飛騨高山を食べ歩き観光!地元民が厳選したグルメとスポット

岐阜県高山市、飛騨高山の観光はグルメな食べ歩きにスポットを当て、古い町並みや朝市などを日帰りで観光しました。豊富な観光地のある飛騨高山で生まれ育った筆者が厳選した、本気のおすすめスポットになっています。ぜひ行楽のご参考にしてください。

岐阜県高山市、北アルプスの山々に囲まれた「飛騨高山」。

市の人口約8万8千人に対して、年間観光客数が約460万人という観光地であり、「古い町並み」や「春・秋の高山祭」が有名です。

 

今回は、高山市出身・在住ライターの丸山純平が、飛騨高山の日帰り観光ルートをご案内いたします。

代表観光スポットを抑えながらも、地元民だからこそ知ってほしい、立ち寄ってほしい名店もピックアップ。

それでは、朝のJR高山駅からスタートです。

高山駅近く「円」で、あぶらえの五平餅を食べる

JR高山駅に降り立ったら早速、徒歩1分の「円」であぶらえ(エゴマ)の五平餅を食べましょう。

高山市内に五平餅を販売しているお店は数多くありますが、ほとんどが観光地向けに量産されたクルミ味噌味……。しかし地元民にとって、本当に馴染み深い五平餅は【あぶらえ味】であり、円さんは数少ないあぶらえで提供するお店なのです。

 

照れ屋だけどおしゃべりなおばあちゃんが、一本一本丁寧に焼いています。一本180円とリーズナブルなのも特徴的。(口元にあぶらえがつくのはご愛嬌……笑)

通常のゴマとは違う独特の風味なのですが、香ばしく食べやすいのでお子さんにもオススメです。あぶらえは健康食品としても注目されていますよ。

「円 – まどか – 」
住所:岐阜県高山市花里町6-63
営業時間 /定休日:おばあちゃん次第

飛騨国分寺で三重の塔を拝む

小腹を満たしましたら、「円」から徒歩4分、「飛騨国分寺」に立ち寄りましょう。

樹齢1200年を超える大銀杏の木や、迫力ある三重の塔を間近で見ることができます。

秋には大銀杏の木が鮮やかに色づく、飛騨高山のパワースポット代表格です。

「飛騨国分寺」
住所:岐阜県高山市総和町1-83
TEL:0577-32-1395
営業時間:午前9時から午後4時
定休日:不定休

http://hidakokubunji.jp/

「飛騨高山 宮川朝市」で地元民と交流する

「飛騨国分寺」から徒歩5分、いよいよ飛騨高山の観光の中心地にやって参りました。

午前中ならまだセーフ、午前7時から正午まで毎日開催されている「飛騨高山 宮川朝市」を楽しみましょう。

江戸時代中頃からほぼ毎日催されている宮川朝市は、地元の農家さんを中心に地野菜や民芸品が販売されるファーマーズマーケット!売り子の元気な飛騨弁が飛び交います。

この日は飛騨高山の有名人「みんなのトマト店長」も出店していました。有名人なんです。

農家さんから直接、お値打ちな価格で野菜を購入できるのは貴重な機会!生産者の顔が見えるのもうれしいポイントです。

他にもさまざまな商品に触れることができる「飛騨高山 宮川朝市」。ぶらりとお散歩してみるだけでも楽しいですよ。

「飛騨高山 宮川朝市」
住所:岐阜県高山市下三之町の路上
営業時間:午前7時〜12時 (冬期間は午前8時から12時まで)
http://www.asaichi.net/

古い町並みの「坂酒造店」で日本酒試飲

宮川朝市を楽しんだら、飛騨高山を代表する観光地「古い町並み」に到着です。メインストリートの上三之町をブラブラと歩きましょう。

上三之町では電線が地中化されているほか、道の幅も昔のまま残されています

遠い昔に想いを馳せながら、「舩坂酒造店」で日本酒「深山菊」を試飲しましょう。創業1703年、老舗中の老舗です。

舩坂酒造店では無料試飲もできますが、300円払えば木枡でがっつりと日本酒を楽しめます!

さらには酒蔵を改装したバースペースを使用できるのです……!なんと贅沢なことか……!

飛騨の日本酒はほんとうに美味しいですよ。店内常設のお土産屋でおつまみも購入できますので、お得に飛騨の日本酒を楽しんでください。お土産や贈答品にもオススメです!

「舩坂酒造店」
住所:岐阜県高山市上三之町105
TEL: 0577-32-0016
営業時間:午前8時30分から午後20時
定休日:不定休
https://www.funasaka-shuzo.co.jp/

城山公園の「むさし」でお昼ごはん

さて、ほろ酔い気分で次に目指すのは、高山城跡を整備した公園「城山公園」。神明駐車場横の遊歩道をゆっくりと登っていきます。

歩いて10分ほどで「城山公園」に到着!広々とした公園は、お子さん連れでも大満足のはず。ちなみに名君と慕われた初代高山藩主の金森長近、その勇壮な銅像が据えられています。

ただただ、公園に遊びに来たわけではありません。

城山公園に佇む名店「むさし」で、やきとりと中華そばをいただきましょう。漂う煙がたまりませんね。

中華そば(高山ラーメン)は醤油ベースのスープに縮れ麺が特徴。具材もシンプルなお店が多いのですが、むさしでは山菜が入っているのが粋なトッピング。

この日も店内は、ビールとやきとりで一杯嗜む飛騨人であふれていました(平日)。

吹き抜ける柔らかな風を感じ、高山の街並みを眺めながらのお昼ごはんは最高 of 最高。むさしの甘ダレのやきとり以上に、食欲を駆り立てるものがこの世にありますでしょうか、いやない。

やきとり(500円)、中華そば(600円)とリーズナブルな点も含めて、揺らぐことのない地元民のオアシスなのです。

「むさし」
住所:岐阜県高山市城山1−1
TEL: 0577-32-0634
営業時間:午前10時から午後17時
定休日:雨天時、12月中旬〜3月中旬ごろ
http://j47.jp/takayama-musashi/

「飛騨高山まちの博物館」で歴史を学ぶ

心も体も満たされたら、小道を抜けて再び古い街並みへ。こうした小道・路地・裏道が飛騨高山まちあるきの楽しみの一つ。くれぐれも、地域住民の皆さまのご迷惑にはならないように。

無事に下山したら続いては、上一之町へ。「飛騨高山まちの博物館」を見学いたしましょう。

観覧無料で、高山城下町形成の歴史を学んだり、伝統文化・美術工芸の展示を愛でたりできます。残念ながら館内は展示物保護のため撮影不可でしたので、ぜひともご自身でお立ち寄りください。必ず、まちあるきの視点が変わります。

「飛騨高山まちの博物館」
住所:高山市上一之町75
営業時間:午前9時から午後19時
TEL:0577-32-1205
定休日:無休(臨時休館有)
観覧料:無料
http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000002/2000026/2000217.html

「茶房 布久庵」で和パフェに舌鼓

気づいたらもうおやつの時間。洒落たカフェも数多くある飛騨高山ですが、上一之町から古い町並みを通り北へ、下一之町の小道を抜けていきます。

路地裏に入った先に佇むのは、隠れ家的雰囲気の「茶房 布久庵」。もう佇まいで名店だと分かりますね。

名物の「布久パフェ」を食べましょう。きなこソフトを中心に、抹茶アイス、わらびもち、あんこ、白玉と和スイーツが勢揃いした特製パフェ!1,100円のお値段も納得のボリューム感です。

店内はテーブル席だけではなく、畳の和室もあります。ゆっくりとした時間の流れを味わえるお店です。街歩きで少し疲れた時にも最適ですね。

「茶房 布久庵」
住所:岐阜県高山市下一之町17
営業時間:午前10時から午後17時
TEL:0577-34-0126
定休日:火曜日
https://www.fukyuan.com/cafe/

 

高山スイーツに舌鼓を打った後は、次の目的地「櫻山八幡宮」を目指します。ここで飛騨高山観光のワンポイントですが、時折フッと振り返ってみると新たな景色が……!

一直線に伸びた町並みの先端が、お昼に立ち寄った城山公園であり、「江戸時代には街中からも『高山城』が見えたのかな」と遠い昔へと想いを馳せます。碁盤の目のように整った城下町だからこその楽しみです。

飛騨國「櫻山八幡宮」でお参り

さてさて、けっこうな距離を歩いて来ましたが、飛騨國「櫻山八幡宮」でのお参りはマストです。

毎年、10月9・10日に行われる例祭は「秋の高山祭」と呼ばれ、両日合わせて数十万人の参拝者が訪れます。

高山市民の年初めは、櫻山八幡宮での初詣から始まります。荘厳な雰囲気に身を清め、境内でお参りして深呼吸する時間が筆者は大好きです。

「櫻山八幡宮」
鎮座地:岐阜県高山市桜町178番地
TEL:0577-32-0240 (
櫻山参集殿)
http://www.hidahachimangu.jp/hachiman/index.html

宮川沿いで飛騨牛乳を飲んでくつろぐ

櫻山八幡宮からの帰り道は、飛騨高山を流れる宮川沿いで一休み。賑やかな宮川朝市は午前中で撤収し、午後からは川音せせらぐ散歩コースになります。この時間の移り変わりを楽しめると、より飛騨高山の魅力を感じられます。

川底も透けて見える美しい宮川。

川岸まで下りたら、「飛騨牛乳」をお供にくつろぎましょう。昔から「パイン牛乳」「オレンジ牛乳」という謎のラインナップなのですが、美味しさは保証します。(撮影用に買った4本、全部飲み干しました)

飛騨牛乳はお土産店に限らず、飛騨地方のコンビニ・スーパーなどどこでも売っています。お子さんにもオススメです。

飛騨牛乳(牛乳、パイン、オレンジ、コーヒー)一本:120円前後
http://www.hida.or.jp/seihin_000.php

飛騨人のソウルフード、「ちとせ」の焼きそばを食べる

さて、日帰り飛騨高山観光もいよいよおしまい。最後は、地元民のソウルフード「ちとせ」の焼きそばを食べましょう。高山市民は全員、ちとせの焼きそばで育ったと言っても過言ではありません。

初めての方はぜひ肉玉子焼きそば(570円)を食べましょう。写真だけで伝わるであろう、この美味しさに説明は必要ないですね。けっこうなボリュームがありますが、気づいたらペロリと平らげてしまいます。

「ちとせ」
住所:岐阜県高山市花里町6-19
TEL:0577-32-1056
営業時間:午前11時~午後14時50分、午後17時~午後19時20分 (土日祝:午前11時~午後19時20分)
定休日:火曜日

お腹を満たしたら、幸福感とともに帰路につきます。お家に帰るまでが飛騨高山観光です。電車やバスの時間はお間違えなく。

日帰り飛騨高山観光も楽しいけれど……?

日帰りでも充実した飛騨高山観光となりました。しかし、今回ご紹介できたのは飛騨高山の観光地のごくごくほんのわずかな一部。

まだ無限の観光スポットがあるのですが、個人的なオススメは、夜の飛騨高山ハシゴ酒です。またこの場をお借りしてご紹介できることを祈っております。

 

以上、高山に帰って来て1年で10キロ太った丸山が、現場からお送りいたしました!