【狂気】日本経済新聞のサウナイベントがスゴかった【レポート】_PR

こんにちは。無類のサウナ好きで「だいたい週8回は銭湯に行く」などとあちこちで放言していたところ、
「本当かよ」と言われたのでちゃんと数えてみたら週に9回銭湯に行っていたヨッピーです。

昼間テルマー湯の休憩室で仕事して、寝る前にまた銭湯に行く生活をしているとそうなります。

さてさて、そんな風に「ほぼ毎日銭湯に行く」という生活をかれこれ15年くらい続けている僕からすると、「空前のサウナブーム」などと言われても「ブームというか、それが当然では?」「むしろまだ足りてないのでもっと行くべき」などと騒いでいるのですが、そんな無類の銭湯好き、サウナ好きの僕ですら熱量にちょっと引いてしまうイベントが今年もやって参りました。

じゃん!
それがこちら!日本経済新聞社が主催するサウナ×ビジネスのイベント、「NIKKEI INNOVATIVE SAUNA」です!
上の画像には「サウナで脳を焼かれたのかな?」という感想しか出て来ないのですが、これも立派な公式サイトのロゴでございます。

NIKKEI INNOVATIVE SAUNA
https://adweb.nikkei.co.jp/innovativesauna/

ロゴもたいがい狂っているのですが、このロゴだけだと本当に意味がわからないので、公式サイトの説明文を見てみましょう。

サ神。

出雲の地で、ととのう。

その先に見える世界とは。

ビジネスの神様、アイデアの神様と、ブレストができるかもしれない。

神がかったアイデア、ブレークスルーを生み出せるかもしれない。

第3回日経イノベーティブサウナの舞台は、出雲。

サウナとは陽であり、
水風呂とは陰である。

どちらかが欠けてもまったく意味をなさない。

陰陽二つの相反する性質が衝突することにより、
カオスを生み、そして調和し、宇宙の万物をつくる。

サウナから、新しい何かが生まれることは必然であり、
その力をビジネスに引き込むべきなのは自明である。

すごい!
本当に狂気を感じる!

…というわけでこのままだと何が何やらわからないので、ちょっくら第三回の様子をレポートしたいと思います!

まずは会場から

今回の会場は「GARB」や「GOOD MORNING CAFE」などを手掛ける株式会社バルニバービが2023年5月、島根県出雲市に新しくオープンした「IZUMO HOTEL THE CLIFF」です。

■IZUMO HOTEL THE CLIFF
https://hotel-the-cliff.jp/

「THE CLIFF」の名前の通り、崖っぷちに建設された客室は全室オーシャンビュー&露天風呂完備で美しい夕焼けが楽しめる。

もちろんサウナ水風呂完備でこちらもオーシャンビュー!

このオープンしたてのホテルを会場にして、

・みんなでサウナに入ってととのったあと
・「日本を元気にする」をテーマにディスカッションをし
・その提言を日経新聞の朝刊にばばんと載せよう

というのが本日の趣旨です!

ばっちりサウナをキメる参加者の皆さん。

会場ではしゃぐ僕。

なんと軽トラックを改造した「サウナカー」も会場にありました。
キャンピングカーのレンタルなどを行う、Carstayさんのご協力で会場に持ってきたらしい。

うおおおお!薪サウナのキャンピングカーだ!!これも普通に借りられるんですか??


もちろん借りられますよ。


やべえ!借りたい!


うおおお!しかもそんなに高くない!普通のレンタカー並の値段じゃないですか!これ全然アリですね!
実は僕、テントサウナを持ってて、最初の内はあちこち持ってくのが楽しかったんですが、段々設営が面倒臭くなってくるんですよ……!設営も撤去も面倒臭くて……!


それ、よーくわかります(笑)例えば友達何人かでアウトドアサウナをやる時に、1台この車があるとすごく楽ですよ。もちろん公道も走れますし。テントサウナを積んでるキャンピングカーや、このサウナカーようにサウナを楽しめる車両が全国に21台あるので、サウナ好きの人はぜひ!

■Carstay
https://carstay.jp/


なるほど、ユーザーが自分のキャンピングカーなんかを登録しておいて、借りたい人とマッチングさせるわけですね。賢いな~~。キャンピングカーって、持ってる人も別に毎日使わないですもんね。使ってない時間を人に貸して収益を産むのはありがたいですよね。


そうなんです。しかも、普通にキャンピングカーを借りるより断然安いですよ。


わかる。仕事で借りたことがあるけどキャンピングカーってめちゃ高いですよね。このビジネスモデルは賢いな……。僕が思いついた事にしていいですか?


ダメです。

更に、「SAUNA CUBE」というトレーラー型のサウナを発見!


トレーラー型のサウナ!つまり、移動できるってことですか??


その通りです!


ご覧の通りタイヤもついてますし、ナンバープレートも取得してあります。


でも、サウナを移動させる事ってあります……?


良い質問ですね。例えば今回のようにイベント会場に持ち込む場合なんかが考えられるのですが、こちらのサウナはあくまで「車」っていう扱いで、「建築物」ではないんですよ。なので本来は建物が建てられないような場所にサウナを作る事が出来たりします。


こういうの見たことないですか?


あー!あるある!


公共の空間って、「使用許可」って言ってその場を使用する許可は取れたとしても、そこに建物を建てる事は普通出来ないので、こうやって「建物ではないトレーラー」を設置する事で喫煙所を作ったりとか。


なるほど……!


他にも、例えば市街化調整区域って法律上は建物が建てられないんですけど、そこにトレーラー型のトイレを設置したり。我々トレーラーハウスデベロップメントはこういうトレーラー型のサウナに喫煙所、事務所にトイレ、ホテルの客室まで作ります。


じゃあ、このトレーラーならどこにでもサウナが置ける……?


はい。置けますよ。例えばキャンプ場が国立公園の中にあったりすると様々な規制があって建物を建てるのが難しかったりするのですが、このトレーラー型なら問題なく設置できます。


なるほどな~~。このビジネスモデルも賢いな~~。僕が思いついた事にして良いですか?


ダメです。

僕がゴネている間にすっかりととのいはじめる参加者の方々。

ちなみに本イベント公式飲料「ポカリスエット イオンウォーター」は飲み放題であります。
すっかりサ活の定番ドリンクとして定着したイオンウォーター、脱水を防ぐためにもサウナ前とサウナ後はしっかり摂取して頂きたいところですが、個人的におすすめしたいのは「お酒を飲んだあと」に飲む事です!

 

いやほんと、サウナーにはすっかりお馴染みですが、お酒を飲んだあとにもぜひイオンウォーターを飲んでください!

 

会場には他にもウィスキングがあったりで万全の体制です。

面白かったのがこの鐘をチーンって慣らして頭のまわりをグルグルして貰うやつで、なんか変なところに意識を持っていかれそうになりました。宇宙まで連れていかれるかと思った。

そしてワークショップ

すっかりととのったらワークショップの時間!
参加ゲストは御覧のようにそうそうたるメンバーなのですが、これらの方々とグループを作り、テーマに沿って「どうすれば日本が元気になるか?」を考えます。

僕は「地方創生」に興味があったので、「地方創再生で日本を元気にする」がテーマのグループBにちょっと混ぜて貰ったりしました。

そしてグループで話し合った案を元に、提言をまとめます。
この、グループBの「地方創再生で日本を元気にする」チームの提言としては、

・週休3日制
・リモートワークの推進
・副業の解禁

などを進める事で、
「都会と地方の良いところ取りの生活」とか、
「IT業界で働きつつも、週末は農業にたずさわる」とか、
住む町、仕事、人間関係などが多極化・多様化する事でみんなハッピーになれるのではないか、というような内容であります。

これ、僕自身もすごく実感している事ではあるんですが、東京に住んでIT業界に身を置きつつ、地方の案件で田舎に行って古民家の再生どうしよう、みたいな話をしてるとメリハリが効いてすごく充実するんですよね……!

普段インターネットのパソコン仕事をしていますが、こないだはデカいハイエース借りて残置物をえっちらおっちら廃棄場に運びまくるゴリゴリの肉体労働をしたりしておりまして、その辺の温度差がサウナ→水風呂みたいなものなのか、ものすごくリフレッシュ出来ます。

いやほんと、普段デスクワークの人はたまには肉体労働をした方が良いと思う。逆に普段肉体労働の人がたまにデスクワークやるのもよさそう。寿命が延びるにつれて、「一生涯でひとつの仕事をやりとげる」という時代でもなくなるだろうし、今後そういうのが当たり前になってくるのではなかろうか。仕事も住まいも人間関係も、多様性が無いとひとつでもつまづいたら詰んじゃいますしね。多極化及び多様化はリスクヘッジにもなるはず。

気になる提言は、

6月28日(水) 日本経済新聞朝刊の真ん中らへん、見開きでばーんと掲載されます!

協賛企業のひとつ、「カケハシスカイソリューションズ」の中川社長がいたので話を聞いてみました。


参加してみてどうでしたか。


いやもう最高やね。僕がサウナにがっつりハマってね。サウナきっかけで色んな知り合いが増えたんだけど、今日は本当に勉強になりました。


社長、サウナにハマりすぎてサウナー採用とかやってましたよね。


夕方のニュースでも取り上げられておりました。


そうそう。「サウナーは全員いい人だ」っていう確信があるんですよ。だから新卒採用もサウナーから選ぼうっていう。


それ絶対偏ってると思うけどな。


いや、絶対あると思う!今日なんかまさにそうだけど、やっぱりサウナが好きな人ってエネルギッシュでタフだし。こういう人達と一緒にディスカッションして、一緒にサウナに入って、それでお友達になれるっていうのはすごい価値ですよ。


でも確かに、サウナ好き同士って友達になりやすいですよね。この日経サウナも参加者同士がえらく仲良くて、イベント以外でも勝手にみんなでご飯食べに行ったりサウナ行ったりしてますし。


来年も絶対協賛しようと思ってるので、今から予算確保しておきます。


気が早いな。

そして協賛社紹介

そして協賛社の紹介。こちらはイベントの発足からずっと協賛してくれていて、国内112店舗でピラティススタジオを展開するzen placeさん。

日本経済新聞本誌との連動企画なんかもあったりするらしい。

サウナーの間では流行りつつあるCBD関連商品も展開中!「最近、なかなかリラックス出来ないんだよな~」「もっと睡眠の質をあげたい!」という方はぜひサウナと一緒に試してください!

そしてこちらはWELLNEST HOMEの芝山セイラさん。

WELLNEST HOMEは「100年長持ちする高気密高断熱の家」をテーマに、一年中快適で健康な暮らしができる「よい家」を提供する会社だそうです。

「世界に通用する家を作ろう」と住宅先進国であるドイツに視察に行ったお話を皮切りに、柴山さんが「いかに日本の住宅が世界基準から遅れているか」を力説されていたのですが、それを聞いた中川社長がえらく感動して泣きそうになってました。


熱い……。ええ話や……。やっぱりサウナーは最高や……。


単純すぎるなこの人。

 

そうこうしているうちに日が暮れ、美しい夕日を見ながらみんなでしこたまお酒を飲むのでした。
今後も日経新聞ではサウナを切り口にした企画を検討していくようなので、
「我こそは!!参加したい!!」と思う企業の方々などいらっしゃいましたら僕にでも連絡ください!

一緒にサウナ文化を盛り上げていきましょう!