【タイ観光】実際に旅行して分かったバンコク近郊エリアのおすすめ観光地&グルメスポット
タイ王国は遺跡群、山地、ビーチリゾートなどの魅力的な観光地を有することから、観光先進国として世界中で知られています。今回は「日タイ修好 130周年記念 メディアツアー」に参加!タイ王国が推すメジャーなバンコク近郊の歴史に触れられる観光地のほか、バンコクのオシャレ系カフェも大変充実!今のバンコクに触れられるエリアを含めて楽しいと思えるタイ・バンコク近郊のオススメスポットの様子を紹介したいと思います。
はじめまして。
フリーライターに転身して何とか生き延びている池延大栄と申します。
突然ですが、皆様「タイ」には行ったことありますか?
タイ王国は山あり、ビーチあり、遺産あり、さらには都市観光もグッドな世界レベルの観光先進国なのです。
例えば
仏教国家にまつわるこんな場所や
こんな景色が楽しめる一方で
中心地にこんなオシャレなカフェが存在したり、
こういったショッピングモールもあります!
……と、こんな具合に挙げていくとキリがないくらい、たっぷり楽しめるエリアなのです。
そんな中でも今回は、色々な遊び方が出来ちゃう首都バンコク近隣のオススメスポットの紹介をしたいと思います!
目次
早速出発
観光地を紹介する前に、今回取材で利用した「タイ国際航空」も大変よかったので、少しご紹介します。
久々に超大型機と言えるA380に搭乗してみると、機内は横幅も奥行きも広くてビックリ!
席間隔もLCCとは違って大変広め。当然ながら膝が前方座席にガツンと当たることなく、移動時間中は快適に過ごすことが出来ました。
ちなみに機内食は、行きの便ではチキンカレーをメインにしたプレートメニュー。
帰りはクロワッサンや果物の盛り合わせをセットにした軽めの食事でした。
東南アジアエリアで屈指の規模を誇る国際空港「スワンナプーム国際空港」
スワンナプーム国際空港は、東南アジアエリアで屈指の規模を誇る国際空港とあってメッチャ広々!
一点注意なのですが、バンコク都内に入った瞬間から道路は大渋滞しております。
ですので、バスやタクシーでの移動は余裕を持って行動するのがいいでしょう。
なお、渋滞を気にせずバンコク都へ移動したい方は、朝6時過ぎから24時ごろまで運行してるARL(AIRPORT RAIL LINK)を利用するのがオススメ!
日中は15分に1本程度スワンナプーム国際空港からバンコク都中心部のパヤータイ駅まで電車が運行されているので大変便利です。
プラ・ナコーン・シー・アユッタヤー県観光編
まずは「アユタヤ王朝」の繁栄を忍ばせるアユタヤ遺跡群のある「プラ・ナコーン・シー・アユッタヤー県」をご紹介。
アユタヤ王朝
アユタヤ王朝(1351年 – 1767年)は現タイの中部アユタヤを中心に展開したタイ族による王朝。タイに起こった各時代の王朝同様、中国とインド、ヨーロッパ方面を結ぶ中間に位置する地の利を生かし、貿易が国の富として重要であった。アユタヤ王朝でも王家を中心として、独占的な貿易が行われた。主に中国への米の輸出で国力を付けたほか、日本、琉球などの東アジア国家、東南アジア島嶼部、アラブ・ペルシア方面や西洋と活発に貿易を行い、莫大な富を蓄えた。この富を背景にアユタヤでは当時繁栄していたクメール文化を吸収しつつ、中国、ヨーロッパ、ペルシャなどの文化の影響を受けた独自の華やかな文化が開花した。
Wikipeda参照 : https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A6%E3%82%BF%E3%83%A4%E7%8E%8B%E6%9C%9D
ここはバンコク都から北に60kmほど移動したところにあります。
アユタヤ遺跡群に指定された観光地は、カンボジアのアンコール・ワットにも似たクメール様式の建造物が目立つことに加えて、見学したほぼ全ての遺跡に対してビルマ軍(現在のミャンマー)の侵攻の傷跡が見られるのが印象的です!
今日でもビルマ軍の侵攻の爪痕が色濃く残る「ワット・チャイ・ワッタナラーム」
まずは、チャオプラヤー川の西側の平原に突如出現する「ワット・チャイ・ワッタナラーム」へ。
「ワット・チャイ・ワッタナラーム」は、1630年にアユタヤ王朝の24代目の王プラサートトーンが、亡くなった母親を偲んで建設した寺院。
今日では我々を含めた海外からの観光客や、地元の中高校生と思われる方々などが入り交じる大人気観光スポットとなっています。
見た目はカンボジアにあるアンコール・ワットそっくりで、建築様式もアンコール・ワットと同じクメール様式を採用。
なお、アユタヤ王朝は隣国ビルマ軍’の侵攻を受けた結果、1630年に滅亡。1767年、ビルマ軍によって「ワット・チャイ・ワッタナラーム」は焼かれて廃寺となり、仏像の頭部が破壊されているなど、見るも無残な状態になってしまったそうです。
ただ、今日では「ワット・チャイ・ワッタナラーム」の修復も始まり、建物及び仏像の修復が急ピッチで進んでいます。
「ワット・チャイ・ワッタナラーム」内でも修復が済んだところは、自由に遺跡に近づいて見学可能!
ところどころえぐれている部分があり、ビルマ軍侵攻の傷跡が残っていますが、壁面には仏の姿を掘り出したような姿が確認出来ます。
修復中の囲いで覆われた部分以外は自由に行き来出来るので、遺跡中央部の祠の上に入れるか近づいてみると……
ときおり「DO NOT CLIMB UP(登るな)」とあり、見学の際には近くにある看板の指示を見落とさないように注意が必要です。
菩提樹の木の下の仏頭が有名な「ワット・マハタート」は、裏に大きな礼拝堂跡も!
続いては「ワット・マハタート」へ。
入口を抜けてすぐのところに、人だかりが出来ているのを発見!進んでいくと、世界的に有名な菩提樹の樹の下に埋もれた仏頭がありました。
こういった有名観光スポットの場合、実際に行ってみるとショボいことが多いのですが、「ワット・マハタート」の仏頭は想像以上に大きくて大迫力!全くがっかり感を感じさせない立派な仏頭を見た瞬間、タイに行ってよかったなぁとしみじみ感じました。
なお、菩提樹の木の中に埋もれた仏頭の見学時には、仏頭のある位置よりも上に立たないのがルールとのこと。しゃがんで見ることにより、遠目から見ても大きな仏頭がより大きく感じられました。
仏頭で有名な「ワット・マハタート」は、建造時期は諸説あるものの、13世紀に建てられた寺院の一つとされています。
かつては塔の頂上が黄金色に輝く豪華絢爛な寺院だったそうですが、先ほど見学した「ワット・チャイ・ワッタナラーム」同様にビルマ軍により破壊。その後廃虚と化したそうですが、1956年に修復がなされたとのこと。
遺跡の奥へと進むと、ちょっぴりピラミッドのようにも見えなくもない礼拝堂跡を発見。
今日では崩れ落ちたレンガ壁や、建物の土台のみが残る姿と化していますが、修復開始時には遺跡内にたくさんの黄金仏や装飾品が発掘されたそう。今日ではアユタヤ市内にある「チャオ・サン・プラヤー国立博物館」で、発掘した品々の姿を見学することが出来るそうです。
「ワット・プラ・シー・サンペット」は、敷地内にドローンが飛び交うフリーダムな遺跡
最後は、アユタヤ王朝の宮中行事が執り行われていたとされる「ワット・プラ・シー・サンペット」へ。
観光客を乗せて悠々と歩道を歩く象の横を進んで、遺跡の中へと進んでいきます。
他の遺跡群同様にビルマ軍に破壊されたこともあって、柱ばかりが続く聖闘士星矢の世界と言いますか、ギリシャの遺跡群にも似た廃虚のような姿の遺跡もありますが……。
アユタヤ王朝の宮中行事を執り行っていた由緒正しき場所なので、「ワット・プラ・シー・サンペット」のランドマーク的な仏塔はしっかりと修復完了!
ちなみに、一部の仏塔に関しては「DO NOT CLIMB UP(登るな)」という看板や柵も無く、階段を登って上に進むこともできます。
仏塔の上に登ってみると、高台の上に登ったかのように「ワット・プラ・シー・サンペット」敷地内を望むことが可能!ちなみに、ドローンの飛行制限空域ではないのか、仏塔の近くではたくさんのドローンが飛び交っていました。
バンコク都からも日帰りで楽しめる!ムアンカーンチャナブリー郡観光編
先のアユタヤ遺跡群では、見学したすべての遺跡にビルマ軍侵攻の傷跡が見られ、戦争の過酷さを知ることになりました。
今回見学する、バンコク都から西に130km進んだところにあるムアンカーンチャナブリー郡の観光地では、第二次世界大戦にちなんだエリアが見学できます。
当時、タイ王国は日本同様に枢軸国側に立っていました。しかし、枢軸国側の敗戦が濃厚になった後、連合国側のイギリス&アメリカとの交渉を決断して、早期講和が実現。その結果、タイ王国は敗戦国になりませんでした。
自国が連合国、枢軸国のどちらだったかで印象が異なる「JEATH博物館」
第二次世界大戦中、自国がどの陣営にいたかで見学した時の印象が大きく異なる「JEATH博物館」へ。
入口すぐのセクション1は撮影禁止なので写真は割愛しますが、ここにはタイ王国、ミャンマーを結ぶ泰緬鉄道の敷設中に起こった凄惨な出来事を示す資料が数多く展示されていました。
なお、セクション1は、泰緬鉄道建設当時の連合国捕虜収容所の様子を再現した作りとなっています。
続くセクション2やセクション3は撮影が可能!
セクション3は連合国側から見たマスコミ記事についての展示が中心でしたが……
セクション2は当時の日本軍が使っていたと思われる物品などを展示。
当時の衣料品、ライフル、バズーカーなどの携行火器、軍刀やなたなどの刃物類、棚の中にしまえるくらいの小型な爆弾(もちろん信管は抜いていると思いますが)などがありました。
奥には、大きな爆弾とともに6カ国の国旗が壁面に描かれており、それぞれの国名を英語にして並べてみるとJapan(日本)、England(イギリス)、America(アメリカ)、Australia(オーストラリア)、Thailand(タイ王国)、Holland(オランダ)。これらの頭文字を並べてみると「JEATH博物館」の「JEATH」となります。
電車の来ない時間であれば歩いて観光が楽しめる「クウェー川鉄橋」
「JEATH博物館」で泰緬鉄道建設当時の様子を知ったあとは、かつて泰緬鉄道が通ったとされる「クウェー川鉄橋」へ。
ちなみに「クウェー川鉄橋」は、電車が来ない時間帯に限り、徒歩での見学が可能となっています。
鉄道用の鉄橋ではありますが、観光地とあって線路横が歩きやすく整備されていたのが印象的!
あとで理由を知ったのですが、鉄橋内の線路横にはところどころにフリースペースが設けられていました。
5分ほど歩いて対岸に到着。なお、線路はミャンマー国境付近まで続いており、現在でもタイ国有鉄道南本線ナムトック支線として運行されています。
目まぐるしく風景が変化する泰緬鉄道乗車体験(クウェー川鉄橋駅からWANGYEN駅まで)
「クウェー川鉄橋」の見学を楽しんだあとは、「クウェー川鉄橋」の手前にある「クウェー川鉄橋駅」へと移動。
ちなみにこの列車の切符はシール状のものです。
「クウェーブリッジ駅」からは、西へ20kmほど移動した「WANGYEN駅」へと移動するべく、今回はカメラに貼り付けてしばし駅前で待機します。
泰緬鉄道はクウェーブリッジ駅から数十km先まで続いており、実際にはもっと奥まで行って楽しむための鉄道なのですが、乗車体験だけをしたいのであれば1区間だけ乗っても楽しめます。
しばし駅前で待機していると、「カンチャナブリー駅」からの電車が「クウェー川鉄橋駅」へと入線。駅ホームはありませんが、停車後、速やかに乗り込みます。
30分ほど、かつての泰緬鉄道の車窓を見ながらの電車旅。
先ほど鉄橋の上で見かけたフリースペースは、鉄橋内を観光する方が列車運行中に退避するスペースとして使われていました。
「クウェー川鉄橋駅」を出てしばらくは、地方都市的な風景が広がっていましたが
汽車がミャンマー方面へと進むにつれて風景が一変!最初は鋭く切り立った崖横の風景が続き……
その後は、のどかな田園風景を眺めながら、泰緬鉄道乗車体験を楽しみました。
目的駅の「WANGYEN駅」へは30分ほどで到着!
なお、車で「クウェー川鉄橋駅」から「WANGYEN駅」へと移動する場合、道が曲がりくねっていることもあって30kmほどの距離となるそうです。
ちなみに 「WANGYEN駅」の乗車側には駅ホームがありますが、降車側には駅ホームが無いのでそのまま線路に降りる形となります。
※泰緬鉄道乗車体験を楽しみたい方は、タイ国政府観光庁サイトのPDFを参照。9ページに時刻表が掲載されています。
https://www.thailandtravel.or.jp/common/pdf/kanchanaburi2012.pdf
実際に行ってみた!バンコク都オススメスポット編
さてさて、バンコク周辺の歴史遺産から一変、ここからは大都会バンコク都のオススメスポットを紹介していきたいと思います。
夜の買い物スポット&バンコクっ子のデートスポットな「アジアティーク・ザ・リバーフロント」
夏のバンコクは暑いうえに、1日に何度かスコールが発生することから、日中は室内で完結する観光地を楽しむことが多いかと思います。反対に、夜になると天候が比較的穏やかなことが多く、気温も昼間よりも下がって過ごしやすくなることから、外出にはうってつけ!
まずは、BTSシーロム線サパーンタークシン駅より2kmほど南に移動したチャオプラヤー川沿いにある「アジアティーク・ザ・リバーフロント」を紹介します。
「アジアティーク・ザ・リバーフロント」は、バンコク都内を流れるチャオプラヤー川沿いにオープンした東京ドーム2個分の広さのショッピングモール。
おみやげ品、装飾品、アクセサリー品などの店のほか、レストランやカフェなども充実しており、短時間では回りきれません。
海外からの観光客だけでなく、バンコクっ子と思われるカップル客もつめかけており、夜の買い物スポット兼デートスポットとしてメチャメチャ賑わっていました。
チャオプラヤー川沿いに移動すると、対岸に見えるタワーマンションをバックにピカピカ光ったボートが上流方面へ駆け抜けていくフォトジェニックビューポイント!
目の前に流れているのは、チャオプラヤー川。ですが、どういうわけか、メコン川の英語表記をイルミネーションにした観覧車などがありました。
今回いくつかのお店でスイーツメニューにトライしてみましたが、特にオススメしたいのは、「アジアティーク・ザ・リバーフロント」の正面入口の近くにあった「GELATO FRESCO」。
「GELATO FRESCO」ではフルーツたっぷりなジェラートがなんと65バーツ(1バーツ3.6円換算で234円)から!およそ日本の半額程度の価格で、美味しそうなジェラートが楽しめちゃいます!
今回注文した、マンゴーは果汁のフレッシュな風味とともに、果肉の華やかな風味が感じられてメチャウマ!
ちなみに「アジアティーク・ザ・リバーフロント」には、先日、日本進出した台湾の人気タピオカドリンク店「CoCo都可」もあります。
タイに行ってまで頼む方も少ないかもしれませんが、モチモチ感満点の大きめのタピオカが、コクのある甘さのミルクティーとすこぶるマッチしていて美味しいので一応オススメ。
気軽にリア充気分が味わえるルーフトップバー「Horizons」
バンコクのリア充気分が味わえるルーフトップバーは、さまざまな旅行サイトでメッチャオススメされています。
今回は、BTSスクンビット線チットロム駅近くにある「セントラルワールド」19階の「Horizons」へ足を運ぶことに成功!
「Horizons」には、「南国あるある」なスコールが降った時に便利な室内バースペースもあります。
この日は雨がやんで晴れてきたこともあり、リア充気分に浸りながら野外のルーフトップバースペースでいろいろと飲んでみましたが、
非常に居心地が良く、ドリンクを楽しみながら街並みを眺めるのはメッチャ快感でした!
バンコク都で美味しくオススメなレストランを2店舗紹介!
「プーパッポンカリー」がウマイ「ソンブーンシーフード スリウォン店」
バンコク都では世界中の美味しい料理が楽しめるのですが、今回はタイ料理店に絞って紹介!
まずは、カニのイラストで有名な「ソンブーンシーフード」へ。
バンコク都内に何店舗かありますが、今回は地下鉄シーロム駅や、BTSサラディーン駅からも近いスリウォン店に行ってきました。
「ソンブーンシーフード」では、中華料理レストランのように円卓型の席に座って色々な料理が楽しめます!
色々と食べてみた中で特に美味しかったのは、 柔らかくプリプリとした食感が癖になる「海老のボイル」と……
オイスターソースの旨味や、パンチが効いたニンニク風味が押し寄せて来るような「空芯菜炒め」
そして、「ソンブーンシーフード」が産み出したとされる「プーハッポンカリー」でした。
「プーハッポンカリー」は、カニの殻が大きめなので食べる際に殻で口を切らないように注意が必要。
でも、ふわふわ食感の卵、旨味満点なカニの身、スパイシーなカレー粉、甘い香りが漂うココナッツミルクがマッチしていて、メチャウマ!
タイスキ(タイの鍋料理)が美味しい「コカレストラン サイアムスクエア店」
もう一つオススメしたいお店は、日本でも人気の高いタイ料理「タイスキ」が看板メニューの「コカレストラン サイアムスクエア店」。
「タイスキ」は、出汁を張った鍋で煮込む鍋料理。
店員さんの手により火が通りにくい具材から鍋の中へと投入されていきました。
20分ほど火を通したのち、具だくさんな「タイスキ」が完成です。
出来上がったタイミングを見計らって、小皿の中に鍋の具を盛りつけていきます。
「タイスキ」は、日本の鍋料理のように出汁が効いています。葉物野菜ですら旨味に溢れていましたが、特に牛肉は出汁と肉自体の旨味が重なり合って激ウマ。
皮はつるつる、中の具がぷりっぷりの海老が入ったワンタンも絶品。
最後は麺かご飯が選べるようですが、日本人らしくご飯を入れて、おじやにして完食。米1粒1粒までしっかりと出汁の旨味が染みて、〆にぴったりなウマさでした。
バンコク都オススメカフェ編
国土全体がコーヒーの生産に適したコーヒーベルトに位置していること、コーヒー好きな欧米人観光客が多いことから、バンコク都にはたくさんのオシャレカフェがあります。
なお、スコール時期のバンコク都は、パッと見、青空が広がって雨が降らないかもと思っていると……
いきなりバケツをひっくり返したような雨が突然降ってくることも!
今回は急にスコールが降った時にぱぱっと行けるカフェに絞り、比較的観光客が利用することの多いBTSスクンビット線の駅から徒歩で行ける4店を紹介したいと思います。
The Coffee Club(最寄り駅はBTSスクンビット線エカマイ駅)
まずは、BTSスクンビット線エカマイ駅の近くにある「The Coffee Club」から。
ちょうど足を運んだのが朝ごはん時だったので、店内にはたくさんの欧米人を中心とした観光客でいっぱい!
個人的なオススメはこの「フラットホワイト 大盛り」(125バーツ/通常サイズは105バーツ)。
飲み始めはエスプレッソならではの泡だった舌触りが感じられますが、あとからミルクのまろやかさとコーヒーのスッキリとした風味がガツンと感じられる1杯です。
苦いイメージのあるエスプレッソをベースにしていながら、苦味はほとんどありません!
また、タイのコーヒーは比較的甘いコーヒーが多い中で、「フラットホワイト」は甘さゼロ。インスタ映え&飲みやすい1杯を探している方にオススメです。
Doi Chaang Coffee GATEWAY店(最寄り駅はBTSスクンビット線エカマイ駅)
続いては、BTSエカマイ駅に隣接した商業施設「GATEWAY」へ。
「GATEWAY」内にはスーパー、各種専門店、カフェなどがいっぱい!正直迷ってしまう位にお店の種類が豊富です。
今回は、たくさんお店があるなかで1Fにあるタイ発祥のコーヒーチェーン店「Doi Chaang Coffee」へ。
ちょっぴりローカル感が増したお店とあって、価格も100バーツ以下のメニューが多め。
価格帯が低めとはいえ、店内にはエスプレッソマシーンや、コーヒー豆を挽くミルマシーンが備えられており、味は文句なしです。。
ここでのオススメは、エスプレッソをお湯で割った「アメリカーノ アイス」(80バーツ/ホットの場合は65バーツ)。
注文時に砂糖を入れるかどうか確認されたので、バッチリ入れるタイ式で飲んでみることに。
タイナイズされた「アメリカーノ」は、スッキリとしたコーヒーの風味の直後に、まるでシロップを注ぎ入れたような濃厚な甘さやってきてビックリします!
日本で甘いコーヒーを飲みたいとはあまり思わないのですが、外がメチャメチャ暑く、歩いているだけで体力が奪われるタイではいいかもしれません。
Vanilla Cafeteria(最寄り駅はBTSスクンビット線プロンポン駅)
先ほどまではBTSエカマイ駅付近のお店でしたが、今度はもう少しハイソなエリアを目指し、BTSプロンポン駅へと移動。駅前の超豪華な商業施設「エムクォーティエ」へ進みます。
「エムクォーティエ」内にはいろいろなカフェがありますが、今回はガチのデートにも使えそうな「Vanilla Cafeteria」へ。
「Vanilla Cafeteria」では、エスプレッソ、ドリップコーヒー、紅茶、水出しコーヒーなどがイチオシとのこと。
外も暑かったので、「コールドブリューコーヒー(水出しコーヒー)Lemon Falls」(220バーツ/なお、会計時にサービス料10%プラスされます)を注文。
キンキンに冷えた「コールドブリューコーヒー」は、コーヒー独特の苦味がほとんど無く、レモンを思わせる爽やかな酸味が効いていて、真夏にピッタリ!
また、水面にはコーヒー豆から出てきたと思われる油が浮いていて、脂浮きの無いペーパードリップで淹れたコーヒーでは感じることの出来ないコーヒー豆の力強い香りが楽しめる1杯でした。
Ceresia Coffee Roasters(最寄り駅はBTSスクンビット線プロンポン駅)
今度は、商業施設が連なるエリアから少し離れた路地へと移動。
ここ「Celestia CoffeeCeresia Coffee Roasters」は、丁寧な仕事と優しい雰囲気が共存したお店で、まさにサードウェーブコーヒー店な雰囲気。
ここでは「カフェラテ」(100バーツ)をご紹介。厨房の裏手で焙煎されているコーヒーマメの香りが、しっかりと感じられます。
飲んでみると、始めはまろやかなミルクの風味が立って口当たりも柔らかながら、コーヒーの苦味もしっかりと感じられる1杯。
お店の空気感、価格設定、風味など含めて、今回巡ってみたカフェの中で1番好きになれた気がするお店でした。
色々とバンコク都近郊を回ってみて思ったこと
今回はバンコク都を中心とした旅でしたが、世界各国から観光客が押し寄せてくるエリアとあって、かる~く回ってみただけでも有名スポットが目白押し!
バンコク都は、夜の観光スポットが特に充実しているのが魅力的で、特に買い物好きな方やグルメな方にはおすすめ!
市内の道路がメチャ混雑している点が気になりますが、地下鉄や高架鉄道を駆使すれば快適に観光出来ると思います。
なお、タイ旅行時の注意点としては、屋外の猛烈な暑さに加え、屋内の空調がガンガンに効いていることがあげられます。
事前に知っていたので、薄手の機能性素材を使ったTシャツ、薄いジャケットを来て観光を楽しんでみました!
移動のたびに暑さと寒さのコンビネーションアタックが発生することもあり、見た目ほど暑さを感じずに快適に1日楽しく観光を楽しむことが出来ますよ。