いつもお世話になっております。サラリーマンライターの赤祖父と申します。
SPOTの過去記事にもよく出演した我が息子ですが、今やもう8歳になりました。
(↑この記事のときは4歳! 子どもはデカくなるのが早い……!)
昨今旅行も行きにくい時代になってしまいましたが、そんな中でも我が息子、週に1〜2回は銭湯に連れて行けとせがむ銭湯ヘビーユーザー小学生に育ちました。(なお学校の友だちにはその趣味は秘密にしているそうです)
今回はそんな息子本人に、実際に行ったことがある中で印象に残っている、気に入っている、他人に教えたい、などのオススメ銭湯を子ども本人の目線から評価してもらうことにしてみました。
ご紹介する銭湯について
●息子本人が本当に選んでいます。選評も本人の談となりますが保護者目線のコメントも補足させていただきます。
●基準は、息子が訪れたことのある銭湯で覚えているorオススメであることですので、私の生活圏の関係上23区西部に偏っています。ここもいいよ〜!という情報がありましたら是非Twitterで教えてくださいね!
●今回は「スーパー銭湯」は除外しており、普通の銭湯を対象にしています。ただ、一般的に子連れの場合スーパー銭湯は普通にオススメです。迷ったらスーパー銭湯が無難だと思います!(ただし年齢制限のある施設もあるので注意!)
桜台【久松湯】
子ども本人コメント
「キレイで豪華だったから行ってみるのはおすすめです」
保護者コメント
あまりに素晴らしいために『昼のセント酒』などのドラマなどにも出ました。普通の銭湯と同じ値段でいいのかと申し訳なくなるほどです。子連れでも安心の清潔感と、ぬるい炭酸泉があるため湯温リスクも無いです。「これ銭湯?!」とビビるのでぜひ一回訪れてみてほしいです。
久松湯
住所: 東京都練馬区桜台4-32-15
営業時間: 11:00〜23:00(最終受付 22:30)
定休日:火曜日
料金:大人480円 小学生180円 未就学児80円 (サウナ別料金:400円)
落合南長崎【栄湯】
子ども本人コメント
「色がなんかすごかった。あと鉄道模型の店が楽しかった」
保護者コメント
栄湯は照明が凝っていて幻想的というか銭湯らしからぬ雰囲気が良かったと思います。また清潔で安心して利用できます。
更に、落合東長崎駅から向かう途中に鉄道模型メーカーのKATO社のショールームがあり、鉄道好きな子どもでしたらここに寄るコースで半日おでかけとして成立する良さがあります。
ホビーセンターカトー東京という施設で、子どもからガチのマニアまで集うかなりの大型施設です。
中のレイアウトもかなり広く、また操作体験などもできます。鉄道にあまり興味が無い子でも楽しめそうです。うちの息子がゴリゴリに鉄道が好きなのでそりゃもうテーマパークのように楽しめました。カトー→栄湯のコンボ、超オススメですよ!
栄湯
住所: 新宿区西落合2−6−2
営業時間:15:00~24:00
定休日:月曜日、金曜日
料金:大人480円 小学生180円 6歳未満80円
東中野【アクア東中野】
子ども本人コメント
「夏はプールが最高!」
保護者コメント
東中野駅からすぐの銭湯です。なんと言っても屋外プールがあるのが特徴。全裸で水泳できる数少ない施設で、サウナーの人も遠慮なく頭から潜ることができます。
プールは子どもの足がちょっと届かない深さなので保護者として常に気をつけてあげたいところです。水風呂として利用している方に向けたマナー(バタ足に気をつけるなど)や、あまりの長時間利用は迷惑になってしまうのでそのあたりを留意したいですね。
栄湯
住所:東京都中野区東中野4-9-22
営業時間:15:00~24:00
定休日:月曜日
料金:大人480円 中学生380円 小学生180円 未就学児80円
(サウナは入浴料別途 +タオル込み 大人500円 中学生400円)
西東京市【庚申湯(こうしんゆ)】
子ども本人コメント
「何回来ても良い。特に露天風呂が良いので、来るのは露天があるほうの日だけがいいな。ぼくは常連のつもり」
保護者コメント
ちょっと郊外の西東京市、田無駅から少し歩きます。もし自家用車ユーザーでしたら車で行くのもオススメな銭湯です(都内は案外車で行ける銭湯が少ないので……)。
ここは今我が家がベスト3に通っています。露天風呂は週替りで男女が入れ替わるので露天風呂のある側の日を狙っていっています。清潔感もあり、常連さんも優しい人が多いのでよく話しかけられることも。身も心も温まる銭湯です。
好きすぎて庚申湯の絵まで描いてくれました。
庚申湯
住所:東京都西東京市芝久保町1-13-2
営業時間:15:00~23:00
定休日:月曜日、第一火曜日
料金:大人480円 小学生180円 未就学児80円 サウナは入浴料+200円。
西荻窪【天狗湯】
子ども本人コメント
「猫に会えてラッキーだった」
保護者コメント
西荻窪から徒歩10分程度になります。なんと言ってもタイミングによっては看板猫に会えるのが楽しみです。露天風呂はありませんがぬるめの湯船があるので子連れでも安心だと思います。
実際にナデナデさせてもらっている息子。
天狗湯
住所:東京都杉並区西荻南1-21-4
営業時間:15:45〜23:45
定休日:火曜日、金曜日
料金:大人480円 小学生180円 未就学児80円
井荻【井草湯】
子ども本人コメント
「子ども専用の風呂があって付いてるやつが楽しいし、キッズルームがあるのもいいと思う。一番オススメ!」
保護者コメント
この銭湯の特徴は子ども専用の浅い湯船があり、そこに鹿威しのような水で遊ぶ設備が付けられている点で、まさに子連れファーストな銭湯として都内随一なのではないかと個人的にも感じています。露天風呂もありますし全方位的に勝ちです。
設備も清潔で居心地も良く、一時期はこの井草湯にばかり通っていました。トイレも広く清潔なのでおむつの外れていない子どもの処理も可能です。
こんなキッズルームまであって風呂上がりにくつろぐ子どもたちの姿を見ながらのビール、というのも良いものです。
※この写真はコロナ禍前の撮影です
井草湯
住所:東京都杉並区下井草5-3-15
営業時間:14:30〜22:30
定休日:月曜日
料金:大人460円 小学生180円 未就学児80円
(サウナはタオル付きで+440円)
子連れ銭湯における留意点などまとめ
●一般的には子連れの場合はスーパー銭湯が無難ですが、中には子連れ自体NG、おむつ外れしていない子どもNGの施設もあります。事前によくご確認ください。
●異性の子どもの混浴ルールはローカルで異なる場合があります。昨今は「6歳まで」としていることが多いですが、施設によって年齢・学年・身長など基準が異なります。
●銭湯は基本的に子どもを拒否しませんが、清潔に利用できるよう保護者として留意するといいと思います。
●おむつ卒業した子どもは入浴前にトイレにいかせましょう。全裸になって一旦入浴してから急に「トイレに行きたい」と言われがち。
●熱い湯船しかない銭湯は子どもがまったくお湯に入れないリスクがあります。お湯の温度が低めの湯船があるかチェックしておきましょう。
●一方で、限界を知らずに熱いお湯に延々と入れちゃう子どももいます。のぼせているか、水分補給が必要かなどしっかり確認しましょう。
●深い立ち湯や滑りやすい床などもある場合もあるため、子どもから常に目を離さず、かつ子どものペースに合わせて入浴しましょう。子どもを放置して親だけサウナを楽しむとかは控えましょう。マジで。(中学生未満はサウナNGなどの銭湯も多いです)
●歴史のある銭湯でも改装したピカピカの銭湯でも、清潔に掃除してあるかどうかは別です。
●公共の場のマナーを教える場として絶好の機会です。身体にイラスト入りのお客さんなどを指差す等、失礼なことをしないよう保護者として気をつけると良いと思います。
さいごに
ご紹介はほんの一部ですが、それでも子どもの生の声でのオススメをご紹介しました。みなさまもお子様を連れての銭湯、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
それでは良い親子銭湯ライフを!