遂に別府「湯~園地」が開催!盛り上がったの?市長は調子こいてるの?現地レポートをお届け!

別府の湯~園地。現地体験レポートと市長のインタビューをお届けいたします。

【これまでのあらすじ~】

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突如発表された別府市の「湯~園地」計画。
なんでも、Youtubeの再生回数100万回を達成したら、
別府市にある古い遊園地を「温泉テーマパーク」に改造し、実際に遊べるようにするという。

「そんなの無理じゃないか?」
「どうやって温泉を用意するんだ?」

などなど様々な議論を巻き起こすも、肝心のYoutube動画はあっさり3日で100万再生を達成。
周囲の心配をよそに、別府市長の冗談みたいな公約が実現に向けて動き出すことになったのだ。

 

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こちらが湯~園地計画の言い出しっぺであり、戦犯でもある別府市の長野市長。
湯~園地を作る資金はクラウドファンディングCAMPFIREで募集するという。

 

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そして、その話を聞き、「宇宙一別府を愛する男」として温泉愛好家を代表して別府市長に「何を考えてるんだ。頭は大丈夫か」と問い詰めに来た筆者、ヨッピーだが……

 

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「その、宇宙一別府を愛するヨッピーさんはいくら支援して頂けるんですか?」

と、逆に市長から寄付の強要を受け、現役市長から20人分の入園券、計16万円の支援金をカツアゲされるという憂き目に合う。

※遊園地を温泉にするって別府市長は何考えてるの? 問い詰めてきた より抜粋
https://travel.spot-app.jp/beppu_yuenchi_yoppy/

そして、あれから5か月後の7月31日……

 

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湯~園地が……、

 

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オープンしたぞぉぉぉおおおおおおおおお~~~~~~!

ちなみに今回は7月29日、30日、31日の限定3日間の開催!
費用やオペレーションの問題で常時開催は難しいそうで、
主にクラウドファンディングで支援した人限定で園内で遊べるようになってるのだ!

もちろん僕も入場料20人分、16万円のカツアゲを食らっているので人の20倍くらい遊びたいと思います!

 

 

湯~園地の現地レポート!

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ヒョオオオォォォォオオオオオオオオオオ~~~~~!!!!

 

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シュバァァァアッァァアアアアッ!!!!

 

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温泉プールも最高だし……、

 

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ブバババババババババッ!!!!!!!!!!!!!!

 

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「なんだこれ」

いやーーーー、泡もすごい! ただし、ちょっと気付いてしまったんですが……

 

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「温泉っていうのは、ほぼこじつけやね。温泉感全然ないわ

 

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まあでも……、

 

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ジュジュジュジュジュジュジュジュッ!!!

 

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シュパパパパーッ!

 

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楽しいからなんでも良いか~~~~~~~~~~!
ヒューーーッ!!

 

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ちなみにこの日の園内は大混雑!
温泉バブルジェットコースターなんて最大180分待ちでしたからね!

 

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温泉プールもこの盛況ぶり!

そんなわけで色んなアトラクションに乗り込みつつも、
この「湯~園地」が開催されている別府市の「ラクテンチ」のスタッフの人に聞いてみたのですが、
普段の土日の10倍くらい人が来ているらしく、「こんなの初めてです……!」って言うくらいには大盛況!
すげぇ!市長の思いつきがこんなことになるとは!

 

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ちなみにこの日のドレスコードは水着の上からタオル巻を推奨。
パッと見はバスタオル一丁で楽しんでいる人々の姿も確認済ダ!!

 

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圧巻だったのはこのボランティアスタッフの数!
初日は4000人見込みの来客に対し、500人のボランティアスタッフを配置したらしい!

他にも園内アナウンスを女優の「のん」さんが担当したり、園内BGMをTOWA TEIさんが担当したりと盛りだくさん!

 

あとは何故かマックスむらいさんに出くわしたり、

 

更には指原莉乃さんみたいな超人気アイドルがお忍びでやってきたり、各地からメディアの取材が大量に来ていたりと、大盛況の初日がフィナーレを迎えたのであります!
僕も何社かから取材の申し込みを受けたのでどっかの新聞やテレビなんかで掲載されているかもしれない!

いやーしかし、まさか本当に実現するとは!
「別府」っていう町の底力を見た気がしますね!

 

 

市長は調子に乗っているのか?

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そんなわけで湯~園地を堪能しまくったあとは、
今回の一番の功労者であろう、この方にお話を聞いてみることにしました。
別府市の長野市長です!

 

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「いやー、湯~園地めちゃめちゃ盛り上がってましたね!僕も最初は『こんなの無理やろ』って思ってましたけど、まさか本当に実現するとは……!」

sc「でしょう!あの湯~園地計画を発表した時に『めざまし』の小倉さんにも『無理でしょ』『知~らないっ!』って言われてね!『なにくそ!絶対実現してやるからな!』って頑張ったんですよ!」

yp「いやほんと、お客さんの数もすごいし、支援金も最終的に8000万円を超えたんですよね!? 予想以上に盛り上がってた……!」

sc「まあ最初の計画みたいにね、ジェットコースターにお湯を張って走らせるとかはやっぱり安全面で難しいものがあるっていう事なので、温泉成分入りの泡を使うとか色々難しかった部分もありましたけど、なんとか形になったのは支援して頂いた方々、並びに別府市民の皆さんのおかげだと思ってますよ!」

yp「でも、こういうイベントを行政主導でやって上手く行った事例ってそんなに無いんじゃないかと思うんですよ。今回成功したのってどこに要因があると思います?」

sc「それはもちろん、支援者の方々や、ボランティアの方々はもちろん、市役所の職員もそうですし、別府市民の皆さんもそう。湯~園地に関わって頂いた全ての方々のおかげだと思ってます」

yp「でも、そういう、湯~園地に関わったたくさんの人達をまとめたのって誰ですか?」

sc「うーーーん、それはその、ボランティアならボランティアのリーダーの方だったり、役所なら担当部署の課長だったりといった現場のリーダーの方々ですよね」

yp「じゃあその、リーダーの方々を最終的にまとめあげたのは……?」

 

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「ふーーーーーむ」

 

DSC_0165_R「まあ、僕でしょうね」

yp「このおっさん、絶対調子に乗ってるわ」

sc「ちょっと!ヨッピーさんが誘導したんでしょうよ!」

yp「まあまあ。ちなみに取材とかも凄かったですよね。何社くらい来ました?」

sc「何十社っていうくらいは来てましたね。NHKも民放も地上波テレビは全部来てましたし、新聞社も全国紙地方紙含めたらものすごい数です」

yp「経済効果ってすごいですよね。地上波テレビや全国紙で、別府市が一斉に報道される事を考えると、広告費換算だけでもとんでも無い金額じゃないかと」

sc「そうですね。何十億っていうレベルじゃないかなぁ」

yp「そして、そんなに大きく盛り上がったイベントを引っ張ったのが……」

 

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「はい。僕です」

yp「うん。完全に調子に乗ってるわ。記事の見出しにしようかな。『別府市長、完全に調子に乗る』みたいな」

sc「ちょっと!誘導尋問じゃないですか!やめてください!」

yp「実際、実現に向けて大変だった事は色々あると思うんですけど、その中でも腹が立つ事とかなかったですか?政治家ってあれこれ言われるのが仕事、みたいな所もあるでしょうし」

sc「そりゃあもちろん反対意見なんかもありますよね。ただまあ、腹が立ったので言えば『市長、あんた公約違反しとるやないか!』って議員の先生に言われたんですよね。『公約違反?何のことですか?』って聞いたら、『湯~園地の仕事しとる役所の職員がおるでしょうが!その職員の給料は税金でしょ!税金を使わずに湯~園地やるって市長は言うたやないか!』って」

yp「あー、なるほど」

sc「じゃあつまりあれですか、と。湯~園地ってボランティアスタッフにお給料も払ってませんし、ご協力頂いた市民の方々にも善意でやって頂いてるのに、お役所の職員の仕事分の給料だけは、集めた8,200万円の中から出せっていうことですか、と。そんなもん……、」

 

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市民が納得するわけないやろがこの〇×△〇×~~~~~~!

sc「……っていう感じです」

yp「笑う。議会で言ったら確実に問題になる単語が含まれてたし顔芸が上手くなってる」

sc「まあ、難癖をつけだしたらキリがないですよね。でも結果的にはこうやって、県外からのたくさんの人やメディアが別府に押し寄せてね。別府市民がひとつになって盛り上げるっていう、この一体感を演出出来た事は絶対に次につながりますし、別府市民の地元に対する思い入れも深くなったと思うんですよ。その上で財源は税金じゃないんですからこんな良い事はないでしょ?」

 

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クラウドファンディングサイト CAMPFIRE代表 家入一真さん

ii「実際、今回の成功事例で弊社のクラウドファンディング、CAMPFIREに色んな地方の自治体からの問い合わせがすごく来てるんですよ。

ウチでも別府の湯~園地みたいなのやれないか、っていう。自治体主導のイベントとしてのモデルケースになりますよねこれ。実際、予算だってクラウドファンディングで集める事に成功したわけですし、財源不足に悩んでいる自治体からすると魅力的な取り組みだと思います」

sc「なるほどね。でもね、今回のような企画を、なんとか実現まで漕ぎつけられたのは別府市だからこそ、なんですよ。別府って、観光都市でお祭りやイベントごとが凄く多いので、市民の方々がイベントに慣れてるんです

だからこういう企画を出して、実現に向けて動き始めた時でも、市民の方々の中にこういうお祭りごとの進め方を理解している人達がたくさん居るので、すごく頼りになるんですよね。わーっと色んな事を進めてくれるから。僕自身もすごく勉強になりましたし。これが他の自治体ならなかなか上手くいなかっただろうな、って思ってます」

ii「なるほど。確かに成功事例を見て、『よし、あれを真似しよう』っていうだけでは難しいでしょうね」

sc「そうそう。別府には世界に誇る温泉もありますし、ボランティアスタッフとして力になってくれるAPUなどの大学もありますし、さっきも言ったようにイベントに慣れていて観光客を迎える体制が元からある自治体だからこそやれた、っていう背景は絶対あるんですよ。だから僕がこうやって調子に乗れるだけで、もし僕が他の自治体の市長だったら、最初から違うやり方で取り組まなきゃいけないし、こんな大それた企画を打ち出せていないかもしれない」

yp「まあ確かに、別府の温泉は『これチートじゃねぇか』っていうくらいにはすごいですもんねほんと……。あ、そういえば僕、以前市長に入場券20人分、16万円の支援金を払わされた時に、市長が『SNSのフォロワーがたくさん居る人を連れてきてくれ』っておっしゃってたじゃないですか」

sc「あ、そうそう!あれってどうだったの?」

yp「でね、市長ってこの人と鼻の下伸ばして写真撮ってたじゃないですか」

 

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「この人」こと指原莉乃さん。

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「そうそう!急に来てくれてね!指原さんが大分の出身だからか写真撮ってツイートまでしてくれてね!良いPRになりましたよ本当に!」

yp「実は指原さんに入園券あげたの僕なんですよ

sc「え!? そうなの!?」

yp「前日に指原さんが『湯~園地行きたいけどチケットもう買えないかな』みたいな事を呟いてたのを僕が見つけて、僕もまだもう少し余ってたから『なんとか指原さんに渡せないかな』と思ったんですけど、家入さんが関係者の人と知り合だったから連絡取って頂いて」

ii「そうそう。たまたまその日指原さんが僕の会社の近くで撮影していたらしいので、知人に『チケット、用意できますよ』って連絡したら『指原に渡しておきますね』って言ってくれて」

yp「そんな経緯で人づてに指原さんに入園タオルを譲る事に成功したんですよ!すごくないですかこれ!!! 指原さんってフォロワー180万人居るんだからもう完全にクリアでしょ!」

sc「へー!お手柄じゃない!」

yp「でしょ!でも凄いのが指原さん、お休みの日にわざわざ日帰りで飛行機乗って大分までやってきて、それで乗り物にも乗らずに帰ったんですよね。『並んでいる人達が居るのに横入りするのは申し訳ないから』って。

僕思うんですけど、指原さんってたぶん、湯~園地に来たって乗り物に乗れない事は最初からわかってたのに『それでも大分を応援したいから』っていう気持ちだけで来てたんですよきっと」

 

湯~園地でファンと遭遇した指原さん。
普段は「写メ会」などファン向けのイベントがあるため仕事以外での写真撮影はお断りしてるそうなのですが、
この日は「大分を盛り上げたいもの同士」という気持ちで撮影に応じたらしい。

sc「いやー、ありがたい話ですね本当に」

yp「そりゃ、総選挙で連覇するわ、って思いましたよ…… 天候にも恵まれたし指原さんは来るしで、市長、ちょっと運が良すぎなんじゃないですか」

sc「そうなんですよ。だからつい調子に乗っちゃうんですよね。僕の日ごろの行いが良いからかなー」

yp「『これも皆さんのおかげです!』とか言えや!」

 

 

別府市の次の一手

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yp「でもこれでひとまず、湯~園地についてはクリアしたって感じだと思いますけど、『次は何しようかな』とかもう考えてらっしゃるんですか?」

sc「もちろん色々と考えてますよ!『ブルーラグーン構想』なんかは実現に向けて動いてます。ちなみに『ブルーラグーン』っていうのはアイスランドにある世界最大の露天温泉なんですね。これを超える露天温泉を別府に作るつもりです」

 

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wikipediaよりアイスランドのブルーラグーン。地熱発電の排熱を利用して作られた世界最大の露天温泉。世界中から人が集まる観光地でもある。

sc「このブルーラグーンは5000平米もある超巨大な露天温泉なんですが、これを超える、5001平米の露天温泉を別府に作ります!別府の温泉は世界一ですから、世界一を感じることができる温泉を作ろうと思って!土地はある程度目星をつけましたし、温泉も捨てているもったいない温泉を活用するシステムを組んで、私の残り任期の2年弱の間に着工できるようスピード感をもって実現したいなと思っております!」

yp「すごい!すごいけどちょっと待って!市長、以前に僕が『世界一の温泉地を目指せ』って言った時に、市長は『なにごともやりすぎは良くないからまずはアジア一からです!』とか言ってませんでした?いきなり世界一に狙うの!?」

scそんな事言いましたっけ?

yp「ちょっと!言ってますよ!ちょっと出しますね」

 

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クリップボード14【別府市長も登場】別府温泉の観光まとめ&おすすめ温泉決定版!現地で取材してきた」より

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sc「ハッハッハ!言ってますね!でもね、やっぱりやりすぎるくらいじゃないとダメですよ!人は加速度的に成長するんで、成長のあかしだと思ってください!市長をやってきて、だんだんそういう自信が出てきたっていう。神様がせっかくこんなに素晴らしい温泉を我々に与えてくれたんだから、それを活用して、世界を狙わなきゃダメだな、って」

yp「でもほんと、この別府版のブルーラグーンが出来たらまた盛り上がるだろうな~~。僕、別府の土地欲しいなって思ってるんですよ。割と真剣に。僕は以前から『別府は世界的な観光地になるポテンシャルがじゅうぶんある』って思ってるので、今の内に買っておこうかな、って。

今インバウンドの観光需要ってすごいし、その波がもっともっと別府に押し寄せてくるだろうな、って。老後は別府でゆっくり過ごしたいと思ってるので高くなる前、今の内に確保しておきたい……」

sc「あ、それなら今の内に買った方が良いですよ!実は別府って、数十年ぶりとかに地価が上昇したんですよ。実はインターコンチネンタルっていう世界的な五つ星ホテルが2019年に別府に開業する事が決まったんですね。『世界に認められるためには絶対に必要だ!』と、私も頑張って誘致したんですけど!あとは星野リゾートさんとかもね!

そういう流れもあっての事だと思いますが、ヨッピーさんも是非別府に土地とか別荘を買って盛り上げてください!ほら!前もチケット買ってくれたじゃないですか!ほら!今すぐ!」

yp「入場券と土地を一緒にすんな!」

 

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そんなわけで完全に調子に乗っている市長と家入さんと一緒に記念撮影!
市長~~~!これからも別府市を盛り上げてくれぇ~~~~っ!

 

 

別府の楽しみ方

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ちなみに今回の湯~園地の取材のついでに、別府に3日間ほど過ごしていたのですが、
別府には海水浴場もあるし(それほど混んでない!)、

 

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夜はお祭りで屋台がズラッと出てたりしてて雰囲気最高!

 

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花火大会もあるよ!

 

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あとは豊後水道で獲れる、死ぬほど美味い関アジや関サバを食べたり(普通のアジやサバに比べて弾力と旨みがすごい)、

 

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名物の「とり天」を食べたり、

 

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こんなでっかい温泉(北浜テルマス)に入ったりもしました!

 

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泥湯や砂湯もあるよ!

とにかく、温泉好きの人にとって別府は本当に天国みたいな所だし、
これからも盛り上がること間違いなし!

 

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別府には山もあって海もあって、食べ物は美味いし温泉もありまくるし、
とにかくみんな、一度遊びに来てみてくれ~~~!

【市長からのメッセージ】

そんなわけで最後になりましたが、別府市長が別府市民向けに投稿していた、
Facebookの文章が素晴らしかったので転載させて頂きました。
市長がどういう想いでこのプロジェクトを動かしていたのかが伺えます。

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《注意:この文章は長いです。しかし絶対に読んでほしい!お願いします!》

3日間限定の『湯〜園地』が終了しました。
なんだかずっと一緒にいた同志とお別れする気分です。本当にたくさんの壁にブチ当たりました。しかし!必ずクリアして実現できた夢の湯〜園地。
今から2年前、ある方が奇才との縁を繋いでくれました。この出会いがなければ、あの湯〜園地動画は誕生しなかった。
そう、彼こそが総合監修を手掛けた清川進也氏。まずは、このご縁を繋いでくれたFさんに心から感謝申し上げます。

私も直感を大切にする人間で(しかしこれがほぼ当たる!)、清川氏とは必ずどこかで仕事をするだろうな、と、この初対面で確信しました。その数ヶ月後、実際に仕事をすることになったわけです。
清川進也さん、あなたの様な奇才で天才で、それでいて『間違えない』人に出会えて、私の人生は豊かになりました。ありがとうございます。

よくメディアの方からもお尋ねがありました。『なぜこの様な動画を発表されたのですか?』
その度に、こうお答えしてきました。
『この動画は観光客の皆さんに向けてつくったものではありません。』
では誰のためにつくったのですか?
『別府市民の皆さんに向けてつくったものです。』
地方で汗を流して頑張る人なら理解していただけると思います。

よく地方創生という言葉を聞きますよね。
それって、つまりどういうことなんでしょう。
何をすることなのでしょう。
最終的には、そこに住む人、これから生まれてくる人が、そのまちに愛着をもち、誇りを持てるようなまちをつくることなのだと思うし、いかにそのプロセスの中でその事を実感できる仕掛けをつくっていけるか、ということだと思うのです。
スキルやキャリアは大事です。しかしマインドをどう持つか、持ってもらうかが今は一番大事な気がします。
動画を公開した昨年11月以来、私には『やっちゃった市長』というレッテルが貼られました笑
だけど、最初からやろうという気があったから動画を公開したわけで、いずれは100万再生は達成するだろうと思っていたわけです。
そう、いずれは…。

それがナント丸3日で達成されてしまいました。感覚的にはお昼ご飯食べてゆっくりしてる間に達成して大慌て、みたいな感じです。
今回の湯〜園地計画は思いつきで始めた、そう思っている方もたくさんらっしゃると思います。半分正解です!笑

しかし、昔からある思い出のラクテンチと昔からある温泉とを掛け合わせて全く新しく斬新な価値を生み出したい、という基本コンセプト、100万再生で実現しますという世界初の公約連動型ムービー、それをそのままクラウドファンディングに結びつける、という流れ。
これを最初から期待していました。
結果は出来過ぎだったかもしれませんが笑

私の尊敬する方がSNSで、この実現までのプロセス段階で成功だ、と評してくださいました。私もまさにその部分を声を大にして言いたいのです。
確かにあの動画の世界を出来るだけリアルに忠実に再現するためには、たくさんのハードルがあり、皆で大変な議論もしました。ですが、議論をし、不可能を可能にする、さらには動画の世界を上回る世界観を実現させようと汗を流して努力する、その姿こそ、今の私たちに必要で大切にしたいチカラです。
知識人の方の中には、『来年以降もずっと継続できないイベント開催で、この先一体どうするのか?』と言われる方もいました。
地域に本当に必要なもの、本質的なものを見る目が必要です。目の前の数字だけでなく、将来に渡って残していくべきものは何なのかを。

これは『イベント』ではありません。『まつり』です。なぜなら地域振興策だから。
当然採算については支援していただいた8,200万円という数字があり、経済効果にしても期待していました。しかし、私たちが今回手にした武器は『結束』です。『自分たちの事は自分たちでやる』という自立の精神であり、ふるさとに対する『誇り』です。これこそがレガシーです。

そして今回の湯〜園地実現の最大功労者は、ぶっちぎりでボランティアスタッフの皆さん!
これはメディアやSNS投稿で、お客様から絶賛の嵐!
3日間で延べ役1100人のボランティアスタッフの皆さんに関わっていただきました。ただひたすらに、感謝、感謝、感謝。感謝です。

驚くのは、ボランティアスタッフの皆さんには役割のお願いしていましたが、ケーブルカーのお客様をうちわで扇いだり、並んでいるお客さんに熱中症予防の水をかけたり、笑顔での最高最強のおもてなし、これ全て、ボランティアスタッフ自ら考え自発的に動いてくれた結果なのです。まさに神対応。素晴らしい!アッパレ!

そして最も心配された熱中症対策では、新別府病院の医師、医療スタッフの皆さんが3日間ドクターカーを常駐させ、見守っていただきました。
大分県薬剤師会の皆さんは、経口補水液を4,000本無償提供してくれた上に、園内各所を歩いて健康チェックをしてくださいました。
重病者を出すことなく無事終了できたのは、皆さんのバックアップのお陰です。ありがとうございました。

また、何と言ってもラクテンチさんのご協力なしにこの企画は実現しませんでした。動画が100万再生された直後のラクテンチの担当の方のインタビューで、『これはできないと思います』との衝撃発言を聞いた時、オレも終わったなと思いました(笑)。
岡本社長さんや現地スタッフの皆さんの熱意、地元愛で最大のご協力をいただきました。ラクテンチは私たち別府人にとって、思い出の詰まった宝箱です。(あ、涙出てきた)この場所だからこそ成し得た湯〜園地だと思います。

最後に。メディア、SNSなどで私個人に対して大変恐れ多い、過分な評価をいただいています。それは率直に嬉しい事です。
ですが、そのご評価を正当に受けていただきたいのは、何度も言いますが、運営に携わってくれたスタッフ、ボランティアの皆さんです。
いつも私ばかりがメディアに取り上げられ目立ってしまいますが、目立たない場所で懸命に汗を流し、支えてくれた方々がいてこそ、私が調子に乗って喋ることができるわけです。
私自身が過去、ずっとその立場でしたからよくわかります。
私がいただいた皆さまからのお礼や高いご評価は、全て運営スタッフ・ボランティアの皆さんのものです。言うだけ番長としては、実現していただいただけで感無量です。

最後の最後です。
関わっていただいた全てのスタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、湯〜園地にご来園くださった皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
現在進行形でありながら伝説になり、歴史になるという『まつり』の証人になれたこと、スタッフの1人として参加できたことの喜びを噛み締めながら、また次へと遺伝子は引き継がれます。
さて、次はなにやろう?(笑)
お楽しみに‼︎
ありがとうございました‼︎

別府市長 長野恭紘

市長ご本人のFBより転載
https://www.facebook.com/yasuhiro.nagano3/posts/1009549045815417

【おわり】