こんにちは。SPOT編集部のたのうえです。
一見、一般車両でグラスビール飲んでるやばい奴に見えるかもしれませんが、
今回、11月23日(土)に開催される「千葉県初開催!!クラフトビールトレイン」の魅力を伝えるべく、千葉都市モノレールの本社にやってきました。
こちらがそのイベント。
なんと、モノレール車内にテーブルが設置され、そこでクラフトビールが在庫ある限り好きなだけ飲めるのです。最高ー!
さらに、クラフトビールに合う料理も提供されるとか。
ビール、電車好きにとっては最高のイベントなんじゃないかと思ったので、早速レポートさせていただきます!
目次
車内の様子
こちら、車庫に停まっていた今回のイベントに使うモノレール!
車輌内にはテーブルがセッティングされておりました。
なんか特別感がすごい。
クラフトビールトレインとは
ビール列車(ビアトレイン)とは、その名の通り電車自体がビアガーデンのようになる全国的に人気のイベントです。
千葉都市モノレールとキリンビールのタッグで開催してきた「生ビール列車」も好評で、毎回即日完売しているそう。
そんな千葉都市モノレールとキリンビールが新たに送り出すのが「千葉県初開催!!クラフトビールトレイン」。
若者人気が高まっているクラフトビールのレアな銘柄を、走行中のモノレールの中で飲むことができます。
でも、どこで飲んでもビールはビールでしょ?
いえいえ、クラフトビールトレイン、かなり最高でした。いちから説明しますね。
流れる外の景色を見ながら飲む、クラフトビール美味しい
クラフトビールトレインではSVB(スプリング・バレー・ブルワリー)という醸造所のクラフトビールが、グラスで提供されます。
まず飲ませて頂いたのはSVB銘柄でも一番人気のビール「496」。
496[ヨンキューロク]
ビールの無限の可能性を追求した、既存のどのビアスタイルにも属さない、スプリングバレーブルワリーのフラッグシップビール。究極のバランスで、強い個性と飲みやすさを両立。エールのような豊潤さとラガー(低温熟成ビール)のようなキレ、IPAのように濃密なホップ感。甘味・酸味・苦味の究極のバランスと深い余韻が楽しめます。
「496」という数字は1から31までを全て足した数字かつ、完全数でもあります。毎月1日から31日まで毎日飲みたくなる究極のビールを目指して作られたんですって!
お味のほうは……
飲みやすいーっ! ビールってこんな味でしたっけ??
キレのある苦みがスッと通り過ぎた後、口の中に菜の花畑みたいに爽やかな香りが広がるんです。ハッキリとした味なのに苦すぎないからスルスル飲めて止まらない。
千葉都市モノレールの髙𣘺さんも、いつも飲んでいるビールとの味の違いに驚愕したそうです。
しかもイベント当日は走るモノレールの中で飲めるんですよね。
更に詳しく、クラフトビールトレインの良さを5つにまとめてご紹介します。
クラフトビールトレインが他と違う5つの理由
① レアなビールの飲み比べが楽しすぎる
このイベントで提供されるクラフトビールは全4種類。大量生産品ではないクラフトビールの、フレーバーや製法の違いからくる個性の違う味わいを存分に楽しむことができます。
496以外の3つのビールの特徴はこんな感じ。
Hop Fest 2019[ホップフェスタ2019]
今年もできました!毎年その年に収穫したばかりの日本産ホップを使った「Hop Fest」シリーズ。「ホップ畑で飲んでいるのでは?」と思わせるほど爽やかで、芳醇な味わいが特長でDRINXで大好評のシリーズです。収穫したばかりの日本産ホップIBUKIの良さを楽しめる「Hop Fest 2019」は今の時期だけ!香りが豊かに引き立つエールタイプのスタイルで、 IBUKIの華やかさが存分に味わえます。一年に一度だけしか造れない、ホップの収穫をお祝いするビールのボージョレ・ヌーヴォーのような「Hop Fest 2019」。今しか飲めない「Hop Fest 2019」を味わいながら、今年の日本産ホップ「IBUKI」の個性をお楽しみください。
収穫時期をむかえたとれたてホップを使った、限定クラフトビールです。新鮮なホップを使うと香りも味もまた変わってくるそうで、ホップを味わうビール通にオススメの一杯とのこと。
出荷量も限られているかなりレアなビールなので是非ここで味わっていただきたい。
JAZZBERY[ジャズベリー]
スプリングバレーブルワリーの醸造家の自由な発想と遊び心、そしてそれを支える技術によって生み出されたフルーツビールタイプ。 ラズベリー果汁を加えて醸造した爽やかな飲み口と、華やかなルビー色の液色が特徴。フルーティーなホップ香とほのかなラズベリーの香りの調和した個性的な味わいで、肉やサラダなど食事にも合います。
「とりあえず生!」とビールを飲む習慣のない若い人にオススメの甘いビールです。ラズベリー果汁の効果は絶大で、ビールのイメージがくつがえる驚きの味ということ。
クラフトビールはこのように作り手が色々なチャレンジをできるというのも魅力のひとつなんです。
on the cloud[オン ザ クラウド]
スプリングバレーブルワリーが提唱するこれからの時代のためのスタンダード。大麦に加え、小麦を使うことで醸し出される柔らかさと、ネルソンソーヴィンホップと上面発酵による白ワインのようなフルーティーな香りが楽しめます。誰でも気軽に楽しめる、爽やかな味わいと、華やかでみずみずしい香りが明るい気持ちにしてくれます。
496の次にオン ザ クラウドをいただいたのですが、味も、色も、香りも全く違って驚きました。
「白ワインのよう」というのも納得な、少し柑橘のようなフルーティな味わい。と言ってもジュースではなくあくまでビール。甘さは口の中でゆっくり溶けるように消え、後味まで爽やかです。
シャッキリドライな496と、柔らくて優しいオンザクラウド、交互に飲んでいると一生飽きずに飲み続けられそうでした。
イベント当日には更に味わいの異なるクラフトビールが勢揃いするので楽しみすぎます。
② 空中遊泳しながら飲む、非日常の開放感
実は千葉都市モノレールは国内でも数の少ない懸垂式モノレール。ぶら下がっているので横にも下にも視界を遮るものがなく、見晴らしが素晴らしいです。
しかも懸垂式モノレールとして世界一の営業距離(15.2km)があり、ギネスにも認定されています。そんな特別なモノレールに乗って、町の上を空中遊泳しながらお酒が飲めるなんて、まさに天国です。
③ クラフトビール好きの友達ができる!
イベント車輌では、通路部分にズラリと机を設置し、参加者は座席に座ります。いつも乗っている電車を思い出すと分かるように、隣に座る人との距離はけっこう近いんです。
それこそが楽しいポイント!
クラフトビール好き同士、肩を寄せ合って飲み比べをしていたら一瞬で打ち解けちゃえますよね。過去の生ビール列車でも、仲良くなりすぎて肩を組んで帰っていく人までいたんですって。
普段は少し難しい「知らない人とオシャレに飲んで意気投合」ができる特別な体験ができるのはここだけです!
④ 駅でソーセージ焼いて待ってる
これですよこれ。
モノレールが到着した駅のホームで、その場で焼かれた本格ソーセージが待っている。どこよりも贅沢な非日常のアトラクションです。
車内では各クラフトビールに合う料理、ペアリングメニューが随時提供される予定。メニューは全て、Deli&Buffet Restaurant HARVEST GARDEN 千葉みなと店のシェフがこのイベントのためだけに特別に開発しています。
ちなみに、イベント列車はモノレールが通常運行している夕方に走るので、たまたまホームに居合わせたお客さんにビックリされるそうですが、気にせずに楽しみましょう。
⑤ サーバーを使ったクラフトビールトレインもレア
クラフトビールトレインでは提供されるのは瓶ビールではありません。
キリンビールが開発したタップ・マルシェは、小型な缶のディスペンサーを使うことで複数種類のクラフトビールをお店で簡単に提供できるようにしたビールサーバー。
このマシンのおかげでイベントでも一杯ずつ注ぎたてのクラフトビールが飲めるのです! こんなクラフトビール列車は全国でもおそらくここだけ。ありがとう開発した人……!!
積み込めるビールにも限りがあるため、完全に飲み放題ではありませんが、思う存分新鮮なクラフトビールを堪能できます。
開催概要と申し込み
というわけで、モノレールでクラフトビールを飲めるクラフトビールトレイン、かなり最高ですよね。
主催の皆さんの想いも熱いもので、特別な空間で特別なビールを飲んで、日常を忘れた開放感を味わってもらえれば嬉しいとのことでした!
イベントの概要は以下の通りです
千葉県初開催!!クラフトビールトレイン
運行日:2019年11月23日(土)
千葉駅 出発(16時27分)→千葉駅(18時22分解散予定)
※途中、千城台駅・動物公園駅にて休憩の停車があります定員:60人
参加費:お一人様6,000円(税込み)提供飲料:クラフトビール(Hop Fest 2019、496、on the cloud、JAZZBERRY)その他(氷結レモン、氷結グレープフルーツ、キリン生茶)
※飲み放題ではございません。十分な量をご用意しておりますが在庫が無くなる可能性がございますのでご了承ください。※
お食事:クラフトビール列車オリジナルペアリングメニュー、できたてアツアツ骨付きソーセージグリル
↓ 詳細とご応募はこちらから ↓
応募期限は11月7日(木)まで!
(※応募多数の場合、抽選により参加者が決定)
おまけ
千葉都市モノレールでは年に数回、車両基地見学のツアーも開催しています。
ということで、帰りがけに特別に基地内も見せていただいた際の写真を見ながらお別れです。
今回の取材では、モノレールもクラフトビールもとにかく奥が深い!ということがよくわかりました。
電車ファンもお酒好きも、そのどちらでもない人も楽しめるイベントになりそうなので、ぜひご応募してみてくださいね。
私も動いてるモノレールでクラフトビール飲みたいな……。