子育てで睡眠不足のママに「安眠」をプレゼントしてみた_PR

子育て中で寝不足のママに睡眠をプレゼント!看護士や保育士の方と一緒にお子さんを一晩お預かりして、高級ホテルでのんびりと自由な時間を過ごしていただきました。※この企画は株式会社メルカリの提供でお送りします。

※本日の企画は株式会社メルカリの提供でお送りします

皆さんこんにちは!パパライターの5歳(@meer_kato です!

僕には5歳と7歳の2人の息子がいます。わんぱく盛りではありますが、言えばわかるようにもなってきたし、頼めばお手伝いなんかもしてくれるようになってきたので、子育てもだいぶ落ち着いてきました。最近は夫婦で「もう一人くらい子供欲しいよね」なんて会話をよくします。

しかし、ただひとつだけ、たったそれだけの理由で次の子供へとなかなか踏み出せない理由があります。それはすばり、

子どもの夜泣き

です!

 

ほんとに睡眠不足マジでツラい。2.3日寝ないくらいなら気合いでどうにかなるけど、それが2年とか続くと気が狂いそうになります。

僕ら夫婦も夜泣きが始まるとミルクをあげたりオムツを換えたり、それでも泣きやまない時は部屋の中を抱っこしてウロウロ歩き回り、それでもだめなら夜中の公園におんぶしていってみたり、どうにかして寝かしつけようと試行錯誤して頑張っていました。

しかも当時は壁の薄いアパートに住んでいたので、夜泣きが始まるとご近所迷惑にならないかヒヤヒヤしていていつも胃が痛くなり、いつまでたっても暗闇の中で泣き続ける息子がそのうちに得体の知れない怪物に見えてきて怖くなりました。そして僕以上に奥さん が参っていました。奥さんは趣味が睡眠というくらいに寝る事が大好きだったので、この夜泣きによる睡眠不足のダメージはかなり大きかったようです。育児ノイローゼみたいになっていた時もありました。

そんな眠れぬ日々を思い出し、その事が半ばトラウマになっているので、僕ら夫婦は三人目の子供を躊躇しているのです。

*  *  *

そんな恐怖体験をしてきた僕が前々から絶対にやってみたい!という企画がありました!

それは…

子育て中で寝不足の方に睡眠をプレゼント!

というものです!子育てで寝不足になっている親の代わりに、一晩子供を預かってぐっすり寝てもらうっていう企画!

実はずっと前からこの企画を温めていたのですが、「お金がかかるし、どうしようかな……」と悩んでいました。
そんな時にひょんな事からスポンサーとしてメルカリが応援してくれることになり、この【睡眠プレゼント】プロジェクトは始まったのです。

全部メルカリで揃えたものです

実はメルカリってキッズ用品の需要がすごく多いそうなんです。確かに、子どもってすぐ成長するから服も着れなくなるし、興味の移り変わりが激しいですもんね。そこで子どもの成長に合わせて、いらなくなったものを出品して必要なものを落札する、というような使い方をする人が多いんだとか。

そして企画の旨を説明してツイッターで参加者を募ったところ、100件近くの応募がありました。やはり、それだけたくさんの人達が子育てに伴う睡眠不足に悩んでいるのです。泣く泣くお断りしたたくさんの方々ごめんね!ほんとは全員招待したかった!

そして12月某日、ついにその日はやってきた!

企画当日

今回この企画に協力してくれたのはこちらのホテルです!

天王洲アイル駅前にある第一ホテル東京シーフォート!

第一ホテル東京シーフォート
https://www.hankyu-hotel.com/hotel/dh/dhtseafort/

ラグジュアリーな感じもして、高級感もあり、親御さんにはゆっくりとした時間を過ごして頂けると思い、数あるホテルの中からチョイス!

こちらのホテルは子供用にアメニティがいただけたり、ベビーベッドの貸し出しがあるなど子供にやさしいホテルなんです!

そしてゲストの方々の集合時間の2時間前に、今回この企画に協力して頂くスタッフの方々に集まって貰いました。

【スタッフ紹介】

左から小川さん、僕(5歳)、久下さん。小川さんも久下さんも国家資格を持つベテランの保育士です。お二人には17時~23時の前半の保育を担当して頂きます!

更に現役看護師で、都内のICUで働くエリさん。何かあった時のために17時~翌朝10時まで常駐して頂きます。

ライターのヨッピーさん

スペシャルサポーター。Webライターのヨッピーさん(@yoppymodel)です。
企画の準備とカメラマン、兼雑用を担当してくれました。
保育士2名、看護師1名、ライター2名の計5名のチームで挑みます!

 

会場を確認&作戦会議

さっそく宿泊する部屋のロケーションを確認!

見てください!この景色!オーシャンビューですよ!左前方に見えるのはお台場!その横にはレインボーブリッジも見えます!船も見えるし、子供たちもこの景色を見ればきっとはしゃぐはず!

子供たちが宿泊する部屋は、二部屋を繋げたコネクティングルームです。

ちなみに子供たちが宿泊する部屋と同じフロアに、親御さんが泊まる部屋を別々に3つご用意しました。もちろん子供の様子が気になる時は、いつ見に来て頂いても構いません。

そしてさっそく打ち合わせです。

まずはスケジュールと大まかな流れ、予測できる注意事項の確認などなど。ベテランのお二人なので頼もしい。

更には子供たちがいっぱい遊べるように、メルカリでおもちゃなどをたくさん買いました。

みんな大好きアンパンマン、風船、シール、クレヨン、あと親御さんに使ってもらうホットアイマスクなどなど全部メルカリでゲット。

子供はすぐ大きくなるから服なんてすぐ着れなくなっちゃうし、オモチャも飽きるのが早いのでこうやって使わなくなったものを融通出来ると本当に便利ですよね。

泣きやみメロディー(タケモトピアノCMソング入り)絵本ももちろんメルカリで購入!
これでお子様達をお出迎えする準備は整った。さあいつでも来て下さい!

お母さんたちがやってきた

そして子供たちを連れてお母さん達がやってきた!

【1組目:まみさん&あおくん&すずちゃん親子】

一組目はシングルマザーとして双子を育てるまみさん。仕事を続けながらも家族に手伝って貰い、なんとか子育てを続けるも基本的に夜の対応はひとりでこなす。2人ともよく夜泣きする子で1時間おきに交互に泣く、ということもしょっちゅう。慢性的な睡眠不足に悩まされているとのこと。Twitterで今回の企画を見て「1日だけでも爆睡したい!」と思って応募したそうです。ひとりで双子を育てるのは確かに相当キツそう。

【2組目:ともよさん&つきひちゃん親子】

「娘の貴重な幼少期を一緒に過ごしたい」と出産とともに仕事を辞めほとんどの時間を娘と2人過ごす。寝静まってから洗い物や家事(洗面所や風呂掃除etc)をやったり、日頃のストレス発散(録画したドラマを見たり音楽やラジオを聴く)も子どもが寝てからしかできない為、ほぼ毎日寝不足なんだそうだ。そんな眠気のピークを迎えている中で、今回のツイートを発見して応募したらしい。

【3組目:かなこさん&ゆなちゃん親子】

実家が大阪ですぐ近くに頼れる所がなく、平日はもちろん、月に何度かは土曜日も旦那が仕事なので朝から晩まで子供と2人きり。毎日寝かしつけに手こずり、イヤイヤ期も合わさって自分の方が寝落ちしそうなくらい毎日疲れているらしい。最近は精神的にも余裕が無くなり、イヤイヤする子どもに感情的になることも多く、自己嫌悪になることの繰り返しだそうです。「今回の企画で子どもと少し離れてみることで、子どもとの時間がもっと楽しく感じられるようになれたら」と思って応募したそうです!

スタート前に全員集合で記念撮影。

親御さんたちの思いを聞くと、ただ夜泣きで寝不足になっているだけではなくて、子育てに伴うたくさんのストレスや大変さと向き合っているのですよね。

こうして「とにかく寝たい!」という3人の親御さんと、4人の元気な子どもたちが集まってくれました。

企画開始

皆さん集まったのでさっそく部屋に移動しようとしたのですが、ロビーにあったクリスマスツリーに子どもたちは釘付け。みんな口を揃えて「キラキラ!キラキラ!」と夢中になっている。スケジュールは子どもたちのペースに合わせて、と打ち合わせで決めていたので、ゆっくりクリスマスツリーを楽しんでもらう。

クリスマスツリーを一通り楽しんだ後にベビールームに移動。

親御さんに部屋の確認をしてもらったあとに、保育士さんと一人ひとり子どもたちについてのヒアリングをしました。性格、ご飯の時間、食べ物の好き嫌い、アレルギーの有無、服薬しているお薬のこと、お風呂は嫌がらないか、寝る時間、夜泣きの間隔、起床時間、などなど、これらのヒアリングは子どもを預かるときは必ずするそうです。

親としても、保育士さんがこれくらいしっかり聞いてくれたら安心ですよね。

ヒアリングをしているその後ろでは、子供たちが用意したオモチャでさっそく遊んでいました。事前にお子様が好きなものやキャラクターを聞いてメルカリで探しておいたので、気に入っていただけたのではないでしょうか!

メルカリで見つけたハンドメイドのフェルトのお魚釣りセット。15匹お魚たちが入っていって1500円。めっちゃ良い。

自分の好みのオモチャを見つけてすごく楽しそう。

そして子どもたちがオモチャに夢中に遊んでいる、そのスキに親御さんたちには部屋に移動してもらいます!

「わー!すごーい!」

まみさんの窓に映った笑顔が良い顔過ぎて、こっちまで嬉しい気持ちになる。

今夜この夜景は独り占めです!ちょっと外出してお酒を飲みに行ったり、ゆっくり買い物をして頂いても構いません!

「こんな広いベッドを独り占めするなんて何年ぶりなんだろう(笑)」
ドアを閉める瞬間、幸せが爆発したのか耐え切れず笑い出していました。ひとりの時間を楽しんでください!

どうやら人は一番うれしい時にはダブルピースでポーズを決めてくれるらしいです。テンションが上がっている証拠!おふたりともめっちゃいい笑顔です。お子さんは僕たちに任せてください!

こうしてママたちを無事、部屋に送り届けてお子様ルームに帰ると、

ママがいなくなったことに気づいてギャン泣きしていました。この光景はよく春先に幼稚園や保育園で見る光景ですよね。「ママー!!!!!!!ママー!!!!!」

しかしこちらのチームは2人のベテラン保育士、子供が大好きな看護師、一応息子を二人育てたパパが揃っているわけですから!

とりあえず、風船とシールで泣き止ませる事に成功。ママの事を思い出す隙を与えずにとにかく楽しませ続ける。こんな事をやっているとあっという間に時間は経ち19時30分。夕食の時間です。

ママ抜きでの夕食、始まる

エレベーターホール。子供はとにかく光っているもの、キラキラしているものに反応するので道草をしながらレストランに移動。目に入るものすべてが気になってしまうみたいです。

そしてもう一度クリスマスツリーを楽しむ。すんなりレストランには着かない。今日はこの後の予定がないからいいけど、普段、親御さんたちは子供がこうやって寄り道するのに付き合ってあげたり、急いでいる時は「早くしなさい!」って言ったりしているのだろうな。育児書には「早くしなさい!」って言っちゃダメだって書いてあるけど、つい言いたくなる瞬間ってありますよね。「頼むから!はやくして!涙」みたいな時。

そしてようやくレストランに到着!

広めのソファ席を予約しておきました。くつろぐ子供達。最初はとまどっていた子供たちも、「この大人は信用できる」と思ったのか、このあたりからスタッフに結構慣れてきている感じはありました。

夕食はバイキングでした。一人ひとりにどれが食べたいか聞きながらお皿に盛りつけます。あおくんはトマトが大好きだとママから聞いていたので、多目に取る。

子供にご飯を食べさせる大変さって、こうやって介助してみると改めてよくわかる。ふだん親たちが子供を気に掛けながら料理を作って、ご飯を食べさせて、自分は後回しにして、片付けもしなくてはいけなくて、ゆっくりご飯を食べられることなんてないのだよな、と思うと毎日育児している親たちにリスペクトの気持ちしか湧いてこない。もりもり食べる子供達はすごく可愛かったけど、やっぱり目は離せないし、気は抜けない。

寝る準備

ご飯を食べ終えて部屋に帰ったらまた風船遊び。ゆなちゃんはずっと膨らませようと頑張り中。テレビの「おかあさんといっしょ」で最後に風船が落ちくるシーンで子供達のテンションが高くなるのは見て知っていたけど、やはり風船は大正義。ただひとつ注意が必要で、風船は小さく膨らませると踏んで転びやすくなるので、なるべく大きく膨らませるといいと教わりました。(保育士の中では常識みたいです。勉強になりました)

あと途中で鼻を気にしている子がいるのに看護師のエリさんがすぐに気付いたのですが、鼻の穴をみたら小さなイチゴのシールが入っていて、すぐに綿棒で取ってもらいました。さすが看護師です。頼りになります。(これもまた保育の現場では常識らしいのですが、小さいプクプクシールも二歳児くらいの子には気を付けないといけないみたいです。持ってきたの僕です。ごめんなさい…)

まさに風船天国、おかあさんといっしょ状態です。ベッドで跳ね回りみんな汗も掻いていたのでお風呂に入ることに。僕も介助したのですが、子供を4人お風呂に入れると腰が壊れそうになることがわかりました。2歳児は微妙に重いですよね。ボディーブローみたいにあとから利いてくる重さなのです。

何とかお風呂に入れてみんなすっきり!次は歯磨きタイム!

よーし、いい子だ!

まあ知らないおじさんに歯磨きされたら泣くよね。うん、それが普通だよ。オッケー。(でもごめん、磨かせてもらうよ)

寝かしつけ

ちょっと楽しくなっちゃってるのか、子どもたちが全然眠らない。風船があると楽しくなっちゃって寝ないことが判明したので、風船を片付ける事にしました。

寝かせるためにちょっとずつ明かりを落としていく。やはりここでも保育士さんの寝かせるテクニックに感心する。絵本を読む声の高さがさっき遊んでいた時のトーンと全然違うんです。子供たちの眠気を誘う低いトーンで話してくれる。僕も息子達に眠る前、お話をしてあげるのですが、こないだはインディージョーンズの話をしたら息子達が興奮しちゃって全然眠らなくなっちゃって嫁にめちゃくちゃ怒られました。これからはちょっと低めのトーンで冒険以外の話をしようと思いました。

「そろそろ寝たかな……?」と思ったら夜泣き。子供って寝る前に泣くんですよね。寝かしつけに一時間以上かかるなんて話もよく聞きます。絵本を読んであげたり、日中に遊び足りないのではないかと、公園で積極的に遊ばせたり、添い寝して背中をトントン叩いてあげたり、生活リズムを整えたり。でもどんな方法を試しても全然寝ない子どもがたくさんいるのです。育児本やネットの情報では解決しないことはたくさんあるのですよね。

バトンタッチ。つきひちゃんのママから「つきひはなかなか寝付かない」と聞いていたので、気長に泣かしつけることにする。あと寝かしつかの方法として、ママではなくてパパが寝かしつけると案外そっちの方がすんなりと寝る場合もあるそうなので、夫婦で何がベストな寝かしつけなのか模索してみるのもいいですよね。

結局一時間くらい寝かしつけにかかって、みんなが寝静まったのは22時でした。

ここからはスタッフが交代で休憩しながらお子さんたちの様子を見守っていきます。
あと、部屋が暗いのと、シャッター音で起こしちゃうと困るので写真はございません。箇条書きで失礼します。

【22:00】全員就寝

【23:00】保育士さんの小川さん久下さんから伊藤さんと柳下さんにバトンタッチ

【0:50】つきひちゃん目覚める。夜泣き開始。抱っこして、窓の外を見せてあげるが寝ない。ベビーカーが落ち着くみたいなので座らせてあげる。ママのマフラーにくるまっている。ママの匂いが落ち着くのかもしれない。

【1:50】つきひちゃん完全に覚醒。風船で遊び始める。ご機嫌な様子。

【2:19】あおちゃん夜泣き。喉が渇いていたみたいで麦茶を飲ませるとゴクゴク飲んでまた寝た。相変わらずつきひちゃんは風船で遊んでいるけど、ちょっと眠そう。

【2:51】ゆなちゃんお目覚め。麦茶を飲ますと再び眠る。つひきちゃん、そろそろ眠りそう。

【4:11】つきひちゃん まだ風船で遊んでいる。どうやら寝る気がないようだ

【4:43】つきひちゃんが眠そうにしている!シッターさんと寝たフリ作戦で睡眠を誘ったらあくびをした!もう少しだ!

【5:07】つきひちゃん就寝!やったー!やりました!ひさしぶりの全員就寝!

結局ベビーカーで寝たつきひちゃん。ママの香りがするマフラーに包まれて眠る。

起床

【7:30】すずちゃん、ゆなちゃん起床。寝起きはとても良くて着替えたらすぐにオモチャで遊び始める。

まだ寝ていてもいいのよ

あおくんも起きました。着替えたらすぐにお絵かきを始める。

一方その頃つきひちゃんは、、、

起こすのがもったいないくらいに気持ち良さそうな寝顔だったので、このままベビーカーで朝ごはんを食べにレストランに行く事にしました。

朝ごはん

つきひちゃん、レストランに到着すると目覚める。寝不足でご機嫌ななめかと思いきや意外にご機嫌です。後ろにレジにいるのはつきひちゃんのママだけど気づいてないみたいです。

ちなみに双子のあおくんとすずちゃんの視線の先にいるのは、、、

オレンジの皮を剥いていたママでした!見つかっちゃいましたね!

一晩ぶりのママに甘えるあおくんとすずちゃん。

ゆなちゃんもママが来て笑顔を見せる。

朝ご飯をゆっくりとみんなで食べたら、部屋に戻って帰り仕度です。

10時のチェックアウトに合わせて部屋の片付けをして、ロビーにまた集まりました。

最後はまたロビーで記念撮影。たった一晩でしたが、思い思いの時間を過ごして頂けたのではないだろうか。

朝の5時まで起きていたつきひちゃんのママは「帰りにちょっと公園で遊ばせてから帰ります」といって帰っていきました。ほんと元気で明るいママで、話しているとこっちが元気をもらいました。来てくれてありがとうございました。

目を離すとすぐに駆け出していっちゃうゆなちゃん。

ママのかなこさんは地元の大阪から離れて、東京で子育てをしています。近くに頼れる人がいないってやっぱり大変ですよね。今回の宿泊で少しでも元気が出たらいいな。これからも頑張り過ぎずに、がんばってほしいです。

そして最後に双子のママ、まみさん。ここに来るだけでも大変だっただろうなと思いました。持ってきた貰ったお子さんたちの荷物の量がすごいのですよ!単純に考えて2倍なのですけど、これをお出かけの時は持っていかないといけないのだから、本当に大変だと思います。ベビーカーも押させてもらったのですが、横幅が倍あるので結構引っかかっちゃうのですよね。ベビーカーで外にでるだけで、大変なことが想像できます。双子のベビーカーがもしも困っているのを見掛けたら、恥ずかしがらず「何かお手伝い出来ることはありますか?」と声を掛けて欲しいです。というかベビーカー全部は基本、見掛けたら助けてあげて欲しいというのが僕の気持ちです。

 

さてさて、企画はこれで無事に終わりました!プクプクシールが鼻に入った件はヒヤッとしましたが、大きな事故や怪我がなくてよかった…。

 

参加者の感想

今回参加してくれた親御さんが感想を送ってくれたので、ちょっと読んでみてください。

【カナコさん】

今回、電車とモノレールを乗り継ぎ2時間弱かけて、ベビーカーで向かったんですが、
やっぱり都心の乗り換えほどエレベーターが無いところも多く、子どもとベビーカーを担いで階段を登ることが多くて。

その時に数人の方が声をかけて手伝ってくださったんです。本当に親切で優しい人が多くて助かりました😭ただ、声をかけてくださった方は全員女性だったんです。今回は男性がお仕事をされてるような平日のお昼過ぎっていうのもあるかもしれませんが思い返せば妊娠中の通勤電車で席を譲ってくださった方もみなさん女性だったなあと思って。(たまたまかもしれませんが)

妊娠出産はできなくても、育児って同じように男性も関わるはずなのに、男性より女性のほうがやっぱり妊娠や育児に関して理解や寄り添いがあるのかもっていうのがわたしの体感です!
今回のように子連れで出かける時にはもちろん、いつも色んな状況を想定して自己完結できるように準備して行くし、不便するのも自己責任だと思ってますけど、それでも大変な時に手を差し伸べてもらったり声かけてもらうとほんとに有り難くて、その場だけじゃなくて張り詰めた心も救われたりします😊

そういう気持ちや理解が男性にももっと伝われば施設や勤務先やいろんな環境ってもっと変わるのかな〜と思って、だから今回みたいな企画を男性が始めてくれたのが本当にすごくて、意味のあることだと感じてます!年子や2人、3人育児のママはにはもっとこういうのが必要だろうなって思います💦

わたし自身、2人目の予定は?と聞かれたり兄弟姉妹がいるといいなぁ〜とは思いますが、いまワンオペ育児でまだまだ手のかかる年齢でこの子の下に乳児となると、ご飯にお風呂に寝かしつけに夜間授乳、数えきれない家事育児ってどうやれる?寝れるの?って本当に不安で、自信がないです。
こういう機会があって、気軽に参加できたり旦那さんや周りの理解や協力があったりそういう環境ならもっといいのになって思います(^^)!

本当に良い思いをさせてもらったので、同じように子育て中の方にもそんな機会が多くあるように、わたしの感想がすこしでも意識を変えるお役に立てたら嬉しいです✨

 

【トモヨさん】

今回参加するに当たって自分1人でやりたかったことは、

  1. 好きな時間に、入浴剤を入れて、最初から最後まで1人で好きなだけお風呂に入る。(いつも娘に合わせているし、お風呂に基本漬かれないし、入浴剤も娘にまだ良くないと思い使えてない)
  2. 風呂後に丁寧にスキンケアをする。(いつも邪魔されるパックを、邪魔されないまま寝た状態でやる)
  3. 誰にも邪魔をされない状況で、常夜灯で好きなだけ本を読む(邪魔をされずに好きなだけ、という状況がまず無い)
  4. 広い布団で大の字になって寝る笑(いつも隣に娘がいて窮屈に寝てるから←)
  5. 途中起こされることなく寝る

です!

当日、いざその時を迎えて預けると親の私がソワソワしてしまいなかなか思うように動くことが出来ず、娘が初めての身内以外の方と長時間生活するので、とりあえず放心しながらベッドに横たわりました。笑

晩御飯の時まで正直ソワソワが止みませんでした(笑)

そんな中、保育士さんがリアルタイムで写真を送ってくださった事はすごく本当に安心しました。そのまま1人で食事を済ませやっと1人だ!という実感が湧いたのと、意外と娘は自分がいなくても平気なくらい周りに恵まれているのだと思い、やっとやりたかったリストに。いつもは、ほぼワンオペ育児をこなしているため、1人で静かに入る一人きりのお風呂は非常に有り難かったです。そしてあまり出来ない丁寧なスキンケアも終わり、寝るまでの読書タイムも本当に最高でした。寝る状態まで来てから常夜灯を付けて1人で本の世界に入るのはいつぶりか。いつもは娘のお昼寝中だけど娘が気になってそこまで集中して読めないので幸せでした。

そして、22時くらいには寝よう!と思っていたのになんやかんやで娘はちゃんと寝ているのか、あまり喚くことなく寝ているのか、寝付いてから最後まで寝られるのか…などを気にしていたら日付を越える寸前でやっと私も寝られました(笑)。けど、食器洗わないと!や片付けしないと!、娘の確認(笑)などがなかったおかげで、7時過ぎまで夢を見ることなく、熟睡しました。しっかり寝て起きた朝は本当に幸せでした。

その分、予測通り寝ないで覚醒した娘の話を聞いて、本当に申し訳なさすぎる気持ちと、やはり娘はいつも通りの娘で安心した気持ちがありました。笑笑

しかしあれから娘がぐずっても、昨日参加させていただいたおかげで昨夜はいつもより断然優しくなだめることが出来ました。笑心の余裕、って本当に大切ですね!

5歳さんを初め携わって下さった関係者の方々や新しいママ友さん達&娘のお友達に会えて本当に嬉しいだけでなく、楽しく素敵な思い出になりました!

 

【まみさん】(あおくん&すずちゃん)

最初は双子ともにビビってて、大丈夫かなって不安だったんですが、ご飯の時に上から様子見てたら全然平気そうだったので安心しました。

そこから私はゆっくりご飯。お風呂に入れる時間や、寝かしつけ、あとにつまる時間を気にせずゆっくり食べる夕飯は2年ぶりでした。その後もプロントにいって生ビールw
友達とLINEしながら、ゆっくりお酒を味わって、帰りにコンビニ寄ってさらにお酒とおつまみ。
部屋に帰ってからもステキな夜景見ながら、スマホで映画鑑賞。
夜泣きでいつ呼び出されるかの心配せずに好きなことして好きな時間に寝れました。

双子が生まれてから片方が夜通し寝てくれた時があっても片方が何度も起きる。
片方の夜泣きで片方が起こされる。
これが毎日で、やっと2歳すぎて夜泣きが少しずつ減ってはいるけれどまだまだ。

今回こういう形で1晩だけでもぐっすり眠ることができて、ホテルで美味しいご飯(ひとりで!ゆっくり!ここ大事)も食べれて感謝しかないです。双子育児も少しは報われたかな…?と言う感じです!

ほんとにありがとうございました!

 

最後に

この記事を締めくくるにあたって、なんかよっぽどらしい事でも書こうかなと思ったのですが、僕がここで格好つけても、なんか嘘っぽくなっちゃうのでやめました。
この企画で最も真実に近いのは最初に親御さんたちから頂いたこの企画に対する意気込みと、企画に参加したあとに書いてくれた感想文だと思うのですよね。

僕はこの企画を思いついた時のメモの最初にこう書いてありました。

《子育て中の親御さんに喜んでもらいたい。英気を養って貰ってもらい明日からの子育てを、また頑張る活力を与えたい。》

なので当初の目的は果たせたのかなと思っております。

*  *  *

一点だけ、危惧している事があります。それは「参加者のパパに怒りの矛先が向くこと」です。
「どうして参加者のパパは寝かしつけに協力しないの?」といった意見をお持ちになる方もいらっしゃるかと思いますが、そこは各家庭の事情や子育ての流儀がありますし、あまり言わないであげてください…!
今回こうやって顔出しの取材に快く同意してくださった参加者の皆さんが少しでもイヤな気持ちにならずに済むように、どうかご配慮をお願い申し上げます。

世の中には寝かしつけや夜泣き、その他の育児を積極的にやるパパもたくさんいます。それは素晴らしい事だと思いますし、そういう社会にどんどんこれからなっていけばいいなと思っています。

でも中には、育児に参加したい気持ちがあるけど仕事が超絶的に忙しくてどうしても手伝えないパパだってたくさんいることでしょう。ワンオペ育児、単身赴任、シングルマザー、シングルファーザー、共働き、色んな状況や家庭事情があると思います。生きている人の数だけ子育ての仕方があります。それなのに『こうするべきだ!』と決めつけるのはやっぱりよくないんじゃないかな?と思うわけです。

とはいえ、ママだけが育児を担当しているご家庭もまだまだ多いかもしれません。
この記事を読んで「もしかして妻に育児を任せきりにしてるかも…?」と思われたパパは、ぜひママに睡眠時間をプレゼントしてみてください。きっと喜ばれると思います。

またこの企画が今回だけにとどまらず、日本全国色んなところでやってくれたら、今回の企画にも意義があったのではないかなと思います。そういったことを踏まえたうえで、今回こうやって顔出しの取材に快く同意してくださった参加者の皆さんが少しでもイヤな気持ちにならずに済むように重ねてお願い申し上げます。何か聞きたいことやご意見があればDMを開放してあります。「今度はこういう事をやって欲しい!」「これに困ってる!」みたいな事があれば、またこうやって実現していきますので、いつでもご連絡ください。

*  *  *

最後に企画を応援してくださった、メルカリ様。
企画をサポートしてくださいました、第一東京ホテルシーフォート様、キッズライン様、保育士の小川さん、久下さん、伊藤さん、柳原さん。看護師のエリさん、ライターのヨッピーさん本当にありがとうございました。

読者の皆さんも、最後まで読んでくれてありがとうございました。たくさんシェアしてくれたら嬉しいです!

もっと、子育てに優しい社会になることを願って。

ライター5歳

【メルカリ×SPOTからのお知らせ】

メルカリ及びSPOTは今後も「子育て」を応援します。子育てをしていて「こういうのがあればいいのに」「ここに困ってる」「これを助けて欲しい」「これを知って欲しい」というようなものがあれば5歳さん、もしくはSPOTのTwitterアカウントにメッセージを送って頂ければと思います。今回の企画のように実現させたいと思っております!

【提供】
株式会社メルカリ
https://www.mercari.com/jp/

【企画・執筆】
5歳
https://twitter.com/meer_kato

【撮影・編集】
ヨッピー
https://twitter.com/yoppymodel

【制作】
SPOT編集部
https://twitter.com/spot_odekake

【協力】
第一ホテル東京シーフォート
https://www.hankyu-hotel.com/hotel/dh/dhtseafort/

キッズライン
https://kidsline.me/