東京から沖縄の航空券が990円!?初心者必見のLCC攻略ガイド

LCCのセールで、航空券を格安でゲットする方法を解説。セール情報の手に入れ方から、沖縄から成田へのチケットを、990円という安い価格で実際に予約する過程を詳細に説明。機内持ち込みや手荷物など注意点にも触れています。

お久しぶりです。とくめい(@tokumewi)です。

前回「【天才】LCCをハックして3万円で日本一周する方法を教える【大公開】」という記事を書いてから多くの反響を頂き、またSPOTで書かせてもらえることになりました。

今回はLCCをまだ利用したことがない人に向けて、LCCを使ってお得に旅をする初心者向けガイドをお届けします。移動費を少しでも節約したい方は参考にしてください。

そもそもLCCとはなんぞや?

LCCについて知らない人に向けて、まずはLCCの概要についてご説明します。LCCは「ローコストキャリア」と呼ばれる格安航空会社のことです。日本国内の主要航空会社は以下の通り。

  • ジェットスター
  • ピーチ・アビエーション
  • 春秋航空
  • エアアジア
  • スカイマーク
  • エア・ドゥ
  • ソラシドエア
  • スターフライヤー

LCCは、徹底したコスト削減によって従来の航空会社では考えられないほどの低価格を実現しています。座席が少し狭かったり、機内サービスや預け荷物がほぼ全て有料になる代わりに、通常運賃でもめちゃくちゃ安いです。

逆に、ANAやJALなどの大手航空会社のことを「FSC(フルサービスキャリア)」と呼ばれています。料金が高い反面、無料で受けられるサービスや急な予定変更にも柔軟に対応してくれます。

安く航空券をゲットするコツ

コツとしては一言でいえば、「セールを狙え」につきます。

LCCでは定期的に激安セールを定期的に開催しています。セールの度合いは大小あれど毎月どこかしらの航空会社が開催しているので、予約する日に安い会社を選ぶといいでしょう。

前回の記事でも軽く触れましたが、安く航空券をゲットするコツをもう少し詳しくご紹介します。

1. 公式サイトのメルマガやSNSでセール情報をいち早くチェックする

LCCのセール情報は公式サイトのメルマガやLINE、TwitterやFacebookなどのSNSを通じて発信されています。セールが開催されるタイミングや条件を事前に知っておくことで、どの日に予約するか計画を立てやすくなります。

下記の画像は、最近実施されたJetstarのスーパースターセールのスクショです。

Jetstarのメルマガで届くセール情報。航空券が片道990円という破格値に。

個人的にはSNSだと情報が流れてしまうので、メルマガやLINEなど個別にメッセージが届くタイプのほうが見逃すことがないのでオススメです。その反面、セール以外の情報も入ってきて鬱陶しいと感じることもありますが…。

ちなみに、エアトリやスカイスキャナーなどの格安航空券の比較サイトからの予約はセール対象外となるため、セールが行われていない閑散期に使いましょう。

2. セール対象便・日程に合わせて旅程を組む

安く旅行するには「行きたい場所」「行きたい日程」に合わせて飛行機を予約するのではなく、予約出来たチケットに合わせて行く場所、日程を決めるのがベストです。

LCCは人気のない平日のみ対象のセールが多く、ライブやイベントなど決まった日程に合わせて遠征するには使いづらいです。どうしてもセール日程が合わないときは、片道だけ予約して帰りは夜行バスで帰るという手段もあります。

3.事前に予約手順をチェックしておく

セールが開始される前に、予約画面のボタン配置などを把握しておくと操作がスムーズに行なえます。また、会員登録やクレジットカードの登録が必要な場合は事前に登録しておきましょう。

激安セールは1分1秒を争う闘いのため、モタモタすると一瞬で売り切れてしまいます。少しでもロスを減らすためにも前もって出来ることをやっておきます。この準備が勝敗を分けることも多々あります!

 

いくらで予約できるのか実例を紹介

それでは実際にセールを取得する方法を実践してみます。今回はジェットスターで行われていた「スーパースターセール★早朝便スペシャル」に挑戦してみます。

セール価格と適応される日付・座席数の確認

まずはセールが開始される前に、公式サイトからセール価格と適応される日付・座席数の確認をします。

このセールは成田空港発の早朝便限定のセールです。最安価格だと990円(各種手数料除く)から予約することが出来ます。

セールが適用される日付は2019年の「7/6(土)」「8/30(金)」「8/31(土)」の3日間限定。座席数はたった12席しかありません。人気のある沖縄路線は争奪戦になるため、初めて挑戦する人は他の便を狙うほうが良いかもしれません。

私は沖縄に住んでいるので、帰りの便だけ先に予約して、行きは別のセールで東京に遊びに行く計画を立ててみました。

セール対象便・日程に合わせて検索してみる

セール対象日に合わせてフライトを検索する

行きたい日程を決めたら、セール開始前に一度フライトを検索してみます。フライト時刻やオプションの種類・ボタンの位置などを予め把握しておくためです。

今回のセール対象は06:45発→09:40着の早朝便

今回のセール対象は一番早い06:45発→09:40着の早朝便です。どんなに遅くても朝6時には成田空港の第三ターミナルに到着していないと間に合いません。都内から電車で成田空港に行くと第二ターミナルに到着するので、ターミナル間の移動時間も考慮して下さい。

ジェットスターに限らず、LCCは時間に厳しいので1分でも遅れると乗せてくれません。国内線の場合、出発30分前にはチェックインと保安検査場を通過してください。国際線の場合は便によって異なりますが、だいたい2時間前に空港に着いていれば間に合います。

ページ下部にある予約内容を確認すると「料金および諸税」と書かれて500円プラスされています。これは「国内線空港施設使用料(空港利用料)」と呼ばれる手数料のことで、一部の空港ターミナルを利用すると乗客1人ごとに掛かります。

受託手荷物・座席指定サービスを選択する

オプションセットを選択する

オプションサービスがセットになった「オプションセット」を追加すると、受託手荷物や座席指定のサービスを受けられます。個別でオプションを追加するよりも安くなるようですが、オプション代が馬鹿にならないので「Starter」運賃を選択します。

手荷物のオプションを選択する

続いては手荷物のオプションの選択をします。初期値では20kgの受託手荷物が選択されているため、このまま進むと1,900円がプラスされてしまいます。

受託手荷物サービスが必要ない場合は、一番左の「0kg」を選択しましょう。

その下にある「機内持込手荷物(機内にお持ち込みいただける手荷物)」は初期値が7kgですが、ジェットスターの場合「プラス3kg」を選択すると合計10kgまで機内持込手荷物の重量を増やすことができます。

受託手荷物を0kg、機内持込手荷物を7kgのまま進むと「本当に荷物預けなくていいのか?」と最終確認をしてきます。(後から受託手荷物を追加したり、制限を超過してしまうとオプション代が高くなるため)

問題なければ「お預け手荷物を追加しない」を選択します。

座席指定のオプションを選択する

座席指定ももちろん有料です。あらかじめスタンダード・シート(590円)が選択されているため、必要なければ「座席を指定しません。」を選択します。

機内食やレンタカーなどを勧めてくる

その他にも機内食やレンタカー、駐車場など様々なオプションサービスを提案してきますが全部スルーします。必要な人は適宜追加してください。

右上にある「Club Jetstar」は有料会員サービスです。会員限定価格で乗れたり手荷物や座席指定の料金が20%オフになります。私は全部使っていないので無料会員で十分です。

搭乗者情報を入力する

搭乗者情報の入力・ログイン画面

搭乗者情報の入力画面で氏名や性別、生年月日、連絡先情報を入力します。事前にマイアカウントに登録しておくと予約時の入力が省けます。ログインについてもセールが開始される前に済ませておきましょう。

入力内容の確認と支払い情報を入力する

入力内容の確認・支払い方法を選択する

入力内容の確認画面まで来ました。日付や時刻、路線が間違えていないことを確認して支払い方法を選択します。

支払い方法はクレジットカードが中心

LCCの支払いはクレジットカードが中心です。カード番号や有効期限、セキュリティーコードをメモしておき、すぐに入力できるようにしましょう。もしくは、マイページから予め登録しておくこともできます。

クレジットカードで決済すると600円の支払手数料が掛かります。(金額は会社によって異なる)

※括弧書きに「ジェットスター・マスターカードでお支払いの場合を除く」とありますが、オーストラリア在住者でないと作ることができないので日本人にはほぼ不可能です。

その他にもフライトバウチャーを使って支払いをすると、決済手数料なしで支払う事ができます。1枚につき1度のみ使用できてお釣りは返って来ません。有効期限は発行日から183日間のため期限切れにも注意してください。

最終確認画面まで来たら一旦タブを閉じて、フライト検索画面に戻ってセール開始まで待ちましょう。その間に予約までの流れを何度もシュミレーションしておくと安心です。開始10分前くらいには他の作業を中断して開始時刻まで集中力を高めます。

アプリで申し込む場合は、アップデート通知で予約できなくなる可能性があるため事前にチェックしておきましょう。筆者も一度アップデートに阻害されて予約できなかったことがあります。

セールが開始されたら

セール開始時刻になった瞬間に予約検索を行ってください。後はこれまでの流れを落ち着いて進めるだけです。

大切なのは最後まで諦めないこと。もしも狙っていた日程が満席だとしても、別の日程や区間を検索してみてください。

サーバーが集中して進まないときは別のデバイスでアクセスしてみたり、一度トップページに戻ってアクセスし直してみたりと忍耐力が必要です。

最後の1席を確保できた

狙っていた日程が完売していたので、日程を変更して無事予約完了できました。残り1席だったのでヒヤヒヤしましたが何とか間に合いました。各種手数料を含めた最終的な支払額は2,090円でした。

セールをうまく利用することで、2,090円で、東京~沖縄へ行けてしまうんです。

大事なのは落ち着いて対応することです。クレジットカードのセキュリティーコードや利用規約のチェックを入れ忘れなどがロスに繋がります。

もちろんJetstarだけでなく、様々なLCC会社でセールが行われていますよ。

 

LCCの注意点・デメリット

さて、無事に2,090円の格安航空券をゲットしましたが、最後にLCCの注意点・デメリットを紹介してこの記事を終わりにしたいと思います。

LCCを使う場合、様々な制約やルールがあるため、今まで大手航空会社や新幹線を使っていた方にとっては不便に感じることも多いです。

1. 連休や土日祝祭日はそこまで安くない(むしろ高い)

行き先が同じでも旅行する時期によって料金は大幅に変わります。旅行者が増える年末年始やGW、夏休みシーズンなどは人気があるため、航空券も高くなってしまいます。

安く航空券をゲットするコツでも紹介したように、平日に休みを取れる人でないと激安セールを狙うのは厳しいかもしれません。筆者も平日は会社員として働いているので、行き先が決まったら数ヶ月前から有給申請を出して休んでいます。

2.空港アクセスが良くない

LCCを利用する場合、東京だと羽田空港ではなく成田空港、大阪だと伊丹空港ではなく関西国際空港など都心からのアクセスが良くない場所を利用します。さらに言うとターミナルが専用バスでしか行けないというケースも有るため事前に調べておきましょう。

近年は片道1,000円前後で乗車できる(深夜便を除く)高速バスなども登場しており、アクセスの悪さ、移動費の高さも解消されつつあります。

3.遅延が多く保証が少ない

LCCは大手航空会社と比べて遅延が多く、乗り継ぎなど時間に余裕がないと乗り遅れてしまう可能性もあります。欠航の場合は別便に振替などの保証が受けられますが、遅延の場合はホテル代や飲食費を負担してくれません。

時間に正確性を求める場合は、LCCではなく大手航空会社や新幹線を利用するほうが安心です。私は数年前に東京が大雪だったときに、朝7時発の便が6時間遅れて13時30分発になったことがあります。

4.座席指定や機内サービス、受託手荷物預け入れが全て有料

実例を見ても分かるように、座席指定や機内サービス、受託手荷物預け入れは全て有料です。セール対象の運賃でも空港使用料や決済手数料などを含めるとセール価格の2倍近く掛かってしまったという話もよくあります。

LCCの場合、空港のカウンターで荷物を預ける受託手荷物サービスは有料です。予約時に申し込むと比較的安く抑えられますが、予約完了後に申し込むと値段が跳ね上がります。

なるべく追加料金を掛けないために、機内持ち込み手荷物に入る範囲でパッキングを行うことで余計な出費を抑えることが出来ます。

【持ち込み手荷物のルール】

  1. バックやお土産袋など合計2点まで

  2. 荷物の総重量は7kg以内

  3. 各辺のサイズがH56cm/W36cm/D23cm以内(※ジェットスター エコノミークラスの場合。詳細は公式サイトから確認を)

行きの荷物を制限ギリギリに詰めてしまうと、帰りにお土産を入れるスペースが足りない・重量オーバーになってしまうことがあるため注意が必要です。

なるべく料金を安く抑えるなら、機内持ち込み手荷物だけでオプションを一切付けずに予約しなくてはいけません。受託手荷物などを追加せず空港でオーバーした場合は、預け入れの料金が2倍近く高くなるので注意してください。

5. 機内のシートや通路が狭い

LCCでは大手航空会社よりもシートの間隔を狭くして少しでも多くの乗客を乗せています。オプションで座席指定をすると広い席を選択することも出来ますが、通常の座席になった場合は狭いシートでも我慢することになります。

筆者が利用するジェットスターの場合、座席に座ったときに前の席と膝の間に握りこぶし1個分のスペースが空く程度の広さです。通路スペースも狭いので着陸後に荷物を下ろすのですら一苦労します。

LCCを利用する心得

LCCが安いのには理由があります。安いからといって飛びつかず「サービスや設備も必要最低限でいい、格安の移動手段として目的を果たしてくれたらそれで十分」という方に向けたサービスだと考えてください。

普段から大手航空会社や新幹線を利用している人にとっては、不便なことやトラブルも多く利用したくないと思う方もいるでしょう。その反面、旅慣れした人にとっては移動費を安く抑えられる使い勝手のいいサービスだと思います。

貧乏旅行といえば青春18きっぷや高速バスが有名ですが、LCCを使えば短時間で安く快適に移動する事ができます。旅の行き先や目的に合わせて上手く活用してみてください。