【都内で日本一周!?】アンテナショップを使えば1日で全都道府県を制覇できる

東京に点在する地方自治体のアンテナショップに行くと、東京都内にいながらにして各県の特産品を買ったり、グルメを楽しんだりできます。よく足を運ぶ方も少なくないとは思いますが、さすがに全都道府県のアンテナショップを利用した人はそうそういないでしょう。今回は、ライター・patoが、都内のアンテナショップで日本一周を目指します。

皆さんは「アンテナショップ」というものをご存知だろうか。

企業や自治体が自社や当該地方の製品を広く世間に知らしめることを目的に作られるお店だ。

こういったアンテナショップ、特に自治体が設置するアンテナショップは、90年代前半に登場して以来、その数を増やし続け、都内だけでも実に50超。現在でもその数は増え続け内容も多様化しており、群雄割拠のアンテナショップ戦国時代に突入したと言われている。

特産品の販売に加え観光案内や移住案内を行ったり、パンフレットを配布するだけでなく実際に相談に乗ってくれる窓口があったりと、その地方の魅力をきめ細かに伝える役割も担っており、地方のPRには重要な位置づけになっている。

ということで、まだ夜も開けていない、早朝、スカイツリーにやってきた。時間は朝の5時です。

 

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5:00 押上 スカイツリー

何が「ということで」なのかぜんぜん伝わらないと思うが、とにかくやって来た。「こんな早朝に、なぜスカイツリー」と思うかもしれないが、これには深い理由がある。順序立てて話していこう。

 

まず、話は数日前、編集部の方からこう尋ねられたところから始まる。

「そろそろ次の記事書いてもらいますんで旅行に行ってください。どこか行きたい場所、取材したい場所ありますか?」

ありがたいことだ。必要とされることは嬉しい。この問いかけに対し、僕はまあ、こう見えてもあまり物怖じしない性格だから、遠慮することなく率直に本当に旅行に行きたい場所を答えた。

「優雅に日本一周したい」

新幹線や豪華観光列車、フェリーなんかを使って豪華に日本一周したい。各地の名産を食べて美味しい料理に舌鼓、夜は温泉に浸かったりなんかして、旅先で出会った女の子とロマンス、出発の日は涙、「ウチのこと忘れんといてな」、彼女はそう言って涙ぐむ、いつまでも僕の裾をその華奢な指先で握って離さなかった。

そういう期待をしていたわけだ。でもまさかね、いくらなんでもそんなもん、どれだけ予算が必要なのか検討もつかない。絶対に無理だろうな、断られるだろうな、そう思っていた。

すると編集部からの返事はまさかの、

「OK。日本一周してください」

というもの。やったー! 日本一周できるぞ! さすが編集部! と喜んだのも束の間、追加の指示が編集部より着弾。

「ただし、アンテナショップでやってください。1日で全都道府県のアンテナショップ制覇してきてください。これなら都内で終わるし、簡単でしょ?」

編集部って本格的に頭おかしいのでしょうか。どういうものを食べて育ったらこういった発想ができるようになるのか皆目理解できない。でも、まあ、そういうことみたいです。

ということで、ぜんぜん不本意だが、アンテナショップ全都道府県制覇をやってみることになった。こういうわけで、早朝のスカイツリーにやってきたのだ。

スカイツリーの下に広がる商業施設「東京ソラマチ」には1店舗だけアンテナショップが存在する。ここから47都道府県アンテナショップ制覇の旅を始めるのだ。スカイツリーから全国制覇をスタート、これが粋でいなせだと考えた。だから、スカイツリーの下までやってきました。

そもそも、アンテナショップとは、もちろんアンテナからきている名称。アンテナと聞くと多くの方がテレビのアンテナなどを連想されるように、「受信」するもの、というイメージが強いだろう。しかしながら、実際には電磁波を「受信」もしくは「送信」するものがアンテナなのだ。

つまり、このスカイツリーは巨大なアンテナということになる。その巨大アンテナの御膝元にあるアンテナショップからスタート(送信)していく、これはなかなかトンチが効いている、イナセ!……というわけだ。

そして、いきなりで恐縮だが、少々戦略的な話をさせていただきたい。なぜこんな朝5時なんていう早朝に始めるのか。そこを説明しておかないと「こいつは悪い粉でも吸ってるのかな?」と思われそうだ。

この旅の時間的な制約について考えると、47都道府県制覇、これを1日でやろうというのだからかなり時間が足りないことは容易に想像できる。始発から終電まで20時間と計算しても、1時間に2つ以上は消化していかなければならない。かなり時間がない。

おまけに、アンテナショップの中に入店して「これがこの地方の名産品で 、わ、まろやか、おいしいです。みなさんも是非とも体験してみてくださいネ!」と紹介をしていたら、とてもじゃないけど全部回れない。そもそもそんな紹介できる器量はないし、こんな小汚いオッサンが突然行ったところで、「ホームレスが来た!」と取材交渉の時点で店側から断られる可能性が高い。

そういった地方の魅力発信は他の記事に譲ることとして、この記事では単純にショップを巡ることだけに特化したい。つまり、ショップの前の写真しか撮らない。ショップには一歩たりとも足を踏み入れない。1ミリも入らない。これを鉄の掟とした。

そうなってくると、もはやショップの営業時間を考慮する必要がない。ショップに入らなくていいのだから閉店していても関係ない。営業開始の10時を待って、なんてやる必要もない。そんなことしていたら全部回れなくなるので、始発に合わせておっぱじめることにしよう。真っ暗な5時、孤独な戦いが始まったのだ。

それでは、気合を入れて、粋でイナセなアンテナショップ47都道府県制覇の旅、行ってみましょう! 出発です!

 

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景気よく一店舗目、といきたかったんだけど、いやー、悪い悪い。ソラマチに入れなかったわ。

良く考えたら当たり前なんだけど、お目当てのアンテナショップはソラマチの4階にある。朝の5時から商業施設がオープンしているはずもなく、アンテナショップの存在すら確認できなかった。当たり前だ。なんで入れると思ってたんだろう。

なるほど、別にアンテナショップの営業時間は考慮する必要はないけど、商業施設などにテナントとして入っているショップを攻める場合はその施設の営業時間を考慮に入れないといけない。新たな教訓が生まれた瞬間だ。さすがに店舗の写真くらいは撮りたいから、ここのアンテナショップは後回しにすることとして、路面店のアンテナショップが多そうな地域を先に攻めることにする。

 

 

新橋エリア

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5:30 JR 新橋駅

早朝5時半、地下鉄で新橋駅に移動してきた。駅にはまだ人影がほとんどない。

新橋駅を汐留口の方から出ると、目の前にゆりかもめの駅とバス停が見える。そのバス停の方にドーンと最初のアンテナショップが姿を現した。本当にすぐ目の前にあり、駅から徒歩1分、かなり便利で見つけやすい場所だ。

 

香川・愛媛せとうち旬彩館(香川県・愛媛県)

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到達時間 5:31

讃岐うどんやオリーブ製品、みかんジュースなど香川・愛媛両県の特産品を販売している合同アンテナショップ。2階にレストランも兼ね備えており、実際に味わうことができる。また観光案内も行っているようだった。残念ながらこの時は営業時間外のため閉店していた。

  • 東京都港区新橋2-19-10 新橋マリンビル1・2F
  • 1F特産品ショップ10:00~20:00
  • 2Fかおりひめ〈レストラン〉11:00~23:00(LO.22:00)
  • 2F観光交流コーナー10:00~18:30

スカイツリーでは大きなミステイクを犯したが、いきなり2県消化とは幸先が良い。光明が見えてきた。こりゃ楽勝で制覇できるんじゃないか、とか考えているとさらに幸運が。香川・愛媛のアンテナショップの背後、通りを挟んだ斜向かいにはもう一つのアンテナショップが!

 

とっとり・おかやま新橋館(鳥取県・岡山県)

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到達時間 5:33

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鳥取県・岡山県の合同アンテナショップ。鳥取県名産の「なし」、岡山県名産の「もも」を合わせて、「おもてなし」ならぬ「ももてなし」をスローガンに掲げている。こちらも1階では両県の特産品を販売しており、2階にレストランがある。各種イベントも積極的に行われているようだったが、残念ながら営業時間外のため閉店していた。

 

  • 東京都港区新橋一丁目11番7号 新橋センタープレイス1・2階
  • 1F ショップの営業時間 10:00-21:00
  • 2F ビストロカフェももてなし家の営業時間 11:00-22:00 LO21:00
  • 2F 観光・移住コーナー・事務局の相談時間 10:00-18:00

連続で合同アンテナショップとはかなり幸先が良い。一気に4県も消化することができた。ちなみに鳥取県出身の僕としては、今度、きちんと営業時間にここに来て郷土の味を購入しようと思った。「実家に帰省するから」と嘘をついて面倒な約束事などを断った時など、ここでお土産を購入してアリバイ工作をしても良さそうだ。今回の記事で紹介するアンテナショップについてはぜひその「アリバイ工作」に使って頂きたい。

このエリアは通りを挟んで片方は四国地方の2県が、もう片方は中国地方の2県がにらみあっているような図式でおもしろかった。どちらも1階が特産品販売で、2階がレストランと観光相談場所、形式が同じばかりか、なんと、こちらの画像を見てほしい。

 

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こちらが香川・愛媛

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そしてこちらが鳥取・岡山

どちらも近くにファミマを兼ね備えている。こんな近い距離にファミマが重なるのもすごいけど、どちらもアンテナショップの近く、何かあるんだろうかと思ってしまう。

さて、これにて新橋エリアは終わり、次はここ新橋の隣である銀座エリアへと向かう。

 

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銀座エリア

新橋のアンテナショップがある辺りは、もうほとんど銀座と言ってもいいくらいに銀座にほど近い。通りを一本入ったら住所的には銀座というレベルだ。だから徒歩で移動した。

歩いてみると、自分がいかに銀座という街になじみがないのか実感する。もしかしたら初めて来たかもしれない。なんか一気に街の雰囲気が変化するものだ。高級そうなお店がたくさんある。そう感じながらテクテクと歩いていた。

実はこの銀座エリアは、自治体アンテナショップの密集地帯として知られている。出店するならいざ銀座、という考えが地方では蔓延しているのか、それとも銀座にいるやや年齢高めの比較的裕福な層をターゲットにしたほうが効率が良いのか、とにかく銀座、銀座だ。完全に銀座がアンテナショップの銀座通りになっている。

銀座自体も多いが、銀座周辺の新橋、有楽町、東京駅エリアを含めると、おそらく都内の8割以上のアンテナショップが集中していることになる。そんな銀座なので、通りを歩いているとすぐにアンテナショップに出くわす。歩き出してすぐに発見するに至った。

 

銀座熊本館(熊本県)

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到達時間 5:43

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レトロな雰囲気の由緒正しそうな門構えである。レトロな写真館みたいなムードがあった。残念ながらこの時間は閉店しており、シャッターが固く閉ざされていて中をうかがい知ることはできない。どうやらこちらも1階が特産品などの販売スペースで、2階が「ASOBI Bar」と呼ばれるレストラン・バーになっているようだ。このスタイルはアンテナショップのスタンダードなのかもしれない。

 

  • 東京都中央区銀座5-3-16
  • 東京メトロ銀座駅 B9出口もしくはC2出口より徒歩2分
  • 1F 販売スペース 11:00~20:00
  • 2F ASOBI BAR 13:00~20:00
  • どちらも定休日は月曜日

そのまま進んでいくと銀座の中心みたいな場所に出た。昼間なんかはかなり賑やかな場所なんだろうと思うけど、夜明け前の今はひっそりとしている。まずは地下鉄「東銀座駅」の方を目指して歩いて行くことにした。

 

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大通り沿いに10分も歩けばすぐに東銀座駅に到着する。ここからほど近い場所に次なるアンテナショップが存在した。

 

ぐんまちゃん家(群馬県)

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到達時間 5:52

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残念ながらこの時間は営業時間外のため閉店していたが、2014年ゆるきゃらグランプリ優勝の「ぐんまちゃん」をこれでもかと前面に押し出したアンテナショップだった。1階で地元の特産品やぐんまちゃんグッズを販売し、2階ではイベントを行ったりしているらしい。観光案内だけでなく、移住や就職などの相談も行っているようだ。

甘酒やソフトクリーム、焼きまんじゅうなどが味わえるらしい。

  • 東京都中央区銀座5丁目13番地19
  • 10:00~19:00 年中無休
  • 地下鉄東銀座駅より徒歩1分。歌舞伎座の目の前

歌舞伎座のど真ん前にある群馬県アンテナショップを抜け、さらに歩き進めていくと、すぐに次のアンテナショップが出現する。さすがアンテナショップの銀座通り、本当に密集している。

 

いわて銀河プラザ(岩手県)

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到達時間 5:56

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残念ながらこの時間は営業時間外のため閉店しており、シャッターが固く閉ざされていたが、外から見ただけでもかなりフロアが広いことが分かる。

明け方の気温低下でショーウィンドウが曇ってしまっていて分かりにくかったが、特産品や工芸品、調味料や地酒、地ビール、地ワイン、弁当屋や小岩井農場の乳製品など、多岐にわたった豊富な品揃えである印象を受けた。

 

  • 東京都中央区銀座5丁目15-1 南海東京ビル1F
  • 10:30~19:00(毎月末日~17:00)
  • 地下鉄東銀座駅6番出口徒歩1分

さて、いわて銀河プラザが入っているビルには、目立つようにデカデカと看板が設置されている。地方のPRこそがアンテナショップの最大の目的なのだから、とにかく目立つようにしている例は多い。

 

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その看板から少し視線を移すと

 

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またファミマがある。これ絶対なんかあるよ。いまんとこ5個のアンテナショップのうち3個が横にファミマだ。ファミマ率実に60%、これは驚異の数字だ。絶対になんかある。

「絶対に何かある」。ブツブツ呟きながら来た道を舞い戻り、また銀座駅の方に戻る。どうやらこちらにもアンテナショップがあるようだ。土地勘がないので、少し奥まった場所にあったりすると途端に見つけるのが困難になる。ああでもない、こうでもないと地図を見て迷いながら、ついに次のアンテナショップを発見した。

 

銀座NAGANO(長野県)

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到達時間 6:13

2016年4月にオープンした比較的新しいアンテナショップだ。しあわせ信州シェアスペースと銘打ち、信州の魅力を共有(シェア)できるようにとのコンセプトらしい。残念ながらこの時間は閉店していたが、ビル全体からしてかなりオシャレで、店構えもなかなかオシャレだ。ビルの1、2、4階を陣取り、イベントスペースだけでなく、コワーキングスペースまで兼ね備えているらしい。物を売るだけでなく、長野を取り巻く人と人を繋ぐというコンセプトなのかもしれない。

 

 

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ちょっと失礼な物言いになってしまうかもしれないが、ガラスの向こうに見えるこの一面だけ見て、「ああ、長野だね」って思う人がどれだけいるだろうか。「イタリア?」って思うかもしれない。それだけスタイリッシュな店内が垣間見ることができた。こちらのガラスは曇ってなかった。

  • 東京都中央区銀座5丁目6-5 NOCOビル 1F・2F・4F
  • SUZURAN St.沿い
  • 1F・2F 10:30〜20:00
  • 定休日 年末年始

さて、次は「銀座1丁目駅」の方に歩いていく。銀座は地下鉄の駅が多い。ちょっと歩くだけですぐに別の駅が登場してくる。混乱しそうだ。

 

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ほどなくして目の前に「銀座1丁目駅」入口が現れる。そのすぐ近くに次なるアンテナショップがあった。

 

いしかわ百万石物語江戸本店(石川県)

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到達時間 6:26

かなり近代的な建物に石川県のアンテナショップがある。残念ながらこの時間は閉店しているが、地下1Fから2Fまで3フロアとかなり広い。地下は地酒の販売やイートインコーナー、1Fが特産品の販売、2Fがカフェと観光案内となっている。外から見てもわかるくらいにオシャレな和モダンな雰囲気が漂ってた。

 

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このカラフルなダルマみたいなのは「ひゃくまんさん」という石川のキャラクターらしい。ちょっと気に入った。

  • 東京都中央区銀座2-2-18 TH銀座ビル
  • 10:00~21:00

そこから歩くとすぐに次のアンテナショップを発見できる。完全に銀座通り。

 

銀座わしたショップ本店(沖縄県)

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到達時間 6:28

沖縄県は随一と言ってよいほどにアンテナショップに熱心な自治体だ。全国の主要都市に「わしたショップ」を展開し、沖縄県の魅力を発信し続けている。たぶんその数は一番多い。その本店が銀座にある。「わした」とは沖縄の方言で「私たち」を意味するらしい。

ここ銀座の「わしたショップ」は沖縄の市場を意識した店作りになっており、実際に沖縄に来たような雰囲気が味わえるようにしている。さらに、泡盛の品揃えが豊富らしい。残念ながらこの時間は閉店していたが、ショップ横のウィンドウからその品揃えを少しだけ見ることができる。

 

 

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シーサーの置物がずらりと並ぶ。奥に見えるスペースもかなり広そうで、品揃えの豊富さが伺える。調べてみると、この銀座わしたショップは大変人気があり、「アンテナショップの成功例」として各自治体がお手本にしているらしい。

  • 東京都中央区銀座1-3-9 マルイト銀座ビル1F・B1F
  • 銀座1丁目3番出口出てすぐ
  • 10:30~20:00

なんとか四苦八苦して沖縄の品揃えを眺めていると、後ろから強烈な視線のようなものを感じた。なんだ、この刺さるような圧倒的な存在感は。心のざわつきを抑え込みながら振り返る。

 

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ファミマ。

こえーよ。絶対なにかあるよ、これ。ここまで8個アンテナショップを発見して、そのうち4個が近くにファミマを携えている。ファミマ率50%だ。絶対に何かある。こうなってくると、逆にこちらがファミマに監視されているのでは? という疑念が浮かんでくる。ファミマを覗く時、ファミマもまたこちらを覗いているのだ。

さて、「わしたショップ」のファミマがある方とは反対の隣は別の県のアンテナショップになっている。完全にお隣さんだ。

 

まるごと高知(高知県)

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到達時間 6:30

地下1階を「とさ蔵」と名付け、地酒や工芸品などを販売、1Fは「とさ市」として特産品を販売、2FをTOSA DAININGおきゃくとして伝統の土佐料理を味わえるレストランになっている。もちろんこの時間は全て閉店している。

地下へと続く階段に明かりが灯っているので、お、もしかしてやってる? と思い近づいてみる。

 

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地下では地酒を売っているので酒場ライターの吉田類さんのパネルがお出迎え。どうやら高知県の観光特使もやられているらしい。もちろん地下は営業していなかった。

 

 

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1階の方に目をやると、「配送料504円で送れるぜよ!」の勇ましい文字。もっとこうアンテナショップってのはこういった方言を駆使したベタな案内がモリモリにあると予想していたが、今のところここ高知くらいしかなかった。店内に入ればもっとあるのだろうか。

 

  • 東京都中央区銀座1-3-13 オーブ プレミアB1F 1F 2F
  • 銀座1丁目3番出口出てすぐ
  • B1とさ蔵 ⁄ 1Fとさ市
  • 10:30~20:00

さらにさらに隣にはもう一つアンテナショップがある。完全にアンテナショップが軒を連ねてる状態だ。

 

茨城マルシェ(茨城県)

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到達時間 6:32

高速道路の高架下ビルのため、横に広いタイプの店舗。残念ながらこの時間は閉店していた。茨城のおいしいものを厳選したマルシェ部分ではイートインコーナーも兼ね備えているようだ。茨城といえば水戸の納豆を連想しがちだが、メロンも人気。メロンスムージーやメロンパフェなどが味わえ、女性に好評らしい。さらにはその横のビストロパートでは、本格的なあんこう鍋宴会コース(コースは要予約)など茨城の味を楽しめるレストランも兼ね備えている。

 

  • 東京都中央区銀座1-2-1 紺屋ビル1F
  • マルシェ&イートイン 10:30~20:00

さて、3連続アンテナショップを終え、いよいよ銀座エリアは佳境である。奥まった通路に入っていき銀座の深部へと歩みを進めていく。

先ほどの3件、いや3県連続のあたりから少し奥まったところに入ると、すぐにアンテナショップが見つかる。銀座エリアの密集度は本当に異常だ。

 

おいしい山形プラザ(山形県)

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到達時間 6:37

残念ながらこの時間は閉店しているが、山形のおいしものに焦点を当てたアンテナショップのようだ。1階で特産品を販売し、2階では山形産の食材を使った本格イタリアンが楽しめる「YAMAGATA San-Dan-Delo」がある。この名前は「山形産だよね」を酒田弁で「山形産だんでろ」ということからきているらしい。ホームページに書いてあった。なぜ山形でイタリアンなのかちょっと良くわからないが、山形はイタリア野菜の産地として有名という記事をどこかで読んだのでその関係かもしれない。

  • 東京都中央区銀座一丁目5-10 ギンザファーストファイブビル1F・2F
  • 特産品展示販売 10:00~20:00
  • YAMAGATA San-Dan-Delo 11:00~15:00(ラストオーダー14:00)、18:00~23:00(ラストオーダー22:00) 毎週月曜日・年末年始定休

同じ通りをさらに地下鉄駅から離れるように歩いて行くと、すぐに次のアンテナショップが見つかる。

 

TAU-広島ブランドショップ(広島県)

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到達時間 6:42

見て分かるように、この時間は閉店していた。

地下1階から地上3階まで4フロアぶち抜きでアンテナショップと、なかなか規模が大きい。1階ショッピングフロアではもみじ饅頭、牡蠣などの広島の特産品を販売、地下1階では瀬戸内ダイニング 銀座 遠音近音 Ochi Kochi (をちこち)、2階では広島お好み焼きと熊野筆の販売、3階はイベントスペースと、またもイタリアンレストランとなっている。こちらのイタリアンでは江田島の海の幸をふんだんに使った料理が楽しめる。

店名のTAUは「たう=届く」という広島の方言らしい。ここから広島に届く、という想いが込められているのだろうか。

 

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カープグッズも販売しているので、「あ、やべ、俺、広島カープファンだ」と、ふいに気づいてしまった人など、こちらで購入してもよい。

  • 東京都中央区銀座1-6-10銀座上一ビルディング
  • TAU ショッピング 10:30~20:00

さて、事前の調査によると、ここ銀座エリアにはもう一つ、アンテナショップがあるはずである。しかしながら、見つからない。立地的に山形県を見つけるより先に登場していないといけないのに、そんなものは影も形もなかった。

見落としたのか、もしくは地図を見間違えているのかと何度も歩いてみたのだけど、やはり見当たらない。それは徳島県のアンテナショップなのだけど、あまりに見つからないので、もう徳島県はいいか、という気持ちになってきた。

47都道府県制覇しました! と言ってこっそり徳島県が抜けていても気づく人はあまりいないんじゃないか? そんな悪魔の囁きが僕の中で沸いては消えていく。

「徳島県が抜けていても気づかない」

いつの間にか口に出して言うまでに追い詰められていた。確認するかのように何度も何度もつぶやく。

いやいや、さすがに徳島の人は気付くだろ。そうしたら怒り狂った徳島の民が攻め込んでくるぞ。それはちょっと困るので、やはり真剣に徳島のアンテナショップを探したい。

 

 

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住所的にはここにないとおかしいのに、なにやらオシャレな店に変わってる。さらに深く調べてみると、「激戦区銀座にオープンした徳島のアンテナショップ、撤退」という記事が出てきた。なるほど、もう銀座にはないのか。これはもう、徳島の民が気付かないことに賭けるしかない。徳島のアンテナショップは銀座にはない。

アンテナショップの銀座通り、銀座での戦いを終えて、徳島のことはいったん置いといて、次は有楽町エリアへと進んでいく。昨日のニュースでは今日の東京は最強の寒波が到来すると言っていた。完全に体が冷えきっているので、マクドナルドでホットコーヒーを飲みつつ、有楽町エリア攻略の戦略を練る。

 

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これでまだ序盤…【次のページへ】

 

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