こう。
禅と湯 ととのう京都 公式HP

現地オプショナルツアー

※お出かけの際は行政による移動自粛についての最新情報や各施設の営業情報をご確認ください。