俺、30代こども!進化した多摩動物公園駅「キッズパークたまどう」を全力で紹介する_PR

東京の多摩動物公園駅に誕生した「キッズパークたまどう」が一周年を迎えます。1日遊んでも全然時間が足りないくらい充実した施設です。

お世話になっております。ライターの下村山です。

突然ですが、子育て世帯のママやパパのみなさま「多摩動物公園駅」に行ったことはありますか?

ここにはもちろん動物園があるんですが、

その他にも

京王れーるランドという、子供向けの列車のテーマパーク(2013年まで展示施設だった場所がリニューアル)や、

 

昨年2018年に爆誕した、木のぬくもりの中遊べる京王あそびの森HUGHUG<ハグハグ>など…

子どものテンションがだだ上がりするような施設があるんです。

しかもその料金なのでですが、仮に大人2人と、子ども2人(4歳、2歳)と行く場合

4人家族でも合計4,900円。これだけの金額で一日中遊べます。

 

この3施設を合わせて「キッズパークたまどう」としてオープンしてから、3月13日でちょうど一周年。

京王電鉄さんから「一周年を記念して、SPOTでも記事を書いてください」とご依頼をいただいたのでお伺いしましたが、PR抜きにしても本当にいい場所です。

そんな訳で、ファミリーで遊びに行く都内観光地に新たな1ページを加えるべく、多摩動物公園駅付近の施設をご紹介していきたいと思います。

多摩動物公園

まずは、多摩動物公園のご紹介を。

園内の広さは52.3ヘクタール。52.3ヘクタールと言われてもピンと来ないですが、ざっくり東京ドーム11.2個分の大きさになります。めちゃくちゃ広いです。
大人だけでそこそこ早足で回ったとしても、恐らく4時間-5時間程度はかかります。子どもがいたらもっとかかると思いますので、本当にここだけでも1日十分に遊べます。

それでは、さっそく中をご紹介していきます。

 

開園前の9時28分。平日の雨にも関わらず、来園者がチラホラと見えます。
休日&晴天だと来園者はもっと多いのですが、それでも園内がすごい広いため、前の人がいて見られない等はほとんど発生しません。

 

参照 : https://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/img/map_tama.pdf

この広大な敷地内に約300種(2019年2月末現在)の動物と昆虫がいるんですね。

あ!フラミンゴだ!

あとで調べたら、返事するのは七面鳥でした。フラミンゴは、挨拶すると黙る。

動物ごとにその魅力を1匹1匹解説したいところですが、とてもじゃないが記事が終わらないので、ざざっと写真でご紹介。
(※一部別日に撮影しております)

レッサーパンダ。めちゃくちゃかわいい。

 

コアラ館で見れるコアラ。このコアラがいる建物自体も大きかった。。

 

子どもを抱えるオランウータン

 

インドサイ

「ウォーク・イン・バードケージ」では鳥をとても近くで観察できます。

 

夢を食べると言われているバクもいる(正式な種名はマレーバク)

 

チーター。時間と天気によってはチーターの親子の展示等もしているそう。詳しくは公式サイトをチェック。

 

ライオンのエリアは現在工事中。もちろんライオンの姿を拝むことはできるが、工事後はサファリパークさながら専用車でライオンエリアを回るように出来る予定とのこと。

 

運動場が広いので、大きなゾウものびのび歩いている

 

チンパンジーA「ゆらゆら〜」

チンパンジーB、C「…」

なお、アジアでタスマニアデビルを見ることが出来るのは多摩動物公園だけ…!!!尊い!!!

この他にも本当にたくさん動物がいますし、モルモットの触れ合い体験等もやっていて、とにかく充実しているのですが、その中でもとてもユニークな場所をいくつかご紹介します。

まずこちら、個人的なオススメ「モグラのいえ」。

モグラのいえ

もっと積極的なモグラ感を想像していたので、ちょっと面食らった。
なんだろ…マッドサイエンティストの研究所っぽい。

あッッ!モグラだ!

 

あー!こっちにもモグラー!(分かり辛いですが配管の中で手足をカリカリしている)

 

モグラーッッ!!!(写真奥の網の中をモグラが高速で移動している)

分かり辛い写真しかなくて本当に申し訳ありませんが、「モグラのいえ」めちゃくちゃ楽しいです。

今までの人生で一度しかモグラを見たことが無いことも相まって、この小さな生き物がカリカリと音を立てながら前進する様子をとても興味深く観察できました。
なにより…モグラを探すのは、楽しい。楽しいのです。

また、天井に配置された配管をモグラが往来するんですが、モグラのパフォーマンスを最高の形で引き出しているように感じます。
モグラの展示に正解があるとすれば間違いなくこの展示だと妙な確信を抱く。
ただ「モグラのおしっこや、うんちが落ちてくる」こともあるそうなので、その点だけは注意したいです。

 

昆虫園

なんで動物園に来て昆虫を見にゃならんのだ..という突っ込みは誰しも感じるところかもしれませんが、是非とも行ってみてほしい場所です。

最初は私も「いやいや、動物園の中にある昆虫園なんて、ちょっと昆虫いるくらいでしょ?」と思ってましたよ。

本当ね、もうびっくりするくらい立派な建物ですからね。。。

この昆虫生態園、実に2,000匹以上の蝶が放し飼いになっていて、ところせましと蝶が飛んでるんです。

こちらは飼育員さんに見せてもらった綺麗な繭。
足元にはバッタもたくさん飛んでますし、いもむしもいます。

昆虫館には、この昆虫生態園以外にも、様々な展示があり、

思わず声が出るくらい巨大な虫の展示や、ものすごい数の蟻、光る虫の展示等、さまざまなスペースがあります。
動物園の入園料だけ払えばここも全部見られますからね。追加で600円と言われても余裕でお支払いしたいレベル。

ズーカフェで昼食

多摩動物公園内には軽食をとることが出来る休憩処がいくつかあります。
今回は入り口に近いウォッチングセンター内にある「ズーカフェ」に行ってみました。

注文したメニューは…

竹皮ぞうさん弁当 580円/ドリンクセット+150円。
奥に見えるのは、りんごのムースです。

ぞうさん弁当は、ケチャップライス+ゆかり飯というベースに、肉団子や薄焼き卵なんかの彩りがのっています。
こういうものを食べたという経験が自分にはなかった。

幼少期に埋まらなかった1ピースが今揃ったように思う。
すごく些細なことだけれど…動物園でこういうお弁当を食べる…これはこれで幸福な経験なんだと思う。

ちなみにりんごのムースは、めちゃくちゃふんわりしていた。軽い。うまい。

これだけ充実していて、入園料は、大人600円中学生は200円、小学生以下は入場無料。(東京都在住、在学であれば中学生でも無料)
団体割引や、年間パスポートもあります。詳しくはこちらでご確認ください。

 

多摩動物公園

■開園時間
9時30分~17時(入園および入園券・年間パスポートの販売は16時まで)
※動物の健康管理上、16時をすぎると見られなくなる動物がいます。
※開園時間は変更することがあります。詳細は右のカレンダーのとおり。

■休園日
水曜日(水曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合は、その翌日が休園日)
年末年始(12月29日~翌年1月1日)
※一部の水曜日を開園することもあります。詳細は下記URLをご確認ください

https://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/hours.html

 

京王れーるランド

さて次は、京王れーるランドに遊びに行ってみたいと思います。

今年(2019年)でリニューアルオープンから6周年を迎える京王れーるランドは、電車のことを楽しく学べる、子供も大人も楽しめる鉄道テーマパーク兼、博物館です。
京王線「多摩動物公園駅」改札から徒歩30秒。アクセスのしやすさは抜群。

京王れーるランドは、運転体験、車掌体験、車両展示…などなど、京王電鉄に絡む、だいたいのことに触れることが出来ます。

本館、車両展示場、アネックスの3つのエリアに大きく分かれており、当日入館券を持っている限りそれぞれのエリアに自由に出入りすることが可能です。

ちなみに入館券は、

京王線ユーザーには見覚えのある、この券売機で購入します。(PASMOも使えるよ!!)
出てきた切符(入館券)を改札に通すことで入場することが出来ます。

 

ただの通勤風景っぽいですが、こういう演出は結構楽しい。
ちなみに、この改札は、実際の京王線の駅で利用されている改札と同じタイプのものとのこと。

改札を抜けるとそこはもう京王れーるランド。

案内をしてくださった細矢さんは、数年前まで実際に電車の運転をなさっていたようです。現在は、京王れーるランドの主任をしているとのことです。こういう施設なので、制服も共通なんですね。

そんな細矢さんは、電車好きが高じて京王電鉄に入った筋金入の電車マニアです。
貴重な現場の話を交えて施設の紹介をしていただきました。

小さなお子様も大満足!な施設&展示紹介

京王れーるランドは、大小12の施設と展示が行われています。
まずは、小さな子供も満足できそうな施設の紹介をしていこうと思います。

プラレールで遊ぼう

2階には、京王線・井の頭線の「プラレール」を楽しめるコーナーがあります。
四方マスが13に区画されており、1マスを家族で自由に使うことができます。

好きに設計して良いマスと、大量のプラレール。大人にとってなんでもないようなマスですが、子供にこのシチュエーションは相当楽しいんじゃないでしょうか。

親が見守る中、もくもくと線路を組み立てる子供たち。なんかええな。

なお、このコーナーは40分交代制です。利用時は整理券を受け取って、開始時間を待ちましょう。
人気コーナーらしく、休日は長蛇の列ができる模様。入るまでに90分待ち…とかもあるそうです。利用するなら平日がオススメです。

アスれーるチック(対象年齢3〜8才)

同じく2階には、子供たちが「電車目線」で動き回れるアスレチック「アスれーるチック」があります。
アスレチックは、そこまで大きくないので手の届く範囲でお子さんを見守ることができそうですね。細矢さん曰く、連休になるとボールプールのフチには保護者がズラリと腰を掛けているそうです。本当にお疲れ様です。

奥に休憩スペースもあります。晴れた日はテラス席が気持ちよさそうですね。

運転体験&車掌体験

1階の体験コーナーも充実している。

写真の運転体験(1回300円)は、150インチ大画面で走行体験が可能です。
この機械は、実際の運転訓練に使用されてるソフトを改良したものとのこと。運転台は超本格的。子供だけでなく大人も楽しめそうです。

こっちは、小型運転体験シミュレータ(無料)。ちょっと体験させてもらいましたが、細矢さんの顔が完全に教官の表情になってますね。

 

そしてこちらが、車掌体験コーナー。
これまた実際の車両を使った体験コーナーです。ドアの開閉、車内アナウンスの体験ができます。

 

緑の箱の上下にある、銀色のボタンで開閉する。やってみたけど…楽しい。

来館していた子供たちは、めちゃくちゃ楽しいようで、ひたすらアナウンス用マイクでなにやらボソボソと話していました。

だが気持ちはすごい分かる。車両の運転席は、まず入ることのない場所なので、いい歳した私も興奮しました。

極め付けがこのフォトスポット。

またまた実際の最新車両の頭部を使用した写真台です。とにかく実物を使う京王電鉄。いかつい。

子供用の制服も貸し出しているので、完全になりきって写真撮影することができます。

大人も楽しい展示と裏話

屋外展示場に入ると…

 

マジかよ…細矢さん。
京王電鉄社内でも、屈指の電車マニアである細矢さん。ここにある写真はほとんど細矢さんが撮影したそうです。

 

海を知らない京王電車が、海岸沿いを走る…なんというか、とても感慨深い。と、細矢さんは言う。

そんなこと考えたこともなかった。確かに、エモい。
都内を走っていた列車が京王線を引退し、見ず知らずの土地で誰かを運んでいる。

ひょっとすると、私の地元のローカル線でも元・京王列車が走っているのかも知れない。なんだよそれ…すごく良い。
車両好きの方は、いつもそんな孤愁の思いを旅先で感じているのだろうか。…めっちゃ羨ましい。

ミュージアムショップ

マジだよ。

そんなわけで、テンションが上がり…

分倍河原の駅名キーホルダーと、細矢さん撮影の京王線下敷きを購入してしまった。

これだけ充実しているのに、入館料は300円です。本当に安い。3歳未満は無料です。(一部館内施設の利用は有料です)

京王れーるランド

開館時間  9:30~17:30  ※17:00 最終入館
休館日  水曜日・年末年始  ※水曜日が祝日の場合は翌日

http://www.keio-rail-land.jp/

 

京王あそびの森HUGHUG<ハグハグ>

細矢さんと別れ、京王あそびの森 HUGHUG<ハグハグ>にいってみた。

京王あそびの森 HUGHUG<ハグハグ>は、2018年にOPENした、木のぬくもりにふれながら遊ぶことができる屋内施設です。

なんでしょうか。ハグハグを、ものすごく分かりやすく言うと「こどもが木と遊べるスポーツジム」みたいな施設です。

 

下駄箱に靴をしまい、いざ中へ。

小学生以下の子供が遊ぶ木育・知育エリア

ハグハグでは、木育、知育、体育、の三本の柱に沿ったエリアを用意しています。
2歳までのお子さんを対象にした「はいはいパーク」と、小学生以下のお子さんを対象にした「きりかぶハウス」では、木育・知育ともに育むことができる施設になっています。

 

これは木で出来たボールのプール
手にとってみた。ひとつひとつ、卵のような…じゃがいものような…なんだか少しつぶれた形をしている。かわいい。

固いんだけど、プラスチックのような味気ない固さとも、鉄のようにずっしりくる固さとも違う。なんだろう、木の固さはどこか柔らかさがある。

聞くと、この木玉も多摩産の木材から切り出したものとのこと。ちなみに、このプールには約1万個の木玉が入っている。全然想像つかない。

木のおままごとセット。お店屋さんごっこが、はかどりそうだ。

しつこいようですが…この床、田舎のお金持ちの家の床ですよね?床が気持ち良いです。

小学生以上も遊べる体育エリア

1階を奥に進むと、さらに広い空間に出た。

他にも、本格的な遊具が屋内に。壁面にはこども向けのボルダリングも設置されています。

外には、さらに遊具がありますが、やっぱり雨なので今日は遊べませんでした。

高橋さんに聞いてから初めて理解しましたが、トランポリンの頭上ですが…
二階から吹き抜けになっている遊具「ハグハグのき」とのこと。
大きさは、高さ約12m(3階建てのビル相当の高さ)、直径は約15m、入り口は二階に用意されているようです。

ちなみに日本最大級のネット遊具らしい。どんだけデカいねん。

たしかに見上げると…人が乗ってる。

大人が童心に返る…ハグハグトレイン

そんなワケで二階にやってきた…

すぐ目に付くのが、このハグハグトレイン「くものえき」である。

くものえきは、館内2階をぐるりと走るミニSLに乗車することができる。室内アトラクションの割に全周約200mとなかなかの長さだ。
乗車中の子供を撮影できるフォトスポットも用意されており、全保護者胸アツ展開待ったなしである。

お子様専用のミニSLと思いきや、大人も乗れるとのこと。
せっかくだから乗ってみた。

日本最大級ネット遊具「ハグハグのき」

「…」

「わーいッ!!!」

ッダダ…

めちゃくちゃ疲れた。
年齢の割に俊敏なつもりだったけど、本格的に体を動かして遊んでみたら自分の限界に気づくもんだなぁ。自分のスペックはただのおっさんであると認識することが出来た。

こちらの施設も、京王線多摩動物公園駅から徒歩30秒。駅隣接。めちゃくちゃ近いです。
利用料金は、最初の30分子供(6カ月〜小学生)600円以降15分ごとに200円。大人は700円となりますが、以降の延長料金は掛かりません。

また、時間を気にせず遊びたい…という方向けに、お得な平日フリーパス(こども用)1,400円があります。
(他にもプランがあるので、詳しくはこちらでご確認いただけます)

 

カフェのみ利用もできるHUGHUG Cafe

2階にあるハグハグカフェは、ハグハグ利用者はもちろん、カフェのみの利用もOKとのこと。
この駅周りにカフェや本格的な飲食店は少ないのでめちゃくちゃありがたいと思う。

キッズスペースや、小上がり席も用意されていて、子供連れに優しい印象。時おり、ハグハグトレインが座席横を通過するのも微笑ましいですね。

 

メニューも充実。

よく考えるとおやつの時間を過ぎていたのでパンケーキを注文しました。

ハグーパンケーキ(バター・キッズヨーグルト・キッズドリンク付)500円(税込)

かわいい。疲れっ腹にハグー。うまい。
ちなみにハグーはハグハグのマスコットキャラクターです。

特別にキッズメニューを注文させてもらったんですが、ちゃんと一般メニューも用意されていて、ちょっと豪華なファミレス…みたいな雰囲気があります。

 

京王あそびの森 HUGHUG<ハグハグ>

営業時間
9:30~17:30(最終入館17:00)
ハグハグカフェ:平日10:00~17:30(L.O.17:00) 土日祝10:00〜18:30 (L.O.18:00)
ハグハグショップ:平日9:00~18:00
定休日  水曜日(祝日の場合は翌木曜日)
https://www.keio-hughug.jp/

 

と、ここまで色々回ってきましたが、大人一人で早足で回っても1日かかりました。
家族で来たら全然回りきれないので、是非何度も訪れてみてください。

また、京王動物園線では、ラッピングトレインが走行しています。

「わぁ〜ピンク色でかわいい!」という感想より先に、
「この写真って細矢さんが撮ったのかな…」と気になったアナタなら100%キッズパークたまどうを楽しめることでしょう。

以上、下村山がお送りしました。