【衝撃のコスパ】3万円台から移住できるタイの物件を内見してきた

タイ・バンコクの物件、家賃などを知るために、タイ在住のライターが実際に内見に行きました。若い人でしたら家賃込みで月5万円で生活できます。日本に疲れた方は、移住とまでも行かずとも、一度タイでロングステイを経験してみてはいかがでしょうか。

KOH

「間取り図を見はじめたら止まらない」

「王様のブランチが大好き」

そんな不動産フェチな方にはたまらない海外の物件。

今回はタイ在住ライターのぼく、KOH(@Luck81O)がタイの首都バンコクの高級物件を内見しに行きます。

日本ではタワマンと呼ばれるコンドミニアムを取材しに行くのですが、なんせタイの物価はおよそ日本の三分の一。

コンドミニアムなら基本的にプールやジムはどこにでもついているので、日本の家賃が馬鹿らしくなってしまうような暮らしがそこにはあります。

 

そこで今回はバンコクの不動産屋さん立ち会いのもと、価格帯別に5件のコンドミニアム物件にお邪魔してきました!

 

タイに行ったことのない方のために、まずはタイの事情について少し説明しましょう。

そもそもタイの物価が安い

10年前などに比べると経済成長によって物価は上昇していますが、いまだ日本に比べて物価が安いことには変わりありません。

ローカルフードは一食140~210円ほど、タクシーは初乗り約122円、タイマッサージは1時間約700円です。

特に引っ越しや物件に関して日本は平均収入に比べてめちゃくちゃ高額なので、圧倒的に金額差があります。

タイが安いだけではなく、日本が高いというのも念頭に入れておくといいでしょう。

初期費用は実質無料

日本の賃貸不動産では敷金、礼金、仲介手数料などで、家賃7万円の物件に住むにも20万円ほど用意しなくてはならず、敷金も退去時清掃費用として消費するので丸々戻ってくることは少ないですよね。おまけに新生活では家具と家電を揃えるのに数十万円かかったりします。

しかし、タイのコンドミニアム物件のほとんどの場合は、家賃の2ヵ月分をデポジットするだけでよく、よっぽどのことがない限りデポジットは満額戻ってきます。

不動産屋の仲介費用もないので、初月のデポジットに加えて前家賃を支払うだけです。

さらにはほとんどのコンドミニアム物件は家具家電付きなので、シェアハウスかよってくらい浅はかに入居することができます。なんなら審査もありません。

仕事の求人はたくさんある

海外に住むとなると仕事の問題に直面しますが、現地採用はたくさん求人がありますので仕事はあまり問題ではありません。

募集を出している業種はコールセンターや旅行会社が多い印象です。

家賃3万円代から移住できるタイの高級物件を内見してきた

今回の内見はバンコクの不動産屋に務める日本人スタッフの谷地さんに同行していただきます。(平成ノブシコブシの吉村さんに似てる)

コンドミニアムに直接行って管理事務所に「内見したい」と言えば多くの物件は内見できるのですが、基本的にタイ語か英語になるので日本人スタッフ在中の不動産屋さんに内見案内してもらうのが賢明です。

家賃5万円以下のコンドミニアム物件 The Mark

最初にやってきた物件はこちら!

MRT(地下鉄) ラマ9世駅から徒歩10分、2014年築の物件です。

中心地からは地下鉄でたった3駅ながら、家賃相場はグッと下がるエリアになります。

バンコクで築5年の物件といえば日本でいう築10年ほどの劣化度合いになり、ここ10年で建設ラッシュが進むバンコクのコンドミニアム物件の中では、やや古いコンドミニアムです。

エントランスに入ると白壁と木目が見た目に涼しいデザインとなっており、シンプルでおしゃれな印象です。

このコンドミニアム物件は入居時に登録した指紋を認証することでエレベーターに乗ることができます。部屋の鍵を失くした時も安心で、女性にはとくに嬉しいセキュリティシステムですね!

エレベーターでフロアに到着すると、まるでホテルのような廊下がお出迎えしてくれます。

みなさん思い出してみてください。これでもコンドミニアムで一番安い価格帯の物件ですよ・・・

さて、廊下で期待が高まったところで扉を開くと、

窓からの自然光を前面に反射するホワイトカラーのお部屋!

日本の住居ではではなかなか見ない白いタイルをはじめ、キッチン下のドラム式洗濯機など、海外物件ならではの特徴が見てとれます。

ベッドルームはフローリングで少し落ち着いた印象に。ベッドの手前のスペースが広いのでヨガマットを敷いたり、デスクも設置できるくらいのスペースがあります。

もちろん、これらの家具や家電は入居時にそのまま付いてきますし、必要なラックなどがあれば入居前にオーナーにリクエストすることもできます。

また、タイの物件タイプはスタジオ→1Bed Room→2Bed Room→ ・・・と表記され、このような寝室とリビングが壁で仕切られているタイプは1Bed Roomになります。

壁で仕切られていなくて、寝室とリビングが一体型になっているタイプはスタジオタイプと言います。

タイで築5年といえば日本の築10年ほどに相当しますが、そのわりにとても綺麗なお部屋です。

キッチンの電気コンロが少し古びた印象がありますが、このような場合は入居前に取り替えのリクエストをしてみると、オーナーさんによっては新しいものと取り替えてくれるケースも多くあります。

ベランダからの眺めも目の前が空き地なので悪くないです。高速道路が目の前なので、工業系のお仕事で車で地方に行く機会が多い方にとってこの辺りは好立地だと思います。

バンコクは世界一の渋滞都市なので、車で出かけるのが趣味であったり、車の利用回数が多い人はハイウェイ沿いに住まないとなかなか大変なのです・・・

水回りもこのようにスッキリと清潔な印象です。

ちなみに、バスタブ付きやトイレ別の物件はバンコクではあまり見ません。

バンコクのコンドミニアムには基本的にプールやジムが付いており、こちらも例に漏れず屋上階にプールとジムがあります。

しっかり泳ぐにも十分な大きさで、何より中心地から少し離れているだけあって眺めに抜け感があります。

それと、とくに意味はないのですが、

飲んでみました。

 

日本の学校のプールに比べて消毒薬が少なめ、または薄味の消毒薬のため薄味のプール水でした。

飲みやすさに問題はなく、炎天下の取材にとてもいい水分補給になりました。

※ライター個人の見解です。良い子も悪い子も絶対に真似しないでください。

気になるその家賃は

中心部から地下鉄で3駅、駅から徒歩10分、2014年築のジムプール付きコンドミニアム。

部屋の広さは38m2と同価格帯のコンドミニアム1.5倍ほどの広さというコスパ物件。

気になるそのお値段は・・・

 

11000B!!日本円にして約3万8500円!!

 

タイでは3万円台で首都のThe都会エリアに住めます。

前家賃1ヶ月分とデポジット2ヶ月分、合計して家賃の3ヵ月分が手元にあれば入居できるので、高校生でも一ヶ月バイトすれば住めちゃいます。

家具も家電も込みなので、日本の新生活に比べて何分の一でしょうか・・・

バンコクは格安航空券を利用することで日本の成田や沖縄から安いは1万円以下で来ることができるので交通費も日本で上京するより安く付いてしまうかもしてません。

〜移動中の車内〜


谷地さん、ちょっといいですか?

 

どうかしましたか?

 


口の中がパッサパサになってきました。

・・・

・・・・・・・・

家賃10万円以下のコンドミニアム物件 Loft Ekkamai

お次にやってきたコンドミニアム物件はこちら!

バンコクのメインとなる交通機関BTS線のエカマイ駅から徒歩3分、2017年築と比較的新しい部類ののコンドミニアム物件です。

 

目と鼻の先に駅があることで渋滞都市のバンコクでも電車利用で渋滞知らず。

駅直結のショッピングモール「ゲートウェイエカマイ」は夜になると小規模ながら衣服を中心としたナイトマーケットが開かれ、道路を挟んだ反対側ではフードを中心としたナイトマーケットが開かれるので、ナイトマーケットと共存することができます。

また、ショッピングモール内には、すき家や幸楽苑など、バンコクでもあまり見かけることの少ない日本ブランドの飲食店が多数入っており、筆者自身、めっちゃ行きます。

 

各地方に向かうバスの中心地エカマイバスターミナルも5分ほどの距離なので、タイの国内旅行を楽しみたい方には最強の立地です。新宿バスタの隣、大阪駅JRバスターミナルの隣に住んでいるようなものです!

エントランスに入ると、まるでお洒落なカフェのような内観です。先に紹介した家賃5万円以下物件から10万円以下の物件と、2倍の価格帯だけあって納得のグレードアップです。

部屋は落ち着いたベージュと濃い色をしたフローリングで、エントランスを見た印象と同じくカフェのような落ち着きのある空間です。

部屋で仕事をすることがなく、リラックスを求める方にはうってつけでしょう。

ちなみにこの家具も全て付属品です。

ベッドルームはやや狭めの印象ですが、右手に写る全身の姿見が付いたクローゼットがなかなか容量があるので平米数としては先ほどと大きく変わりません。

水周りも落ち付いた印象で便座のグレードが先ほどより上がった気がします。

なんだか案内人の谷地さんが様子がおかしいので訪ねて見たところ、以前からこの物件を気に入っていて引っ越しを考えていているそうです。

不動産屋が住みたい不動産物件とはなかなかの信憑性です。

そして、

見てくださいこのインフィニティプール!

不動産屋が住みたい不動産物件というのも納得のプールです。休日の昼にはフールサイドでのんびり読書なんて妄想にふけるとワクワクしてきます。

 

・・・いや、飲みませんよ?

プールのすぐそばにあるジムも綺麗で見晴らしが良く、めちゃくちゃ健康的な生活が送れそうです。

この物件のファシリティ(共有スペース)で特徴的なのは何と言ってもプールサイドのバーベキューエリアです。

休日に友人を招待して自宅のルーフトップでバーベキューなんて「アメリカかよ!」という生活もできちゃいます。

それに加えてこんなファシリティもあります。

こちらはミーティングルーム。お仕事で人と打ち合わせをする用事があっても、ここを使えば炎天下の中移動する必要もなく打ち合わせをすることができます。駅近で周辺にカフェなんていくらでもあるというのに、なんともけしからんファシリティですね。

 

このコンドミニアムは世帯数が少なめなのでファシリティの混雑が少ないのも魅力的です。

気になるその家賃は

ほぼ中心部と言っていい立地で案内人の不動産屋さんいわく穴場物件。

駅から徒歩3分、バスターミナルまでも徒歩5分ほど。2017年築と築浅で、ジム、プール、ミーティングルーム、バーベキューエリア付きコンドミニアム。

部屋の広さは1BedRoomで34.5m2と、二人暮らしにちょうど良さそうな広さ。

気になるそのお値段は・・・

 

23000B!!日本円にして約8万円!!

日本の都心部で1Kほどの価格でこのクオリティ。おそるべしバンコク。

家賃30万円以下のコンドミニアム物件 EDGE 23

いきなりめっちゃ家賃を上げてみました。この辺りからはランクアップしたこともあり「大人の部屋モテ部屋感」が出てきます。

こちらは中心部からどれくらいかというと、ここが中心部です。

Asok駅という企業のオフィスがわんさか集まっているこの地域で、駅から徒歩4分。2016年築とこちらも築浅と言えるコンドミニアム物件です。

なんと、このくらいの家賃価格帯になってくると、ドアマンが降臨します。

エントランスがもうカフェ風だなんてレベルではなく、もはや美術館です。

このコンドミニアム物件は2BedRoomと言うこともあり、その広さから広角レンズのカメラでもなかなか全面を撮ることが難しいくらい。

角部屋なので二面から景色を見ることができ、開放感がえげつないです。

これ、夜景めっちゃ綺麗なんでしょうね・・・

青を基調としたインテリアデザインが涼しげで、常夏のタイの外気に負けない快適さを想像できます。

このコンドミニアムの24階の物件に限り天井が4mと非常に高く、カーテンを見てもいくらするんだろうと言うくらいの丈があり、閉めきった時は日光を一切通さない重厚感のある作りです。

左手に見えるキッチンにはオーブンレンジが埋め込まれており、スタイリッシュな居住空間に一切の抜かりがありません。

2室あるベッドルームにはそれぞれにテレビが壁に設置されており、映画好きにはたまらない環境でしょう。

シャワールームもふたつあり、家族で住んだ場合など渋滞することがないのもポイントです。

何よりベランダがなかなかの広さで、なんとこの物件、バーベキューコンロが付属してきます。

キッチンから4歩でバルコニーなので、バーベキューに出かける必要もなく気軽にホームパーティーとして楽しめそうですね!

天井の高さ然り、バルコニーがこれだけ広いのもこのフロアのお部屋だけのようです。

バルコニーからの長めは、都心部にも関わらずとても開けていてバンコクの街並みを一望することができます。

ここでさえ中層階なので、上層階はさらに遠くまで見渡せそうです。

さて、こちらがこの物件のプールです。おそらく25メートル以上ありそうなほど広く、上にはジムが見えるところがまたおしゃれです。

 

しかしながら、

高級コンドミニアムのプールなんてきてしまったからには、

飲まずには帰れません。

暑いのでもうこの際、がぶ飲みです。

前回より味が全然しないんですけど、そのぶん真水に近くてゴクゴクと飲めます。

味が感じられないほどの少量の塩素によって生理食塩水に近いのかな?などと、誰かに向かって感想を語っていました。

 

※ライター個人の見解です。良い子も悪い子も絶対に真似しないでください。

プールの上に見えたジムスペースはとても見晴らしが良く、プールにどんな人がどんな格好でいるかによってはさらに絶景と化すでしょう。

目を離せないような景色になってしまったら、僕は何時間でも走りつづけられます。

タイのコンドミニアムに入っているジムスペースとしては珍しく、サンドバックが設置されています。

最近ムエタイの体験レッスンで学んだハイキックをお見舞いしたつもりなのですが、どこからどう見てもミドルキックです。

気になるその家賃は

バンコクの中心地にあるクールなデザインの高級コンドミニアム。

駅から徒歩4分、2016年築の築浅で、ジム、プール、ベランダバーベキュー付きの物件。

部屋の広さは2Bed Room 66m2で、二人暮らしでも悠々とした広さ。

気になるそのお値段は・・・

 

70000B!!日本円にして約24万5000円!!

バンコクの中でもなかなかいいお値段の物件。立地も含め日本でこのクオリティですと倍額はくだらないでしょう。

大人のナイトスポットもほど近く、モテたい大人のダンディライフにはこの上ない物件だと断言できます!

家賃40万円以下のコンドミニアム物件 VITTORIO

ついにエグゼクティブクラスまで内見しにきてしまいました。絶対借り(れ)ないのに。

この物件はプロンポン駅という日本でいう銀座的ポジションのような駅から徒歩2分に位置します。

駅前には大型ショッピングモールは2つもあり、目の前にはローソン、5分も歩けば日本の食品や日用品が完璧に揃っているフジスーパーもあります。おそらく、バンコクで一番地価の高いエリアでしょう。

まず、このクラスのコンドミニアムになってくると、ドアマンどころか門番が付きます。

うんち(編集部注:違います)

エントランスは右を見ても左を見ても大理石です。

エントランスの建設費だけで家が数件達建ちそう・・・

こちらはロビーです。いや、もう大理石しか使ってないじゃないですか、実家の団地もこうなってほしいものです。

展示されている絵画の総計はおよそ2億円だとか。もう目が回ってしまいそうです。

一番衝撃なのはエレベーターの扉が開いた瞬間。

なんと、エレベーターが開くと、もう部屋の玄関なのです!新宿の個室居酒屋かよ!

 

このコンドミニアムにはロビーエレベーターは全4機があって、1フロアあたり4軒しかユニットがありません。

つまり、全室角部屋なので採光が最高なのです()

おしゃれな寝室もこの通り、とても優雅な朝を迎えることができそうです。

キッチンはとことん生活感を隠せるような作りになっており、写真には冷蔵庫が写っているのですが、どこにあるかわかりませんよね?

実は、この物件に関しては入居済みのお部屋を特別に取材させていただいているので、居住中でもこんなにスッキリしちゃうんです。

ジムスペースからは二面のシティービューが望めます。

なんて優雅なジムなんだ・・・

プールはもはやフィットネスとして利用する長い方形ではなく、完全にスパリゾートの仕様。

なんだか美味しそうですね。

ちょっとここのプールは苦味がありました。あんまり好きじゃないですね。

プールの味はさておき、このプールのすぐそばにはサウナルームがあります。

なかなか広さがあり、サウナ狂にはたまりません!

気になるその家賃は

バンコクの銀座にたたずむ超高級コンドミニアム。

駅から徒歩2分、2018年築と昨年完成したばかりの新築で、ジム、プール、ベランダバーベキュー付きの物件。

部屋の広さは2BedRoom 101m2で、50人くらい一緒に住めそうな広さ。

気になるそのお値段は・・・

 

100000B!!日本円にして約35万円!!

今回取材させていただいたお部屋の家賃は秘密だそうで、10Fの同じくらいの規格のお部屋で35万円です。

購入する場合、最低1億円はするそうで、88戸しかお部屋がないので稀少性が高く人気なんだとか。

冷静に考えたら、ここで家賃35万円って安くないですかね?

あれ、金銭感覚おかしくなってきたかも・・・

コスパ最強!バンコク在住ライターイチオシの物件

価格帯別にバンコクのコンドミニアム物件をご紹介してきましたが、実際に筆者は住んでいないわけです。

物件紹介するひとが自分の住んでいる物件を紹介しないのって、なんだか矛盾してますよね。

と、言うことで、オープニングに戻ります。

はい、ここは筆者自身が実際に住んでいるコンドミニアムです。またの名を神物件

2019年築と、新築すぎてGoogleマップのストリートビューにもまだ載っていないこの物件は、中心地から電車で15分の距離にあります。

 

最寄り駅がPunnawithiと言う駅なのですが、近年バブル真っ盛りのバンコクの都会化が東に拡大していき、開発が進んでいる今まさにホットなエリアです。

駅から10分ほど歩きますが、目の前のショッピングモールがスカイウォークで繋がっているので、土砂降りの雨でもけっこう無敵です。

片付けるのが面倒だったので生活感丸出しですが、こちらがリビングです。

家具や家電は一切なにも買っていません。

ベッドルームはこんな感じで毎晩爆睡です。

ベッドルームからの景色はもちろん夜景が綺麗なのですが、夕暮れはいつも仕事を中断してでも眺めているほどお気に入りの景観です。

ファシリティのプールも朝から晩まで利用でき、だいたい誰もいないので一人で飛び込んで遊んでいます。

プールサイドにはおきまりのジムスペースもあります。

家賃35万円のVITTORIOのように、こちらにもサウナが付いています。

共有スペースが常軌を逸しており、ソファーでゴロゴロしたりビリヤードをしたり、電源とWiFiが完備されているのでコワーキングスペースとしても利用できます。

一番のヤバさは朝食が付いていることです。

これには不動産屋さんも驚きで、なかなか朝食のサービスは他にないみたいですね。

家でもホテルでも基本的に朝起きれないのでこの写真の一回しか食べたことはありませんが・・・

 

加えて、ランドリースペースでは洗濯機と乾燥機を利用できたり、徒歩30秒のショッピングモールにはスーパーが入っていることに始まり、タイ料理を始め、吉野家・てんや・一風堂・山崎パンなど、日本ブランドの飲食店も豊富に揃っています。

さらに、居住者はモール内のコワーキングスペースが無料で利用できるので、無料で使えるコワーキングスペースがファシリティ含めて2つもあると言う現象に。

なんと言うことでしょう。

気になるその家賃は

3万円代から30万円代まで物件を内見してきましたが、ほぼ全てのファシリティ要素を備えているこの物件。

ド新築であり、ポテンシャルの高さがメーターを振り切っています。

駅からほぼ直結の徒歩10分、ジム、プール、サウナ、コワーキングスペース、ビリヤード付きの物件。

部屋の広さは1BedRoom 29.5m2で、一人暮らしには少し余るくらいの広さ。

欠点としてプールの水はそんなに美味しくないです。

気になるそのお値段は・・・

 

16000B!!日本円にして約5万6000円!!

 

ほら、だからヤバいんですって。

駅まで徒歩10分と言っても、エントランスから駅の近くまではゴルフカートで送迎してくれますし、インターネット1年無料だし、車持ってないけど駐車場1台無料だし・・・

 

ここに住んでから週に一度くらいしか外出しなくなりました。

「買うのってどうなの」?社長に聞いてみた

内見の移動中に不動産屋の社長さんが合流したので、いまバンコクのコンドミニアムが売れまくっていることについてお伺いしてみました。

みんななんでコンドミニアム買うんですか?

 


「資産のリスクヘッジを目的に海外に資産を持つ方が多いですね」

 


コンドミニアムたくさんあるんですけど、買うときってなにを基準に買えばいいのでしょうか?

 

「値上がりが期待できる物件が前提条件にあって、まずは大手であることで信頼が確保されます。そして大規模開発駅直結の物件はハズレが極めて少ないので人気がありますね!豪華な共用施設があれば借り手が見つかりやすく、賃貸の運用も順調になります。」

 


コンドミニアムを買う人ってどんな人が多いですか?

 


「50歳以上の経営者の方が多いです。若い人だと35歳くらいの方もいますね。私は29歳のサラリーマン時代に副業として不動産投資をしていたので、その頃にタイの物件を購入したのがきっかけで今に至ります。」


バブルと言われるバンコクの不動産を買うのはまだ遅くないのでしょうか?

 

「アジア全体で見たらまだまだ安い方ですし、今後タイ人中間層が増えるにつれてサービス業が増えて都心部に人が流れ込んでくることを予想していてまだまだ不動産価格は伸びていきますよ。今からでもまだ早い方です。中国のように値が乱降下することもなく、安定的なマーケットですね。」

ぼくの住んでる家って買うといくらなんですか?

 


「およそ1700万円ですね。」

 


安い!!!(金銭感覚麻痺)

 

タイで賃貸コンドミニアムに住む方法

自分の懐も気にせず、もうテンションは不動産購入モードなのですが、最後に落ち着いて賃貸の方法をご紹介します。

日本の賃貸契約ってめちゃくちゃめんどくさいですよね。しかしタイの賃貸はめちゃくちゃ楽です。

  1. まずは不動産屋にメールで要望を記して問い合わせます。
  2. 要望に応じて物件候補がリストアップされてデータが送られてきます。
  3. 内見に行きます。
  4. 気に入ったら入居時に前家賃とデポジットを支払い契約書にサインします。

たったこれだけです。

とんでもなく気軽に入居できてしまうので、内見に行ったら最後、すぐに借りちゃいます。

 

また、家賃の支払い方法はオーナーの口座に毎月振込です。

光熱費は請求書が投函されるので、水道代はコンドミニアムの管理室、電気代はコンビニで支払っています。

タイではガスはメジャーではなく、基本的にオール電化です。水道代はめちゃくちゃ安いのですが、電気代は日本と変わらないので家賃の予算と合わせて考えた方がいいですね。

最後に

タイの物件のコスパには毎度衝撃をおぼえます。本記事でご紹介した物件は全て首都バンコクの物件なので、郊外や地方のアパートメントの家賃に至ってはこの比ではありません。

若い人でしたら家賃込みで月5万円で生活できますし、あまり買い物をしない人ならば普通に暮らしていても家賃含めて10万円以上はあまり使いません。

 

日本に疲れた方は、移住とまでも行かずとも、一度タイでロングステイを経験してみてはいかがでしょうか。

 

– 取材協力 –

心友不動産

ホームページ: https://shinyurealestate.com/

日本語対応メール :sales@shinyurealestate.com