福岡の穴場『うきは』の観光スポット21選!うきうきが止まらない

福岡のうきは市は、小さいながら観光スポットに溢れています。アクセスは博多から車で1時間、電車で1.5時間ほど。グルメ・ジェラート・カフェ・温泉・絶景・体験・アクティビティなどうきは市の魅力満点な21のスポットを網羅的に紹介します。

KOH

博多から車で1時間、電車で1.5時間に位置するうきは市。

お笑いタレントのタモリさんが観光大使をつとめたり、ゴールデンボンバーの樽美酒研二さんの出身地であることでも知られています。

人口約3万人の小さな街ですが、「え?その規模でこんなに観光スポットあるのかよ……」と、ちょっと引いてしまうほどモリモリです。

うきは、舐めてかかったらいけんよ〜!

 

この記事ではグルメ、ジェラート、カフェ、温泉、絶景、体験など九州大好きトラベルライターKOHがうきは市の魅力満点な21のスポットを網羅的にご紹介していきます。

うきうきうきはーーー!!!

 

泊まれる古民家レストラン きふね

十割蕎麦を中心としたメニューを展開するレストランきふねは築150年の古民家を改装した人気レストラン。

蕎麦だけでも十分にバズるようなお店であるにもかかわらず、食べる・泊まる・キャンプするなどコンテンツが盛りだくさん!

レストランの店内は古民家とモダンが融合した落ち着きの空間。

食事は”きふねランチ2150円(税込)食前酢 + 前菜 + 十割そば + 野菜と海老と福岡産豚の天ぷら”を注文。

取材時は柿が旬の秋の季節。かぼちゃにも見える丸型の柿天ぷらは程よい甘みで季節を堪能できる味わいでした!

水がとても綺麗なうきはの井戸から汲みあげた地下水を使用した国産100%の蕎麦。厳選された素材とコシにより超絶美味しいのですが、どれくらい美味しいかというと、この写真は単品メニューをおかわりした2品目です。

ランチセットの蕎麦は写真を撮るのも忘れて気付いたら食べ終わってました・・・。

レストランの2階にはテント泊ができる宿泊仕様になってます。

この他にも表にグランピングテントがあったり、持ち込みテントも可能!

また、サウナー大歓喜の設備としてテントサウナと五右衛門風呂を搭載しています。

オーナーの鍋島さんに「なんかポーズお願いします!」と雑なフリをすると、力強く決めてくれました!

きふね

営業時間:ランチ 11:00~15:00(お蕎麦が無くなり次第終了)/ 宿泊 チェックイン 16:00~チェックアウト10:00
定休日:火曜日 / 第2水曜日
料金:ランチセット1290円〜 / 宿泊 3名まで36000税込(1名でも3名でも36000円)/ グランピングテント貸出18000円~
住所:福岡県うきは市浮羽町山北 694-1
電話番号:0943-73-7380
地図:GoogleMap
公式HP:https://kifune-fukuoka.com/

古民家コワーキングスペース&シェアオフィス FLAT FORM

実はうきは市には、いま多くのWebフリーランスや起業家が集まっています。

そんな人々がやってくるのはコワーキングスペース&シェアオフィス『FLAT FORM』。

築65年の古民家を改装した自然光の差し込む温かみのある空間。

月の利用料はなんと8,000円からで、別料金で固定席を設けたり登記することもできます!

FRAT FORMをドロップインで利用し、うきはで週末ワーケーションという過ごし方もアリですね!

うきはは朝から空いているお店が少ないので、午前中はFLAT FORMでゆるっとタスクを消化、午後から観光に向かうという時間の使い方はなかなか効率がいいものです。


母屋横にはカフェスペース『il conne』が併設しており、少しお腹が空いた時にさくっと食事やお茶ができるのもまた魅力的です。

代表の大熊さんは前歯が一本ないので、うきはで歯を拾ったらFLAT FORMまで届けてあげてください!

FLAT FORM

営業時間:7:00~22:00
定休日:なし
料金:1日1500円 / 月8000円(固定席なし)/ 月15000円(固定席あり)/ 月利用入会金2000円
住所:福岡県うきは市浮羽町浮羽756
電話番号:0943-73-7522
地図:GoogleMap
公式HP:https://www.flat-ukiha.com/

一年中フルーツ狩りができる農園 やまんどん

柿です。無限に広がる柿の木です。

いまこの記事を読んでいるあなたは春夏秋冬どの季節に読んでいるのでしょうか?次の旅行はどの季節でしょうか?

取材時は思いっきり秋ですが、ここ『やまんどん』の農園は一年を通してなにかしらのフルーツ狩りを楽しむことができます!

イチゴ 1~5月
ブルーベリー 7月中旬
ブドウ 8月中旬~9月
8月上旬~11月
11月上旬~12月

柿狩りの場合は1kgで500円。だいたい4個で1kgくらいです。

中でも特に熟れている柿は日持ちはしませんがすぐに食べることで、蜜のような究極の甘みを堪能する事ができます!

事前調べでは「この地域はフルーツ発祥の地とされている」と見かけたので、流石にそんなことはないだろうと果樹園のおばちゃんに事実確認してみたところ、「んん・・・」と、煮え切らない反応でした。

やまんどん

営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日
料金:1kg=500円
住所:福岡県うきは市浮羽町山北2212-7
電話番号:0943-77-4174
地図:GoogleMap
公式HP:http://www.yamandon.com/

旬の果実を使ったジェラート ソルベッチdoうきは

フルーツ狩りをしたやまんどんから車でおよそ3分ほどの近隣にあるジェラート屋『ソルベッチdoうきは』。

フルーツ天国とも呼ばれるうきは産のフルーツ使用したアイスが盛りだくさん!

ジェラートは2種類と3種類、カップかコーンで注文する事ができます。

時期によって旬のメニューあり、今回は秋という事で収穫を終えたばかりの梨とブドウをいただきました。

なによりの驚きは梨アイスが梨味ではなく”梨そのもの”だったことッ…!!!

ソルベッチdoうきは

営業時間:11:00〜17:00
定休日:火曜日
料金:490円〜
住所:福岡県うきは市浮羽町山北1485
電話番号:0943-77-2502
地図:GoogleMap
公式HP:http://k-fazenda.com/sorvete

飲める温泉ふくせんか

「今夜は飲みに行ってきます」と車を走らせ旅立った筆者。

飲酒運転フラグかと思いきやたどり着いた先は温泉施設。

そう、何を隠そう『ふくせんか』の温泉は“飲める温泉”として人気のスポットなのです!

筑後川の中流に位置するうきは市の筑後川温泉は、環境省の国民保養温泉地域に指定された良質な温泉です。

一帯には6つの温泉旅館が固まっており、ほとんどの施設が日帰り入浴を提供しているのでドライブインで気軽に利用することも可能。

源泉掛け流しで柔らかな質感が特徴的なアルカリ温泉。肌のphを正常化してくれる効能から『美人の湯』とも呼ばれています。

今回訪れた『ふくせんか』の入浴の魅力は筑後川を望む露天風呂。

ロケーションはもちろんのこと、肌寒い外気温でもしっかり熱々とした湯温がうれしいです。

内湯、外湯ともに体感湯温は42℃ほど。洗い場とは別に設置された冷水シャワーがなかなか冷たいので、水風呂こそないものの温冷浴としてバッチリ機能する“整う温泉”なんです!

ふくせんかの温泉『ミルキぃ湯』は飲用許可を取得しており、体の内からも温泉効果を堪能することができます。

ペットボトルに入れて持ち帰ることも推奨されており、自宅で化粧水として温泉水を使うといいみたいです。

常温ペットボトル保管で2ヶ月保存可能なので、持ち帰ってしばらく使ってみたいと思います!

ふくせんかに日帰り入浴で訪れる際の必需品は空のペットボトルですが、筆者はしっかり忘れたので、館内の自動販売機で綾鷹を一気に飲み干し急遽空きペットボトルを作りました。

温泉水をどこから汲むか迷いましたが蛇口からでも源泉からでもいいそうです。。

持ち帰る前に、とりあえず飲まなければ。どんな味がするんだろ・・・。

(まあ、美味しいってことはないだろうなあ)

(おっ、これはもしかしてもしかすると!?)

\\別に美味しくはない!!!!//

 

温泉を飲んだあと30分くらいは胃から硫黄の香りがしていたので、デート前に温泉を飲んではいけないという再現性のない教訓を得ました。

“ちょっと硫黄っぽい白湯”という感じで、なんだか健康になった気分になりました。

入浴料は600円と圧倒的なコスパ。

温泉を飲むという体験と、温冷浴でしっかり整うので満足度がめちゃくちゃ高いです!

ふくせんか

営業時間:日帰り入浴13:00〜20:00 / 宿泊者 06:00~23:00
定休日:なし
料金:日帰り入浴600円 / 家族風呂 通常1室1時間2500円、宿泊者 1室1時間1500円
住所:福岡県うきは市浮羽町古川1099−8
電話番号:0943-77-3131
地図:GoogleMap
公式HP:https://www.fukusenka.com/

風情あふれる白壁の町並み

福岡の穴場町うきはと聞けば田園風景やド田舎を想像するひとも多いのではないでしょうか?

あながち間違ってもいないのですが、こんな風情あふれる町並みもあるんです。

まるでタイムスリップをしたかのような町並みにうきうきが止まりません・・・!!!

こんな素敵なロケーションなら着物街歩きやフォトウォークで観光客が溢れそうですが、なにせ穴場なので貸し切り街歩きのような体験ができます。

(だれにも教えたくないのでここだけの話ですよ?)

売り切れ御免の人気ベーカリーぱんのもっか

白壁の町並みの中になにやら可愛げな看板が登場。パン、焼けているそうです。

ここ、『ぱんのもっか』は人口3万人のうきは市でinstagramフォロワー5500人という驚異の人気ベーカリー。

どれをみてもビジュアルから食べたいものばかりで、すぐにプレートがいっぱいになってしまいます!!

特にインパクトのある人気商品はもっかのととろ、もっかのくろすけ。

もう可愛くて食べるのがもったいな

もったいない!!!

ベーカリーには外席があり、目の前を流れる小川のせせらぎと日光に包まれながらほんのりとしたひとときを過ごす事ができます。

どれもめちゃくちゃ美味しいパンばかりでしたが、迷ったらとりあえず『もっかのととろ』と『もっかのくろすけ』を味わってみてください!

ぱんのもっか

営業時間:09:00〜18:00(なくなり次第終了)
定休日:月曜日
料金:もっかのととろ 150円 / もっかのくろすけ 80円 / カレーパン180円 / etc..
住所:福岡県うきは市吉井町1127−5
電話番号:0943-75-3303
地図:GoogleMap
公式HP:https://www.facebook.com

江戸時代からの歴史が詰まっている鏡田屋敷

白壁の町並みを抜けると、大きなお屋敷にたどり着きます。

ここ『鏡田屋敷』は江戸時代に郡役所の官舎として建てられ、明治時代後期には郵便局長が居住、昭和初期に民間の籠田氏という方が居住したそうです。

平成3年の台風被害で損傷を受け取り壊されることになっていたものの、所有者が市に寄付し修復されたのが現在の鏡田屋敷です。

その昔はこの景観の先に水田が広がり、山々を反射していた情景から『鏡田屋敷』の名がついたとのこと。

江戸の名残が随所に見られ、襖の高さは刀を振り上げられないように172cmで設計されています。(筆者の身長は170cm)

現在はうきは市の指定文化財とされており、案内付きの見学が無料受けられ、研修やワーキングスペースとしても利用可能です。

活用方法が渋いですね・・・!!

鏡田屋敷案内人のお母さんが歴史背景からなにまで事細かく説明してくれるので、「本当にこれ無料でいいの!?」と終始驚くほどのサービスです。

鏡田屋敷

営業時間:9:00~16:30
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金:見学 無料 / 使用料 市内利用者120円、市外利用者180円
住所:福岡県うきは市吉井町若宮113-1
電話番号:0943-75-3343
地図:GoogleMap
公式HP:http://www.city.ukiha.fukuoka.jp

うきはの天然水 清水湧水

まるで桃源郷のように美しい清水禅寺。

1249年に僧侶が各地を遍歴していたところ、この地の美しさに見惚れて自らかやぶきの屋根の家を建て居住したことが寺の始まりだそうです。

清水禅寺の庭園では1日あたり700tもの湧水量があり、無味無臭の良質な水は環境庁の「日本名水百選」にも選ばれています。

飲料水や生活用水、農業用水として水を汲みにくる地元の人々も多く、料理に使う水は必ず清水湧水というひともいるくらいです。

湧水を汲むのは無料ですが、整備費として100円以上の寄付をすることが一般的なようです。

さっそく湧水を飲んでみようと泉に近づくと、そこには泉の女神が待っていました。

飲み会でお酌をして回る新入社員のように機敏に水を救っては手についでくれる女神。

冷たすぎると飲みにくいですが、ほどよくひんやりとした水温でもちろん透明度もかなり高いです。

全集中、水の補給。

ということで勢いよく一気に飲み干してみると

めちゃくちゃムセました。

 

東京の水道水育ちで『カルキはフレーバー』として生きてきた身としては、「水ってこんなにピュアだったんだーー!!」と衝撃的な飲み心地でした。

約760年もの間、地域の人々に霊水として守られ今も水を汲みにくる人が絶えないという名水。ぜひ“ゆっくり”味わって飲んでください。ムセますから。

清水湧水

住所:福岡県うきは市浮羽町山北1943−2
地図:GoogleMap
公式HP:http://www.city.ukiha.fukuoka.jp

世界有数の技法『塩釉』を使う 丸太窯

うきは市が誇る伝統工芸の一つである『一ノ瀬焼』は400年もの歴史があります。

そんな一ノ瀬焼を作陶する丸太窯ではギャラリーや陶器の販売所が設けられています。

伝統工芸の一ノ瀬焼きで作られたアクセサリーの数々が可愛い・・・!!!

丸太窯の特徴的な陶器は雪の結晶のような模様が美しいこちら。

実はこれ、塩釉(えんゆう)という技術を用いた陶器で、釉薬の代わりに塩を使う世界的にも珍しい技法なのです。

焼成中、窯の内部に投入した塩が化学反応でガラス質の釉に変化し、艶のある特有の光沢を生み出すのが特徴。

ん〜!!これは一式揃えたくなる!!

陶器はお手頃な500円クラスから、美術品の数十万円クラスまで多様な価格帯が揃っています。

丸太窯

営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
料金:ピンキリ…!!!
住所:福岡県うきは市浮羽町朝田1133−2
電話番号:0943-77-2749
地図:GoogleMap
公式HP:https://marutagama.com/

釣った魚をその場で塩焼き せせらぎヤマメ釣り堀場

うきは市内から車でおよそ20分。

山々の美しい景色を望みながら清流に沿ってドライブをしていると辺境の釣り堀にたどり着きます。

先に言っておきますが、ここのヤマメの塩焼きが超絶美味しいです!!

ペースト状の餌を竿の先につけるので、虫が苦手なひとも楽しめます。

いけすに竿を投げて、引きを感じたらグッと引き上げるシンプルな釣り。

しかしながら、竿を引くタイミングが難しいので見かねた施設のお父さんが「はい、いま引いて!」と指南してくれました!

まるで100%自分の力で釣り上げたような喜び。ヤマメの顔真似が捗ります。

吊り上げたヤマメは併設のレストランで1匹あたり200円で塩焼きにしてくれます。

ここ、ロケーション良すぎませんか?

この塩焼きがまた臭みもなく身がほっくほくで、骨まで丸ごと食べられて微笑みが止まらないほどの絶品。

うきはの綺麗な水で育ったヤマメをシンプルに塩焼きしただけなので、素材の味の豊さを体感できます。

店長の田之上さんの指南がなければ全く釣れませんでした・・・!

実際は釣果は3匹でしたが、今回は『2人2400円 5匹保証』というコースだったので釣った3匹以外にどこからともなく+2匹が現れ、保証範囲の5匹をいただく事ができました。

釣り堀が初めてのひとでも安心して遊ぶ事ができますね!

せせらぎヤマメ釣り堀場

営業時間:釣り堀 AM 9:30~17:00 / つかみ取り AM 9:30~17:00 / 料理 AM 11:00~18:00(予約制)
定休日:水曜日
料金
∟釣堀:1人1時間700円 釣れた魚1匹につき300円 / 1人1時間 1400円(3匹保障) / 2人1時間 2400円(5匹保証)/1匹あたり+200円で塩焼き
∟つかみ取り:1人1時間800円 / 1匹あたり+200円で塩焼き
∟料理:コース料理 2500円
住所:福岡県うきは市浮羽町田篭746
電話番号:0943-77-5220
地図:GoogleMap
公式HP:https://seseragi.jp/

棚田百選にも選ばれた日本の原風景 つづら棚田

インドネシアはバリ島の世界遺産、ウブドのライステラスにも似たこの景観もまたうきはの絶景。

300枚ほどの棚田が階段状に広がる約7ヘクタールの土地には毎年9月には約50万本の彼岸花が咲くようで、またシーズンに訪れたいスポットです。

うきは市では毎年9月に、「棚田inうきは 彼岸花めぐり&ばさら祭り」を開催しているそう。

取材で訪れた11月もまた紅葉が美しく涼しい気温。ひとっこひとりいないので、とてつもない開放感があります!

つづら棚田

住所:福岡県うきは市浮羽町新川3227
地図:GoogleMap

まるで鉄のような陶器が美しい 日月窯

まるで金属のような風合いが独特な陶器を生みなす日月窯の二階には日月窯の陶器を使用したカフェがあります。

写真だと金属のようですが、実際に見ても触るまで陶器だとわからないくらいの質感をしています。

陶芸ファンの間では日本のみならず世界的にもファンが多いようです。

一階のギャラリーに加えて二階のもまた展示があり、陶器を囲むように広がる落ち着いたカフェ空間。

抹茶と黒糖をようかんのように加工した『琥珀』が陶器との相性抜群。

席からは筑後平野を望む事ができ、双眼鏡も備え付けられています。

カフェでお茶をしながらも、お気に入りの皿や、ぐい呑みが見つかるかもしれませんね!

日月窯

営業時間:12:00〜17:00
定休日:水曜日
料金:星野抹茶(お菓子つき)700円 / コーヒー520円
住所:福岡県うきは市吉井町富永404-1
電話番号:0943-76-3553
地図:GoogleMap
公式HP:http://ryutafukumura.com/

家族風呂が超広い虹の宿ホテル花景色別館 虹の湯

こちらは前半でもご紹介した筑後温泉にある温泉施設のひとつ。

本館はホテルとなっており、徒歩で1分ほど離れた別館が日帰り入浴の『虹の湯』です。

古民家を解体し、再構築する移築によって筑後川の川沿いに建てられたこの温泉は、男女日替わりの大浴場が2つに家族風呂が5つと、とにかく広い!

家族風呂のひとつ『紫陽花』はバリアフリーに設計されており、お年寄りや身体の不自由な身内とも安心して入浴する事ができます。

最も広い『桔梗』は大浴場なのではないかと思うほどの広大さ。

 

しかも大浴場の日帰り入浴料は500円と破格。家族風呂は一室900円/時間からです。

おばん台のお母さんと話していると「あのお客さんは毎日通ってくれてるんだよ」と何度か説明してくれたのですが、気付いたら筆者以外ほぼ全てのひとが該当していました・・・!!!

お手頃な価格も相まって、うきはの地元の人々にも愛される温泉のようです。

虹の湯

営業時間:10:00〜22:00
定休日:年中無休
料金:大浴場500円 / 家族風呂900円〜
住所:福岡県うきは市浮羽町古川1097-1(本館)
電話番号:0943-77-2110
地図:GoogleMap
公式HP:http://www.hanagesiki.jp

自家製ハム,ベーコンと季節の野菜が本気を出す Cafe&Bar Tamari 溜

うきはのうきうきディナーと言えば、ピザをメインとした地元の食材をふんだんに使った多国籍料理のレストランTAMARIを推します。

うきはの山奥の本店『イビサ スモークレストラン』で手作りされた無添加無着色のハムやベーコンから季節の野菜、地元畜産農家の肉などが使用されており素材の質がピカイチなのです!

店内は木の温もりに包まれた広々とした空間で、とても居心地がいいです。

こちらは大分県の小さなワイン工房『百笑一喜』で造られたキャンベルアーリーという品種を使ったナチュラルワイン。

渋みが全く感じられず、甘い香りで軽快なフルーティーさのある味わいでした。

もうそれはジュースなんじゃないかってくらいの飲みやすさです。

しいたけとベーコンのアヒージョからはお店の売りでもある『季節の野菜と手作りハム,ベーコン』の威力を思い知りました。

一日三食こればかり食べて偏食で体調を崩してもなんの後悔もしないくらい病みつきになる食感。

もうこの写真を見ながら記事を書いていることが辛くて仕方がないくらいの依存性があります。またすぐ行かなくては・・・!!!

お店の売りでもある『季節の野菜と手作りハム,ベーコン』の威力はとどまることを知らず。

柿と生ハムのピザという初めての組み合わせに多少勇気を出して挑んだ結果、柿の甘みと生ハムの肉感が相まってこの世のピザ全てに柿を合わせたいくらいの衝撃を受けました。

フルーツ天国うきはの飲食店はどこもフルーツの使い方がとっってもクリエイティブで、美味しいどころか面白という感情が止まりません。

しかもそれが季節の旬ごとに替わるだなんて、少なくとも毎シーズン訪れるべき町であることは間違い無いでしょう。

 

Tamariの営業時間は昼夜2時間づつというコンパクト営業なので、予約をして計画的に訪れたいところ。

Cafe&Bar Tamari 溜

営業時間:ランチ 12:00~14:00(ラストオーダー) / ディナー18:00〜20:00(ラストオーダー)
定休日:ランチ 土日月火曜日 / 月曜日
料金:ピザ 1000円〜 / ワイン650円~
住所:福岡県うきは市吉井町1041
電話番号:0943-73-7715
地図:GoogleMap
公式HP:https://www.facebook.com

Cafe & Bar併設のゲストハウス ファロリート

まるでドラマの小道具のように綺麗なこちらの古民家はCafe & Bar併設のゲストハウス ファロリート。

一階がCafe & Barで、二階がゲストハウスという人々が交差する設計です。

2020年5月開業で取材時は開業から半年しか建っておらずピカピカもいいところでした。

ゲストハウスと言えば『バックパッカーが好むアングラな雰囲気』『旅行者の妥協先』のようなイメージをもたれがちですが完全にホテルクラスの環境。

ドミトリーに加えツインの個室が2室あります。

一階のカフェバーでは昼夜地元の人々が行き交い、近所の塗装やさんや隣の宿の宿泊者さんなどが訪れていました。

ファロリートを営むお二人はスペインで務めていたホテルで同僚だったそうです。その後、隣町の田主丸の一棟貸しゲストハウスで働き2019年の夏に、うきはへ。

移住1年目の感想を伺うと、「うきはは移住者の受け入れ態勢があってウェルカムな雰囲気。町が個人店で形成されていれるのがいいなと思います」とのことでした!

「なんかポーズしてください!」と雑なフリをすると

全力でポーズしてくれました!

 

(後ろのテーブル、自作で鉄棒をリメイクしたんですって!)

Hostel & Cafe Farolito

営業時間:ホテルチェックイン16:00〜22:00 / カフェ 11:00〜22:00
定休日:カフェバー月曜定休
料金:ドミトリー3500円 / 個室ツイン 8000円
住所:福岡県うきは市吉井町1386
電話番号:0943-73-7500
地図:GoogleMap
公式HP:https://www.facebook.com

フルーツサンドの有名店 うきはんと

フルーツ天国うきはの極め付けはフルーツサンド。そう、フルーツサンドなのです。

こちらはうきはの有名なフルーツサンド専門店『うきはんと』。

甘さ控えめの生クリームが果実の甘みを引き出していて、旬のいちじくが最高に推せます・・・!!!

また、うきはんとの公式instagramが飯テロすぎるので閲覧には十分注意してください。

うきはんと

営業時間:10:00〜15:00
定休日:月火
料金:550円〜
住所:福岡県うきは市浮羽町朝田587−1 サンピットバリュー浮羽店1F
地図:GoogleMap
公式HP:https://ukihant.com/
instagram:https://www.instagram.com/ukihant/

超絶人気のマクロビ系ランチ cafe たねの隣

小高い傾斜地の古民家のランチカフェ『たねの隣』はうきはの中でも飛び抜けて人気のお店。

水曜日のランチタイムで入店まで40分。それだけ待っても客足が途絶えないほどの人気なランチカフェです。

ゴールデンウィークには2時間待ちの時もあるとか・・・。

薬膳カレーのランチプレート(1760円)や、なくなり次第終了の隣のごはん(2200円)など、いずれも手のこんだマクロビ系の品々が魅力的。

予約はできないので来店順に名前を記入して呼ばれるまで外で待機ですが、近くに系列のギャラリーなどがたくさんあるので散策して時間をつぶすといいです!

cafe たねの隣

営業時間:10:30〜16:00
定休日:木曜日・年末年始・お盆(ホームページ要確認)
料金:隣のごはん 2200円 / プレートランチ 1760円 いずれも税込み
住所:福岡県うきは市浮羽町流川333-1
電話番号:0943-77-6360 (予約不可)
地図:GoogleMap
公式HP:https://www.budounotane.com/cafe_tanenotonari/

こだわりの自家焙煎珈琲 Zelkova Coffee

人気ランチレストランたねの隣の系列店でもある自家焙煎珈琲のお店『Zelkova Coffee』は、コーヒーはもちろんのこと、自家製カスタードプリンもおすすめなんです!

洗礼されたデザインの店内もいいですが、天気がいい日は二階席へ。

店名でもあるZelkova(ケヤキ)の枝を眺めながらくつろぐことができます。

苦味が少なく酸味のきいたエチオピアコーヒー(単品600円)。苦味が苦手なひとも飲めそうなほどスッキリ爽やかな味わい。

自家製のカスタードプリンが濃厚でむちゃくちゃ美味しいのでぜひセットメニューで注文してみてください!

Zelkova Coffee

営業時間:10:00〜18:00(冬季 10:00〜17:30)
定休日:木曜日・年末年始・お盆(ホームページ要確認)
料金:コーヒー600円〜 / 自家製カスタードプリンセット 900円
住所:福岡県うきは市浮羽町流川336
電話番号:0943-77-7123
地図:GoogleMap
公式HP:https://www.budounotane.com/zelkova_coffee/

映える!UKIHA STAND !(ウキハスタンド!)

見るからにフォトジェニックなフルーツスムージー&ソフトクリームのテイクアウト専門店『UKIHA STAND !』。

可愛いもの大好き系男子が心を射抜かれるソフトクリーム、フラワー&ライチハニー (620円)。

ライチハニーとは、ライチのお花から集められた蜂蜜です!

ウキハスタンドの商品はフルーツやお茶、牛乳までうきは産の素材にこだわってつくられています。

今回食べたフラワー&ライチハニーは、食用ドライフラワーもうきはのスパイス工房から、トッピングのレモンはうきは産のレモンをはちみつ漬けにしたもの、濃厚なミルクソフトはうきはの松野牧場からと、うきはの食の魅力がふんだんに詰まっていました!

UKIHA STAND !

営業時間:平日12:00〜16:00 / 休日 11:00〜17:00
定休日:木曜日・年末年始・お盆(ホームページ要確認)
料金:フラワー&ライチハニー 620円(税込み)/ 他 560円〜
住所:福岡県うきは市吉井町1366-1
電話番号:0943-73-7783
地図:GoogleMap
公式HP:https://www.facebook.com/UKIHASTAND/

うきはのメインビジュアル 浮羽稲荷神社

うきはと言えばこの景観がメインビジュアルです!

筑後平野全体を望み、91基ある赤い鳥居が300段の階段に連なる圧巻の絶景。近年SNSで有名スポットとなり訪問者が増えているのだとか。

まるで京都の伏見稲荷神社のようですが、因果関係もあります。

浮羽稲荷神社は伏見稲荷神社、京都松尾大社、太宰府天満宮から三神が祀られているパワースポットで、五穀豊穣、商売繁盛、開運厄除にご利益があると言われています。

浮羽稲荷神社

住所:福岡県うきは市浮羽町流川1513-9
電話番号:0943-77-5611
地図:GoogleMap
公式HP:https://ukiha-inari.jp/

うきうきうきはのまとめ

水が綺麗な環境であることから、うきはの食材はとっても質が高く、豊かな土地だからこそ『食』にこだわりのある人々が集まってきます。

そんなこだわりをもった人々が生産者となると、さらにこだわりの食材が産まれるという無限ループが完成しており、みんなのこだわりが美食の町を作り上げているという素敵な環境。

食、人、景観のすべてに“うきうきが止まらない”、そんなうきは市にぜひ訪れてみてください!