ラブホテルだけじゃない!山手線利用客ワースト1の「鶯谷」へ行くべき14の理由
東京・鶯谷のおすすめグルメや観光情報を実際に現地でお届け。鶯谷園・さいとう・信濃路など多数のグルメスポットや、銭湯好きにはたまらない「萩の湯」。今ではレアな「ダンスホール」など、行っておきたい場所が盛りだくさん!観光はもちろん、意外にデートにも向いてるかも?
突然ですが、鶯谷といえばどんなイメージがありますか?
乗客数が山手線で最も少ないという鶯谷駅。
行ったことがない人がほとんどかもしれません。
しかし行ったことない人でも山手線の車窓から見えるこの光景に……
鶯谷=ラブホテル
というピンクなイメージを持っている人も多いはず。
恥ずかしながらかつては私ツマミ具依もその一人でした……。
しかし、
鶯谷はいろんな一面を持った街だったのです!
これを読めば鶯谷のイメージが一新すること請け合いです!
目次
カンザイパ~ン本舗
まずはじめに、鶯谷でしか味わえないという日本発の食べ物をご紹介!!
官財パンと、あげパンの専門店「カンザイパ~ン本舗」です。
官財パンとは、揚げた食パンを切り抜き、中に料理を入れるという台湾の人気B級グルメです。
台湾の夜市で官財パンに出会った店主が、帰国後もおいしさを忘れられず店を探すとどこにもないことがわかり、「それならお店出しちゃおう」というのがオープンのきっかけでした。
はじめての食べ物に見た目からテンションが上がります!
あげパンはお客さんから「給食で出てた甘いあげパンも食べたい」と提案された商品。
シナモンがパンのサイドまでたっぷり!
持ち帰りもできますが、揚げたてを味わうためにも店内でいただくことをおすすめします。
アイスが溶ける前に揚げパンからいただきます!
んー!!おいしい~!!
注文を受けてからパンあげるので、あつあつ!
あげたてのパンに冷たいアイスが染みておいしい~!
キャッチフレーズの「給食の揚げパンよりおいしい」は正にその通りでした。
官財パンは、カリッとした揚げたてのパンとあまじょっぱいタレが絡んだチャーシューの具がやみつきになります。
こんなに美味しいものがなぜいままで日本になかったのか不思議でした。
あげぱんは外側のパウダーがシュガー、ココアなど4種類。
パンに挟む中身はスイーツ系からおかず系まで10種類。
官財パンは定番の煮豚から、カツカレー、エビチリなど全部で6種類。
種類豊富で、どの味も一度は食べてみたくなります。
お客さんと盛り上がってお金をもらい忘れそうになったことがあるほど、話すのが大好きという店長のあのっちさん。本業は役者で経営はまだまだ勉強中だとか。「お客さん、優しい人ばっかり!」と人柄の良さがお店の雰囲気にも表れています。
オープンして1年半ばかり。「いつか原宿にもお店を出して修学旅行生の行列をつくりたい!」というあのっちさんの夢を聞いて、鶯谷発の原宿人気店が生まれる日が待ち遠しくなりました。
カンザイパ~ン本舗
住所:東京都台東区根岸1-1-15
営業時間:11:00~19:00
定休日:金曜日(加えて不定期あり)
参考サイト:食べログ
焼肉 鶯谷園
次にご紹介するのは、焼肉好きが集う「焼肉 鶯谷園」。
ストレートな店名で覚えやすいどころか、一口食べれば忘れられなくなるほどの焼肉店なんです。
知る人ぞ知る名店で完全予約制。すぐに予約がいっぱいになってしまうので早めに予約しましょう。
店内は煙臭さがなく快適。
ランプとは、牛の腰から尻辺りの柔らかくて旨味がある赤身のこと。
人気過ぎて売り切れていることもあります。
霜降りが美しく、見るからにおいしそう!
分厚いステーキのような特上ヒレはインパクト大。
カットしてもゴロっとした肉厚が目を引きます。
焼き加減を見て……いただきます!
に、肉が甘い…!!
そして、とろける…!
一枚一枚、その美味しさの余韻に浸ってしまいます。
紛れもなく人生史上ナンバーワン焼肉です。
50円で生卵と絡めていただくこともできます。マイルドになってこれまたおいしい!
ここまで上質な肉を比較的リーズナブルに味わえるということで、コスパが評価されていることも納得。
食べた直後だけでなく、店を出てから何度も「あーあのお肉おいしかったなぁ」と思い返してしまうほど虜になってしまいました。リピート間違いなしです!
焼肉 鶯谷園
住所:東京都台東区根岸1-5-15
営業時間:17:00~26:00
定休日:なし
参考サイト:ぐるなび・ホットペッパーグルメ
割烹 さいとう
ランチタイムに時間があるならここ一択。
駅から少し離れている通りに突如現れる行列店「割烹 さいとう」。
どんなに行列が苦手な人でも「待った甲斐があった!」と言わせる自信があります!
ここに、コンテストで16123食から総合グランプリに輝いた丼ブリがあるのです。
昼1時過ぎに店につくと、15人の行列ができていました。
並んでいると店員さんから注文の声がかかります。
丼ブリだけかと思ったらカレーや定食までメニューがたくさん。
迷ってしまいますが、ここは名物の海鮮丼を選択。
・酢飯or普通
・大盛りor普通盛り
・別盛りor丼ブリ
を選ぶことができます。
店に入るまでに30分、席に着いてからさらに30分……計1時間。
やっと現れた丼ブリを目にした瞬間、待ち時間の疲れが吹っ飛びました。
す、すごい……!!
大ぶり甘エビ、イクラ、鮪のたたき、炙りまぐろ、しめさば、ブリ、サーモン、イクラ、ほたて、イワシ、鯛、イカ、たまご……と目を疑うほどのてんこ盛り!!
刺身は分厚く鮮度も良くて申し分なし!
みそ汁もアサリがしっかり入っていて妥協してません。
これが1050円…?うそでしょ?
安さの理由を聞いてみると「築地から大量に仕入れているから」そうな。
それにしても安すぎませんか…!?
ぷりっぷりの大ぶり甘えび!
ハリのある大粒のいくら!
接客がおだやかで丁寧だからか、行列店ゆえの忙しなさがないこともポイントが高いです。
お腹いっぱいになり食後のお茶をすすりながら幸福感に浸っていると、ふと頭に浮かんできた光景が。
北海道、石川、青森――。
これは……旅先で海の幸をたらふく食べたときと同じ!
いつのまにか自分が東京の鶯谷にいるという現実が遠のいていました。
どこでもドアのような次元を超えた魅力を持つ海鮮丼。
待ち時間なんてあっという間に感じるはずです。
割烹 さいとう
住所:東京都台東区下谷2-9-7
営業時間:11:30~14:00/17:00~21:00(L.O)
定休日:日曜日、祝日
参考サイト:ぐるなび・ホットペッパーグルメ
根岸たい焼き あんず
住宅地の路地を入ると見えてくる「根岸たい焼き あんず」はテイクアウト専門のたい焼き店。
店名の通り、築地もんじゃのあんず焼きをヒントにしたあんずたい焼きが名物です。
たい焼きは、つぶあん・カスタード・ミックス(粒あんカスタード)も揃えているほか、期間限定でアイスクリームが入ったたい焼きもあります。
はみ出るほど具がぎっしり!あんずの甘煮は自家製です。
あんずの酸味と粒あんの濃厚な甘みが混ざりあって新鮮!
さっぱりとした口当たりでした。
鶯谷の下町をたい焼きをくわえながら散策すると足取りも軽くなります。
根岸たい焼き あんず
場所:東京都台東区根岸3-11-6
営業時間:11:00~18:00
定休日:水曜日
参考サイト:食べログ
喫茶 デン
『孤独のグルメ』をはじめとして多くのメディアに取り上げられている鶯谷の有名店「喫茶デン」。
必ずといっていいほど行列ができています。(この日は比較的空いてた)
名物はこのグラパン。
エビとハムとベーコンのmixグラパンもおすすめですが、今回は土日祝限定メニューのデミグラスグラパンを注文。お値段は同じです。
パンの中にぎっしりと注ぎ込まれた牛スジのデミグラスシチューの香りと、とろ〜りのびるチーズが食欲を刺激します。
デミグラスシチューはとってもまろやか。溶けたチーズがコクを一層引き立てます。
サクッとした耳とふわふわなパンにシチューをたっぷりつけてほおばると幸福感でいっぱいになります。
すくってもすくってもなかなかパンの底が見えてこないほど。レトロな居心地のいい空間についつい長居しても、口寂しい隙を与えないパン一斤のボリュームは、他の喫茶店ではそうそう見つからないでしょう。
喫茶 デン
住所:東京都台東区根岸3-3-18
営業時間:9:00~19:00(L.O 18:00)
定休日:不定休
参考サイト:ぐるなび・ホットペッパーグルメ
信濃路
鶯谷駅を出ると、実はホテルよりも先に目に入るのが飲み屋。
その代表ともいえるのが「信濃路」です。
24時間営業。メニューは100種類以上。
センベロとしても名高い居酒屋で、食事のみも可能。
店内は厨房を挟んで、カウンター席とテーブル席の左右のフロアに分かれています。
複数人で行くならテーブル席ですが、今回はよりディープな雰囲気が漂う左側のカウンター席へ。
これだけ見ると少しお店に入りにくいように思うかもしれませんが、他の客のことはいい意味で干渉しない雰囲気があります。
ここは、読書をしたりテレビを観たり、家にいるようなくつろいだ場なんです。
お酒はホッピーを選択。周りの客も半分以上がホッピーでした。
揚げたてのアジフライはサクサクで、味が染みたモツ煮はお皿からこぼれそうなくらいたっぷり。
プラス270円でご飯・みそ汁・お新香の定食セットにもできます。
おかわりすると惜しみなくナカが注がれたジョッキがどーんと出てきます。
これがとにかく、焼酎が濃い!
すっかり酔っ払い良い気分に。
こりゃ気取らず一杯やるには最高の場ですね……。
そしてお会計は1150円!
シンプルに安いくてうまい!!
24時間いつでも迎え入れてくれる信濃路は、フラッと立ち寄りたくなる第二の我が家のような所でした。
信濃路 鶯谷店
住所:東京都台東区根岸1-7-4元三島神社 1F
営業時間:24時間
定休日:なし
参考サイト:ぐるなび・ホットペッパーグルメ
Bar TAKUMI
鶯谷のホテル街に紛れながらも存在感を放つ「Bar TAKUMI」は、竹林に包まれた格式高い店構えが特徴。
竹林は元旅館ゆえの賜物で、旅館からスナックになり、後を継いだ息子さんがバーとして12年前にオープンさせました。人を連れて自慢したくなるようなバーです。
ドアには「会員制」という札がついてますが、一見さんも入店可能。お店に馴染むよう落ち着いた雰囲気に身を委ねましょう。
店内はゆったりとしたソファとカウンターがあり、マスターのこだわりの音響設備からジャズが流れ、カラオケもできます。
メニューにはお酒の解説文が記載してあるので、バー初心者にも注文しやすくなっているところもありがたい。
テキーラ・マエストロの資格をもつマスター。
ぜひ味わってほしいとドン・フリオ1942をいただきました。
ボトルからカッコイイ!
ショットでいきます。
テキーラと一緒に盛り塩が差し出されました。
お清めか何か……?
マスター「手の親指の付け根あたりを一度舐めて塩を盛ってください。その塩を一気に舐めてからテキーラを飲みます。この飲み方なら朝まで飲めちゃいますよ」
テキーラの甘みを強くし、喉を保護する効果があるようです。
ぐびっ!!
ほんとだ!のどが焼ける感じがしない!
いままで飲んできたテキーラと違って味に深みがあって後味がじんわり広がります。
お通しのチョコレートが進みます。
本格バーのお酒は格別ですね!
常連客はサラリーマンの方がほとんど。ホテル街にありながら意外にもカップル利用客はいないとのこと。
この高級感……さぞお高いかと思いきや、チャージ300円、カラオケ利用は500円で歌い放題。お酒の値段も700~1000円が中心と意外とリーズナブル!
「下町価格で味わえるのがコンセプトですから」とマスター。
かなりおススメです!
Bar TAKUMI
場所:東京都台東区根岸1-3-13
営業時間:19:00〜その日の状況によって閉店
定休日:カレンダーで赤い日
参考サイト:ぐるなび
陸奥宗光の別荘
下町の鶯谷には歴史的な一面もあるんです。
町名でいうと根岸と呼ばれる鶯谷周辺は、江戸時代には「下町の別荘地」と言われていたんですよ。
こちらは明治時代に外務大臣を務めた陸奥宗光の別荘。
鴬谷の子ども達には「ホワイトハウス」と呼ばれているそう。
陸奥宗光がこの別荘を購入したのは1883年のこと。130年以上前の建物なんです。建築専門家の間でも「当時の上流階級の住まいを伝える貴重な建築」と評価されています。
現在も人が住んでいるため、室内を見学することはできませんが、ちょっと寄り道して歴史的建造物を一目見てみてはいかがでしょうか。
西宮邸(旧陸奥宗光邸)
住所:東京都台東区根岸3-7-15
見学は外部からのみ
ねぎし三平堂
もし鶯谷へ行ったときの曜日が、水曜か土日のいずれかだったらチャンス。
「どうもスイマセン」で知られる、昭和の爆笑王こと初代林家三平の記念館「ねぎし三平堂」は、「ドーもスイません」にかけて土曜日と水曜日、日曜日となっています。
自宅の一部を改装した建物で、月に一度落語会も開かれています。
正直名前くらいしか知らなかったのですが、資料を見渡すと一世を風靡したということがよくわかります。
ぜひ聞いてもらいたいのが林家三平が落語で披露した四季折々の小咄の音声。
四十年以上前のネタだというのに、今聞いても声を出して笑えるほど面白い!
当時の流行に左右されない確固たる笑いの腕を思い知りました。
見学者のおじいさんに話を聞くと「真面目な落語家ばっかりだった時代に、こんなにマクラを語る落語家ははじめてだったから、それはもう人気だったよ。三平は真面目に落語やることのほうが珍しかったんだから(笑)」とのこと。
型破りの笑いで時代を切り開いた爆笑王の活躍は、世代問わず必見ですね。
ねぎし三平堂
住所:東京都台東区根岸2-10-12
開堂時間:11:00~17:00
定休日:月曜日、火曜日、木曜日、金曜日
入堂料:600円
子規庵
俳人・歌人の正岡子規が明治27年に移り住み、最期を迎えたという旧居。
空襲で焼失してしまったため、当時の姿を再建させました。
正岡子規が闘病生活を過ごした六帖間から見えるヘチマは、辞世の句で詠まれています。
夏目漱石や森鴎外なども訪れ、ここで句会や歌会を開いたそうです。
意外にもお菓子や文鎮などオリジナルグッズのお土産が充実しています。子規の歌に詠まれた庭の草木を眺めながらゆっくりとした時間が流れます。
子規庵
住所:東京都台東区根岸2-5-11
営業時間:10:30~12:00、13:00~16:00
定休日:月曜日 (祝日等の場合は翌火曜日)
利用料金:500円
参考サイト:じゃらん観光ガイド
ひだまりの泉 萩の湯
鶯谷といえば、もしかすると銭湯を思い出す人もいるかもしれません。
銭湯好きのWEBライターヨッピーさんも激推しする萩の湯です。
ジェット風呂、電気風呂、日替わり湯と種類豊富なお風呂とメニューが充実した飲食スペースがあり、ここはスーパー銭湯かと錯覚するほど。
中でも炭酸湯はしゅわしゅわしたお湯でとっても気持ちがいいんです。
飲食スペースは定食やおつまみ、ご当地ビールまでそろっていて、ついつい財布の紐が緩みがちに。
新聞の発行や行き届いたサービスなど、銭湯愛が随所に感じられるので、一度来ただけでファンになってしまう魅力がありますよ。
ひだまりの泉 萩の湯
住所:東京都台東区根岸2-13-13
営業時間:6:00~9:00、11:00~25:00
定休日:第三火曜
料金:460円(サウナ追加料金 平日120円・土日祝170円)
参考サイト:公式サイト
サウナセンター大泉
萩の湯のほかに、サウナ好きなら押さえておきたい場所がもう一つ。
サウナセンター大泉です。
1971年創業の都内最古の老舗サウナで、サウナ通では一度行ってみる価値ありといわれています。しかし、メンズサウナなので女性は入店不可。
サウナストーンに水をかけて発生させた水蒸気を、従業員がタオルなどであおぐ熱波ロウリュは、サウナ通に大変人気です。
飲食店やマッサージサービスがあり、3000円で宿泊もできるので、朝まで極楽気分を堪能できます。
サウナセンター大泉
住所:東京都台東区下谷2-4-7
営業時間:24時間
定休日:年中無休
料金:入店8時間まで1800円。ほか深夜料金などあり。
※女性入店不可
ダンスホール新世紀
鶯谷には有名な老舗ダンスホールがあるんです!
「ダンスホール新世紀」です。
1969年にオープンし、映画『Shall we ダンス?』の舞台モデルにもなっていて、都内のダンスホールはここ含め2軒のみ。
昭和レトロで上品な時が流れる貴重な空間です。
ダンスホールとしてだけでなく、バーとレストランも併設されていて、飲食だけの利用も可能。
でもせっかくなら……
社交ダンスに挑戦してみたい!
ということで初心者向けのイベントに参加してきました。
初心者向けの定期イベントは毎月第1・第3金曜日に開催されています。
・入場料
・貸しシューズ
・バーの1ドリンク
・インストラクターの指導
の2時間のメニューが1500円で楽しめるんです!
すっごくお得!
予約などは必要ないのでふらっと行けちゃいます。
ちなみに衣装の貸し出しはないので、女性はひらひらなロングスカートを履いていくとそれっぽくなりますよ。
100坪の広々としたホールに生バンドの演奏が響き渡り、紳士と淑女が優雅にステップを踏む光景は、まるでおとぎの国にワープしたかのよう。
利用者は50代以上の人が多く、60代は若い頃学校でダンスパーティーがあったほど社交ダンスが流行っていたそうです。若い人はやっぱり珍しいみたいなので、ちょっと圧倒されるかもしれないけど、この独特の大人の世界にハマる人は絶対いるはず。
今回教えてくれるのは、大井先生とゆき先生。
ゆき先生「社交ダンスってどうしても貴族が踊るようなイメージがあって、ハードルが高い思われています。そうではなく、このイベントで『私にもできる』と思ってもらうのが一番です」
社交ダンスは、男女二人一組になり、男性が軸となり、女性がその周りを回るような動きが特徴です。
教わったのはルンバという初心者向けのダンス。社交ダンスは10種類もあるらしく、奥が深い……!
レッスンは列を男女に分かれて進めていきます。
先生が1つのダンスをコマ切れにして見本を見せて、それをまねして踊り、適宜先生がチェックをして教えてくれます。慣れてきたら次のダンスを覚えるという流れ。
前後にステップを踏むことからはじまりました。
次に、左右に身体を開く動きが加わり、思っていたより簡単!
ダンスらしくクルっと回る振り付け。貴婦人のような気分になっちゃいます。
先生「こうやって背筋を伸ばして…」
先生「うん、バッチリ!!」
簡単そうな動きもキレイに魅せようとすると甘くないみたいです。
クルっとしたあとは、中心から外側にリズミカルに足を進め、最後は身体を開くように手脚を広げてキメポーズ。
少しでも間違えると、足が絡まりそうになり、音楽に置いていかれちゃいます。
何度も何度も最後のステップを練習して……
きまった!!
うまくできるようになると、何度踊っても楽しい!
ドリンク券を利用してバーで休憩をして、後半に少し難易度が上がったタンゴを習いました。
社交ダンスの楽しさをぎゅっとまとめたような、あっという間の2時間でした。
はじめての社交ダンスは難しいところもあったけど、先生は優しく丁寧で、無理なく身体を動かせて爽快感もありました。
大井先生「気になったらふらっと来てもらって構いませんよ。貸出靴があるので動ける服装できてもらえれば」
男女でペアを組むので、ちょっと緊張するかもしれませんが、一緒に行く人がいたら距離がぐんと縮まるかも!
1500円で、優雅で上品な体験をしてみませんか?
ダンスホール新世紀
住所:東京都台東区根岸1-1ー14
営業時間:10:00~22:00
定休日:年中無休
入場料金:1000~2700円
※イベントによって料金が異なります
参考サイト:ぐるなび
入谷 朝顔まつり
鶯谷には毎年七夕の時期に、朝顔のお祭りが開催されているのをご存知ですか?
「入谷朝顔まつり」と呼ばれ、江戸時代にこの付近にあった植木屋が朝顔をつくりはじめたことがきっかけで、120の朝顔業者が集まる規模は日本最大。
毎年朝顔を買い求める人々で溢れかえります。朝顔だけでなく、通常の露店もあるので、夏のお祭りとしても楽しめます。
お祭のスタートは朝5時。とっても朝早いんです!
私はお昼に行ってしまったのですが、朝方いったほうがいいです。
というのも昼だと朝顔のほとんどの花が閉じてしまっているんですね……!
朝7時くらいが混雑のピークだそうです。
小ぶりの鉢は800円、支柱が立ったスタンダードなサイズは2000円で、1000円で全国宅配サービスもやってます。品種が屋号によって異なります。
鬼子母神ではお祭り限定の朝顔のお守りが売られています。とってもかわいい!!
生花を育てるのはちょっとという方におすすめです。購入するとお寺の人が火打ち石を打って清めてくれますよ。
こちらは人気の団十郎。歌舞伎役者の二代目市川團十郎の衣装の色にちなんでつけられた名前で、エビ茶色と呼ばれるエンジ色に近い色の朝顔です。
その人気は「団十郎ないの?」「売り切れちゃったんですよー」というやりとりが周りで何件も聞こえてくるほど。
いろんな朝顔を見ているうちに欲しくなってしまい、思い切って買っちゃいました!ちゃんと育てられるか不安だけど……
がんばって団十郎を咲かせるぞ!
そして水をやること数週間後……
咲いたー!!
エンジ色の花びらがとってもキレイ!
普段植物を育てない私でも簡単な水やりで、こんなにきれいに咲かせることができました。
毎日みていると愛情が湧き、とってもかわいいです。
毎年買っている人が多いというのも、朝顔とともに夏を過ごしたくなるからなんでしょうね。
入谷 朝顔まつり
さて、ここまでいかがでしたでしょうか?
山手線利用客ワースト1の汚名返上のためにも、ぜひ一度鶯谷へ行ってみては!
鶯谷で一日楽しんだあとの夜、終電で帰るかどうかは……お任せします!(私は終電で帰りました)
ライター・ツマミ具依(@tsumami_gui_)