【天才】LCCをハックして3万円で日本一周する方法を教える【大公開】

LCCをフル活用して日本一周に挑戦!目標とする予算は3万円(交通費のみ)。超激安の航空券&きっぷを駆使して全国各地を巡ります。これから日本一周をしようと考えている方の参考になれば幸いです!

はじめまして。この度SPOTのライターになりました、沖縄県在住の「とくめい(@tokumewi)」と申します。

今回はLCCと格安きっぷを駆使して日本一周に挑戦してみました。目標とする予算は3万円以内(交通費のみ)です。

※昨年8月に行われたジェットスターのセール。キャプチャを引用して作ったイメージです

ただでさえ安いLCCですが、年に数回開催される激安セールを狙うと片道ワンコイン以下で飛行機に乗ることも可能です。昨年8月ごろに行われたジェットスターのセールは片道508円という狂気の値段設定。
私がよく利用するジェットスターでは、過去に「名古屋のモーニング」や「おでん」の価格に合わせた運賃で座席数限定のセールを実施していました。

そこで私は考えました。こういうセールを利用すれば、激安価格で日本一周移動できるんじゃね?と。

結論から話すと、11泊13日の長旅になり、多少足が出てしまいましたが交通費を3万円台に収められました。
もっとストイックにやれば3万円以内に収める事も可能です。
交通費が浮いた
おかげで旅の最中も充実した食生活を送れた気がします。

今回は、実際にかかった金額や道中の様子をレポートいたしますので、「これから日本一周をしよう!」と考えている方の参考になれば幸いです。

旅行のコツその1:LCCのセールを狙う

今回の旅はわたしが住んでいる沖縄からスタートして、日本列島を大回りで一周して沖縄に帰ってくるコースを計画しました。

日本一周ルート。空港への移動を省くと大体こんな感じ。四国の人達には申し訳ありません。

最初は関西にも関東にも行きやすい名古屋からスタートして、京都大阪や広島、福岡と西日本へ。その後に飛行機で一気に北海道まで移動し、東北から首都圏を目指して12日間ずっと移動し続けます。

この旅の計画に合わせてLCCのセールをチェックし、半年前の6月から超激安の航空券を予約しました。具体的な運賃は後ほどご紹介するとして、


LCCのセールを狙うとここまで安く移動できる

ということを証明したいと思います。

なお、LCCは運賃とは別に空港使用料やクレジットカードの決済手数料などが発生します。本記事では、分かりやすいように各種手数料を含めた金額を掲載しています。

旅行のコツその2:全ての荷物をLCCの機内持ち込み手荷物の制限に収める

大手航空会社と比べてLCCの運賃は破格とも言えるほど安いかわりに、「手荷物を預ける」「座席指定」その他機内サービス等については全て追加料金が発生します。

なるべく追加料金を掛けないために、荷物は機内持ち込み手荷物として持っていきます。

【持ち込み手荷物のルール】

  1. バックやお土産袋など合計2点まで
  2. 荷物の総重量は7kg以内
  3. 各辺のサイズがH56cm/W36cm/D23cm以内
    (※ジェットスター エコノミークラスの場合。詳細は公式サイトから確認を)

カバン自体が重たいスーツケースは使用せず、軽くてコインロッカーを選ばない小さめのリュックを2つ持っていきました。後でお土産を追加することを考えて、ある程度余裕を持った荷物にしないと後悔するので注意しましょう。

 

【1日目】沖縄~名古屋

沖縄から名古屋までの移動はJetstarを使います。那覇空港から中部国際空港までは約2時間のフライト。

運賃はセール特価で片道816円でした。安すぎて予約する時に少し笑ってしまいました。座席数・曜日限定のセールとはいえ信じられないほど安い運賃で沖縄から名古屋まで来ました。このあと降り立った中部国際空港から名古屋駅まで移動するのに870円かかったので、飛行機より電車のほうが高くつきました

沖縄からの気温差で風邪を引きそうだったので、名古屋駅から1駅の山王にある「山王温泉 喜多の湯」で温まります。入浴料は大人平日650円、土日祝は750円です。館内は広くて清潔感があり、お風呂の種類も豊富でゆったり寛げます。

この日の夕食は「ステーキハウスインディアンズ」でステーキとハンバーグのセット。交通費を節約したので、遠慮せず思う存分食べられます。

この記事を書いていて気がついたんですが、この日は1日目の交通費の合計よりも高い肉を食っていました。旅費を節約すると現地でワンランク上の食事が楽しめますね。

【この日の主な移動手段・運賃】
・LCC(Jetstar):那覇空港→中部国際空港 816円
・名鉄線    :中部国際空港→名鉄名古屋駅 870円
交通費合計:1,686円

飛行機の運賃よりも空港までの交通費が高いという逆転現象が起きていますが、北海道に行く際にはこれよりもさらに安い運賃のチケットを使います。
どこまで値段が下がってしまうのか期待していてください。

 

【2日目】名古屋~大阪

2日目は「近鉄週末フリーパス」を使って名古屋から大阪を目指します。大阪に着いたらエンジョイエコカードで大阪市内を巡ります。

まずは名古屋散策です。2日目の朝は友人と車で「喫茶マウンテン」にやってきました。

もはや説明不要のお店ですが、ここには甘口スパと呼ばれるスイーツを使ったスパゲティがあります。これを食べきるために全国各地からお客さんがやってくるんだそう。

私が注文した「甘口バナナスパ」は、油で炒めたパスタと甘みの強い生クリームとチョコレートソース、バナナのねっちょり感が素晴らしいハーモニーを奏でています。

最後は涙目になりながら何とか完食。友人は「甘口抹茶小倉スパ」を注文し、半分ほど食べてマウンテンで遭難していました。

お腹を満たしたら関西方面に向かいます。移動には「近鉄週末フリーパス」を使います。土曜・日曜を含む3日間連続(金・土・日 か 土・日・月 )で、近鉄全線乗り放題になるお得なきっぷです。

このきっぷの注意点は、利用開始日の前日までに近鉄の窓口で購入すること。乗車日当日は購入できません。金券ショップで株主優待券を使う手段も考えましたが、途中下車OKのほうが選択肢が広がるのでこのきっぷにしました。

特急を利用する場合は特急券(1,900円)が必要です。
今回は少しでも交通費を節約するために急行を乗り継いで行くことに。所要時間は名古屋から大阪まで約3時間半でした。

途中で伊勢神宮にでも寄ろうか考えましたが、夜は大阪で友人と会う約束があったため、そのまま大阪を目指します。

名古屋から大阪までの移動手段としては、特急のほかには高速バスもあります。
時期によって異なりますが、安いときだと4列シートが1,000円~1,500円くらいで大阪まで移動できるので節約したい方にはオススメです。

大阪に到着後、小腹が空いたのでヨッピーさん一押しの「たこ焼き道楽 わなか」のたこ焼きをいただきます。なんばグランド花月のすぐ隣にあり、いつも行列を作っています。店員さんが物凄い勢いで作っているので並んでいても回転率は早い。

わなかのたこ焼きは8個で500円。外も中もふわっとしたこれぞ王道とも言える理想的なたこ焼きです。

宿にチェックインしたあと、友人と待ち合わせして梅田へ。居酒屋で一杯引っ掛けたあと、地元の友人オススメの「お好み焼き 鶴橋風月」でお好み焼きとねぎマヨ焼きそば、とんぺい焼き、イカ下足を食べました。大量の炭水化物を摂取しましたが、今日一日ずっと動き回ったのでカロリーは相殺されるはずです。

【主な移動手段・運賃】
・近鉄週末フリーパス :近鉄名古屋→近鉄難波 4,100円(1日目/3日間)
交通費合計:4,100円

【3日目】大阪~奈良・京都

3日目は近鉄週末フリーパスを使って奈良や京都を散策します。

3日目の朝食は、大阪のじゃんじゃん横丁にある立ち食いうどん・そばの「松屋」で。このお店はかけうどん・そばが160円~という安さで食べられるコスパ最強のお店です。

注文した天ぷらうどんは240円という驚異的な安さ。天ぷらがそばを覆い尽くて見えないほど巨大でボリュームがあります。

食べ終わったあとは「スパワールド世界の大温泉」へ。
入浴料は通常1,200円ですが、大阪メトロのフリーパス「エンジョイエコカード」を提示すると200円引きで入る事ができます。

昼はあべのハルカスの展望台…ではなく、17階にある「ファミマ!!」へ。窓際のイートインスペースには大きな窓があり景色を楽しめます。
イートインスペースからの眺めはこんな感じ。この日は天気も良かったので、奥のビル群までくっきり見えています。

お昼は友人と合流して日本橋にある「喫茶ポミエ」にやって来ました。ここはデカ盛りで有名な人気店で、いつも長蛇の列が出来ているらしいです。
1番人気のカツ丼は、並盛でもご飯が1.5合もあります。甘辛い出汁で味付けされたふわとろ卵と、サクサク感を残したカツは喫茶店のクオリティを超えている絶品でした。

夕方、近鉄フリーパスを使い、近鉄日本橋駅から近鉄奈良駅まで移動。大阪から奈良までは急行を使って36分で到着しました。

市内の観光にはNTTドコモが提供する「奈良バイクシェア」を利用します。
30分150円から電動自転車が使えて、奈良市内各所に設置された専用駐輪スペースであればどこでも返却可能という手軽さが魅力のサービスです。

奈良公園では鹿と戯れつつ春日大社へ。鹿せんべいでも買って餌付けしようと思いましたが、他の人が大量にあげて食傷気味だったので眺めるだけにしました。

春日大社に着いたら旅の成功と安全祈願を祈り、急ぎ足で京都を目指します。

奈良から京都までは近鉄線で50分程度。
特急を使うと15分ほど速く到着しますが、特急料金として510円が加算されます。

京都に到着したら、友人にオススメされた「新福菜館 本店」の中華そば並を夕食にします。真っ黒なスープに薄切りのチャーシュー、たっぷり乗った九条ネギが特徴。醤油ベースのスープはあっさりとした味付けで、飲み終わりのシメにもオススメです。

京都タワーを下から眺めて満足したら、有名な観光スポットである嵐山を目指します。
この旅に出た12月は夜にライトアップがあるそうで、たくさんの観光客が集まっていると教えてもらいました。

ライトアップは20時半には終了してしまうため時間がありません。急いでJRに飛び乗り、京都駅から嵯峨嵐山駅に向かいます。

嵯峨嵐山駅から15分ほど走ったら、ライトアップにギリギリ間に合いました。
写真を撮って1分後にライトアップが終了してしまう残念な結果となりましたが、写真だけでも撮れたので満足です。

阪急の駅に向かうときに見つけた「キモノ・フォレスト」は、京友禅の生地をLEDで照らしているインスタ映えスポット。後で調べてみましたが、高さ2mのポールが600本も並んでいるらしく、多くの人が足を止めて写真を撮っていました。

時刻は22時過ぎ。阪急を使って嵐山から大阪まで戻ります。約50分で梅田駅まで到着。地下鉄に乗り継いで、宿のある難波に帰りました。

なお、この日の移動には近鉄週末フリーパスを利用しましたが、似たような乗り放題のきっぷに「奈良・斑鳩1dayチケット」というものもあります。旅程によってはこちらのほうがお得になるかもしれません。ご参考までに。

【主な移動手段・運賃】
・近鉄週末フリーパス :近鉄難波→近鉄奈良→近鉄京都 0円(2日目/3日間)
・奈良バイクシェア  :1時間利用 300円
・阪急電車      :嵐山駅→梅田駅 400円
・JR山陰本線     :京都駅→嵯峨嵐山駅 240 円
交通費合計:940円

【4日目】大阪市内

4日目には、大阪の新世界で写真撮影や食べ歩きをしました。

友人5人と合流して新世界へ。せっかく買った近鉄週末フリーパス(土日を含む連続3日間有効)を一度も使わないのはもったいない気もしますが、この日はとにかく大阪の名物を食べまくります。

串カツやお好み焼き、焼きそばなど、小麦粉を大量に摂取してお腹が限界を迎えました。普段は一人旅が中心なのでそこまで食べきれないですが、人数が多いとみんなでシェアして色んな種類が食べられて良いですね。

夜はあっさりとした物が欲しくなり、梅田の商店街にある「回転すしさかえ」で寿司を食いました。回転寿司でありながら板前さんが捌いた本格的なお寿司が楽しめました。

1皿135円均一でチェーン店よりは高いですが、ネタが新鮮で大きく満足度は高い。寿司を流しすぎてレールの上が大渋滞を起こしているのは他に見ない光景でした。
朝11時~翌朝7時まで営業しているので、ランチタイムや夜の飲み会後に行くのもオススメです。

友人と落ち着いて話したかったので天神橋の「CEYLON Tea & Bread」まで移動し、紅茶飲み放題290円でのんびりとお茶を楽しみました。

明日からは怒涛の移動になるので、早めに宿に戻り荷物をまとめて就寝。体力を温存して明日に備えます。

【主な移動手段・運賃】
・近鉄週末フリーパス :使用なし(3日目/3日間)
・エンジョイエコカード:大阪メトロ全線 600円(土日祝)
交通費合計:600円

【5日目】大阪~福岡

5日目は早朝5時から大阪を出発し、青春18きっぷを使って福岡の博多を目指します。

まだ夜も明けない朝5時過ぎ、JR大阪駅までやって来ました。ここから青春18きっぷを使って鈍行列車で福岡の博多駅を目指します。

青春18きっぷは日本全国のJR普通列車が乗り放題になるきっぷです。特急列車や新幹線には乗れないため時間が掛かります。その代わりに1回当たり2,370円(5回分11,850円)で移動できるメリットがあります。

山陽本線をひたすら乗り継いで行くコースは、順調に進んでも13時間以上掛かる地獄のようなコースです。片道600km以上ある距離を鈍行列車で行くのは苦行です。正直私もやりたくなかった。

ただ今回の企画は「お得なきっぷを使って安く旅をする」のがテーマなので、貧乏旅行の定番でもある青春18きっぷは外せませんでした。

大阪を発って約3時間。岡山駅に到着しました。友人からの口コミによると、岡山は食事できる場所が多く途中下車したほうがいいとのことだったので、乗り継ぎ予定の電車を一本見送って朝ごはんを食べます。

朝ごはんは駅構内にある「めん処 吉備」でわかめうどんを食べます。ツルツルモチモチ食感の麺が食べやすく、眠気覚ましにちょうどいいボリュームでした。
休む間もなく食べ進め、30分後の糸崎行きに乗り換えます。

糸崎からは景色がずっと山が続くので仮眠。昨晩は遠足の前日のように脳が冴えて寝付けなかったので、ボックス席で爆睡しました。
起きた頃には広島に近づいていました。広島に着いたらお好み焼きのお店や宮島に寄ってみたかったんですが、乗り換え時間が無いので今回は泣く泣くスルー。

ちなみに、宮島行きのJRフェリーは青春18きっぷで乗ることが出来ます。時間に余裕がある方は立ち寄っても面白いですよ。

ボケーっとしながら電車に揺られ続けること8時間。車窓から瀬戸内海が見えてきました。代わり映えしない景色から一変、絶景が広がります。

地元の沖縄で海を散々見たはずなのに、電車に乗りながら見る海はまた違った魅力がありました。

景色を見ながら遅めの昼食。残念ながら名物にはありつけませんが、岩国駅にあったコンビニで購入したおにぎりやサンドイッチ、菓子パンにかじりつきました。

いつも何気なく買って食べているコンビニ商品も、周りの景色や環境が変わるとより美味しく感じます。

新山口で電車を乗り換えて、下関駅に着いたのは17時過ぎ、もう日が沈みかけている中で小倉行きに乗り換えました。疲労はすさまじく、「ここを抜ければ九州に入れる…!」という思いを原動力に足を動かします。

18時過ぎ、やっとの思いで福岡県の小倉に到着。さらに1時間掛けて博多まで目指します。すっかり日が暮れて夜になってしまいました。既に12時間以上電車に乗り続けているので、足はむくんでしびれています。

鈍行列車で145駅(14時間)を乗り通し、ついに博多駅に到着です!
この達成感は何者にも代えがたい気持ちでしたが、余韻に浸る余裕もないので急いで宿に向かいます。

クリスマス前だったので、博多駅前のイルミネーションが本気を出していました。カップルがはしゃぎながら写真を撮っている姿を横目に地下鉄に乗り換えます。

福岡市内の移動には「福岡市交通局 1日乗車券」を使います。空港から市街地までのアクセスや、福岡市内の移動に3回使えば元が取れるコスパの良いきっぷです。家族で利用する場合は「ファミちかきっぷ」を使うと1家族 1,000円で非常にお得です。

また、観光施設や飲食店で1日乗車券を提示すると、様々な割引や特典を受けることもできます。対象施設はこちら

博多や天神を中心に巡るなら、福岡中心部が100円で乗れる「西鉄バス」を併用するとさらにお得に移動できます。キャナルシティ博多、住吉神社、櫛田神社、天神コアなどを結ぶエリアが対象です。

宿に荷物を降ろしたときに、受付のお姉さんから「沖縄から来たんですね。遠くからお疲れ様です」と労いの言葉を受けたので、「いえ、いま大阪から18きっぷで博多に着いたばかりです」と言うと、混乱したのか一瞬固まってました。

仕事帰りの友人と合流して「博多天ぷら たかお」で一緒に夕ご飯。いつもは「天麩羅処ひらお」で食べるんですが、営業時間がギリギリだったので今回は「たかお」にしました。1番人気のたかお定食をいただきます。

付け合せの昆布明太と浅漬けは無料でおかわり自由。

明太子は親会社の「ひろしょう」で作っている最高級の物を使用しているんだとか。主役の天ぷらに負けないくらい美味しくて箸が止まらなくなります。

さらに卓上に置かれた黒烏龍茶も無料で飲み放題です。天ぷらを堪能するには最高の組み合わせですよね。

揚げたてサクサクの天ぷらが数回に分けて提供されます。1つひとつが大きめにカットされているので食べごたえがあります。
大根おろしの入った天つゆに付けて、岩塩やポン酢、ゆず胡椒など色々な楽しみ方ができました。 食べるのに夢中でほとんど写真も撮らずに食べ終わりました。

その後にバーに飲みに行ったんですが、眠気と疲労であまり記憶が残っていません。人は鈍行電車に12時間以上乗り続けると活動限界を迎えることがわかりました。

飲み会帰りにもう少し福岡グルメを堪能したくなり「博多ラーメン はかたや」で博多ラーメンを食べました。お値段はなんと290円!

嫌な臭みのないさっぱり寄りの豚骨スープに細麺ストレート麺、薄切りのチャーシューが締めに嬉しいちょうどいいボリューム。安いだけではなく味も普通に美味しいラーメンでした。

仕事明けだと思われる酔っ払ったキャバ嬢に挟まれながらラーメンを食べていると、胸元に付けたGoProを見て「すごーい!ユーチューバーみたいじゃーん!!!」と絡まれました。GoProの説明をしてたら帰るのが遅くなりました。

この日の夜は、ドミトリーのベットで死んだように寝ました。

【主な移動手段・運賃】
・青春18きっぷ      :2,370円(1回分/5回分)
・福岡市営地下鉄1日乗車券:600円

【6日目】福岡~大阪~札幌

6日目は朝から福岡空港を出発し、大阪の関西国際空港を経由して札幌の新千歳空港に向かいます。青春18きっぷで西日本を横断するのに半日以上掛かりましたが、飛行機で移動するとどれだけ楽なのか比較してみました。

関西国際空港行きの出発は朝10:30ですが、ここは空港アクセスの優れた福岡。朝8時に起きても優雅にお土産を買ったり朝ごはんを食べる余裕があります。

博多駅にある「福太郎」では、数量限定で明太子が食べ放題になる「福太郎のめんたいボウル(540円)」というメニューがあります。明太子だけではなく、生卵や具だくさんのお味噌汁、おかずがセットなので破格の値段です。

これ目当てで博多駅まで来たんですが、めんたいボウルの提供が10時からだったため、泣く泣く断念。地下鉄で福岡空港に移動して朝ごはんを食べられる場所を探します。

朝ごはんは福岡空港「因幡うどん」の朝うどんセット。福岡はラーメンと同じくらいうどんも有名です。麺は柔らかくフニャフニャとしていて、箸で簡単に千切れます。昆布や煮干しの出汁を強く感じるつゆが特徴的でした。

一緒についてきたかしわおにぎりも、具だくさんで鶏肉の旨味を存分に堪能できる美味しいおにぎりでした。

福岡グルメを腹の中に詰め込んだら保安検査場を通過して機内に乗り込みます。福岡空港から関西国際空港までは1時間15分のフライト。鈍行列車で来たときの10倍のスピードでとんぼ返りしました。ちなみに料金は2,420円です。福岡から大阪まで2,420円というのも常軌を逸した値段ですが、500円ちょっとの飛行機に乗ったこともあって「高いな」って思ってしまいますね。感覚がバグります。

滞在時間は昨日の移動時間と同じくらいでしたが、食べたいものは大体食べたので悔いはありません。次来る時はもっと観光らしい観光をしたい。

正午頃に関西国際空港に到着。ホントあっという間に着いた。
新千歳空港行きの飛行機乗り継ぎまで3時間ほど空き時間が生まれました。

せっかくなのでりんくうタウンのアウトレットへ。
関西国際空港からりんくうタウンまではシャトルバスを使います。電車だと1駅で370円掛かりますが、バスを使えば片道200円で移動できます。

りんくうタウンに到着。所要時間は定刻通り20分でした。
シャトルバスの中には日本人は数名しかおらず、ほとんどアジア圏の外国人ばかりでした。乗車率は予想以上に多いので、少し早めに行かないと乗れない可能性があります。

まずはアウトレット内のスーパー銭湯「りんくうの湯」に入って汗を流します。りんくうタウンのバス乗り場から約10分程度の場所にありました。

お風呂やサウナの種類はそこまで多くないですが、足を伸ばしてゆったり寛ぐことができます。時間があったので、足腰をいたわりつつ1時間くらい過ごしました。ゆっくり寛ぐなら有料のリラックスルームを利用するといいかも。

入浴料は通常620円ですが、asoview!の前売り券を購入するとタオル込で700円(170円割引)になります。岩盤浴は620円で利用可能です。

りんくうの湯の最大の特徴は入り口付近にあるコミック3万冊が読み放題なところ。漫画好きにとっては1日過ごせるほど種類が多かったです。ダラダラと漫画を読んでいるほど時間がなかったので、アウトレット内をさっと一周して空港に戻りました。

途中、バス乗り場を見失ったために戻りが遅れました。空港に着いた頃には搭乗手続き終了10分前。ここから更に走って保安検査場へ猛ダッシュ。

保安検査場の近くで売っていた551蓬莱の肉まんを急いで購入し、なんとか締切3分前に手続きを行いました。

新千歳空港行きの飛行機もLCCのJetstarを利用します。運賃はこの旅最安値の片道508円という意味不明な金額設定です。電車や新幹線を使うのがバカらしくなるレベル。

実はこの記事を書くきっかけになったのも、大阪で開催されたSPOT忘年会でヨッピーさんにこのフライトの運賃を見せたことによるものでした。

運良く窓際の席に当たり、空の上から夜景を一望できたのが良かった。

約2時間のフライトで新千歳空港に到着。空港の滑走路にはうっすら雪が積もっています。
外に出た瞬間、風が強く吹き荒れており、機内に引き返したくなるほど寒かったです。人生初の北海道に興奮する反面、南国生まれの私にはキツイ3日間の始まりです。

空港から札幌・小樽までの移動は「北海道&東日本パス」を使用します。このきっぷは一昨日使用した青春18きっぷと似ていますが、その名の通りJR北海道とJR東日本でしか使えません。

青春18きっぷとの違いを簡単にまとめるとこんな感じ。

■青春18きっぷ
・5回分有効で11,850円(1日あたり2,370円)
・全国のJR線普通・快速列車に乗り放題。
・1枚のきっぷで複数人数や日付を跨いだ使用もOK
・有人改札で駅員にスタンプを押してもらうと1回分の使用
└次回以降はスタンプを駅員に見せて改札を通過する

■北海道&東日本パス
・7日間有効で10,850円(1日あたり1,550円)
└小児用は半額の5,420円で利用可能。
・JR北海道+JR東日本の普通・快速列車に乗り放題。
└青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行にも乗れる。
・有効期間は使用日から連続する7日間有効。
└1日ずつ使ったり複数人の利用は不可。
・青春18きっぷと違い、自動改札機に通すことができる。
・青春18きっぷよりも利用可能期間が長い。
・新青森〜新函館北斗間は、区間内相互発着の場合に限り「新幹線特定特急券」を購入すれば乗車可能。
・「特急オプション券」を購入すると、当日に限り北海道内の在来線特急列車の普通車自由席も何度でも乗り放題に

ここから先のルートは北海道と東北、首都圏のみとなるため、特急オプション券などが使える北海道&東日本パスを使うことにしました。

不要になった青春18きっぷはフリマアプリに出品したところ、3分以内に定価以上で買い取ってくれる方が見つかりました。送料や手数料を差し引いても損はしなかったです。
使用可能期間の直後に販売すると高額買取されやすいみたいですね。

17時発の快速エアポートに乗って小樽を目指します。時間帯によっては札幌止まりのこともあるため、寒空の下で震えたくなければ直通の電車を待ちましょう。

快速エアポートは観光客の乗客で満員状態。快適に移動をするならば指定席のUシート(520円)を利用したり、早めに駅に到着する or 1本見送ってから乗り込むと自由席に座りやすくなります。

1時間15分掛けて小樽駅まで到着しました。目的地の小樽運河までは徒歩10分弱で到着します。

雪の降り積もった小樽運河は求めていた理想的な夜景でした。
歴史ある石造倉庫にはつららが伸びて、水面に反射したイルミネーションが幻想的な雰囲気を醸し出しています。

小樽駅周辺のお店は営業時間が短く、18時頃になると店じまいになるお店が多いです。駅周辺でご飯やお土産を探している人は早めに行かないと間に合いません。

小樽運河を見たら札幌に戻ります。地下街を通ってすすきのまでやって来ました。飲食店やカフェ、居酒屋やバーに夜のお店までひしめき合った、日本を代表する歓楽街です。交差点の前で友人と合流して夕ご飯を食べてきます。

地震があった直後は電気も止まり静かな街になっていたそうですが、現在は賑わいを取り戻し人も多く集まっています。

夕食として、行列のできる人気店「Rojiura Curry SAMURAI(路地裏カリィ サムライ)」に30分ほど並んでスープカレーを頂きました。

「チキンと野菜(1,280円)」をベースに、友人おすすめの「サクサクブロッコリー」を追加(200円)。スープをレギュラー、辛さ普通、ライス普通で注文。とろみのあるスープは普通だと辛さ控えめで食べやすく、出汁や旨味が溶け込んでいてガンガン進みます。

トッピングの具材がひとつひとつ素揚げされていて、サクサクとした食感が楽しめます。噛みしめるたびに野菜の甘味と旨味が出てスープカレーと相性抜群でした。男性でも食べごたえがあり大満足の一品です。

締めパフェでも食べに行こうかなと思って時刻を見たら夜23時半。翌日0時には函館行きの夜行バスに乗らないと行けないので、泣く泣くすすきのを後にして札幌駅前のバス乗り場に移動しました。

【主な移動手段・運賃】
・地下鉄空港線     :博多駅→福岡空港駅 260円
・LCC(Jetstar)    :福岡空港→関西国際空港 2,420円
・LCC(Jetstar)    :関西国際空港→新千歳空港 506円
・北海道&東日本パス:新千歳空港→札幌→小樽→札幌 10,850円(1日目/7日間)
交通費合計:14,036円

 

【7日目】札幌~函館~札幌

7日目は夜行バスで札幌から函館まで移動し、朝市やご当地グルメ、有名な観光地を堪能して鈍行列車で札幌まで戻ります。特急列車を使えば片道3時間半で着くルートですが、鈍行列車で行くと片道9時間半の長旅になりました。

日付が変わった午前0時、函館行きの夜行バスがやって来ました。
今回予約した「函館特急ニュースター号」は、フリマアプリで回数券を安くゲットできました。通常の片道運賃は4,600円です。

3列独立シートで寝やすいかと思ったら、足元が狭く伸ばせないので中々寝付けず苦労しました。幸いにも後ろに誰もいなかったので、リクライニングを全開に倒せたのがせめてもの救いでした。

札幌を出発してから5時間半、早朝の函館駅に無事到着しました。(はるばる来たぜ函館~!)

函館は海沿いにあるため札幌よりも風が強く体感温度が低いです。このときの気温は-5℃で、南国で育ってきた私にとっては過酷でした。

函館駅の近くにある三角市場をぐるっと回り、良さそうな「はこだて浪漫館」に入ってみました。13種類のネタから自分で好きなもの選べるお店で、2色丼が1,000円、3色丼が1,500円、5色丼が1,800円でした。

迷った末にいくらとカニの2色丼を注文しました。カニのアラ汁とイカの塩辛が付いて1,000円。市場の中では比較的安かったです。

いくらは期待していたよりも小ぶりでしたが、口いっぱいに頬張って採れたての海の幸を堪能。ゆっくり味わって食べるつもりがあっという間に完食してしまいました。

朝食を食べ終わったあとは函館市電を使って函館観光。夜が明けてくると雪がどんどん降り積もっていきます。

函館市電で観光するなら1日乗車券がお得です。
市電専用は大人600円(小児300円)、市電・函館バス共通は大人1,000円(小児500円)で乗り放題になります。

五稜郭公園前で降車して街を散策します。
まず向かったのは、五稜郭公園前駅のすぐ横にあるミスタードーナツ。

函館に4店舗あるミスタードーナツは地域限定価格でドーナツを販売しています。

定価129円のチョコファッションは64円、同じく定価129円のダブルチョコレートは75円。定価140円のエンゼルフレンチは86円と、定番のドーナツが恐ろしく安いです!

おかわり自由のミスドカフェオレ、シュガーレイズドとストロベリーリングを合わせても398円。温かいカフェオレを飲みつつ、甘いドーナツを食後のデザートとして楽しみました。

のんびりしている時間もないので、本来の目的地である五稜郭タワーまで向かいます。

ミスドから5分ほど歩き、五稜郭タワーに到着。
高さ90メートルの展望台から雪化粧をした五稜郭公園の全体を眺めました。函館は高い建物がほぼ無いので、函館市内を360度のパノラマで見渡すことが出来ました。登る価値は十分あると思います。

函館周辺にしかないご当地バーガーの「ラッキーピエロ」は営業時間が10時から。
ラッキーピエロはハンバーガー以外にもカレー屋オムライス、ラーメンやスパゲッティ、ピザやステーキ、丼物など多種多様なメニューを取り扱っているが特徴のご当地チェーン店です。

人気ナンバーワンメニューの「チャイニーズチキンバーガー」は、甘辛い特製だれに漬けた大きなザンギ(鶏の唐揚げ)が3つ入ったボリューム満点メニュー。シャキシャキレタスとマヨネーズが良いアクセントとなっています。

すぐ隣にある「ハセガワストア」のやきとり弁当も函館名物です。せっかく北海道出身の知人に紹介してもらったので、時間ギリギリでも手に入れます。

注文したやきとり弁当(小)を開けると中身は豚バラ肉。ハセガワストアのやきとり弁当はデフォルトで豚肉になっており、注文時に鶏肉にすることも出来ます。

はこだてワインに漬けた豚肉は柔らかく、ご飯にしみた秘伝の甘辛だれが絶品です。シンプルな味付けで飽きの来ない美味しさでした。

もう少しゆっくり観光したかったのですが、これ以上滞在すると電車の出発時刻に間に合いません。先日購入した北海道&東日本パスを使って普通列車で札幌駅まで戻ります。

10:57発の森行きの電車に乗り遅れると、次の電車は14:30まで来ません。
JR北海道は普通列車の接続が非常に悪く本数も少ないので、普通列車を乗継いで長距離移動をするのは極めて困難です。

特急列車を使うと約3時間半で札幌まで到着しますが、普通列車を乗り継ぐと接続待ちの影響もあり9時間半も掛かります。もし普通列車で帰れないことが確定したら、特急券オプション券(1日6,000円)を購入して特急で帰ることも頭に入れておきましょう。

1時間24分乗って森駅に到着。
次の電車の乗り換えまで時間があるので、駅前にある「柴田商店」で名物のいかめしを購入しました。

お弁当箱にぎっしり詰まったいかは身が柔らかく、秘伝のタレに漬け込まれて濃いめの味付け。中に詰まったご飯はうるち米ともち米がブレンドされているため、腹持ちが良く食べごたえ十分。

本格的に吹雪が強くなってきたので、早めに電車に乗って出発を待ちます。
この吹雪の影響により特急列車のダイアが乱れ、函館や新千歳空港の飛行機は軒並み運休となったようです。

明日は新千歳空港から仙台空港のフライトがあるため、最悪の場合だと北海道から出られなくなる可能性が出てきました。不安を抱えつつ札幌方面へと進みます。

まんべくんで有名な「長万部(おしゃまんべ)駅」に到着。

時刻表を見ても特急(赤文字)ばかりで、普通列車(黒文字)は1日4本しか停まりません。1本逃すと最短でも1時間半は待たないといけません。

長万部から札幌まで戻るコースは、山道を進む函館本線に乗り続けるコースと、海沿いを走る室蘭本線を乗り継ぐコースの2通りあります。前者は乗り換え回数が少ないですが、乗り換え回数が多い後者のほうが所要時間は短いです。今回は所要時間を優先して室蘭本線のコースで帰ることに。

室蘭本線を通ると、長万部の二駅後に「小幌(こぼろ)駅」と呼ばれる日本一の秘境駅に停車します。ホームの両端がトンネルで囲われており、車も通れず列車でしか行くことができないため、鉄道ファンの間では有名なんだそう。

途中、電車が遅延して東室蘭から苫小牧行きの電車に乗れず、1本遅らせる羽目になりました。辺りがすっかり暗くなったころ、ようやく東室蘭駅に到着。

札幌と比べて海沿いにある室蘭は気温も-4℃まで下がっています。風が強く吹いているので体感温度はもっと低いはず。外に出ると体調を崩しそうなので、駅で次の電車を待ちます。

1時間強乗り続けて苫小牧駅に到着。ここでも電車が遅延して予定よりも20分以上遅れていました。乗り継ぎを諦めようとしたそのとき、遅延していた快速エアポートがタイミングよく入線。丁度いいタイミングで乗り継ぐことができました。

函館駅を出発してから9時間50分。やっとの思いで札幌駅まで到着。早朝から活動していた私の体力は限界に近いです。

地図で見るとこれくらいの距離感。片道で300km以上あるので、東京から名古屋間くらいの距離を日帰りで移動したようなイメージですね。自分で計画したプランとはいえ無理しすぎました。

札幌駅から出て向かった先は大通公園。この旅に出た12月はイルミネーションで彩られており、カップルや家族連れが集まっていました。

テレビ塔の近くには屋台も出店されているので、焼きとうもろこしやじゃがバターなどを食べ歩きするのも楽しいです。

すすきのや狸小路商店街をうろつきつつ、友人おすすめの有名店「らーめん信玄」へ。
すすきの中心部から少し離れている場所にあり、夜22時過ぎに訪れてみると店の外まで長蛇の列が作られています。

-4℃のなか待つこと20分。入店して注文したのは1番人気の「信州(コク味噌)」。
大きめのチャーシューにシャキシャキ食感のメンマ、ネギと玉ねぎ、もやしがたっぷり乗った王道の味噌ラーメンです。

豚骨の旨味が溶け込んだまろやかでコクのあるスープが、少し柔らかめの中太玉子縮れ麺と絡んでめちゃくちゃ美味い。思っていたよりも油っぽさを感じず、飽きの来ない味でした。後味は野菜の甘さを感じる優しい一杯です。

強火でサッと炒めたチャーハンは黄金色ではなく褐色。強火で炒めたチャーハンはパラパラの状態で提供され、ふわふわの玉子と香ばしさを楽しめる究極の味でした。

この日の夜はネットカフェの始発待ちパックで過ごしました。深夜0時から朝8時まで滞在で1,080円と恐ろしく安かった。

ネットカフェ宿泊は何度かしたことがありますが、どこでも寝られる人でないと身体の疲れが取れずキツイとは思います。

【主な移動手段・運賃】
・函館特急ニュースター号:札幌駅前→函館駅前(4,000円)
・函館市電専用1日乗車券:函館市内 600円
・北海道&東日本パス  :函館駅→札幌駅 0円(2日目/7日間)
交通費合計:4,600円

【8日目】札幌~仙台

北海道最終日の8日目は、朝から札幌と小樽を観光して夜にLCCで仙台に向かいます。仙台では地元の友人とドライブしながら周辺を案内してもらいました。

先日は食費を使いすぎたので、朝ごはんはセイコーマートのパスタをネットカフェで食べました。セイコーマートの麺類は118円で安くて美味いと評判が高く、コシのある麺とゴロゴロ入った具材が嬉しい。

腹ごしらえを済ませた後は有名な観光地の「札幌市時計台」へ。6月~10月末まで改装工事を行っていたらしく、12月末まで無料開放されていました。(通常は大人200円、高校生以下無料)

中に入ってみると資料館になっており、札幌時計台の歴史や振り子時計の仕組みなどが学べる展示室や、クラーク博士と記念撮影ができる撮影スポットなどがありました。

明治時代に建てられた「赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)」は、現在の庁舎ができるまで使われていた歴史ある建造物。館内では北海道の歴史や北方領土について知ることができます。

札幌だと徒歩で巡れる場所も限られてくるので、ふたたび小樽運河へ。
昼の小樽運河は夜とまた違って見えます。夜は人が少なく静かな印象でしたが、お昼は多くの観光客が写真撮影を行っていました。

途中で寄り道した六花亭でマルセイバターサンドを購入。2階のイートインスペースでコーヒーと一緒に頂きます。90円のシュークリームを購入してもコーヒーが飲めるので、休憩するのに最適でした。

隣にある北菓楼では、バウムクーヘンや開拓おかきの試食販売も行われています。時間が経つにつれて店内が混雑してくるので、早めにお土産を買って次の目的地へ。

明治45年に建設された「小樽オルゴール堂本館」は日本最大級の2万点以上のオルゴールが並ぶ専門店。外観はレンガ造りのレトロな雰囲気で、店内では至るところでオルゴールの音色が鳴り響いています。

そろそろ時間も危なくなってきたので、最寄の南小樽駅から快速エアポートに乗って札幌駅に戻ります。

すすきのまで移動して「魚のあんよ」の海鮮丼バイキングを頂きました。90分食べ放題 大人880円で海鮮丼のランチバイキングが楽しめるお店です。ランチ営業は平日11:30~15:00まで限定なので注意。

店内は全てセルフサービスで好きな食材を好きなだけ盛ることが出来ました。マグロやイカ、タコ、サーモン、ホタテなどの海鮮が20種類、サラダに揚げ物、焼き魚にデザートまで全部食べ放題。

マグロやイカ、有頭海老とタコ、サーモン、錦糸卵など好きなネタを限界まで盛って作った海鮮丼。店内が薄暗いせいであまり美味しそうに撮影できなかった。

ネタの質や鮮度は価格なりかもしれませんが、お腹いっぱい海鮮を食べたいという欲求は満たせました。結局3回ほどおかわりをして、海鮮全種類+ザンギとデザート類を限界までお腹に詰め込みました。

時間も残りわずかになってきたので空港まで移動。LCCは時間厳守なので何事も早め早めの行動が大切です(と言いつつ私はギリギリまで札幌市内を回っていましたが)。

空港に着いたらすぐにチェックインを済ませて、流れ作業で搭乗ゲートに進んでいきます。

LCCのPeachで16:55発の仙台空港行きに乗り込みます。運賃はセールを使って片道2,190円。札幌から函館までの夜行バスが4,000円であることを考えると驚異的な安さです。

窓から夜景を眺めながら北海道の思い出を振り返っているとあっという間に到着。所要時間は約1時間強。この手軽さはまさに「空飛ぶ電車」ですね。

仙台空港で仙台に住む友人と合流し、友人の車で仙台市内を目指します。電車移動が苦痛になっていたので助かりました。

向かった先は天下一品。「濃」のアピールが強い外観はインパクト大。

わざわざ仙台まで来てなぜ天一?と思うかもしれませんが、仙台にしかない限定メニューの「天下一品土鍋チーズ」を食べるためです。

土鍋に入った超濃厚こってりスープがグツグツと音を立てて、上に乗ったチーズがマグマのようにスープに溶け出しています。見た目からも分かるように相当なジャンクな味わいで、想像していたよりも数倍は熱かったです。

余ったスープにライスを入れるとチーズリゾットのように締めに良いらしいのですが、2日連続でスープまで飲むと寿命を縮めてしまいそうな予感がしたので、後ろ髪を引かれながら泣く泣く店を後にしました。

友人がオススメしてくれた「ルイーダのワイン食堂」で乾杯。おしゃれなイタリアンやフレンチメニューをリーズナブルな価格で楽しめます。

店名はドラゴンクエストのルイーダの酒場から名付けたんだとか。オーナーさん曰く「いろいろな人が集まる場所になってほしい」という願いが込められているそうです。

お酒だけではなく料理も絶品でした。ビジュアルもインスタ映えしそうなおしゃれな盛り付けです。お客さんの好みを聞いて即席で作ってくれたりもするらしい。

美味しいお酒や食事を楽しみながら、友人やお店の人と他愛のない会話をする。これこそ旅の醍醐味だと思います。ここ数日は目まぐるしく移動し続けて落ち着きが無かったので、久しぶりに心の底からリラックスできました。

【主な移動手段・運賃】
・北海道&東日本パス:札幌駅⇔小樽駅 0円(3日目/7日間)
・LCC(Peach)    :新千歳空港→仙台空港 2,160円
交通費合計:2,160円

 

【9日目】仙台~東京

旅も終盤に近づいてきた9日目は、友人の車で塩釜と松島の観光をしてから電車で東京方面を目指します。仙台市内の観光がほぼ出来なかったことが心残り。

仙台駅付近で友人と合流し、まずは塩釜で腹ごしらえをしていきます。

向かった先は塩釜にある「塩釜仲卸市場」。
ここでは好きなネタを買って自分だけの海鮮丼が作れる「My海鮮丼」が人気です。
具材が決まったらマイ海鮮丼コーナーでご飯セット(並盛300円、大盛400円、特盛500円)を購入します。

こちらが完成した海鮮丼!
採れたて新鮮な大トロ、サーモン、真鯛、イカ、ホタテを乗せた贅沢な海鮮丼が1人1,500円ほどで作れました。同じものを都心で食べようとすると2倍近く掛かるんじゃないでしょうか。

中でもマグロは舌の上でとろける食感でとても美味しかったです。市場ならではの新鮮なネタを味わうならオススメです。

続いて向かった先は、日本三景のひとつにも選ばれている「松島」。遊覧船に乗って松島湾内の島々を約50分で巡ります。船内にはアナウンスが流れて1つ1つ島の特徴を解説してくれます。冬場は寒いので温かい格好でお越し下さい。

通常価格は大人1,500円(小人750円)ですが、公式サイトのクーポンを使うと大人1,350円(小人670円)で乗船できます。

乗船後には笹かまぼこの手焼き体験(200円)を楽しみました。支払いを済ませると棒についた生の笹かまぼこを渡されて、焼き場でじっくり焼いていきます。表面がこんがりきつね色になってきたらアツアツのうちに頂きます。

焼き立ての笹かまぼこは、表面の香ばしい香りと魚介の旨味がギュッと詰まっていてとても美味しかったです。食感も柔らかくもちもちとしていて、普段食べているかまぼことは全然違いました。

お腹も満たされたところでタイムアップ。
車で仙台駅まで送ってもらい、普通列車を6時間半乗り継いで東京を目指します。

駅前でお土産とかお弁当とか買う暇も無かったので、列車の移動中は空腹に耐えることだけが辛かったです。ほぼ1日中ずっと座りっぱなしで移動してきたので、お尻の痛みは徐々に増してきたものの、何とか東京まで持ちこたえてくれました。

仙台を出たのが15時過ぎで、東京の上野駅に到着したのが21時半を回った頃。長旅にはなりましたが、何とか最終目的地の東京まで足を踏み入れました。移動中にこの記事で使う写真を整理したりウトウトしていたら思ったよりもあっという間に着きました。

到着後は蔵前にある宿にチェックインして荷物を預け、新宿で友人のやっているお店まで顔を出しに行きました。

日付が変わった後にお店を出て終電を待っていると、安全点検でなかなか地下鉄がやって来ない。しばらく待っていると運転が再開されたものの、JRとの乗り継ぎは終了しており終電の終わった新宿駅で一人取り残されました。

これまでの道中で一度も終電を逃したことなんか無かったのに、乗り継ぎのことを完全に油断していました。嘆いていても仕方がないので、ドコモ・バイクシェア(電動自転車のレンタルサイクル)を使って蔵前まで帰りました。

バイクシェアの料金は1回会員だと30分150円、以降30分追加ごとに100円掛かります。電動自転車の乗り心地は良好でしたが、ポート内に設置された自転車のバッテリー残量がどれも少なく、目的地に到着する前にバッテリー切れを起こしたのが不便でした。

運良くお酒を飲まなかったので自転車で帰る事ができましたが、もしお酒を飲んでいたらタクシーを使わざるを得ず、これまでの節約は水の泡になっていたでしょう。

【主な移動手段・運賃】
・北海道&東日本パス:0円(4日目/7日間)
・ドコモ・バイクシェア :新宿→浅草 300円
交通費合計:300円

 

【10日目】東京都内

10日目は東京スカイツリーとお台場観光。何度か東京は遊びに来ているものの、どちらも機会がなく訪れたことがないので友人と観光してみることに。

10日目の朝は押上駅まで移動して、スカイツリーの周辺や東京ソラマチの散策にやって来ました。ポケモンセンタースカイツリータウンで記念グッズを買ったり、ソラマチ商店街でお土産を買って楽しみました。

都内の移動は地下鉄を中心に使うことを想定していたので、新たに「都営地下鉄ワンデーパス」を購入しました。

このきっぷは春夏秋冬のシーズン毎の週末(金・土・日)に発売されていて、購入当日は都営地下鉄全線が乗り放題になります。その他にも沿線の施設や店舗で割引や特典が受けられるため、東京観光にも便利です。

その後は地下鉄で押上駅から新橋駅まで向かい、新橋からゆりかもめに乗ってお台場まで移動します。ゆりかもめは無人で自動運転されるため、運転席にあたる場所が客席として利用できます。

東京の都心部の巨大なビルが並ぶ間を通り、東京湾に掛かるレインボーブリッジの下を渡っていきます。大きな窓から見える絶景が素晴らしく、これだけでも乗る価値があります。

お台場の目的は「チームラボボーダーレスお台場」に参加すること。10,000㎡もの巨大空間に様々なデジタルアートや仕掛けが詰め込まれています。今までのミュージアムとは全く異なり、館内マップや順序の指定がなく、館内を自由に行き来できるのが特徴です。

ミュージアム全体が1つの作品のようで、新しい体験をさせてくれる場所です。見る場所や時間に合わせて景色が変化していくので、何時間居ても飽きません。

【主な移動手段・運賃】
・北海道&東日本パス  :0円(5日目/7日間)
・都営地下鉄ワンデーパス:都営地下鉄全線 500円
・ゆりかもめ      :新橋駅⇔青海駅 632円
交通費合計:1,132円

 

【11日目】東京都内

11日目は浅草を中心に食べ歩き観光をしました。この日はあまりあちこち巡る予定はなかったので、北海道&東日本パスのみを使って行動します。

お昼ごはんは浅草の有名店「元祖カツ吉」で元祖味噌とんかつ(1,250円)を注文。ご飯(250円)と味噌汁(200円)も追加で注文しました。

衣は薄くカラッと揚がったとんかつは、油っこくないため胃もたれせず食べられます。衣の中に入った甘みのある味噌のおかげでソースを掛けなくても美味しく頂けました。これまでに食べたことのない味でしたが、一度食べたら病みつきになります。

ミルフィーユ状にカツと味噌、海苔が挟み込まれており、肉汁や磯の香りが口中に広がってまた食べたくなる味です。

メニューは50種類以上用意されており、様々な組み合わせのカツを堪能できます。通いつめてお気に入りを見つけるのも楽しいと思います。

日本の全国各地にある名産物を楽しめる「まるごとにっぽん」では、愛媛から直送したみかんジュースが蛇口から出てくるお店もありました。3種類の中から好きなみかんを選んでコップに注ぎます。

浅草寺でお参りをして、おみくじを引いたら大吉が出ました。友人曰くここのおみくじは「凶」が出やすく「大吉」が出にくいらしいです。内容を見たら全部良いことしか書かれて居なかった。控えめな気持ちがないと「凶」に転じることもあると書かれています。

散歩している途中で犬がソフトクリームを食べているところに遭遇し、笑ってしまいました。物凄い勢いで食べ進めて30秒ほどで完食。周りにいる外国人の方たちも物珍しそうに撮影していました。

【主な移動手段・運賃】
・北海道&東日本パス  :0円(6日目/7日間)
交通費合計:0円

 

【12日目】東京都内

東京滞在最終日は、完全ノープランで行ったことがない場所を1人で巡ってみました。最後の北海道&東日本パスと、新たに購入した東京メトロ1日乗車券を使って原宿・渋谷・新宿・横浜で写真を撮ってきます。

本日の移動のお供は「東京メトロ24時間券(大人600円・小児300円)」です。

前回利用した都営地下鉄ワンデーパスは購入当日に限り有効ですが、東京メトロ24時間券はその名の通り、改札に初めて券を入れてから24時間有効です。

つまり、昼12時に利用した場合は翌日の昼12時まで。入場時が24時間以内であれば、出場時に24時間を経過していても有効です。

似たようなチケットとして「Tokyo Subway Ticket」と呼ばれる旅行者向けのチケットも空港やホテルなどで販売されています。このチケットは東京メトロと都営地下鉄の両方に乗れて金額も安いのでオススメです。

24時間券(800円)、48時間券(1,200円)、72時間券(1,500円)の3種類が用意されているため、旅程に合わせて選んでみて下さい。

原宿や渋谷、新宿などの人の多いエリアを中心に写真を撮っていましたが、首元にGoPro、右手にデジカメを構えていたため職質に遭いました。みなさんも撮影するときはお気をつけ下さい。

夜は最後の北海道&東日本パスを使って横浜みなとみらいの夜景を観に行きました。いつ見ても高層タワービルと観覧車の夜景は沖縄にはない大都会のイメージが強いです。友人とイルミネーションを眺めながら何気ない話をしていました。

中華街に向かう途中に「恵びす温泉」で一風呂浴びてきます。

休む間もなく全国を転々と旅をしてきましたが、こうやってのんびり過ごすのも気楽で楽しいかもと気付かされました。今まではずっと分刻みのスケジュールを組んでいたため、常に時間が気になって仕方が無かったです。

夜ご飯は横浜中華街で中華料理を堪能。一人だったのでコース料理ではなくセット品を注文しました。値段も安かった割にはそこそこ美味かった。

夜21時過ぎに新宿まで来ている友人と待ち合わせをして、軽く1杯だけ飲んで終電前に宿へ戻りました。

【主な移動手段・運賃】
・北海道&東日本パス :0円(7日目/7日間)
・東京メトロ1日乗車券:600円(24時間有効)
交通費合計:600円

 

【13日目】東京→沖縄

最終日は成田空港から沖縄に帰ります。セール対象便が早朝しか無かったため、朝4時半起きで支度して成田空港まで向かいます。

成田空港へ向かう手段は運賃の安い高速バスを利用。
東京駅と銀座駅から出発するバスは「東京シャトル」と「THEアクセス成田」の2社がありますが、出発時間がちょうどいいのが後者でした。

東京シャトルを利用する場合、事前予約すると片道900円で利用できてお得です。旅行シーズンは満席で乗れないこともあるため、確実に間に合わせたいときは予約しておくと安心ですね。

バスに乗車した時刻は朝5時過ぎ。まだ辺りも暗いのに乗車率は半分程度いました。東京駅に着くと乗客が一気に増えてほぼ満席状態に。東京駅から成田空港までは、道が空いていれば約1時間ほどで到着します。

電車で成田空港に行く場合、第2ターミナルに到着します。ジェットスターは第3ターミナルを利用しているため、ターミナル間を徒歩かシャトルバスを使って移動しなくてはいけませんが、高速バスだと第3ターミナルまで直行して便利です。

朝日が登ってきた朝7時頃に無事到着。
搭乗まで1時間ほど時間が空いているため、フードコートにあるリンガーハットで皿うどんを注文。前の中国人観光客の方が注文に戸惑っていて、15分くらい待ったので危うく乗り遅れるところでした。

帰りの便もジェットスターを利用。運賃は片道886円です。安すぎて笑ってしましますね。
約1,600kmを1,000円未満で移動できるなんていい時代になりました。多少の不便は感じても、この値段なら気軽に都内に遊びに行けますね。

那覇空港の到着ゲートにある「めんそーれ」の看板。沖縄の方言で「ようこそいらっしゃいました」という意味がありますが、地元に帰ってきた…と嬉しさ反面、辛い現実に戻る瞬間でもあります。

空港食堂にあるタコライスを食べて現実に引き戻され、そのまま職場に向かい午後から普通に仕事をしました。

【主な移動手段・運賃】
・東京メトロ24時間券:0円(24時間有効)
・THEアクセス成田 :銀座駅→成田空港 1,000円
・LCC(Jetstar)  :東京(成田)→沖縄(那覇) 886円
交通費合計:1,886円

 

まとめ

ということで、11泊13日にも及ぶ長期間の弾丸旅行の記録をお届けしました。
最終的な交通費をまとめると…

合計で35,030円でした。現地でのフリーパスや思わぬ出費で5,000円ほどオーバーしてしまったのはまあ仕方ないかなと思います。

いま振り返ってみると、名古屋から関西へと移動する際に、近鉄ではなく高速バスと京阪のフリーパスを使っていればほぼ3万円以内に収まっていました。どこに行きたいかを明確にしていないと余計な出費が出てしまう、というのが今回の反省です。

この旅行で様々な乗り物に乗って移動してきましたが、長距離の移動はLCCでひとっ飛びしたほうが圧倒的に速くて快適でした。セールを狙えば1,000円台の運賃で国内外問わず移動できます。

 

激安チケットを取る方法

とは言え、この「安いチケットを抑える」という部分についてはコツがありますのでお伝えしたいと思います。

・LCC各社の公式HP、公式Twitterを随時チェック

激安セールは事前告知がある場合がほとんどです。LCC各社の公式Twitterをフォローしつつ公式サイトをチェックする事で、セールが行われるタイミングを逃さないようにしましょう。

・事前に予約手順をチェックしておく

予約画面のボタン配置などを把握しておくと共に、会員登録やクレジットカードの登録が必要な場合は事前に登録しておきます。

・「行きたい場所」「行きたい日程」に合わせて飛行機を予約するのではなく、予約出来たチケットに合わせて行く場所、日程を決める

「行きたい所のチケットを取る」というやり方より、「とにかくその時安い場所に旅行する」ほうが圧倒的に交通費を抑えられます。

 

以上の点に注意すればそれほど難しくないと思います。もちろんこの方法が広まって今後競争が激化する事はあるかもしれませんが……。
LCCは利用上の注意点が多く、不便なところもありますが、うまく使うことで安く快適な旅が実現できるLCCと格安きっぷ。みなさんもこの記事を参考に、ぜひ日本一周や長距離の旅行にチャレンジしてみてください!