【宮城県】可愛すぎる子ギツネを抱っこ!?歴史の街、白石蔵王の観光スポットを遊びつくす!
宮城県在住のライターが教える白石蔵王のオススメ観光地。伝統芸能である「こけし」や蔵王連峰の「蔵王の御釜」「白石城」さらにはかわいいキツネたちと遊べる「キツネ村」までたっぷりご紹介します。白石蔵王地域には鎌先温泉があるので、体を癒やしてくれる温泉や宿泊施設も見つけやすいはず。こけし鑑賞、手作り体験から、雰囲気のあるスポットまで堪能できる宮城県。旅行・観光に訪れてみてはいかがでしょうか。
みなさん、こんにちは!
僕はライターのちもん(@untimon)と申します!
宮城県在住、普段は育毛剤のレビューなどをして生活をする薄毛の育毛ライターです。
僕が住んでいる宮城県のことをカンタンに説明すると、仙台県です。
神奈川県や愛知県、兵庫県の方なら理解してくれると思いますが、県名よりも都市名の方が有名になってしまったパターンですね。
また、よく宮城県出身と自己紹介すると「九州の方ですか?」と聞かれるんですが、それは宮崎県です。
そんな仙台県宮城県ですが、仙台以外にも魅力的な場所がたくさんあります!
日本三景の『松島』海の幸が豊富な復興地『女川』、2007年に『旅の手帳』が認定した温泉番付東の横綱『鳴子』
まだまだ他にも紹介したい地域はありますが、今回、僕が目をつけたのは白石蔵王地域です!
蔵王の美しい自然に囲まれる歴史の街、白石市。
名物料理『白石温麺(うーめん)』や薬湯『鎌先温泉』、そして2つの『こけしの郷』等、見所はありますが、今一番熱いのはもちろんここ!
え?これはどこなんだって?
やだなぁ、ここですよここ!
100匹を超える放し飼いのキツネとふれあえると噂の宮城蔵王キツネ村ですよ!
というわけで今回は、この蔵王キツネ村をはじめとした白石蔵王エリアの魅力をたっぷりとご紹介します!
目次
宮城蔵王キツネ村
というわけで、さっそく白石蔵王エリアの目玉スポット、宮城蔵王キツネ村のご紹介です!
100匹以上のキツネを放し飼いにしている世界でも類を見ないキツネだらけのテーマパーク!
ただし、ここを楽しむにはちょっと覚悟が必要です。
キツネは気性が激しいため、追いかけたり脅かしたりすると大怪我につながってしまいます。
また物を落っことしてしまうとキツネが埋めてしまって絶対に帰ってこないため、注意しなければいけません。
受付で厳重に注意を受けると、いよいよ入場です!
か、かわいい!
入場すると、檻に入ったキツネなどの動物達に会うことができます!
可愛い可愛い!これがこの世の天国か!
野性味溢れるキツネ達!放し飼いエリアはカオス可愛い!
この世の天国を満喫したら、いよいよ放し飼いエリアです!
ここのキツネ達もきっと可愛いんだろうなぁ!
と思ったら、入った途端にちょっとしたいさかいに遭遇!
キツネ村で出会った衝撃!
キツネはね、コンコン鳴かないんだよ! pic.twitter.com/p05d0wUkUA— 貶励亭ちもん@ライター兼プロ薄毛 (@untimon) June 2, 2017
キツネってよく「コンコン」って鳴くと表現されますが、実際は人間の笑い声みたいな声で鳴くんですね!
ビックリしたけど、貴重な体験をさせていただきました。
他にも、穴を掘っているキツネや、
餌やり小屋周辺で、
餌を今か今かと待っているキツネ達を撮影することができました。
ちなみに餌やり小屋から眺めると…?
可愛さ抜群の写真を撮りまくることができます!
ところどころで、いさかいを起こしているキツネ達がいるのは中々に恐怖ですが、これも放し飼いならではの醍醐味!
とはいえ、本気でケガにつながるかもしれませんので、近づいたり驚かしたりしないようにしましょう!
ニヤニヤが止まらない!?子ギツネ抱っこ体験!
大人のキツネも可愛いかったのですが、何よりも虜になってしまうのは子ギツネの抱っこ体験です!
放し飼いエリアでは若干ビビッてた僕ですが、子ギツネの抱っこと聞いては逃すわけにはいきません!
いいですか、みなさん。
この子達をね?
こうできるんです!
至福っ・・・!圧倒的至福っ・・・!
見てください、僕のメロメロになった表情。
もはや孫を抱くおじいさんみたいになってます!
この気持ちは、実際に体験してみなければ絶対にわかりません!
あなたも絶対にこんな表情になってしまうはずです!
来場の際は、絶対に絶対に体験してみてください!
宮城蔵王キツネ村
住所:〒989-0733 宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3
電話番号:0224-24-8812
公式サイト:http://zao-fox-village.com/
蔵王の御釜
次に僕が向かったのは蔵王の御釜です。
蔵王連峰の最も高い標高にある火口。ここに水が溜まってできたカルデラ湖は「御釜」と呼ばれる宮城県屈指の景観スポット!
その名の通り「お釜」を思い起こさせる外見が特徴です。
透き通る空!見渡す限り広がる蔵王連峰!そしてこの雄大な景色!
御釜を囲う柵はかなりの広範囲に渡っているので、思わず写真を撮りたくなってしまうようなステキなアングルも見つかるはず!
場所によってはエメラルドグリーンに輝く水が見られるので、探してみるのも楽しいですよ!
蔵王の御釜
住所:〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林内
電話番号:0224-33-2215
日本一可愛い動物注意標識(僕認定)
スポット紹介ではありませんが、移動途中に面白い道路標識を発見したので報告します!
それがこちら!
見てくださいこれ!可愛くないですか?
これアレですよね?動物注意標識!
ここら辺を運転してたら、たぬきがひょこっと顔を出すんですかね?
あまりに可愛いので、日本一可愛い動物注意標識に僕が認定しました!
インスタにアップするときは「#日本一可愛い動物注意標識」のタグを忘れずに入れてください!
日本一可愛い動物注意標識(僕認定)
住所:県道51号線上
蔵王プロヴァンスファーム 牧場カフェ
今宵のホテルまで移動する途中にあるのが蔵王プロヴァンスファームの牧場カフェ。
手作りジェラートが自慢の隠れた名店です!
まず何といってもボリュームが凄い!
この量!
コーンからはみ出しまくるボリュームのジェラートには圧巻の一言です!
で、こちらがマスターがオススメするウィスキーとミントのジェラート!
ミントは地元蔵王の会社、蔵王ハーブから取り寄せたフレッシュミント。一般的なチョコミントに使われるミントと違い、スーッと感に奥行きがある爽やかな味です。
一方、ウィスキーはニッカウヰスキー宮城峡蒸留所で生産している「伊達」を使用。作並温泉「湯の原ホテル」でも提供していて、ウィスキーの香りがフワッと漂う上品な味わいが楽しめます。
ジェラートのおいしさの秘密は、この淡い色にあります。人工の色素や甘味料を使っていないため、このような淡い色になっているとのこと。
その甲斐あって、いくら食べても飽きがこないのが嬉しいところです!
これだけのボリュームでもぺろりと平らげてしまいました!
ネット通販もやっているので「興味はあるけど宮城は遠い!」という方は利用してみてはいかがでしょうか?
蔵王プロヴァンスファーム
住所:〒989-0731 宮城県白石市 福岡深谷字二の萱281
電話番号:0224-24-8006
公式サイト:http://www.zao-beko.co.jp/
鎌先温泉 時音の宿 湯主 一條
白石へお越しの際にオススメなホテルは、弥治郎こけしと共に息づいてきた温泉地、鎌先温泉です。
白石の街から車で10分程度。山の中にある小さな温泉街です。
今回お邪魔したのは「湯主 一條」。創業約600年を誇る老舗中の老舗。
国の登録有形文化財である木造本館と、客室がある別館からなるモダンな旅館です。
タイムトリップというコンセプトを持つこの旅館。
館内は森、そしてあなたはその森に迷い込んだ映画の主人公です。
日常に疲れた現代人が、この旅館での体験を通して癒され、また日常へ帰っていく、そんなストーリーが湯主 一條のもつ魅力なのです。
例えば露天風呂!
うっそうと茂る森の中で温泉につかるこの贅沢!
夜はライトアップされ、秋には鮮やかな紅葉が美しく彩られるそうです。
こちらが今回泊まるお部屋。
内装は新しいのに、どことなく懐かしさが漂う不思議なお部屋です。
景色を見ながらのんびりするのにはピッタリかもしれません。
食事は国の登録有形文化財である木造本館で行います。
この木造本館には個室料亭「匠庵」があり「森の晩餐」を楽しむことができるのです。
まるで大正時代にタイムスリップしたような空間で食べる美味しい料理は、心も身体も癒してくれることでしょう!
ちなみに、一番人気のお部屋も見せてもらったのですが、
もはや住ませてほしいレベル!
家族連れからご年配の方、なんと若いカップルまで、様々な世代の方がこのお部屋を予約していくそうです。確かに、一度泊まったら癖になりそう!
現代社会から隔離された環境で、一日を優雅に締めくくるのなら、この部屋で決まり!と言った感じですね!
時音の宿 湯主一條
住所:〒989-0231 宮城県白石市福岡蔵本字鎌先1番48
電話番号:0224-26-2151
参考サイト:Yahoo!トラベル・JTB・一休.com
公式HP:http://www.ichijoh.co.jp/
白石蔵王エリアにある2大こけし施設!
宮城県は、こけしの郷として全国的に有名な地域です!
「鳴子」「作並」「遠刈田」「弥治郎」「肘折」といいう5つの伝統こけしの郷が存在しています!
このうち、白石蔵王エリアにあるのは「遠刈田」と「弥治郎」です。
キツネ村を探訪する前に、せっかくなので楽しんできました!
みやぎ蔵王こけし館
宮城県の5大伝統こけしをはじめ、東北各地で作られた数千体のこけしが展示されている県内有数の資料館、それがみやぎ蔵王こけし館です。
展示室に入ると、いきなり凄い数のこけし・こけし・こけし!
圧倒的な数のこけしが僕のことを迎えてくれました。
驚いたのが、その表情の豊かさです。
こけしと言うと「無表情で怖い」というイメージにとらわれがちですが、見てくださいこの表情!
こんなこけしだったら、部屋に飾っても怖いどころか賑やかになって楽しそうですね!
こけし館では「絵付け体験」も実施していて、今回はその工房の写真も撮らせていただきました!
実は、プライベートで絵付けをさせてもらったことがあるのですが、職人さんが丁寧に教えてくれたおかげで、カンタンに可愛いこけしを作ることができました!
来館の際は、ぜひ体験してみてください!
みやぎ蔵王こけし館
住所:〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字新地西裏山36番地135
電話番号:0224-34-2385
公式サイト:http://kokeshizao.com/
弥治郎こけし村
続いて向かったのは、白石蔵王エリアのもう一つのこけしの郷『弥治郎こけし村』。
こけしの歴史や製造方法、生活と民俗まで、こけしの背景を勉強できる施設です。
施設1階は、こけしや弥治郎村の歴史や、こけしの美しさについてが学べる展示室。
各所にあるVTRを見ながら、こけしについて勉強することができます。
2階は展示即売コーナー。
弥治郎村で作られた様々なこけしが購入できます。
そして、何よりオススメなのが「こけしの絵付け体験」です!
こけしの絵付けに挑戦してみた!
弥治郎こけしの特徴は、頭の上の渦巻き模様。
ろくろの上で回転するこけしに、筆を入れることで生まれる独特な模様の美しさは他の系統ではなかなか見られません。
もちろん僕も、渦巻き模様にチャレンジしたのですが、あんまり上手くいきませんでした汗
僕のつたない絵付けを見ながら、こけしの作り方をわかりやすく教えてくれる職人さん。
気さくで話しやすいので、ついつい長話しちゃいました!
そしてこれが完成品です!
なんだろう、無難なのに残るモヤモヤ感。
というか、どうでもいいけど中学校の時こういう女子いたよね!
ま、まぁ素人がやったことですし!勘弁してください!
弥治郎こけし村
住所:〒989-0733 宮城県白石市福岡八宮弥治郎北72−1
電話番号:0224-26-3993
白石温麺 味見処「光庵」
白石市で有名な料理といったら、白石温麺(うーめん)。
製造する際に油を一切使わないヘルシーな麺です。
湯主一條の女将さんが「温麺ならここがいいですよ!」とオススメしてくれたのが、この味見処 光庵。きちみ製麺という製麺工場に併設された、お店です。
江戸時代に建てられた古民家をそのままに生かした店内は、雰囲気抜群。
歴史を感じながら、じっくりと温麺を味わうことができます。
今回頼んだのは、オススメの『三味温麺』。
「しょうゆ」「くるみ」「ごま」の3つの味が楽しめる温麺で、白石に住む人たちは、お祝い事があるとよくこれを作ったと言われているそうです。
美味しい!
独特の短い麺が生む「のど越し」と、3つのつけダレのコラボレーション!
特に「くるみ」は、適度に酸味があって忘れられない味です!
白石市は歴史の街。歴史深い建物で、歴史深い郷土料理を楽しみたいのなら、こちらがオススメです!
味見処「光庵」
住所:〒989-0275 宮城県白石市本町46
電話番号:0224-26-2565
参考サイト:ぐるなび
公式HP:http://tsurigane.com/
白石城・武家屋敷
最後に訪れたのは、白石城です。
伊達政宗第一の家臣、片倉小十郎が居城とし、一度は解体されたものの平成7年に忠実に復元されたお城です。
歴史の街と称されるのも、白石城と片倉小十郎の存在あってのもの。
白石に来たら、ここを見ないわけにはいきません!
白石城天守閣
平成7年に復元された天守閣。
オススメは最上階である3階から眺める白石の街並。
片倉小十郎が治め発展してきた景色からは悠久の時を感じることができますよ。
ちなみに、階段はめちゃくちゃ急なので注意してください!
当時の侍は、これ上り下りしてたって考えると凄いですよね!
武家屋敷
白石城から徒歩10分。
そこには片倉氏に仕えた武士、小関家の武家屋敷があります。
当時を出来る限り忠実に再現された造りで、囲炉裏には火が炊いてありました。
外堀は、季節によってはライトアップされ、美しい撮影スポットにもなっています。
ちなみに個人的なオススメポイントはここ!
電力盤とWi-fiルータです!
江戸時代をそのまま再現した家の中にあるちょっとした現代。
非日常の中に垣間見える日常。
なんというか、こういうところにロマン感じちゃうんですよね!
歴史探訪ミュージアム
白石城の入り口付近には、資料館である歴史探訪ミュージアムがあります。
鎌倉時代に作られた太刀や、1824年に白石城が再建されたときに振舞われた食事を再現した食品サンプルなど、歴史好きには堪らない展示の数々を見ることができます。
最上階では、200インチ高輝度スクリーンで上映される3Dハイビジョンシアターも楽しめますよ!
お土産コーナー
お待ちかねのお土産コーナーです!
白石地域の名産品や、創作こけしなど、たっぷりと選んでいってください!
オススメのお土産
ここでオススメのお土産を見ていきましょう!
白石温麺
先ほど紹介した温麺が、こんなにたくさん!
「白石で食べた味が忘れられない」という方が、多く買っていくそうです!
さまざまな味が楽しめるので、気になったものをご購入ください!
クリアファイル
戦国BASARAなどのキャラクター物のクリアファイルが人気かと思えば、実はそれよりも歴史情報がたくさん載っているクリアファイルの方が人気と言うから驚きです!
歴女にとってBASARAはあくまで入り口のひとつというわけですね!
創作こけし
ここまで伝統こけしをたくさん見てきましたが、新進気鋭の作家が作る創作こけしもたくさんあるのが白石です。
宮城のご当地キャラむすび丸や、こじゅうろうくんこけし、県知事賞を獲得した「白石わらべ」など、伝統こけしにはない可愛さを持ったオリジナルなこけしもたくさん売っているので、オススメです!
白石城
住所:〒989-0251 宮城県白石市益岡町1−16
電話番号:0224-24-3030
公式サイト:http://www.shiro-f.jp/shiroishijo/
白石蔵王の魅力はまだまだいっぱい!
月並みなことを言いますが、白石蔵王の魅力は今回紹介したところ以外にもたくさんあります!
遠刈田温泉や島川記念館、小十郎プラザや材木岩などもっともっと紹介したかったんですが、今回はここまで!
全部紹介しちゃったら宮城の魅力を見つける楽しみがなくなっちゃいますからね!
ここから先は、自分の目で確かめてみてください!
- ちもん(@untimon)
- ブログ:びっくりするほどWebライター