【夏を追いかけろ!】タイ在住者が激推しするプーケットの観光地
プーケットのおすすめ観光地を、タイ在住の日本人ライターが厳選して紹介。数ある島々の中でもプーケットは一番の人気を誇り、国内旅行需要のみならず、 日本人に人気のリゾートランキングではバリやハワイを抑えて一位に輝いたこともあるほどの海外旅行需要もあるのです。
目次
タイ在住者が激推しするプーケットの観光地
今回はそんな世界に選ばれるプーケット島の魅力をタイ在住者の視点から実体験をもとにメジャースポットから意外と知られていないスポットまでご紹介します!
プーケットの拠点「パトンビーチ」
初めての地に旅行をする人にまず立ちはだかる壁は「拠点」の問題では無いでしょうか。
幅広く観光を楽しむためには、いろんな場所へのアクセスがいい拠点に宿泊するべきでしょう。
プーケットでおすすめの拠点はパトンビーチです。
パトンビーチの周辺はホテルからゲストハウスまで数え切れないほどの宿が点在し、「ハイシーズンで宿がない」なんてことはまずありません!
宿が多いだけあって、ほとんどの観光客がパトンを旅の拠点としています。
パトンビーチは綺麗?
アジアのビーチでは「思っていたより汚い」ということがありがちですが、パトンビーチはアジアでは珍しく禁煙としていたり、ビーチサイドにゴミ箱が多く設置されているのでゴミが少ない綺麗な白砂のビーチです。
海は波が立っていることが多いので砂が舞って理想的な透明度ではありませんが、あくまでも砂が舞っているだけなので波の無い沖や離島に出ると信じられないほどの透明度を目の当たりにすることができます。
パトンビーチで出来ること
プーケットで出来るマリンアクティビティのほとんどはパトンビーチで完結することができます。
タイ在住者の中でプーケットと言えばサーフィンの印象が強く、タイでサーフィンをするなら誰しもがプーケットに向かうことでしょう。
なぜならば他の島々はサーフィンをするだけの波が立つことが少なく、プーケットは6月から10月初旬にかけてがサーフシーズンとなるからです。
パトンビーチは初めてサーフィンを体験するひとにとってはデビューしやすいビーチであり、ボードレンタルはそこら中にあるので見つけるのには苦労しないと思います。
サーフボードのレンタルは1時間400バーツほどで提示されますが、おおよそ200バーツほどで交渉可能です。
個人的な経験に基づく交渉のコツとしては「200バーツにして」と言うよりかは、「あっちは200バーツだった」と言うと一撃必殺です!
彼らにも生活があるので、交渉が面倒で懐に余裕のある方は400バーツ払ってあげてもいいかもしれませんね。
プーケットに訪れる人のほとんどが足を運ぶであろうこのビーチにはサーフィンのみならず様々なアクティビティが楽しめます。
中でもパラセーリングの人気が高く、体験するにふさわしいベストタイミングはなんと言っても夕暮れ時です!
ビーチから望むサンセットは必見で、パラセーリングから見る景色は格別でしょう。
遊び疲れたらタイマッサージで回復
サーフィンやパラセーリングなどで一通りはしゃいだあとはパトンビーチにあるアウトドアスタイルのタイ式マッサージ店で回復しましょう!
海風に吹かれて波の音を感じながら受けるアウトドアスタイルのタイマッサージは油断すると幽体離脱してしまいそうです。
プーケット随一の歓楽街「バングラ通り」
こちらもまたパトンビーチ沿いなので、いかにプーケットの見所がパトンに集約されているかがわかります。
バングラ通りは子連れだとなかなか歩きにくいナイトスポットですが、男性向けのお店だけではなくフード中心のナイトマーケットやお土産物屋、先進的なゲームセンターなどもあります。
あと、なぜかケバブ屋がやたらと多いです。
バングラ通りのストリートフード
バングラ通りの一角にはストリートフード店が軒を連ねるナイトマーケットがあります。
プーケットの新鮮な海鮮はもちろんのこと、定番のタイ料理やスイーツ、ワニの串焼きなども食べることができます。
ワニは筋肉質な鶏ササミのような食感で臭みもなくめちゃくちゃ美味しいです。
スーパーの肉売り場に牛・豚・鶏と並んで置かれていてもおかしくないレベルだと思っています。
Street Food
営業時間:16:00~4:00
住所:Thanon Bangla, Tambon Patong, Amphoe Kathu, Chang Wat Phuket 83150
地図:https://goo.gl/maps/g1hbXq6x7zs73RQu5
プーケットで一番人気のナイトクラブ
ことらはド平日の様子ですが、満員電車状態とまではいかずともかなりの人数が集まっていました。
タイのナイトクラブの特徴としては、フロアの前までスタンディングテーブルがあり、前方に広いダンススペースは設けられていません。
テーブルを囲んでお酒を飲みながら軽く音に乗る程度が主流であり、ダンスフロアで激しく踊るような文化ではないのです。
イリュージョンの入場はドレスコードやパスポートチェックは特になく、ボディチェックのみなのでサンダルで気軽に入場することができます。
料金は24時まではエントランス+飲み放題で400バーツ(約1400円)、24時以降はChangビールの場合100バーツ(約350円)です。
イベント情報は事前に公式ウェブサイトやFacebookページから確認することができます。
イリュージョン プーケット ( Illuzion Phuket )
営業時間:22:00-28:00
住所:Thanon Bangla, Tambon Patong, Amphoe Kathu, Chang Wat Phuket 83150
地図:https://g.page/Illuzion?share
FaceBook:https://www.facebook.com/illuzionphuket/
公式ウェブサイト: http://www.illuzionphuket.com/
美しい街並みにシャッターが止まらない「オールドタウン」
プーケット島の西側にあるパトンからは島の反対側に位置するオールドタウンに行かずしてプーケット旅行は完結しません。
反対側と言ってもプーケット島はコンパクトなので、パトンから車でおよそ30分ほどで到着します。
オールドタウンはプーケットの中心地であるプーケットタウンの一部であり、かつて錫(スズ)の採掘でポルトガルとの貿易が盛んだった時代が背景にあることから、シノポルトギーという建築様式やカラフルな建物を街のいたるところに見る事ができます。
オールドタウンは歩いて回れるサイズ感で、目的もなく町歩きをするだけでも十分に楽しむことができます。
街を歩いていると街のいたるところでウォールアートを見ることができ、まるでマレーシアのペナン島を彷彿とさせます。
プーケットでお洒落な写真を撮りたいひとにとってはオールドタウンの散策はマストです!
お洒落なのは街の外観のみならず、カフェなどの空間もまたパトンとは一味違います。
写真に映えるのお洒落カフェ
やって来たカフェは期待を超えるほどお洒落なカフェ「Gaolad Phuket」。
外席でオールドタウンの街並みを眺めながらランチをすることもでき、店内で涼しく休憩することもできます。
内観もいい意味でタイらしさがなく、まるでオーストラリアのカフェにでもいるような気分です。
メニューはアメリカンからタイ料理まで揃っており、エビ入りのパッタイを注文。
島ならではの特徴として、海鮮が美味しく、個人的には生もフライもエビが一押しです。
お値段は120バーツ(約426円)とカフェ価格として高くもなく安くもないお値段。
日本だとなぜか1200円くらいすることもあるので、比較して考えるとお得ですね!
平均的なパッタイに比べてとても美味しく、エビの助けもあってペロリと完食です。
Gaolad Phuket
料金:パッタイ120バーツ
住所:80 Yaowarat Rd, Talat Yai, Amphoe Mueang Phuket, Chang Wat Phuket 83000
地図:https://goo.gl/maps/bDVfL9PzEokaGBSa6
あの有名映画の舞台にもなったホテル
こちらは一見なんの変哲もないホテル。
特別にゴージャスなわけでもなくカオスな雰囲気でもありませんが、このホテル、実は映画The Beachの作中でレオナルドディカプリオが宿泊した舞台となったのです。
映画The Beachとプーケットの関係性は深く、主にプーケット島から船で2時間ほどの距離にあるピピ島が聖地として有名なことで、映画公開から20年経った今もなお世界中から観光客が足を運びます。
映画の聖地巡礼としてプーケット経由でピピ島を目指す方は、ぜひオールドタウンのオンオンホテルで一泊して行くと、映画の世界観をより一層深く体験できるでしょう。
The Memory at On On Hotel
料金:一泊 約1000バーツ〜
住所:19 Phangnga Rd, Tambon Talat Yai, Amphoe Mueang Phuket, Chang Wat Phuket 83000 076 363 700
地図:https://goo.gl/maps/krwr5BhUZm6zkzJB9
マンガがコンセプトの一風変わったバー
もしオールドタウンで一泊するならば、酒場が必要でしょう。
こちらは天井が一面コミックとなっており、とても独特な雰囲気を体験できます。
写真に映えまくるオールドタウンの日中はカメラを片手にウォールアートやカフェを巡る街歩きをし、日が暮れてもなおBarでもシャッターを切ることができるでしょう。
豊富なお酒のメニューにバンド演奏、オールドタウンの夜はこのバーだけでも十分に満喫できます。
Comics Cafe&Bar
営業時間 : 18:00~02:00
35年間大人気!カオマンガイの名店「バイレイ」
プーケットではタイ料理からイタリアンや和食までなんでも揃っていますが、その中でも一押しどころか激推ししたいグルメはカオマンガイの名店「バイレイ」です。
ちなみにカオマンガイとは鶏ダシのスープで炊いたお米に茹でた鶏を乗せ、にんにく・生姜・唐辛子が効いたタレをかけて食べる定番のタイ料理です。
バイレイの店内はクーラーも無く観光客も少なく、完全なるローカル店であることから値段もローカル価格。
注文したのはスタンダードなカオマンガイ。
こちらは普通盛りで60バーツ(約210円)、大盛りが70バーツ(約245円)でした。
注文する時はメニューの写真を指差すか「カオマンカイ」又は「チキンライス」と言えばOKです!
バイレイのカオマンガイは35年も前にこの地で開業して以来ずっと同じ味を保ち続けているそうです。
行列こそ無かったものの、ランチが早々に売り切れるのでブランチくらいの時間帯がちょうどいいです。
(この時は10時に行きました)
バイレイ
営業時間:6:00~20:00
料金:カオマンガイ 60バーツ
住所:143/6 Thanon Ratuthit Songroipi Rd, Tambon Patong, Amphoe Kathu, Chang Wat Phuket 83150
地図:https://goo.gl/maps/1QeYAVnXWBR5gatR8
都市部には無いサーフブランドショップ「69SLAM」
男性も女性もプーケットに来たら立ち寄りたい水着ブランドの69slam(ロックスラム)です。
世界中に店舗がありますがどこも都市部に店舗がなく、ビーチエリアにしか店舗を構えていないことが特徴的です。
日本だと東京や大阪に店舗はありませんが、沖縄には店舗があり、タイもバンコクに店舗はありませんが、サムイ島とプーケット島には店舗があります。
ビーチエリアでしか買えないブランドという希少価値から、お買い物にもお土産にも利用できてなにかと便利です。
今回はオールドタウンの店舗に行きましたが、パトンビーチにも多くの店舗がありアジアではプーケット島とバリ島がやたらと店舗数が多いです。
日本ではなかなか見ないド派手なデザインが特徴的で、せっかくの海外リゾートくらいは69slamで派手目にコーディネートしてみるのも一つの楽しみではないでしょうか。
ビキニとスイムパンツ共に同じデザインもあるので、カップル旅行ではペアルックにすることもできます。
サーフィンをする人はラッシュガードもこちらで現地調達できますよ!
69Slam Phuket Outlet Store
営業時間:9:00~20:00
料金:平均700~1000バーツ
住所:Talad Yai, 70 Yaowarat Rd, Tambon Talat Nuea, Muang, Chang Wat Phuket 83000
地図:https://goo.gl/maps/8Ro2Amnh3mpr7WUi7
ハリウッド映画のようなワンシーンを体験「実弾射撃場」
プーケットには複数の実弾射撃場があり、「いつかやってみたい」と思いつつ5年ほど経ったのでついに行ってきました。
なかなか体験する機会は無いので、プーケット旅行のついでに人生経験をアップデートするチャンスです。
店内に入るとすぐに様々な銃が展示されています。
通常の感覚なら展示品ですが、ここは実弾射撃場なのでこれらの銃に実弾を装填して射撃をします。
驚いたのがその価格。
弾数と銃の種類に応じて価格は異なり、.377MAGNUMを50発打つと8190バーツ(約28665円)します。
後から調べたらプーケット内の他の実弾射撃場に比べてここは少し値が張るようです。
銃の管理や営業権利が高いのでしょうか。
料金に恐れおののいたものの、ここで経験しないと次がいつになるかわからないのでハラを決めて.22MUGNUMというものを10発。
お会計は先払いで1360バーツ(約4760円)でした。
なんかこの風景、映画の強盗シーンでみたことあります。
射撃場ではスマホのズームで画質が低下するくらいの距離(15メートルほど?)に設置された紙のターゲットを狙います。
銃と言えば、意外に衝撃が大きいと聞いたことがあり、手首をしっかり固定したり両手で持ったり脇を閉じたりなどのイメージがありましたが、スタッフのアドバイスはただ一言。
「こっちに打たないでくれよ」
それは盲点だったなと思い、ターゲットに銃口を向けるのでした。
衝撃がどんなものかと警戒し、銃をしっかり握ったわりには意外にも衝撃は少なく、案外簡単に打ててしまうことに恐怖を覚えました。
そして、さらに恐怖したことは・・・
10発打ち終わった後に、ターゲットが新品であったことです。
この射撃スキル、NetFilixのドラマで一番最初に消えるか足手まといのまましぶとく生き残るタイプですね。
Pangchang shooting range
料金:1360~8190バーツ
住所:Karon, ムアンプーケット プーケット 83100
地図:https://goo.gl/maps/xGSouFbLSxSteBVE6
後々調べたら場所も悪く料金も相場に比べて高かったのでこっちの方がおすすめです!
Patong phuket shooting range
料金:950バーツ〜
住所:188 Thanon Ratuthit Songroipi Rd, Tambon Patong, Amphoe Kathu, Chang Wat Phuket 83150 083 509 5552
地図:https://goo.gl/maps/MKVQ19HTkPgZ5xBH6
海で象に乗る体験「ぞうのみずあび」
ひらがなで「ぞうのみずあび」と書かれたなんともわかりやすい看板。
もう何も語ることは無いでしょう。
「ぞうのみずあそび」は「ぞうとみずあそび」する場所です。
ラッキービーチというビーチで体験できるアクティビティですが、入り口は山の坂の途中にあり、ビーチっぽさはありません。
しかし、この看板のある入り口から急斜面を階段で降りて行くと海を望むことができ、麓まで降りることでラッキービーチへとたどり着くことができます。
斜面の階段を降りる途中で、いよいよ現れました。象です。
目の前で見るとその大きさから今にも襲いかかってきそうな迫力があり、草食動物であることすら疑います。
とはいえど、体の大きさは様々で、最も小さい象は1年3ヶ月であり、最も大きい象は10歳とのこと。
ここではこの象たちと一緒に海で水遊びをすることができます。
料金は1人1000バーツ(約3500円)で15分。
2人だと合計2000バーツ(約7000円)で20分と、2人の方が少し時間が長いようです。
日に30~40人の来客があり、日本人にも人気のアクティビティだそうです。
スタッフも気さくな方で、他の島では体験できないここだけのアクティビティなので、個人的にプーケットの激推し観光スポットランキングで堂々の一位です!
料金:1000バーツ
プーケットの行き方
プーケットは案外コンパクトなので1日でもかなり多くの箇所を巡ることができます。
そんなプーケットにはどうやっていくのでしょうか。
実は、日本からだと直行便はありません。
昔はタイ航空が週2~3便の直行便を運行していたことから、今でも直行便があると思われていることもあるようですが、現在は経由便のみになります。
筆者としては、どこに行くにしても経由便の方が直行便よりも航空券が安く、経由地で数時間でも滞在することによって「一度の旅が二度美味しい」のでむしろ好感です。
日本からプーケットに行く場合は主にバンコク経由かクアラルンプール経由になるでしょう。
どちらも人気の観光地なので、急ぎの旅行でなければ経由地で一泊して行くのも旅をより充実したものにしてくれます。
さらに、経由地のバンコクやクアラルンプールまでのLCCは時期によって片道1万円弱で航空券が販売されており、今回筆者がバンコクからプーケットで利用したエアアジアの国内線は片道1500円でした。
LCCの発達によって海外旅行のハードルは年々低下し、プーケット旅行は実は東京大阪間の新幹線より安いのです。
【まとめ】タイ在住者が激推しするプーケットの観光地
タイ在住ライターである筆者のおすすめとしては、パトンビーチ周辺を拠点にオールドタウンを少したしなむ程度が良いバランスだと思います。
夏の終わりに夏をおかわりしたくなったら是非プーケット旅行に繰り出してみてください。
もしかしたら、夏は待つものではなく追うものなのでは。
- 激推しグルメのカオマンガイ有名店「バイレイ」
- 激推しアクティビティの「ぞうのみずあそび」
このふたつは特に厳選しておすすめです。
実弾射撃は個人的には全く的に当たらないのでお金の無駄説があります。
それとも、もしかして当たらないのはぼくだけなのでしょうか。きっとそうなのでしょう・・・。