「高岡」の魅力を現役市職員が解説!1日観光モデルコース

富山県高岡市の観光スポット・名所はどういうところがあるのか。駅周辺やグルメなどのモデルコースを、現役市職員が解説します。東京から2時間ちょっと、金沢から13分で来れてしまう高岡は日帰りでも十分楽しめます。

※この記事は緊急事態宣言が発出されておらず、富山アラートが発出されていない令和2年9月に、感染症対策を講じた上で取材しました。

読者の皆様、
突然ですがこの写真を見てください。

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これは富山県・高岡市にある「雨晴海岸」の写真です。
めちゃくちゃ綺麗じゃないですか?
海越しに3,000m級の山を見ることができるのは、世界でもここ含めて3か所だけなんだそうです。

こんな神々しい写真も!

こんにちは。高岡市役所で働いているよしおと申します。
皆さん、高岡市がどこにあるか知っていますか? 高岡市は北陸・富山県西部にある、富山県第2の都市です。

富山県第2の都市にも関わらず、知名度が低いのが悲しいところ。

そんな高岡市ですが、あまり知られていなくても面白いスポットがたくさん!
金沢駅からは新幹線で13分。東京からは2時間と少しで到着できます。金沢に来たついでに少し足をのばして寄るのもオススメです。

コロナ禍でかなり私たちの生活は変化してしまいましたが、コロナ後にぜひ高岡市に来てもらいたい! そんな想いから、spotの読者であり現役市職員である私が、コロナ後に来ていただくため、高岡市の魅力を紹介していきたいと思います。今回は日帰りでまわれるモデルコースを紹介。

高岡市日帰りモデルコース

11:00 金沢駅から13分・新高岡駅からスタート

カメラマンを引き連れてスタート。まずはJR新高岡駅から!
新高岡駅は金沢駅から約13分。東京駅からはかがやき臨時便だと最速で約2時間19分で到着です。意外と近い!

改札を出ると、大きな兜がお出迎えします!高さは400cm、重さは400kg。約400年前に高岡の町を拓いた前田利長の兜をモチーフに作られたとか。

高岡市はものづくりのまちとして知られていて、中でも銅器に関しては、全国の銅器製品のおよそ9割のシェアを誇ると言われています。
世田谷区にあるサザエさんの銅像も、葛飾区にある両さんの銅像も、熊本のルフィーの銅像も、高岡市の会社が作ったんですよ。知ってましたか?

この大兜も高岡市で製作されました。どこか外国などで作って持ってきたわけではないんですね。

新高岡駅に到着したら、バスで高岡駅に向かいます。

※あいの風とやま鉄道の高岡駅の方。「新高岡駅」と「高岡駅」は違うので注意。

新高岡駅南口を出てすぐ、バス乗り場があります。1番乗り場と2番乗り場がありますが、どちらの乗り場から発車するバスも全て高岡駅に止まりますので、一番早いやつに乗りましょう!
片道160円、8分ほどで到着です。

11:20 高岡駅でドラえもんが登場

高岡駅南口に到着~。

駅の中を進み、1Fに降りていくと……

©Fujiko-Pro

ドラえもんが登場!!
1Fの万葉線の待合室に、ドラえもんの形をした高岡銅器のポストがあります。大人が見上げるくらいのサイズです。こんな大きいドラえもん、他にはないのでは?!

どうしてドラえもんが登場するかというと、実は高岡市は、ドラえもんの作者の藤子・F・不二雄先生の生まれた地で、20歳で上京するまで過ごした「ふるさと」だからなんです。
この後行く、高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーも絶対に立ち寄ってほしいスポットです!

ちなみに、高岡市の有名な観光地である瑞龍寺や、ドラえもんの空き地のあるおとぎの森公園に行くときは、南口から出発した方が近いですよ。

もちろん、ちゃんとポストとして使えて、手紙を投函すると……

ドラえもんのオリジナルの消印が押されて届きます。かわいい。ここでしか押印されないオリジナルの消印です。
僕は結婚式の招待状の返信を必ずここから送っているのですが、結構喜ばれます。

デザインは毎年変わるので、その時のオリジナルの消印をチェックしてみてください。

さらに、高岡駅から歩いて1分のところに、「ドラえもんの散歩道」と呼ばれる、ドラえもんたちの銅像があります。銅器のまち高岡ならではのスポットですね。

ドラえもんのキャラクター12体がそれぞれのポーズで登場しています。
ドラえもんの笑顔を見るとテンション上がる~。

11:45 奥が深い高岡の歴史・山町筋

さて、ドラえもんに会ってテンションを上げたところで、まちへ繰り出しましょう。
高岡には今どき珍しい路面電車・万葉線が走っています。
普段は市民が通勤・通学に使うことが多い電車ですが、まちなかへ出かけるときはとても便利。

最初に入口で整理券を受け取って乗車します。電子マネーは使えないので、現金を用意しておきましょう。

万葉線で揺られること4分。片原町電停で下車したら、県道に沿って北上すること徒歩1分。山町筋に到着です。

和菓子の大野屋が目印。「とこなつ」や「高岡ラムネ」など有名なお菓子があるお店です。

山町筋は、このまちを拓いた前田利長が、近隣の城下町から町人を招いて住まわせた町で、歩くとその独特な雰囲気を感じることができます。ちなみに、家の窓の段が多いことは、お金もちの証だったとか。

この壁は「土蔵造り」と言われ、とても優れた防火建築なんです。壁は土で塗り固められた上に燃えにくい漆喰(漆喰は現代の家でも使われていますよ!)で仕上がっていて、延焼を防ぐために家と家の間には、レンガ造りの壁が設けてあります。

明治33年に大火事があったとき、この土蔵造りの建物は多くが燃えずに残ったと言われています。

そんな伝統ある土蔵造りの町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

それでは、この山町筋にある商業施設「山町ヴァレー」に行きましょう。
ここは、大正時代に建てられた文具商の町家をリノベーションして作られた建物。
奥に入ると、昔の雰囲気をそのまま残した5つの蔵が並んでいて、それぞれテナントが入っています。蔵が店舗になっているお店は珍しいのでは!

中庭では昔の雰囲気を楽しむことができます。
また、中にはレンタル出来る和室(1000円/1時間)があり、ちょっとした休憩にも使えますし、レンタルスペースとしていろんな行事に活用されています。
中庭は無料で入れます。ちょっとした休憩スペースがあるので、ここでのんびりするのも良いですね。

12:10 山町ヴァレーで昼食・お洒落なクラフト作品も

昼食は、そのまま山町ヴァレーの中にある「かねまつ食堂」さんでいただきたいと思います。

こちらの店内も、昔の蔵の佇まいが残っています。

1番人気のかます定食(1,100円)を注文しました。
かますが一匹まるごと出てきて大興奮!

しかも身が引き締まっていて美味しい!
大きないわしの身に加えてイカの入った味噌汁やいわしの酢漬け、漬物などがついてます。ご飯の大盛りも無料!毎日来たい。

みそ汁にも大きないわしが。幸福度よ。
富山県は氷見の寒ブリが有名ですが、から揚げもめちゃくちゃ美味しいんですよ。

ぶりの照り焼き丼(800円)などもあります。

また、平日限定で「あじのかば焼き定食」500円も人気です。この日はあいにく売り切れでした。ワンコインで食べられるって、マジで毎日通うレベル。

かねまつ食堂
住所:富山県高岡市小馬出町6
開館時間:10時~17時(月曜~水曜、金曜)
12時~17時(土曜、日曜)
休館日:木曜日
https://takaoka.mypl.net/mp/newopen_takaoka/?sid=70505

さて、ランチを食べ終わった後は、山町ヴァレー内を散策してみましょう。
全部で8つの蔵にテナントが入っています。全部は紹介しきれないので、その中でも一押しなお店を紹介します。

その名も「Orii gallery 八ノ蔵」。

お洒落な色のクラフト製品が勢ぞろいしています。

テナント内に飾られている花器「on the wall」
独特の色彩がなんとも言えない美しさを放っています。この美しい青色は「Oriiブルー」として有名です。ご存じの方も多いのでは?

こちらのテナントは、高岡市長江にある「momentum factory Orii」で作られたクラフト製品が販売されています。銅板や真鍮に着色した製品が主なんです。

銅器の製作は、銅を型に流し込む鋳造だけでなく、「着色」という工程があるのですが、これは、上から他の色を塗るいわゆる塗装ではなく、化学反応を利用して様々な色彩を発色させる伝統技術なんです。薬品だけでなく、ぬかみそや大根おろしを使うこともあるらしいです。先人の知恵というやつですね。

「momentum factory Orii」では、その伝統的な技法を活かして、唯一無二の色が作られています。
これはぜひ、写真ではなくて実物を見に来てほしいです!

銅板を焼いています。すさまじい迫力だ~~~~~。

こちらは別日に着色の過程を体験させてもらった時の写真。
緑青という銅の錆を発生させる薬品とぬか、アンモニアを使いました。
これが薬品や炎との化学反応によって現れた色だなんて、ちょっと信じられませんね。

山町ヴァレーの「Orii gallery 八ノ蔵」でも、こうした伝統着色体験ができますよ!

同じ銅板から作られているとは思えない多彩な色とその独特な鮮やかさは、見ているだけで楽しくなります。
伝統工芸品を買う!というとハードルが高い……と思われるかもしれませんが、名刺入れや時計など、普段使いできるアイテムもあります。
自分はこの後、名刺入れを購入しました(笑)

Orii gallery 八ノ蔵
住所:富山県高岡市小馬出町6
開館時間:10時~17時(リモート営業)
※山町ヴァレーの営業日に準ずる

13:30 高岡のお祭を体験できる!? 高岡御車山会館

高岡市は年中通してお祭りが多いです。
富山県民あるあるランキングを作ると7位くらいに「祭りが多い」が来る気がする。
(これを書いている2020年はコロナの影響でほとんどの祭りが中止または縮小となってしまいました。残念。)

高岡のお祭りの中でも、「高岡御車山祭」は400年以上の歴史をもつ代表的なお祭りです。

これは2018年の高岡御車山祭の写真です。
青空に色とりどりの山車(やま)が映えますね!
無事開催されれば、この写真のように道路いっぱいに7基の山車が勢ぞろいする姿を見ることができます。手前に映っている人も笠に着物の出で立ちで、なんだか昔の時代にタイムスリップした気持ちになります。
山車を押してまちの中を練り歩く姿は圧巻。人力で押すのでなかなか大変です。

高岡御車山祭は、毎年5月1日に開催されるのですが、祭りの日以外でも山車をいつでも見ることのできる施設があるんです。

こちらの施設です、高岡御車山会館。
山町ヴァレーから徒歩3分で到着します。高岡駅からでも徒歩10分ちょっと。

そもそも高岡御車山は、1609年に前田利長が高岡のまちを開いたときに、父の前田利家が豊臣秀吉から与えられた御所車を、町民に与えたのが始まりと言われています。
そこから400年あまり、この地に脈々と受け継がれてきました。

400年!

お祭りはユネスコ無形文化遺産に登録され、山車は重要無形民俗文化財、重要有形民俗文化財に指定されています。

要するに、すごいおまつりなのです!!

こちらは会館の2階から撮った写真です。
見どころはやはり山車の華やかさでしょう。

7基ある山車はそれぞれに豪華絢爛な装飾がなされています。
これは、高岡が商工業都市として発展してきた長い歴史の過程で、まちごとに競い合ってだんだん豪華なものになっていったんだとか。

負けず嫌いでチャレンジ精神のある町人たちだったんですね。

金工・漆工・染織など……至る所に優れた工芸技術で装飾が施されています。
近くで見るとそのすごさが分かります。
ここに来れば、まさに高岡のものづくりの「技」を感じられると思いますよ。

高岡御車山会館
住所:富山県高岡市守山町47-1
開館時間:9時~17時
休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:大人450円

14:49 ドラえもんトラムに乗ってドラえもんに会いに

高岡市に来たら必ず乗ってほしいのが、この「ドラえもんトラム」。

先ほど乗った路面電車「万葉線」の車両が、ドラえもんをイメージしたブルーカラーでラッピングされています。
よく見ると入り口は「どこでもドア」。めっちゃ夢があります。

注目してもらいたいのは、車内もドラえもん一色。
壁にも天井にもドラえもんのキャラクターやひみつ道具が隠されています。

ぜひ、「どこでもドア」から乗車して広がる夢の世界を見に来てください。

途中の電停で、お母さんと一緒に乗っていた3歳くらいの子どもが、「まだ降りたくない~」と言っていました。うん。気持ちは分かる。

路面電車に揺られること約8分。
こちらの志貴野中学校前電停にて下車します。降りるときも「どこでもドア」から。

そしてこの電停、なんと

じゃ~ん!
駅自体がドラえもんのキャラクターでラッピングされているんです!
このおかげで、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーに行く時に乗り過ごす、ということは絶対にありません。

さて、トラムを降りた後は、この駅にも大きく書いてある「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」に行きましょう。

ちゃんと地図も書いてありますよ~。

ふるさとギャラリーまでは徒歩約10分。高岡市美術館の2Fにあります。

あ、F先生とドラえもんのシルエットが……!

階段を上がると、さっきのドラえもんトラムの入り口とは雰囲気が違った「どこでもドア」が現れます。

「どこでもドア」から中は撮影禁止ですので、公式の写真からいくつか紹介したいと思います。

館内では、デビュー前の高岡時代にF先生が描いた漫画や、先生が漫画を描くときに使っていた道具、上京するとき持って行ったカバンなどの愛用品が展示されています。

もちろん「ドラえもん」の原画も。
子どものころドラえもんを読みまくっていた私にとってこの空間はたまりません。そしてこの施設が高岡にあることにも感動。ファンはもちろん、どの年代の方も一見の価値ありの施設です。

16:00 公園を散策・人気のデートスポット

さて、夕方近くになってきましたし、高岡駅に戻ります。
高岡駅に戻るには、来た時に利用した万葉線か、JR氷見線、加越能バスといったアクセス方法があるのですが、
あえてここは徒歩での移動をオススメしたいと思います。

高岡市美術館から高岡駅に向かって歩いていく途中に、約21万㎡の広さをもつ「高岡古城公園」があるんです。
その広さは東京ドーム約5個分。

しかも、広さだけではないんです。

春の季節は桜が、秋の季節は紅葉が、とても綺麗!
無料ですし地元民にとっては人気のデートスポットになっています。

写真を撮るのにもおすすめですし、とにかく広いので、散歩するだけでも楽しめます。
高岡に訪れた際は、寄っておいて間違いはないスポットです。

この高岡古城公園。名前のとおり昔はお城だったんですね。

遡ること400年。
加賀前田家2代当主の前田利長は、この高岡の地が軍事的にも、水陸交通のポイントとしても、理想的な地だと見抜き、お城を築きました。

その後利長は築城わずか5年で他界。
その翌年には一国一城令が出て、高岡城は廃城になります。

しかし、次の当主・前田利常は商業都市へ政策を転換し、高岡は鋳物などの「ものづくり」のまちとして発展。
軍事拠点としての機能を失うことがないよう、高岡城跡内に米や塩の蔵を建て、幕府に干渉の口実を与えず、いざというときのため、城の堀などは完全な形で残すことに成功したんだそうです。

だから現在の高岡古城公園は水豪公園として人気なんですね。確かに、堀がまるまる残っているのって珍しいかも。
噴水も設置されていますよ。気持ちいい!

16:30 こんなところに日本三大〇〇?!

古城公園から高岡駅に向かって歩いていくと、途中に、大仏が、あります。

え?と思われたあなた。大仏が、あります。

突如出現する大仏。まちなかに巨大な大仏が登場。

奈良、鎌倉と並ぶ日本三大大仏と言われていて、「イケメン大仏」として知られています。

かの与謝野晶子が「鎌倉大仏より一段と美男」。と言ったとか。

私は全国の大仏のイケメン具合について詳しくないので、高岡大仏がどの程度イケメンなのか分かりかねますが、まあかなりのイケメン上位なのでしょう。

この高岡大仏の近くでオススメしたいお店があります。
寿司居酒屋の「二の丸」さん。

こちらのお店は安くて量が多い!かつ美味しい。ときたらこれは行くしかないです。
大人の事情もあり、お昼にお邪魔した時の写真をお届けします。

ランチ限定のちらし寿司はこのボリュームで500円。日替わりの突き出し2品とお味噌汁までついてきます。
富山湾で取れた魚はめちゃくちゃ新鮮。これで500円って信じられないレベルです。

ちなみに夜は居酒屋になりますが、夜は夜で信じられないくらいの量の突き出しが出てきます。いろんなものをたくさん食べたい人にぴったり。

寿司居酒屋 二の丸
参考サイト:https://tabelog.com/toyama/A1604/A160401/16008785/

おなかもいっぱいになったところで高岡駅に戻りましょう。高岡駅までは歩いてすぐです。
夜になると高岡大仏がライトアップされて、違った雰囲気を楽しむことができるのも、このコースを通ってほしい理由のひとつです。

まとめ

本日紹介したところ以外でも高岡にはたくさん観光スポットがあります。

富山県第2の都市ながらも、自然が豊富で文化資産がたくさん残っており、ディープなスポットもたくさん。こうした記事では紹介しきれないほどです。

金沢から新幹線で13分という距離ですし、近隣には富山市を始め南砺の世界遺産・合掌造りや砺波のチューリップ公園などの有名な観光地もありますので、近くに寄られた際はお立ち寄りください。

私宛のお問い合わせも歓迎です。個人の方だけでなく、旅行会社様・教育旅行等関係者様からのお問い合わせも歓迎しますよ~。

最後に、この記事に入りきらなかった定番スポットを紹介して終わりたいと思います。

 

【雨晴海岸】
まずは冒頭で紹介しためちゃめちゃ綺麗な写真が撮れる場所です。写真スポットとして人気が高く、写真ガチ勢からカップル、家族連れにも人気です。
天気の良い日は開放感がたまりません。こうして海を触ることもできますよ。

車で来る場合は道の駅雨晴に車を停めて行くのがおすすめです。駐車場は海岸の目の前なので、すぐ海岸に降りられます。
車を降りてすぐ海を触ることができるんですが、これ地味に楽しいです。
私はストレスが溜まるとここへ来て深呼吸して海を触ってから帰ります。

雨晴海岸
住所:富山県高岡市太田雨晴
参考サイト:https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/archives/524

 

【瑞龍寺】
こちらも高岡の定番中の定番スポットです。
富山県唯一の国宝で、高岡のまちを開いた前田利長を弔うために、三代当主の前田利常が建てました。シンメトリーの壮大な伽藍や美しい回廊は必見です。

瑞龍寺
住所:富山県高岡市関本町35
営業時間:9時~16時30分
定休日:無休
参考サイト:https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/archives/877

 

【金屋町】
「さまのこ」と呼ばれる千本格子が美しい町家が並ぶ金屋町は、高岡鋳物発祥の地として江戸時代からの建物が残っています。
鋳物の製作体験ができる工房やアクセサリー作りが体験できるお店もあり、写真を撮るのも良いですし、ものづくりを楽しむのも良いですね。

金屋町
住所:富山県高岡市金屋町
参考サイト:https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/archives/863

 

【おとぎの森公園】
お子さんがいらっしゃる方にはここを一番推します。
ドラえもんのまんがに登場する「空き地」があります。ドラえもんが優しい目で出迎えてくれ、地元民の私でも、何度行ってもテンションが上がりますねここは。
他にも芝生広場や、ふわふわドームやボールプールもあります。

おとぎの森公園
住所:富山県高岡市佐野1342
入館料:入館・入園無料
休館日:毎週火曜日、年末年始(おとぎの森館、森のふれあい館、こどもの家)
駐車場:300台無料
参考サイト:https://terfel.net/

 

東京から2時間ちょっと、金沢から13分で来れてしまう高岡は日帰りでも十分楽しめます。

富山県はもちろん、近くの県にももっともっとたくさんの魅力があるので泊まりもおすすめですよ。

ぜひ高岡へ。お待ちしています。

 

写真・文章
高岡市観光交流課