雑に海外旅行に行ってみる in チェジュ島_PR
チェジュ島の観光スポットを、ライターのヨッピーさんが巡りました。人気のグルメや牛島のビーチなどの名所をレポート。カジノが併設されているおすすめのホテル情報も!※この記事は済州島観光公社さんの提供でお送りします。
※この記事は済州観光公社の提供でお送りいたします
10月某日
「そんなわけで~!ヨッピーさんには是非チェジュ島に遊びに来て頂きたいんです!」
「済州(チェジュ)島は『韓国のハワイ』と呼ばれているリゾート島ですが、日本からも2~3時間で行けるし航空券も往復2~3万円、物価も日本に比べると安いので国内旅行より安く行けたりするんですよね!超!お得!なんです!ヨッピーさんも行きたいでしょ!?ね!?ね!?」
「なるほど。やめておきます。海外旅行ってなんか面倒くさそうだし」
「お金は払いますよ?」
「行きます」
「でも、海外とは言え別に面倒臭くないですよ!最悪、パスポートと財布さえあればなんとかなりますから!」
「ホントに?なんかデカいトランクをゴロゴロ転がすイメージがあるし、言葉だってしゃべれないし……」
「大丈〜夫!言葉もジェスチャーを駆使すればなんとかなります!楽勝ですよ!」
「ほんとかなぁ……」
「とりあえず私からチェジュ島でクリアすべき10個のミッションを出しますので、それを事前準備無しでクリア出来るか実際に試してくださいね!それじゃ!」
「なんか、今急にハードル上げませんでした?」
目次
雑に海外旅行に行こう
さあそんなわけで成田空港に来ました。自撮り棒で自撮りしております。
行先は韓国の済州(チェジュ)島だそうです。
これがチェジュ島。沖縄本島の1.5倍くらいの面積があってまあまあデカい。
チェジュ島は渡守武さんの言う通り「韓国のハワイ」などと言われており、日本における沖縄、韓国におけるチェジュ島って感じのリゾート島だそうです。
チェジュ島では色々と出来ることがあるらしいのだけど、そこらへんの下調べは一切しておりません。何故なら「雑に行く」という大事な大事なミッションがあるからです。
【持ち物】
・パスポート
・お金
・クレジットカード
・ノートパソコン
・カメラ
・充電用のケーブルなど
・2泊分の着替え
以上です。言われた通り、マジのノー準備で出発しました。
国内に出張に行く時となんら変わり映えのしない装備であります。そこにパスポートが加わったくらい。
なんなら着替えを除くと普段から持ち歩いてるものであります。本当に大丈夫かこれ。
そんでまあ出国手続きとか色々やるんですけど、預ける荷物もないしとりあえずは問題なく飛行機に乗り込むじゃないですか。
そしたら2時間半くらいで着いた。早い。心の準備をする暇もない。ちなみに関空からだと2時間でいけるらしい。
そして飛行機の中で渡された謎の紙。恐らくは税関に提出する書類的なやつだと思うんですけど、全部ハングル文字で書かれていて完全に意味不明でした。韓国人だと思われたんだろうな。近くにいた日本人らしきおじさんは日本語で書かれたカードを持っていたので、「すいません、ちょっと見せて頂けないですか……!」とかお願いしながら項目を見比べて書類を書き上げました。おい、全然大丈夫じゃねえじゃねえか。先が思いやられる。
チェジュ島、上陸
そしていよいよチェジュ島に上陸!
そしてここで渡守武さんから渡された「ミッション」が入った封筒を開ける事にする。
・「黒豚」の焼肉を食べる
・海女さんとの2ショット写真を撮る
・1m級の「タチウオのまるごと煮込み」を食べる
・黒豚ショーを見る
・クラフトビール(地ビール)を飲む
・温泉に入る
・在来市場で食べ歩き&お土産を買う
・白浜ビーチに行く
・世界自然遺産「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」で日の出を見る
・みかん狩りを体験する
以上の10ミッション。
そしてこれを見た僕は思いました。
「楽勝では?」
なんか、「知らない人の家に泊まれ」とか「歩いて島を一周しろ」とかそういうのが入ってるのかと思いきや、割とイケそうな内容であります。このミッションをこなす事でチェジュ島の魅力がちゃんと伝わる、みたいな事なのかもしれない。ちなみにサブルールとして「検索禁止」があります。ひどい。何考えてんだあの野郎。
とは言え、どこに行けばこれらのミッションをクリアできるのかもサッパリわからなかったので、空港の案内所で教えて貰う事にしました。日本語対応の地図ももらえるし、日本語が話せるスタッフの方も居るので心強い。「海女さんは牛島(ウド)に居ますよ」「城山日出峰はこの辺です」みたいに教えて貰う。
ヨッピー
「あと、白浜ビーチってどこですか?」
案内所のお姉さん
「そんな名前のビーチは無いです」
ミッション自体が間違ってるじゃねえか。あの野郎は本当になんなんだ。聞く所によると、牛島という離島に、白い砂浜で有名なビーチはあるらしいのでそこを仮の目的地に設定してゆく。
在来市場で食べ歩き&お土産を買う
案内所のお姉さんに教えてもらった通りにバスに乗り込む。
指定されたバス停で降り、なんとなく人の流れについていった所で発見。
市場である。これはもう完全に市場でしょ!「済州東門水産市場」って書いてあるし!
市場っていいよね。
女の子に人気の、インスタ映えしそうな飲み物もたくさん!
明日から「海外旅行に雑に行く」っていう企画で済州島に行くよ。ホテルもなんも予約してないし下調べも一切してないよ。韓国語ももちろん話せません。大丈夫か。
— ヨッピー (@yoppymodel) 2018年11月16日
ちなみにチェジュ島に行く前、不安でこんな事を呟いたんですが「チェジュ島は日本語も全然通じるから楽勝ですよ!」みたいな事を言ってる人がチラホラ居たのである。この市場も観光地っぽいし、意外と普通に日本語が通じるかもしれない。渡守武さんも「楽勝!」って言ってたし。
美味そうなコロッケ?を発見!
ヨッピー
「すいません!このコロッケをください!」
お店の人
「fsぢfsdmvgdfべdpfjm!? sふぁfspぢfしおrjgぽwjろp!!」
ヨッピー
「オウイエス」
日本語なんて全然通じねえじゃねえか。なんなんだマジで。
結局「I want this one.How much?」「Oh,3,500won.Thank you!」みたいなやりとりをして買うハメになりました。とりあえずは「市場で買い食い」のミッションをクリア!
文句なしに美味い。
「日本語が通じる」というのは「場所による」というのが正解な気がする。空港や高級ホテルのフロント、もしくは年配の人達相手なら、という限定条件なのかもしれない。普通の街の食べ物屋さんなんかだとやっぱり通じないのでお互いカタコトの英語でやりとりする方が多かった。
済州東門市場(チェジュトンムンシジャン)
済州特別自治道 済州市 観徳路14キル20 (二徒1洞)
제주특별자치도 제주시 관덕로14길 20 (이도일동)
(+82) 064-752-3001
https://www.visitjeju.net/u/1ey
チェジュ島でただ一つの温泉に入る
そして市場をクリアした後、「ここからどうすれば……?」とパニックになったので空港に戻ってきました。やはり頼りになるのは空港の案内所の方々である。
・海女さんとの2ショット写真を撮る
・白浜ビーチに行く
・世界自然遺産「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」で日の出を見る
この辺のミッションは「牛島(ウド)」という離島近辺でクリア出来るそうなので、この辺はまとめてクリアするとしても、それ以外でややこしそうなのが「温泉に入る」である。温泉くらいどこにでもあるんじゃないかと思ったのに、チェジュ島には温泉が一軒しかないらしい。なにそれ。なんでそんなのをミッションに設定しやがったんだ。
ヨッピー
「どうやって行けばいいですかね……?」
案内所のお兄さん
「〇〇〇行のバスで××で降りて、そこからまた△△に乗って……2時間くらいかかります」
ヨッピー
「なるほどね。ちなみにタクシーで行くと料金どれくらいですか?」
案内所のお兄さん
「3,000円くらいです」
ヨッピー
「えっ、そんなに安いの!?けっこう距離があるのに!」
お兄さんが書いてくれた温泉の住所。これをタクシーに渡せば連れていってくれるはず。
タクシーから見る夕焼けがめちゃ綺麗。
ちなみに韓国はタクシーが安い。感覚的には日本の3分の1くらいの値段ではなかろうか。というか交通機関が全部安いのだ。市場行く時に乗ったバスも、どこまで行っても基本的には日本円で120円くらいなので「移動」にかかるお金はずいぶん安い!今回はひとり旅だからタクシーは割高だけど、友達と行ってワリカンにすれば更に安くなる。あと、車窓から景色を眺めていたのだけど、日本と違ってなんか山がまるっこくて優しい感じがしますな。
だいたいこれくらいの距離感でけっこう離れております。
そして温泉に到着!空港から3,000円で着いた。「ここなら日本語が通じるかもな~!日本人は温泉大好きだし、チェジュ島唯一の温泉なら日本人もたくさん来るはず!」
ヨッピー
「こんにちは!ひとりです!温泉に入りたいです!」
お店のお姉さん
「さdfsぢおgjsfdg!!!! あdsfsdpぎうぃprjgぽw!!!!」
ヨッピー
「アーハァ」
マジでなんなんだよ。全然日本語なんて通じねえじゃねえか。結局、「I’m alone,How much?」とかなんとか、カタコトの英語で突入する事に成功!メニュー表には英語も併記されてたのでなんとなくわかる。入浴料は館内着など諸々含めて1,000円くらいだった気がする!
温泉内の写真は撮れなかったので割愛しますが、いわゆる日本のスーパー銭湯的な所であります。で、温泉がめちゃくちゃ良かった!最初入った時「冷てぇ!なにこれ!」って思ったんですが、いわゆる天然の炭酸泉で、しかも炭酸がめちゃめちゃ濃い……!
炭酸の効能によって血行が良くなってどんどんポカポカしてくる、みたいな仕組みで、入った時は冷たかったのに我慢して入ってる内に「これはもう一生ここから出たくない……」ってなるくらいには極楽だった。日本でも炭酸泉は人気があって、最近のスーパー銭湯では人工炭酸泉を設置している所も多いんですが、日本のどこで入った炭酸泉よりも濃い……!大分県の長湯温泉よりも濃いやんけ……!これは嬉しい誤算……!最高……!来て良かった……!
ちなみに露天エリアもあって水着で入る仕組みになってるよ。でも露天には炭酸泉がなかったので「なんで!?」って思いました。あと、たぶん温泉が硬水で、お風呂あがりに髪の毛が死ぬほどバッサバサになったのでトリートメントとか持っていくといいかもしれない。
山房山炭酸温泉(サンバンサンタンサンオンチョン)
済州特別自治道 西帰浦市安徳面沙渓里981
제주특별자치도 서귀포시 안덕면 사계리 981
(+82) 064-792-8300
https://www.visitjeju.net/jp/detail/view?contentsid=CONT_000000000500288&menuId=DOM_000002016004000000
「黒豚」の焼肉を食べる
温泉の人にタクシーを呼んで頂き、観光地図上でなんとなくたくさんホテルが集まってる所らへんを指して「この辺に行ってくれ!」と伝えて連れて行って貰う。ちなみにホテルの予約はしておりません。なにせ「雑に行こう」がテーマなんでね。これで野宿する羽目になったら完全に渡守武さんのせい。
歩いてると豚の絵が描いてあるお店が大量にある事に気付く。これはひょっとして「黒豚の焼肉を食べる」のミッションをクリアできるのでは……?
そして見つけた「黒猪」の文字!
これ!これ黒豚やろ!黒い豚の絵が描いてあるし!
はい来ました。黒豚のオギョプサル!
やばーい!めっちゃうまーい!めっちゃジューシーでうま味があふれ出すわーい!
※オギョプサル…「5枚肉」の意。サムギョプサル(3枚肉)との違いは肉の層の数。黒豚は肉質がよく油も美味しいので、チェジュでは皮も含めて5枚肉で食べる。
完全にビールがすすむ。
ちなみにオーダーは全部メニューを指さしながら、カタコトの英語でやりとり。「それでも割となんとかなる」というのは今回の教訓である。そう、なんとかなるのだ。たぶん。もちろん、やたらと治安が悪い所に行くとか現地で働くとかってなると別だろうけど、観光してあちこち食べ歩く、くらいなら別に言葉が通じなくてもなんとかなる。実際、海外からたくさんの日本語が話せない外国人が日本にやって来ているけど、割とみんな楽しそうにしているではないか。
そんな事を考えながらシメに冷麺を食べたら尋常じゃないレベルの辛さで舌が千切れるかと思った。皮膚を突き破る勢いで汗が噴き出す。辛すぎ。いい加減にしろ。
サムチュンネフッテジ
済州特別自治道 西帰浦市天帝淵路113
제주특별자치도 서귀포시 천제연로 113
(+82) 064-738-8885
ホテル探し
そんなわけで腹ごしらえが済んだし、いよいよ寝る場所を確保しないと、とか思いながらホテルを探したんですが、最初に出てきたのがこれです。
なにこれ。アラブの宮殿かよ。
石油王の家かな?
「これ絶対高いじゃん」とか思いつつ、ものは試しに交渉してみることにしました。さすが高そうなホテルだけあって日本語が話せるスタッフが常駐している。
ヨッピー
「すいません、予約はしてないんですけどお部屋の空きはありますか?」
フロントのお姉さん
「はい。ございます。お取りしますか?」
ヨッピー
「ちなみに一泊いくらでしょうか?」
フロントのお姉さん
「300,000ウォン(3万円くらい)です」
どうしよう。
「高ぇーーーーっ!そんなもん泊まれるかーーーい!」みたいなリアクションを用意してたのに、「絶対1泊5万円はするやろって思ってたから想像してたよりは全然安いけど、とは言え一泊で3万円はちょっと高いな!」っていう、割とリアクションに困る値段だった。えー!3万円かー!でもこのクソ高級ホテルで3万円はめっちゃ安いな!東京のこのレベルのホテルなんて絶対1泊5万円とかするよね!でも3万円はやっぱり高いよなー!
はい。そんなわけで近くの一泊8,000円のホテルにしました。この辺はリゾート地っぽくてホテルがたくさんある。この「1泊8,000円」っていう値段も、チェジュ島の中ではけっこう良い値段らしい。
位置関係はこんな感じ!
そんなわけで「いやー、下準備一切なしでもなんとかなるもんだな~!」とか思いながらお風呂入って寝る準備したんですけど、明日に向けてスマホとかデジカメの充電をしようと思ったらこれ。
コンセントの形状が違うやんけ!
なんぞ~~!
そういやこのトラップがあったか!
電池の残量ヤバいのにどうしよう!
なんとか8000円のホテルを探し出してチェックインして、「予備知識一切なしで雑に海外行ってもなんとかなるもんだな…」とか思ってたんですけど、コンセントの形状を見て完全に詰みました。 pic.twitter.com/R1bhAGbYBf
— ヨッピー (@yoppymodel) 2018年11月17日
そんなわけでTwitterで騒いでたら「フロントにコンバーター貸して!って言えば貸してくれるよ!」って教えてくれた人が居たのでフロントの人に伝えるとあっさり貸してくれました。楽勝やんけ。ちなみにこのホテルでは日本語が通じないのでまたもやカタコトの英語で対応。なんとかなる!
チェジュ島二日目
そして翌朝。この辺の「中文リゾート」はチェジュ島の中でも高級なリゾート地区になっているらしく、まじまじと見てみるとなんかヘンな建物がいっぱいある。何の建物なのかはサッパリわからない。テディベア博物館があるのはわかったけど……。
ミッションには関係ないけど、ホテルの人いわく「良い滝があるよ!」との事なので地図を片手に行ってみる。
良い橋。
良い眺め。
良い滝。
良い川。
なんやこれ。普通にめっちゃええやんけ。僕水辺大好きマンなのに。
なんでこれがミッションに入ってないのよ。
これ絶対来た方がいいやつじゃん。
天帝淵瀑布(チョンジェヨンポッポ)
済州特別自治道西帰浦市中文洞 2232
제주특별자치도 서귀포시 중문동 2232
(+82) 064-760-6331
https://www.visitjeju.net/u/1ez
1m級の「タチウオのまるごと煮込み」を食べる
そんな感じで朝の散歩中に「太刀魚の煮付け」の文字を見つけたので、「タチウオの丸ごと煮込み」が食べられるかも!と思って食堂的な所に突撃しました。
ヨッピー
「太刀魚の丸ごと煮ってありますか?」
おばちゃん※この人は日本語が話せる
「大丈夫?すごく大きいよ?」
僕
「大丈夫です。それを食べるのが仕事なんで」
そしたらこれが来ました。デカすぎ。ヤケクソみたいにデカい。コンロ2台連結ってどうなの。
アワビも丸ごと出てきた。ちなみに値段はコースで12,000円くらいなので決して安くはない。というか韓国でもタチウオは高級魚なんだろう。市場で売ってたタチウオもけっこう高かった記憶がある。
白身だけど味は濃厚で美味い。辛めの味付けにも負けてない美味さがある。ただし量はちょっと多すぎるな。
「黒豚の焼肉」「温泉」「太刀魚のまるごと煮」というミッションはクリアしたのでなかなかテンポ良く進んでいる気がする。
みかん狩りを体験する
食べすぎて死ぬかと思いながら、タクシーに乗り込んでやってきたのが「ミカン狩り」である。ホテルの受付で「I want to ハーヴェスト オレンジ アハン?」みたいな事を身振り手振りで言ってたら教えてくれたのがこちら。ただし、このミカン狩り農場?のおっちゃんが英語すら通じないのである。完全なるピンチ。
と思ったらおっちゃんがどこかに電話しはじめた。
おっちゃん
「ヘイ、ヘイ!(僕に電話を手渡しながら)」
ヨッピー
「……もしもし?」
通訳
「こんにちは。こちらは日本語の通訳サービスです」
何それ。めちゃくちゃ便利なやつじゃん。
こんな良いサービスがあるのかよ。なんだよ。こんなのあるならチェジュ島に行く前に教えろよ。今までの苦労はなんだったんだ。
ヨッピー
「ミカン狩りがしたいんですけど……」
みたいな感じで、電話の通訳さんを挟んでおじさんとやりとり。
はいミカン狩りのミッション達成~~~!
「なんでミカン狩り?」と思ったのだけど、韓国ではミカンってチェジュ島でしか栽培してないらしい。
まあ基本的に暖かい所で採れるものだもんね。とは言え、日本人にとってはミカンってめっちゃ身近な食べ物だし、わざわざ韓国に来てまでやりたいかっていうと疑問が残る。通訳サービスの存在を知ったのはめちゃくちゃデカいけどさあ!
あんまりたくさん採っても検疫で引っ掛かりそうな気がしたので、ホテルの夜食用にとりあえず4つほどゲット。
おじさんが「もっと持っていけばいいのに!」みたいな事を身振り手振りで言ってくれた。バケツ一杯採っても1,000円ぐらいっぽい。
黒豚ショーを見る
そして更にタクシーを飛ばして「ヒュエリ自然公園」へ。
空港で「黒豚ショー」って言ったら空港の人も「なにそれ?それになんの意味があるの?」みたいな顔をしていたのですが、パソコンで検索して「ここです」って教えてくれた場所であります。
中は庭園になってるよ。
そして馬も居るよ。
なんかすごい顔で見て来るね君。
そして黒豚ショーの会場に到着!アナウンスはオール韓国語なので何を言ってるのかはサッパリわかりませんが、「これから可愛い黒豚ちゃんの登場だよ!」「エキサイティングで世界最高峰のショーだ!」「これを見に来たお前らは運がいい!宝くじが当たるし身体の悪い所全部治る!」みたいな事を言ってるんだと思う。
そして豪快に滑り台を滑って来る黒豚!
そして滑り降りてくるアヒル!
以上!
えっ、終わり!?
いやまあ君たちは可愛いんだけどさ!
あまりにも一瞬で終わったからおじさんびっくりしちゃったよ!
休愛里(ヒュエリ)自然生活公園
済州特別自治道西帰浦市南元邑新礼里 2081
제주특별자치도 서귀포시 남원읍 신례리 2081
(+82) 064-732-2114
https://www.visitjeju.net/jp/detail/view?contentsid=CONT_000000000500707
離島の牛島(ウド)で白浜ビーチを探す
そして更にタクシーを走らせて港へ。ここから牛島(ウド)という離島に渡って更なるミッションクリアを狙いたい。
ちなみに韓国のフェリーはこんな感じで座席がなくてめいめいが地べたに座る感じである。
「牛島」の位置関係はこの通り。
ものの20分くらいで牛島に到着。天気はちょっと微妙である。
この牛島では、
・海女さんとの2ショット写真を撮る
・白浜ビーチに行く
の二つのミッションをクリアしたい。
そしてヘンな乗り物を発見!
なんか二人乗りの電動自動車みたいな感じなのだけど、ナンバープレートもついてたし乗るのに免許が必要っぽいので渋々諦める。
こっちを借りよう。1日借りても1,000円くらいでござる。
めっちゃスピード出る!流石は電動パワー!
ちなみに牛島はそれほど大きい島ではなく、一周しても自転車で30分くらいでまわれるっぽい。
空港のお姉さんが言うには、この島に「白い砂浜のビーチ」があるはずなんだけど……。
ただしこれがかなり気持ちいい!
いやー、いいですね!あのヘンな乗り物も楽しそうだけど!
絶景もあるよ!
ただなんか、白い砂浜、どころかめっちゃ黒いんですよね。マジで白い砂浜なんてあるの……?
……と思ったらありました!
これがミッションの言うところの白浜ビーチかどうかはわからないけど、空港の人いわく牛島のこのビーチが一番白いっていう事なのでこれがきっと白浜なんだろう。そういう事にしておこう。
海女さんとの2ショット写真を撮る
あとは「海女さんとのツーショット」なんだけど、そう簡単に巡り合えるものなの……?
なんか「海女推し」っぽい感じは看板とかからも出てるけどさあ。
……とか思ってたら見つけました。完全に海女さんです。
銅像だろうがなんだろうが海女さんは海女さんである。
海女さんとのツーショット撮影、クリア!
ちなみにこの辺は海産物推しなので、ウニご飯っていう罪深い食べ物を食べたりしたよ。
あと犬が頑張ってたのでカメラを向けたら恥ずかしそうにしてたよ。
絶景。なるほど。これは良いところである。
レンタサイクル楽しいな~~。天気が良ければもっと綺麗だったんだろうな。
とは言え、帰りの船の時間もあるので最終の船でチェジュ本島に戻る。
何故なら明日は「城山日出峰で朝日を見る」というミッションがあるのだ。
港からその城山日出峰までは歩いて行ける距離なので歩いて行く。世界遺産にも選ばれてるし、近くにホテルくらいあるだろう、っていう目論み。
そしてホテルも問題なくゲット!1泊4,000円!
ただし、この時点で現金が残り2,000円くらいになりました。
でもまあ、クレジットカードはあるしATMでキャッシングすればいいかなって思うじゃないですか。
そしたら全然おろせないんですよね。マジか……!
とんでもない不安……!
基本的にタクシーでもクレジットカード使えるしなんとかなると思うのだけど……!
クレジットカードが使えるお店で食べた晩御飯。
ガーリックライスにアワビが乗ってる罪深い食べ物。1,000円くらい。貴族か!
3日目:世界自然遺産「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」で日の出を見る
はい。そんなわけでお早う御座います。朝の6時です。
ホテルのフロントに「日の出は朝の7:09だよ!」みたいな事が書いてあったので一時間前に城山日出峰の入り口に来ました。
日出峰は牛島からすぐ。
ざっくり振り返ってみると、
【クリア済】
・「黒豚」の焼肉を食べる
・海女さんとの2ショット写真を撮る
・1m級の「タチウオのまるごと煮込み」を食べる
・黒豚ショーを見る
・クラフトビール(地ビール)を飲む
・温泉に入る
・在来市場で食べ歩き&お土産を買う
・白浜ビーチに行く
・みかん狩りを体験する
【未クリア】
・世界自然遺産「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」で日の出を見る
という感じで、この城山日出峰から日の出を見れば全てのミッションがクリア、という事になります。
あ、ちなみに「クラフトビールを飲む」というミッションについては、普通にそこらへんのコンビニを売ってたやつであっさり達成したので書くまでもなかったです。
コンビニで見かけたチェジュビール。これはもう完全に地ビールでしょ。
はい達成。楽勝すぎる。
さあそんなわけでこの城山日出峰なんですが、貼ってあったポスターによるとこんな形をしているらしい。なるほど。これは珍しい。韓国ではここで日の出を見るのが定番のデートスポットにもなっているらしく、ここでプロポーズする人も多いんだとか。日本で言うところの「富士山で日の出を見る」みたいな感じなのかな。
リゾート島とは言え、もう冬だし日の出前なので寒いのである。いかんせんこっちはTシャツとジャンパーという軽装で来ているので、「なんぞあったかいものはないか」と近くの商店を物色する。
良いものを発見!ホッカイロや!
ヨッピー
「これいくらですか?」
おばちゃん
「日本人?ハッピャクwon!」
ヨッピー
「1つ80円か。ちょっと高いけどまあ観光地だし仕方ない。じゃあこれふたつください」
おばちゃん
「じゃあふたつでロクセンwon!」
ヨッピー
「えっ、なんで急に値段あがったの!? しかも1個300円ってめちゃくちゃ高くない!?」
おばちゃん
「これ、メイドインコリアだから!」
ヨッピー
「……。(完全にふっかけられとる)」
と、そんな感じでむかっ腹が立つので買うのをやめました。なんだよ!足元見やがって!キーッ!
ちなみに城山日出峰の登山道(?)はこんな感じで真っ暗である。かなりキツい階段を20分くらい歩くので歩きやすい靴で来た方が良いと思う。
そして頂上へ。
街の方を見るとこの夜景である。
ただしめちゃくちゃ寒い。海沿いだし風もめっちゃ強いのだ。あのぼったくりホッカイロでも買っておけば良かった!クエーッ!
段々人が集まってきた!
そして……
いよいよ……!
日の出や……!
荘厳……!
なるほど。これは良いものだな。
クソ寒いのを我慢した甲斐があると言うもの。
雲がかかってたのでどうかと思ったのだけど、お日様が顔を出したら「おおーっ!」って歓声が起こった。
そんなわけでミッション全部クリア!
やべぇ!楽勝やんけ!
やっぱりこの、「海外旅行、雑に行っても割となんとかなる説」は完全に正しかったのでは!?
城山日出峰(ソンサンイルチェボン)
済州特別自治道 西帰浦市 城山邑 城山里 114
제주특별자치도 서귀포시 성산읍 성산리 114
(+82) 064-783-0959
https://www.visitjeju.net/jp/detail/view?contentsid=CONT_000000000500349#
【番外編】
大幅に時間を残してミッションをクリアしてしまったので、市街地に戻ってきました。
まあ、速攻でATM行って現金おろしたよね。
中心部はこのへん!
そんでもって僕、ピンと来たんですよ。ひょっとしてチェジュ島ってホテルが安いのでは?って。
だって、あの噴水とかあってめちゃめちゃゴージャスなホテルが1泊3万円とかだったじゃないですか。
んでこのホテルだって高そうに見えて実は安いんじゃあ……?って思ったんですよ。
ヨッピー
「すいません、予約はしてないんですが、一泊いくらですか……?」
フロントの人
「1泊12,000円です」
はい正解~~~!僕の予想が完全に正しかった~~~!
このクオリティの部屋で12,000円は完全に安い!なんか部屋が空いてたのか、「グレードアップしておきますね」って言ってくれたのでひょっとしたら更に良い部屋なのかもしれないけど!
ランチブッフェを食べました。たしか3,000円くらい。これはけっこう高いな。
ただし普通に美味いです。
しかもホテルにはカジノまで併設されとるんですよこれが!
カジノとか行った事ないし、「よっしゃーーーーーー!今回の代金全部取り返すぞ~~~!」とか思って突撃したら10分で1万円くらい無くなっておしっこ漏らすかと思ったよね。
MAISON GLAD jeju
済州特別自治道 済州市蓮洞80
제주특별자치도 제주시 연동 80
(+82) 064-747-5000
https://ora.oraresort.com/jpn/GRD/
更には近くにサウナがあると聞いて生粋のサウナ厨である所の僕は大喜びで飛び込みました。
例のごとく写真は無いんですけど、これまたスーパー銭湯的な所で、チムジルバンっていう韓国式サウナ(岩盤浴っぽいやつ)なんかが併設されております。ここに設置されてたサウナがヤケクソみたいに熱くて、温度計見たら130度とかになってたからね。普通、日本だと熱くても110度くらいだからね。水風呂もプールばりに広くて深くて最高に良かった……!
龍岩頭海水ランド
済州特別自治道 済州市 西海岸路 630
제주특별자치도 제주시 서해안로 630
(+82) 064-742-7000
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TMC/TE_JA_7_1_1.jsp?cid=2025906
晩御飯はチェジュ島の原宿って感じの所をブラブラして見つけた食堂で食べました。
キムパプ(韓国風海苔巻き)とスンドゥブチゲでございます。うまい。あのヤケクソみたいに辛かった冷麺みたいなのが出てきたらどうしようかと思ったけど文句なしに美味いわ……。
そんなわけで適度に酔っ払いながら高級ホテルに戻った。極楽である。
チェジュ島、確かに楽勝だったな~~~~!
【答え合わせ】
そんなわけでクリアしたミッションを渡守武(ともたけ)さんに見て頂く。
「すいません、普通に全部クリア出来てしまいました」
「いや、すごいですね。いくつかはクリアできないミッションがあるかと思ったんですけど。ただし、10点満点でつけると9点ですね!1点減点です!」
「ちょっと!なんで減点するんですか!」
「これは私の書き方も悪かったんですけど、『白浜ビーチ』じゃなくて『白浜のビーチ』なんですね。チェジュ島で『白浜が綺麗なビーチ』と言えば、挟才(ヒョプチェ)海水浴場なんですよ」
こっちが正解だったそうです。
「知らんがな!空港の人が『ここだよ』って言ってたし!」
「まあ確かに、牛島のビーチも綺麗なので良しとしましょう。でも海女さんとのツーショットはズルいです。ちゃんと人間と撮ってください!」
「なんでよ!『生きてる海女さんとツーショット』って書いてなかったじゃねえか!」
「それはただの屁理屈ですよ!クラフトビールもコンビニで買ってるし……。なんなの……」
「まあ、スキがある問題を出した方が悪い」
渡守武さんいわく、「海に浮ぶオレンジ色の浮きを目指して、本物の海女さんとのツーショットを撮ってほしかった」とのこと。イルチュルボンやヨンドゥアム、ヨンモリ海岸などの海辺の観光地には、海女さんがその日にとれた海鮮とお酒などをふるまう屋台があるので、そこに行って飲み食いしてほしかったそう。
こちらは地ビールとピザのお店「メクパイ(Magpie Brewing Co)」のビール工場。基本のクラシックシリーズと季節ごとに変わる限定メニューが造られているほか、事前予約なしで工場見学もできる(※人数によっては予約が必要)。「素敵な夜を過ごしてほしくて提案したのに」と呆れられる始末。
メクパイ(Magpie Brewing Co)
済州市 東回泉1ギル 23
제주시 동회천1길 23
(+82) 070-4228-5300
https://www.visitjeju.net/jp/detail/view?contentsid=CNTS_200000000007209#
【ヨッピーがモノ申したいこと】
「ちょっと思ったんですけど、このミッションってたぶん韓国の方も一緒に考えたでしょ?」
「あ、そうです。なんでわかるんですか?」
「『日本人向けにならもっと良い所あるのに』とか思ってしまった」
「なるほど」
「ミカン狩りとか動物のショーとかはまあ日本国内でも出来るんで、チェジュ島ならではのやつがもっとある気がするんですよね」
「なるほど。ミカン狩りは今、韓国の若い女の子からすごく人気があるんですよ。インスタ映えと言いますか。たとえば浪漫農場 みかん畑76番地とか」
「たしかに現地にたくさん若い女の子居ましたけど、ミカン狩りは日本でもできますからね……」
浪漫農場 みかん畑76番地
西帰浦市 安徳面 上倉里 1327
제주 서귀포시 안덕면 상창리 1327
http://jejutour-jp.hatenablog.com/entry/2017/12/27/143931
「で、現地のパンフレット見てたんですけど、チェジュ島って実弾射撃が出来るんですよね?」
「あ、そうです!キジを撃ったりクレー射撃したりも出来ますよ!」
「ほらー!そういうのやってみたかったー!」
大侑ランド(デユランド)
西帰浦市 上猊洞144
제주도 서귀포시 상예동144
(+82) 064−738−0500
「あと、チムジルバンもすごい良かったのにミッションには入ってなかったし!あれだけ熱くてデカい水風呂、サウナ好きは絶対ハマりますよ!」
「そういえば、温泉もチェジュ島にはまだあるんですよ。TheAnnexホテルの済州アラゴナイト温泉とか」
「ほんとだ。空港の人はひとつしか無いって言ってたけどなぁ」
「ホテルに併設されてる温泉なんでカウントしなかったもしれないですね」
TheAnnexホテル・済州アラゴナイト温泉
済州特別自治道 西帰浦市 安徳面上川里380-7
제주특별자치도 서귀포시 안덕면 상천리 380-7
(+82) 064-793-6005
https://www.visitjeju.net/jp/detail/view?contentsid=CNTS_000000000000594
https://www.visitjeju.net/jp/detail/view?contentsid=CNTS_000000000000597
「あとこの辺のK-POPのミュージアムも若い女の子は絶対行きたがると思う」
「確かに」
「じゃあこの辺もういっかい周ってくるんでお金くださいよ」
「ダメです。LCCなら2~3万円で行けるんで自腹で行ってください」
「チッ、商売上手だな……」
そんなわけで今回行けなかった「済州島のいい所」については下の記事にもまとめたので、実際に済州島に行く時はぜひ参考にしてください!
【日本から一番近い海外リゾート】チェジュ島(済州島)のおすすめ観光地をご紹介!
https://travel.spot-app.jp/jeju_travel/
海外旅行も、まあ気合があればなんとかなるもんやで!
【編集部からのお知らせ】
今回ヨッピーさんが訪れた場所以外にも、チェジュ島には素晴らしいスポットがたくさんあります。編集部おすすめの観光スポットやグルメ情報など、魅力を1ページにまとめましたので是非ご覧ください!!
【日本から一番近い海外リゾート】チェジュ島(済州島)のおすすめ観光地をご紹介!
https://travel.spot-app.jp/jeju_travel/
【提供】
済州観光公社
https://m.visitjeju.net
【制作】
SPOT編集部