【名探偵コナンの聖地】鳥取「北栄町」は本当にコナンでいっぱいなのでご紹介
名探偵コナンの作者、青山剛昌氏の出身地である鳥取の北栄町は「コナンの里」構想で町おこしを行ってきました。そのため、コナンにまつわる観光地がたくさんあり、ファンの方々からも人気です。コナンと写真が撮れるスポットも多く、今時の旅行にもぴったり。今回はそんな北栄町のスポットをご紹介。鳥取に旅行に行く際には、是非立ち寄ってみてください。
こんにちは。鳥取県在住のライターさっけーです。
砂丘で有名な鳥取県。最近は星空がキレイに見えるので、星空県として話題を集めています。
そんな鳥取、実は幅広い世代に人気の漫画「名探偵コナン」の作者、青山剛昌氏の出身地でもあることが、ファンの間では有名。
そんなコナン作者のゆかりの地は、コナン目的の観光客で賑わっています。
青山剛昌ふるさと館、米花商店街、コナン駅、鳥取砂丘コナン空港など、コナンにまつわるスポットが盛りだくさんです！
コナンの里の北栄町(ほくえいちょう)にはコナン通りがあり、キャラクターのブロンズ像や、マンホール、石製モニュメントなどが盛りだくさん。コナン通りを往復するだけで、簡単にコナン観光が楽しめるんです。
そんなコナンの聖地を徹底的に巡ってきましたので、写真と一緒に紹介していきます。
目次
コナン里の北栄町とは
北栄町は作者、青山剛昌氏のふるさと。
鳥取駅からコナン駅まで列車で50分。車で1時間程度で到着します。
鳥取の中部エリアに位置し「コナンの里」という愛称で知られ、「青山剛昌ふるさと館」「米花商店街」「コナン駅」などでコナンを楽しめる観光地です。
青山剛昌ふるさと館
まずはコナン観光の定番スポット「青山剛昌ふるさと館」へ行きましょう。場所は海沿いにある国道9号線の「道の駅大栄」の裏手です。
名探偵コナンならではの謎解きがいっぱい。実際に漫画を書いている仕事部屋（再現）の様子、作中に登場する発明品など、ここにしかないコナン展示物があります。
館の前には、コナンの作中に登場する発明家あがさ博士のワーゲンがあります。原作に似せて忠実に再現されているので、テンションがかなり上がりますね。
なんと、この自動車を作ったのは青山剛昌さんのお父さん。実は青山先生の実家は自動車関係のお仕事を営んでいるそうで、このワーゲンもちゃんと公道を走れる仕様にしているらしいです！
館のすぐ正面に少年探偵団を発見。子どもとは思えない行動力と推理力をもっているメンバー。
こんな小学1年生が実際にいたらマジでビビります。
正面の入り口を入ってすぐ、右に曲がると受付があるので入場チケットを購入。チケットは後で使用するので、無くさないように大切に持っておきましょう。
コナンの光るオブジェがお出迎えをしてくれます。コナン通りにも同じ姿のオブジェが設置しています。
他にも青山剛昌氏の生い立ちや作品の展示もありました。
こちらは、カードを光に近づけると絵柄が表示されるメッセージ解読シート。
近くに行き過ぎると裸眼でも若干みえちゃうので、あまり近づきすぎない方が良いと思います。暗号解読という仕組みがコナンならではですね。
「青山剛昌ふるさと館マイスター認定問題」の用紙を発見。この問題のヒントはすべて館内に隠されているので、頑張って探してみてください。
全問正解するとオリジナル認定書をゲットできますよ。
青山剛昌氏の仕事部屋が忠実に再現されている部屋。
奥のテレビで実際に仕事をしている様子が映っていましたが、本、ペン、作画などの散らかり具合が、ふるさと館の仕事部屋とほとんど一緒。
水やお茶、薬などの細かい配置まで見事に再現されてました。
コナンの漫画は世界各地で販売されています。特にヨーロッパ、アジア圏が多いみたいですね。
表紙のコナンくんの姿はどれも同じですが、背景が異なっています。
世界で愛されている名作漫画。今もなお、現役というのがすごい。
阿賀博士の発明品のコーナーもありました。
隠れているアイテムをみんなで想像しながら、扉を開けて答え合わせしてみてください。
こちらは蝶ネクタイ型変声機。ダイヤルを変えながら喋ってみると、声のトーンが高くなったり、低くなったりと変化します。
「バーロー」とか「蘭姉ちゃん」とかコナンのモノマネをしてみると楽しいですよ。
コナン通りをスケボーで走っていく疑似体験ができます。
ボタンを踏むとスピードアップ、離すとスピードダウンします。小さいお子さんでも楽しめる人気アトラクションです。
キャラクターの人物相関図もありました。
黒の組織から警察、少年探偵団、怪盗キッドなど。意外と関係が複雑だったりするんですよね。ちょっとここで一度、復習してみましょう。
さらに、作中に登場するトリックを体験できるコーナーでは、密室トリックを自分で作って犯人の気分を味わえます。
絶対に悪用しないでくださいね！
コナン関連グッズの展示。
Tシャツは北栄町で毎年開催される「すいか・ながいも健康マラソン大会」に参加するともらえる限定品です。
1回のコーナーはここまで。階段を登って2階に進みます。
2階に入ってすぐ左に、青山剛昌氏の作品にまつわるクイズのミニゲーム（作品カルトクイズ、パズル、神経衰弱）があります。
推理力や記憶力に自身のある方は、ぜひプレイしてみましょう！
奥の壁には映画の歴代コナンポスターがありました。
圧倒的でど迫力なアクションシーンはどの作品も見逃せない。未だに人気が衰え知らずの映画です。
3Dキャラクタービジョンでは、入場チケットを台の上に置いてみると……
怪盗キッドが登場！！！！
何を盗みにやってきたんでしょうか。奇術を使ったかのように一瞬で出現しました。入場券の向きを変えるとキャラクターの向きも変わるようになっています。
ふるさと館10周年記念のリニューアルで、マリオネット劇場を実施していたコーナーがプロジェクションマッピングショーに変更していました。
3分と短時間でしたが、迫力のあるムービーで楽しめます！
最後に受付で問題を解いた用紙を渡して、採点してもらいます。全問正解したので、マイスター認定書の初級をゲット。
１来場につき、１回のチャレンジと決まっています。来館の度に「中級」→「上級」→「プレミアム」とチャレンジできるので、認定書を紛失しないように大切に保管しておきましょう。
青山剛昌ふるさと館
- 住所：鳥取県東伯郡北栄町由良宿1414
- 電話番号：0858-37-5389
- 営業時間：9:30～17:30（年中無休）
- 入場料：小学生未満:無料 / 小学生:300円 / 中・高校生:500円 / 大人:700円
- 参考サイト：青山剛昌ふるさと館
コナン探偵社
館内には併設してコナングッズを販売している「コナン探偵社」があるので、欲しいコナングッズがあればここで購入しましょう。
鳥取でしか販売されていない限定グッズも取り扱っています。
コナンがラクダに乗った絵がプリントしているサーモボトル。鳥取空港の名称が鳥取砂丘コナン空港の名称になったのも原因なのか、砂丘とのコラボが実現していますね。
コナン通りを楽しむための情報が満載のガイドブック。
200円で購入できるので、時間に余裕のある方は是非とも購入しておきたい冊子です。
冊子にはスタンプ押すページがあり、スタンプポイントを5箇所以上を押した方は「限定歩行者証シール」をゲットできますよ。
ちなみに効率良くスタンプラリーをするには、レンタサイクルがおすすめです。2時間200円で借りることができるので、ぜひ利用しましょう。
レンタサイクルの場所は青山剛昌ふるさと館の正面付近にあります。
コナン通り（青山剛昌ふるさと館〜米花商店街）
ふるさと館からコナン駅までの1.4kmの道のりを「コナン通り」と名付け、コナンのオブジェやキャラクターのブロンズ像や、マンホール、石製モニュメントが設置されています。
ふるさと館から米花商店街までの道のりで、眠りの小五郎を発見。こんな感じで一緒に眠っちゃいましょう！
写真を撮るときは、麻酔銃の針を首元に打たれて、力が抜けているようなイメージが大切です。
コナン通りのマンホールはすべてコナンのイラスト入り。
モニュメントのデザインには漫画の表紙を使用。コナン通りには、第1巻～第28巻までが並んでいます。
壁ドンをしている新一のブロンズ像もありました。壁ドンされたいファンの方々がたくさんいるはず。
コナンの家 米花商店街
ふるさと館10周年記念に伴って3月18日に「コナンの家米花商店街」がオープン。「食べる」「買う」「遊ぶ」のスポットが揃った商業施設です。
米花商店街の施設、喫茶ポアロ、コナン百貨店、CONANGELATO、コナン家パン工房、工藤邸について紹介していきます。
喫茶ポアロ
毛利探偵事務所ビルの1階で営業している喫茶ポアロ。ここでは実際に料理が食べられるんです。
食券機から食べたいメニューを選びます。
カレーやパスタ、洋食セットなど、お子さんでも食べやすい料理が揃っています。
ポークカレー(880円 税込)を注文。
さらさらのルーとじっくりと煮込んだポークが相性抜群。辛さは控えめで美味しく頂けました。
気になっていた名探偵コナンコーヒー(450円 税込)を注文。
コナンの絵柄がプリントされた特製カップを使用しています。
味は普通で、量が多めのコーヒー。ちなみにこのカップは、次に紹介するコナン百貨店でしか購入できない限定品なんですよ。
喫茶ポアロ
コナン百貨店＆CONAN GELATO
コナングッズと鳥取の食材を使ったジェラードが楽しめるお店。
まずはコナン百貨店から紹介します。ここには、コナン探偵社には置いていないグッズが揃えてあるので「コナン探偵社のグッズだけじゃ物足りない！」という方におすすめです。
メモ帳やハンドタオル、コップ、Tシャツなど普段の生活で使用できるグッズが多かったです。コナンに癒されたい毎日を過ごすために、欠かせないグッズばかり。
隣の「CONAN GELATO」では、地元の方が作られたフルーツ、野菜、牛乳などを使用したジェラードが揃っています。
カップorコーンから選択でき、テイクアウトもできます。
大山ミルクのジェラード（シングル）を注文。
濃厚なミルクの味で、一口一口に幸せを感じます。
子どもからお年寄りの方まで食べやすいので、迷った時はこれを注文しておけば間違いないです。
コナン百貨店
- 営業時間：10:00 ～ 18:00
- 定休日：不定休
- 住所：北栄町由良宿1293
- 参考サイト：北栄町観光協会
CONAN GELATO
コナン家 パン工房
焼きたてパンが何十種類も販売しているお店。
観光地価格ではない、リーズナブルな価格なのが嬉しいポイントの一つ。
パンの中には「喫茶ポアロのナポリタンドッグ」や「怪盗キッドのホワイトカレー」などコナン関連のパンも販売していました。
コナン好きなら食べずにはいられないですね。
コナン家 パン工房
工藤邸
工藤邸は中には入れませんでしたが、インターホンからキャラのセリフを聞けます。
「あ、新一、お客さんだよ」、「ふぁ〜、なんだようっせーなー」、「はぁーい、新一にいちゃんいま留守にしてるよ」の3種類。
ランダムでセリフが流れるので、全部聞きたいなら根気よくインターホンを押していきましょう。
コナン通り（米花商店街〜コナン駅）
コナン観光を満喫するためにコナン駅まで歩いていきます。
時間的には約10分ほど。散歩をしながら楽しめるスポットがいくつかありますよ。
コナン大橋では、コナンのブロンズ像が設置されています。河川敷で眺めの良い場所なので、写真撮影にピッタリです！
北栄町図書館ではコナンの単行本が全巻揃っています。
入り口付近には、新一が腕時計を見ながら待っています。何となくポーズをとって一緒に撮影してみました。
コナン駅
コナン観光で最寄り駅の「JR由良駅」は、2013年にコナン駅と名称付けられました。
駅内がコナンだらけなんです。
至るところにコナンの装飾があります。
ロッカーまでコナンに染まっています。ちなみにローカーの暗証番号は、コナンファンならわかるような謎解きの暗唱番号となっていました。
駅のホームには少年探偵団のメンバーを発見。コナンのラッピング列車もありますよ。
鳥取砂丘コナン空港
2015年3月1日に 鳥取空港が「鳥取砂丘コナン空港」の愛称でリニューアル。
個性的な愛称で当初は賛否両論ありましたが、今ではだいぶ浸透してきましたね。
コナンの装飾や楽しめる仕掛けが盛りだくさんの空港です。
トリックアート
こちらがコナンのトリックアート。
コナンがラクダに乗っていますが、写真を撮ると立体的にみえますよ。
自分がラクダに乗って撮影を楽しめちゃいます。
図書コーナーでコナンの単行本が読める
図書コーナーでは鳥取に由来する本を中心に置いてあります。
コナンの単行本が揃っているので、飛行機の待ち時間の暇つぶしにもおすすめです。
コナンと蘭コスチューム試着コーナー
空港ビル（国内線ターミナルビル）に入ってすぐ左に「コナンと欄のコスチューム試着コーナー」があります。
コナンの服はコナンのサイズに合わせてあるので、大人では試着することができません。
子どものみ着用できます。逆に欄のコスチュームは、女性の方なら大人でも試着できますよ。
旅の記念写真にもぴったりです。記念に残る1枚を撮りましょう。
鳥取砂丘コナン空港
- 営業時間：国内線旅客ビルは6時から21時30分、鳥取空港国際会館は8時から18時、駐車場は5:00〜22:30。
- 定休日：年中無休
- 参考サイト：鳥取砂丘コナン空港
今年の3月に米花商店街がオープンしたことで、食べるスポットができたので、観光に必要な「遊ぶ」「食べる」「買う」の3要素が揃いました。
コナン通りには、今後ブロンズ像が増えていく予定なので、さらにコナン観光を楽しめそうですね。
お友達、家族、カップルなどで、ぜひ行ってみてください！！
