【天国】メキシコのオールインクルーシブリゾート「カンクン」 5泊7日のバカンス完全ガイド
カンクンはメキシコのオールインクルーシブリゾート。ここで1週間のバカンスを満喫する実例をご紹介。オンザビーチのホテルで優雅な時間を過ごし、グルメとテキーラを堪能。マヤ文明の遺跡を探検したりカリブ海の海賊など冒険心をくすぐる体験もできます。
北海道の道東地方で観光振興のお仕事をしながらライターをしている佐崎 リョウです。オラー!!!(スペイン語でこんにちわの意)
生まれも育ちも北海道なので寒さにはめっぽう強そうに見えますが、本当は寒いのが大の苦手…だから海外の常夏ビーチリゾートが大好きなんです!
そんな僕が今回訪れたのはなんとメキシコ!
皆さんはメキシコにどんなイメージを持っていますか? 治安の悪さがヤバ過ぎるとか、なんとなく怖そうとか、サボテンとテキーラと荒野以外になんかあるの? って感じでしょうか。
そうでしょう、そうでしょう。「メキシコ旅行に行ってくる!」って言うと、親からは全力で阻止されたり、友人からはちょっと引かれるかもしれません。
でもね、メキシコにはあるんです。最高のビーチリゾート『カンクン』というこの世の天国が。治安が良くて英語も通じる、そして美しいカリビアンブルーが無限に広がる楽園が。
しかも多くのホテルがオールインクルーシブリゾート。日本ではあまり馴染みのないこのオールインクルーシブというシステム。実はこれ…『(宿泊料に)全て含まれる』という意味なんです…!(直訳っ!)
いくら食べてもオールインクルーシブ!(全て含まれる)
どれだけ食べてもオールインクルーシブ!(全て含まれる)
死ぬほど飲んでもオールインクルーシブ!(全て含まれる)
よくあるバイキングとかビュッフェ形式と変わらないじゃんと疑ったあなた。甘い…。『レストランで食べ放題』なのではなく、『どのレストランに何回行って何をどれだけ食べても宿泊料に含まれる』が正解です。大げさに言うと、1日に10回レストランをはしごしても料金は変わらないということなんですね!
だからホテル滞在中は、本当にお金の心配がいらないんです!!!
そんなこの世の天国カンクンを訪れること3回目の僕が、5泊7日の最強オールインクルーシブビーチリゾートでのバカンスの過ごし方をご紹介します。
目次
一日目(出発~カンクン到着)
カンクンへのアクセス
メキシコのカンクンへ行くには、羽田空港か成田空港から、アメリカ(ダラスやヒューストンなどいくつかトランジットの選択肢があります)やメキシコシティを経由し、そこからカンクン国際空港へ向かいます。
アメリカへ行くだけでもおよそ14時間以上かかる上に、場合によってはそこで数時間待機し、そこからカンクンまで3~4時間のフライト! 長いけどその先は天国が待っています。
カンクン国際空港に着いたら、ホテルゾーンへは簡単にタクシーが手配できるので心配無用です。(空港の外の流しのタクシーを拾うのはやめて、空港内のカウンターで申し込んだ方が安全!)
ホテルに着いたら食べて寝るだけ
選ぶフライトによっては、ホテルへの到着は夜の8時過ぎということもあり、すぐに休息するのがベスト。
メキシカンビュッフェはまだオープンしているので、軽めの夕食をとったら…。
泥のように眠る!
二日目(オールインクルーシブを堪能)
オンザビーチという贅沢
二日目からが本番! この世の天国カンクンの旅がスタートします。
カンクン旅行の過ごし方で一番のオススメは、なんとホテルから一歩も出ないことなんです。やる気が無いとか時差ボケで辛いとかではなく、全てがここで完結して満足できてしまうから。
しかも1円たりとも1ドルたりとも1ペソたりとも使わないんです!
ちなみに宿泊したホテルは『グランドパークロイヤルラグジュアリーリゾートカンクン』。名前からしても最高すぎる夢のようなオールインクルーシブホテルです。
リゾートにふさわしい白を基調とした内装。ミネラルウォーターもビールも飲み放題! 毎朝清掃の時に補充されます。
『オーシャンビュー』ってあるじゃないですか? 部屋の窓から海が見えるっていう、ハワイとかでよく売りにしてるやつですね。そして『オーシャンフロント』なんて言葉もありますね。でもそれは海が目の前にあるという意味。
ここカンクンの大型リゾートホテルのほとんどは…『オンザビーチ』です。 そしてもちろんプライベートビーチなんです!!!
海の近さでいけば、当然『オンザビーチ>オーシャンフロント>オーシャンビュー』です。最上級にも程がある…。
部屋にいる間はこのテラスで過ごすのが最高。メキシコのビールのXX(ドスエキス)片手に波の音聴いてると帰りたくなくなるんだよなぁ、まだ来たばかりだけど。
はぁ~…。ほんとに当分は日本に帰りたくないわ…。
朝も昼も夕方も夜も全て違った海の表情を見れるので最高なんですが、早朝のこのなんとも言えない淡い感じの色彩も本当におすすめです。
早めの朝食を優雅にキメる
さて、まずはフライトで疲れた体を元気づけるために、朝から優雅なブレックファーストをいただきましょう。
最初はイタリアン。カンクンはメキシコにあるとはいえ世界中から人が集まってくるリゾートなので、いろいろな種類のレストランがあって何日いても飽きることはありません。
取り放題のビュッフェ形式の他に…。
こんなにオシャレでおいしくて映えるメインディッシュも無限に味わうことができるのです。(ここでも一切お金は払いません、オールインクルーシブなので)
カリブ海の美しさを堪能する
日が昇ってくるとめちゃくちゃきれいなカリビアンブルーになっていくんですよ…!
これはもう泳ぐしかないでしょう!
うわぁぁぁ~! 美しすぎる!もっと沖の方の美しい青色をその手に掴みたい…!
無理でした。
僕は全く泳げないので気合を入れて日本からライフベストを持ってきたのですが、この日に限ってたまたま波が強かったので、座れちゃうレベルの浅瀬をパチャパチャするくらいが限界でした。
(それでもめちゃめちゃ楽しかったのでこの笑顔です)
泳ぎ疲れたら、この南国感あふれるベッドで眠るのが一番です!
おやっ…?
なんか飛んでる!
パラセーリングも簡単にできちゃいます! ビーチにあるテントで受付できるのでやりたいと思ったらすぐに乗れちゃう。
(パラセーリングはオールインクルーシブに含まれていないので別料金です。1ドルたりとも使わないと大口をたたいたくせにごめんなさい)
また食べてそして眠る
プールサイドにあるファストフードコーナー。注文してからその場で焼いてくれます。
お腹がいっぱいになったら寝るだけです。(欲求に身を任せるのみ)
起きたらちょうど昼食の時間
昼寝から目覚め、小腹が空いたなと思ったら軽く昼食行っちゃってください。ハンバーガー食べたばかりでそんなにお腹が空いてなくても、ビュッフェ形式のメキシカンがあるからさらっといけます。お金のことは何も気にする必要はありませんので。
プール サイドで優雅な一時
さて、ぐっすり昼寝してたっぷり食べたら、充実のプールライフが待っています。
毎日のように楽しいアトラクションやプログラムが組まれているので、好きなのに選んで参加するのがオススメ!
インストラクターが教えてくれる水中エクササイズが楽しいです。ウノ!ドス!トレス!クワトロ!のリズムが頭から離れない。(ワンツースリーフォーの意)
プールサイドには当然のようにバーがあって、新鮮なライムを絞ったコロナ(ポピュラーなメキシコ産ビール)や定番のカクテル『テキーラサンライズ』を浴びるほど飲めます。
日替わりで開催されているプールパーティでは、ドスエキスも持っていき放題で飲み放題。
そしてカンクンだからといって、いくら飲んでも酔っ払わないなんて都合のいいことはないので、ジュースバーで飲み放題の健康ドリンクも忘れずに。助かる…。
豪勢な夕食も選び放題
さて夜になりました。ここからはパーティー気分は一回忘れて、アダルトな時間といきましょう。夕食レストランはドレスコードがありますので、襟のついたシャツと靴は持っていくべきです。(がっちりフォーマルじゃなくてもOK!)
まずはオリエンタルな和食レストランで『鉄板焼』がおすすめです!
重ねたタマネギに油を注ぎ、火をつけてフジヤマファイヤーとかやっちゃう。(でもけっこう迫力あって楽しい)
この子はこのあとチャーハンへと転生しました…。(おいしくいただきました)
その他にも魅力的なレストランはたくさんあります。定番のメキシカンに…。
絶品の肉料理が楽しめるイタリアンも充実!
マリアッチが遊びに来てくれることもあるよ! (底抜けに陽気&超いい声)
最大の憩いの場、カフェ
そしてホテルのフロント近くにはカフェがあるのですが、ここだってもちろんオールインクルーシブ。
サンドイッチもパンもアイスもコーヒーも自由にテイクアウトできます。
そして、カンクンで働く人はみんな超がつくほど陽気でしかも親切。
「¡Hola!(やぁ!)」と言えばみんな溢れる笑顔で返してくれるし、「アイス食べる? シングルじゃなくてダブルがいいよ? カフェラテも飲む? 俺の作ったサンドイッチも持ってってくれよ! これからどこ行くの?」と畳み掛けてくるんです。
ほんと、カンクンにいると小さな悩みなんてバカらしい。
三日目(遺跡探検とアクティビティ)
ツアーに参加する
三日目はホテルを抜け出して、冒険の旅に出かけましょう!
今回申し込んだのはエクスペリエンス・シカレというツアー会社の、『トゥルム遺跡&シェルハ海洋公園の1日ツアー』。
午前中はマヤ文明の遺跡を探検し、午後からはシェルハ海洋公園でウォーターアクティビティが満喫できるプランです!
トゥルム遺跡を探検
ホテルゾーンからバスに揺られること約2時間ほどで、トゥルム遺跡に到着します。今回は英語とスペイン語の2ヶ国語対応のツアーに参加したのですが、ちゃんと日本語対応のガイドツアーもあるので安心です!
トゥルム遺跡は13世紀から15世紀に栄えたマヤ文明の城塞都市遺跡で、主要な港の役割を果たした場所。だけど今は完全に観光地化しているし、ホテルゾーンから割と近くて人気もあるので観光客で賑わいます。
崩れ去っている建物もあるけど、こんなにしっかりと形が残っている建物も!
こんなに血がべっとりの手形も残っていて、ちょっと怖いけど…。
イグアナだらけ! 本当に至近距離にたくさんいるので最初は襲われないか不安ですが、人に興味ないのか全然問題ありません。
そしてトゥルム遺跡で一番有名な『風の神殿』。美しい青い海と断崖に建つ遺跡のコントラストが人気で、このアングルで写真を撮るのが定番になっています。
ウォーターアクティビティはシェルハ海洋公園で
午後からは、トゥルム遺跡の近くにあるシェルハ海洋公園へ。大自然の入江を活かしたウォーターパークで、 海・川・ジャングルを満喫しながらも、オールインクルーシブで食事とお酒が楽しめるという楽園です。(一部有料のアクティビティもあります)
着いた途端、どしゃ降りのスコールが…。どうせ水に入るので気にしないのが一番!
園内は広大で迷いやすいので、地図の写真を撮っておくのを推奨します。半日の滞在じゃ時間が全然足りないレベル。
写真撮影スポットもたくさん!
ゆらゆら揺れる橋や洞窟もあって、気分はトレジャーハンター。童心に戻って楽しむことができる仕掛けが随所に溢れています。
専用のライフジャケットも貸してくれるので、泳げない人でもこの通り楽しむことができるんです!(水の中はめちゃくちゃ深くて底が見えない場所もあるので、あとは恐怖心に打ち勝つだけ)
シェルハ海洋公園のメインアトラクションはこの川下りです! 泳ぎの達者な人は自らの力で、泳げない人は浮き輪ボートで緩い流れの川を下っていきます。
完全防備で出発! (水に浮く防水のスマホケースは必須です。川の中に沈んだら二度と戻ってこない覚悟で)
マングローブの生い茂る川をくぐり抜け…。
度胸試しの高飛び込みポイントを華麗にスルーし…。
途中で目も開けていられないレベルのスコールに遭遇しても…。楽しすぎるっ!!!
晴れてればもっと気持ちいいんだろうな…。なハンモックも完備。(絶賛スコール中)
スコールが猛烈に降り付けようとも、負けじと陽気な音楽を奏で続ける二人組。
それを華麗にスルーしてご飯にありつく僕。晴れていてもどしゃ降りだったとしても、シェルハが最高なことにはなんら変わりありません。
最後にこの狂ったレベルのウォータースライダー。上下左右の方向感覚を完全に奪い去った挙げ句にやばい勢いで入水させられるので、泳げない方は本当に気をつけましょう…。
四日目(街歩きとショッピング)
街歩きの注意点
ホテルリゾート、遺跡探検、アクティビティと楽しんだら、四日目はカンクンの街歩きとショッピングを楽しむのがおすすめです。
カンクンのホテルゾーンの移動はバスが便利なのですが、運転が荒いことだけが難点。乗車中&降車中でもバスが動き出すので、慎重かつ迅速に注意して乗降してください!
ホテルゾーンならどこでも1USドル(ちゃんとメキシコペソも使える)で行けちゃうし、少し待てば次のバスもすぐに来るので便利です。基本的に全てバス移動でOK!
でも徒歩で散策するのも楽しいので、余裕がある時はバス停の一つか二つは歩いてみるのもいいかもしれません。普通の消防署なのにこんなにアート!
ククルカンプラザで珍しいテキーラを探す
せっかくメキシコに来たので、まずはククルカンプラザにある『アシエンダテキーラ』で珍しいテキーラを探してみるのはいかがでしょうか。テキーラと聞くと日本では『パリピの飲み物』というイメージがあるかもしれませんが、メキシコではもちろんそんなことはありません。伝統的な、みんなのお酒。
店内はテキーラ博物館になっていて、テキーラの原料であるサボテンの収穫の様子や、蒸留する機械が置いてあったり、テキーラの歴史も展示されています。
特徴的で珍しいテキーラの瓶は見てるだけでも楽しいですし、もちろん購入もできます。高いものだけでなくお土産用の小瓶も売っていますし、バニラ味の甘くて飲みやすいテキーラもあるので、バラマキ土産に最適です。
カンクンと言えばプラヤデルフィネス
ホテルゾーンに宿泊している人には、プラヤデルフィネスのような公衆のビーチに来る意味はあまりないのですが、ビーチ以外で必ず来たほうがいい理由があります。
それは、この行列の先にある…。
このモニュメントで写真を撮影すること! カンクンに来たのにここで写真を撮らないなんて、もったいない。後ろにも人がたくさん並んでいるので急がなきゃ! と思うかもしれませんが全く心配いりません。一人で十種類以上もポージングを決め、数分間独占する人もたくさんいます。思うままに自分を開放してください。
意外な穴場スポット、マヤ博物館
マヤ文明や遺跡に興味がないよ! って人にも意外におすすめしたいのがマヤ博物館。
シュールなんだけど可愛くないですか? 歯のキャラクターかな? これをマヤ文明の人たちが作ってたなんて、なんか和みます。
こんな極彩色モンスターも展示されています。
ちなみに、博物館の構内にはマヤ文明の遺跡『サンミゲリート遺跡』があります。
あまり広くなく、木が生い茂っていて割と涼しめなので、ガチの遺跡マニアじゃないけどちょっと見たい程度の方にはすごくおすすめです。
カンクン最大のショッピングモール『ラ・イスラ』
最も新しくて人気のあるショッピングモールが『ラ・イスラ』。大きな観覧車がメインストリート沿いにあるので一発でわかります。
園内は広く、高級ブランドからグルメゾーン、お土産物屋に水族館まで、ここだけで全てが揃います。
いたる所に水路があって、テーマパークのような雰囲気が魅力です。
建物内のちゃんとしたお店は押し売りなんてまずしないので、ゆっくりとショッピングを楽しむことができます。
一番わかりやすいのは、『プラザ・ラ・フィエスタ』。「これぞメキシコ!」なお土産を大量に取り扱っているお店です。
定番のスカルグッズや…。
伝統的なソンブレロ(メキシコのとんがり帽子)。
メキシコで国民的人気のプロレス、ルチャ・リブレのグッズもたくさんあります。(もちろんテキーラやマヤ文明グッズも!)
そして容赦なく太陽が照りつけるカンクンで、少し癒しになるのがこの水族館。館内は涼しいし、なんとなく見覚えのあるツーショットも見ることができます。
大迫力だけど可愛いエイと触れ合うこともできます。触ったらなんかザラザラなんだけどヌルヌル…。ちゃんと裏側の可愛い顔(?)の写真が撮れるように係の人が誘導してくれるのも嬉しいポイント。
入場料とは別料金で、イルカと一緒に泳げるドルフィンスイムも体験できますよ!
五日目(海に遺跡に大冒険! 好きなところに行こう!)
ここまできたら初めてのカンクン旅行は大満足間違いなし! 最後の一日は自分が一番好きなことに使うのがいいと思います。
ビーチでゆったり過ごすのも大正解。
プールサイドでひたすら寝るのだって大正解。
テキーラ・サンライズを飲み続けるのも大正解。
ビーチリゾートで優雅にバカンスを過ごすのがカンクンの醍醐味なので、どれも正解で間違いありません。
とは言っても、じっとしているのが苦手な活動的な人は、さらなる冒険に旅立ってみて欲しいです!
チチェン・イッツァ&グランセノーテ
一番有名なマヤ文明の遺跡が、チチェン・イッツァ遺跡です。だけどめちゃくちゃ遠いので覚悟は必要です。
バスツアーでも片道4~5時間かかるので、実はいちばん有名なんだけどほぼ丸一日かかって疲れ切ってしまうという…。それでも行きたい! という遺跡マニアの方はぜひ行ってみてください。
マヤの最高神ククルカン(羽の生えたヘビの神様)を祀ったカスティージョ(ピラミッド)。いろんな色のオーブ(神秘の球体)を6つか8つ集めてこの祭壇に捧げたら、絶対に何か起こると思いません??(妄想開始)
「ちょっと疲れたな」と思ってこの石の壁に寄りかかったら偶然スイッチが押されて仕掛けが発動し、深い奈落の底に吸い込まれていってしまい、そこには手に宝の地図を持った冒険家の成れの果て(骸骨)があって、取った瞬間にこれまた仕掛けが作動して遺跡が崩れ始め、なんとか脱出して穴から這い出したところ、渋い声の悪役に銃を突きつけられて「おとなしく地図を渡しな?」とか言われて奪われたりとか考えちゃいません? 「今日はツイてないぜ」とかニヒルなセリフを独りごちたくらいのタイミングで相棒がジープで颯爽と迎えに来て、そこから財宝を巡る冒険の旅がスタートすると思いません? 時には裏切り時には甘い言葉で誘ってくる美女も登場してくる! そうは思いませんか!?
はぁ、溢れる…ロマンが…。妄想が止まりません…。
そしてほとんどのツアーでチチェン・イッツァとセットになっているグラン・セノーテ。
差し込む光の角度でセノーテブルーの色味が変化する、神秘的な地底湖なのです!
途中だいぶ妄想が暴走しましたが、そのくらい冒険心をくすぐる場所だということです。男の子ってこういうの好きなんでしょ?
キャプテンフッククルーズ
そしてこれまた男性が大好き間違いなしのクルーズツアーが『キャプテンフッククルーズ』です。
こんなイカした海賊船でカリブ海に出航します。ただの飾りかと思いきや、これが本物の船だということに驚き!
陽気な海賊たちとダンス、ロープアクション、ディナー、海賊の襲来と剣劇(もちろん仕込み)などが盛りだくさんで、最高に楽しいクルーズです。
他にも必見スポットがたくさん…
カンクンを3回訪れていても、全然行き切れないスポットがまだまだあります。
インスタ映え間違いなしのピンクレイク、冒険家気分のエクスプロール、地下河川シュノーケリングができるシカレ、スキューバダイビングの聖地コスメル、眠らないナイトスポットクラブ ココ・ボンゴなどなど…。時間がいくらあっても足りません。
六日目(カンクン空港~帰国)
最高のロスタイム
さて、ここまでカンクンのオールインクルーシブリゾートを心ゆくまで紹介しましたが、終わりの時間というのは必ずきてしまいます。まだ帰りたくない…遊びたいっ! そんな気持ちを抑えられませんが、ここで最高のロスタイム。
例えばチェックアウトは10時まで、部屋は引き払わないといけないけど、フライトは17時とかってあり得るじゃないですか? そんな時…。
チェックアウト後もレストラン利用し放題! 食べ放題!
バーではお酒が飲み放題!
凄すぎるサービスです。本当にいいのかな…? と少し警戒しながら利用するのですが、むしろホテルの方々は「もう帰っちゃうの? 最後まで楽しんで!」って感じで接してくれます。最高かよ。
カンクン国際空港から帰路へ
ホテルゾーンから空港までは行くには、来るときと同様にタクシーがオススメ。ホテルのベルボーイにお願いすれば手配してくれます。
空港には大きなフードコートがあるので最後にメキシカンを味わって帰ることもできます。寿司とテキーラのマリアージュを楽しんで帰ることだってできちゃいます。これが異文化交流ってやつか…。
大規模な免税店もあるので、ここでテキーラを買っていくのもいいですし、雑貨屋も充実しているので買い忘れたお土産はここで買っておきましょう!
ラ・イスラやククルカンプラザにはない商品もたくさんあるので、時間があったら必ず見ていきましょう。(犬かわいい)
帰りはメキシコシティを経由するか、アメリカ(ロサンゼルスやシアトル)を経由して帰るフライトがあります。到着予定時間にあわせて選択してください。
オールインクルーシブ=天国
オールインクルーシブのビーチリゾート、カンクン。言葉にならないほど美しくて、グルメも食べ放題でテキーラパーティし放題。マヤ文明の遺跡を探検したり極彩色の雑貨を楽しむ。これを天国と呼ばずしてなんと呼べばいいのでしょうか??
長期のバカンスって日本人には馴染みがなくて、1週間から10日間の休暇を取ることなんて夢のまた夢なのかもしれません。
だけど毎年とは言わないまでも、数年から10年に一回くらい、これくらいの贅沢をして心も体も超リフレッシュしたいじゃないですか?
総予算25万円~30万円(時期によって変動あり)あれば、渡航費・宿泊費・食事・お酒・ガイドツアー・アクティビティ・お土産全て含めて満喫することができます。
人生の壁にぶち当たった時、迷っている時。一人じゃ抱えきれなくなった時。そんな時は奮発してカンクンの美しいカリビアンブルーに癒やされ、人生変わるくらいリフレッシュしたらいいですよ!(自分がそうでした!)
カンクン、この世の天国なので絶対に行ってみてください!
取材・写真・文章:佐崎リョウ