伊勢海老ラーメン、とろけるメロン、ユネスコ認定の絶景……伊豆半島の最南端「南伊豆町」を地元民と巡った
伊豆半島の最南端、静岡県の「南伊豆町」のおすすめ観光スポットをご紹介。家族での海水浴や散策に適した弓ヶ浜、伊勢海老ラーメンを食べることができる青木さざえ店、地元民が通う穴場の温泉浴場など、伊豆観光を楽しむなら欠かせないおすすめスポットをライターの田中嘉人が地元民と巡りました。伊豆半島の旅行をお考えの方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください!
オーーーーイ!
SPOTを読んでるみんなーーーーー!
ここだよーーーーー!
こんにちは! SPOTライターの田中嘉人(@yositotanaka)です!
とりあえず、見てください!この青く透きとおった海!!
そして、この美しい海岸線を!!
今日僕が来ているのは、沖縄でもなければ海外でもありません!
なんと、伊豆なんです!!!
東京からだと電車とバスで3時間ちょっと(クルマでもだいたいおなじくらい)。静岡県の伊豆半島最南端にある南伊豆町です!伊豆の端っこといえばペリーが開港した下田市のイメージが強いかもしれませんが、最南端はここ南伊豆町!
それにしても南伊豆町にこんなに美しい風景があるだなんて……!
調べてみると、2018(平成30)年4月に、伊豆半島は地質学的にみて国際的な価値があるとされる「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されたばかり。世界基準の美しさ……!!
さらに、実際にやってきてわかったのですが、南伊豆町ってあまり観光地じみていない割にはグルメやレジャーのポテンシャルがものすごく高いんです。
もし伊豆へ遊びに行くのなら、河津や下田でストップしてしまうのは超もったいない!
南伊豆町で働く方たちは別で取材させてもらったので、今回は南伊豆町の魅力を存分にお届けします。ぜひぜひ最後までお付き合いください!
目次
ユネスコが認定した世界基準の美! 南伊豆ジオパーク巡り
では、さっそく南伊豆町のジオパークを体感できるスポットから巡ってみましょう。
ガイド役は南伊豆町役場の一山良博さん(南伊豆町出身)にお願いしました!
南伊豆町といえばココ! 伊豆半島 最南端のオーシャンビュー
まずやってきたのは、伊豆半島の最南端に位置する石廊崎(いろうざき)。
地図でもおわかりいただけるようにちょっと出っ張っているので、
前を向けば海!
左を向けば海!!
右を向けば海!!!
「視界のほとんどを海に支配されるなんてなかなかできない体験!」
そして岩場には祠(ほこら)が。
「実は、小さいけれどれっきとした神社なんです。熊野神社といって縁結びの神様をまつっているそうです」
それにしても、開放感(と風)がものすごい!!
おや?あの岩場にある小屋みたいなものは……?
なんとこちらにも神社が!!
「古くから石廊崎の沖は海上交通の難所だったので、神様をまつることで航海の安全を願ったのではないかと言われています」
「石廊崎、実はすごいパワースポットなのでは……?」
他にも立ち入りはできないけど石廊埼灯台があったり、
石廊崎を海側から見学できる遊覧船 「石廊崎岬めぐり」があったり。
「なぜ遊覧船の名前が『おしどり』なんですか?」
「昔この地域には実際にオシドリが飛来していたそうです。また、ここ石廊崎はかつて新婚旅行先として人気のエリアでした。これらのことから、現在の遊覧船には『おしどり』という名称がついたようですね」
停泊中の「おしどり」のなかも見せてもらいました。時間の都合で沖には出れなかったけど、風がビュンビュン吹き込んで気持ちいいんだろうなぁ……!
石廊崎岬めぐり(伊豆クルーズ)
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎55
営業時間:9:00〜16:00
アクセス:伊豆急下田駅より石廊崎(灯台)ゆきバス40分、石廊崎港口下車徒歩3分
ジオパークで”映え”な写真が撮影したいならユウスゲ公園へ!
インスタとかにアップできるような写真が撮影したいなら、石廊崎からクルマで10分ほど西にあるユウスゲ公園がおすすめ!
海岸線にある小高い丘に整備された公園なのですが……
とにかくだだっ広い!!
そして絶景が眺められる!!
カップルで鳴らしたら永遠の愛が叶いそうな鐘が……!
「こちらが、ユウスゲ公園の撮影スポット『愛の鐘』です。カメラスタンドつきなので……」
「ひとりで来ても安心ですよ!!」
「そこは撮影してくれい……」
カメラスタンドで撮影するとこんな感じです。
もっとジオパークについて学びたいなら?
「そういえば、そもそもジオパークって何なんですか?」
「知らないのにはしゃいでたんですね」
そんな僕が一山さんに連れてこられたのは、ユウスゲ公園からすぐのところにある南伊豆町ジオパークビジターセンター!
施設のなかには伊豆半島誕生について地質学的に説明してくれる資料が掲示されているし、
専属のジオガイドさんがわかりやすく説明してくれる!僕もたっぷり説明していただきました!!
「どうですか? ジオパークについて理解できましたか??」
「は、はい……とりあえず日本列島のなかで伊豆半島だけプレートが違うということは……」
「それだけわかれば上出来です。詳細はこちらのサイトにも記載されているので、ぜひご覧になってください」
さらに、売店も併設!伊豆半島の石をモチーフにしたお菓子だったり、
温泉からつくられた塩だったりを購入できます。
カフェコーナーに売っているソフトクリームを食べようとしたら、いきなり「下賀茂温泉塩」をかけられたのですが……
うそでしょ? これが、笑っちゃうくらいうまい。塩キャラメル的な味わい。
目とお腹ですっかりジオパークを堪能してしまいました。
南伊豆町ジオパークビジターセンター
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町入間1839-1
営業時間:10:00~16:30 ※季節によって時間変更あり
アクセス:伊豆急下田駅からクルマで約40分(国道136号線経由)
伊勢海老ラーメン、かくれうなぎ、温泉メロン……南伊豆町のうまいもの食べ尽くし
温泉塩ソフトクリームで食欲に火がついてしまったので、お食事タイムにしたいと思います! 食べるぞ〜〜!!
伊豆なのに鰻? 「かくれうなぎ」が胃袋をわし掴み
やってきたのは、「川八」さん。
南伊豆町で唯一の鰻専門店です。
「伊豆で鰻か……いや、鰻は大好きですよ。でも、わざわざ伊豆まで来て……? だいたい『かくれうなぎ』って何ですか? 鰻なんて水のなかで隠れているものでしょ??」
「まあまあいいから。騙されたと思って」
え?
えええええ!!
文句言ってごめんなさい! そして、うんめーーーーーーーーーーー!!!
しかも、食べ進めると……
あっ……ご飯のしたで、鰻が「こんにちは」してる……!!
「さらに鰻が隠れてた……だから『かくれうなぎ』か」
「そうなんです。ね? 最高でしょ??」
川八さんの名物「かくれうなぎ」。もともとはお祭りに参加した地元の若者の「鰻を腹一杯食べたい」という声に応えるために生まれた「鰻重の二段重ね」というメニューだったそう。
しかし、ある日伊豆にアトリエがあった漫画家のはらたいらさんが来訪。このメニューをえらく気に入り、「かくれうなぎ」と命名したそうです。
「確かに『鰻重の二段重ね』よりも『かくれうなぎ』のほうがキャッチーですよね」
皮はパリパリ、身はふっくら…! やめられないとまらないとはこのことか。
楽々完食。「食べた」というより、「飲んだ」が近いかもしれない……! ごちそうさまでした!
「まさに、はらたいらさんに3000点……」
「……」
川八
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町湊376-4
営業時間:11:00 ~ 20:00(ランチタイム 11:00〜15:00、休憩 15:00〜17:00、夏季は21:00まで営業)
アクセス:伊豆急下田駅より下賀茂ゆきバス20分、日野下車徒歩3分
参考サイト:http://www.kawa8.jp/
とろける甘さ! 「温泉メロン」を使ったスイーツ天国
「(鰻食べたら、甘いものを食べたくなってきたなぁ……)」
「鰻をガッツリ食べたら、甘いもの食べたくなりません?」
「一山さんエスパーか」
というわけでやってきたのは、「扇屋製菓」さん。
おしゃれな店内でいただけるのが……
温泉メロンショート!
メロンクリームソーダ!!
温泉メロンゼリー!!!
温泉メロンショートをいただきます!!
うんまーーーーーーーー! メロンがとろけるーーーーーーー!!
「メロンがうますぎます。そもそも『温泉メロン』って一体何なんですか?」
「『温泉メロン』とは、南伊豆町の温泉を利用した温室栽培で育てられたメロンのことです。とろけるような食感が特徴。普通メロンの旬って夏なのですが、温泉を活用することで1年中安定して糖度14%以上のメロンを生産できるようにしています」
「1年中このメロンが食べられるなんて……南伊豆町はユートピアか……」
扇屋製菓さんでは、イートインで食べられるスイーツ以外にテイクアウト用のメロン最中やダックワーズといったスイーツも販売しています。南伊豆町のお土産はコレで決まりでしょ!
扇屋製菓
住所:静岡県賀茂郡南伊豆下賀茂168-1
営業時間:8:30~17:30
定休日:水曜日
アクセス:伊豆急下田駅より下賀茂ゆきバス25分、日詰下車徒歩1分
伊勢海老が豪快にオン! 1杯1,520円の特製ラーメン
「(スイーツ食べたら、またしょっぱいものを食べたくなってきたなぁ……)」
「スイーツを結構食べたんで、軽くラーメンでもどうですか?」
「一山さんがエスパーでないとすれば、僕がサトラレだな」
やってきたのは、弓ヶ浜というビーチ。すぐそばにある「青木さざえ店」さんでいただけるのは……
マジか!伊勢海老が豪快に乗っかった伊勢海老ラーメン!!!全然「軽くラーメンでも」のトーンじゃないぞ!!!
このスープの出汁を伊勢海老でとっているらしい……。
ズッ。
濃厚そのもの。伊勢海老の出汁ってこんなに美味しいの……??
麺はやわらかくて食べやすく、
伊勢海老の身はぷりっぷり。
かくれうなぎ、温泉メロンスイーツと散々食べてきたのに、余裕で完食してしまいました。
「めちゃめちゃ美味しかったです……美味しさと同じくらいびっくりしたのが伊勢海老ラーメンが一杯1,520円って……赤字じゃないんですか?」
「青木さざえ店さんは、海産物の卸売業をやっているんで、卸値で食材を仕入れることができる。だから美味しい海の幸を破格で提供できるんです」
「近所に欲しい……」
一山さんイチオシのもう一品。金目鯛コロッケも絶品でした。
青木さざえ店
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町湊894-53
営業時間:平日 8:30~18:00、土日 8:30~19:00
アクセス:伊豆急下田駅より石廊崎港ゆきバス23分、休暇村下車すぐ
いにしえの記憶が刻まれた石切場を巡る本格的自然体験アドベンチャー
お腹いっぱいの僕がやってきたのは、こちら。
は??? なんだここ???
「ひどい! いくら食べ過ぎたからって、こんな山奥に放置しなくても!!」
「何を言ってるんですか? ここは『カノー伝説』。かつては伊豆石(いずいし)という石材の採掘所だったんです。石切場としての役目を終えてしばらく経った後、オーナーが山をまるっと購入。今は石切場までの山道を散策できる本格的な自然体験アドベンチャーなんです」
「ええー?? 当時の石切場が現存してるなんてすごい! さっそく行きましょう!」
探検スタート! 軍手は借りました!!
カノー伝説専属のアドベンチャーガイドさんが案内してくれます。
登ったり、くだったりの山道が続く。
途中、きくらげ(らしきもの)を発見! 30分ほど山道を歩くと……
石切場の跡地へ到着! この巨大な石を当時の職人さんはひとつひとつ手で削っていたなんて……
なかなか感慨深いものがあります。それにしても、すごい迫力!!まるで壁が迫ってくるようです。
何の変哲もない山のなかに、こんな産業の遺産が残っていることに感激!
壁には当時の職人さんたちが刻んだ文字や工事の安全を願って彫ったとされるお地蔵さまが。ロマンがあるなぁ。
実は、カノー伝説はNHKのドラマ『精霊の守り人』のロケ地にもなりました。確かに非日常感がすごいもんなぁ……!
およそ1時間ほどでコースを踏破しました。
ただ、かなり本格的な山道もあるので、サンダルやハイヒールは絶対にNG(受付でお断りしているそうです)。僕はアディダスのスタンスミスだったのですが、それでも結構ヒヤヒヤでした。もしお越しの場合は、山歩き用のシューズがおすすめです。
カノー伝説
住所:静岡県南伊豆町加納柿の木硲1187-1
アクセス:前日までにお電話(090-6589-1906)にてご予約をお願いいたします。ご予約の際にプラン内容と集合場所についてご案内いたします。
伊豆といえばやっぱり温泉! 地元民が通う穴場の公衆浴場へ
伊豆に来たのなら、やっぱり温泉は外したくない! カノー伝説で汗もかいたし!
ということで連れてきてもらったのは、弓ヶ浜温泉を満喫できる公衆浴場「みなと湯」。
「おお! 渋い佇まい!!」
「でしょ? 町にはもう少し規模の大きい下賀茂温泉銀の湯会館という日帰り温泉施設もあるんですが、みなと湯は知る人ぞ知るって感じでイイんですよ」
「地元の人も多く利用してそう。”町の銭湯”的な」
「弓ヶ浜界隈の民宿で温泉をひいていないところは、お客さんにみなと湯の利用を勧めているくらいですからね。泉質は間違いないですよ」
玄関をくぐると……? 決して広くはないけれど、とても清潔感があります。
弓ヶ浜温泉の効能はこちら。移動続きでちょっと腰が痛くなり始めていたので、めちゃめちゃありがたい!
料金は大人(中学生以上)が400円、子ども(小学生)が200円(ちなみに東京都内の銭湯は一律で460円)。営業時間は14:00〜20:00で、火曜日がお休みです。
洗い場はこちら。シャンプーとボディーソープは用意されています。ありがたい!
体を洗ったらいよいよザブーン! お湯を舐めてみたら少ししょっぱい。かなり温まりそうなお湯です。きっと血行もよくなるのでは!?
待合室にはこんな可愛い小上がりが。火照った体を扇風機で冷やしつつ、冷たい飲み物を流し込む……南伊豆町、最高だーーーー!!
みなと湯
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町湊972
営業時間:14:00〜20:00
アクセス:伊豆急下田駅より石廊崎港ゆきバス21分、湊農協前下車徒歩1分
南伊豆町のお土産オススメ3選
温泉でほっこりしたところで、南伊豆町の旅もいよいよクライマックス。旅自体はかなり満喫したのですが、お土産事情が気になります。
扇屋製菓さんの「メロン最中」や南伊豆ジオパークビジターセンターの「石みたいなお菓子」など今日ご紹介したお店にも素敵なお土産がたくさんありましたが、それ以外でおすすめのものをご紹介します!
[1]「道の駅 下賀茂温泉 湯の花」で買える野菜・果物・地魚
南伊豆町産の野菜や果物、地魚などが欲しいときは、「道の駅 下賀茂温泉 湯の花」へ! 併設の直売所では、
ニューサマーオレンジのような柑橘類や、
シャキシャキの新玉ねぎ、
あしたば、
謎のフルーツ「ババコウ」も! なんなんだババコウって!!
さらには地魚、
魚の加工食品に、
お米も購入できます。取材は4月中旬だったのですが、季節の移り変わりとともにラインアップも変わっていくはず! とにかくお土産に迷ったらココに来れば間違いない!
道の駅 下賀茂温泉 湯の花
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂157-1
営業時間:9:00〜16:00(直売所のみ 道の駅は17:00まで)
定休日:12/31〜1/3
アクセス:伊豆急下田駅より伊浜ゆきバス21分、九条橋下車徒歩3分
[2]「旭洋丸水産」で買える干物
「とにかく美味しい干物が食べたい!」という方におすすめなのは「旭洋丸水産」。
添加物や着色料を一切使わない自家製の干物が自慢のお店です。
店先ではおかあさんが炭火で炙って試食させてくれます。
キンメダイにサバみりん、アナゴ、そして定番のアジ! くうう〜〜〜イイ匂い〜〜〜!!
大好きなサバみりんを試食させていただきました!!
もぐっ。
肉厚で最高! ご飯もお酒もまとめてもってきてくれ〜!!
商品は冷凍保存されたものを店頭で購入することができます!また、宅配にも対応してくれます!
おかあさんのオススメは「サバとアナゴのセット」だそうです。即買だ!
旭洋丸水産
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町大瀬59
営業時間:8:00〜17:00
アクセス:伊豆急下田駅より石廊崎港ゆきバス35分、花狩園前下車徒歩1分
[3]「南伊豆アロエセンター」で買えるアロエグッズ
普通のお土産じゃ物足りない方、変わり種を希望している方は、ぜひ「南伊豆アロエセンター」へ!
実は南伊豆町ではアロエも多く栽培しています。こちらで買えるのは……
アロエ成分を含んだ何にでも効きそうなオイルクリームに、
アロエの成分を含んだシャンプー、トリートメント、ボディソープ、スキンケアクリーム、リップクリームなど!
売店ではアロエソフトクリームが食べられるよ!
さらには手焼きのふがしに、
アロエの鉢だって買えるんだから!
多肉植物的な感じで育てるのもアリかもしれない! 僕はやらないけど!!
ちなみにアロエセンターの周りには一面のアロエが…!!一生分のアロエを見た気がする。
南伊豆アロエセンター
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町大瀬573-1
営業時間:8:30〜16:30
アクセス:伊豆急下田駅より石廊崎港ゆきバス35分、花狩園前下車徒歩1分
まとめ 〜伊豆半島 最南端より愛を込めて〜
というわけで、ジオパークからグルメ、体験型アドベンチャー、温泉からお土産まで、南伊豆町の魅力を盛りだくさんにお届けしましたがいかがだったでしょうか?
旅のエンディングは、こちら干潮時に海底が干上がるトンボロ現象によって陸がつながったすずめ岩からお届けします。
「それにしても南伊豆町の密度というか濃度というか……とりあえずすごかったです。紹介していただいたお店や場所はどれも最高でした。ただ、個人的には町の雰囲気にすごく惹かれました。月並みな言い方だけど「心のふるさと」的なところもあって」
「確かに良くも悪くも垢抜けていませんからね(笑)。でも、だからこそ背伸びしても仕方ないと思うんです。自分たちのできることを全力でやる。そういう人が多い町だと思います」
「だから、いい意味で観光地らしくないのかもしれませんね。普段着で来れるような雰囲気がすごく魅力的でした。また来ます。ありがとうございました!」
「こちらこそ、ありがとうございました! また来てくださいね!」
南伊豆町、興味をお持ちいただけた方は、思い切って足を伸ばしてみてください。きっと楽しめますよ。
では、また会いましょう!