こんにちは、あや郎です(前列の黄色い服)
ついに令和の時代となりましたね!
みなさん、元号が変わるその瞬間って、どこでどうやって過ごしましたか?
まあ深夜ですし、雨も降っていたし、大抵の人たちは家で穏やかに令和の時代を迎えた事と思います。
…その頃、私は渋谷でズタボロになっていました。
目次
平成から令和へ。新しい時代を迎えるとき、渋谷の街はどうなるのか?
気になるので見に行って来ました。
序盤、4月30日21時台の渋谷
さかのぼる事4月30日の21:00。
平成最後の渋谷の街は、ハロウィーンみたいに人でごった返して大変なことになっているのでは?と、思っていたのですが拍子抜け。普通の連休中の夜の渋谷と変わらぬ印象でした。まだこの時間帯は。
人は確かに多いけど、至って普通の週末の渋谷。
警察の対策がはじまる
まだ歩行者の様子はほとんど普段と変わらないのですが、警察の方々が準備を始めました。
警察官がサブマシンガンを携行するという情報も出ていたので、見ているこちらも緊張してきました。テロとかあったらどうしよう…。
ものものしくなってきた……!
人が増え始めた23時
23時頃を境に、徐々に人が増えてきます。
まだ身の危険を感じるような人口密度ではありません。ただ、警察が警備に本気を出しはじめ、各メディアのカメラマンたちが場所取りをはじめました。TV、ネット、雑誌など含めると、ざっと数えただけでも30社くらいの取材陣が…!
中心部から1本外れた道のギャップ
スクランブル交差点は歩行者・警察官・取材陣がゴチャゴチャやっているのに、そこから3分位歩くだけでめっちゃ静かになります。
動物除けの「チチチチチ……」という音もよく聞こえる。
中心部では、電柱にかかる旗が日本国旗なのに対して、こちらの路地では普段のまま。
空気も心なしかヒンヤリしているような…。
むしろ普段よりガラガラです。
実は渋谷でカウントダウンイベントがあるわけではないらしい。
「本日はイベントはありませーん!」
至るところから必死に訴えかける警察官のみなさん。
そう。実は今日、カウントダウンイベントなどは行われないのです!
エーーーッ
じゃあ何でみんな集まってきているの?って疑問に思うところですが、やっぱりここは渋谷。
新元号を迎える夜なんだから、何かあるでしょ!
という期待感を持って、なんとなく集まってきているのです。
数組の歩行者の方に聞いてみたのですが、「なんとなく帰り際なので立ち止まっている」という人と、何かを期待して「令和待ち」をしている人が半々位でした。
「今日はイベントはありませーん!」
「そうは言ってもせっかくだし……」みたいなテンション。
声をかけた若者達と記念撮影。
どさくさに紛れての被害多発
「何かあっては困る」と男性のカメラマンに同行して頂いていたのですが、
酔っ払いに急に蹴られたり、混雑エリアで痴漢被害にも遭いました(股間をめっちゃお尻に押し付けてきた。あれは絶対わざと)。
もー!なんなのー!
あんまり被害者ぶるつもりはありませんが、ここで注意喚起しておこうと思います。
こういうところに来るときは、女性は特に、本当に気をつけてください。
そして、暴力も痴漢も絶対に駄目です。っていうかこれだけお巡りさんが厳戒態勢取ってる中でよくやるな……。
絶対やんなよ!!!
人混みに揉まれまくって改元前からすっかり疲れてる私。
平成から令和へ!その瞬間!
ついに、その時がきた!
勝手にカウントダウンを始める人々。
特別何か起きている訳ではないのに、とても盛り上がっている。
一体感が凄い!
5!4!3!2!1!
………………….。
周囲の電光掲示板が全て一気に消えた。
群集「ふぉーーーーーーー!!!!!!!」
へ?
客観的に見ていた私は、完全に置いてけぼりを食らった。
何で電光掲示板が消えただけで大騒ぎになってるの?
…たぶん、一気に消灯したことで、逆に「何かある」感が出てしまったんですね。
もしかして、歩行者を興奮させないためにした配慮だったのかな?
それが、逆に興奮を招いてしまっているような?
渋滞で車が動けなくなっていたけど、横転させられるようなことはなかったです。
そして、雨が降っていて、みんな傘をさしているので、押し合いへし合いになった時、めちゃめちゃ凶器になっていました。かなりの数の傘が、この数分の間に使い物にならなくなっていた…。
※この混雑の状況は、動画の方がよく伝わると思うので動画も貼ります!
ビショ濡れ&傘もボロボロになっているカメラマン氏。
盛り上がる渋谷
もうしっちゃかめっちゃか。用もないのに何度も交差点を行き来して、この雰囲気を楽しんでいる人が多々。すれ違う歩行者同士で「令和おめ~~~!」とか言いながらハイタッチしたり、あとはやっぱり動画を撮っている人が多かったです。
テンション上がりすぎて、半裸になったり、国旗を持って車道で踊っている人もいました。
お巡りさんたち、お疲れ様です。
コスプレイヤーもけっこういた
コスプレをしている人もいました。みんな、平成・令和にちなんだ事をしていましたね。
以下10枚目の写真のお兄さんは、ちょっぴり恐そうな見た目とは裏腹に、背中の樽にゴミを集めていました。素晴らしい……!(やっぱり人が去った後はゴミが目立ちました。)
意外と早かった撤収
そしてあんなに混乱していた渋谷の街が嘘みたいに、30分も経たぬうちにこんなに人が減りました。マジでみんなどこ行ったんだ…?
そして、靴底やズボンの落し物も。何故?
交番の前には、落し物をした人たちで行列ができていました。
落とし物が出て来るといいけど……。
おわりに
こんな感じで無事(?)渋谷にて令和を迎える瞬間を目の当たりにすることができました。
明確なイベントが無いのにも関わらず、なんとなく集まり、集団心理で盛り上がった人々。
そして意外と早かった撤退。
ハロウィーンなどの参加者主体のイベントに比べて、「何か無いかな~?」「見たらさっさと帰ろう!」といった具合に、外野的な人が多かった様に感じました。
渋谷、改元の瞬間のまとめ
・特に何かしらのイベントがあったわけではないけど人はたくさん。
・混雑がすごいけど警察の厳戒態勢もすごい。
・傘を折る人多数。そして危ない。
・混雑に乗じた痴漢はやっぱり居た。
・お祭りに乗じて楽しそうにしている人もたくさん。
・撤収は割と早かった。30分もすると騒ぎがおさまる。
・大きな事件、事故が無くてよかった。
なにはともあれ、令和が良い時代になりますように!
朝方になるとあの大混雑が嘘みたいでした。