【地元民オススメの高知観光】定番観光地から名物グルメまで、高知を楽しみ尽くす観光ルートをご紹介!

大河ドラマ「龍馬伝」に登場した高知県には桂浜、足摺岬といった有名観光地がありますが、それぞれ遠いため、「満喫するならレンタカーを借りて3泊以上したほうがよい」と言われています。それは日程的に厳しい……ということで、今回は一泊二日の観光ルートをご紹介。路面電車で「ひろめ市場」でグルメを楽しんだり、高知城に行ったり、よさこい祭の世界に触れたりとボリューミーな旅行ができますよ。

 

2日目 9:00 ボリューム満点の高知のモーニングを食べよう

2日目の日曜日になりました。

朝食は、ホテルの美味しいバイキングも良いですが、高知のボリュームたっぷりな喫茶店のモーニングもおすすめです!

ボリュームのあるモーニングというと名古屋が有名ですが、実は高知も名古屋に負けないモーニング文化があるんです。
高知は漁師町が多いので、朝早くから働く漁師さんのためにボリュームたっぷりなモーニングを出し始めたのがきっかけなんだとか。

 

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とうわけで、今回やって来たのは、喫茶店「デポー」。40年近く続く高知の老舗喫茶店です。

 

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こちらがデポーの「高知のモーニングPart2」。Part1はメニューにはありませんでした(笑)
パンにおむすびに味噌汁にコーヒーまで付いてきます。

なんでパンに味噌汁なんだとかそんな細かいことは気にしない。これが高知流です。

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「朝からこんなに食べられないよ」って感じですが、美味しくて意外とペロリといけちゃいます!

 

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デポー(DEPOT)京町店
住所:高知県高知市はりまや町1丁目3−1
公式HP:http://depot.main.jp/
参考サイト:ぐるなび

 

10:00 高知のがっかり名所「はりまや橋」を見よう

朝食を食べたら、はりまや橋を見に行きましょう!

「日本三大がっかり名所の一つ」という不名誉な称号で有名なはりまや橋ですが、名所は名所。一度は見ておくことをオススメします。

 

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今では整備されて、かなり名所っぽくなっています!

ちなみに、上の写真のはりまや橋は昔のはりまや橋を再現したもので、実際のはりまや橋は今は車道になっている場所にあったものだそうですです。

 

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あ、やっぱりがっかり名所ですね。

「♪土佐の高知のはりまや橋で,坊さんかんざし買うを見た」とよさこい節のフレーズにもなり,純信とお馬の恋物語でも知られているはりまや橋。江戸時代に,堀川を挟んで商売を行っていた「播磨屋」と「櫃屋」が,両者の往来のため私設の橋を架けたことが「はりまや橋」の由来といわれています。その後,何度か橋は架けかえられ,堀川も埋め立てられましたが,現在は,はりまや橋公園として整備され,川のせせらぎを再現。昔のはりまや橋も復元し,純信・お馬のモニュメントも設置されています。
出展:はりまや橋-高知市ホームページ

 

11:00 日曜市で高知の直産品を見て回ろう

日曜日には高知市では毎週日曜市が開催されています。

日曜市とは?

元禄3年(1690年)以来,300年以上の歴史を持つ土佐の日曜市。年末年始とよさこい祭り期間を除く毎週日曜日開催されています。4月から9月は午前5時から午後6時まで,10月から3月は午前5時30分から午後5時まで,高知のお城下追手筋において,全長約1300mにわたり,約420店が軒を並べています。新鮮な野菜や果物はもちろん,金物,打ち刃物,植木なども売られており,市民と県外からの観光客などもあわせると1日に約17000人が訪れる生活市です。

(引用:日曜市 – 高知市公式ホームページ

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普段は片側二車線の道路を片方封鎖して、市場通りができあがっています。

 

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市庭の建物は、簡素な竹などで作られており、ローカル感満載です!

 

では、どんな物が売られているのか実際に歩いてみましょう。

 

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こちらのお店は手作りの竹製品が売られていますね。

 

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こちらは野菜ですね。普段見ないような野菜が売られていたりするのも日曜市の特徴です。

 

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こちらはお茶ですね。

 

こちらも野菜のお店。
おばちゃんに声をかけられたので、思わず買ってしまいました。

お店の人とコミュニケーションを取りながら買い物できることが、日曜市の醍醐味。
ほとんどが生産者の方で、話していると商品へのとても愛情を感じていらっしゃることがわかります。

 

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こちらは僕も初めて見たクッキーの炭。

炭でクッキーを作ったのではなく、クッキーを炭にしたんだそうです(笑)
炭職人さんが作った作品で、ほかにもソーメンを炭にしたり、インスタント麺を炭にしたりしていました。

 

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使い道を聞いたのですが、作った本人も「わからない」とおっしゃっていました(笑)

お歳暮のドッキリなどにいかがでしょうか? こんな普段は絶対見れないようなものが見られるのも日曜市の魅力ですね!

日曜市には、買い物だけでなく、食べ物屋台のお店もたくさん並んでいます!

 

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気になったものがあれば、ぜひ食べ歩きして見てください! どれも美味しいですよ!

そんな中でも、日曜市の名物として絶対に外せないのが、「大平商店のいも天」です!

 

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ご覧の通り、お店はいつも長蛇の列。

こちらでは揚げたての美味しいイモ天が買えるとあって、いつも賑わっています。

 

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揚げたてのいも天はで、外はカリッとしていて、中はホクホク。

 

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ほんのり甘いサツマイモの風味が後を引きます。

1袋食べ終えると、もう1袋食べたくなるので、2袋以上買うことをオススメします!

 

 

13:00 現存天守閣と追手門の高知城に行ってみよう!

日曜市の長い通りを抜けると、高知城が見えてきます。

 

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幸運の城 ー 高知城

関ヶ原の戦いの功績により徳川家康から土佐一国を拝領した山内一豊は、慶長6年(1601)大高坂山に新城の築城工事を始め、慶長8年(1603)に本丸と二ノ丸が完成、入城しました。

享保12年(1727)城下町の大火で追手門以外の城郭のほとんどを焼失しましたが、宝暦3年(1753)までに創建当時の姿のまま再建されました。

その後は、自然災害や明治維新による全国的な廃城の嵐、太平洋戦争など幾度となく襲った危機を乗り越え、「南海道随一の名城」と呼ばれる優美な姿をした建物を今に残しています。

平成15年には、築城400年、再建から250年を数え、本物の城の持つ偉容が訪れる人々を今日も歴史のロマンに誘っています。

(引用:高知城 | 高知城 Kochi Castle|公式ホームページ Official Website

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土佐藩出身の自由民権運動の板垣退助の銅像もここにあります。

 

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高知城は、入場料を払えば、天守閣まで上がることができますので、ぜひ上がって高知城下を一望してみてください!

 

高知城
住所:高知県高知市丸ノ内1丁目2−1
参考サイト:http://kochipark.jp/kochijyo/

 

15:00 よさこい情報交流館

高知といえば、よさこい鳴子祭り!

きらびやかな衣装を身にまとった踊り子達が街を練り歩き、真夏の高知をさらに熱くするお祭りです!

 

高知に来られた方にはぜひこの熱いお祭りを体験していただきたのですが、祭りの時期に観光するのは難しい方もいるでしょう。

そんな方がよさこい祭りのことを知るのに最適なのが、高知よさこい情報交流館です。

 

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入場無料で高知のお祭り「よさこい祭り」について、いちから知ることができます。

よさこい祭のこと知らない方、踊ったことのある方ともに楽しめるスポットですね。

 

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よさこいの歴史を感じたり、よさこい祭り衣装を実際に着て撮影したりもできるので、よさこいの雰囲気を知るのにとても良いスポットです!

 

高知よさこい情報交流館
住所:高知県高知市はりまや町1丁目10−1
参考サイト:http://www.honke-yosakoi.jp/

 

16:30 セレクトショップ「てんこす」でお土産を買おう

いよいよ高知旅も終盤、最後にお土産を買いに行きましょう。

高知県内の様々なお土産を見たければおすすめは土佐せれくとしょっぷ てんこすです!

 

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中央公園の中にある「てんこす」は、高知県の西から東まで、ほぼ全ての地域のお土産を販売しているセレクトショップです。
どの地域も独自のお土産展開しているので、見ているだけでも楽しいですよ!

今回は日程の都合上、高知市だけでしたが、行きたかったあの地域のお土産はここでゲットしてしまいましょう!

 

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土佐せれくとしょっぷ てんこす
住所:高知県高知市帯屋町1丁目11−40
参考サイト:http://www.welcome-kochi.jp/

 

17:30 高知駅にて帰路に

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高知駅に帰ってきました。これにて、高知旅は終了です。

高知は都心から行くにはなかなか大変な距離ですが、その苦労以上に、本当に美味しい食べ物や豊かな文化を体験できる場所です!

この記事を見て、「お、ちょっと考えてみようかしら」とちょっとでも感じてくれたら嬉しいです。
今度の週末はちょっと足を伸ばして、高知旅なんていかがでしょうか?

文・写真 ありんど高知編集長 KAI(しおちゃん) ありんど高知