情緒あふれる街並みを歩く!福井県の熊川宿と周辺を巡る大人の日帰り観光プラン

福井県若狭町の熊川宿周辺の日帰り観光プランをご紹介。遊覧船での蘇洞門(そとも)めぐりや、名物のサバサンドといったおすすめスポット&グルメを巡る、歴史あり・絶景ありの大人旅を福井大好きライターがご提案します。

初めまして、ライターの江戸しおりです。

3年間福井と東京を毎月往復した挙句、最近福井に完全移住した、福井大好きライターです。「Dearふくい」という福井県の情報サイトも運営しています。

さて、皆さんは福井といえば何を思い浮かべますか?

そもそも福井がどこにあって、何があるのかすらイメージできないという方も多いと思います。

福井といえば、東尋坊

恐竜博物館

平泉寺白山神社

永平寺にあわら温泉、一乗谷朝倉氏遺跡などなど……。特に歴史にまつわる興味深いスポットがたくさんあるんです。一つくらい知っている名前もあったのでは?

ところが、今名前を挙げた観光スポットは、全て福井県の北部(嶺北・れいほく)にある場所なんです。

実際、嶺北と南部の嶺南(れいなん)の観光客数には倍以上の差があり、感覚的にも有名どころは嶺北に集まっているという印象。

しかし!!

嶺南にも歴史あふれる味わい深いスポットはたくさんあるんです!

初めての福井旅行では、みなさんあわら温泉や東尋坊などのメジャーどころに行きがちですが、

「ちょっと変わったところに行きたい」
「以前東尋坊のほうには行ったことがあるから、違うところに行きたい」

という方もいるはず!

そんな方に向けて、嶺南にある「熊川宿」をメインにした、大人向けの日帰り旅行プランを紹介します。

色々な歴史的背景も書かせていただいていますが、観光地だけさくっと知りたい!という方は是非高速スクロールで見てくださいね!

嶺北・嶺南の違いと歴史

今回の旅のメインである「熊川宿」をより楽しむなら、「嶺南の歴史」を知っておくといいかも。

福井県南越前町と敦賀市を隔てる木ノ芽峠が、嶺北と嶺南の境目です。つまり、南越前町以北が嶺北、敦賀市以南(以西)が嶺南となります。

また、かつては敦賀市までが越前国、美浜町までが若狭国だったため、厳密に言えば違うのですが、嶺南を「若狭」、嶺北を「越前」と言うことも多いです。

このように嶺南と嶺北は昔から隔たりがあり、現在も、嶺北が北陸電力なのに対して嶺南は関西電力であったり、映るテレビにも違いがあったりと、文化や言葉が大きく違います。つまり簡単に言えば、嶺南は、関西の文化に影響されている部分が大きいということ。

この「関西との関係」が、「熊川宿」を知るにあたって大きなポイントとなります。

御食国と鯖街道と熊川宿

実は若狭国は、日本古代から平安時代まで、皇室や朝廷に海水産物などを献上していた「御食国(みけつくに)」なんです。

若狭湾からは、特に鯖がたくさん京都に運ばれたことから、その際に通った道の総称を「鯖街道」と呼んでいます。

中でも最も使われていたと言われているのが、「小浜〜若狭町日笠〜熊川〜滋賀県高島市朽木〜大原八瀬〜京都」をたどる、「若狭街道」ルート。

途中に「熊川」が出てきましたね!「熊川宿」は、このように若狭から京都を結ぶルートの中で、重要な宿場だったんです。

だいぶ長々と説明してしまったので、最後に簡単におさらい!

  • 福井県は嶺北と嶺南で文化などに違いがある
  • 嶺南は関西の文化が強い≒関西とつながりが深い
  • 嶺南から京都へ献上される食料は、主に若狭街道(鯖街道の一つ)を通っていた
  • その道中にある「熊川宿」は、若狭から京都を結ぶ重要な宿場

ということ!これでなんとなく、熊川宿の成り立ちがわかったのではないでしょうか。

では早速、熊川宿に出かけてみましょう!

情緒あふれる街並みを楽しむ!「熊川宿」散策

熊川宿は、重要伝統的建造物群保存地区、歴史国道選定地区、水の郷100選認定地区に指定されており、情緒あふれる街並みを見に、多くの観光客が訪れる場所です。

私が熊川宿を訪れたのは12月上旬。前日に雪が降り、ところどころ雪化粧された景色もまた風情がありました。

このまま歩くだけでも十分なのですが、今回は、観光ボランティアガイド「若狭町の語り部」さんにお願いして、熊川宿を案内していただくことに。

この地の今も昔も知り尽くした地元ガイドの宮本さんと共に、熊川宿を歩きます。

熊川番所

「道の駅 若狭熊川宿」から街歩きをスタートすると、まず最初に目に入ってくるのが町指定文化財の「熊川番所」。

「入り鉄砲に出女」という言葉を聞いたことがあると思いますが、熊川番所でも、中に鉄砲が持ち込まれること、女性が逃げてしまうことがないようにチェックが行われていたそうです。

重要伝統的建造物群保存地区内に、このように復原された番所があるのは全国的にも珍しいことなんだとか。

復原された建物内には、番所役人と呼ばれる男性の人形と、弓矢、さすまたなどの道具が展示されていました。壁には、時代劇で見るような「御用」の提灯も。

「この番所役人たちは袴をはいているけれど、実際はもんぺのような、もっと動きやすいものを履いていたと思うよ」と宮本さん。

番所があることからも、かつての熊川宿の栄えようがよくわかると思います。

「車で荷物を運ぶようになるまでは栄えていたんです」と宮本さん。思ったよりも最近まで、物や人が行き交う場所(道)として、重要な役割を担っていたようです。

熊川番所
住所 福井県三方上中郡若狭町熊川18-2
開館時間 4月~11月は10:00~16:00、12月~3月は10:00~15:00
休館日 火・水・金曜(祝日の場合は開館) ※冬季は変更あり
参考サイト https://www.fuku-e.com/010_spot/?id=175

旧逸見勘兵衛家住宅

ここまでの上ノ町(かみんちょ)と、この先の中ノ町(なかんちょ)をつなぐ重要な橋「中条橋」を渡ります。

すると、すぐ左手に見えてくるのが、町指定文化財の「旧逸見勘兵衛家住宅(きゅうへんみかんべえけじゅうたく)」です。

なんとここ、あの伊藤忠商事の2代目社長・伊藤竹之助氏の生家なんです。

実は福井県は、社長輩出率全国1位。2017年の時点で35年連続でトップの座を守り続けています。伊藤忠商事以外にも、福井県出身の有名企業の社長はたくさんいます。ちょっと意外でしょうか?

旧逸見勘兵衛家住宅は江戸時代末期に建てられたと言われており、平成7年から3年ほどかけて改修され、現在はモダンな内装に生まれ変わっています。

しかし、太い梁や天井の低い部屋など、そこかしこに昔の建物であることが感じられる部分がありました。

ケヤキやクリなど、場所によって使っている木材が違うそうです。

また、入り口を入ってすぐのところにある箱階段も、歴史を感じられるポイント!

宮本さんが「登るのが大変だよ」と言うように、一段の幅が狭くて高いため、かなり登りづらそう。それでも、昔は実際に使われていたんですよね。一体どんな暮らしをしていたんだろう……。

現在は喫茶や宿泊サービスなどを提供しています。入り口には囲炉裏もあるので、かつての趣を気軽に味わうことができました。

旧逸見勘兵衛家住宅
住所 福井県三方上中郡若狭町熊川30-3-1
開館時間 10:00~16:00
休館日 火・水・金曜(祝日の場合は開館) ※冬季は変更あり
参考サイト https://www.fuku-e.com/010_spot/?id=173

若狭鯖街道熊川宿資料館 宿場館

続いて、旧逸見勘兵衛家住宅からすぐのところにある宿場館(資料館)へ。

ここは、伊藤忠商事2代目社長の伊藤竹之助氏が、昭和15年に熊川村役場として建てた建物です。それを証明するかのように、かつての役場の姿を彷彿とさせる風景がいたるところに。

「村長室」「収入役室」などの札は、まさに役場!という感じ。

館内には、熊川宿や鯖街道の歴史や関連資料が所狭しと展示されていました。

2階には、福井県指定有形文化財の「白石神社祭山車綴錦見送」のパネルも。

「白石神社祭山車綴錦見送」とは、熊川区の白石神社の祭山車の後ろに掲げられてきたもの。西陣織であるため、大変高価なものなんだそうです。山車は毎年5月3日の祭礼で巡行します。

そのほか、熊川宿にある商店などで使われていた商売道具や生活用品が並べられていました。

この雰囲気、レトロ感がたまらないですよね!

ですが、私が最も感動したのはこちら!

なんと、“100年もの”の葛粉!

若狭町の名産の一つに「熊川葛」があります。葛といえば吉野葛が有名ですが、熊川葛は、吉野葛と共に日本三大葛に数えられています。江戸時代の儒学者・頼山陽は「熊川は吉野よりよほど上品」と評したほど。

館内にはかつて葛作りに使われていた道具も展示されていました。

100年ものの葛は今も当時と変わらない品質を保っており、食べても問題ないんだそうです。そのお味がとっても気になりました……。

若狭鯖街道熊川宿資料館 宿場館
住所 福井県三方上中郡若狭町熊川30-4-2
開館時間 9:00~17:00
休館日 月曜日(祝日の場合は開館) ※冬季は変更あり
参考サイト https://www.fuku-e.com/010_spot/?id=214

全長1km程度の熊川宿は他にも見どころたくさん

熊川宿は、「道の駅 若狭熊川宿」から端っこの「孝子与七の碑」までだいたい1km程度。ゆっくり歩いても20〜30分程度で散策できるので、天気がいい日は端から端まで歩くと、色々な発見がありますよ!

例えばこちらの大岩(子守岩)。

昔は登って遊ぶ子供の姿もよく見られたとのことですが、不思議と怪我をする子供がいないんだとか。一説には、向かいにある「権現神社」のご利益だと言われているのだそう。

他にも、「熊川陣屋跡・熊川町奉行所跡地」や、

赤色の格子が美しい、昔ながらの建物が特徴的な旧問屋「菱屋」、

熊川宿が設けられた頃に造られた用水路「前川」、

この地の氏神である「白石神社」など、熊川宿の歴史に想いを馳せることができるスポットがたくさんあります。

端っこにある「道の駅 若狭熊川宿」では、お土産物を買ったり、ご飯を食べたりすることもできます。

実はこの日、散策後にお腹がすいたので、人気No.1だという「熊川くずうどん」を食べようと思っていたのですが、到着した時には既に閉店しており大後悔。次回は絶対に食べたいと思っています!

道の駅 若狭熊川宿
住所 福井県三方上中郡若狭町熊川11-1-1
営業時間 売店 9:00~18:00(3月~11月)
9:30~18:00(12月~2月)
食堂 9:00~16:00(3月~11月)
9:30~16:00(12月~2月)
定休日 3月・6月・9月・12月の第2木曜日、年末年始(12/29~1/3)
参考サイト http://kumagawajuku.jp/

「サバカフェ」で名物「サバサンド」を食べる!

熊川宿のランチで必ず名前が挙がるのが、ここ、「Saba*Cafe(サバカフェ)」。名前の通り、鯖をメインとした料理を提供しているお店です。

実はこの日、お店のご都合で残念ながら取材することができなかったのですが、後日お写真とお話を伺うことができました。

店内はこんな感じ。

外観もそうですが、とってもおしゃれですよね。何時間でもいられそうな落ち着いたカフェという雰囲気。

看板商品はこちらの「サバサンド」!

「他店にない物を作りたいと思い、トルコのサバサンドをアレンジして鯖とパン、オリジナルソースを考えました。」とのこと。

サバサンドが大好き!という知人にもリサーチしたところ、「若狭特産の”柑なんば”を使った、特製マヨネーズが美味しい!レモンを絞ってさっぱり食べるんだよ」と教えてくれました。

※柑なんばとは…若狭産獅子ゆずとコシヒカリを使った米麹に、唐辛子を入れた、福井県特産の柚味噌

その他、サバサンドに挟んでいる具材をご飯にのせたサバサンド丼もあります。

また、鯖はちょっと苦手…という方も安心!自家製ベーコンステーキやオリジナルタコライス、パスタなどもありますよ。カフェメニューとして、フランスパンを使ったフレンチトーストや手作りケーキ、パフェなどがあり、ドリンクも充実しているので、観光中の休憩にも良さそうですね。散策途中に立ち寄ってみては?

Saba*Cafe
住所 福井県三方上中郡若狭町熊川12-16-2
営業時間 11:00~16:30
定休日 火曜・水曜・不定休・冬季休業あり

参考サイト:ぐるなび

福井県唯一の国宝建造物「明通寺」

熊川宿に来たなら、ちょっと足を伸ばして「明通寺」を訪れるのもおすすめ。熊川宿から車で20分ほどの場所にあるこのお寺は、なんと、福井県内で唯一の国宝指定建造物があるお寺なんです。

駐車場を出て棡橋を渡り、少し歩くと、大きな山門(仁王門)が見えてきます。

つくられたのは江戸時代。市の文化財に指定されています。

華美な彫刻が施されているわけではありませんが、木が複雑に組み合わされたその姿はとっても芸術的。

さらに進むと、国宝である本堂と三重塔が見えてきます。

本堂の中では、お寺の方から明通寺の歴史などの案内を聞くことができました。

明通寺は、806年に当時の征夷大将軍・坂上田村麻呂によって開かれました。「討伐によって失われた多くの魂を弔いたいという懺悔の気持ちから、平和とすべての人々の幸福を願ってこの場所にお堂を建てたのがそもそもの始まりである」とのこと。

しかし、現在は当時の建造物などは残っておらず、国宝の本堂も三重塔も鎌倉時代中期に再建されたものです。

現在の明通寺でもっとも古いものは本堂にある3体の仏像で、いずれも平安時代後期に作り換えられたと言われており、すべて国の重要文化財に指定されています。

また、かつての明通寺は現在よりもずっと規模が大きく、遠くから祈祷に訪れる人も多かったと言います。その証拠に本堂には、祈祷内容などを記した札「如法経料足寄進札(にょほうきょうりょうそくきしんふだ)」も残されていました。

明通寺では400枚もの「如法経料足寄進札」が現存しており、国の重要文化財に指定されています。

本堂の中は薄暗かったので、建物の様子がわかりづらかったですが、外から見ると、こちらも山門と同様、木が複雑に組み合わされていることがわかります。釘を1本も使わずに組み上げられているそうで、大きな地震があっても、全くズレが生じていないそうです。昔の高度な建築技術には驚きが隠せません。

明通寺ではその他に、国の重要文化財である「不動明王立像」や市指定の天然記念物「かやの大木」を見ることができます。

▲かやの大木

国宝の本堂、三重の塔をはじめ、数多くの文化財を間近に目にすることができる明通寺。きらびやかな装飾があるわけではありませんが、だからこそ、歴史の重みを強く感じることができました。

明通寺
住所 福井県小浜市門前5-21
拝観受付 9:00〜17:00(年中無休)
参考サイト https://myotsuji.jimdo.com/

断崖美を堪能する50分間のクルージング「蘇洞門めぐり遊覧船」

絶景を楽しみたいなら、明通寺からさらに足を伸ばして、若狭湾の景色を堪能できるクルージングに行くのもおすすめ!

続いて向かったのは、明通寺から車で20分ほどの場所にある、「若狭フィッシャーマンズワーフ」。

ここから、50分間の「蘇洞門」クルージングに出かけます!

「蘇洞門」とは、小浜湾の東側に位置する内外海(うちとみ)半島北側の海岸にある海蝕洞のこと。若狭湾国定公園を代表する景勝地であり、昭和9年には国の名勝にも指定されている場所です。

今回は、少し小さめの船「のちせ」に乗船!

せっかくなので美しい景色をより堪能するため、2階のデッキに上がります。

すごい!絶景!!!

と、言いたいところですが、この日はあいにくの悪天候。雨が強く、もやもかかっていて、抜群のコンディションとは言えませんでした。

海も荒れていたため、残念ながら「蘇洞門めぐり」ではなく、「小浜湾めぐり」にルートが変更に。

蘇洞門めぐりでは、フィッシャーマンズワーフを出航し、小浜湾を出て内外海半島北側の海岸沿いを航行しますが、小浜湾めぐりは、その手前の小浜湾をぐるっと一周するというルート。

蘇洞門の絶景を楽しみにしていたので残念ではありましたが、小浜湾めぐりもなかなかでした!

まるで双子のように佇む「双児島」や、

▲一番左が「蒼島」。右2つは島に見えますが、実際は陸地。

「暖地性植物群落」として天然記念物に指定されている「蒼島」など、約45分に渡って小浜湾の自然を堪能することができました。

また、船内では、小浜の歴史や文化などについてのアナウンスもあり、丁寧な解説を聞きながらクルージングを楽しむことができました。

しかし、晴れていればさらなる絶景を目にすることができます。

▲夫婦亀岩

例えば、こちらの「夫婦亀岩」。同じような大きさの亀が2匹重なっているように見える奇岩です。近くまで寄ってみると意外と大きいんだとか。

クルージングの終着点では、蘇洞門めぐりを代表する名勝「大門小門」が待ち受けています。

▲大門小門

日本海の荒波の作用だけで岩が削ぎ落とされたこの絶妙な造形美は一見の価値あり!

そのほか、唐船島や白糸の滝など、自然が作り出した蘇洞門の絶景が見られます。

スタッフの方に聞いてみると、おすすめのシーズンは7〜8月とのこと。冬になるとどうしても海が荒れてしまい、蘇洞門まで出ることができない日が多くなってしまうそう。

ですが、荒波の中のクルージングも、アトラクションのように揺れを楽しむことができたので、よかったです!

船を降りたあとは、お土産の購入や食事をするのもいいかも!

「鯖のへしこ」(鯖を塩漬けして、糠漬けにした保存食)や

「小鯛のささ漬」など、

福井の特産品がたくさん置いてありました。2階にあるレストラン「海幸苑」では、目の前に広がる小浜湾を眺めながら、海鮮丼や近海産のお魚を食べることができます。

若狭フィッシャーマンズ・ワーフ
住所 福井県小浜市川崎1-3-2
営業時間 4月~11月 8:30~17:00
12月~3月 9:00~17:00
参考サイト https://www.wakasa-fishermans.com/sotomo

嶺北の観光地ほどメジャーではないものの、歴史の奥深さや、その名残を感じられる景色を知れば、必ず感動するはず!

熊川宿を舞台に、歴史や文化をじっくりと味わう大人旅に出かけてみませんか?

ライター:江戸しおり
撮影:本多啓介(一部「福井県観光写真素材集」「Saba*Cafe」「若狭フィッシャーマンズ・ワーフ」様提供)

福井県のローカルメディアDearふくい