【おうち日本縦断】旅行できないから47都道府県グルメを自宅で再現した

SPOTをご覧の皆様初めまして、りお(@rioss0827)と申します。

南国から失礼します! 青空が気持ちいいですね~~!!

……という妄想をしながらこの文章を書いております。
こっちが現実です。あぁ、旅に出たい。

みなさん「あ~家メシにも飽きてきたな」とか「テイクアウトもレパートリーが尽きた」とかお悩みではありませんか?

いや、それ以前に「とにかく出かけたい!!!!」と限界が来ているのではないでしょうか。

 

まぁ、完全に私の事なんですけどね。

 

どこにもいけないから毎日つまらないし、来る日も来る日もパターンの決まった食事なのもか飽きたし、おいしいものたべたーい!

そうか、

どこにもいけないなら、ご当地グルメを家に呼び寄せたらいいのか。

自宅にいながら日本縦断できるじゃないか。我ながら神アイディアやー!

ということで、日本各地を放浪した私がオススメするご当地グルメを自宅で再現してみます。ちゃんと47都道府県分やります。SPOTデビュー作なのに最終回感が半端ない。

我ながら物好きだと思いますが、折角なので旅の思い出でも振り返りながら楽しくやっていこうじゃないですか。本当は全国分をパーっとお取り寄せして、日本の経済を回したかったんですが、私の首が回らなくなるので止めました。

やれる範囲で楽しくやっていこうと思います。

 

【おうち日本縦断のルール】

自作もしくはお取り寄せでご当地グルメを調達する

・あまり全国に出回ってないものがいい(直接行きたくなる)
ズボラの料理下手でも再現できるもの(重要)
・お取り寄せも可。食材は積極的に取り寄せて地域に貢献する。
・面倒になっても投げ出さない。

 

都道府県ネタによくある「いやいやいや、うちの県を語るなら〇〇やろ!」というご意見も多々あるかと思いますが、今回はあくまで私の独断と財力に基づき選出させていただきましたのでご了承ください。

なお、ただでさえ長い本編のテンポが悪くなるので、レシピは載せておりません。すみません。説明が複雑なものについては、最後におまけでいくつかレシピを載せておりますので、そちらをご覧いただければと思います。

では、スタートッ!!

 

目次

1.北海道・東北

①北海道  「チャイニーズチキンバーガー」と「ホタテ」

トップバッターは試される大地、北海道。「いくと太る」と言われるほどのグルメ王国には美味しい物が沢山あるわけですが、今回は函館の有名店「ラッキーピエロ」の「チャイニーズチキンバーガー」に挑戦します。

ラッキーピエロ
http://luckypierrot.jp/

ただ、ズボラなので唐揚げはつくりません。冷凍唐揚げかお惣菜で調達しましょう。本物志向の方はせめてマヨネーズだけでも自作すると、よりオリジナルに近くなります。

まぁ、ズボラはそんなこだわり捨てて市販品使うんですけども。

アッという間に完成!!! 唐揚げは餡かけのものを買うと挟むだけでいいから楽ですよ。

一応、ラキポテも再現してみたけどあのソースとチーズのバランスが難しいですね。チャイチキ本体よりも難しかったです。そもそもソース掛け過ぎてる。

 

北海道はもう1品、コロナ支援でホタテをお取り寄せしました。何故か我が家には網焼きカセットコンロがあるので、浜焼きならぬベランダ焼きしたいと思います。

おぉ、開いた開いた!
やっぱりホタテはバター醤油かな?オリーブオイル+塩も美味しかったです。

反省点:ホタテ3kgは食べきれなかったので、夜中に1時間半かけて処理した。

この企画終わったらホタテシチューでも作ります。

 

②青森県  「トゲグリガニ」と「味噌牛乳カレーラーメン」

自称青森大好きの私、通っぽいグルメをご紹介したく「トゲグリガニ」をお取り寄せしました。(取り寄せ当時は旬でした)

トゲグリガニはクリガニの一種で、流通量が非常に少ないため殆ど青森でしか流通していません。ゴールデンウィーク頃に、青森に行かなければ食べられないカニです。正に「行った気になる」食材といえるでしょう。

やはり折角食べるならば「内子(卵)」が入っているメスに限る。

いざ、実食!

身の部分は少ないけれど、味噌がクリーミーで美味しい。今まで私が食べていたカニ味噌は何だったんだと思う。

 

反省点:食べるのに必死でまともな写真が殆どなかった

 

このザマでは青森好きを名乗れないので、ご当地ラーメンの「味噌牛乳カレーラーメン」を作りました。

簡単な再現だけなら「味噌ラーメンに牛乳とカレー粉を少しずつ入れるだけ」で再現出来ちゃいます。
色々と際立つネーミングですが、美味しいので一度食べに行ってみてくださいね。

 

③秋田県  「いぶりがっこクリームチーズ」

秋田からはお手軽にアレンジできる「いぶりがっこ」を出してきたいと思います。

いぶりがっことは、漬物として使う干し大根が凍ってしまうのを防ぐために、大根を囲炉裏の上に吊るして燻し、米ぬかで漬け込んだ雪国秋田の伝統的な漬物です。 秋田の方言で漬物のことを「がっこ」呼ぶことからその名がつけられました。

つまりたくあんの燻製ですね。

単体でも箸が進みますが、いぶりがっこクリームチーズにするともう止まらない。

ただでさえおいしい、いぶりがっこがチーズと口の中で混ざり合ってうんまーい!

おつまみとしても最高なので、是非試してみてください。

反省点:まだ初期だったからまともな写真がない。

 

④岩手県  「じゃじゃ麺」

「楽に作れる」に則ってじゃじゃ麺に決定しました。でもじゃじゃ麺ってスーパーでも売ってますよね……しかしご安心ください、きちんと締めのチータンタンも作ってローカル感もバッチリです。

注意点は、麺のゆで汁を捨てないこと! 〆のチータンタンに使うので捨てないように気を付けましょう。

麺や具はちょっと残しておきます。この状態でチータンタンを作りましょう。

チータンタンとは、じゃじゃ麺を食べ終わってからテーブルに備え付けられている卵を割り入れ麺のゆで湯を注いでもらうスープのこと。
略してチータンとも言います。

はい、できた! お好みで塩などの調味料を入れて調整して下さいね。

反省点:未だにチータンタンのベスト配合が見つからない。

 

⑤宮城県  「牡蠣」

宮城県からは……

ドーン!

三陸の牡蠣をお取り寄せです! 三陸の漁師さんが大変だって言ってたからこれは力を貸すしかありません。ちなみにこれだけ入って1,200円+送料でした。値引きありがたいけど漁師さんの生活が心配になる。

早速焼いて食べようと思います。今日もイワタニのコンロが火を噴くぜ。
※ベランダ等で火を使う際は十分注意しましょう。

ちょっと古いJ-POPなんて流して、気分は牡蠣小屋である。

やーーーけたーーーー!!!

そのままレモンで頂くもよし、バター醤油するもよし。

焼くのに時間は掛かりますが、その様子をぼーっと眺めるのも癒しになりました。

反省点:食中毒が怖くて焼き過ぎたけど、もっと焼き時間少なくてよかったかも。

 

⑥山形県  「芋煮」

山形といえば「芋煮」。9~10月頃に河原などで芋煮を作る様子が見られる、東北秋の風物詩ですね。東北民の芋煮に対する”愛”は想像を絶する熱量なので、下手に触れようものなら芋煮戦争が始まってしまいそうな気もしますが、ここはあえて出させてください。私が生まれて初めて食べた芋煮が醤油味だったので、それをもとに作りたいと思います。

※このレシピは最後のおまけに載せています。

以前、山形出身の知人に作り方を教えてもらったのですが、いま一つ本場の味に近づけない。なにか隠し味的なものはないのか尋ねると「マルジュウだ」と言われました。

なにそれ、なんの暗号?まさかの醤油銘柄指定である。

このお醤油は本当に偉大で「入れるだけでそれっぽい芋煮が出来る」んです。買う価値アリ!東京で買うと1本800円くらいしますが常備しています。甘いお醤油だから煮物で甘みを出したい時にもピッタリです。

芋煮の日はおかず少なめで、芋煮をワシワシと食べましょう。食べ出したら止まらない……!

翌日はカレー粉をインして「芋煮カレー」にすると捗ります。

お試しを!

反省点:今年こそは全日本芋煮同好会に入って本物の芋煮会がしてみたい。

 

⑦福島県  「いかにんじん」

ご当地グルメだと「メヒコのシーフードピラフ」が食べたいのですが、食べたことないので再現ができず……家庭の味「いかにんじん」に挑戦してみようと思います。

しかしシンプルな家庭の味ほど、みんなのこだわりがあって難しい。

早速レシピを調べてみたのですが、昆布が入っていたりいなかったり、漬け込むお酒は沸騰させていたりしなかったり。家庭料理だから作り方がバラバラなのであります。

とりあえずいいダシでそうだから昆布入れてたんですが……福島出身の知人に「昆布入りは、いかにんじんファンに”それは松前漬けだ”と怒られる」と教えてもらい震えました。ソウルフードだけあって、みんな目の色が変わる。

反省点:待ち切れずに1日ものを食べたけれど、これは2日以上寝かした方がおいしい。(1週間程度はもつそうです)

 

2.関東

⑧茨城県  「スタミナラーメン」

スタミナラーメンとは、ひたちなか市を中心に食べられているご当地ラーメンで、主にレバーと野菜が入った甘辛い醤油味です。

レバー…… だと……?!

レバーといえば下処理がしっかり出来てないといけない難易度Aクラス食材、ズボラとは対極をなす存在です。困っていたらコンビニで解決策を発見。

今回はコンビニ惣菜のニラレバをリメイクしたいと思います。これに限らずスーパーに下処理済みのレバーが売っていたりするので、そうした便利食材を利用するのもいいですね。どんどん楽していこう。

甘辛さを効かせるとより本物っぽい味に近づきます。よしよし、成功したぞ!これで茨城征服してやった感に満ちていたのですが、後日オンライン飲み会で茨城の友達(麺通)とスタミナラーメンについて話していた所

「あーいいですよね。冷たい麺に甘辛いあんが絡まって最高」
「ジモティは冷たいやつだね」

え……?! 冷やし……だと……?!!

聞かなかったことにしようかとも思いましたが、この話が魚の小骨の如く引っかかっていたので、もう一度リテイクしました。たしかに冷やしスタミナうまい。

※簡単なレシピを最後に載せてるので、宜しければご覧ください。

反省点:ジモティにリサーチしてから作れ。

 

⑨栃木県  「宇都宮(風)餃子」

なんのヒネリもなくて恐縮ですが「やはり餃子だろう」ということで、白菜を入れた宇都宮風の餃子を作りました。

ポイントは包むときにしっかりと中の空気を抜くこと。これをやっておかないと、餃子が膨張して残念なことになります。

矢印の餃子が膨張してるのが分かりますか? こういう時はつまようじなどで空気を抜きましょう。私は何を熱く語っているんだ。

出来上がりがコチラ。

皮がヘタっちゃってるのが残念ですが、中身はジューシーで美味しい。やはりこだわるなら皮から作るべきかもしれません。

反省点:折角ならみんなでわいわい餃子パーティしたかった。

 

⑩群馬県  「焼き饅頭」

でたー! サービスエリアで絶対に売ってるやつー!

暫く高速道路にも乗ってませんからね、激混みのサービスエリアすら恋しくなってしまいますね。いやならないか。

お饅頭は既製品で間に合わせて、つけだれを自作します。

フライパンで焼いたらめっちゃくちゃ焦げるので、魚焼きホイル等を敷いておくのを強くお勧めします。

やっぱりフライパンだと香ばしさがでないけど、それらしきものはできた。

反省点:フライパンでやると焦げまくるから要注意(2回目)

 

⑪埼玉県  「ゼリーフライ」

実は数年前まで、埼玉県における「フライ」と「ゼリーフライ」に違いがあるとは知りませんでした。今回は「ゼリーフライ」の方に挑戦したいと思います。

おからにじゃがいも、にんじん、玉ねぎを混ぜてコロッケ大にして油で揚げるだけ。
要はパン粉がついてないコロッケのようなものだけれど、もっとほっこりする素朴な味がしますね。ヘルシーなので埼玉では給食にもでるそうです。

まぁ、料理下手にはその「揚げるだけ」がハードル高いんですけども……

ウスターソースをたっぷりつけて、真夜中の試食会します。
揚げ物だけど、がんばったからゼロカロリー!

こっから油の片づけとか、やりたくなさすぎる。

反省点:揚げてるシーンは怖くて写真撮ってません。

 

⑫千葉県  「なめろう」

これはどこでも食べられる部類に入ると思いますが、私が食べたかったので入れさせてください。居酒屋もなかなか行けないから、居酒屋メニュー食べたくなりませんか?

なめろうって魚叩いて調味料と薬味混ぜるやつでしょ?楽勝っスよ。などとナメていた私がいました。千葉県民の皆様本当に申し訳ございません。

あまりに余裕をこいて、テレビ電話しながら作ってたんですよ。

で、なーんかアジの身が潰れないなぁと思っていたら。

お分かりいただけるだろうか。

皮剥き忘れていた。

この後、粉々に砕け散ったアジの切り身から皮を剥ぐという心の折れる作業を続けること10分。アジが手の温度で温くなってきましたが、見てみぬふりをして完成。

出来上がりは美味しかった! (食べる前に冷蔵庫で冷やしました)

もちろん三枚おろしなんて上手くできないので、おろしてあるアジを使いました。

反省点:皮剥くのを忘れない。

 

⑬東京都  「コロッケそば」

今回の企画で東京が一番悩みました。「東京の物はどこに行っても手に入っちゃう問題」により東京ならでは、というものはなかなかないですよね。

しかしついに見つけました。関東でよく見る「コロッケ蕎麦」って東京のお店が発祥なのです!
そして東京でよく見かける「富士そば」って東京発祥のチェーン店らしい。よし「富士そば風コロッケそば」にしよう(※コロッケそばの発祥と言われている店は銀座にあるお店で富士そばではありません)

蕎麦の出汁にコロッケが溶け込んで甘~い味が広がっていきます。

反省点:折角ならもっと関東風ぽい黒いつゆにしたかったかな

 

⑭神奈川県 「しらす丼」

本企画は海鮮枠が少ないので「しらす」に登場いただきました。

サッと湯通ししたシラスをオンザライスします。お好みでめかぶや刺身も一緒に乗せて楽しみましょう。

でもやはり現地で食べるしらすに比べ、ちょっと生臭さが目立ちます。自宅で再現するときは「しらす+他の海鮮」で楽しむ方が良いかもしれません。

反省点:欲を言えば生しらすが欲しかった。

 

3.中部

⑮静岡県  「つけナポリタン」

静岡は「自宅でさわやかのハンバーグ再現したぞ!」とドヤりたい所ですが、あれは新鮮なお肉でなければ無理なので諦めました。過去の写真たちを見返して思い出したのが、吉原の「つけナポリタン」(以下「つけナポ」)です。

富士市の吉原商店街を中心に提供されているご当地グルメ。 トマトソースをベースに、鶏がら・ブイヨンなど店独自のダブルスープを基本とし、その名の通り「つけ麺」の形で出されます。誕生が2008年と比較的歴史が浅いですが、じわじわと知名度を上げています。

つけナポは「Wソース」というのが定義されており、トマトと何を混ぜるかはお店によって異なるので、店にごとの違いが楽しめます。これぞローカルグルメの醍醐味。

こだわろうと思えばいくらでもこだわれるけど、シンプルに市販のナポリタンソースでつけ麺するだけでも楽しめるのがつけナポの魅力です。

※作る人のお好みでスープ作っていただければと思いますが、最後にちょっと解説載せてます。

残ったナポリタンのつけ汁は、ごはんを加えてリゾットで楽しむのがつけナポ流。

反省点:美味しいけど、締めのリゾットまで食べたらどんだけ炭水化物。

⑯山梨県  「おざら」

山梨は「ほうとう」と見せかけて「おざら」にしました。

ほうとうゆでるの初めてだったんですが、パッケージに「ゆで時間20分」と書いてあって二度見しました。温かい麺の場合は、20分ゆでたら具を入れてさらに5分ほど煮るらしいです。アニメ1本みれるやん……結構手間がかかってびっくりした。

冷水でつめたく〆たほうとう麺を、温かいつゆにくぐらせていただきます。

反省点:これはうどんや素麺で試しても美味しそう。

 

⑰長野県  「りんごおやき」と「はんごろしキムチ」

昨今の小麦粉不足により、粉もんが作れない状態が続いていましたが、奇跡的にホットケーキミックがあったので「りんごおやき」を作りました。
“おやつ系おやき”だとホットケーキミックス、”おかず系おやき”だとお好み焼き粉で簡単に作れるようですよ。今はどちらも不足気味なんですけどね……

中の林檎が主張しすぎない甘さで美味しいですが、皮はおやきというよりはパン感が立つ出来となりました。生地の作り方が良くなかったかもしれません。

反省点:当時、ホットケーキミックスの入手難度が鬼だった。

長野はもう一つ、野沢菜の「はんごろしキムチ」を紹介させてください。野沢温泉にはこれからも頑張ってほしいので、お取り寄せして貢献です。

はんごろしにするぞ!!

はんごろしとは長野県の方言で餅米を半分つぶして作ったぼた餅のことです。はんごろしキムチは炊いた米のつぶし具合(はんごろし/ほんごろし)で味も食感も変化する事にヒントを得て誕生した超激辛野沢菜キムチ漬です。

名前のインパクトが相当ですが、味の方のインパクトもなかなかです。超絶辛いので、私のオススメは”納豆×卵×はんごろし”でオンザライスする食べ方。卵によってキムチの辛さがまろやかになり、食べやすくなります。

こちらの「はんごろしキムチ」12月~3月の冬季限定の冬バージョンと、通年バージョンの二つ存在し、パッケージも異なります。冬限定の方が辛いらしいです。

さらに「はんごろしマニア」として知識をひけらかすと、以前は夏季限定「みなごろしキムチ」が作られていたのですが、終売となり「はんごろしキムチ」の通年版に代わったそう。あのインパクトあるパッケージ好きだったので残念です。

ネーミングも面白いけど、味も美味しいので是非買ってみてくださいね!

 

⑱新潟県  「イタリアン」

元転勤族の私、新潟にも2年ほどおりまして新潟グルメにはちょっとした思い入れがあります。買い物ついでにフードコートで食べた「イタリアン」の味が忘れられません。

新潟県で独自の、主にカフェテリア型のチェーン店で販売されているファストフード・ジャンクフードで、ご当地グルメの一種。名前から想像されるスパゲティの類ではなく「洋風ソースかけ焼きそば」と表現するほうが近い。

新潟県民の青春の味「みかづき」のイタリアンを再現したいと思います。

みかづき
http://www.mikazuki-italian.com/italian

本当は細かい秘密が隠されていると思うのですが、今回はざっくりと「やきそばの上にミートソースのせ」で作りました。

本家のイタリアンに寄せようと、ミートソースに色々加えていますが、この調整作業はやらなくても問題ないです。お手軽で美味しいのでランチなどにオススメです。

反省点:実は通販でお取り寄せ出来ちゃう。

 

⑲富山県  「もつ煮込みうどん」

白エビ料理も捨てがたいのですが、かき揚げできるスキルなぞないので諦めました。行列の出来る名店「糸庄」の「もつ煮込みうどん」ぽいもの作ります。30℃越えの日ですが、煮込みうどん作るよ。

土鍋だともっともっと美味しいのだけれど、我が家のIHには反応しないのでホーロー鍋に変更しました。その分本場感を出すために、赤巻きかまぼこをお取り寄せして誤魔化します。

285円+送料800円……送料の方が高い!!
貧乏人は大枚を叩かないが、こうした1,000円単位の出費で貧しくなっていくのである。

でも美味しかったからいっか!
フライパンで焼いたニンニク味噌が香ばしく香ってきて、幸せな気分になります。熱い、熱いけど止まらない(ハフッ、ハフッ)

※簡単なレシピを最後のおまけに載せたので、よければご覧ください。

反省点:これは成功。もつにしっかり味がつくかがカギ。

 

⑳石川県  「唐麺」

北陸のソウルフード「8番らーめん」の「唐麺」いきます。

▼8番らーめん
https://www.hachiban.jp/

8番といえば野菜ラーメンが有名ですが、ここはあえての唐麺でいきます。唐麺は汁なし麺で、あっさり目のメニューが並ぶ8番らーめんには珍しいこってりな一品。
食べると癖になる味です。

これは絶対に再現してみたい!

ネットで再現レシピを調べたところ「豆板醤」や「甜麺醤」など普段使わない調味料が並んでいて、もはや調理というより錬金術の域……
料理下手には難易度が高すぎますが意を決して取り掛かりたいと思います。

いざ、錬成!

それっぽいものができたぞ。

味は濃い目なので、お酢で調整しながらめしあがれ。お好みで卵を入れたりしてもおいしいです。

気になるお味は……美味しいけれど、もうちょっと甘みが必要かな?
回数を重ねればより本物に寄せた唐麺が錬成できると思います。横着して自宅にあっただし入り味噌を使っちゃったので、だしの味が風味の邪魔をしてるかもしれません。

※簡単なレシピを最後のおまけに載せたので、よければご覧ください。

反省点:だし入り味噌は時として味の邪魔になる。

ところで「はちかま」が乗っていますが、これはお取り寄せしました。
だったらラーメンも取り寄せたらいいじゃんとか言ってはいけない。(唐麺は扱っていませんが、ラーメンならばオンラインショップで購入できます)

オンラインショップのぞいてたら、うっかりTシャツも買っちゃった。

 

㉑福井県  「ボルガライス」

「おろしそば」とみせかけて武生のB級グルメ「ボルガライス」を作ります。

ライス・たまご・トンカツ・お店のこだわりソース(カレーは除く)が重なり合った絶品グルメ!!福井県越前市の武生地区には、このボルガライスが30年以上前から地元の人に食べられていた。しかし、一番気になる名前の由来や発祥のお店については、いくつもの説があり謎に包まれている。(日本ボルガラー協会HPより)

という読んだだけではよくわからないグルメですが、広めたいので作ります!

反省点:撮ってる間にソースが染みこんでしまった。シズル感とは一体。

 

㉒岐阜県  「鶏ちゃん焼き」

岐阜のローカルグルメといえば「鶏ちゃん焼き」ですね。居酒屋なんかでよく見かけると思いますが、おうちにある材料でも簡単に作れるのでやってみました。


味噌を使うとフライパンが焦げ付きやすいのでご注意ください。

味が濃いけど、白ご飯が進みます。

反省点:なかなか登場しないけれど、材料の写真も撮ってます。

 

㉓愛知県  「豊橋カレーうどん」

愛知といえば、味噌煮込みうどんにひつまぶし、台湾ラーメン、小倉トーストと沢山の有名ローカルグルメがあるわけですが、有名すぎていつでも食べられるものが多いのですべて却下。ここは豊橋のカレーうどんに登場してもらいます。

 

豊橋カレーうどんに何故か入っている「とろろごはん」 謎だけど美味しいです。

本編のカレーうどんよりも好きかもしれない。めっちゃ癖になるので是非ともお試しいただきたいです。

反省点:絶対に白い服を着て食べちゃダメだぞ、絶対だぞ!

 

㉔三重県  「トンテキ」

三重からは四日市名物「トンテキ」を作ろうと思います。

有名な「まつもとの来来憲」のトンテキに似せたかったのですが、そもそも肉のボリュームが足りなかった……

まつもとの来来憲
http://matumoto-rairaiken.com/

でも近くで見るといい照りだわ。なかなかおいしそうに作れました。

反省点:お出かけメディアなのにレシピブログみたいになってきた。

 

4.近畿

㉕滋賀県  「焼き鯖そうめん」

滋賀は是非「焼き鯖そうめん」を紹介させてください。

焼鯖素麺とは滋賀県長浜市周辺の湖北地方に伝わる郷土料理。農繁期である5月に、農家へ嫁いだ娘を持つ親が忙しい娘を気遣い、実家から嫁ぎ先に焼鯖を届ける「五月見舞い」という湖北地方独特の習慣に由来します。

焼いた鯖を甘めのつゆで煮込んで素麺入れるだけなのに、めちゃくちゃおいしいのです。考えた人天才。

反省点:鯖缶でもつくれるらしいので、次は缶詰でやってみます。

 

㉖京都府  「志津屋のカルネ」

和のイメージがあるけれど、実はパンの消費量が日本一の京都。今回は数ある名作パンの中から「志津屋のカルネ」を再現してみることにしました。

志津屋(SIZUYA)
http://www.sizuya.co.jp/

カルネとは、志津屋の初代社長らがドイツで「カイザーゼンメル」というパンを用いたサンドイッチに出会ったことから産まれました。最も人気があり、全店で1日に5000個から6000個販売されるそうです。

私はカルネが好きすぎて、用が無くても京都で電車を降りカルネを買ってしまうカル中(カルネ中毒)です。

本家は丸型のフランスパンなのですが、なかなか手に入らないので普通のパンで代用しました。中にマーガリンとマヨネーズを塗って、ハムとタマネギスライスをのせて頂きます。

これは間違いないやつ!
タマネギは水にさらして、しっかりと辛みを抜いておきましょうね。

反省点:お手軽だけどおいしい。

 

㉗大阪府  「551蓬莱の豚まんとアイスキャンデー」

出ました、くいだおれの街大阪!!

選択肢が多すぎて困ってしまいますが、やはりここはみんなが大好き「551蓬莱の豚まん」に登場してもらいましょう。私も大阪に3年ほど住んでいた身、完全に551のCMに洗脳されています。

\ 551があるとき~ /

はい、お取り寄せしました。

大阪グルメ多すぎて何選んでも戦争になる気しかしませんが、551ならみんな納得していただけるはず。これで平和は保たれた。

辛子を添えて、いただきまーす!

反省点:アイスキャンデーも取り寄せちゃった。

肉まんが4個760円なのに対し、アイスは21本2,730円が最低ロットだったので完全に本編からそれているけれど後悔はしていない。うまいは正義。

\ 551があるとき~ /

潤沢な在庫、これで安心して夏が迎えられるぞ!
めっちゃ幸せ。

 

㉘奈良県  「天理ラーメン」

奈良は柿の葉寿司や茶粥の様なあっさり目の料理がイメージされやすいですが、チャンスがあれば是非「天理ラーメン」を食べてみて頂きたいです。

相当ニンニク臭くなるけどね。

具材を炒めるときにサラダ油でなく牛脂を使うことで、味が深くなり本物っぽくなります。

※簡単なレシピを最後に載せてるので、宜しければご覧ください。

反省点:美味しかったけど、ボリューミーすぎて胃もたれした。

 

㉙和歌山県 「めはりずし」

めはりずしとは、握り飯を高菜の葉で包んだ熊野地方の郷土料理です。おにぎりなのに寿司とは一体。

※高菜の漬物はカット済みで無い1枚ものを用意してください。

葉の部分でおにぎりをつつんで完成。なんだかおばあちゃんの味がする。夜食にもピッタリですね。

反省点:関東は高菜漬けあまり食べないので、意外と入手難度が高い。

 

㉚兵庫県  「いかなごのくぎ煮」

兵庫県も魅力的なグルメが沢山ありますが、ここは渋く「いかなごのくぎ煮」を出させてください。大阪在住の頃に、神戸出身の同僚からおすそ分けを頂いてドはまりした一品です。

関東ではなかなか入手できないのでお取り寄せしました。

映えを意識して大葉とまぜまぜします。

甘辛い醤油味に生姜が効いてるのがたまらないですね。

反省点:これは2キロくらい欲しい。

 

5.中国

㉛岡山県  「えびめし」と「デミカツ丼」

「デミかつ丼」と「えびめし」を登場させます何故2つかというと単に材料が余ったからです。

まずはえびめし。美味しくできたけどいまいち黒さが足りないので、ウスターソースが足りなかったのかもしれません。

そして余ったデミグラスソースを流用して、デミカツ丼!
ごはんの上に千切りキャベツを敷いて、トンカツをのせデミグラスソースをかけるだけのお手軽グルメです。どっちも美味しい!

反省点:えびめしが黒くならなかったのが地味に悔しい。

 

㉜広島県  「ウニクレソン」

広島県といえば、お好み焼き、牡蠣、あなごといったところでしょうか。しかし私はもっと新しいグルメを狙っていきます。ウニホーレンでもなくて「ウニクレソン」。マンガの「ワカコ酒」で登場したことで一躍有名になった(らしい)広島の新グルメですね。

ウニを惜しげもなく炒めていきます。クレソンがしなっとなったらすぐに醤油をかけて完成。

これは素材がいいからなぁ、美味しくって当たり前だよなぁ、でも美味しいなぁ。これは卑怯だ。

反省点:高いけど美味しい。

 

㉝鳥取県  「モサエビ」

山陰といえば絶対食べて頂きたいのが境港にあがってくる甲殻類。蟹は予算オーバーも甚だしいので、「モサエビ」を食べたいと思います。

 鳥取県ではクロザコエビのことを「モサエビ」と称し、9月~5月に沖合底引き網漁で漁獲されます。 弾力のある食感や旨味が強く、甘味は甘エビ以上ですが、鮮度劣化が早いため遠隔地への出荷は難しく地元でしか味わえない幻のエビです。

運よく”冷蔵”モサエビを発見したのでお取り寄せしました。これは楽しみ。

届いたぞーーー!

よし、オープン・ザ・ボォックス!!

 

「カサカサッ」

 

!?

こいつ……動くぞ!

「イキがいいものを直送いたします」と書いてあったけれど、まさかまだ生きているとは……発送元オススメの食べ方は断然刺身らしいのですが、ちょっと怖すぎて捌けません。

1匹だけ生で食してみたら、甘くてとろける美味しさでした。
どれだけ美味しいか気になる方は、ぜひ山陰に行って召し上がってみてください。

残りのモサエビは夜になっても元気に跳ね回っていましたが、最後は三陸産の牡蠣と一緒に仲良く焼かれましたとさ。

暴れるから牡蠣の殻に封じ込めたった。

反省点:おいしかったけど、真面目に「命を頂く」事について考えてしまった。

 

㉞島根県  「さざえごはん」

島根大好きすぎて何にするか迷いましたが、隠岐の島からエントリーです。

ほんと隠岐諸島は自然豊かで映えるスポットだらけだし、

海も綺麗で、人が優しいから癒されますよ。

ステキな所ばかりだからみんなコロナ禍が終息したら是非行ってみてくださいね!

そんな隠岐の島は貝が名産だそうで、なんならこんなパンフレットもある。

今回は数ある貝料理の中から「さざえ飯」にチャレンジです。早速ご飯炊くよ~!

ちょっといい感じにおこげができましたね。サザエのコリコリした食感が幸せ~!

反省点:余計に隠岐の島に行きたくなった。

 

㉟山口県  「瓦そば」

下関あたりではメジャーに食べられているらしい瓦そば。ほんとに家で食べるの? と学生時代の友人に聞いてみたところ「ホットプレートで焼くんだよ」と教えてくれました。それってただの焼きそばじゃないの……?

 

反省点:結構お手軽に作れるから、またやりたい。

 

 

6.四国

㊱香川県  「あん餅雑煮」

香川といえばインパクトがつよいアレで攻めようと思います。

「あん餅雑煮」

これを食べた時は衝撃だったなぁ……

お正月じゃないけど作ってみました。白みそベースで人参等の具を入れ、主役のあん餅を少し焼いて(もしくはゆでて)入れるだけで完成。

始めて食べる方は好みがわかれる味かと思いますが「塩系スイーツ」と思えば全然アリだと思う。

反省点:結局これはオヤツ枠なの? 食事枠なの?

 

㊲愛媛県  「鯛めし(宇和島風)」

愛媛はベタに「鯛めし」にしました。お手軽に作れるように宇和島風とします。

反省点:久しぶりに味濃くないものが食べれて、ほっとしている。

㊳徳島県  「豆天玉焼き」

徳島ラーメンが真っ先に思いつきますが、このままでは麺だらけになるので「豆天玉焼き」を登場させたいと思います。豆天玉焼きってなんだろうと思った方、

金時豆の、お好み焼き、です。

なんなの、四国はチャレンジ枠なの? でもご安心ください、ちゃんと美味しいのですよ。

企画も終盤になってようやく小麦粉が手に入ったので、やっと粉もんが作れるー!!

実際は全ての材料を生地に混ぜてから焼きましたが、写真映えするように1枚だけ材料上乗せスタイルで焼きました。

ソースは全く普通のお好み焼きソースを使っています。こうやってみるとどうみてもお好み焼きですね。

金時豆はほんのりと甘みがする程度で全くお好み焼きの邪魔をしてません。

反省点:もっと美味しそうに焼き上げましょう。

 

㊴高知県  「かつおのタタキ」

高知といえば、カツオォ!!! 異論は認めない!!

スーパーでも沢山売っていますが、本場の味が食べたいのでタタキをお取り寄せいたしました。やっぱり藁焼きは香ばしさが違う。

パクッ(フワッ)←鼻に抜ける香ばしい藁焼きの香り

んま~い!!!

強いて言えば初鰹なのか戻り鰹なのか分からないくらいか。しかしそんな疑問はうまさの前にかすむ。もっと食べたい。

高知は完全にお取り寄せで終わらせていただきます。現場からは以上です。

反省点:写真から美味しさが伝わってこなくてすまない。

 

7.九州、沖縄

㊵福岡県  「水炊き」

さて、やってまいりました、私の地元福岡県。手前味噌ですが福岡もグルメ王国ですよね。福岡の観光地なに一つ案内できないけど食べ物屋さんなら沢山教えられる、県民あるある。

いつもの料理ですが、スープにこだわりがあります。

実家から送ってもらった、「華味鳥」のスープだぁぁぁ!

華味鳥
https://www.hanamidori.net/

……楽してすみませんが「使えるもんは使う」のがズボラ流なのです。

ところで皆さんご存知でしたか? お店で出されている本場の水炊きは、白菜ではなくキャベツが使われています。白菜だと水分が出過ぎて、スープの味が薄まってしまうのでキャベツを使っているんですって。

はい、絶対おいしいやつ~!!

今回は運よくスープが入手できましたが、水炊きスープが手に入らないときは鶏ガラを煮込んでスープを作れますので、本格派の方はお試しください。

反省点:自作の時、鶏ガラだけで良いスープが取れなかったらそっとウェイパー足して誤魔化してる。

 

㊶佐賀県  「シシリアンライス」

いかしゅうまいを作る予定だったのですが、何故か消し炭が錬成されたので急遽シシリアンライスに変更しました。

昭和50年頃、飲食店のまかない料理として出されたのがシシリアンライスの始まりで、現在はご当地グルメとして親しまれています。温かいご飯の上に、生野菜(レタス・トマト・コーン等)と炒めた肉と玉ねぎを乗せ、仕上げにマヨネーズをかけたものが基本形です。

なんか映えるし結果こちらでよかったのかもしれない。

反省点:肉が味濃いので、ソースはマヨとお酢のブレンドがオススメ。

 

佐賀県おまけ:錬成失敗

前述の通り、佐賀グルメは「いかしゅうまい」を作ろうとしていたんです。蒸し器もってないので、100均の「肉まんがレンチンできる」器を使ってみたのですが、なにがいけなかったのか消し炭が出来上がりました。水が少なかったのかな……

悔しかったので後日リベンジした事をご報告いたします。

 

㊷長崎県  「レモンステーキ」

長崎といえばちゃんぽんが脳裏をよぎりましたが「リンガーハットいけばいいじゃん」という結論に至ったので止めました。長崎枠は佐世保の「レモンステーキ」で行こうと思います。

レモンステーキはステーキの一種ですが、厚切り肉ではなく薄切りの牛肉を用い、熱した鉄板の上に牛肉を敷き、レモン風味の醤油ベースのソースをかけてレアの状態で供される佐世保のご当地グルメです。

奇しくも調理日に発祥の店と言われる「レストラン門」が閉店のニュースが流れ、なんとも言えない寂しさを感じました。もう一度あのお店で食べたかったなぁ。

※簡単な解説を最後のおまけに載せたので、よければご覧ください。

さっぱりしてるから沢山食べられる~!

反省点:レアっぽい焼き方が本家流だけど、しっかり焼けてしまっておいしそうに撮れなかった。

 

㊸大分県  「日田焼きそば」

とり天、唐揚げはもう全国区なので、もっとニッチなところを狙っていきます。今回は「日田焼きそば」狙いで、もっとターゲットを絞ると「想夫恋」の焼きそばに寄せて作っていこうと思います。

▼想夫恋
http://www.sofuren.com/

想夫恋に寄せるためには、パスタの細麺(1.5mmくらい)を使うとよいと聞いたので、焼きそば麺でなくパスタを使いました。しっかり焼いて日田焼きそばの「カリカリ感」を出します。

日田焼きそばっぽい食感に焼けました。パスタを使用したので、焼きそば麺みたくべちゃっとならない、もちもちに仕上がっています。

反省点:鍋底に引っ付きすぎて3分の2しか残らなかった。油はケチらず使おう。

 

㊹熊本県  「ちくわサラダ」

熊本もこれまた悩みに悩みました。赤牛や馬刺しお取り寄せも考えたのですが、それじゃ芸がない。もっと熊本にいかないと食べられないものを……

そうだ「おべんとうのヒライ」の「ちくわサラダ」だーーーーー!!

▼おべんとうのヒライ
https://www.hirai-wa.com/

天ぷら面倒ですが、あの味がまた食べたいので気合いで作りました。気合いと言っても、ちくわのなかにポテトサラダ(お惣菜)詰めて天ぷらするだけなんですけどね。

ポテトサラダの味がなんか違うけど、確かにちくわサラダだわ。懐かしい。

反省点:やっぱりヒライのポテサラの味にはかなわない。

 

㊺宮崎県  「冷や汁」

まず浮かぶのがチキン南蛮なのですが、ここまで炭水化物や肉を食べすぎて完全に胃が疲れているので優しいお味の冷や汁に登場いただきます。

反省点:急ぎの時は、汁に氷を入れて冷やすともっと美味しくなるよ。

 

㊻鹿児島県 「鶏飯(けいはん)」

ここも独断と偏見で、奄美地方の家庭の味「鶏飯」を作りたいと思います。「とりめし」ではなく「けいはん」です。電車の方でもありません。

※簡単なレシピを最後のおまけに載せたので、よければご覧ください。

あ~、やさしいお味がしみわたるゥ。

奄美だけでなく鹿児島本土でも食べられる所が沢山あるので、見かけたら食べてみてくださいね。やみつきになります。

反省点:奄美行くひと、おけいはん

 

㊼沖縄県  「オリオンビール」と沖縄料理

っしゃーーーーー!! ついに沖縄じゃーーー  祝杯じゃーーー!!
お取り寄せした海ぶどうとオリオンビールで軽く一杯やるぞー!!

 

カリーーーーー!!! (乾杯)

 

打ち上げじゃー!今日のご飯は何も考えずにゴーヤチャンプルー食べるよ!

 

 

 

反省点:オリオンビールを飲んだ後記憶がない。

 

 

8.全国のおやつ

既に登場している「焼き饅頭」や「りんごおやき」も立派なおやつだと思うのですが、細かい事は気にしてはいけません。

◆北海道  「マルセイバターサンド」のアイス

言わずと知れた銘菓、六花亭の「マルセイバターサンド」的なものを再現します。
六花亭喫茶室限定の「バターサンドアイス」を目指したいと思います。

反省点:これはいくらでも食べられるけど、カロリーどんだけなん。

 

◆青森県  「イギリストースト」

みなさんはイギリストースト(写真)をご存じでしょうか。イギリスとは直接関係ない、100%国産の青森ご当地パンです。

これはおやつというより朝食枠な気がするけれど、青森ラバーとしては外せないのでここで再現させてしまいました。

マーガリンとお砂糖を混ぜたものを塗っただけのシンプルレシピだけど、あのジャリジャリが味わいたくてまた食べてしまう、県民が大好きな一品。

反省点:「結局シュガーバターパンじゃん」などと絶対に言ってはいけません。

 

◆宮城県  「ずんだ餅」

最初に枝豆を剥くという猛烈に面倒な作業がありますが、それ以外はミキサーなどがあれば簡単にできます。あれ……ズボラ飯なのに何頑張っちゃってんの。

反省点:砂糖がジャリジャリする場合は餡を軽くレンチンしましょう。

◆石川県  「麩ラスク」

石川で食べたラスクが美味しかったなぁ、と再現した一品。ネットには「お麩だからヘルシー」って書いてありましたけれども……

反省点:麩が無限にバターという名のカロリーを吸い込んでいく。ヘルシーとは一体。

◆長崎県  「かんざらし」

「かんざらし」は、冷やした蜜の中に小さい白玉を入れて食べる島原地方のデザートです。シンプルだからこそ、暑い時期に食べるとホッとする味。

反省点:映えを狙ってミントを乗せたはいいが、蜜に匂いが移ってしまった。

◆沖縄県  「ちんびん」

沖縄のおやつ「ちんびん」もホットケーキミックスで手軽にできると聞いて、試してみました。ちんびんはもちもちのクレープをご想像頂ければと思います。
ホットケーキミックスに黒糖+白玉粉を入れ焼き、くるっと巻いて完成。

反省点:お好みで、はちみつや黒みつをつけてもいいですが、私はこのままの素朴な味が好きですね。

 

◆島根県  「ぜんざい」

白玉が余ったので「ぜんざい」作ってみました。ぜんざいは出雲地方の「神在(じんざい)餅」に起因しているといいますし、立派なご当地グルメじゃないですか。

あ、ついでにこの前YouTubeでみたアレを作ってみよう!

 

反省点:
神様がいるのが島根、妖怪がいるのは鳥取

 

まとめ

「おうち日本縦断」企画、お楽しみ頂けましたでしょうか?

作るのもまとめるのも超絶骨が折れましたが、とても楽しかったです。
自炊のレパートリーが増やせたのも良かったですが、なによりもその土地での思い出が蘇って「また行って実物食べるぞ」というエネルギーになりました。

あ~、やっぱり旅に出たい!!

作っているうちに、野菜炒めミックスと豚肉、鶏肉あたりを常備しておけばたいていのご当地グルメは作れることに気づきました。調味料も基本の「さしすせそ」+ウスターソース、ケチャップでほぼ全部作れちゃいますね。なんか自炊力が上がった気がする。

本企画中に何軒か通販をしましたが、このコロナ禍でも発注した商品が殆ど遅延なく配達されたことに驚きました。こんな状況下でも、休むことなく働かれているお店の方や配送業者のみなさんの存在なくしては我々の自粛も成り立たないな、と頭が下がる思いです。

せっかく回復してきた状況を無駄にしないように、今は「自分たちができる範囲で楽しんでいこう」と改めて感じました。

1日も早く安心して旅に出られる世の中に戻ることを願って。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

<おしまい>

 

おまけ レシピ(一部)

⑥山形県の芋煮 4人前
このレシピは自信あり!
お醤油は山形の「マルジュウ」を使うともっともっと美味しくなります。
※このレシピだと大量にできるので、ちょっとだけ作りたい人は気を付けてください。

 

⑧茨城のスタミナラーメンと㉘奈良の天理ラーメン 各2人前
東と西のスタミナラーメン、ちょっと似ていますが茨城は甘辛で奈良はニンニクガッツリの味が特徴。どちらも癖になる味です。野菜をたっぷり入れて栄養満点!! ※ニンニクはすりつぶしかみじん切りで。

 

⑮静岡県のつけナポリタン
これはレシピというより、解説ですね。
私の食べたお店は魚風味だったので、アンチョビペーストを入れました。

 

⑲富山県のもつ煮込みうどん(糸庄風)1人前
もつににんにく風味がしっかりついているかが成功のカギなので、焦げすぎない程度に焼いてください。
※もつは下処理済みのものがある前提で書いてます。

 

⑳石川県の唐麺(8番らーめん風)2人前
発展途上形ですが一番試行錯誤したので、レシピを載せておきます。全国の唐麺ファンのみなさん、ぜひここから発展させてください。そして私に教えて……!

唐麺は気合い入れすぎて肉みその部分は別にあります▼

 

㊷長崎県の「レモンステーキ」
本当は半生を鉄板で焼きながら食べるのが一番おいしいので、あればステーキ用鉄板やスキレット使ってください。食べ終わったら残ったソースにご飯をまぜまぜして食べましょう。

 

㊻鹿児島県の鶏飯
巷の鶏飯のレシピは結構手順が面倒なのもあるけど、あるもので大雑把につくるのがシマッチュ流。でもおいしい。

いくつか抜粋してレシピを載せてみました。
おうちごはんに飽きたら、試してみてくださいね~!