初めまして、numaです
毎日仕事に家事に子育て。現代人ってクソ忙しいですよね。
だからあれこれやりたいことがあってもついつい後回しになってしまいがちです。
あーあ チルでエキサイティングな激安施設が家の近くにあればいいのにな〜
ありました。サバイバルフィールド「TENKOO(天空)」です。
TENKOOは東京都八王子市にあるサバイバルゲームフィールド。コンセプトは「大人が童心に戻れる場所」。
東京都にある市街地を模したフィールドはTENKOOだけ。こだわりのコンテナの中で撃ち合ったり、車に隠れたり、茂みに潜んだり
なんでもフィールド全体を創設者がほぼ一人で手作りしたという、狂気じみた情熱の賜物となっています。
さらには自前のキャンプ用テーブルやチェアなどを持ち込んで、サバゲーしながらデイキャンプ気分を味わえる珍しいフィールドとなっており、お昼はキッチンカーで最高の食事も。
ゲームの合間にコーヒーを沸かしてチルったり、ハンモックでぷらぷらしたり、マシュマロ焼いちゃったりと多様な楽しみ方ができます。
空の広さとフィールドからの眺望には定評があります。
早速、サバゲーの1日の流れに沿ってご紹介していきます!
サバゲーフィールドTENKOOで遊びつくす
まずは当日の参加券と昼食券(任意)を購入します。
TENKOOの料金(2022/6現在)
税込 | 平日 | 休日 | 昼食 |
男性 | 3000円 | 3500円 | 600円 |
女性 | 1000円 | 2500円 | 600円 |
初心者支援
希望者には無料の初心者講習が行われます。
珍しく取材日には初心者がいなかったため写真はありませんが、構え方や撃ち方などを習ったり、どうやって敵を見つければいいかを参戦前に教えてもらえます。
復活制度
サバゲーは一度死んでしまうと復活できないので、初心者には少し厳しいルールになっています。
それを解消するために、TENKOOでは初心者に一度復活ありのルールを設けています。
これで心置きなく突撃できます。
レンタル
手ぶらできても大丈夫。装備や銃は展示されている中から好きなものを選べます。
レンタル料金表
レンタル銃 | スタンダード | 2000円 |
ハイサイクル | 2500円 | |
ゴーグル | フェイスマスク付き | 500円 |
バッテリー・マガジン | 500円 |
朝礼
時間が来たら朝礼からスタート。では設備やルールに関して大事な説明が行われます。静かに傾聴しましょう。
ルール説明
サバゲーの基本ルールは
・試合中にゴーグルは絶対、絶対、絶対外さない
・空中の弾が体に触れたらアウト
・被弾したら「ヒット!」以降発言禁止
・敵はまっすぐ狙って撃つこと
・敵の全滅か敵陣奥の目標を目指して争う
暴言や破壊活動などの紳士的でない行為も当然禁止です。
細かいルールは色々ありますが、これだけ覚えておけばとりあえず初めてのサバゲーで白眼視されることはありません。
ゲームスタート!
サバゲーにほふく前進や迷彩服のイメージはありませんか?結構こんな感じでOKなんです。
今ナウいのは「アロハ」です。
アロハは僕だけではありません。夏場はアロハでサバゲーが最近流行っているんです。
ゲーム開始から15秒もするとそこら中で撃ち合いが始まります。
撃ち合いを制するのは気合がある方でもなく、運が良い方でもなく、上手い方です。
単純そうに見えてサバゲーは奥が深いので、みんな平日の真っ昼間からエアガンを持って大はしゃぎしているわけです(現在気温35℃)。
(マイカー)セーフティで休憩
セーフティ(休憩したり装備を準備するエリア)では人が密集しがちになります。
そこでTENKOOはコロナ対策の混雑緩和の試みとして、来場者に自家用車の周りをセーフティとして使ってもらう「マイカーセーフティ」という制度を導入しています。
私も今回はそのマイカーセーフティに装備を展開しました。
中にはこだわり抜いたバイクで参戦している猛者もいます。
まずは暴力的な猛暑(最高気温36℃)と6月の直射日光に耐えるため、日除けのタープを展開して。
次にテーブルとチェアを展開しました。
その他に大量の水や工具を持ち込んでいますが割愛です。水は夏場のサバゲーには6リットル持ち込みましょう。先生との約束です。
夏場にあの重たい銃持って走り回るのは本当にしんどい。特に夏場のサバゲーで無理は禁物です。
そうだ、アレを出そう。
気温は冗談みたいに暑いけど、ハンモックに揺られると体の上下を山間の涼しい風が吹き抜けるから汗が一気に冷えてめっちゃ気持ちいい。
※真冬に来たときに朝礼で「今日は朝から寒波で水道が全部凍ったので午前中はトイレが使えません!」と言われたことがあるくらいに山です。肛門を試される大地、八王子。
お昼休み
お昼休みになるとキッチンカーが到着して温かいカレーなどが提供されます。
キッチンカーの運営元のSASUKEは営業母体がお肉屋さんらしく、カレーのときも、メニューがカレー以外のときも、お肉がとても美味しいです。
どうりで高品質なお肉を惜しみなくガンガン使えるわけだ。
店主のサスケさんはサバゲーマーの胃袋を過大評価しているので、孫に対するおばあちゃんみたいなノリでご飯をよそってきます。
よっぽど空腹でない限りご飯は少なめにしておかないと多分午後走った時に吐きます。ちなみに大盛り無料です。たぶん1000kcalを余裕で超えるので「大盛り」はなくて「メガ」とか名乗ってほしい。
ちなみに別の日には角煮丼もカレーと同じ600円で選べたりします。
日によってチキンオーバーライスだったりタコライスだったりします。
通常セーフティはコロナ対策のため黙食ですが、マイカーセーフティ利用者は談笑しながら食事可能です。
お湯や電子レンジもあるので、コンビニなどで買った食事を持ち込めば暖かいご飯を食べられます。
さて、お腹もいっぱいになったし、午後のゲームまではまだ時間があるので食後のコーヒーを淹れます。
※火元は絶対に離れないでください
お湯が沸きました。
ブレンディを投入します。
道中で買ってきたロックアイスをぶち込みます。
Ah… Chill……
首がもげるほどわかる。
戦ったあと、ハードボイルドな気分で外気に触れながら吸うタバコほど美味いものはない。
真夏の午前5時に首都高のパーキングで朝焼けを見ながら吸うタバコと同じくらい美味い。
午後のゲーム
午後のゲームも午前のようにガンガン戦っていきます。太陽が頭の直上でギラついており、体感気温は40℃ぐらいあります。
おっさん達がやたらと元気です。その体力はどこから来るのでしょうか。
満腹で走ったのでお腹の中が大変なことになっています。
もうね、ここまで来てる
時刻は16時。休日の定例会(一般参加ゲーム)はここで終了となり、それぞれ装備を撤収して帰宅します。
ですが、平日はここから料金変わらず第二ラウンド、19時までの夜戦が始まります。
だんだん日も落ちてきました
八王子の街明かりもきれいになってきました。
そしてキャンプといえばあれですよね!
焼きマシュマロですよ焼きマシュマロ。
さっきのバーナーで焼いていきます。
いい感じに焼けました!いざ実食
うんまっ!!
一日走り回った後にマシュマロの甘さが五臓六腑に染み渡りまくります。
これは他の人にも伝えねば!と思いその辺にいたお兄さんを捕まえてきました。
「止まらん」
「初めて食べた」
「嘘だろおい」
とか言っていたらもう暗くなって何もカメラに写らなくなったので取材はここまでです。
そして帰宅。
3休日分は遊び倒した気がする……。
まだまだある、TENKOOの特徴
レディファースト
まず女性の利用料金は割安です。平日に至っては朝から晩まで遊んで1000円です。一周回って詐欺みたいな料金です。
最近は他のフィールドでも増えてきましたが、TENKOOには清潔な女性更衣室・トイレが早い段階から整備されていました。
汚い男の遊びというイメージがありがちなサバゲーですが、女性にも使いやすいような配慮がみられます。
コロナ対策
本来昼食はゲームの内容や感想などを言い合いながらワイワイ食べたいものですが、このご時世なのでTENKOOではセーフティ(装備をいじったり休憩したりする場所)での食事は黙食です。早くこんな時代が終わるといいですね。
サバゲーは紳士のスポーツ。紳士たるものルールは遵守します。席には嘘みたいに静かな時間が流れています。
その他の対策もサバイバルゲームフィールドの中ではかなり厳密に取られており、例のレインボーステッカーも取得していました。
サバゲーしながらチルにキャンプ気分を味わえて、まさに「大人が童心に戻れる場所」。
サバゲー以外にも楽しみ方色々なTENKOOにぜひ行ってみてください! 休日は基本的に満員なので平日がおすすめです。
TENKOO施設概要
公式HP:https://tenkoo.tokyo/index.html
所在地:東京都八王子市高月2205
アクセス:
中央自動車道(中央道)八王子インターより15分
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)あきる野インターより10分
JR・京王八王子駅→加住小学校前下車→徒歩10分
JR・西武拝島駅→高月整形外科下車→徒歩15分
事前予約で拝島⇆TENKOOの送迎シャトルバス利用可能
【追記】
8月1日、フィールド内にキャンプ場が正式オープン!都心の夜景を眺めながらキャンプができるように……!
詳しくは以下のサイトよりご確認ください。
https://camp.travel.rakuten.co.jp/properties/140